JPH0462425B2 - - Google Patents

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JPH0462425B2
JPH0462425B2 JP59243166A JP24316684A JPH0462425B2 JP H0462425 B2 JPH0462425 B2 JP H0462425B2 JP 59243166 A JP59243166 A JP 59243166A JP 24316684 A JP24316684 A JP 24316684A JP H0462425 B2 JPH0462425 B2 JP H0462425B2
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JP
Japan
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window
notch
rotary
rotating
cylinder
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JP59243166A
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English (en)
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JPS61122960A (ja
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Nobuyuki Kaku
Atsuo Oosawa
Masanori Kawachi
Hitoshi Takizawa
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
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Priority to US06/799,021 priority patent/US4725910A/en
Priority to EP85114687A priority patent/EP0182348B1/en
Priority to DE8585114687T priority patent/DE3569428D1/de
Publication of JPS61122960A publication Critical patent/JPS61122960A/ja
Publication of JPH0462425B2 publication Critical patent/JPH0462425B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/52Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
    • G11B5/53Disposition or mounting of heads on rotating support
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/61Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、記録媒体のテープに対し回転磁気ヘ
ツドで信号を記録または再生する磁気記録再生装
置に係わり、特に回転シリンダ装置において回転
磁気ヘツドを取り付ける部分の構成に関する。
〔発明の背景〕
従来、回転磁気ヘツド方式の磁気記録再生装置
においては、回転シリンダ装置に設けられた複数
個の回転磁気ヘツドが回転に従い順次磁気テープ
に当接するようにされ、磁気テープ上に順次記録
トラツクを形成したり、あるいはこの形成された
記録トラツクを順次再生走査するようになつてい
る。
第5図はかかる磁気記録再生装置における回転
シリンダ装置の部分を示す斜視図であつて、1は
回転シリンダ装置、2は回転シリンダ、3は固定
シリンダ、4はテープ案内用リード、5は磁気テ
ープ、6,7はガイドローラ、8,9は傾斜ガイ
ドである。図において、回転シリンダ装置1は回
転シリンダ2と固定シリンダ3とが回転シランダ
2の回転軸方向に対向して成り、回転シリンダ2
には2個の磁気ヘツド(図示せず)が搭載され、
また、固定シリンダ3には、その外周面にらせん
状にテープ案内用リード4が設けられている。
磁気テープ5は、テープカセツト(図示なし)
から引き出され、ガイドローラ6、傾斜ガイド8
を経た後、その下縁部が、固定シリンダ3のテー
プ案内用リード4に当接しながら、本構成の場合
ではほぼ180°にわたつて回転シリンダ2と固定シ
リンダ3との外周面にらせん状に巻装され、さら
に、傾斜ガイド9、ガイドローラ7を経てテープ
カセツトに至る状態にされる。
記録あるいは再生時、磁気テープ5がテープ駆
動系(図示なし)によつて矢印B方向に走行駆動
されると、該磁気テープ5はガイドローラ6によ
つて走行方向が変えられ、さらに、傾斜ガイド
8,9により、特に磁気ヘツドでの走査上有害な
ねじれが生じないように回転シリンダ2及び固定
シリンダ3の外周面に沿わされた状態で走行さ
れ、その後、ガイドローラ7で走行方向が変えら
れ、最後にテープカセツトの巻取りリールに巻き
取られる。一方、回転シリンダ2は、シリンダモ
ータ(図示なし)によつて矢印A方向に回転さ
れ、これによつて回転シリンダ2に搭載された2
個の磁気ヘツドが交互に磁気テープに当接されテ
ープ面上を走査する。
かかる回転シリンダ装置において、回転シリン
ダ2の外周面及び固定シリンダ3の外周面のうち
上記回転シリンダ2に近接した面と、磁気テープ
5との間には、空気による潤滑層が形成され、こ
れによつて磁気テープ5は回転シリンダ2の外周
面部及び固定シリンダ3の上記外周面部から浮上
する。
一方、かかる外周面から浮上した状態にある磁
気テープ5に対し、磁気ヘツドが確実に当接する
ようにするために、回転シリンダ2の固定シリン
ダ3への対向部分に窓部及びその内側に凹部を有
して成る切欠部が設けられ、この切欠部から磁気
ヘツドの先端部が回転シリンダ2の外周面位置に
おいて外部に露出されかつ該外周面より外部方向
に若干突出するようにされている。
第6図は回転シリンダ1における窓部及び凹部
から成る切欠部の一従来例を拡大して示した正面
図であつて、10は磁気ヘツド、10aはヘツド
コア、10bは巻線、10cは樹脂部、11は切
欠部の窓部、11a,11bは窓部の側辺部であ
り、その他の第5図に対応する部分には同一符号
を付してある。
第6図において、切欠部は回転シリンダ2の固
定シリンダ3に対向した部分に設けられ、回転シ
リンダ2の内部で取付けられた磁気ヘツド10の
コア部10aの先端部が、この切欠部の窓部11
から外部に露出されている。この露出した磁気ヘ
ツド10のコア部10aの先端部が磁気テープ
(図示せず)に当接されている。
ところで、かかる切欠部の窓部11及びその内
側に連続した凹部は、磁気ヘツド10を回転シリ
ンダ2に高い精度でかつ容易に取り付けられるよ
うに、充分な切欠面積を確保するようにしてあ
る。磁気テープ5は矢印Bの方向へ所定の速度で
走行する。回転シリンダ2は磁気テープに対し矢
印Aの方向に高速で回転する。この回転シリンダ
2は磁気テープ5に対する相対回転速度が非常に
大きいため、回転シリンダ2と磁気テープ5との
間には空気が流れ込み、これによつて正の空気圧
が生じて磁気テープが回転シリンダ2の外周面か
ら浮上する。しかしながら、切欠部においては、
この空気流が窓部11からその内側の凹部に流れ
込んでしまうため負の空気圧が生じ磁気テープ5
は窓部11の内部方向へ吸い込まれる。すなわ
ち、回転シリンダ2が矢印Aの方向に回転してい
るものとすると、磁気テープ5は、窓部11の側
辺11b部で窓部内側の凹部の方向に吸い込ま
れ、磁気ヘツド10に当接した部分で回転シリン
ダ2の外周面より飛び出し、窓部11のもう一方
の側辺11aの部分で再び窓部内側の凹部方向に
吸い込まれる。
このように、磁気テープ5が窓部11の内側に
吸い込まれると、該磁気テープ5は窓部11の側
辺11a,11bに当接することになる。このた
めに、側辺11a,11bの角部(外周面との角
部)にあるバリ、カエリなどで磁気テープ面が擦
られてしまい、磁気テープの磁性面が損傷し再生
画像の画質劣化の原因となる。また、切欠部の近
傍での空気潤滑層が減少すると、磁気テープ5の
回転シリンダ2及び固定シリンダ3に対する接触
が増大し磁気テープ5の磁性層がこの点からも損
傷を受け易い。
そこで、かかる原因による磁気テープの損傷を
防止するために、切欠部の窓部の側辺の角部を、
ポンチ刃等で押圧することにより、該角部を潰す
ように変形せしめる技術が提案された(特公昭58
−58737号公報)。この従来技術によると、結果的
には、上記変形によつて切欠部の窓部の側辺の角
部が突出状ではなくなり回転シリンダの内側方向
に対し丸味を帯びてなだらかに連続したものとな
るから、負の空気圧によつて磁気テープが切欠部
に吸い込まれても、この切欠部の窓部の角部への
磁気テープの接触はやわらげられ磁気テープが損
傷されることがなくなり、再生画質の劣化を避け
ることができる。しかしながら、本従来技術の構
成においても、窓部における磁気ヘツドの先端の
周囲の空〓面積は増大されるため、切欠部におい
て磁気テープが吸い込まれる現象は依然として生
ずる。一方、切欠部内の凹部においては、その直
立した壁面や磁気ヘツドなどの存在によつて空気
の流れに乱れが生じ、これによつて切欠部におけ
る負の空気圧に変動が生ずる。特に、第6図にお
いて、回転シリンダ2の回転方向(A方向)に対
して直角方向に設けられている側辺11a,11
bの近傍では、空気流が不安定となり空気圧の変
動が大きくなる。この空気圧の変動は切欠部の磁
気テープに影響を与え、磁気テープに振動を生じ
させる。かかる磁気テープの振動は、空気圧の変
動にほぼ比例するため、切欠部内での空気の流れ
の乱れが大きい程、また、切欠部に吸い込まれる
空気の量が多い程大きくなる。
ところで、上記公告公報に開示された従来技術
のように、切欠部の窓部の角部に丸味をつける
と、上述のようにこの切欠部の窓部の面積は実質
的に広げられたことになり、このために、切欠部
への空気の吸い込み量は一層多くなり、上記のよ
うに磁気テープの振動を増大させる。かかる磁気
テープの振動は、磁気ヘツドによる磁気テープの
走査状態(トラツキング状態や磁気テープに対す
る磁気ヘツドの押圧状態)に変動を生じさせノイ
ズ源となつて、テープ面が損傷される場合と同
様、再生画像の画質劣化を引き起こす。
特に、近年においては、高密度記録化や長時間
記録化を達成するため磁気テープは薄手化かつ低
剛性化の傾向にあるため、ますます磁気テープが
切欠部に吸い込まれ易くなつている。このため
に、切欠部、特に窓部の面積が広がると、磁気テ
ープのテープ表面の摩擦損傷も増え振動も大きく
なり再生画像の画質劣化がひどくなる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、
上記切欠部における磁気テープの損傷特に磁性面
の損傷、及び振動を防止し、良好な画質の再生画
像を容易に確保できる回転シリンダ装置を提供す
ることにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明では、回転
シリンダ装置の切欠部をできる限り小さい面積と
なるようにし、該切欠部への空気及び磁気テープ
の吸い込み量を低減できるようにするとともに、
該切欠部の入口部(窓部)及び内部での空気の流
れを滑らかにできるようにする。このために、本
発明においては、 第1の発明では、 (イ) テープを案内する円筒状の固定体(該当一実
施例符号3)と回転体(該当一実施例符号2)
とが互いに対向して同軸状に配置され、上記回
転体の外周面には、上記固定体に対向する縁部
から上記回転体の回転軸に平行な方向に遠ざか
るに従つて次第に開口幅(該当一実施例符号
Lx)が狭められるように互いに逆方向に傾斜
した2つの側辺を有する形状の窓部(該当一実
施例符号11,11′)が設けられ、かつ、該
回転体には、磁気ヘツド(該当一実施例符号1
0,10′)が、そのコア部(該当一実施例符
号10a)の先端が該窓部から外部に露出する
ように取付けられた回転シリンダ装置におい
て、 (ロ) 上記回転体(該当一実施例符号2)を、上記
窓部の側辺(該当一実施例符号11a,11
b)が該窓部の上記コア部の周囲の面積を小さ
くするように傾斜され、回転軸に平行な方向に
遠ざかるに従つて次第に開口幅(該当一実施例
符号Lx)が狭められるように互いに逆方向に
傾斜した2つの側辺(該当一実施例符号30
a,30b)を有する形状の凹部(該当一実施
例符号30)が上記固定体に対向する面内にお
いて上記窓部に連続して形成され、上記窓部の
最大開口幅の高さ位置(該当一実施例符号A−
A位置)に上記コア部(該当一実施例符号10
a)の上記固定体側の面が一致または略一致す
るようにする。
また第2の発明では、 (イ) テープを案内する円筒状の固定体と回転体と
が互いに対向して同軸状に配置され、上記回転
体の外周面には、上記固定体に対向する縁部か
ら上記回転体の回転軸に平行な方向に遠ざかる
に従つて次第に開口幅が狭められるように互い
に逆方向に傾斜した2つの側辺を有する形状の
窓部が設けられ、かつ、該回転体には、磁気ヘ
ツドが、そのコア部の先端が該窓部から外部に
露出するように取付けられた回転シリンダ装置
において、 (ロ) 上記回転体(該当一実施例符号2)を、上記
窓部の側辺(該当一実施例符号11a,11
b)が該窓部の上記コア部の周囲の面積を小さ
くするように傾斜され、回転軸に平行な方向に
遠ざかるに従つて次第に開口幅が狭められるよ
うに互いに逆方向に傾斜した2つの側辺(該当
一実施例符号30a,30b)を有する形状の
凹部(該当一実施例符号30)が上記固定体に
対向する面内において上記窓部に連続して形成
され、少なくとも上記窓部の側辺(該当一実施
例符号11a,11b)曲線状を成す構成とす
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図〜第4図は本発明による回転シリンダ装
置の一実施例を示すものであつて、第1図はその
ヘツド回転用の回転体としての回転シリンダを示
す斜視図、第2図は回転シリンダ装置の実施例の
内部構成を示す断面図、第3図は回転シリンダに
おいて磁気ヘツドのコア先端の周囲の切欠部近傍
を拡大して示す正面図、第4図はその切欠部近傍
での磁気テープ走行状態を示す拡大断面図であ
る。これらの図において、10,10′は磁気ヘ
ツド、11,11′は切欠部の窓部、30は切欠
部の凹部、12,12′はヘツドベース、13,
13′はねじ、14は中心孔、15,15′はねじ
挿入孔、16はシヤフト、17はデイスク、18
a,18bは軸受、19は軸受支持部、20はス
トツパ、21はモータのロータホルダ、22はモ
ータのロータ、23はモータのステータホルダ、
24はモータのステータ、25はロータリトラン
スの回転部、26はロータリトランスの固定部、
27はねじである。
第2図において、デイスク17の中心孔にシヤ
フト16の一方の端部が圧入され、また、ロータ
ホルダ21の中心孔にシヤフト16の他方の端部
が圧入され、これらデイスクとロータホルダ21
とがシヤフト16に一体に取り付けられている。
さらに、シヤフト16の中央部には、2個の軸受
18a,18bが取り付けられ、これら軸受18
a,18bは、固定体としての固定シリンダ3の
中心部に設けられた軸受支持部19によつて支持
されている。従つてデイスク17とロータホルダ
21とは、シヤフト16を介し、固定シリンダ3
に対して回転可能に取り付けられている。
デイスク17は回転体としての回転シリンダの
中心孔14(第1図)に嵌合されており、さら
に、回転シリンダ2が、ねじ27によりデイスク
17に固定されている。回転シリンダ2と固定シ
リンダ3は非常に近接して対向しており、この回
転シリンダ2の固定シリンダ3側対向表面には、
磁気ヘツド10を搭載したヘツドベース12がね
じ13によつて取り付けられているとともに、切
欠部が設けられ、ヘツドベース12に搭載された
磁気ヘツド10の先端部は回転シリンダ2の外周
面から突出されている。この場合、回転シリンダ
2と固定シリンダ3とを軸方向に互いに隣接させ
て設けるのは、これら両者間の空〓が大きいと、
この空〓によつて固定シリンダ3や回転シリンダ
2の外周面と磁気テープとの間に生ずる空気潤滑
層が減少してしまうことや空気圧の変動が増大し
てしまうことを防止するためである。
一方、モータをロータホルダ21には、マグネ
ツトを備えて成る環状のロータ22が取り付けら
れており、また、固定シリンダ3に取り付けられ
たステータホルダ23上には、コイルから成る環
状のステータ24がロータ22に対向するように
設けられている。ステータ24に所定の駆動電流
が流されると、ステータ24とロータ22との間
に電磁力が発生しロータ22に回転力が生じ、こ
れによりシヤフト16が回転して回転シリンダ2
が回転する。
また、デイスク17の固定シリンダ3側にはロ
ータリトランスの回転部25が取り付けられ、ま
た、これに対向して固定シリンダ3側にはロータ
リトランスの固定部26が取り付けられている。
これら回転部25と固定部26を介し磁気ヘツド
10,10′(第1図)と外部回路との間で記録
信号あるいは再生信号の伝達が行われる。
第1図は、第2図の磁気ヘツド取付け面側、す
なわち、a−a′方向から回転シリダ2を見た図で
あり、磁気ヘツド10,10′が搭載されたヘツ
ドベース12,12は、ねじ13,13′により、
回転シリンダ2の全体として平面状を成している
固定シリンダ3への対向面上に、磁気ヘツド1
0,10′が正確に180°の角度間隔となるように
かつ該磁気ヘツド10,10′が図面上で下向き
となるように、取付けられている。この回転シリ
ンダ2の外周面には切欠部の窓部11,11′が
設けられ、これら切欠部に磁気ヘツド10,1
0′がそれぞれ挿入され、それらの先端部が夫々
回転シリンダ2の外周面から露出して突出するよ
うにされている。本実施例では、切欠部の窓部1
1,11′及び凹部30の両面の面形状は、第6
図に示したような矩形状を成しておらず、後掲の
第3図で説明するように、回転シリンダ2の回転
軸に平行な方向に、固定シリンダ3から遠ざかる
に従つて次第に開口幅が狭められる側辺を有する
形状をしている。
なお、第2図では、回転シリンダ2をデイスク
17に固定する手段として1個のねじ27を示し
たが、回転シリンダ2には、第1図に示すように
2個のねじ挿入孔15a,15bが設けられ、
夫々にねじを挿入することにより、回転シリンダ
2を2箇所でデイスク17に固定するようになつ
ている。回転シリンダ2の中心孔14にデイスク
17が嵌め込まれる。
次に、第3図の実施例により本発明の回転シリ
ンダ装置における回転体の窓部及び凹部について
説明する。本実施例では、切欠部の構成として、
窓部11,11′と、凹部30の面形状及び寸法
が同じになるようにしてある。
第3図において、回転シリンダ2の回転方向
(矢印A)に対する切欠部の寸法を切欠部の幅
(開口部)Lxとし、回転シリンダ2の回転軸方向
(矢印C方向)に対する切欠部の寸法を切欠部の
高さとする。
ヘツドコア10aに巻装された巻線10bを全
体的に樹脂部10cによつて固定された磁気ヘツ
ド10は、その先端部が切欠部の窓部11内にあ
つて回転シリンダ2の外周面から外方に突出する
ようにされている。該磁気ヘツド10は十分な精
度的余裕をもつて回転シリンダ2に取り付けら
れ、しかも、切欠部はその面積ができるだけ小さ
くなるようにその開口幅Lx及び高さを設定され
ている。
すなわち、切欠部は、窓部11の側辺部11
a,11b及び凹部30の側辺部30a,30b
はともに、回転シリンダ2の固定シリンダ3に対
向する縁部2aに対し、傾斜状をなしており、切
欠部の面形状は、磁気ヘツド10の近傍で幅(開
口幅)Lxが広くされ、磁気ヘツド10から矢印
C方向に遠ざかるにつれて開口幅Lxが狭くなる
ようにされている。また、上記磁気ヘツド10の
コア部10aの固定シリンダ3側の面は、磁気ヘ
ツド10,10′が第1図に示したように取付け
られていることにより、上記切欠部の窓部の最大
開口幅の高さ位置に一致または略一致するように
されている。
かかる面形状の切欠部では、側辺11a,11
b及び30a,30bがそれぞれ傾斜状とされて
いるため、第6図に示したような幅の一様な従来
の切欠部に比べ、切欠部特に窓部の面積の小さく
して磁気ヘツドの先端部(コア部)の10aの周
囲の空〓面積を小さくできるため、切欠部内に流
れ込む空気量を減らせる。従つて、第4図に示す
ように磁気テープ5の切欠部内への吸い込量を少
なくでき、この部分における磁気テープ5の回転
シリンダ2及び固定シリンダ3に対する過度の接
触を緩和して、該磁気テープ5の損傷及び再生画
像の画質劣化を防止できる。このうち、磁気ヘツ
ド10のコア部10aの下面を窓部の最大開口幅
の位置に一致させた構成では、切欠部の高さ寸法
を減らして該切欠部面積を小さくできるととも
に、回転シリンダ2と固定シリンダ3の間の空〓
寸法をも容易に小さくできかつ切欠部を最大開口
部の高さ位置でその平面の大部分を覆つて平坦状
にできるため、シリンダ内への空気の流入量をさ
らに一層減らすことができると同時に空気の流れ
をも一層滑らかにしてシリンダ外周面と磁気テー
プ面との間にも安定な空気潤滑層を形成できる。
また、窓部11における側辺部11a,11bと
上部11cとの成す角度、及び凹部30における
側辺部30a,30bと上部30cとの成す角度
をそれぞれ緩やかにできるから、切欠部の窓部1
1及び凹部における特に回転方向の空気の流れを
滑らかにでき、該窓部11及び凹部30における
空気の振動を減らし、この結果、磁気テープ5に
生ずる振動を大幅に減らすことができる。空気流
動性の向上と空気流れ込み量の減少とは磁気テー
プの低振動化効果に対し相乗的に作用し該効果を
一層顕著にできる。
また、回転シリンダ2の製造に際しては、回転
シリンダ2の直径を設定してから切欠部11を形
成した後、バイトによつて回転シリンダの表面を
研摩しているが、この表面の研摩の際に、切欠部
の形成時において側辺部11a,11bの角部に
生じたバリなどの微笑突起は、切欠部の窓部11
の側辺部11a,11bが、バイトに対して傾斜
しているため該バイトで容易に除かれるし、ま
た、カエリが生ずることもない。
なお、窓辺の側辺、または、窓部及び凹部両部
の側辺は、矢印Cの方向に対し開口幅が次第に狭
まるものであれば、円弧等の曲線状であつてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、切欠部での磁
気テープの過度の吸い込みや過度の接触を防止す
ることができるので磁気テープ面の損傷を防止で
きるし、また、シリンダ外周部や切欠部での空気
の流れを滑らかにすることができるので、磁気テ
ープをシリンダ面及び磁気ヘツド先端面に対し振
動のない安定な状態で対向させることができ安定
に走行させることができる。このため、安定した
信号記録及び信号再生が可能となり高画質の画像
が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による回転シリンダ装
置の一実施例を示すもので、第1図は回転シリン
ダを示す斜視図、第2図は回転シリンダ装置の一
実施例の内部構成を示す断面図、第3図はヘツド
取付け部の切欠部の正面拡大図、第4図は該切欠
部近傍での磁気テープの走行状態を示す図、第5
図はヘリカルスキヤン方式の磁気記録再生装置の
回転シリンダ装置部分を示す斜視図、第6図は従
来の回転シリンダ装置の切欠部の一例を示す正面
図である。 1……回転シリンダ装置、2……回転シリン
ダ、3……固定シリンダ、5……磁気テープ、1
0,10′……磁気ヘツド,11,11′……切欠
部の窓部、11a,11b……窓辺の側辺、30
……凹部、30a,30b……凹部の側辺。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープを案内する円筒状の固定体と回転体と
    が互いに対向して同軸状に配置され、上記回転体
    の外周面には、上記固定体に対向する縁部から上
    記回転体の回転軸に平行な方向に遠ざかるに従つ
    て次第に開口幅が狭められるように互いに逆方向
    に傾斜した2つの側辺を有する形状の窓部が設け
    られ、かつ、該回転体には、磁気ヘツドが、その
    コア部の先端が該窓部から外部に露出するように
    取付けられた回転シリンダ装置において、 上記回転体は、 上記窓部の側辺が該窓部の上記コア部の周囲の
    面積を小さくするように傾斜され、回転軸に平行
    な方向に遠ざかるに従つて次第に開口幅が狭めら
    れるように互いに逆方向に傾斜した2つの側辺を
    有する形状の凹部が上記固定体に対向する面内に
    おいて上記窓部に連続して形成され、上記窓部の
    最大開口幅の高さ位置に上記コア部の上記固定体
    側の面が一致または略一致するようにされた構成
    であることを特徴とする回転シリンダ装置。 2 テープを案内する円筒状の固定体と回転体と
    が互いに対向して同軸状に配置され、上記回転体
    の外周面には、上記固定体に対向する縁部から上
    記回転体の回転軸に平行な方向に遠ざかるに従つ
    て次第に開口幅が狭められるように互いに逆方向
    に傾斜した2つの側辺を有する形状の窓部が設け
    られ、かつ、該回転体には、磁気ヘツドが、その
    コア部の先端が該窓部から外部に露出するように
    取付けられた回転シリンダ装置において、 上記回転体は、 上記窓部の側辺が該窓部の上記コア部の周囲の
    面積を小さくするように傾斜され、回転軸に平行
    な方向に遠ざかるに従つて次第に開口幅が狭めら
    れるように互いに逆方向に傾斜した2つの側辺を
    有する形状の凹部が上記固定体に対向する面内に
    おいて上記窓部に連続して形成され、少なくとも
    上記窓部の側辺が曲線状を成す構成であることを
    特徴とする回転シリンダ装置。
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