JPH10340565A - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
- Publication number
- JPH10340565A JPH10340565A JP14811397A JP14811397A JPH10340565A JP H10340565 A JPH10340565 A JP H10340565A JP 14811397 A JP14811397 A JP 14811397A JP 14811397 A JP14811397 A JP 14811397A JP H10340565 A JPH10340565 A JP H10340565A
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- JP
- Japan
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- magnetic tape
- winding
- reel
- air
- arrow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁
気テープ巻姿の良い状態を維持できる磁気テープリール
を備えた磁気テープカセットを提供すること。 【解決手段】 磁気テープを巻装するボス部の上下端に
上下フランジを有し、前記上下フランジの対向面の少な
くとも一方に空気排出用で略扇形状の凹部を少なくとも
一箇所備えた磁気テープ用リールがカセットケース内に
収容された磁気テープカセットにおいて、前記凹部の半
径方向の内周側であって前記ボス部寄りに貫通孔が設け
られていることを特徴とする磁気テープカセットを提供
することにより解決される。
気テープ巻姿の良い状態を維持できる磁気テープリール
を備えた磁気テープカセットを提供すること。 【解決手段】 磁気テープを巻装するボス部の上下端に
上下フランジを有し、前記上下フランジの対向面の少な
くとも一方に空気排出用で略扇形状の凹部を少なくとも
一箇所備えた磁気テープ用リールがカセットケース内に
収容された磁気テープカセットにおいて、前記凹部の半
径方向の内周側であって前記ボス部寄りに貫通孔が設け
られていることを特徴とする磁気テープカセットを提供
することにより解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術の分野】本発明は磁気テープカセッ
トに関し、詳しくは磁気テープを巻装するボス部の上下
端に上下フランジを備えた磁気テープ用リールがカセッ
トケース内に収容された磁気テープカセットに関するも
のである。
トに関し、詳しくは磁気テープを巻装するボス部の上下
端に上下フランジを備えた磁気テープ用リールがカセッ
トケース内に収容された磁気テープカセットに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＶＴＲ（ビデオ・テープ・レコー
ダー）等に使用される磁気テープカセットには、例えば
β方式やＶＨＳ方式ビデオ、或いはデジタル・ビデオ等
の如く各種の方式があるが、その基本的構造は概ね同様
であり、磁気テープが一対の磁気テープ用リールに巻装
されてカセット内に収納されている。
ダー）等に使用される磁気テープカセットには、例えば
β方式やＶＨＳ方式ビデオ、或いはデジタル・ビデオ等
の如く各種の方式があるが、その基本的構造は概ね同様
であり、磁気テープが一対の磁気テープ用リールに巻装
されてカセット内に収納されている。
【０００３】磁気テープ用リール４０の基本的な構造を
図４に示す。図４に示すように、磁気テープを巻装する
ボス部５は、リール駆動シャフトと係合する係合歯６ａ
及びカセットケース内に設けられたリールばねに係合す
る上面突起６ｂを有する円筒部６から構成されている。
図４に示す。図４に示すように、磁気テープを巻装する
ボス部５は、リール駆動シャフトと係合する係合歯６ａ
及びカセットケース内に設けられたリールばねに係合す
る上面突起６ｂを有する円筒部６から構成されている。
【０００４】また、ボス部５の上下端には、磁気テープ
の巻き乱れ或いは巻き崩れを防止するとともに、テープ
エッジ等の損傷を防止してテープ保護を行う上フランジ
９と下フランジ１０が設けられている。そして、一方の
フランジ（図４においては下フランジ１０）がボス部５
と一体成形され、別体に成形された他方のフランジ（図
４においては上フランジ９）がボス部５の溶着ボス６ｃ
によりカシメられて一体に構成されている。
の巻き乱れ或いは巻き崩れを防止するとともに、テープ
エッジ等の損傷を防止してテープ保護を行う上フランジ
９と下フランジ１０が設けられている。そして、一方の
フランジ（図４においては下フランジ１０）がボス部５
と一体成形され、別体に成形された他方のフランジ（図
４においては上フランジ９）がボス部５の溶着ボス６ｃ
によりカシメられて一体に構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
磁気テープカセットにおいては、上下フランジ９，１０
を備えたボス部５のテープ巻装面８上に磁気テープが巻
かれるが、特に、早送りや巻き戻し等のテープ走行時に
は、テープ巻き乱れ（テープエッジが不揃いになる状
態）が発生していた。この様なテープ巻き乱れの発生原
因としては、テープ巻き込み時の同伴空気によるもの等
が考えられる。
磁気テープカセットにおいては、上下フランジ９，１０
を備えたボス部５のテープ巻装面８上に磁気テープが巻
かれるが、特に、早送りや巻き戻し等のテープ走行時に
は、テープ巻き乱れ（テープエッジが不揃いになる状
態）が発生していた。この様なテープ巻き乱れの発生原
因としては、テープ巻き込み時の同伴空気によるもの等
が考えられる。
【０００６】そこで、従来においては、図５の下フラン
ジ１０の上面図に示すように、下フランジ１０に略扇形
状の溝からなる空気排出用の凹部１２を複数設けること
により、テープ走行時における同伴空気を凹部１２から
排出可能にして、同伴空気の悪影響を排除しようとした
構成のものがある。しかしながら、下フランジ１０に凹
部１２を設ける構成によっても、同伴空気の排除は十分
ではなく巻き乱れを大幅に改善できるものではなかっ
た。したがって、本発明の課題は上記課題を解消するこ
とあり、磁気テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気
テープ巻姿の良い状態を維持できる磁気テープリールを
備えた磁気テープカセットを提供することである。
ジ１０の上面図に示すように、下フランジ１０に略扇形
状の溝からなる空気排出用の凹部１２を複数設けること
により、テープ走行時における同伴空気を凹部１２から
排出可能にして、同伴空気の悪影響を排除しようとした
構成のものがある。しかしながら、下フランジ１０に凹
部１２を設ける構成によっても、同伴空気の排除は十分
ではなく巻き乱れを大幅に改善できるものではなかっ
た。したがって、本発明の課題は上記課題を解消するこ
とあり、磁気テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気
テープ巻姿の良い状態を維持できる磁気テープリールを
備えた磁気テープカセットを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、磁
気テープを巻装するボス部の上下端に上下フランジを有
し、前記上下フランジの対向面の少なくとも一方に空気
排出用で略扇形状の凹部を少なくとも一箇所備えた磁気
テープ用リールがカセットケース内に収容された磁気テ
ープカセットにおいて、前記凹部の半径方向の内周側で
あって前記ボス部寄りに貫通孔が設けられていることを
特徴とする磁気テープカセットによって解決される。
気テープを巻装するボス部の上下端に上下フランジを有
し、前記上下フランジの対向面の少なくとも一方に空気
排出用で略扇形状の凹部を少なくとも一箇所備えた磁気
テープ用リールがカセットケース内に収容された磁気テ
ープカセットにおいて、前記凹部の半径方向の内周側で
あって前記ボス部寄りに貫通孔が設けられていることを
特徴とする磁気テープカセットによって解決される。
【０００８】本発明によれば、磁気テープリールの上下
フランジの対向面の少なくとも一方に備えた空気排出用
で略扇形状の凹部の半径方向の内周側であってボス部寄
りに設けられた貫通孔が前記磁気テープリール外の空気
を前記磁気テープリール内に導入することにより、磁気
テープ走行時に発生した同伴空気が前記貫通孔によって
導入された空気とともに前記凹部に沿って前記磁気テー
プリールの外方へ排出される。したがって、磁気テープ
リールの磁気テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気
テープ巻姿を良い状態に維持できる。
フランジの対向面の少なくとも一方に備えた空気排出用
で略扇形状の凹部の半径方向の内周側であってボス部寄
りに設けられた貫通孔が前記磁気テープリール外の空気
を前記磁気テープリール内に導入することにより、磁気
テープ走行時に発生した同伴空気が前記貫通孔によって
導入された空気とともに前記凹部に沿って前記磁気テー
プリールの外方へ排出される。したがって、磁気テープ
リールの磁気テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気
テープ巻姿を良い状態に維持できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る磁気テープカセットの一実施形態を詳細に説明す
る。図１は、本実施形態に係るＶＨＳ用ビデオカセット
における磁気テープ用リールの断面図を示す。図１に示
すように本実施形態の磁気テープ用リール１は、従来と
同様に上フランジ２とボス部４を有する下フランジ３と
を組み合わせた構成である。ボス部４は、リール駆動シ
ャフトと係合する係合歯４ａと溶着ボス部４ｂとから形
成されている。そして、一方のフランジ（図１において
は下フランジ３）がボス部４と一体成形され、別体に成
形された他方のフランジ（図１においては上フランジ
２）がボス部４の溶着ボス４ｂによりカシメられて一体
に構成されている。
に係る磁気テープカセットの一実施形態を詳細に説明す
る。図１は、本実施形態に係るＶＨＳ用ビデオカセット
における磁気テープ用リールの断面図を示す。図１に示
すように本実施形態の磁気テープ用リール１は、従来と
同様に上フランジ２とボス部４を有する下フランジ３と
を組み合わせた構成である。ボス部４は、リール駆動シ
ャフトと係合する係合歯４ａと溶着ボス部４ｂとから形
成されている。そして、一方のフランジ（図１において
は下フランジ３）がボス部４と一体成形され、別体に成
形された他方のフランジ（図１においては上フランジ
２）がボス部４の溶着ボス４ｂによりカシメられて一体
に構成されている。
【００１０】図２に本実施形態の下フランジ３の上面図
を示す。図１、図２に示すように下フランジ３には、貫
通孔１７ａを備えた略扇形状の溝からなる凹部１７が複
数設けられている。貫通孔１７ａは、略扇形状の凹部１
７の半径方向の内周側であってボス部４寄りに設けられ
ている。
を示す。図１、図２に示すように下フランジ３には、貫
通孔１７ａを備えた略扇形状の溝からなる凹部１７が複
数設けられている。貫通孔１７ａは、略扇形状の凹部１
７の半径方向の内周側であってボス部４寄りに設けられ
ている。
【００１１】次に図３を参照して本実施形態における磁
気テープリール１を備えたビデオカセットの作動状態を
説明する。図３は、図２のＥ−Ｅ断面図であり、磁気テ
ープリール１の凹部１７近傍を表す。ビデオカセットが
ＶＴＲに装填されると、前記ＶＴＲ内のリール駆動シャ
フトがボス部４に備えられた係合歯４ａと係合する。そ
して、前記リール駆動シャフトが回転することによって
磁気テープリール１が図２の矢印Ａ方向に回転する。そ
の磁気テープ走行時において、磁気テープ１８の巻き込
み時に矢印Ｄで示すように同伴空気が発生する。しかし
ながら、図３に示すように、下フランジ３に設けられた
複数の凹部１７は貫通孔１７ａを備えており、矢印Ｂで
示すようにこの貫通孔１７ａを通ってリール外の空気が
リール内に導入されて、凹部１７に沿って案内される。
したがって、磁気テープ１８の巻き込み時における同伴
空気は、ボス部４側に排出されず貫通孔１７ａにより矢
印Ｂ方向に導入された空気とともに凹部１７に沿って矢
印Ｃ方向に案内され磁気テープリール１の外方へ排出さ
れる。以上のように、磁気テープリール１の外方へ同伴
空気が排出されるので、磁気テープリール１の磁気テー
プの巻き乱れを効果的に防止し、磁気テープ巻姿を良い
状態に維持できる。
気テープリール１を備えたビデオカセットの作動状態を
説明する。図３は、図２のＥ−Ｅ断面図であり、磁気テ
ープリール１の凹部１７近傍を表す。ビデオカセットが
ＶＴＲに装填されると、前記ＶＴＲ内のリール駆動シャ
フトがボス部４に備えられた係合歯４ａと係合する。そ
して、前記リール駆動シャフトが回転することによって
磁気テープリール１が図２の矢印Ａ方向に回転する。そ
の磁気テープ走行時において、磁気テープ１８の巻き込
み時に矢印Ｄで示すように同伴空気が発生する。しかし
ながら、図３に示すように、下フランジ３に設けられた
複数の凹部１７は貫通孔１７ａを備えており、矢印Ｂで
示すようにこの貫通孔１７ａを通ってリール外の空気が
リール内に導入されて、凹部１７に沿って案内される。
したがって、磁気テープ１８の巻き込み時における同伴
空気は、ボス部４側に排出されず貫通孔１７ａにより矢
印Ｂ方向に導入された空気とともに凹部１７に沿って矢
印Ｃ方向に案内され磁気テープリール１の外方へ排出さ
れる。以上のように、磁気テープリール１の外方へ同伴
空気が排出されるので、磁気テープリール１の磁気テー
プの巻き乱れを効果的に防止し、磁気テープ巻姿を良い
状態に維持できる。
【００１２】なお、本実施形態においては、貫通孔を備
えた凹部を下フランジ３のみに設ける構成としたが、上
フランジ２のみに設けることや上下フランジ２、３の両
方に設けることも可能である。そして、扇形状の凹部１
７は、少なくとも一箇所あればよく、凹部１７の形状は
適宜変更可能である。また、本発明における磁気テープ
カセットは、上述の如きＶＨＳ用ビデオカセットに限定
されるものではなく、ＤＶＣ（デジタル・ビデオ・カセ
ット）等の他の磁気テープカセットにも応用できること
は勿論である。
えた凹部を下フランジ３のみに設ける構成としたが、上
フランジ２のみに設けることや上下フランジ２、３の両
方に設けることも可能である。そして、扇形状の凹部１
７は、少なくとも一箇所あればよく、凹部１７の形状は
適宜変更可能である。また、本発明における磁気テープ
カセットは、上述の如きＶＨＳ用ビデオカセットに限定
されるものではなく、ＤＶＣ（デジタル・ビデオ・カセ
ット）等の他の磁気テープカセットにも応用できること
は勿論である。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明の磁気テ
ープカセットは、磁気テープリールの上下フランジの対
向面の少なくとも一方に備えた空気排出用で略扇形状の
凹部の半径方向の内周側であってボス部寄りに貫通孔が
設けられているので、前記磁気テープリール外の空気が
前記磁気テープリール内に導入され、磁気テープ走行時
に発生した同伴空気が前記貫通孔によって導入された空
気とともに前記凹部に沿って前記磁気テープリールの外
方へ排出される。したがって、磁気テープリールの磁気
テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気テープ巻姿を
良い状態に維持できる。
ープカセットは、磁気テープリールの上下フランジの対
向面の少なくとも一方に備えた空気排出用で略扇形状の
凹部の半径方向の内周側であってボス部寄りに貫通孔が
設けられているので、前記磁気テープリール外の空気が
前記磁気テープリール内に導入され、磁気テープ走行時
に発生した同伴空気が前記貫通孔によって導入された空
気とともに前記凹部に沿って前記磁気テープリールの外
方へ排出される。したがって、磁気テープリールの磁気
テープの巻き乱れを効果的に防止し、磁気テープ巻姿を
良い状態に維持できる。
【図１】本発明の一実施形態におけるＶＨＳ用ビデオカ
セットの磁気テープ用リールの断面図を示す。
セットの磁気テープ用リールの断面図を示す。
【図２】本発明の一実施形態における下フランジの上面
図を示す。
図を示す。
【図３】図２のＥ−Ｅ断面図であり、磁気テープリール
１の凹部近傍を表す。
１の凹部近傍を表す。
【図４】従来の磁気テープ用リールの断面図を示す。
【図５】従来の下フランジの上面図を示す。
１ 磁気テープ用リール ２ 上フランジ ３ 下フランジ ４ ボス部 ４ａ 係合歯 ４ｂ 溶着ボス ５ ボス部 ６ 円筒部 ６ａ 係合歯 ６ｂ 上面突起 ６ｃ 溶着ボス ８ テープ巻装面 ９ 上フランジ １０ 下フランジ １２ 凹部 １５ 下フランジ １７ 凹部 １７ａ 貫通孔 １８ 磁気テープ ４０ 磁気テープ用リール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 浩道 神奈川県小田原市扇町２丁目12番１号 富 士写真フイルム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気テープを巻装するボス部の上下端に
上下フランジを有し、前記上下フランジの対向面の少な
くとも一方に空気排出用で略扇形状の凹部を少なくとも
一箇所備えた磁気テープ用リールがカセットケース内に
収容された磁気テープカセットにおいて、 前記凹部の半径方向の内周側であって前記ボス部寄りに
貫通孔が設けられていることを特徴とする磁気テープカ
セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14811397A JPH10340565A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14811397A JPH10340565A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10340565A true JPH10340565A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15445551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14811397A Pending JPH10340565A (ja) | 1997-06-05 | 1997-06-05 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10340565A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1202275A2 (en) * | 2000-10-30 | 2002-05-02 | Sony Corporation | Tape cassette |
-
1997
- 1997-06-05 JP JP14811397A patent/JPH10340565A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1202275A2 (en) * | 2000-10-30 | 2002-05-02 | Sony Corporation | Tape cassette |
| EP1202275A3 (en) * | 2000-10-30 | 2002-05-15 | Sony Corporation | Tape cassette |
| US6604700B2 (en) | 2000-10-30 | 2003-08-12 | Sony Corporation | Tape cassette |
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