JP2003217199A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2003217199A
JP2003217199A JP2002015280A JP2002015280A JP2003217199A JP 2003217199 A JP2003217199 A JP 2003217199A JP 2002015280 A JP2002015280 A JP 2002015280A JP 2002015280 A JP2002015280 A JP 2002015280A JP 2003217199 A JP2003217199 A JP 2003217199A
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Japan
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tape
reel
tape cassette
magnetic tape
cassette
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JP2002015280A
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English (en)
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Hisanori Tsubaki
久則 椿
Naoki Sato
直樹 佐藤
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ幅及びリール間隔の異なる2種類のテ
ープカセットに対してデータを記録または再生する磁気
記録再生装置を提供する。 【解決手段】 ローディング手段は、幅狭テープカセッ
トであればテープを回転ドラム30に対して略68°で
巻き付け、幅広テープカセット2であればテープ2tを
略180°で巻き付けるようローディングする。リール
台移動機構100は、テープカセットに応じて、供給側
リール台11aと巻取側リール台11bとの間隔を切り
換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ幅及びリー
ル間隔の異なる2種類のテープカセットに対してデータ
を記録または再生する磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータのデータをバックアップす
るためのデータストレージ装置の1つとして、DDSフ
ォーマットがある。DDSフォーマットは、テープ幅
3.8mmのDAT(デジタルオーディオテープ)カセッ
トを用いたものである。近年、コンピュータのデータ
は、情報量が飛躍的に増加している。テープカセットの
磁気テープ(以下、単にテープ)に、より多くの情報を
記録するには、テープの記録密度を上げる必要がある。
しかしながら、飛躍的に情報量が増加すると、テープの
記録密度を上げることによってその情報量の増加に対応
するには、限界がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DDSフォーマットに
おいても、テープ幅の狭いテープカセットを使用してい
るため、膨大な情報量を有するコンピュータのデータを
記録することが困難になってきている。そこで、膨大な
情報量のデータを記録するには、テープ幅の広いテープ
カセットを用いた他のフォーマットのデータストレージ
装置を用いる以外に解決策はない。
【0004】ところが、DDSフォーマットよりもテー
プ幅の広いテープカセットを用いた既存のデータストレ
ージ装置は、当然のことながら、DDSフォーマットの
テープ幅の狭いテープカセットを再生することができな
い。従って、DDSフォーマットのデータストレージ装
置を使用しているユーザは、過去のデータを再生するた
めにDDSフォーマットのデータストレージ装置を所有
し続けると共に、近年の膨大な情報量のデータを記録す
るため、テープ幅の広いテープカセットを用いた他のフ
ォーマットのデータストレージ装置を所有しなければな
らない。このようなことはユーザにとっては好ましいこ
とではなく、その解決が切に望まれていた。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、第1のテープ幅及び第1のリール間隔を有
し、第1のフォーマットにてデータが記録された第1の
テープカセットを再生することができ、第1のテープ幅
より幅の広い第2のテープ幅及び第1のリール間隔より
広い第2のリール間隔を有する第2のテープカセットに
データを記録再生することができる磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、第1のテープ幅を有する
第1の磁気テープ(1t)を第1の供給リール(1a)
と第1の巻取リール(1b)との間に張架し、前記第1
の供給リールと前記第1の巻取リールとが第1のリール
間隔をなす第1のテープカセット(1)と、前記第1の
テープ幅より幅の広い第2のテープ幅を有する第2の磁
気テープ(2t)を第2の供給リール(2a)と第2の
巻取リール(2b)との間に張架し、前記第2の供給リ
ールと前記第2の巻取リールとが前記第1のリール間隔
よりも広い第2のリール間隔をなす第2のテープカセッ
ト(2)とを選択的に用いる磁気記録再生装置におい
て、前記第1の磁気テープまたは前記第2の磁気テープ
を所定角度で巻き付ける回転ドラム(30)と、前記第
1または第2の供給リールを駆動する供給側リール台
(11a)と、前記第1または第2の巻取リールを駆動
する巻取側リール台(11b)と、前記第1のテープカ
セットを用いるか前記第2のテープカセットを用いるか
に応じて、前記供給側リール台と前記巻取側リール台と
の間隔を切り換えるリール台移動機構(100)と、前
記第1の磁気テープを前記回転ドラムに対して第1の角
度で巻き付け、前記第2の磁気テープを前記第1の角度
よりも大きい第2の角度で巻き付けるよう、前記第1の
磁気テープまたは前記第2の磁気テープをローディング
するローディング手段(21〜27)と、前記第1の磁
気テープに第1のフォーマットにて記録されたデータを
再生する再生手段(HA1,HA2,71〜73)と、前記
第2の磁気テープに第2のフォーマットにてデータを記
録すると共に、前記第2の磁気テープに前記第2のフォ
ーマットにて記録されたデータを再生する記録再生手段
(HA1,HA2,HB1,HB2,71〜79)とを備えて構
成したことを特徴とする磁気記録再生装置を提供するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気記録再生装置
について、添付図面を参照して説明する。図1及び図2
は本発明の磁気記録再生装置の一実施形態を示す平面
図、図3は本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する
ためのフローチャート、図4は本発明の磁気記録再生装
置で用いるリール台移動機構を示す平面図、図5は本発
明の磁気記録再生装置における回転ドラムに対するテー
プの巻付角の一例を示す図、図6は本発明の磁気記録再
生装置で用いるリードシフト機構を示す図、図7はリー
ドシフト機構による作用を説明するための図、図8は本
発明の磁気記録再生装置における回転ドラムとテープと
の関係を平面的に示す図、図9はテープの記録フォーマ
ットを説明するための図、図10は本発明の磁気記録再
生装置で用いる記録再生回路の一例を示す回路図、図1
1は本発明の磁気記録再生装置における回転ドラムのヘ
ッド配置の一例を示す図、図12は本発明の磁気記録再
生装置で用いる2種類のテープカセットの例を示す平面
図である。
【0008】まず、図12を用いて、本発明の磁気記録
再生装置で用いるテープカセットについて説明する。図
12(A)は、テープ幅3.8mmのテープカセット1で
あり、DDSフォーマットで用いるテープカセットを示
している。図12(A)における(a)はテープカセッ
ト1をカセットマウス1m側から見た平面図、(b)は
テープカセット1を表面より見た平面図である。テープ
カセット1の供給リール1aと巻取リール1bとの間に
は、テープ幅3.8mmの磁気テープ(以下、単にテー
プ)1tが張架されている。以下、DDSフォーマット
で用いるテープカセットであるテープカセット1を幅狭
テープカセット1と称することとする。
【0009】一方、図12(B)は、テープカセット1
よりもテープ幅の広いテープカセットの一例であり、本
実施形態では、一例として、テープ幅8mmのテープカセ
ット2を示している。図12(B)における(a)はテ
ープカセット2をカセットマウス2m側から見た平面
図、(b)はテープカセット2を表面より見た平面図で
ある。テープカセット2の供給リール2aと巻取リール
2bとの間には、テープ幅8mmの磁気テープ(以下、単
にテープ)2tが張架されている。以下、本実施形態で
新規フォーマットとして用いるテープカセットであるテ
ープカセット2を幅広テープカセット2と称することと
する。
【0010】本実施形態は、DDSフォーマットの幅狭
テープカセット1の互換再生を確保すると共に、幅広テ
ープカセット2に対して新規フォーマットでデータを記
録再生することができるよう構成した磁気記録再生装置
(データストレージ装置)である。以下、具体的な構成
及び動作について説明する。
【0011】図3において、ステップS1にて、幅狭テ
ープカセット1または幅広テープカセット2を載置する
ための図示していないトレイが、トレイの引出指令に伴
って装置より引き出される。ステップS2にて、トレイ
に幅狭テープカセット1または幅広テープカセット2が
載置され、ステップS3にて、トレイが装置内に引き込
まれる。そして、ステップS4にて、載置されたカセッ
トが幅狭テープカセット1と幅広テープカセット2のい
ずれであるかが図示しないセンサによって検出される。
以上のステップS1〜S4までの動作は、全て公知の技
術により実現できる。
【0012】ステップS4にて、載置されたカセットが
幅広テープカセット2であることが検出されると、ステ
ップS11に移る。ステップS4にて、載置されたカセ
ットが幅狭テープカセット1であることが検出される
と、ステップS21に移る。本実施形態では、載置され
たカセットが幅狭テープカセット1であるか幅広テープ
カセット2であるかよって、磁気記録再生装置の構成部
品の動作が異なる。
【0013】まず、載置されたカセットが幅広テープカ
セット2であるときの動作について詳細に説明する。図
1は、本実施形態の磁気記録再生装置に幅広テープカセ
ット2を装填した状態を示している。幅広テープカセッ
ト2は、メインデッキ10と高さ方向に離間した状態
で、図1の下方向から上方向へと移動し、幅広テープカ
セット2が図1に示す位置に至ると、メインデッキ10
方向に降下して、幅広テープカセット2が装置内部に装
着された状態となる(図3のステップS11)。
【0014】図1において、メインデッキ10上には、
幅狭テープカセット1及び幅広テープカセット2の供給
リール1a,2aと巻取リール1b,2bを駆動するた
めの供給側リール台11aと巻取側リール台11bが設
けられている。供給側リール台11aと巻取側リール台
11bとの中心間距離は、図1に示す初期状態(通常の
状態)において、供給リール2aと巻取リール2bとの
中心間距離と同一となっている。従って、幅広テープカ
セット2が装置内部に装着されると、供給側リール台1
1aと巻取側リール台11bはそれぞれ供給リール2a
と巻取リール2bに係合する。
【0015】後に詳述するが、供給側リール台11aと
巻取側リール台11bは、リール台ベース12a,12
b上に設けられている。ここでは図示していないが、リ
ール台ベース12a,12bはサブデッキ50(図4参
照)に設けられ、サブデッキ50はメインデッキ10上
に取り付けられている。リール台ベース12a,12b
は支点13を中心として連結されており、リール台ベー
ス12a,12bはその支点を中心として開閉するよう
構成されている。これにより、供給側リール台11aと
巻取側リール台11bの位置は変位自在となっている。
【0016】さらに、メインデッキ10上には、幅狭テ
ープカセット1または幅広テープカセット2のテープ1
t,2tを幅狭テープカセット1,幅広テープカセット
2の外部へと引き出して、回転ドラム30へと所定角度
で巻き付けるローディング手段である複数個のガイドロ
ーラ21〜26と1つのピンチローラ27が設けられて
いる。ガイドローラ21,26はガイドローラアーム2
1A,26Aの先端に設けられているものであり、この
2つのガイドローラ21,26は幅狭テープカセット1
をローディングするため専用のガイドローラである。従
って、図1に示す幅広テープカセット2を装填した状態
では、ガイドローラアーム21A,26Aは初期位置に
あり、テープ2tを引き出していない。
【0017】巻取リール2b側のガイドローラ24が、
図示していない溝に沿って、幅広テープカセット2のカ
セットマウス2m内から回転ドラム30の出口側へと移
動し(図3のステップS12)、供給リール2a側のガ
イドローラ22,23も、図示していない溝に沿って、
カセットマウス2m内から回転ドラム30の入口側へと
移動する(図3のステップS13)。そして、ガイドロ
ーラ25とピンチローラ27が、図示していない溝に沿
って、カセットマウス2m内から外部へと引き出され、
ピンチローラ27はキャプスタン41に圧着する(図3
のステップS14)。なお、図3におけるステップS1
2とステップS14とを結ぶ破線は、両者が機構的に連
動していることを示している。
【0018】以上のローディング動作により、カセット
マウス2m内から外部へと移動したガイドローラ22〜
25及びピンチローラ27と、メインデッキ10上に設
けられた固定のガイドローラ42,43,48及びガイ
ドピン44〜47によって、テープ2tの走行路が形成
される。このとき、テープ2tは、図5(B)に示すよ
うに、回転ドラム30に対して、略180°の角度で巻
き付けられる。
【0019】また、テープ2tの上端部(幅方向の一方
の端部)の位置規制は、回転ドラム30の入口側,出口
側に位置するガイドローラ22,24の上側フランジに
よって行われ、テープ2tの下端部(幅方向の他方の端
部)の位置規制は、図7(B)に示すように、回転ドラ
ム30に連接した固定ドラム31に形成した段差部であ
るリード31b1によって行われる。固定ドラム31及び
リード31b1の詳細については後述する。
【0020】次に、載置されたカセットが幅狭テープカ
セット1であるときの動作について詳細に説明する。図
2は、本実施形態の磁気記録再生装置に幅狭テープカセ
ット1を装填した状態を示している。図12より明らか
なように、幅狭テープカセット1の供給リール1aと巻
取リール1bとの間隔は、幅広テープカセット2の供給
リール2aと巻取リール2bとの間隔よりも狭い。従っ
て、幅狭テープカセット1を装填した場合には、上述し
た供給側リール台11aと巻取側リール台11bとの間
隔を幅狭テープカセット1の供給リール1aと巻取リー
ル1bとの間隔に合わせて変えることが必要となる。
【0021】図3に示すように、載置されたカセットが
幅狭テープカセット1であると検出されると、ステップ
S21にて、供給側リール台11aと巻取側リール台1
1bが移動し、供給側リール台11aと巻取側リール台
11bとの間隔を切り換える。
【0022】図4を用いて、供給側リール台11aと巻
取側リール台11bの移動機構100について説明す
る。図4(A)は、供給側リール台11aと巻取側リー
ル台11bの初期位置、即ち、幅広テープカセット2を
用いる場合の状態を示している。図4(A)に示すよう
に、供給側リール台11aと巻取側リール台11bは、
リール台ベース12a,12b上に設けられている。リ
ール台ベース12a,12bは支点13にて連結されて
おり、サブデッキ50に取り付けられる。
【0023】リール台ベース12a,12bは、引っ張
りばね14によって互いに閉じる方向に力が加えられて
いる。リール台ベース12a,12bには、電磁ソレノ
イド15a,15bによって供給側リール台11a,巻
取側リール台11bに圧着または離間するブレーキ16
a,16bが設けられている。供給側リール台11a,
巻取側リール台11bや電磁ソレノイド15a,15b
は、例えばフレキシブル基板(図示せず)を介してサブ
デッキ50の裏面に設けられた駆動回路に接続されて駆
動される。
【0024】ここでは理解を容易にするため、平面的に
分離して図示しているが、リール台ベース12a,12
bのピン17a,17bには、圧着レバー18に取り付
けたアーム18a,18bの孔18a1,18b1が係合し
ている。アーム18a,18bは支点18cを中心とし
て開閉自在となっている。圧着レバー18のピン18d
は、ばね18eの力によってスライドカム19の一方の
端面19aに押圧されている。スライドカム19の端面
19aには、凹部19a1が形成されている。
【0025】さて、載置されたカセットが幅狭テープカ
セット1であると検出されると、図示していない制御手
段によって、供給側リール台11aと巻取側リール台1
1bの移動指令がなされる。すると、図4(A)に示す
位置にあるスライドカム19が図の左方向へとスライド
し、図4(B)に示す位置に至る。このとき、圧着レバ
ー18のピン18dは、端面19aに形成された凹部1
9a1へと移動する。すると、圧着レバー18のばね18
eによるスライドカム19への押圧力が解放され、引っ
張りばね14の力によって、リール台ベース12a,1
2bはその角度が小さくなる。これに伴って、リール台
ベース12a,12bとは逆のV字状のアーム18a,
18bもその角度が小さくなり、アーム18a,18b
の支点18cは図の上方向に押し上げられる。
【0026】このようにして、スライドカム19がスラ
イドすることによって、リール台ベース12a,12b
が互いの角度を小さくする方向に回動して、供給側リー
ル台11aと巻取側リール台11bの位置が移動する。
図4(B)に示す状態において、供給側リール台11a
と巻取側リール台11bとの中心間距離は、幅狭テープ
カセット1の供給リール1aと巻取リール1bとの中心
間距離と同一となり、供給側リール台11aと巻取側リ
ール台11bは、供給リール1aと巻取リール1bにち
ょうど係合する位置となる。
【0027】以上のようにして、図3のステップS21
にて供給側リール台11aと巻取側リール台11bが移
動すると、幅狭テープカセット1は、メインデッキ10
とは高さ方向に離間した状態で、図2の下方向から上方
向へと移動し、幅狭テープカセット1が図2に示す位置
に至ると、メインデッキ10方向に降下して、幅狭テー
プカセット1が装置内部に装着された状態となる(図3
のステップS22)。幅狭テープカセット1が装置内部
に装着された状態で、供給側リール台11aと巻取側リ
ール台11bはそれぞれ供給リール1aと巻取リール1
2bに係合する。
【0028】幅狭テープカセット1が装置内部に装着さ
れると、上述したガイドローラアーム21A,26Aが
回動し、ガイドローラ21,26が幅狭テープカセット
1のテープ1tを外部へと所定量引き出す(図3のステ
ップS23)。ガイドローラアーム21A,26Aは、
図4に示すスライドカム19の溝19b,19cにそれ
ぞれ係合しており、スライドカム19が図4(A)の状
態から図4(B)の状態に移行するのに伴って回動する
ようになっている。
【0029】また、幅狭テープカセット1が装置内部に
装着されると、図3のステップS21〜S23の動作と
並行して、固定ドラム31に設けたリードシフト機構6
0(図6参照)が動作するようになっている(ステップ
S31)。リードシフト機構60については、後に詳述
する。リードシフト機構60は、幅狭テープカセット1
のテープ1tのローディング完了前にその動作を完了す
る。
【0030】次に、巻取リール2b側のガイドローラ2
4が、図示していない溝に沿って、幅狭テープカセット
1のカセットマウス1m内から回転ドラム30の出口側
へと移動し(図3のステップS24)する。幅狭テープ
カセット1を装填した場合には、図2に示すように、供
給リール2a側のガイドローラ22,23は動作せず、
テープ1tを引き出さない。即ち、ガイドローラ22,
23は、幅広テープカセット2をローディングするため
専用のガイドローラである。
【0031】そして、ガイドローラ25とピンチローラ
27が、図示していない溝に沿って、カセットマウス1
m内から外部へと引き出され、ピンチローラ27はキャ
プスタン41に圧着する(図3のステップS25)。な
お、図3におけるステップS21とステップS23、ス
テップS24とステップS25は、機構的に連動してい
る。
【0032】以上のローディング動作により、カセット
マウス1m内から外部へと移動したガイドローラ21,
24〜26及びピンチローラ27と、メインデッキ10
上に設けられた固定のガイドローラ42,43,48及
びガイドピン44〜47によって、テープ1tの走行路
が形成される。このとき、テープ1tは、図5(A)に
示すように、回転ドラム30に対して、略68°の角度
で巻き付けられる。
【0033】また、テープ1tの上端部(幅方向の一方
の端部)の位置規制は、回転ドラム30の入口側,出口
側に位置するガイドローラ21,24の上側フランジに
よって行われる。ガイドローラ21の上側フランジの高
さ位置はガイドローラ22の上側フランジの高さ位置と
同じとなるように設定されているので、テープ1tの上
端部はテープ2tの上端部と同じ高さ位置である。テー
プ1tの下端部(幅方向の他方の端部)の位置規制は、
図7(A)に示すように、回転ドラム30に連結した固
定ドラム31に形成した段差部であるリード31b1によ
って行われる。
【0034】ここで、図6及び図7を用いて、固定ドラ
ム31のリード31b1を周方向に回動させて、テープ1
t,2tの下端部それぞれを位置規制するよう切り換え
るリードシフト機構60について説明する。リードシフ
ト機構60は、幅狭テープカセット1を装填した場合
と、幅広テープカセット2を装填した場合とに合わせ
て、リード31b1がテープ1tの下端部を位置規制する
位置と、リード31b1がテープ2tの下端部を位置規制
する位置との間で、固定ドラム31を回動させるように
なっている。
【0035】図6において、(A)は回転ドラム30と
その付属部品及びリードシフト機構60を上面から見た
平面図、(B)はその側面図、(C)は断面図である。
図6(A)〜(C)に示すように、ドラムベース32に
は、ギアドモータ33,エンコーダギア34,圧着ギア
35が搭載されている。ギアドモータ33の回転駆動力
がエンコーダギア34,圧着ギア35及びタイミングベ
ルト36を介して固定ドラム31に伝達され、固定ドラ
ム31が所定角度回動するようになっている。ギアドモ
ータ33,エンコーダギア34,圧着ギア35,タイミ
ングベルト36がリードシフト機構60を構成する。
【0036】図6(C)に示すように、固定ドラム31
は、回転ドラム30の回転軸である固定シャフト30a
を支持する底面部31aと、外周部31bとよりなる。
一般的な固定ドラムは、底面部と外周部とが一体となっ
ているが、本実施形態では、固定ドラム31の外周部3
1bを回動させることができるよう、底面部31aと外
周部31bとが別体となっている。底面部31aと外周
部31bとの間には、ボールベアリング31cが設けら
れている。回転ドラム30と固定シャフト30aとの間
には、ボールベアリング30bが設けられている。図6
(C)における30cはステータコイル、30dはロー
タマグネット、30eはフライホール、Hは磁気ヘッド
である。
【0037】図6(B)に示すように、固定ドラム31
の外周部31bには、回転ドラム30の外周面上の下端
部からの距離が周方向の位置に応じて可変するよう曲線
状にリード31b1が形成されている。リード31b1は、
外周部31bを周回している。固定ドラム31(外周部
31b)を所定角度回動させるためのギアドモータ33
の回転駆動力は、エンコーダギア34及び圧着ギア35
を介してタイミングベルト36に伝達され、タイミング
ベルト36は固定ドラム31を回動させる。
【0038】図6(C)に示すように、外周部31bに
は、ストッパピン31dが取り付けられており、ストッ
パピン31dがドラムベース32の所定位置に当接し
て、外周部31bの回動が停止する。外周部31bの回
動が停止した後、圧着ギア35がさらに外周部31bを
回動させようとするので、ストッパピン31dはドラム
ベース32に押し付けられ、外周部31bは強固に位置
決めされる。なお、外周部31bが逆方向に回動したと
きも、全く同様な構成によって、外周部31bは強固に
位置決めされる。
【0039】このように、固定ドラム31の外周部31
bを第1の位置と第2の位置との間で回動させることに
より、外周部31bに形成したリード31b1は、周方向
に位置がシフトする。第1の位置を、幅狭テープカセッ
ト1を装填したときの位置、第2の位置を、幅広テープ
カセット2を装填したときの位置とする。図7(A)に
示すように、第1の位置において、リード31b1が幅狭
テープカセット1のテープ1tの下端部を位置規制し、
図7(B)に示すように、第2の位置において、リード
31b1が幅広テープカセット2のテープ2tの下端部を
位置規制するよう、リード31b1の形状及び周上の位置
を設定しておく。
【0040】以上説明したリードシフト機構60の構成
及び動作によって、固定ドラム31の外周部31bに形
成されているリード31b1は、図7(A)の状態と図7
(B)の状態との間で切り換えられ、幅狭テープカセッ
ト1と幅広テープカセット2のテープ1t,テープ2t
をローディングしたとき、テープ1t,テープ2tそれ
ぞれの下端部を位置規制することになる。
【0041】図8は、テープ1t,テープ2tをローデ
ィングした状態における回転ドラム30とテープ1t,
テープ2tとの関係を平面的に示している。図9
(A),(B)は、それぞれ、テープ1t,テープ2t
の記録フォーマットである。図9(A)に示すように、
テープ幅3.8mmのテープ1tには、ハッチングで示す
記録幅2.6mmの部分にデータが記録されている。図9
(B)に示すように、テープ幅8mmのテープ2tには、
ハッチングで示す記録幅6.8mmの部分にデータが記録
される。
【0042】上述のように、また、図8に示すように、
テープ1t,テープ2tは、それぞれの上端部の位置が
揃えられて、回転ドラム30上を走行する。テープ2t
は、回転ドラム30に対して略180°の角度で巻き付
けられ、有効巻付角θ2は175°である。テープ1t
は、回転ドラム30に対して略68°の角度で巻き付け
られ、有効巻付角θ1は67.5°である。なお、有効
巻付角とは、データの記録または再生に用いるテープの
巻付角である。αは、リードシフト機構60によるリー
ド31b1のシフト角であり、107.5°である。
【0043】図8に示す太い破線は、幅狭テープカセッ
ト1のテープ1tに形成され、データ再生のための磁気
ヘッドHが走査するトラックTr1を示している。図8に
示す太い一点鎖線は、幅広テープカセット2を用いたと
き、データ記録のための磁気ヘッドHが走査してテープ
2tに形成されるか、テープ2tに形成され、データ再
生のための磁気ヘッドHが走査するトラックTr2であ
る。ここでは、図示の都合上、トラックTr1をトラック
Tr2と若干ずらして図示しているが、理想的にはトラッ
クTr1とトラックTr2tが重なるように設定する。
【0044】図9(A)に示すように、幅狭テープカセ
ット1のテープ1tに形成されたトラックTr1は、トラ
ックピッチ9.05μm、トラック走行角6.3777
°であり、図9(B)に示すように、幅広テープカセッ
ト2のテープ2tに形成するトラックTr2は、トラック
ピッチ4.52μm、トラック走行角6.3735°で
ある。表1に、幅狭テープカセット1のDDSフォーマ
ットと、本実施形態である幅広テープカセット2を用い
た場合の新フォーマットを示す。なお、幅広テープカセ
ット2の新フォーマットは単なる一例であり、表1に示
すものに限定されるものではない。
【0045】
【表1】
【0046】次に、図10を用いて、幅狭テープカセッ
ト1や幅広テープカセット2に記録されたデータを再生
するための再生回路、幅広テープカセット2にデータを
記録するための記録回路について説明する。図10
(A),(B)において、HA1,HA2,HB1,HB2は回
転ドラム30に設けられている磁気ヘッドである。図1
1は、回転ドラム30のヘッド配置を示している。図1
1において、HA1,HA2はメタル・イン・ギャップ型ヘ
ッド(MIGヘッド)であり、このヘッドHA1,HA2は
回転ドラム30の周上で180°対向して配置されてい
る。ヘッドHA1,HA2は幅狭テープカセット1に記録さ
れたデータを再生するため、及び、幅広テープカセット
2にデータを記録するために用いられる。
【0047】また、HB1,HB2は磁気抵抗効果型ヘッド
(MRヘッド)であり、このヘッドHB1,HB2は回転ド
ラム30の周上で180°対向し、ヘッドHA1,HA2と
は45°ずれた位置に配置されている。ヘッドHB1,H
B2は幅広テープカセット2に記録されたデータを再生す
るためにのみ用いられる。図6(C)に示すヘッドHは
ヘッドHA1,HA2またはヘッドHB1,HB2のいずれかで
あり、図8に示すヘッドHはヘッドHA1,HA2,HB1,
HB2のいずれかを示している。
【0048】図10(A)は、幅狭テープカセット1
(DDSフォーマット)の再生回路及び幅広テープカセ
ット2(新フォーマット)の記録回路である。ヘッドH
A1,HA2で再生された信号はロータリトランス71,7
2を介してプリレコーディングアンプ73に入力され、
図示していない信号処理回路へと供給される。一方、図
示していない信号処理回路から供給された記録すべき信
号は、プリレコーディングアンプ73を介してロータリ
トランス71,72に入力され、ロータリトランス7
1,72からヘッドHA1,HA2へと供給される。なお、
ロータリトランス71,72は、回転ドラム30及び固
定ドラム31の内部に装着されるものである。
【0049】図10(B)は、幅広テープカセット2
(新フォーマット)の再生回路である。ヘッドHB1,H
B2はMRヘッドであるので、外部の電力源から再生回路
に定電流を流して、電圧変化として再生信号を検出する
必要がある。ヘッドHB1,HB2の出力はスイッチ74を
介してアンプ75に供給される。スイッチ74はヘッド
HB1,HB2に交互に接続して、1チャンネルのシリアル
信号として出力する。外部の電力源からの定電流は、ロ
ータリトランス78及び電流の逆流を防ぐためのダイオ
ード素子76を介してアンプ75に供給される。アンプ
75の出力はロータリトランス77を介してプリアンプ
79に供給される。
【0050】この構成によって、電圧変化として検出さ
れた再生信号は、プリアンプ79に入力され、図示して
いない信号処理回路へと供給される。なお、ロータリト
ランス77,78は、回転ドラム30及び固定ドラム3
1の内部に装着されるものである。
【0051】以上のようにして、本発明においては、D
DSフォーマットの幅狭テープカセット1の互換再生を
維持しつつ、幅広テープカセット2に新フォーマットで
データを記録再生することが可能となる。本実施形態の
構成においては、構成が簡略化されているので、装置の
コストが大幅に上昇することはない。本発明は、以上説
明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の磁
気記録再生装置は、第1のテープ幅を有する第1の磁気
テープを第1の供給リールと第1の巻取リールとの間に
張架し、第1の供給リールと第1の巻取リールとが第1
のリール間隔をなす第1のテープカセットと、第1のテ
ープ幅より幅の広い第2のテープ幅を有する第2の磁気
テープを第2の供給リールと第2の巻取リールとの間に
張架し、第2の供給リールと前記第2の巻取リールとが
第1のリール間隔よりも広い第2のリール間隔をなす第
2のテープカセットとを選択的に用いるに際し、第1の
磁気テープまたは第2の磁気テープを所定角度で巻き付
ける回転ドラムと、第1または第2の供給リールを駆動
する供給側リール台と、第1または第2の巻取リールを
駆動する巻取側リール台と、第1のテープカセットを用
いるか第2のテープカセットを用いるかに応じて、供給
側リール台と巻取側リール台との間隔を切り換えるリー
ル台移動機構と、第1の磁気テープを回転ドラムに対し
て第1の角度で巻き付け、第2の磁気テープを第1の角
度よりも大きい第2の角度で巻き付けるよう、第1の磁
気テープまたは第2の磁気テープをローディングするロ
ーディング手段と、第1の磁気テープに第1のフォーマ
ットにて記録されたデータを再生する再生手段と、第2
の磁気テープに第2のフォーマットにてデータを記録す
ると共に、第2の磁気テープに第2のフォーマットにて
記録されたデータを再生する記録再生手段とを備えて構
成したので、第1のテープカセットの互換再生を維持し
つつ、第2のテープカセットにデータを記録再生するこ
とができる。
【0053】従って、ユーザは、1台の装置を所有する
だけで、第1のテープカセットに記録した過去のデータ
を再生することができ、かつ、近年の膨大な情報量を有
するコンピュータのデータを記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図3】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図4】本発明で用いるリール台移動機構を示す平面図
である。
【図5】本発明における回転ドラムに対するテープの巻
付角の一例を示す図である。
【図6】本発明で用いるリードシフト機構を示す図であ
る。
【図7】リードシフト機構による作用を説明するための
図である。
【図8】本発明における回転ドラムとテープとの関係を
平面的に示す図である。
【図9】テープの記録フォーマットを説明するための図
である。
【図10】本発明で用いる記録再生回路の一例を示す回
路図である。
【図11】本発明における回転ドラムのヘッド配置の一
例を示す図である。
【図12】本発明で用いる2種類のテープカセットの例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 幅狭テープカセット 1t,2t 磁気テープ 1a,2a 供給リール 1b,2b 巻取リール 1m,2m カセットマウス 2 幅広テープカセット 11a 供給側リール台 11b 巻取側リール台 12a,12b リール台ベース 18 圧着レバー 19 スライドカム 21〜26 ガイドローラ(ローディング手段) 27 ピンチローラ(ローディング手段) 30 回転ドラム 31 固定ドラム 31a 底面部 31b 外周部 31b1 リード 60 リードシフト機構 71,72,77,78 ロータリトランス 73 プリレコーディングアンプ 74 スイッチ 75 アンプ 76 ダイオード素子 79 プリアンプ 100 リール台移動機構 H,HA1,HA2,HB1,HB2 磁気ヘッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のテープ幅を有する第1の磁気テープ
    を第1の供給リールと第1の巻取リールとの間に張架
    し、前記第1の供給リールと前記第1の巻取リールとが
    第1のリール間隔をなす第1のテープカセットと、前記
    第1のテープ幅より幅の広い第2のテープ幅を有する第
    2の磁気テープを第2の供給リールと第2の巻取リール
    との間に張架し、前記第2の供給リールと前記第2の巻
    取リールとが前記第1のリール間隔よりも広い第2のリ
    ール間隔をなす第2のテープカセットとを選択的に用い
    る磁気記録再生装置において、 前記第1の磁気テープまたは前記第2の磁気テープを所
    定角度で巻き付ける回転ドラムと、 前記第1または第2の供給リールを駆動する供給側リー
    ル台と、 前記第1または第2の巻取リールを駆動する巻取側リー
    ル台と、 前記第1のテープカセットを用いるか前記第2のテープ
    カセットを用いるかに応じて、前記供給側リール台と前
    記巻取側リール台との間隔を切り換えるリール台移動機
    構と、 前記第1の磁気テープを前記回転ドラムに対して第1の
    角度で巻き付け、前記第2の磁気テープを前記第1の角
    度よりも大きい第2の角度で巻き付けるよう、前記第1
    の磁気テープまたは前記第2の磁気テープをローディン
    グするローディング手段と、 前記第1の磁気テープに第1のフォーマットにて記録さ
    れたデータを再生する再生手段と、 前記第2の磁気テープに第2のフォーマットにてデータ
    を記録すると共に、前記第2の磁気テープに前記第2の
    フォーマットにて記録されたデータを再生する記録再生
    手段とを備えて構成したことを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】前記回転ドラムに連接して設けられ、外周
    部に前記回転ドラムの外周面上の下端部からの距離が周
    方向の位置に応じて可変するよう曲線状にリードが形成
    された固定ドラムと、 前記リードが前記第1の磁気テープ及び前記第2の磁気
    テープそれぞれの下端部を位置規制するよう、前記第1
    のテープカセットを用いるか前記第2のテープカセット
    を用いるかに応じて、前記固定ドラムを周方向に所定角
    度だけ回動させるリードシフト機構とをさらに備えて構
    成したことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1のフォーマットはDDSフォーマ
    ットであることを特徴とする請求項1または2のいずれ
    かに記載の磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107541A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気記録再生装置
US7379263B2 (en) * 2004-09-30 2008-05-27 Mitsumi Electric Co., Ltd. Magnetic recording/reproducing apparatus

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