JPH054331U - 磁気テープ引き出し装置 - Google Patents

磁気テープ引き出し装置

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JPH054331U
JPH054331U JP5092491U JP5092491U JPH054331U JP H054331 U JPH054331 U JP H054331U JP 5092491 U JP5092491 U JP 5092491U JP 5092491 U JP5092491 U JP 5092491U JP H054331 U JPH054331 U JP H054331U
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JP
Japan
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tape
pull
magnetic tape
impedance roller
magnetic
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Pending
Application number
JP5092491U
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English (en)
Inventor
孝博 奥家
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所謂Mローディング方式のテープ引き出し装
置において、供給側テープ引き出し部材に一体にインピ
ーダンスローラを設け、テープ引き出し完了時、該イン
ピーダンスローラがテープに当接してジッタを吸収し、
再生画面の改善を図る。 【構成】 垂直ポスト4と傾斜ポスト5を有し、案内溝
1a,1bを摺動してシリンダ16に磁気テープTを卷回する
一対のテープ引き出し部材2,3を備えた磁気記録再生
装置において、前記テープ引き出し部材2のベース2aに
更にインピーダンスローラ9を回転自在に設け、磁気テ
ープTがカセットC内に収納されたテープアンローディ
ング状態では、前記テープ引き出し部材2は90°回動
した状態で待機している構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
ビデオテープレコーダ(以下VTRと称する)等の磁気記録再生装置における テープ引き出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、テレビ画面の大型化に伴ってVTRによる再生画面の縦ゆれ、所謂ジッ タの改善が注目されている。一方、メカニズムの小型化も要望されている。VT Rにおけるジッタ改善のためには、比較的大径で且つ重量の大きいインピーダン スローラをシリンダ近傍に配置するのが性能上好ましい。
【0003】 従来、メカニズムのコンパクト化のために、例えば公開公報 特開平2-50340号 G11B 15/07 に開示されているように、シリンダの近傍に配設された回動レバー 上に回転自在に取着されたインピーダンスローラを、テープ走行経路内にバネ付 勢した状態で配設している。或るいは、カセットのテープ引き出し口(テープ供 給リール側)の近傍で、且つテープ走行経路内に設けられた固定軸にインピーダ ンスローラを回転自在に配し、テープ引き出し時テープがインピーダンスローラ に接触する構成としている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の後者の構成の場合、インピーダンスローラはシリンダから離れたところ のテープ走行経路内に配されているので、ジッタ改善効果は極めて薄い。また、 上述の前者の構成の場合、シリンダ近傍に回動レバーを配するので、シリンダ近 傍のスペースが無くなり、テープローディングモータの配置及び形状に大きな制 約が生じ、延いてはメカニズムの外形寸法が大きくなってしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】
垂直ポストと傾斜ポストを有し、案内溝を摺動してシリンダに磁気テープを卷 回する一対のテープ引き出し部材を備えた磁気記録再生装置において、前記テー プ引き出し部材のベースに更にインピーダンスローラを回転自在に設け、磁気テ ープがカセット内に収納されたテープアンローディング状態では、前記テープ引 き出し部材は90°回動した状態で待機している構成とする。
【0006】
【作用】
例えば再生操作により、テープテンションピンがカセットから磁気テープを少 し引き出した後、テープ引き出し部材が案内溝を90°回動し、その後テープを 引き出しながら案内溝を摺動案内され、テープ引き出し完了時、前記インピーダ ンスローラが磁気テープの裏面に当接して磁気テープのジッタを吸収する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の具体的な一実施例について図面と共に説明する。 図1は本発明の平面図、図2は主要部分の断面図、図3乃至図6はテープ引き出 し部材の異なる位置におけるテープ引き出し状態を示す部分平面図である。
【0008】 図1において、メカニズムシャーシ1には、案内溝1a,1bを摺動案内される供 給側テープ引き出し部材2及び巻取り側テープ引き出し部材3が配されている。 前記案内溝1aは、カセットCの開口部Ca内でほぼ90°湾曲して形成されている。 テープ引き出し部材2,3のベース2a,3aには垂直ポスト4及び傾斜ポスト5が 取着されている。供給側のベース2aには、更に支軸6に軸受け7とキャップ8を 介して天吊り状態でインピーダンスローラ9が回転自在に取着されている。該ベ ース2aの裏面には、突起2b及び2cが形成されていて、突起2bにはモータ15等の駆 動源からの駆動力が伝達されるリンク機構10が連結されている(図2参照)。尚 突起2cは案内溝1a内を摺動案内される。
【0009】 11はテープ張力検出ピンで、シャーシ1の支軸1cを中心に回動自在で、カセッ トCからテープTを引き出す際、テープ引き出しピン12と共にテープTを少し引 き出す作用をする(図1において、テープ張力検出ピン11”の位置)。13,14は テープ引き出し部材2,3をテープ引き出し完了位置で停止保持するためのスト ッパ、15はモータ、16はシリンダ、17はピンチローラ、18はキャプスタン、19, 20はそれぞれ供給側及び巻取側リール台を示す。
【0010】 次に、本考案のテープ引き出し装置の動作について説明する。カセットCがメ カニズムシャーシ1の所定の位置に装着され(図3参照)、例えば再生ボタン( 図示せず)が操作されると、図1に示すように、カセットC内にあるテープ張力 検出ピン11’及びテープ引き出しピン12がそれぞれCCW(反時計回り)及びC W(時計回り)方向へ回動し、カセットCから磁気テープT’を少し引き出す。 即ち、図1においてテープT’はT”の位置になる(図4参照)。引き続いてテ ープ引き出し部材2,3が案内溝1a,1bを摺動案内され、テープT”をカセット Cから引き出しながら、シリンダ16に所定角テープTを巻回し、それぞれのスト ッパ13,14に当接保持される。その際、インピーダンスローラ9がテープTの裏 面に接触し、該テープTのジッタを吸収する位置に至る(図5参照)。その後、 テープ張力検出ピン11が更にCCW方向へ回動し、テープ張力を検出する位置に なる(図6参照)。従って、インピーダンスローラ9は、テープ引き出し完了ま で磁気テープTに接触しない。
【0011】 本考案は、テープ引きだし部材2,3がテープTを引き出す前に、一旦テープ Tを少し引きだした後、テープ引きだし部材2は90°湾曲した案内溝1aを摺動し て、該テープ引きだし部材2が90°回動し、垂直ポスト4が傾斜ポスト5より先 にテープTに当接する構成にしている。それによって、テープアンローディング 時にインピーダンスローラ9をカセットCの開口部Ca内に無理なく配置させると 共に、テープ引きだし時は、テープのズリ上がり等によるテープエッジ部のダメ ージが発生しないように、垂直ポスト4が先にテープTに接触して、該ポスト4 の上下のフランジでテープの位置規制をさせ、テープを無理なく引き出すように している。本考案の構成では、図1に示すように図面左上方部分が空きスペース になり、ローディングモータ15等を配置することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の構成により、次の効果が期待できる。 従来インピーダンスローラが配置されていたメカニズムシャーシの左上部分が 空きスペースになるので、他の部品(例えばローディングモータ)を配置するこ とができる。 テープ張力検出ピンとTえーぷ引きだしピンとで予めテープを引き出すことに より、その位置でテープの早送り、或るいは巻戻し動作を行うことができる。 本考案のように、インピーダンスローラをテープ引き出し部材に一体に設けた ので、テープ引き出し時、インピーダンスローラをテープ引き出し通路外へ排除 する必要がなく、テープ引き出し時の負荷が軽減される。 従来インピーダンスローラ用の支軸、またはインピーダンスローラを載置する 回動レバー用の支軸が必要であったが、インピーダンスローラを移動式にするこ とによって、支軸が不要となり他の機構部品の配置、設計の自由度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の平面図である。
【図2】本考案の主要部の部分断面図である。
【図3】本考案のテープアンローディング時の部分平面
図である。
【図4】本考案のテープ引き出し途中の部分平面図であ
る。
【図5】本考案のテープ引き出し完了前の部分平面図で
ある。
【図6】本考案のテープ引き出し完了時の部分平面図で
ある。
【符号の説明】
1 メカニズムシャーシ 1a 案内溝 2 供給側テープ引き出し部材 3 巻取側テープ引き出し部材 4 垂直ポスト 5 傾斜ポスト 9 インピーダンスローラ 11 テープ張力検出ピン 12 テープ引き出しピン 16 シリンダ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直ポストと傾斜ポストを有し、案内溝
    を摺動してシリンダに磁気テープを卷回する一対のテー
    プ引き出し部材を備えた磁気記録再生装置において、前
    記テープ引き出し部材に更にインピーダンスローラを回
    転自在に設けたことを特徴とする磁気テープ引き出し装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁気テープがカセット内に収納され
    たテープアンローディング時、前記テープ引き出し部材
    は90°回動して待機していることを特徴とする請求項
    1の磁気テープ引き出し装置。
JP5092491U 1991-07-02 1991-07-02 磁気テープ引き出し装置 Pending JPH054331U (ja)

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JP5092491U JPH054331U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 磁気テープ引き出し装置

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JP5092491U JPH054331U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 磁気テープ引き出し装置

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JPH054331U true JPH054331U (ja) 1993-01-22

Family

ID=12872356

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JP5092491U Pending JPH054331U (ja) 1991-07-02 1991-07-02 磁気テープ引き出し装置

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JP (1) JPH054331U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62232750A (ja) * 1986-04-02 1987-10-13 Victor Co Of Japan Ltd 磁気記録及び/又は再生装置
JPS63204530A (ja) * 1987-02-20 1988-08-24 Ricoh Co Ltd 情報記録媒体
JPH04318357A (ja) * 1991-04-16 1992-11-09 Canon Inc 磁気記録再生装置

Patent Citations (3)

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