JPS5919969Y2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS5919969Y2
JPS5919969Y2 JP3340080U JP3340080U JPS5919969Y2 JP S5919969 Y2 JPS5919969 Y2 JP S5919969Y2 JP 3340080 U JP3340080 U JP 3340080U JP 3340080 U JP3340080 U JP 3340080U JP S5919969 Y2 JPS5919969 Y2 JP S5919969Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
drum
magnetic tape
rotating drum
magnetic recording
reproducing device
Prior art date
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Application number
JP3340080U
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English (en)
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JPS56136353U (ja
Inventor
秀夫 大内
Original Assignee
アンペックス・コ−ポレ−ション
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、磁気記録再生装置に係り、特にその回転ヘ
ッドを有した回転ドラム部の改良に関する。
近時、磁気記録再生装置たとえばビテ゛オテープレコー
ダ(VTR)の分野において、高性能のものが開発され
ており、かかるVTRは、一般に第1図で示すように回
転ヘッド式に構成されている。
すなわち、供給リール10に巻装された磁気テープ12
は、繰り出されてから第1のテンションアーム14で所
定のテンションが施こされて必要により消去ヘッド16
を通過した後、第1のテープガイド18を介してドラム
20を構成する回転ドラム部20aの外周に巻装される
なお、この回転ドラム部20 aの周側面にはビデオヘ
ッド20□、20□が配設されている。
そして、第1のテープガイド18を介して回転ドラム部
20 aに巻装された磁気テープ12は、第2のテープ
ガイド22を介して回転ドラム部20 aの下部に設け
られる固定ドラム部20 bに対し第2図で示すように
斜め方向に巻装された状態で取り出される。
そして、第2のテープガイド22から取り出された磁気
テープ12は、音声消去ヘッド24、音声記録再生ヘッ
ド26およびキャプスタン28とピンチローラ30間を
介して第2のテンションアーム32で所定のテンション
が施された後に、巻取リリール34に巻き取られる。
このことにより、回転ドラム部20 a内のビデオヘッ
ド20、.20゜によって磁気テープ12に記録されて
いるたとえばビデオ信号が再生出力され、あるいは外部
ビデオ信号が磁気テープ12に記録される。
このように構成されるVTRにおいて、いわゆるスタン
バイ状態あるいはレディ状態などのように回転駆動状態
にあるドラム20に磁気テープ12を巻装した状態で停
止させておくと回転ドラム部20 aのビデオヘッド2
0..20□が著しく損耗を受けてしまう。
そして、これは特に第1および第2のテンションアーム
14.32の位置と第1および第2のテープガイド18
.22の位置が変わらない場合においてなおさらビデオ
ヘッド200,202の損耗が著しくなるものである。
このため、スタンバイ状態でビデオヘッド20□。
20□の損耗防止手段として回転ドラム部20 aの外
周付近に磁気テープを吸引することによって磁気テープ
12とドラム20とを引離す引離し装置を設けることが
考えられている。
しかしながら、このような引離し装置を設けることは、
それをドラム20の周囲に占有するためのスペースが必
要でまた機械の構成が複雑となり高価になる等の欠点が
あった。
そこで、回転ドラム20 aのビテ゛オヘッドが損耗す
るのを防止するためにもつと安価且つ容易に実施できる
ようなものが要望されていた。
この考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、回転
ドラム部内部にファン機構となるような羽根を形成して
回転ドラム部に巻装される磁気テープの内側から空気を
吐出することにより、磁気テープおよびドラム間に空気
層を形威してビテ゛オヘッドの損耗を効果的に防止し得
るようにした極めて良好な磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
°以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明する
第3図および゛第5図においてドラム36は第1図のド
ラム20に相当するもので上部回転ドラム38と下部固
定ドラム部40とで構成されている。
このうち上部回転ドラム部38は、下部固定ドラム部4
0に対して回転自在になされるものでまた、上部回転ド
ラム部38の内側には図示下方向に4枚の羽根42.4
2.42.42が中心軸Yに対したとえば第4図に示す
ように所定の傾斜角を有して一体的に突出形成されるこ
とによりファン機構が備えられている。
さらに、上部回転ドラム部38の下部には、外周よりや
や内側寄りに位置させたリング状の突出部44が一体的
に形成されている。
このノング状突出部44に対向する下部固定ドラム部4
0の上部には該突部44が緩挿されるリング状の溝部4
6が形成されている。
そしてこの場合突出部44が溝部46に緩挿された状態
で所定の隙間を有して上記回転ドラム部38の内部から
外部に対して空気の流通が可能な状態となるように空気
流通部47が形成されるようになる。
この状態を第5図に詳細に示す。
また、上記下部固定ドラム部40の上部には複数の通気
孔48.4B、・・・が形威されている。
このように構成されたドラム36は第1図で示したよう
な磁気記録再生装置の所定部に巻装され、使用状態でそ
の上部ドラム部38が図中矢印A方向に回転駆動される
そして、第1図で示したように磁気テープが回転駆動さ
れる上部回転ドラム部38を含んで巻装され、たとえば
スタンバイ状態にあるものとする。
ただし、説明上磁気テープは省略して説明する。
この状態において回転ドラム部38は、図中矢印A方向
に回転駆動されているので羽根42.42.42゜42
が空気を通気孔48.48.・・・を介して吸い込むよ
うになる。
ここで、吸い込まれた空気は、溝部46と緩挿された突
出部44との隙間すなわち空気流通部47を介して外部
に吐出される如く図中矢印Bのように流動される。
これによってすなわち、ドラム36に巻装圧接される磁
気テープは、わずかながら空気層を介して巻装圧接され
ることになるため図示しないビテ゛オヘッドに対して損
耗を与えるようなことが未然に防止される。
さらに、上部回転ドラム38と下部固定ドラム40との
間に、突出部44と溝部46とよりなる空気流通部47
を形威し、羽根42.42.42.42によって吸い込
まれた空気を一旦突出部44に当てて迂回させるように
して、磁気テープに吐出させるようにしたので、構成が
有機的であるとともに、空気中の塵埃等が磁気テープに
直接当たることを防止することか゛できる。
また、このように外部の空気をドラム36に通過させる
ことは、周囲の温度とドラム36の温度とを順応させる
速度が早くなるため、磁気テープあるいはドラム36に
対する結露をも防止することができるものである。
このことは、磁気テープとドラム36とのはり付きをも
防止し得るものである。
すなわち、このようなドラム36を用いた磁気記録再生
装置であれば、特別なスペースを必要としないで容易に
テープ引離しを実施でき非常に重宝なものである。
なお、以上はこの考案の一実施例をオープンタイプの磁
気記録再生装置に適用させた場合について説明したが、
カセットタイプの磁気記録再生装置にも適用することが
できる。
また、下部固定ドラム部40に形成される通気孔48、
48.・・・は空気との接触面積を増す方が周囲温度に
対する順応速度が速まるために可能な範囲で数多くあけ
ることが望ましい。
さらに、上部回転ドラム38に一体的に形成される羽根
42.42.42゜42は4個の形成状態で説明したが
、この場合も空気との接触面積を増す方が周囲温度に対
する順応速度が速まるのでスタンバイ状態あるいはレゾ
゛イ状態で停止する磁気テープが吐出される空気におい
て振動しない程度に、また上部回転ドラム38の回転数
、テープテンションに応じた羽根を数多く設けることが
望ましい。
ただし、これら通気孔48.48.・・・および羽根4
2゜42、・・・はプレイ状態において磁気テープとビ
テ゛オヘッドの圧接状態に悪影響を与えないように設定
する必要があることはもちろんである。
また、上部回転ドラム部38に羽根42.42.・・・
を一体的に形成した状態で説明したが、これら羽根42
.42.・・・ばあらかじめ別に形成したものを取付け
ても良い如く、この考案の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
以上、詳述したようにこの考案によれば回転ドラム部内
部にファン機構となる羽根を形成し、この回転ドラムが
回転駆動されることにより、巻装される磁気テープの内
側から空気を吐出するようにして上記磁気テープおよび
ドラム間に空気層を形成してビテ゛オヘッドの損耗とド
ラムへのはりつきを効果的に防止するようにした信頼性
の点で坤し分のない磁気記録再生装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転ヘッド式磁気記録再生装置の代表的な構成
を概略的に示す図、第2図は第1図の装置に磁気テープ
が巻装されている状態を示す図、第3図はこの考案にか
かわる磁気記録再生装置の一実施例に用いるドラムを示
す断面図、第4図は第3図のドラムのうち上部回転ドラ
ム部の下面図、第5図は第3図の部分詳細断面図である
。 36・・・ドラム、38・・・上部回転ドラム、40・
・・下部固定ドラム、42・・・羽根、47・・・空気
流通部、48・・・通気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラムと固定ドラムとを積層してなるドラムに磁気
    テープを巻装する磁気記録再生装置において、前記回転
    ドラムの内側にファン機構となる羽根を設けると共に、
    前記回転ドラムと固定ドラムとの間に溝部と突部とより
    なり前記ファン機構により吸い込まれる空気を迂回させ
    て前記ドラムの磁気テープ巻装部に吐出せしめる空気流
    通部を形成してなることを特徴とする磁気記録再生装置
JP3340080U 1980-03-14 1980-03-14 磁気記録再生装置 Expired JPS5919969Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3340080U JPS5919969Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3340080U JPS5919969Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56136353U JPS56136353U (ja) 1981-10-15
JPS5919969Y2 true JPS5919969Y2 (ja) 1984-06-09

Family

ID=29629078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3340080U Expired JPS5919969Y2 (ja) 1980-03-14 1980-03-14 磁気記録再生装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2519177Y2 (ja) * 1987-02-05 1996-12-04 ソニー株式会社 磁気記録再生装置
JP2852654B2 (ja) * 1987-11-02 1999-02-03 キヤノン株式会社 磁気記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56136353U (ja) 1981-10-15

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