JPH1079151A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH1079151A
JPH1079151A JP8232754A JP23275496A JPH1079151A JP H1079151 A JPH1079151 A JP H1079151A JP 8232754 A JP8232754 A JP 8232754A JP 23275496 A JP23275496 A JP 23275496A JP H1079151 A JPH1079151 A JP H1079151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed lower
lower cylinder
recording
cassette
plane
Prior art date
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Pending
Application number
JP8232754A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kuwajima
秀樹 桑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8232754A priority Critical patent/JPH1079151A/ja
Publication of JPH1079151A publication Critical patent/JPH1079151A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットの開口部内にシリンダーを挿入する
方式を採用すればカセット蓋が開いた状態の時、回転シ
リンダーに干渉する問題が発生するため、カセットと回
転シリンダーとの距離を短縮することによる小型化を実
現できない。 【解決手段】 固定下シリンダー1bは基板16に対し
て垂直な平面部4aで、x軸に平行な面で成形されてい
る。また、固定下シリンダー1bは基台17上に所定の
角度傾けて基板16上に固定されている。このとき、回
転シリンダー1と第1のカセット蓋18とは干渉せず、
ある程度の隙間を確保している。第1のカセット蓋18
はカセット6の回動支点18aを中心に回動し、ローデ
ィングが完了した時点では図2に示した状態で保持され
ている。この第1のカセット蓋18には、第2のカセッ
ト蓋19が支点18bを軸に回動自在に連結されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ一体型ビデオ
テープレコーダー等に用いて有効な記録再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラ一体型ビデオテープレコー
ダーは小型軽量化が最大の課題となっている。
【0003】以下に従来の記録再生装置のテープ走行系
について説明する。図5は従来の記録再生装置のテープ
ローディング装置のテープ走行系を示すものである。図
5において、101は回転シリンダーであり、磁気テー
プ102を所定の角度分ヘリカル状に巻き付け、回転上
シリンダー101aに取り付けられた磁気ヘッド103
a、103bで信号を記録再生させるものである。回転
シリンダー101は固定下シリンダー101bに回転自
在に取り付けられている。固定下シリンダー101bに
は回転シリンダー101に巻き付けられた磁気テープ1
02の下端をガイドするリードが形成されている。供給
リール105に巻き込まれている磁気テープ102はカ
セット106外に引き出され、テンションポスト107
に巻き付き、2本の傾斜ポスト108a、108bによ
りカセット106内におけるテープ高さに対し上昇させ
られ、ローラーポスト109に達する。その後、磁気テ
ープ102は回転シリンダー101に所定の角度巻き付
きローラーポスト110、傾斜ポスト111を経てキャ
プスタン112に至る。周知の通り、磁気テープ102
はキャプスタン112とゴム等の弾性体で形成されたピ
ンチローラー113とで挟み込まれ、所定の回転速度で
キャプスタン112を回転させることにより磁気テープ
102を一定速度で走行させることになる。キャプスタ
ン112を出た磁気テープ102はガイドポスト114
を経て巻き取りリール115に巻き取られる。この巻き
取りリール115は図外のリール駆動機構により一定ト
ルクで回転駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、装置の小型化を重視して、カセット10
6の開口部内にシリンダーを挿入する方式を採用すれば
カセット蓋が開いた状態の時、回転シリンダー101に
干渉する問題が発生するため、カセット106と回転シ
リンダー101との距離を短縮することによる小型化を
実現できないという問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、カセット開口部内に回転シリンダーを挿入する方式
を実現できるとともに、さらに小型化できる記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録再生装置は、カセット内のリールに巻回
されたテープを引出し、信号の記録再生が可能な記録再
生装置であって、基台と、前記基台に対し傾斜して配さ
れ前記テープをガイドするリード部を形成した固定下シ
リンダーと、前記固定下シリンダーの円筒面の中心軸を
基準に回転自在に支持された回転上シリンダーとを備
え、前記固定下シリンダーにおけるカセットが装着され
る側と対向した部位に平面部を設けたことを特徴として
いる。
【0007】この構成によって、カセットの開口部内に
回転シリンダーを挿入させることにより、メカニズムの
y軸方向の寸法を小さくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1から3に記載の
発明は、カセット内のリールに巻回されたテープを引出
し、信号の記録再生が可能な記録再生装置であって、基
台と、前記基台に対し傾斜して配され前記テープをガイ
ドするリード部を形成した固定下シリンダーと、前記固
定下シリンダーの円筒面の中心軸を基準に回転自在に支
持された回転上シリンダーとを備え、前記固定下シリン
ダーにおけるカセットが装着される側と対向した部位に
平面部を設けたものであり、カセットの開口部内に回転
シリンダーを挿入させることにより、メカニズムのy軸
方向の寸法を小さくすることができる。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本実施の形態における記録再生
装置のテープローディング装置のテープ走行系を示すも
のである。図1において、1は磁気テープ2を所定の角
度分ヘリカル状に巻き付ける回転シリンダー、2は磁気
テープ、3a及び3bは回転シリンダー1上に設けられ
信号を磁気テープ2上に記録再生する磁気ヘッド、1b
は回転シリンダー1に巻き付けられた磁気テープ2の下
端をガイドするリード部が形成されている固定下シリン
ダー、5は磁気テープ2が巻回された供給リール、14
は巻き取りリールである。供給リール5に巻き込まれて
いる磁気テープ2はカセット6外に供給リールに巻き込
まれた磁気テープの下端が存在するX−Y面に平行(カ
セットの底面と平行な面)に引出され、テンションポス
ト7を経てテープの進行方向に対して垂直に設置された
ローラーポスト8に巻き付いている。その後、磁気テー
プ2はテープの進行方向に対してその軸が傾いて設けら
れた傾斜ポスト9により捻りを加えられ、回転シリンダ
ー1に巻き付けられる。回転シリンダー1を離れた磁気
テープ2はその進行方向に対して垂直に設置されたロー
ラーポスト10を経て、テープの進行方向に対してその
軸が傾いて設けられた傾斜ポスト11に巻き付く。この
傾斜ポスト11により磁気テープ2には捻りを加えられ
傾斜ポスト11を離れた磁気テープがX−Y平面に平行
な面に戻される。
【0010】その後、磁気テープ2はキャプスタン12
に巻き付きテープの進行方向に対して垂直に設置された
ローラーポスト13を経て巻き取りリール14に巻き取
られる。磁気テープ2はキャプスタン12とゴム等の弾
性体で形成されたピンチローラー15とで挟み込まれ、
所定の回転速度でキャプスタン12を回転させることに
より磁気テープ2を一定速度で走行させることになる。
【0011】図2は本実施の形態における記録再生装置
の右側面図である。固定下シリンダー1bは基板16に
対して垂直な平面部4aで、x軸に平行な面で成形され
ている。また、固定下シリンダー1bは基台17上に所
定の角度傾けて基板16上に固定されている。このと
き、回転シリンダー1と第1のカセット蓋18とは干渉
せず、ある程度の隙間を確保している。第1のカセット
蓋18はカセット6の回動支点18aを中心に回動し、
ローディングが完了した時点では図2に示した状態で保
持されている。この第1のカセット蓋18には、第2の
カセット蓋19が支点18bを軸に回動自在に連結され
ている。
【0012】図3は回転シリンダー1の内部構成の概略
を示した断面図である。固定下シリンダー1bには回転
中心軸が圧入して植立している。磁気ヘッド3a、3b
を備えた回転シリンダー1はベアリング21a、21b
で回転中心軸に回転自在に取り付けられている。ベアリ
ング21aと21bとの間には、与圧バネ22が取り付
けられており、ベアリングのがたを解消している。磁気
ヘッド3aおよび3bの信号は回転シリンダー1に設け
られたロータリートランス23aと、固定下シリンダー
1bに設けられたロータリートランス23bとで伝送さ
れる。モーター部は回転シリンダー1に固定されたマグ
ネット24と固定下シリンダー1bに設けられたコイル
25で構成されている。
【0013】以上のように構成された本実施の形態につ
いて、図4を用いてその動作を設明する。
【0014】まず、本装置にカセット6が装着される
と、図外のローディングモーターによりカセットを保持
しているサブ基板をy軸の正方向に移動を開始する。こ
の動作に連動して各走行部品である、ローラーポスト1
0及び13、傾斜ポスト9及び11、テンションポスト
7、ピンチローラー15は矢印の経路に沿ってカセット
6の開口部内より引出される。一連の動作が完了して図
1の状態に至る。このように、固定下シリンダー1bの
平面部4aを成形することにより、y軸方向の寸法をさ
らに小さくする点で優れた効果が得られる。
【0015】以上のように本実施の形態によれば、固定
下シリンダー1bを第三象限ないし第四象限に傾斜して
設置するシャーシと固定下シリンダー1bの側面を前記
座標系においてx軸に平行でx−y平面に対し垂直な面
で平面状に成形することにより、メカニズム装置のy方
向の外形寸法を小さくすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、本装置を備えた
カメラ一体型ビデオテープレコーダー等の製品外形をさ
らに小型化しかつ軽量化を実現することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における記録再生装置のテ
ープ走行系の平面図
【図2】同実施の形態における記録再生装置の右側面か
ら見た要部側面図
【図3】同実施の形態におけるシリンダー内部の断面図
【図4】同実施の形態におけるアンローディング状態の
記録再生装置の平面図
【図5】従来の記録再生装置のテープ走行系の平面図
【符号の説明】
1 回転シリンダー 1b 固定下シリンダー 4a 平面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット内のリールに巻回されたテープ
    を引出し、信号の記録再生が可能な記録再生装置であっ
    て、基台と、前記基台に対し傾斜して配され前記テープ
    をガイドするリード部を形成した固定下シリンダーと、
    前記固定下シリンダーの円筒面の中心軸を基準に回転自
    在に支持された回転上シリンダーとを備え、前記固定下
    シリンダーにおけるカセットが装着される側と対向した
    部位に平面部を設けたことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 平面部面は、基台の上面に対して垂直方
    向に配されたことを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 テープをガイドするリード部を形成した
    固定下シリンダーと、前記固定下シリンダーの円筒面の
    中心軸を基準に回転自在に支持された回転上シリンダー
    と、前記テープを巻装した供給リールを回転自在に支持
    する供給リール台と、前記テープを巻装して巻き取りリ
    ールを回転自在に支持する巻き取りリール台と、前記供
    給リールに巻装されたテープの下端が存在する平面と前
    記固定下シリンダーの円筒面の中心軸と交わる点を原点
    Oとし、前記供給リール台の回転軸と前記平面とが交わ
    るS点から前記巻き取りリール台の回転軸と前記平面と
    が交わるT点の方向に向かうベクトルの起点が前記原点
    Oとなるときのベクトルの方向をx軸とし、前記平面に
    おいて前記S点およびT点のy軸座標がマイナスとなる
    ようにy軸を前記平面内に設定した直交座標系で前記固
    定下シリンダーを第三象限ないし第四象限に傾斜して設
    置する基台とを備え、前記固定下シリンダーの側面を前
    記座標系でx−y平面に垂直であって、x軸に平行でか
    つy座標値が正の値となる面で切削されたことを特徴と
    する記録再生装置。
JP8232754A 1996-09-03 1996-09-03 記録再生装置 Pending JPH1079151A (ja)

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JPH1079151A true JPH1079151A (ja) 1998-03-24

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