JPS6120706Y2 - - Google Patents

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JPS6120706Y2
JPS6120706Y2 JP13320681U JP13320681U JPS6120706Y2 JP S6120706 Y2 JPS6120706 Y2 JP S6120706Y2 JP 13320681 U JP13320681 U JP 13320681U JP 13320681 U JP13320681 U JP 13320681U JP S6120706 Y2 JPS6120706 Y2 JP S6120706Y2
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tape
reel
cassette
deck
cassette case
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JP13320681U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特にエンドレステープを収納貯蔵
するテープカセツト内を効果的に冷却するように
改良したエンドレステープ装置に関する。
例えば、位置の固定されるヘツド機構により、
ビデオ信号等を記録再生する手段として、エンド
レステープを用いることが考えられている。固定
ヘツド機構によつてビデオ信号を記録再生するに
は、磁気テープを毎秒数メートルの高速で走行駆
動する必要のあるものである。このため、エンド
レステープ装置において、ヘツド機構の記録再生
ヘツドを走行するテープの幅方向に微小移動制御
させるように構成し、例えば1/2のテープに300本
以上のトラツクを形成するようにすると共に、こ
のエンドレステープの1回転走行毎に記録再生ヘ
ツドを1トラツク分移動させるようにして、上記
300本以上のトラツクが連続されるよにする。そ
して、限られた長さのテープによつて、充分長時
間にわたるビデオ信号を記録し、また再生するよ
うに構成するものである。
しかし、このようにエンドレステープ装置を構
成し、これによりビデオ信号を記録再生する場合
には、上述したようにテープを毎秒数メートルの
高速で走行駆動するものであり、またこのような
エンドレステープはその取り扱いを簡易にするた
めにカセツト化して構成され、カセツトケース内
に収納貯蔵されるものとされる。すなわち、カセ
ツトケース内に収納されたエンドレステープに対
して、記録再生装置のデツキ部に設定されるキヤ
プスタンさらにピンチローラ等のテープ駆動機構
を設定し、テープをローデイング設定して記録再
生動作を行なうもので、テープを高速走行させる
ために、キヤプスタンは高速で回転される。この
ためキヤプスタンモータが発熱するばかりか、キ
ヤプスタンとピンチローラとの間の摩擦熱等によ
つて、カセツトケース内の温度が著るしく上昇さ
れ、このためテープ走行特性のみならず、テープ
に延びが生じたりして、記録および再生特性に悪
影響を与えるようになり、再生画像上でジツタが
増加する状態となる。また、テープの高速安定走
行状態が不可能となる場合も生じてくる。
この考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、特にカセツトケースによるテープ貯蔵機構、
さらにテープ駆動機構部において不用な温度上昇
を効果的に防止し、テープ走行特性の安定性と共
に、信号の記録再生特性の安定性をも確実に保証
し得るようにする例えばビデオ信号、さらにデイ
ジタル情報等の記録再生に適するエンドレステー
プ装置を提供しようとするものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。第1図はこのエンドレステープ装置におけ
るテープ貯蔵部を特に取り出して示したもので、
カセツトケース11の底板12部に固定される状
態で、環状のリール13を設け、このリール13
の外周にエンドレスにした磁気テープ14を巻装
して貯蔵する。この固定されたリール13には、
その内外周部を連通するようにして、テープ引き
出し窓15が形成されるもので、この引き出し窓
15を介して上記巻装されたテープ14の内周部
がリール13の内周部に引き出される。
このように磁気テープ14を貯蔵するカセツト
ケース11の底板12には、リール13の内周部
に位置して開口16が形成されるもので、後述す
るようにこのカセツトケース11を記録再生装置
のデツキ部に装填した状態で、このデツキ部に突
出形成されるヘツド機構17、キヤプスタン18
およびピンチローラ19からなるテープ走行駆動
機構が開口16を介してリール13の内周部に突
出設定されるようになる。そして、上記テープ引
き出し窓15から引き出されたテープ14は、ヘ
ツド機構17に接触し、キヤプスタン18とピン
チローラ19との間にはさまれるようにローデイ
ング設定されるもので、このテープ走行駆動機構
で引き出し走行されたテープ14は、カセツトケ
ース11内の区画壁20,21さらにリール13
の内周面との間に形成されるテープ留め部22部
に排出され、このテープ14はリール13を飛び
越すオーバターンガイド23を介してリール13
の外周部に導き、巻き取られるように構成する。
この場合、ビデオ信号を記録し再生するために
は、キヤプスタン18の矢印で示すような回転に
よつて、テープ14を毎秒数メートルの高速で走
行し、ヘツド機構17に摺接してビデオ信号の記
録再生を行なうものである。
そして、このようにテープ貯蔵部を構成するカ
セツトケース11の底板12には、さらに外部に
開口する複数の通風孔24a,24b…が、リー
ル13の内外周に対応して形成されている。
第2図は上記のようなカセツトケース11を、
記録再生装置25のデツキ部26に装填した状態
を説明する断面構成図であり、デツキ部26の面
から突出設定されるキヤプスタン18は、同軸的
に設けられたキヤプスタンモータ27によつて回
転駆動されるようになつている。ここで、第1図
では省略したが、カセツトケース11の底板12
に形成したヘツド機構17、キヤプスタン18、
ピンチローラ19等を挿入する開口16に対して
は、封止板28が設けられ、この封止板28はカ
セツトケース11の天井板30との間に介在され
るスプリング29によつて、常時は開口16を封
ずるように構成されている。そして、このカセツ
トケース11をデツキ部26に装填する状態で、
このデツキ部26に突出設定した支柱31によつ
て封止板28がスプリング29に抗して押し上げ
られ、開口16からキヤプスタン18等がカセツ
トケース11のリール13内周部に挿入設定さ
れ、第1図で示したようにテープ14がローデイ
ン設定されるようになる。また、このカセツトケ
ース11の天井板30には、複数の空気排出口3
2a,32b…が形成されている。
また、上記デツキ部26にはカセツトケース1
1の底板12に形成した複数の通風孔24a,2
4b…それぞれに同軸的となるように、通風孔3
3a,33b…が形成され、キヤプスタンモータ
27には同軸で回転駆動されるフアン34を設け
る。そして、記録再生装置25の底部に形成きた
開口35a,35b…から外部の空気を引き込
み、図に矢印で示すように通風孔33a,33b
…および24a,24b…を介して冷却空気流を
カセツトケース11内に送り込み、その天井板3
0に形成した排出口32a,32b…から排出す
るようにしてなる。この場合、通風孔33a,3
3b…に対しては、適宜フイルタ36a,36b
…を設け、空気流に伴ない、ごみ等がカセツトケ
ース11内に送り込まれることを阻止する。
すなわち、上記のように構成されるエンドレス
テープ装置によれば、テープ14を高速走行状態
とする時には、キヤプスタンモータ27によつて
フアン34が回転され、図に矢印で示すように空
気流がカセツトケース11内に送り込まれ、且つ
排出される。したがつて、テープ14の高速走行
に伴なう温度上昇は確実に防止され、安定したテ
ープ走行特性、さらに記録再生特定が確実に得ら
れるようになる。
尚、上記実施例ではデツキ部26の通風孔33
a,33b…に対してフイルタ36a,36b…
を設けるようにしたが、このフイルタはカセツト
ケース11側の通風孔24a,24b…に対して
設けるようにしてもよいことはもちろんである。
また、フアン34も特にキヤプスタンモータ27
で駆動することなく、他にフアン駆動用のモータ
を設置するようにしてもよい。
上記のような構成のエンドレステープ装置の場
合、テープ貯蔵部であるカセツトケース11部に
対しては確実に冷却風が送り込されるものである
が、カセツトケース11に外部に開口する排出口
32a,32b…が存在するため、キヤプスタン
18、ピンチローラ19さらにキヤプスタンモー
タ27等の回転音、さらにテープ14の走行音等
がケース天井部から直接的に排出され、このため
騒音が大きくなる傾向にある。また、記録再生装
置25内には、ビデオ信号処理回路と共にこれら
の電源回路等が内蔵され、これらの部分における
発熱作用が存在する。このため、この回路部で温
度上昇された空気流がカセツトケース11内に送
り込まれ、冷却効果を充分に発揮されない状態が
発生することも考えられる。
第3図は上記のような点も考慮した実施例を示
すもので、第2図と同一構成部分は同一符号を付
してその説明を省略する。
すなわち、この実施例にあつては、カセツトケ
ース11の底板12のリール13の内周部にのみ
対応して、空気流を取り込む通風路24a,24
b…を設け、リール13の外周部に対応する底板
12に対して、空気排出口37a,37b…を形
成する。そして、デツキ部26には、カセツトケ
ース11の底板12部に当り、このケース11内
のリール13位置に対応して隔壁38を設けると
共に、上記排出口37a,37b…と同軸的に排
気流の取り込み口39a,39b…を形成する。
また、記録再生装置25内においては、上記隔
壁38に対応して区画壁40を設け、この区画壁
40で囲まれた中央部にキヤプスタンモータ27
を設け、開口35a,35b…からフアン34に
よつて外部空気を取り込んで、カセツトケース1
1のリール13内周部に冷却風を送り込むように
する。そして、このリール13の内周部に送り込
まれた空気は、リール13の外周部の底板12に
形成した排出口37a,37b…、さらにデツキ
部26の取り込み口39a,39b…を介して記
録再生装置25の区画壁40外周部に導き、排出
口41a,41b…、を介して外部に放出される
ようにする。この場合、この区画壁40の外周部
には、熱を発する電気回路部42を設け、この排
気流によつて同時に冷却されるようにする。43
は開口35a,35b部…に設けたフイルタであ
る。
すなわち、上記のように構成すれば、キヤプス
タンモータ27によつて回転されるフアン27に
よつて取り込まれた空気流は、電気回路部42に
よつて温度上昇されることなく、カセツトケース
11内に送り込まれ、テープ貯蔵部を効果的に冷
却するようになる。そして、このカセツトケース
11に送り込まれた空気流は、ケース11の底板
に形成した排出口37a,37b…およびデツキ
部26に形成した取り込み口39a,39b…を
介して記録再生装置25内に循環され、排出口4
1a,41b…から外部に放出されるようにな
る。
したがつて、キヤプスタン18、ピンチローラ
19等の回転音、さらにテープ14の高速走行音
等の騒音は確実に阻止されるものである。また、
電気回路42部における発熱もテープ走行系等に
は全く影響されない状態となるばかりか、同時に
効果的に冷却されるようになり、その効果は著る
しいものである。
尚、このような空気流によりテープ貯蔵部を冷
却する場合、このテープ貯蔵部に入り込みごみが
大きな問題となるもので、このため空気流を取り
入れる開口35a,35b…にフイルタ43を設
けるようにした、しかし、これをより確実にする
ためには、第4図に示すように特に空気流を取り
込まれるカセツトケース11の底板12部に、フ
イルタ44を設けるようにすれば効果的である。
この場合、ヘツド機構17、キヤプスタン18、
ピンチローラ19等を挿入する開口16は、前述
した封止板28により、スプリング29の弾撥力
によつて確実に封じられている。
尚、この第4図は第2図で示した実施例で使用
される場合を示しているが、これはもちろん第3
図で示した実施例においても同様に構成すること
のできるものであることはもちろんである。
以上のようにこの考案に係るエンドレステープ
装置によれば、ビデオ信号を記録再生するように
テープを高速走行させるような場合においても、
テープの走行駆動系における温度上昇が確実に防
止されるものであり、テープの走行安定性のみな
らず、信号の記録再生特性も安定化し得るもので
あり、その実用的効果は著るしいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るエンドレス
テープ装置を説明するテープ貯蔵部を示す一部切
欠いて示した斜視図、第2図は同じく記録再生装
置に装填した状態を示す断面構成図、第3図はこ
の考案の他の実施例を説明する断面構成図、第4
図はこの考案において使用されるカセツトケース
の他の例を示す断面図である。 11……カセツトケース、12……底板、13
……リール、14……テープ、17……ヘツド機
構、18……キヤプスタン、19……ピンチロー
ラ、24a,24b…,33a,33b……通風
孔、27……キヤプスタンモータ、32a,32
b…,37a,37b……排気口、34……フア
ン、36,43,44……フイルタ、38……隔
壁、40……区画壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状の固定リールの外周にエンドレステープを
    巻装し上記リールの形成したテープ引き出し窓を
    介してテープをリール内周部に引き出すようにし
    た貯蔵機構を備えたテープカセツトと、このテー
    プカセツトの装填時に上記リール内周部に挿入設
    定される磁気ヘツド及びテープ駆動機構を有する
    テープデツキと、上記カセツト装填状態でデツキ
    内部とカセツトのリール内周部とを連通するよう
    にデツキ面およびカセツト底面に形成される通風
    孔と、上記デツキ面の設けられた上記通風孔から
    カセツト内部の空気流を送り込むフアンと、上記
    カセツトの底部でリール外周部に位置してデツキ
    内部に連通するように形成された上記送り込まれ
    た空気を装置の外部に排出するよう排出口と、上
    記フアンと排出口部との間であつて上記デツキ内
    部に形成された区画壁とを具備したエンドレステ
    ープ装置。
JP13320681U 1981-09-08 1981-09-08 エンドレステ−プ装置 Granted JPS5839769U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13320681U JPS5839769U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 エンドレステ−プ装置

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JP13320681U JPS5839769U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 エンドレステ−プ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5839769U JPS5839769U (ja) 1983-03-15
JPS6120706Y2 true JPS6120706Y2 (ja) 1986-06-21

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ID=29926672

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JP13320681U Granted JPS5839769U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 エンドレステ−プ装置

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JPS5839769U (ja) 1983-03-15

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