JP2569725B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2569725B2 JP63133063A JP13306388A JP2569725B2 JP 2569725 B2 JP2569725 B2 JP 2569725B2 JP 63133063 A JP63133063 A JP 63133063A JP 13306388 A JP13306388 A JP 13306388A JP 2569725 B2 JP2569725 B2 JP 2569725B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はVTR等の磁気記録再生装置、特にそのピン
チローラ近傍における磁気テープの走行高さ規制機構に
関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の磁気記録再生装置を示す平面図で、第
4図は第3図のピンチローラ近傍の詳細を示す平面図で
ある。図において、(1)はカセット、(2),(3)
はそれぞれ供給側、巻取り側のリール、(4)は磁気テ
ープ、(5)はドラム、(6),(7)はそれぞれ供給
側、巻取り側のガイドローラ、(8)は供給側のテープ
に対して所定の傾きを有するテープガイド、(9),
(10)は巻取り側のテープに対して所定の傾きを有する
テープガイド、(11)は固定ヘッド、(12)はキャプス
タン、(13)はピンチローラ、(14)はピンチアーム、
(15)はピンチアーム(14)に係止されかつテープの走
行高さを規制するフランジ部(15a)を有する高さ規則
用テープガイドである。
次に動作について説明する。カセット(1)内のリー
ル(2),(3)に巻かれた磁気テープ(4)は、カセ
ット(1)が磁気記録再生装置に装着されるとガイドロ
ーラ(6)とテープガイド(8)、ガイドローラ(7)
とテープガイド(9)、およびテープガイド(10)によ
ってカセット(1)内から引き出され、ドラム(5)に
所定の角度で斜めに巻き付けられ、所定の速度で回転す
るキャプスタン(12)に対してピンチアーム(14)の回
動により圧接されるピンチローラ(13)で駆動されてド
ラム(5)のまわりを走行し、巻取り側のリール(3)
に巻き取られる。逆転再生を行った場合に、リール
(3)での磁気テープ(4)の巻き乱れ等に起因するピ
ンチローラ(13)近傍における磁気テープの上下動や片
寄り走行を防止するため、キャプスタン(12)とリール
(3)との間の磁気テープ(4)に対し、ピンチアーム
(14)と一体となって回動するテープガイド(15)のフ
ランジ部(15a)を当接させ、磁気テープ(4)の走行
高さを規制する。一方、カセット(1)の装着時にはピ
ンチアーム(14)はカセットから遠ざかる方向へ回動す
るが、固定ヘッド(11)があるため回動量は大きくとれ
ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されてい
るので、カセット(1)を装着する際に第4図に記号
(L)で示すテープガイド(15)のフランジ部(15a)
と磁気テープ(4)との間隔がせまいため、カセット
(1)内の磁気テープ(4)にたるみがあった場合に磁
気テープ(4)がテープガイド(15)にひっかかり、損
傷する危険があること、またこの間隔(L)を充分に大
きく取ろうとすると装置の小形化が困難であることなど
の問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、装置の小形化を妨げることなく、カセット
装着時の磁気テープの損傷を防止することのできる磁気
記録再生装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る磁記録再生装置は、キャプスタンと巻
取りリールとの間で磁気テープの走行高さを規制するテ
ープガイドをピンチアームに回動可能に支持し、ピンチ
アームの回動に連動してテープガイドを回動する駆動手
段を備え、カセット横着時にはこのテープガイドを磁気
テープから離れる方向に回動退避させ、カセット装着後
は磁気テープの走行高さを規制する位置へ回動させるよ
うにしたものである。
〔作用〕 この発明においては、カセット装着時には磁気テープ
から離れた位置に退避するので磁気テープがテープガイ
ドにひっかかって損傷することがない。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図、第2図について
説明する。第1図はピンチローラ近傍の詳細を示す平面
図、第2図は第1図の線II−IIの拡大断面図であり、前
記従来装置と同一または相当部分には同一符号を付して
説明を省略する。図において、(16)はピンチローラ
(13)をピンチアーム(14)に回転可能に支持する軸、
(15A)は軸(16)に回転可能に支持される高さ規制用
テープガイド、(17)は軸(16)に回転可能に挿入され
た第1の扇形歯車で、テープガイド(15A)のフランジ
部(15a)の下部が係止してテープガイド(15A)と一体
的に回動するようになっている。(18)はピンチアーム
(14)の回動中心となる軸、(19)は軸(18)を中心と
して第1の扇形歯車(17)と噛合って回動する第2の扇
形歯車、(20)は第2の扇形歯車(19)に設けられてピ
ンチアーム(14)と係合するピン、(21)は第2の扇形
歯車(19)を駆動する駆動歯車、(22)はピンチアーム
(14)の一端に設けられたバネかけ、(23)はバネかけ
(22)にかけられてピンチアーム(14)を磁気テープ
(4)から離れる方向に付勢するバネ、(24)はピンチ
アーム(14)がバネ(23)に引かれて磁気テープ(4)
から遠ざかる方向へ回動する量を規制するストッパであ
る。
次に動作について説明する。カセット(1)の装着時
において、ピンチアーム(14)はバネ(23)に引かれ、
バネかけ(22)がストッパ(24)に当接する位置にあ
る。このとき、テープガイド(15A)のフランジ部(15
a)は磁気テープ(4)から遠ざかる方向へ軸(16)を
中心として回動退避している。カセット(1)の装着
後、モータ等により駆動歯車(21)が時計方向に回転す
ると、第2の扇形歯車(19)は軸(18)を中心に反時計
方向に回動し、ピン(20)がピンチアーム(14)に当接
するまではピンチアーム(14)はバネ(23)に引かれて
いるため回動せず、第1の扇形歯車(17)と一体に軸
(16)を中心として回動するテープガイド(15A)のフ
ランジ部(15a)が第1図に点線で示す位置(A)まで
回動する。そして、ピン(20)がピンチアーム(14)に
当接し、さらに駆動歯車(21)が回転すると、ピンチア
ーム(14)は軸(18)を中心としてバネ(23)に抗して
テープガイド(15)および第1の扇形歯車(17)と一体
的に回動し、第1図に想像線で示すようにピンチローラ
(13)がキャプスタン(12)に圧接される。このとき、
テープガイド(15A)のフランジ部(15a)によりピンチ
ローラ(13)近傍における磁気テープ(4)の走行高さ
を規制する。この状態で、駆動歯車(21)が反時計方向
に回動すると、ピンチアーム(14)はバネ(23)で引か
れているためピン(20)に当接したままの状態でテープ
ガイド(15A)は軸(16)のまわりに回動せずに一体的
に磁気テープ(4)から離れる方向へ回動する。バネか
け(22)がストッパ(24)に当接するとピンチアーム
(14)の回動は規制され、テープガイド(15A)のフラ
ンジ部(15a)は位置(A)にある。さらに駆動歯車(2
1)が反時計方向に回動すると、第1の扇形歯車(17)
と一体的に回動するテープガイド(15A)は軸(16)を
中心として反時計方向に回動しそのフランジ部(15a)
が磁気テープ(4)から離れる方向に回動し、カセット
(1)を磁気記録再生装置に装着する際に磁気テープ
(4)にたるみがあっても、磁気テープ(4)がフラン
ジ部(15a)にひっかかって損傷を受けることのない位
置まで退避する。
上記実施例のようにテープガイド(15A)の回転駆動
をピンチアーム(14)の回転駆動と同一の駆動手段によ
って行うようにしておくと、それぞれ単独の駆動手段を
用いる場合に比べて少ない部品点数で構成でき、安価と
なる。
なお、上記実施例ではテープガイド(15A)の回動中
心がピンチローラ(13)の軸(16)と一致している例を
示したが、これらは必ずしも一致している必要はなく、
若干ずれた位置にあってもよい。また、テープガイド
(15A)の駆動手段をピンチアーム(14)の駆動手段と
別個に設けてもよく、この場合でも磁気テープのカセッ
ト装着時の損傷を防止することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればピンチローラ近傍で
テープの走行高さを規制するテープガイドを、ピンチア
ームに回転可能に支持する構成としたので、カセット装
着時のテープ損傷を防ぐことができると共に、装置の小
形化に寄与する磁気テープの走行高さ規制機構を得るこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
ピンチローラ近傍の詳細を示す平面図、第2図は第1図
の線II−IIの拡大断面図、第3図は従来の磁気記録再生
装置を示す平面図、第4図は第3図のピンチローラ近傍
の詳細を示す平面図である。 図において、(1)はカセット、(3)は巻取り側のリ
ール、(4)は磁気テープ、(12)はキャプスタン、
(13)はピンチローラ、(14)はピンチアーム、(15
A)はテープガイド、(15a)はフランジ部である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の速度で回転するキャプスタンと、こ
    のキャプスタンに圧接して磁気テープを駆動するピンチ
    ローラと、このピンチローラを支持するピンチアーム
    と、このピンチアームに係止されかつ前記キャプスタン
    よりも巻取りリール側で磁気テープの走行高さを規制す
    るフランジ部を有する高さ規制用テープガイドとを備え
    た磁気記録再生装置において、 前記テープガイドを前記ピンチアームに回動可能に支持
    し、前記ピンチアームの回動に連動して前記テープガイ
    ドを回動する駆動手段を備え、前記テープガイドの前記
    フランジ部をカセット装着時には磁気テープより離れる
    方向に回動退避させかつ前記ピンチローラの前記キャプ
    スタンへの接近または圧接時には磁気テープに接近また
    は当接する方向に回動させるようにしたことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
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JPS63113854A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置のテ−プガイド

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