JP2537790B2 - テ−プガイド装置 - Google Patents

テ−プガイド装置

Info

Publication number
JP2537790B2
JP2537790B2 JP61035932A JP3593286A JP2537790B2 JP 2537790 B2 JP2537790 B2 JP 2537790B2 JP 61035932 A JP61035932 A JP 61035932A JP 3593286 A JP3593286 A JP 3593286A JP 2537790 B2 JP2537790 B2 JP 2537790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
tape
cassette
magnetic tape
guide surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61035932A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62192956A (ja
Inventor
直樹 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61035932A priority Critical patent/JP2537790B2/ja
Publication of JPS62192956A publication Critical patent/JPS62192956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2537790B2 publication Critical patent/JP2537790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープを収納したカセットを用いた機器のテ
ープガイド装置に関するものである。
従来の技術 近年、テープを収納したカセットを用いた機器の小型
化には著しい進歩が見られており、このための数々の創
意工夫がなされている情況となっている。
例えばビデオテープレコーダ(VTR)等に於いては、
回転ヘッドを搭載した回転シリンダーとカセットとの距
離をいかに短くする事が出来るかが大きなポイントとな
っている。このような事を実現するために、カセットの
装着装置の付近に傾斜面を有したテープガイドを設けて
いた。
以下、図面の第5図〜第7図を参照しながら、上述し
た従来のテープガイド装置の一例について説明する。第
5図は従来のテープガイド装置を使用した磁気記録再生
装置の要部上面図である。同図において、100aは供給リ
ール100、巻取リール122に磁気テープ115を巻き込んだ
カセットである。109,110と112,113はテープを引出すた
めのガイドポストであり、それぞれ点線109a,110aと112
a,113aの位置ではカセット内部にありガイドポスト109,
110と112,113の位置では引出し完了位置となる。ガイド
ポスト109,110と112,113はそれぞれ引出し部材(図示せ
ず)に植設されており、駆動源(図示せず)によりそれ
ぞれシャーシ130に設けられたガイドミゾ130c,130aの一
点鎖線132,131で示す軌跡を移動する。130bはヘッドを
有した回転シリンダー111の取付用の穴で、シャーシに
設けられている。102,103はカセット内のガイドポス
ト、104はガイドポスト、105はテンションポスト、106
はガイドポスト、107はフルイレースヘッド、108はイン
ピーダンスローラ、114はインピーダンスローラ、117は
オーディオコントロールヘッド、118はガイドポスト、1
19はピンチローラ、120はキャプスタン、121はカセット
内のローラである。105は傾斜面を有したテープガイド
である。
以上のように構成された従来の磁気記録再生装置につ
いて動作についてのべる。
駆動源(図示せず)によりガイドポスト109a,110aと1
12a,113aは、シャーシ130上の各ガイドミゾ130c,130aに
沿ってテープ115をカセット100aより引出し、所定のテ
ープパスを得る。テープ115は供給リール110よりカセッ
ト内のガイドポスト102,103を経てガイドポスト104、テ
ンションポスト105、ガイドポスト106、フルイレースヘ
ッド107、インピーダンスローラ108、ガイドポスト109,
110を経て回転シリンダー111に所定の角度巻付けられ、
その後、ガイドポスト112,113、インピーダンスローラ1
14、オーディオコントロールヘッド117、ガイドポスト1
18、ピンチローラ119、カセット内のローラ121をへて巻
取リール112に巻取られる。
ピンチローラ119とキャプスタン120との圧接によりテ
ープ115は矢印の方向に定速度で駆動され、信号の記録
再生を行なう。
テープガイド150、回転シリンダー111とカセット100a
との関係は第6図,第7図に示す側面図により説明す
る。
第6図において、カセット100aは取り出し可能な第1
の位置にあり、カセット100aは回転シリンダー111とテ
ープガイドより充分高い位置にある。100fはカセットフ
タで破線で示す100tはカセット開口部に面したテープで
ある。テープガイド150は回転シリンダー111とほぼ同じ
高さに位置しており、保持部材(図示せず)により保持
されている。
第7図において、カセットは第1の位置から機器内の
所定の位置に装着される第2の位置へと移動しつつある
途中である。カセットフタ100fは、カセットオープナー
(図示せず)によりフタが開かれるように運動してお
り、テープ100tがフタから離れて見え出して来ている。
この時、テープ100tがたるんでおり図に於て、右側ヘ来
るような時、テープガイド150がそれを押えこみ、回転
シリンダー111に接しないようになっている。
発明が解決しよとする問題点 しかしながら上記のような構成では、カセット内開口
部でのテープたるみが大きい時、テープがフタの裏側に
負圧や静電気等により接触したような状態となり、第7
図のような位置に於てテープが充分にガイドされず、回
転シリンダーの上面に接触し、ひっかかりテープに重大
な傷等を発生させる事があった。
本発明は上記問題点に鑑み、回転シリンダーとカセッ
トの配置を近接させても、テープが回転シリンダーに接
触しないテープガイド装置を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、磁気テープを引
き出すための開口部を有し前記開口部にもうけられた開
閉可能なガードパネルを有したカセットと、前記磁気テ
ープを案内するための案内面を有し、少なくとも1つの
磁気ヘッドを有した回転ヘッドシリンダーの上端部近傍
で、且つ前記回転ヘッドシリンダーの上端部とほぼ同等
の高さか、もしくは、前記回転ヘッドシリンダーの上端
部より高い位置に回動支点を設け、前記回動支点を中心
に回動可能に配設されたガイド部材であって、前記案内
面は前記カセットの前記開口面に架張された前記磁気テ
ープの長手方向に対しほぼ垂直な方向に沿って配置せら
れ、前記ガイド部材は、前記カセットがとり出し可能な
第1の位置から所定位置に装着される第2の位置に移動
するに際し、前記ガードパネルの案内面に接触するとと
もに前記ガイド部材の前記案内面が前記磁気テープに接
触し、前記磁気テープを案内するように構成したもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によってカセット装着時にテー
プガイドがカセットの開口部に設けられたガードパネル
の案内面に接触して回動しガードパネルの内側へ入り込
み、ガードパネルと磁気テープとの隙間を確保し、これ
により磁気テープを無理なく案内面によりガイドしテー
プが回転ヘッドシリンダーの上端部に不必要に接触しな
いようにしたものである。
実施例 以下、本発明の一実施例に係るテープガイド装置を設
けた磁気記録再生装置について、図面を参照しながら説
明する。
第1図において、1aは供給リール1、巻取りリール22
に磁気テープ15を巻き込んだカセット、9,10と12,13テ
ープを引出すためのガイドポストで、それぞれ点線9a,1
0aと12a,13aの位置ではカセット内部にあり実線で示す
ガイドポスト9,10と12,13の位置では引出し完了位置と
なる。ガイドポスト9,10と12,13はぞれぞれ引出し部材
(図示せず)に植設されており駆動源(図示せず)によ
りそれぞれシャーシ30に設けられたガイドミゾ30c,30a
の一点鎖点32,31で示す軌跡上を駆動する。30bはヘッド
を有した回転シリンダー11の取付用の穴でシャーシに設
けられている。2,3はカセット内のガイドポスト、4,6は
ガイドポスト、5はテンションポスト、7はフルイレー
スヘッド、8,14はインピーダンスローラ、17はオーディ
オコントロールヘッド、18はガイドポスト、19はピンチ
ローラ、20はキャプスタン、21はカセット内のローラ、
40はテープガイドで、支軸42を中心に回動可能に構成さ
れている。41は引張バネで、テープガイド40の一端にか
けられている。
以上のように構成された本実施例の磁気記録再生装置
について、動作を説明する。
駆動源(図示せず)によりガイドポスト9a,10aと12a,
13aはシャーシ30上の各ガイドミゾ30c,30aに沿ってテー
プ15をカセット1aより引出し、所定のテープパスを得
る。テープ15は供給リール10よりカセット内のガイドポ
スト2,3を経てガイドポスト4、テンションポスト5、
ガイドポスト6、フルイレースヘッド7、インピーダン
スローラ8、ガイドポスト9,10を経て回転シリンダー11
に所定の角度巻付けられ、その後ガイドポスト12,13、
インピーダンスローラ14、オーディオコントロールヘッ
ド17、ガイドポスト18、ピンチローラ19、カセット内の
ローラ21を経て巻取リール12に巻取られる。
ピンチローラ19とキャプスタン20との圧接によりテー
プ15は矢印の方向に定速度で駆動され、信号の記録再生
を行なう。
第2図は重要なポイントであるカセット1a、回転シリ
ンダー11、テープガイド40の側面図である。第2図にお
いて、1fはカセットのフタ、1tはカセット開口部のテー
プである。40はテープガイドであり、支軸42を中心に回
動自在になっている。テープガイド40の一端には引張バ
ネ41がかけられており、第2図において、テープガイド
40は支軸42を中心に時計まわりに回転力が与えられてい
る。テープガイド40は支軸42と一体の保持部材(図示せ
ず)により保持され、又、この保持部材の一部がストッ
パーとなり、テープガイド40と当接し、第2図に於て、
テープガイド40が引張バネ41により、時計方向に回動す
るのを係止されている。案内面45はテープガイド40の一
端にもうけられ、テープをなめらかに案内するための案
内面である。
テープガイド40と回転シリンダー11はその最も高い部
分で、ほぼ高さが等しくなるように配置されている。第
2図においてカセット1aは取り出し可能な第1の位置に
あり、機器へのカセット装着方向は矢印50で示すように
下方向である。
次にこの動作について第2図,第3図,第4図を用い
て説明する。
カセット1aが第1の位置より矢印50に沿って押し下げ
られる時、フタ1fはカセットオープナー(図示せず)に
当接しこれにより開けられる。この時、第3図の如くフ
タ1fはテープガイド40と接触し、これによりテープガイ
ド40は支軸42を中心に反時計方向に引張バネ41を引伸し
ながら回動する。カセット1aがさらに矢印50方向に押し
下げられると、テープガイド40は支軸42を中心に反時計
方向に回動し、第3図に於てフタ1fがテープガイド40の
案内面45の右端部(頂点部)をほぼ乗り越えてから、今
度は第4図のごとくテープガイド40は支軸42を中心に引
っ張りバネ41の力により時計方向に回動しフタ1fとテー
プ1tとの間に入り込む状態となる。このような状態から
更にカセット1aを矢印方向50に押し下げる時、フタ1fは
カセットオープナー(図示せず)により回動し、支軸42
に近ずく方向に動くが、ついにはテープガイド40から完
全に離れ、第4図に於て右側に行ってしまう。一方、こ
の時テープ1tは、前述の動きに伴って、テープガイド40
の案内面45に沿ってガイドされ、回転シリンダーに接触
する事なく所定の位置に位置するものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、例えばVTRに於て回転
シリンダーとテープを収納したカセットとの配置をする
際、テープガイドを回動自在にし、カセットが装着され
る時、前記カセットのフタ等に接触しながらフタとテー
プとの間に入り込み、フタとテープを離別させて動作さ
せ、テープをガイドするようにしたため、回転シリンダ
ーとカセットとの配置を出来るだけ近接するができるも
のであり、これは装置全体の小型化に大きく寄与するも
のであり、実用上価値は非常に高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るテープガイド装置を使用
した磁気記録再生装置の要部上面図、第2図は同本実施
例の主要部の側面図、第3図および第4図は同本実施例
の主要部の拡大側面図、第5図は従来例の要部上面図、
第6図および第7図は従来例の主要部分側面図である。 1a……カセット、1f……フタ、1t……テープ、11……回
転シリンダー、40……テープガイド、42……支軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを引き出すための開口部を有し
    前記開口部にもうけられた開閉可能なガードパネルを有
    したカセットと、少なくとも1つの磁気ヘッドを有した
    回転ヘッドシリンダーの上端部の近傍にもうけられた回
    動支点と、前記回動支点を中心に回動可能で前記磁気テ
    ープを案内するための案内面を有したガイド部材とを備
    え、前記ガイド部材の前記案内面は前記カセットの前記
    開口部に架張された前記磁気テープの長手方向に対しほ
    ぼ垂直な方向に沿って配置せられ、かつ前記案内面の一
    端は前記回動支点よりも高い位置にもうけた構成をな
    し、前記ガイド部材は前記カセットがとり出し可能な第
    1の位置から所定位置に装着される第2の位置に移動す
    るに際し、前記ガードパネルの案内面に接触するととも
    に前記ガイド部材の前記案内面が前記磁気テープに接触
    し、前記磁気テープを案内するようにしてなることを特
    徴とするテープガイド装置。
JP61035932A 1986-02-20 1986-02-20 テ−プガイド装置 Expired - Lifetime JP2537790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61035932A JP2537790B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 テ−プガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61035932A JP2537790B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 テ−プガイド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62192956A JPS62192956A (ja) 1987-08-24
JP2537790B2 true JP2537790B2 (ja) 1996-09-25

Family

ID=12455799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61035932A Expired - Lifetime JP2537790B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 テ−プガイド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2537790B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6467752A (en) * 1987-09-08 1989-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Rotary head type recording and reproducing device
JP2565237B2 (ja) * 1987-10-08 1996-12-18 ソニー株式会社 テープ案内装置
KR100331416B1 (ko) * 1993-03-09 2002-12-28 소니 가부시끼 가이샤 기록,재생또는기록재생장치

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120694Y2 (ja) * 1979-05-11 1986-06-21
JPS6024605A (ja) * 1983-07-20 1985-02-07 Hitachi Ltd ホ−ムオ−トメ−シヨンシステム
JPS60246051A (ja) * 1984-05-22 1985-12-05 Akai Electric Co Ltd 磁気記録再生装置
JPH048500Y2 (ja) * 1985-10-01 1992-03-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62192956A (ja) 1987-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0792958B2 (ja) カセツト式記録再生装置
JP3013508B2 (ja) テープローディング装置
JP2537790B2 (ja) テ−プガイド装置
US3947892A (en) Helical scan type tape cassette having tape threading means
JP2574760B2 (ja) テ−プ装架機構
JPS6245308Y2 (ja)
JPS6250Y2 (ja)
JP2803079B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2572437B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2935880B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0627006Y2 (ja) 記録再生装置
JPH0627009Y2 (ja) 磁気記録/再生装置
JPH0337148Y2 (ja)
KR880000030B1 (ko) 8미리 비디오 테이프 레코더의 테이프 로오딩 장치
JPH0229555Y2 (ja)
JPH0191356A (ja) テープレコーダ装置
JPH039155Y2 (ja)
JP2884695B2 (ja) テープローディング装置
JPH0191357A (ja) テープレコーダ装置
JP2585419B2 (ja) 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置
JPH0215449A (ja) テープローディング装置
JPS62134849A (ja) 磁気テ−プの走行高さ規制機構
JPH02260270A (ja) 磁気記録再生装置
JPH04318359A (ja) ローディングポスト駆動装置
JPH0266762A (ja) テープレコーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term