JPH02260270A

JPH02260270A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPH02260270A
Application number: JP1081960A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Kotoda; 古藤田　喜弘
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-03-31
Filing date: 1989-03-31
Publication date: 1990-10-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、ビデオ・テープ・レコーダ（ＶＴＲ）やディ
ジタル・オーディオ・テープレコーダ（ＤＡＴ）等の磁
気記録再生装置に関する。

（従来の技術）近年、回転方式や固定方式の磁気ヘッドを備えたＶＴＲ
やＤＡＴ等の磁気記録再生装置が普及している。

そして、回転方式の磁気ヘッドを備えた磁気記録再生装
置では、テープとの相対速度が向上するため、高密度記
録が可能とされている。

このような磁気記録再生装置でのメカニズムを大別する
と、シリンダにテープを引出して巻付けるテープ引出し
機構、テープを一定の速さで送るテープ定速機構、テー
プを所定方向へ回転して巻取るリール機構、走行中のテ
ープを弛ませることな（短時間で停止させるブレーキ機
構、各機構の動作を制御する制御機構等に分けられる。

第４図および第５図は、ＤＡＴのテープ引出し機構を示
すものである。

これらの図に示すように、メインベース１には、磁気ヘ
ッドが搭載された回転シリンダ２が回転自在に取付けら
れている。回転シリンダ２の下方には、これに回転駆動
力を与えるキャプスタンモータ３が取付けられている。

また回転シリンダ２の近傍には、ガイド溝４ａ、４ｂが
形成されている。

これらガイド溝４ａ、４ｂには、ローラ軸５のフランジ
６．７間に回転自在に取付けられたテープガイドローラ
８を搭載するとともに、ガイド止め板９およびテープガ
イドピン９ａを設けたスライダ１０ａ、１０ｂが矢印ａ
、ｂ方向へ移動自在に取付けられている。

各スライダ１０ａ、１０ｂの端部には、連結リンク１１
が回動自在に取付けられている。各連結リンク１１の端
部には、ローディングギヤ１２を取付けたレバー１３か
回動自在に取付けられている。

ガイド溝４ｂの近傍には、キャプスタン軸１４が取付け
られている。キャプスタン軸１４の近傍には、テープガ
イドローラ１５を有したレバー１６が回動自在に取付け
られている。またキャプスタン軸１４の近傍には、ピン
チローラ１７を取付けたレバー１８が回動自在に取付け
られている。

上記のテープ引出し機構の近傍のメインベース１には、
カセット１つ内に収納されたテープ２０の巻取りリール
台２１および供給リール台２２が回転自在に取付けられ
ている。なお、図中１９ａはカセットホルダー　２６は
モードスライダーをそれぞれ示している。

第６図は、メインベース１に形成されたガイド溝４ａ、
４ｂや上記の各構成部品を挿入するための挿入孔を示す
もので、２２ａは回転シリンダ２を挿入するためのシリ
ンダ挿入孔、２３は巻取りリール台２１および供給リー
ル台２２を挿入するためのリール台挿入孔をそれぞれ示
している。なお、点線で示す４ｃ、４ｄは、専用のガイ
ド板を配した場合に各ガイド溝４ａ、４ｂに代えて形成
される連結リンク１１の通過孔である。

そして、カセット１９がカセットホルダー１９３によっ
て所定の位置にセットされ、各ローディングギヤ１２が
回転すると同時に、各スライダ１０ａ、１０ｂがレバー
１１および連結リンク１３を介し、ガイド溝４ａ、４ｂ
に沿って矢印ａ方向へ押出される。

このとき、テープ２０は、各テープガイドビン９ａによ
って回転シリンダ２側へ引出された後、その回転シリン
ダ２の側面に巻き付けられる。

ところで、このような構成によるＤＡＴでは、テープ引
出し機構を構成するスライダ１０、連結リンク１１．ロ
ーディングギヤ１２を取付けたレバー１３等をメインベ
ース１とキャプスタンモータ３との間に配し、これらの
移動スペースがそのメインベース１とキャプスタンモー
タ３との間に設けられているため、薄型化の妨げとなっ
ている。

また専用のガイド板を配すとともに、連結リンク１１の
通過孔４ｃ、４ｄを形成した場合には、テープ引出し機
構の移動スペース等を確保することができるので、装置
の薄型化を図ることはできるが、第６図のＣに示すよう
に、各通過孔４ｃ。

４ｄの端部が接近することによりメインベース］の強度
の低下を招いてしまう。

（発明が解決しようとする課題）このように、上述した従来のＤＡＴでは、装置の薄型化
を図ろうとした場合に生ずるメインベースの強度低下の
問題かあった。

本発明は、このような事情に対処して成されたもので、
メインベースの強度を保つことができかつ装置の薄型化
、小型化および軽量化を図ることができる磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明の磁気記録再生装置は、上記ｔ］的を達成するた
めに、カセットに収納されたテープに対し情報の記録／
再生を行う磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと、カセ
ットからテープを引出して回転シリンダに巻付ける一対
のテープ引出し部を有したテープ引出し機構と、回転シ
リンダを挿入する回転シリンダ挿入孔を有し、この回転
シリンダ挿入孔の近傍に前記テープ引出し機構を取付け
たメインベースとを有した磁気記録再生装置において、
メインベースの回転シリンダ挿入孔を挟んだ位置の一方
に、テープ引出し部の一方を回転シリンダ側に移動させ
るガイド溝を形成し、他方にはテープ引出し部の他方を
回動させる回動孔を形成し、この回動孔の上方にテープ
引出し部の他方を回転シリンダ側に移動させるガイド溝
を有したガイドベースを配してなるものである。

（作　用）本発明の磁気記録再生装置では、メインベースの回転シ
リンダ挿入孔を挟んだ位置の他方に、テープ引出し部の
他方を回動させる回動孔を形成し、この回動孔の上方に
テープ引出し部の他方を回転シリンダ側に移動させるガ
イド溝を有したガイドベースを配したので、厚さ方向で
のテープ引出し部の回動スペースを縮めることができる
。

またテープ引出し部の他方をガイドベースのガイド溝に
よって回転シリンダ側に移動させるようにしたので、回
転シリンダ挿入孔を挟んだ位置の一方のガイド溝とテー
プ引出し部の他方を回動させる回動孔とを離した位置に
形成することができ、これによりメインベースの強度を
保つことができる。

（実施例）以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。なお、第４図ないし第６図と共通する部分には同一符
号を付し重複する説明を省略する。

第１図ないし第３図は、本発明をＤＡＴに適用した場合
の一実施例を示すものである。

これらの図に示すように、メインベース１には、回転シ
リンダ２が回転自在に取付けられている。

回転シリンダ２の下方には、キャプスタンモータ３が取
付けられている。また回転シリンダ２の近傍には、ガイ
ド溝４ａおよび通過孔４ｄが形成されている。

メインベース１の通過孔４ｄの上方には、ガイド溝４ｅ
が形成されたガイドベース２４が配されている。

ガイド溝４ａには、ローラ軸５のフランジ６゜７間に回
転自在に取付けられたテープガイドローラ８を搭載する
とともに、ガイド止め板９およびテープガイドビン９ａ
を設けたスライダ１０ａが矢印ａ、ｂ方向へ移動自在に
取付けられている。

一方、ガイドベース２４のガイド溝４ｅには、ローラ軸
５のフランジ６．７間に回転自在に取付けられたテープ
ガイドローラ８を搭載するとともに、ガイド止め板９お
よびテープガイドビン９ａを設けたスライダ１０ｂが矢
印ａ、ｂ方向へ移動自在に取付けられている。

各スライダ１０ａ、１０ｂの端部には、連結リンク１１
が回動自在に取付けられている。各連結リンク１１の端
部には、ローディングギヤ１２を取付けたレバー１３が
回動自在に取付けられている。

通過孔４ｄの近傍には、キャプスタン軸１４力≦取付け
られている。キャプスタン軸１４の近傍には、テープガ
イドローラ１５を有したレバー１６が回動自在に取付け
られている。またキャプスタン軸１４の近傍には、ピン
チローラ１７を取付けたレバー１８が回動自在にＪｕｌ
！付けられている。

し／＜−１８の端部には、ピンチ与圧レバー２５が回動
自在に取付けられ、このピンチ与圧レバー２５の近傍に
は、図示を省略したビンチロ・ンクレバーが係合自在に
配されている。

ピンチロックレバ−の端部には、モードスライダ２６が
矢印ｃ、ｄ方向へ移動自在に配されている。

上記のテープ引出し機構の近傍のメインベース１には、
カセット１９内に収納されたテープ２０を供給する巻取
りリール台２１および供給リール台２２が回転自在に取
付けられている。なお、図中１９ａはカセットホルダー
を示している。

このような構成のテープ引出し機構は、次のような動作
を行う。

まず、カセット１９がカセットホルダー１９ａによって
所定の位置にセットされると、各レバー１３の端部のロ
ーディングギヤ１２が回転する。

次いで、スライダ１０ａは、レバー１３および連結リン
ク１１を介し、メインベース１のガイド溝４ａに沿って
矢印ａ方向へ押出される。一方、スライダ１０ｂは、ガ
イドベース２４のガイド溝４ｅに沿って矢印ａ方向へ押
出される。

次いで、モードスライダ２６が矢印Ｃ方向に移動すると
、与圧レバー２５が矢印Ｂ方向へ回動する。これに伴い
、レバー１８が矢印Ｂ方向に回動すると、ピンチローラ
１７がテープ２０をキャプスタン軸１４に圧着させる。

このように本実峰例では、メインベース１の回転シリン
ダ２の近傍に連結リンク１１の通過孔４ｄを形成し、こ
の上方にガイド溝４ｅを有するガイドベース２４を配し
たので、このガイドベース２４とメインベース１との間
にキャプスタンモータ３と平面的に重なる位置まで動く
連結リンク１１を配置することができる。これに伴って
キャプスタンモータ３をメインベース１にさらに近付け
るこ、とができるので、装置の薄型化、小型化および軽
量化を図ることができる。

また本実施例では、連結リンク１１の通過孔４ｄの先端
部をガイド溝４ａの先端部から離して形成することが可
能なため、メインベース１の強度の低下を防止すること
もできる。

なお、本実施例では、本発明をＤＡＴに適用した場合に
ついて説明したが、この例に限らずＶＴＲ等の他の磁気
記録再生装置に適用してもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の磁気記録再生装置によれ
ば、メインベースの強度を保つことができかつ装置の薄
型化、小型化および軽量化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をＤＡＴに適用した場合の一実施例を示
す平面図、第２図は第１図のテープ引出し機構を示す平
面図、第３図は日第１図のＤＡＴを示す右側面図、第４
図は従来のＤＡＴのテープ引出し機構を示す平面図、第
５図は第４図のＤＡＴの右側面図、第６図は第４図のメ
インベースを示す平面図である。１・・・メインベース、２・・・回転シリンダ、３・・
・キャプスタンモータ、４ａ、４ｅ・・・ガイド溝、４
ｄ・・・通過孔、８・・・テープガイドローラ、９ａ・
・・テープガイドピン、１０ａ　　１０ｂ・・・スライ
ダ、１１・・・連結リンク、１２・・・ローディングギ
ヤ、１３・・レバー　１４・・・キャプスタン軸、１５
・・・テープガイドローラ、１７・・・ピンチローラ、
１９・・・カセット、２０・・・テープ、２６・・・モ
ードスライダ。出願人　　　　　株式会社　東芝

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カセットに収納されたテープに対し情報の記録／
再生を行う磁気ヘッドを搭載した回転シリンダと、前記カセットからテープを引出して前記回転シリンダに
巻付ける一対のテープ引出し部を有したテープ引出し機
構と、前記回転シリンダを挿入する回転シリンダ挿入孔を有し
、この回転シリンダ挿入孔の近傍に前記テープ引出し機
構を取付けたメインベースとを有した磁気記録再生装置
において、前記メインベースの回転シリンダ挿入孔を挟んだ位置の
一方に、前記テープ引出し部の一方を前記回転シリンダ
側に移動させるガイド溝を形成し、他方には前記テープ
引出し部の他方を回動させる回動孔を形成し、この回動孔の上方に前記テープ引出し部の他方を前記回
転シリンダ側に移動させるガイド溝を有したガイドベー
スを配してなることを特徴とする磁気記録再生装置。