JPS60645A - 回転ヘツドアセンブリ - Google Patents

回転ヘツドアセンブリ

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Publication number
JPS60645A
JPS60645A JP10872183A JP10872183A JPS60645A JP S60645 A JPS60645 A JP S60645A JP 10872183 A JP10872183 A JP 10872183A JP 10872183 A JP10872183 A JP 10872183A JP S60645 A JPS60645 A JP S60645A
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
head
rotating member
mounting window
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP10872183A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Naka
裕之 中
Kazunori Saito
斉藤 一法
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10872183A priority Critical patent/JPS60645A/ja
Publication of JPS60645A publication Critical patent/JPS60645A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダ(以下”VTR”と略す
)の回転ヘッドアセンブリに関するものである。゛ 従来例の構成とその問題点 代表例として、VH3型VTRについて説明する。従来
の回転ヘッドアセンブリは、第1図にその具体例を示す
様に、磁気テープ(以下パテーブ″と略す)1に対し、
1800 r pm で回転摺動する回転部材2と、非
回転摺動する固定シリンダ3とでこれを保持する構成を
取っている。固定シリンダ3上には、テープ1の走行時
の幅方向位置規制を行なう目的でリード4が設けられて
いる。回転部材2上にマウントされた磁気ヘッド(以下
゛ヘッド″と略す)5がテープ1上を正確にヘリカルス
キャンする事によって、テープ1を介した映像信号の確
実な録画再生が実現されるものである。
なお6は回転部材2上に設けられたヘッド取付窓である
。ヘッド6は回転部材2の外周面から概ね数10ミクロ
ン外部へ突出して保持されている。
映像信号の録画再生を行なう場合、回転部材上のヘッド
は高速で回転してテープに対して接触摺動する為、ヘッ
ド表面とテープ上の接触面との間で摩耗が発生する。一
方、回転部材自身とテープとの間でも同様に摩耗が発生
して1以上の原因で生じた摩耗粉がテープ上あるいはヘ
ッド・回転部材上に付着して移動し、新だな摩耗誘発原
因となって回転ヘッドアセンブリ及びテープ上での摩耗
を助長促進する。
この場合、摩耗粉が回転ヘッドアセンブリ上で最も突出
したヘッド部に付着すると映像信号の入出力は不可能と
なって本来のVTRの機能が全く発揮出来なくなってし
1う。またVTRの持つ機能の一つにスチル再生がある
。これは静止画像再生を行う機能を指すもので、テープ
を走行させないまま回転部側上のヘッドを回転させて再
生するものでテープの特定箇所のダメージが大きくなる
前述の通り、摩耗粉がヘッドを含む回転部材上に付着し
た状態でスチル再生を行なうと、テープの磁性層が樹脂
ベース材から脱落し、部分的に使用不能なテープとなる
回転ヘッドアセンブリとテープとの摩耗現象を実験的に
詳しく検討した結果、テープとの致命的な摩耗はヘッド
取付窓の垂直方向の稜(特に回転部材の回転方向と反対
側である遅れ側)で発生する事が明白となった。
まだ全く別の観点から、回転ヘッドアセンブリへのテー
プ巻始め部分(”テープ入り側″と称す)では、テープ
の固定シリンダ部に接触する面積的割合が少なく、しか
もヘッドがテープ幅方向下端部からテープをあおってス
キャンを開始する為に、テープに対する接触状態が不完
全となり出力が出にくくなる。この現象は、ビデオ出力
信号を一般的に検証する手法として用いられるエンベロ
ープ信号をモニタする事でも確認出来る。第2図aは理
想的ヘッドタッチが実現出来た時のエンベロープ出力、
第2図すはテープ入り側での出力信号が十分に取シ出さ
れていない時に生ずるエンベロープ出力の基本パターン
である。
以上の通り現行のVTRの回転ヘッドアセンブリには、
摩耗の問題とテープ入り側の出力を確保する問題がある
発明の目的 本発明は」二記欠点に鑑みヘッド取付窓部での対テープ
摩耗を回避し、同時にテープ入側での映像出力を確保し
て、信頼性・耐久性が高く映像信号の入出力特性の優れ
た回転ヘッドアセンブリを提供するものである。
発明の構成 本発明は、ヘッド取付窓を含む領域に切り込み部を設け
た回転部材と、前記回転部材上にマウントされた磁気ヘ
ッドと、前記回転部材と略同−の径を有し間隙をおいて
同軸に配された固定シリンダーとからなり、テープと磁
気ヘッドとの接触を良好な状態にせしめ、エンベロープ
出方向上を促進し、かつヘッド取付窓下流側でのテープ
摩耗を防止するという特有の効果を有する。
実施例の説明 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。第3図は、本発明の第1の実施例における回転部
材上のヘッド取付窓近傍の形状を示す斜視図で、第4図
にはヘッド取付窓近傍を局所的に拡大して模式的に底面
図として示しである。
第3図において5はヘッド、6は回転部材2上のヘッド
取付窓、Wは上部回転部材の回転方向で、7はヘッド取
付窓を含む領域投設けられた切り込み部である。以」二
の様に構成されたヘッド取付窓近傍形状を有する回転ヘ
ッドアセンブリ上でのテープ変形挙動について、第6図
及び第6図を用いて現状と比較して説明する。
第5図は回転ヘッドアセンブリ上でのヘッド取付窓近傍
のテープ変形挙動を縦断面で見たもので、aは現状の場
合、bは本発明の第1の実施例を用いた場合を示す。丑
だ、第6図は第6図と同様にヘッド取付窓近傍のテープ
変形挙動を、ヘッドを含む横断面で見たものでaは現状
の場合、bは本発明の第1の実施例を用いた場合を示す
。ヘッド6の通過直前直後のテープ1は、ヘッド6がテ
ープ1を瞬間的に押し拡げた時に生じる局部負圧発生の
為に内側(ヘッド突出方向と反対側)に吸い込まれる。
この時本発明のヘッド取付窓形状を採用した場合、縦断
面について考えると、見掛は上ヘッド取付窓高さが大き
くなってテープ1のヘッド5への接触がより完全となる
。この結果、現在特にテープの回転ヘッドアセンブリへ
の巻付き始め、いわゆる入り側部でのへッドタソチ不良
によるエンベロープ出力低下を無くすることが出来る。
一方、横断面について見ると、前述の通りヘッド突出時
に発生する局部的負圧の為、矢張シテープは内側へ変形
する。現行(第6図a)の場合、出側窓エツジ部Aでは
鋭利な窓エツジとテープとが接触摩耗し、その結果テー
プダメージが著しくなる。しかし本発明の第1の実施例
すによれば、叙側窓エツジが形状的に逃げている為にテ
ープと接触しにくい。更に平行部δとテープ1とは空気
力学的に一部の傾斜平板軸受を形成する為、テープ1と
平行部δとの間隔が1ミクロン内外の距離に近接した場
合には回転部材の回転によって生じる相対速度によシ数
Kg /cdtオーダの動圧が発生して、その結果ヘッ
ド通過直後のテープを浮上変形せしめる。
以上の様に、本実施例によればヘッド取付窓を含む回転
部材上の一部に切り込み部を設けることにより、ヘッド
タッチを改善し、更に従来発生していたヘッド取付窓下
流部エツジでのテープとの接触摩耗を完全に回避してテ
ープダメージを大幅に低下出来る。
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。第7図は本発明の第2の実施例における回転
部材上のヘッド取付窓形状並びにテープ挙動を模式的に
示す局部底面図である。1はテープ、6はヘッド、6は
回転部材2上のヘッド取付窓で、8はヘッド取付窓を含
む領域に設けられた切り込み部である。第4図の構成と
異なるのは切り込み部8をヘッド取付窓6の回転部材2
の回転方向における下流側の稜だけが回転部材外周面か
ら内側へ入る様に設けた点である。上記の様に構成され
たヘッド取付窓近傍形状を有する回転ヘッドアセンブリ
上での動作について説明する。
この装置を採用した場合、ヘッド取付窓近傍におけるテ
ープ変形挙動に及ぼす影響として特徴づけられる点は特
にヘッド取付窓の入り側(進み側)でテープ1とヘッド
6の先端とがスムーズに接触を開始する点でテープ及び
ヘッドの寿命を長持ち“させることが出来る。丑だ、こ
の部分での接触が衝撃的に生じる場合には、かえって映
像信号の入出力特性上、エンベロープ出力のふらつきが
生じ。
好ましくない為、これを回避する効果も併せて有してい
る。ヘッド取付窓の出側(遅れ側)でのテープ変形挙動
に関しては、本発明の第1の実施例で示しだ通りである
。まだ縦断面を取って考えた場合、テープに対するヘッ
ドタッチが良くなると以上の様に本実施例によれば、特
にヘッド取付窓入り側のエツジを残してヘッド取付窓周
囲に切り込み部を設けることにより、ヘッドタッチを確
保向上させつつ、テープとヘッドとの接触開始位置でス
ムーズなコンタクトを保って、しかもテープとシリンダ
間の摩耗を回避することが出来る。
なお、切り込み部は回転部材外周面における接線と必ず
しも平行である必要はなく傾斜角すなわちテーバ形状を
有していても良い。まだヘッド取付窓を含む回転部側止
の一部に設けられる限り、例えば第9図に示す通り回転
部材上ある高さhを持って全周に設けられる場合も含ま
れる。まだ第10図に示す通り切り込み寸法を極端に大
きく取ったと考えだ場合には事実上ヘッド取付窓が無く
なったと同等になるがこの様な場合も含まれる。
発明の効果 以上の様に本発明は、ヘッド取付窓を含む領域に切り込
み蔀を設けることによシ、ヘッドタッチを良好にし、エ
ンベロープ出力を安定に確保することができ、さらにヘ
ッド取付窓下流部でのテープとの接触摩耗も完全に回避
してテープダメージを大幅に低下することができ、その
実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転ヘッドアセンブリの斜視図、第2図
aは理想的ヘッドタッチが実現できた時のエンベロープ
出力を示す説明図、第2図すはテープ入り側での出力信
号が不十分な時のエンベロープ出力を示す説明図、第3
図は本発明の第1の実施例における回転部材上のヘラ、
ド取付窓の形状を示す斜視図、第4図はヘッド取付窓部
分を拡大した底面図、第5図aは従来の回転ヘッドアセ
ンブリ上でのヘッド取付窓近傍のテープ変形挙動を示す
縦断面図、第6図すは本発明の第1の実施例におけるヘ
ッド取付窓近傍のテープ変形挙動を示す縦断面図、第6
図aは従来の回転へラドアセンプリ上でのヘッド取付窓
近傍のテープ変形挙動を示す横断面図、第6図すは本発
明の第1の実施例におけるヘッド取付窓近傍のテープ変
形挙動を示す横断面図、第7図は本発明の第2の実施例
におけるヘッド取付窓近傍を示す横断面図、第8図は本
発明の第2の実施例における回転部材上のヘッド数句窓
を示す余1視図、第9図、第10図は応用例の回転部材
の正面図である。 2・・・・・・回転部材、6・・・・・・ヘッド、6・
・・・・・ヘッド取付窓、8・・・・・・切り込み部。 代理人の氏名゛弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名@3
図 第4図 第5図 (CL) (b) 第6図 ((2−1(b) 第7図 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下部の固定シリンダと、前記下部の固定シリンダ
    と略同−径を有し、間隙をおいて同軸に配された回転部
    材と、この回転部材の外周近傍に固定され、前記間隙に
    おいて、前記下部の固定シリンダと同軸周りに回転する
    磁気ヘッドとから構成され、磁気ヘッド取付窓を含む回
    転部材外周面上の一部分に外周面から内側に入った面で
    構成した切り込み部を有する回転ヘッドアセンブリ。
  2. (2)前記回転部材上の磁気ヘッド取付窓において、磁
    気ヘッド回転方向の進行側の稜を除く、磁気ヘッド取付
    窓を含む近傍に、前記回転部材外周面から内側に入った
    面で構成した切り込み部を有する特許請求の範囲第1項
    記載の回転へッドアセンプ+7 。
  3. (3)前記回転部材上の磁気ヘッド取付窓部において、
    磁気ヘッド取付窓とほぼ同等の高さの領域で全周あるい
    は一部分の周上に回転部材外周と同軸で半径減少方向に
    切り込み部を有する特許請求の範囲第1項記載の回転ヘ
    ッドアセンブリ。
  4. (4)前記回転部月上の磁気ヘッド取付窓において、磁
    気ヘッド取付窓とほぼ同等の高さの領域で、全周あるい
    は周の一部分について、回転部材上の磁気ヘッド取付窓
    における上下方向の稜が完全に存在しない構造を有する
    特許請求の範囲第3項記載の回転ヘッドアセンブリ。
JP10872183A 1983-06-16 1983-06-16 回転ヘツドアセンブリ Pending JPS60645A (ja)

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JP10872183A JPS60645A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ヘツドアセンブリ

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JP10872183A JPS60645A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ヘツドアセンブリ

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JPS60645A true JPS60645A (ja) 1985-01-05

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ID=14491871

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JP10872183A Pending JPS60645A (ja) 1983-06-16 1983-06-16 回転ヘツドアセンブリ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6346615A (ja) * 1986-08-13 1988-02-27 Canon Inc 回転ヘツド装置
JPH01171977A (ja) * 1987-12-28 1989-07-06 Tetsuya Obayashi 印刷かくし文字の表示法
US4878001A (en) * 1987-03-30 1989-10-31 Nihon Radiator Co., Ltd. Drive control device for motor actuator in automobile air conditioner
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55105848A (en) * 1979-02-07 1980-08-13 Victor Co Of Japan Ltd Rotary guide drum

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