JPS5836423B2 - テ−プガイド - Google Patents
テ−プガイドInfo
- Publication number
- JPS5836423B2 JPS5836423B2 JP50100343A JP10034375A JPS5836423B2 JP S5836423 B2 JPS5836423 B2 JP S5836423B2 JP 50100343 A JP50100343 A JP 50100343A JP 10034375 A JP10034375 A JP 10034375A JP S5836423 B2 JPS5836423 B2 JP S5836423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- guide
- cylinder
- air
- rotary cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は互に同心状に配設された固定シリンダと回転シ
リンダとの外周面上に巻回されたテープ状体を円滑に案
内走行させ得るテープガイドに関する。
リンダとの外周面上に巻回されたテープ状体を円滑に案
内走行させ得るテープガイドに関する。
更に詳し《はテープ幅の小さいテープ状体にあっても該
テープと前記シリンダとの間に有効なエアーフイルムを
形成させて前記目的を達成できるテープガイドを提供せ
んとするものである。
テープと前記シリンダとの間に有効なエアーフイルムを
形成させて前記目的を達成できるテープガイドを提供せ
んとするものである。
以下磁気テープに信号、特に映像信号を記録再生する斜
め走査式回転ヘッド型磁気録画再生装置を例にとって説
明する。
め走査式回転ヘッド型磁気録画再生装置を例にとって説
明する。
従来における前記録画再生装置におげるテーフガイドは
第１図の如く、互に同心上に設けられた下部固定シリン
ダ１と上部回転シリンダ２とを有し、下部固定シリンダ
１には、両シリンダ１，２外周面上に斜めに巻回される
磁気テープ３の走行を案的する段部４が形成され、一方
上部回転シリンダ２には、下部固定シリンダ１との間で
スリット５を形成すると共に該スリット５の近傍に磁気
ヘッド６を該中部回転シリンダ２外周面よりもわずかに
突出せしめた状態で設置し、さらに前記磁気テープ３は
巻始端及び巻終端近傍位置に設けられた案内ポスト７，
７によって支持されるべく構成されている。
第１図の如く、互に同心上に設けられた下部固定シリン
ダ１と上部回転シリンダ２とを有し、下部固定シリンダ
１には、両シリンダ１，２外周面上に斜めに巻回される
磁気テープ３の走行を案的する段部４が形成され、一方
上部回転シリンダ２には、下部固定シリンダ１との間で
スリット５を形成すると共に該スリット５の近傍に磁気
ヘッド６を該中部回転シリンダ２外周面よりもわずかに
突出せしめた状態で設置し、さらに前記磁気テープ３は
巻始端及び巻終端近傍位置に設けられた案内ポスト７，
７によって支持されるべく構成されている。
なお８は上部回転シリンダ２の駆動モータ、９は端子で
ある。
ある。
そこで駆動モータ８を駆動して上部回転シリンダ２を磁
気ヘッド６と共に回転させると同時に、同方向に磁気テ
ープ３を走行させることによって、前記磁気ヘッド６は
磁気テープ３を斜めに当接走査して記録再生が行われる
のであるが、このとき上部回転シリンダ２は高速回転さ
れるので、この高速回転に伴ひ磁気テープ３と上部回転
シリンダ２の外周面との間にエアーフイルムが形成され
、該エアーフイルムにより磁気テープ３と上記回転ドラ
ム２との摩擦力が緩和され、同時に磁気テープ３の巻始
端及び巻終端におけるテープテンションＴ１，Ｔ２の差
が減少されるので、走行負荷が軽減される結果、磁気テ
ープ３の円滑走行が可能となり、ジツタの軽減等の大き
な効果を得ることができる。
気ヘッド６と共に回転させると同時に、同方向に磁気テ
ープ３を走行させることによって、前記磁気ヘッド６は
磁気テープ３を斜めに当接走査して記録再生が行われる
のであるが、このとき上部回転シリンダ２は高速回転さ
れるので、この高速回転に伴ひ磁気テープ３と上部回転
シリンダ２の外周面との間にエアーフイルムが形成され
、該エアーフイルムにより磁気テープ３と上記回転ドラ
ム２との摩擦力が緩和され、同時に磁気テープ３の巻始
端及び巻終端におけるテープテンションＴ１，Ｔ２の差
が減少されるので、走行負荷が軽減される結果、磁気テ
ープ３の円滑走行が可能となり、ジツタの軽減等の大き
な効果を得ることができる。
ところで磁気テープ３と上部回転シリンダ２との間に形
成されるエアーフイルム量とテープ巾との関係について
考察してみると、磁気テープ３は巻始端では上部回転シ
リンダ２側に大面積を当接され巻終端側に近づくにつれ
て次第にその面積を縮少されるものであるから、前記関
係は第５図のグラフの如く、テープ巾が大きいときは円
滑走行に充分なエアーフイルム量が形或されて問題は生
じないが、テープ巾が小さくなるにつれてエアーフイル
ム量も小さくなり、実験の結果ではテープ巾がよ“以下
になると充分なエアーフイルム量を４ 得ることが困難となる。
成されるエアーフイルム量とテープ巾との関係について
考察してみると、磁気テープ３は巻始端では上部回転シ
リンダ２側に大面積を当接され巻終端側に近づくにつれ
て次第にその面積を縮少されるものであるから、前記関
係は第５図のグラフの如く、テープ巾が大きいときは円
滑走行に充分なエアーフイルム量が形或されて問題は生
じないが、テープ巾が小さくなるにつれてエアーフイル
ム量も小さくなり、実験の結果ではテープ巾がよ“以下
になると充分なエアーフイルム量を４ 得ることが困難となる。
この傾向は前記テープテンション値Ｔ１，Ｔ２が大きい
程著しく、走行負荷の増大、磁気テープ３と上部回転シ
リンダ２との接触離反の繰返しに伴うワウ・フラツダー
、ジツタの発生増加等の不都合を生じることとなる。
程著しく、走行負荷の増大、磁気テープ３と上部回転シ
リンダ２との接触離反の繰返しに伴うワウ・フラツダー
、ジツタの発生増加等の不都合を生じることとなる。
本発明はかかる従来のテープガイドが有する欠点を解消
し、テープ巾の比較的狭いテープでも充分なエアーフイ
ルム効果を得ることのできるテープガイドを提供するも
のである。
し、テープ巾の比較的狭いテープでも充分なエアーフイ
ルム効果を得ることのできるテープガイドを提供するも
のである。
以下その一実施態様を第２図〜第４図に基づき説明する
。
。
第２図、第３図に示すテープガイドにおいて、固定シリ
ンダ８と回転シリンダ９とは同心上に配設され、固定シ
リンダ８は、該両シリンダ８，９の外周面上を斜めに巻
回される磁気テープ１０を所定位置で案内走行させる段
部１１を有し、磁気テープ１０はボスＮ２，１２によっ
て巻始端１０ａで回転シリンダ９に大面積を接し、巻終
端１０ｂに近付く程次第にその面積が縮少されるように
支持される。
ンダ８と回転シリンダ９とは同心上に配設され、固定シ
リンダ８は、該両シリンダ８，９の外周面上を斜めに巻
回される磁気テープ１０を所定位置で案内走行させる段
部１１を有し、磁気テープ１０はボスＮ２，１２によっ
て巻始端１０ａで回転シリンダ９に大面積を接し、巻終
端１０ｂに近付く程次第にその面積が縮少されるように
支持される。
以上の構成は前述した従来のテープガイドと同一である
。
。
さてそこで、１３は固定シリンダ８に取付金具１４を介
して取付けられたエアーガイドである。
して取付けられたエアーガイドである。
このエアーガイド１３は第４図から明らかなように固定
シリンダ８と同じ曲率をもって形成された接当端１５ａ
を有する底板１５と、該底板１５に突設された側板１６
とから断面略Ｌ字状に形或され、取付状態において該エ
アーガイド１３と回転シリンダ９外周面との間に空隙１
７が形成されると共に該空隙１７の、エアーガイド１３
の側板１６と回転シリンダ９の外周面との間の広さが該
回転シリンダ９の回転方向に順次狭《なるように形成さ
れている。
シリンダ８と同じ曲率をもって形成された接当端１５ａ
を有する底板１５と、該底板１５に突設された側板１６
とから断面略Ｌ字状に形或され、取付状態において該エ
アーガイド１３と回転シリンダ９外周面との間に空隙１
７が形成されると共に該空隙１７の、エアーガイド１３
の側板１６と回転シリンダ９の外周面との間の広さが該
回転シリンダ９の回転方向に順次狭《なるように形成さ
れている。
図において前記空隙１７は誇張して描かれている。
このようにすると、回転シリンダ９の高速回転に伴いエ
アーは前記エアーガイド１３の空隙１１に引込まれると
同時に該空隙１７の先端１３ａから、磁気テープ１０と
回転シリンダ９との間に導かれるので、エアーフイルム
の形戒が助長されて、比較的狭巾のテープにおいても充
分なエアーフィルム効果が得られる。
アーは前記エアーガイド１３の空隙１１に引込まれると
同時に該空隙１７の先端１３ａから、磁気テープ１０と
回転シリンダ９との間に導かれるので、エアーフイルム
の形戒が助長されて、比較的狭巾のテープにおいても充
分なエアーフィルム効果が得られる。
本実施例においてはエアーガイド１３の底板１５の固定
シリンダ８との接当端１５ａを該固定シリンダ８０曲率
と同一曲率に形成してエアーの固定シリンダ８側への流
出を防止しているので非常に良好なエアーフイルム効果
が得られる。
シリンダ８との接当端１５ａを該固定シリンダ８０曲率
と同一曲率に形成してエアーの固定シリンダ８側への流
出を防止しているので非常に良好なエアーフイルム効果
が得られる。
以上詳述したように、本発明に係るテープガイドは単に
エアーガイドを設けるだけで、狭巾のテープにおいても
、該テープとシリンダとの間の摩擦係数を小ならしめ走
行負荷を軽減する充分な量のエアーフイルムを形成でき
るのでシックの発生、ワウ・フラツタ等を完全に防止で
きる。
エアーガイドを設けるだけで、狭巾のテープにおいても
、該テープとシリンダとの間の摩擦係数を小ならしめ走
行負荷を軽減する充分な量のエアーフイルムを形成でき
るのでシックの発生、ワウ・フラツタ等を完全に防止で
きる。
なお、前述の実施例では斜め走査式回転ヘッド型磁気記
録画再生装置を例にとって説明したが、本発明はこれに
限定されず、一般のテープ状体の走行の円滑化を計る上
に極めて有効なものであることはいうまでもない。
録画再生装置を例にとって説明したが、本発明はこれに
限定されず、一般のテープ状体の走行の円滑化を計る上
に極めて有効なものであることはいうまでもない。
第１図は従来のテープガイドを示す側面図、第２図〜第
４図は本発明実施例を示す図で、第２図は概略斜視図、
第３図は平面図、第４図はエアーガイド斜視図、第５図
はテープ巾とエアーフイルム量との関係を示すグラフで
ある。 １，８・・・固定シリンダ、２，９・・・回転シリンダ
、３，１０・・・磁気テープ（テープ状体）、１３・・
・エアーガイド、１７・・・空隙。
４図は本発明実施例を示す図で、第２図は概略斜視図、
第３図は平面図、第４図はエアーガイド斜視図、第５図
はテープ巾とエアーフイルム量との関係を示すグラフで
ある。 １，８・・・固定シリンダ、２，９・・・回転シリンダ
、３，１０・・・磁気テープ（テープ状体）、１３・・
・エアーガイド、１７・・・空隙。
Claims (1)
- １ テープ状体を外周面上の所定位置で案内走行させる
、互に同心上の固定シリンダと回転シリンダとを設け、
前記回転シリンダ周面上におけるテープ状体の巻始端近
傍位置から該回転シリンダの回転方向後方側に伸びるエ
アーガイドを設けて該エアーガイドと回転シリンダ外周
面との間にエアー引込み用空隙を形成し、この空隙のエ
アーガイドと回転シリンダとの間の広さが該回転シリン
ダの回転方向に順次狭くなるように構成した事を特徴と
するテープガイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50100343A JPS5836423B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | テ−プガイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50100343A JPS5836423B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | テ−プガイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5223908A JPS5223908A (en) | 1977-02-23 |
| JPS5836423B2 true JPS5836423B2 (ja) | 1983-08-09 |
Family
ID=14271463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50100343A Expired JPS5836423B2 (ja) | 1975-08-18 | 1975-08-18 | テ−プガイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836423B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04272575A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-09-29 | Saturn Corp | 動力伝達装置用のシフトフォーク |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5502607A (en) * | 1987-11-02 | 1996-03-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording or reproducing apparatus |
| KR940009170B1 (ko) * | 1990-12-29 | 1994-10-01 | 삼성전자 주식회사 | 로터리 헤드드럼 |
| JPH0638022U (ja) * | 1992-10-06 | 1994-05-20 | 三星電子株式会社 | 磁気記録および再生装置 |
| JP4538961B2 (ja) * | 2001-01-26 | 2010-09-08 | ソニー株式会社 | 記録再生装置 |
-
1975
- 1975-08-18 JP JP50100343A patent/JPS5836423B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04272575A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-09-29 | Saturn Corp | 動力伝達装置用のシフトフォーク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5223908A (en) | 1977-02-23 |
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