JPH01122015A - 磁気テープカセット - Google Patents

磁気テープカセット

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JPH01122015A
JPH01122015A JP27955687A JP27955687A JPH01122015A JP H01122015 A JPH01122015 A JP H01122015A JP 27955687 A JP27955687 A JP 27955687A JP 27955687 A JP27955687 A JP 27955687A JP H01122015 A JPH01122015 A JP H01122015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
tape
magnetic
cassette
surface roughness
Prior art date
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Pending
Application number
JP27955687A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ito
順一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP27955687A priority Critical patent/JPH01122015A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記録
再生装置において使用される磁気テープカセットに係り
、特に磁気ヘッドのクリーニング効果を有する磁気テー
プカセットに関する。
(従来技術) 従来、例えば家庭用VTR等の磁気記録再生装置におい
ては、磁気テープカセットが使用されている。第6図(
a)はVTRに使用される磁気テープカセット10の斜
視図、第6図(b)は同図(a >の磁気テープカセッ
トの下ハーフを示す平面図であり、第7図は第6図に示
す磁気テープカセットに内蔵された磁気テープの説明図
であり、以下同図を用いて説明する。
11は上ハーフ11aと下ハーフ11bとからなるカセ
ットケース内あり供給リール12と巻取リール13とが
この内部に回転自在に並設されている。
これらの供給リール12と巻取リール13はハブ12a
、13aを有し、これらのハブ12a。
13aには透明なトレーラテープ14とリーダチー71
5の一端部が接続され、更に、これらのトレーラテープ
14とリーダテープ15の他端部には磁性層部からなる
磁気テープ部16が接続され、供給リール12と巻取リ
ール13のハブ12a。
13aに巻回収納されているが、このテープ部16は切
欠部17.18.19を有するカセットケース11の前
面において所定のテープバス16aを形成している。2
0.21はハブ12a、13aの中心部に形成された軸
受部であり図示しない装置側の駆動軸と嵌合する。22
は不使用時テープパス16aを保護するための前蓋であ
る。使用に際して、磁気テープカセット10を装置に装
着すると前蓋22が自動的に開かれると共に切欠部18
.19に嵌合した装置側のローディング機構が作動し、
磁気テープをカセットケース11外部に引き出し、磁気
ヘッドを内蔵する回転ドラムに所定角度範囲に亘って巻
き付ける様にローディングを行う。記録再生は回転ドラ
ムの回転に伴う磁気ヘッドと磁気テープとの相対的な摺
接運動によって行う。
また磁気テープカセット10のカセットケース11の内
部には、両リール12.13の間の位置に発光素子23
が嵌入する発光素子嵌入部24が形成してあり、カセッ
トケース11の左右の側壁には受光素子25.26に対
向する開口27゜28が形成しである。発光素子嵌入部
24は、カセットケース11の底面の開口を囲繞するよ
うに形成された円筒形状の円筒壁29よりなる。この円
筒壁29には、上記開口27.28に対向する位置に窓
30.31が形成しである。
嵌へ部24内の発光素子23よりの光は、光線32で示
すように窓30より出て開口27に向かうと共に、光線
33で示すように窓31より出て開口28に向かう。
通常の状態では、上記光線32.33はテープ部16に
より遮られ、受光素子25.26には到らず、受光素子
25.26は共に非受光状態となり、テープ端検出手段
は磁気テープカセット10内の磁気テープが通常の巻回
状態にあると判断する。磁気テープが順方向に走行して
透明のトレーラテープ14が引き出されると、光線32
がトレーラテープ14を透過し開口27を通って受光素
子25に到り、受光素子25が光線32を受光する。磁
気テープが逆方向に走行して透明のリーダテープ15が
引き出されると、光線33がリーダチー715を透過し
開口28を通って受光素子26に到り、受光素子26が
光線33を受光する。
受光素子25.26が受光状態となると、検出手段は磁
気テープが一方のリールに巻き取られた状態にあると判
断し、磁気テープ走行系の動作を停止させる。以上のよ
うにして磁気テープ端の検出を行う。
(解決すべき問題点) 磁気テープカセット10を装置に装着し記録再生を何度
も繰り返し行うと、磁気ヘッドと磁気テープの相対的摺
接作用により磁気テープから粉落らが生じ、これが磁気
ヘッドの摺動面に付着したり、目詰り現象が生じること
がある。
これらの現象が生じるとテープ摺動面の先端R部に位置
する磁気ギャップ部は磁気テープから浮き上る結果、記
録時には信号が磁気テープに充分記録されず、また、再
生時にはスペシングロスのために再生出力が低下し、い
ずれの場合にも良好な画像が得られないという問題点が
あった。
近年、磁気テープ及び磁気ヘッドの性能向上は著しく、
解像度のより高い高画質のVTRが登場するに到ってい
るが、これは、従来の搬送周波数を大巾に高域側にシフ
トさせ、より短波長の記録再生特性を向上させることに
よって実現しえたものであり、上記スペーシングロスに
よる出力の低下は従来以上に画質の劣化を引起すものと
予想される。従来、この様な摺動面への何者現象や目詰
り現象が生じた時には、市販のクリーニングテープ内蔵
のクリーニングテープカセットをVTRに装着し、磁気
ヘッドの表面の付着物を除去し原状回復を行っていたが
、この方法では、クリーニングテープカセットをその都
度装着する繁雑さに加えて、クリーニングを行うかどう
かはTV画面を見てユーザが判断しなければならないも
のであり、また、この現象を見落して11置しておくと
最悪の場合、良好な記録、再生が行えなくなり、故障と
誤認される等の不都合があった。
〈問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、表面粗さの大なる磁性層部を有する第1の磁気テー
プ部と表面粗さの小なる磁性層部を有する第2の磁気テ
ープ部とを備えた磁気テープをカセットケース内に収納
してなることを特徴とする磁気テープカセットを提供し
ようとするものである。
(実施例) 第1図は本発明の第1実施例における磁気テープカセッ
ト40に内蔵した磁気テープの構成を説明するための説
明図であり、以下同口を用いて説明するが、前記第6図
及び第7図に示す従来の磁気テープカセット10の構成
要素と同一構成要素には同一符号を付し説明を省略する
本発明の第1実施例において、従来の磁気テープカセッ
ト10と異なる点は、表面粗さが従来の普通の磁気テー
プ部(第2の磁気テープ部)16の表面粗さより大きな
磁性層を有する第1の磁気テープ部41を巻き取りリー
ルハブ13aに接続した透明なリーダテープ15の他端
と普通の磁気テープ部16の一端間に一定長く例えば、
標準モードで数秒間走行する長さ)だけ設けた点である
第1の磁気テープ部41の表面粗さは、例えば、磁性粒
子としてCO−γFe20g粒子を用いた場合、P−P
値で約0.08〜0.1μm程としてあり、一方従来の
普通の磁気テープ部16の表面粗さは上記と同様の磁性
粒子を用いた場合スペーシングロスを出来るだけ低減す
るために約0.03μmと非常に低く抑えている。一般
に、磁気テープの表面粗さは、製造工程中、スムージン
グ、カレンダリング工程等の表面平滑処理等によって影
響を受けるものであり、表面粗さを小さくすることは困
難を伴う場合が多いが表面粗さを大とすることは比較的
簡単に行えることは言うまでもない。
この第1実施例に対する比較例として第1の磁気テープ
部41を有さない従来の磁気テープカセットを用意し、
摺動面への付着現象及び目詰り現象が生じている磁気ヘ
ッドを内蔵した所定のVTRを用いて基準映像信号を記
録し、繰り返し再生を行った後の画質の状態等を視覚に
よって評価すると共に輝度信号のS/N比の比較を行っ
た。その結果を第1表に示す。
第1表から明らかな様に、本発明の第1実施例のものは
反転ノイズ・エツジノイズ、総合画質共に許容範囲内に
あるが、比較例のものは反転ノイズが許容限界にあるも
のの、エツジノイズ、総合画質共に許容出来ず、輝度信
号S/Nも第1実施例のものに比較して3 dB程度悪
化している。
また、実験後、実験に使用した磁気ヘッドの摺動面を顕
微鏡観察すると第1実施例のものはほぼ清浄状態に回復
していたが比較例のものには異常付着物の残留が認めら
れた。
この理由は、第1の磁気テープ部41の表面粗さを大と
したため表面の凹凸により磁気ヘッド贋動面の異常付着
物を除去するクリーニング作用を行なうためと考えられ
る。
また、前述の第1実施例においては、磁性層部の表面粗
さが大小2種類の磁気テープ部を使用した磁気テープに
つき述べているが、表面粗さが異なる3種類以上の磁気
テープ部を設けた磁気テープを構成することも可能であ
り、磁気ヘッドのクリーニング作用の程度、記録、再生
特性及び磁気ヘッドの摩耗状況を勘案してその表面粗さ
を任意に設定してもかまわない。
なお、前記第1の磁気テープ部41はクリーニング作用
と同時に普通の磁気テープ部16とほぼ同様に記録再生
することが可能である。
また、第1の磁気テープ41を設ける位置は必ずしもリ
ーダテープ15の次に設ける必要はなく、必要に応じて
第1の磁気テープ部41の設ける場所、長さ等を適宜定
めてもよい。
第2図〜第5図はそれぞれ第2実施例〜第5実施例の磁
気テープカセット50.60.70゜80の磁気テープ
の構成を説明するための説明図である。
第2図に示す第2実施例においては第1の磁気テープ部
41はリーダテープ15端と普通の磁気テープ部16端
の間とトレーラテープ14端と普通の磁気テープ部16
端の皿の2ケ所に設けられている。
第3図に示す第3実施例においては、第1の磁気テープ
部41はトレーラテープ14端と普通の磁気テープ部1
6端の間に設けられている。
第4図に示す第4実施例においては、第1の磁気テープ
部41は普通の磁気テープ部16の略中央部において、
この磁気テープを2分するようにその中間に設けられて
いる。これは長時間テープとして使用する際、後半の磁
気テープに対して効果を奏するものである。
第5図に示す第5実施例は第2実施例と第4実施例とを
組合せたものである。
これらのものの基本的作用効果は前記第1実施例のもの
と略同様であるため説明を省略する。
上ptiのように、第1磁気テープ部41を、リーダテ
ープ15若しくはトレーラテープ14と普通の[n気テ
ープ部16との間、又は、この普通の磁気テープ部16
の略中央部に位置して設けるようにしてなるので、従来
同様に前記リーダテープ15及びトレーラテープ14を
透過する光線32゜33を受光素子25.26にて受光
させてテープ端の検出を行うことができ、従来のビデオ
テープレコーダ等に使用しても何年不具合をJR<こと
なく互換性を保持できると共に、第1磁気テープ部では
テープ端検出製溝が作動しないため前記第1の磁気テー
プ部をドラムに確実に添接走行させて磁気ヘッドの摺動
面を清浄することができるので、常に良好な状態で記録
再生を行わせることができる。
(発明の効果) 上述の如く、本発明になる磁気テープカセットは表面粗
さが大なる磁性層部を有する第1の磁気テープ部と表面
粗さが小なる磁性層部を有する第2の磁気テープ部を備
えた1a気テープをカセットケース内に収納したため、
使用に際して、第1の磁気テープ部と磁気ヘッドとが相
対的な摺接運動を行う結果、第1の磁気テープ部のクリ
ーニング効果により磁気ヘッドの摺動面に付着した異常
付着物が拭払され、磁気ヘッドは清浄な摺動面を常に保
ち続けることが可能となり、目詰りを生ずることはなく
、従ってクリーニングテープを用意する必要もなく、常
に良好な画像を楽しむことが出来、しかも前記第1の磁
気テープ部でも記録再生出来るという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる第1実施例の磁気テープカセット
に内蔵した磁気テープの構成を説明するための説明図、
第2図〜第5図はそれぞれ第2実廠例〜第5実施例の磁
気テープカセットの磁気テープの構成を説明するための
説明図、第6図(a )はVTRに使用される磁気テー
プカセットの斜視図、第6図(b)は同図(a )の磁
気テープカセットの下ハーフを示す平面図、第7図は第
6図に示す磁気テープカセットに内蔵された磁気テープ
の説明図である。 11・・・カセットケース、12.13・・・リール、
14・・・透明トレーラテープ、15・・・透明リーダ
テープ、16・・・普通の磁気テープ部(第2の磁気テ
ープ部) 、40.50.60.70’、80・Iff
ff−プカセット、41・・・第1の磁気テープ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面粗さの大なる磁性層部を有する第1の磁気テ
    ープ部と表面粗さの小なる磁性層部を有する第2の磁気
    テープ部を備えた磁気テープをカセットケース内に収納
    してなることを特徴とする磁気テープカセット。
  2. (2)第1の磁気テープ部を第2の磁気テープ部の少な
    くとも一端部に設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の磁気テープカセット。
  3. (3)第1の磁気テープ部を第2の磁気テープ部間にこ
    れを分断する如く設けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の磁気テープカセット。
JP27955687A 1987-11-05 1987-11-05 磁気テープカセット Pending JPH01122015A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27955687A JPH01122015A (ja) 1987-11-05 1987-11-05 磁気テープカセット

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JP27955687A JPH01122015A (ja) 1987-11-05 1987-11-05 磁気テープカセット

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Publication Number Publication Date
JPH01122015A true JPH01122015A (ja) 1989-05-15

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ID=17612614

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27955687A Pending JPH01122015A (ja) 1987-11-05 1987-11-05 磁気テープカセット

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JP (1) JPH01122015A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002161406A (ja) * 2000-11-29 2002-06-04 Shimano Inc タック付き衣服及びタック付き上衣

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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