JP2884695B2 - テープローディング装置 - Google Patents
テープローディング装置Info
- Publication number
- JP2884695B2 JP2884695B2 JP2108404A JP10840490A JP2884695B2 JP 2884695 B2 JP2884695 B2 JP 2884695B2 JP 2108404 A JP2108404 A JP 2108404A JP 10840490 A JP10840490 A JP 10840490A JP 2884695 B2 JP2884695 B2 JP 2884695B2
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- tape
- pinch roller
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- magnetic tape
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダー等の記録再生装置の
テープローディング装置に関する。
テープローディング装置に関する。
従来の技術 以下図面を参照しながら磁気記録再生装置（以下VTR
という）について説明する。第３図は従来のVTRのカセ
ットテープ装着時の機構部の平面図、第４図は同部の側
面図、第５図は同VTRのローディング途中の機構部の平
面図、第６図は同部の側面図、第７図は同VTRのローデ
ィング完了時の機構部の平面図、第８図は同部の側面
図、第９図は同VTRのローディング途中のテープと回転
ポストとの位置関係を示す斜視図、第10図はローディン
グ完了時のテープと回転ポストとの位置関係を示す斜視
図である。図中１は回転することによりテープ11をシリ
ンダー８に巻付けるためのローディング動作を行う輪状
のローディングリングであり、ローディングリング１は
シャーシ（図示せず）に対して傾斜して取付けられてい
る。2,3,4,5はテープ高さ規制のためのフランジを上下
にもつ回転ポストであり、ローディングリング１に垂直
に植設されている。2aは回転ポスト２の上部フランジで
ある。６は傾斜ポストであり、ローディング完了時、テ
ープ走行方向と水平面との角度を変化させる働きをす
る。回転ポスト２、３、４、５及び傾斜ポスト６は、ガ
イドポストとして、磁気テープを引き出し所定の走行経
路を形成する。７はテープ11を引出す回転ポストであ
り、回転ポスト７はアーム（図示せず）に取付けられ、
シャーシに対し垂直に移動する。シリンダー８はシャー
シに取付けられている。9,10はカセット内ポストであ
り、カセット（図示せず）の内部に植設され、カセット
装着時はシャーシに対して垂直である。12はキャプスタ
ンユニットの軸部でありシャーシの傾斜面に回転可能に
取付けられている。13はピンチローラでありピンチロー
ラーアーム15に回転可能に取付けられている。14はキャ
ップであり、ピンチローラー13の軸に圧入されている。
15はピンチローラーアームであり、シャフト16に回動可
能に取付けられ、バネ（図示せず）で付勢され、ストッ
パー（図示せず）で図の位置に止められている。シャフ
ト16はローディングリング１に垂直に圧入されている。
という）について説明する。第３図は従来のVTRのカセ
ットテープ装着時の機構部の平面図、第４図は同部の側
面図、第５図は同VTRのローディング途中の機構部の平
面図、第６図は同部の側面図、第７図は同VTRのローデ
ィング完了時の機構部の平面図、第８図は同部の側面
図、第９図は同VTRのローディング途中のテープと回転
ポストとの位置関係を示す斜視図、第10図はローディン
グ完了時のテープと回転ポストとの位置関係を示す斜視
図である。図中１は回転することによりテープ11をシリ
ンダー８に巻付けるためのローディング動作を行う輪状
のローディングリングであり、ローディングリング１は
シャーシ（図示せず）に対して傾斜して取付けられてい
る。2,3,4,5はテープ高さ規制のためのフランジを上下
にもつ回転ポストであり、ローディングリング１に垂直
に植設されている。2aは回転ポスト２の上部フランジで
ある。６は傾斜ポストであり、ローディング完了時、テ
ープ走行方向と水平面との角度を変化させる働きをす
る。回転ポスト２、３、４、５及び傾斜ポスト６は、ガ
イドポストとして、磁気テープを引き出し所定の走行経
路を形成する。７はテープ11を引出す回転ポストであ
り、回転ポスト７はアーム（図示せず）に取付けられ、
シャーシに対し垂直に移動する。シリンダー８はシャー
シに取付けられている。9,10はカセット内ポストであ
り、カセット（図示せず）の内部に植設され、カセット
装着時はシャーシに対して垂直である。12はキャプスタ
ンユニットの軸部でありシャーシの傾斜面に回転可能に
取付けられている。13はピンチローラでありピンチロー
ラーアーム15に回転可能に取付けられている。14はキャ
ップであり、ピンチローラー13の軸に圧入されている。
15はピンチローラーアームであり、シャフト16に回動可
能に取付けられ、バネ（図示せず）で付勢され、ストッ
パー（図示せず）で図の位置に止められている。シャフ
ト16はローディングリング１に垂直に圧入されている。
以上の様に構成されたVTRについてそのローディング
動作を以下に説明する。まずテープ11を巻装したカセッ
ト（図示せず）をVTRに装着した場合を考える。この時
テープ11は第３図及び第４図に示す様に装着される。次
にローディングリング１がシャーシに対する傾斜を保っ
たまま矢印17の方向に回転すると同時に回転ポスト７が
移動し、第５図及び第６図に示す様にテープ11が引出さ
れる。さらにローディングリング１の回転ポスト７の移
動が進み第７図及び第８図に示す位置関係まで来た時、
ピンチローラー13は駆動手段（図示せず）により矢印18
の方向へ押され、キャプスタン12に圧着され、ローディ
ングは完了する。
動作を以下に説明する。まずテープ11を巻装したカセッ
ト（図示せず）をVTRに装着した場合を考える。この時
テープ11は第３図及び第４図に示す様に装着される。次
にローディングリング１がシャーシに対する傾斜を保っ
たまま矢印17の方向に回転すると同時に回転ポスト７が
移動し、第５図及び第６図に示す様にテープ11が引出さ
れる。さらにローディングリング１の回転ポスト７の移
動が進み第７図及び第８図に示す位置関係まで来た時、
ピンチローラー13は駆動手段（図示せず）により矢印18
の方向へ押され、キャプスタン12に圧着され、ローディ
ングは完了する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成においてはローディング
リング１が水平面に対して傾斜しているために回転ポス
ト２はテープ11に対し第４図に示す様な位置から引出し
を開始する。従ってローディング開始後及びローディン
グ中の前半は第９図に示す様にテープ11はフランジ2aに
乗上げたまま引出され、ローディングの途中でテープ11
は第10図に示す様にフランジから外れる。またアンロー
ディング時は逆の動きを行う。ここでテープ11はピンチ
ローラー13に常に巻付いているので、そのピンチローラ
ーの摩擦力により、テープはローディング動作の進行に
応じたスムーズな上下動の動きを妨げられる。特にアン
ローディング時はテープ11が上フランジ2aから抜ける時
にピンチローラーの妨げによりスムーズな動きがとれず
テープダメージが発生するという課題を有していた。
リング１が水平面に対して傾斜しているために回転ポス
ト２はテープ11に対し第４図に示す様な位置から引出し
を開始する。従ってローディング開始後及びローディン
グ中の前半は第９図に示す様にテープ11はフランジ2aに
乗上げたまま引出され、ローディングの途中でテープ11
は第10図に示す様にフランジから外れる。またアンロー
ディング時は逆の動きを行う。ここでテープ11はピンチ
ローラー13に常に巻付いているので、そのピンチローラ
ーの摩擦力により、テープはローディング動作の進行に
応じたスムーズな上下動の動きを妨げられる。特にアン
ローディング時はテープ11が上フランジ2aから抜ける時
にピンチローラーの妨げによりスムーズな動きがとれず
テープダメージが発生するという課題を有していた。
本発明は前記問題点に鑑み、ローディング・アンロー
ディング中においてピンチローラーによるテープ上下動
作への妨げがなく、テープダメージを発生させないロー
ディング装置を提供することである。
ディング中においてピンチローラーによるテープ上下動
作への妨げがなく、テープダメージを発生させないロー
ディング装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、ローディング中
のみテープが巻付く固定ポストを植設したピンチローラ
ーアームを具備したものである。
のみテープが巻付く固定ポストを植設したピンチローラ
ーアームを具備したものである。
作用 本発明は前記した構成により、ローディング途中はピ
ンチローラーアームに植設した固定ポストにテープが巻
付くことにより、テープとピンチローラは接触せず、テ
ープのスムーズな上下動が行われ、テープダメージのな
いローディング・アンローディングが行われ、ローディ
ング完了時にはピンチローラーアームの回動によりテー
プは固定ポストから離れピンチローラに接触する様にし
たものである。
ンチローラーアームに植設した固定ポストにテープが巻
付くことにより、テープとピンチローラは接触せず、テ
ープのスムーズな上下動が行われ、テープダメージのな
いローディング・アンローディングが行われ、ローディ
ング完了時にはピンチローラーアームの回動によりテー
プは固定ポストから離れピンチローラに接触する様にし
たものである。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第１図は本発明の一実施例におけるVTRのローディン
グ途中の主要部の平面図（傾斜面に対する）、第２図は
ローディング完了時の同部の平面図（傾斜面に対する）
である。図中2,3は回転ポスト、11はテープ、13はピン
チローラー、14はキャップであり以上は第３図に示す従
来の装置の構成と同じものである。
グ途中の主要部の平面図（傾斜面に対する）、第２図は
ローディング完了時の同部の平面図（傾斜面に対する）
である。図中2,3は回転ポスト、11はテープ、13はピン
チローラー、14はキャップであり以上は第３図に示す従
来の装置の構成と同じものである。
15aはピンチローラーアームであり、シャフト16を中
心に回動し、バネ（図示せず）により付勢されストッパ
ー（図示せず）により図の位置で止められている。16は
シャフトであり、ローディングリングに植設されてい
る。19は固定ポストであり、ピンチローラーアーム15a
に植設されている。
心に回動し、バネ（図示せず）により付勢されストッパ
ー（図示せず）により図の位置で止められている。16は
シャフトであり、ローディングリングに植設されてい
る。19は固定ポストであり、ピンチローラーアーム15a
に植設されている。
以上の様に構成された本発明のVTRについて、以下そ
の動作について説明する。まずローディングについては
従来の技術で述べたと同様の動作でローディングリング
１が回転しテープ11を引き出すが、固定ポスト19の位置
関係よりテープ11はピンチローラー13には接触せずに固
定ポスト19に巻付いて引き出される。次にローディング
完了の位置までローディングリング１が回動し、ピンチ
ローラーアーム13は駆動手段（図示せず）により矢印18
の方向に押され、キャプスタン12に圧着され、ローディ
ングは完了する。この際、ピンチローラーアーム13は駆
動手段に押されることによりシャフト16を中心に第２図
に示す位置まで回動するが、固定ポスト19は第２図に示
す如くテープ11より離れ、テープ走行中の走行負荷には
ならない。
の動作について説明する。まずローディングについては
従来の技術で述べたと同様の動作でローディングリング
１が回転しテープ11を引き出すが、固定ポスト19の位置
関係よりテープ11はピンチローラー13には接触せずに固
定ポスト19に巻付いて引き出される。次にローディング
完了の位置までローディングリング１が回動し、ピンチ
ローラーアーム13は駆動手段（図示せず）により矢印18
の方向に押され、キャプスタン12に圧着され、ローディ
ングは完了する。この際、ピンチローラーアーム13は駆
動手段に押されることによりシャフト16を中心に第２図
に示す位置まで回動するが、固定ポスト19は第２図に示
す如くテープ11より離れ、テープ走行中の走行負荷には
ならない。
以上の様に本実施例によると、ローディング時にはテ
ープはピンチローラーに接触せずピンチローラーアーム
上の固定ポストに巻付くために、ローディング・アンロ
ーディング中のテープの上下動がスムーズに無理なく行
われ、ローディング完了時にはピンチローラーがキャプ
スタンに圧着する動きに連動して固定ポストはテープか
ら離れ、走行中の負荷にはならず、負荷の低いテープ走
行が行われるものである。
ープはピンチローラーに接触せずピンチローラーアーム
上の固定ポストに巻付くために、ローディング・アンロ
ーディング中のテープの上下動がスムーズに無理なく行
われ、ローディング完了時にはピンチローラーがキャプ
スタンに圧着する動きに連動して固定ポストはテープか
ら離れ、走行中の負荷にはならず、負荷の低いテープ走
行が行われるものである。
発明の効果 以上説明した様に、本発明によればローディング・ア
ンローディング時にはテープはピンチローラーに接触し
ないために、ローディング・アンローディング中のテー
プの上下動が無理なく行われ、回転ポストのフランジ等
にテープが引っかかることなく、テープダメージの無い
ローディング・アンローディング動作が行われるという
優れた効果が得られる。また、ローディング完了後は、
ピンチローラーのキャプスタンへの圧着の動作に連動し
て前記固定ポストはテープより離れるために、前記固定
ポストによる走行負荷のないテープ走行が得られる。
ンローディング時にはテープはピンチローラーに接触し
ないために、ローディング・アンローディング中のテー
プの上下動が無理なく行われ、回転ポストのフランジ等
にテープが引っかかることなく、テープダメージの無い
ローディング・アンローディング動作が行われるという
優れた効果が得られる。また、ローディング完了後は、
ピンチローラーのキャプスタンへの圧着の動作に連動し
て前記固定ポストはテープより離れるために、前記固定
ポストによる走行負荷のないテープ走行が得られる。
第１図は本発明の一実施例におけるVTRのローディング
途中の主要部の平面図、第２図はローディング完了時の
同部の平面図、第３図は従来のVTRのカセットテープ装
着時の機構部の平面図、第４図は同部の側面図、第５図
は同VTRのローディング途中のテープと回転ポストとの
位置関係を示す平面図、第６図は同部の側面図、第７図
は同VTRのローディング完了時の機構部の平面図、第８
図は同部の側面図、第９図は同VTRのローディング途中
のテープと回転ポストの位置関係を示す斜視図、第10は
ローディング完了時のテープと回転ポストの位置関係を
示す斜視図である。 １……ローディング、2,3,4,5,7……回転ポスト、2a…
…回転ポストの上フランジ、６……傾斜ポスト、８……
シリンダー、9,10……カセット内ポスト、11……テー
プ、12……キャプスタンユニットの軸部、13……ピンチ
ローラー、14……キャップ、15,15a……ピンチローラー
アーム、16……シャフト、17,18……方向を示す矢印、1
9……固定ポスト。
途中の主要部の平面図、第２図はローディング完了時の
同部の平面図、第３図は従来のVTRのカセットテープ装
着時の機構部の平面図、第４図は同部の側面図、第５図
は同VTRのローディング途中のテープと回転ポストとの
位置関係を示す平面図、第６図は同部の側面図、第７図
は同VTRのローディング完了時の機構部の平面図、第８
図は同部の側面図、第９図は同VTRのローディング途中
のテープと回転ポストの位置関係を示す斜視図、第10は
ローディング完了時のテープと回転ポストの位置関係を
示す斜視図である。 １……ローディング、2,3,4,5,7……回転ポスト、2a…
…回転ポストの上フランジ、６……傾斜ポスト、８……
シリンダー、9,10……カセット内ポスト、11……テー
プ、12……キャプスタンユニットの軸部、13……ピンチ
ローラー、14……キャップ、15,15a……ピンチローラー
アーム、16……シャフト、17,18……方向を示す矢印、1
9……固定ポスト。
Claims (1)
- 【請求項１】磁気テープを収納したカセットの間口から
前記磁気テープを引出し所定の走行経路を形成するため
のガイドポスト部材を植設したローディングリングと、
前記ローディングリング上に回動可能に支持されたピン
チローラーアームと、前記ピンチローラーアームに回転
可能に取付けられたピンチローラーと、ローディング完
了後に前記ピンチローラーが圧着して前記磁気テープを
送り出すためのキャプスタンと、前記ピンチローラーア
ームに植設された固定ポストと、ローディング中のみ前
記磁気テープが前記固定ポストに巻付いて前記ピンチロ
ーラーと前記磁気テープとを離すべく前記ピンチローラ
ーアームを駆動する駆動手段とを有することを特徴とす
るテープローディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108404A JP2884695B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | テープローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2108404A JP2884695B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | テープローディング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046658A JPH046658A (ja) | 1992-01-10 |
| JP2884695B2 true JP2884695B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14483897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2108404A Expired - Fee Related JP2884695B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | テープローディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884695B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP2108404A patent/JP2884695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH046658A (ja) | 1992-01-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |