JP3025032B2 - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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JP3025032B2
JP3025032B2 JP3027980A JP2798091A JP3025032B2 JP 3025032 B2 JP3025032 B2 JP 3025032B2 JP 3027980 A JP3027980 A JP 3027980A JP 2798091 A JP2798091 A JP 2798091A JP 3025032 B2 JP3025032 B2 JP 3025032B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダ等
の磁気記録再生装置に使用される回転ヘッド装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘリカルスキャン方式のビデオテ
ープレコーダ(VTRという)等に使用される回転ヘッ
ド装置においては、磁気テープを固定ドラム及び回転ド
ラムの周囲にほぼ 180°又は 270°に渡って巻付け、磁
気ヘッドで磁気テープの長手方向に対して斜めに走査し
てビデオ信号の記録及び再生を行っている。以下に従来
の回転ヘッド装置について説明する。図10は従来のヘ
リカルスキャニング方式の回転ヘッド装置の斜視図であ
る。本図において円筒状の固定ドラム1と同軸に回転軸
2を中心として回転ドラム3が回転自在に保持され、回
転ドラム3の外周円筒面3aに設けた窓部3bから所定
量突出して磁気ヘッド4が配設されている。固定ドラム
1の外周円筒面1aには、外周円筒面3aに対向し磁気
ヘッド4が磁気テープ5に当接を開始及び終了する位置
に、図示のように突起部6が設けられている。この突起
部6は固定ドラム1から脱着不可能な状態で一体的に加
工され、その外周円筒面1aからの突出量は数μm〜数
十μm である。磁気テープ5は入口側ガイドポスト7と
出口側ガイドポスト8により、2つの外周円筒面1a及
び3aに対してほぼ 180°又は 270°に渡ってヘリカル
状に巻付けらる。又磁気ヘッド4は回転ドラム3と共に
矢印Aで示す方向に回転し、磁気テープ5は固定ドラム
1の外周のテープ案内溝9に沿って矢印Bで示す方向に
走行する。又磁気ヘッド4は磁気テープ5の下端付近か
ら接触を開始し、上端近傍から抜け出る。磁気テープ5
と磁気ヘッド4が当接している周辺部においては、磁気
テープ5が固定ドラム1の外周円筒面1aから離れよう
とするとき、磁気ヘッド4と磁気テープ5との間に大き
な接触圧力が働く。
【0003】図11は突起部6を有していない従来の回
転ヘッド装置の磁気ヘッド出側近傍の平面図である。本
図において磁気ヘッド4は回転ドラム3と共に矢印Aで
示す方向に回転し、4a,4b,4cに示すように移動
する。一方、磁気テープ5は出口側ガイドポスト8に案
内され、回転ドラム3の外周円筒面3aから離れてい
く。そして磁気ヘッド4aに示すように、出側近傍で磁
気ヘッド4が磁気テープ5から徐々に離れるとき突起部
6がなければ、磁気テープ5が外周基準面3a上の領域
Cで一点鎖線で示すように振動することがある。
【0004】図12は同じく突起部6を有していない従
来の回転ヘッド装置の入側近傍の平面図である。磁気ヘ
ッド4が回転ドラム3と共に矢印Aで示す方向に回転す
るとき、磁気テープ5は入口側ガイドポスト7に案内さ
れ、回転ドラム3の外周円筒面3aに徐々に当接する。
磁気ヘッド4は4d,4e,4fに示すように回転する
が、磁気ヘッド4が磁気テープ5と当接を開始する領域
Dでは、磁気テープ5がはね上げられることが多い。
【0005】図13は、図10に示す突起部6を持つ回
転ヘッド装置の出側近傍の部分断面図である。本図は、
テープ案内溝9に保持されて外周円筒面1aに磁気テー
プ5が巻付けられ、突起部6と磁気ヘッド4に磁気テー
プ5が当接している状態を示している。磁気ヘッド4は
コイル3cと共に磁気ヘッドベース3dに取付けられ、
磁気ヘッドベース3dは回転ドラム3の下面に固定され
ている。この場合には磁気テープ5は突起部6により持
ち上げられ、磁気ヘッド4と磁気テープ5との間に作用
する圧力が減少し、磁気ヘッド4の磁気テープ5から離
脱するときの圧力変動が低減する。このため磁気テープ
5が離脱するときの衝撃が和らぎ、図11の領域Cに示
すようなテープ振動が抑制される。又テープの入側近傍
においても突起部6の存在により、図12に示すように
磁気ヘッド4の磁気テープ5に突入する際の圧力変動が
低減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、磁気ヘッド4の先端は回転ドラム3の外
周円筒面3aより数μm 〜数十μm 突出しており、磁気
ヘッド4が磁気テープ5に当接を開始及び終了する部分
で、磁気ヘッド4と磁気テープ5との間の接触圧力が急
激に変化する。このため衝撃で磁気テープ5に振動が発
生し、テープ振動による騒音や、信号にジッタが生ずる
という問題点があった。又図11に示すように突起部を
有しない回転ヘッド装置では、磁気テープ5と磁気ヘッ
ド4が接触している際に、磁気ヘッド4の突出により磁
気テープ5は回転ドラム3の外周円筒面3aより引き離
されるように持ち上げられ、磁気テープ5と磁気ヘッド
4との間に大きな接触圧力が作用する。このため磁気ヘ
ッド4が磁気テープ5から離脱する際、図11の領域C
で示す部分で、テープの変形が発生し磁気テープ5上を
振動が伝播する。図12に示す回転ヘッド装置の磁気テ
ーブ5の入側近傍においても、突起部を有しないので磁
気ヘッド4の突入により磁気テープ5は外周円筒面1
a,3aの垂直方向にはね上げられ、この衝撃により領
域Dでテープが振動する。この振動によって騒音が生じ
たり、再生信号にジッタが発生し、VTRとしての記録
再生時における画質や音声に影響を及ぼすという欠点が
あった。
【0007】一方、磁気テープ5に対して突入したり離
脱することによるテープの振動は、個々のVTRあるい
は機種毎に異なる。突起部6の最適突出量及び固定ドラ
ム1に対する最適取付け位相やその最適形状は、VTR
の個体差あるいは機種により変化するため、突起部6の
形状を個々の装置あるいは機種に応じて変化させる必要
がある。しかし従来の回転ヘッド装置では、突起部6は
固定ドラム1と一体に加工されているため、固定ドラム
1の取付後に突起部6の形状を変えることは非常に困難
である。従って実際上の形状が限定され、最適の形状に
することができなかった。更に図13に示すように回転
ドラム3の下部端面には磁気ヘッド4とコイル3cが磁
気ヘッドベース3dに固定して取付けられているので、
固定ドラム1の外周円筒面1aを構成する部分を、回転
ドラム3側に接近して外側に突出させることは非常に困
難であった。
【0008】又高速巻戻し時にテープテンションが増大
したとき、突起部6の存在により磁気テープ5が走行す
る負荷が増大し、テープダメージが発生することが多
い。加えてVTRの動作モードを変更するときにもテー
プテンションは急激に変化するため、突起部6がテープ
ダメージを発生させる要因となっていた。又磁気テープ
5を再生時とほぼ同じテンションで固定ドラム1や回転
ドラム3に巻付けただけで、磁気テープ5を走行させな
い録画待機の状態にあるときには、突起部6は磁気テー
プ5の表面の同一部分だけで接触する。このため、その
部分でのテープダメージが一層激しくなるという問題が
あった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、回転ヘッドと磁気テープが当接
を開始及び終了するときに発生する騒音や再生信号のジ
ッタをVTRの各個体及び機種に合わせて改善すると共
に、テープの高速巻戻し時に発生するテープの損傷を低
減する回転ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、磁気テープを所定中心角だけ外周円筒面にヘリカ
ル状に巻付け走行案内する固定ドラムと、固定ドラムと
同軸上に配設され、固定ドラムと共通の外周円筒面で磁
気テープを巻付け回転する回転ドラムと、回転ドラムの
外周円筒面に取付けられて磁気テープに対して記録再生
する磁気ヘッドと、を具備する回転ヘッド装置であっ
て、固定ドラムの外周円筒面で磁気テープとの当接を開
始および終了する部分の少なくともいずれかに、固定ド
ラムの半径方向、及び外周円筒面の軸方向の磁気ヘッド
側に向けて突出する突起部を有する突起部材と、突起部
材を埋設する切欠部と、切欠部に突起部材を微調整でき
るように固定する固定手段と、を具備することを特徴と
する。
【0011】本願の請求項の発明は、磁気テープを所
定中心角だけ外周円筒面にヘリカル状に巻付け、走行案
内する固定ドラムと、固定ドラムと同軸上に配設され、
固定ドラムと共通の外周円筒面で磁気テープを巻付け回
転する回転ドラムと、回転ドラムの外周円筒面に取付け
られて磁気テープと記録再生する磁気ヘッドと、を具備
する回転ヘッド装置であって、固定ドラムの外周円筒面
で磁気テープとの当接を開始および終了する部分の少な
くともいずれかに設けられ、固定ドラムの半径方向及び
外周円筒面の軸方向の磁気ヘッド側に向けて突出する
起部を有する突起部材と、磁気記録再生装置の動作モー
ドを検出するモード検出手段と、モード検出手段によっ
て検出された動作モードに応じて固定ドラムの外周円筒
面から半径方向への突起部材の突出量を制御する突出制
御部と、を具備することを特徴とする。
【0012】本願の請求項の発明は、磁気テープを所
定中心角だけ外周円筒面にヘリカル状に巻付け、走行案
内する固定ドラムと、固定ドラムと同軸上に配設され、
固定ドラムと共通の外周円筒面で磁気テープを巻付け回
転する回転ドラムと、回転ドラムの外周円筒面に取付け
られて磁気テープと記録再生する磁気ヘッドと、を具備
する回転ヘッド装置であって、磁気ヘッドと磁気テープ
との当接を開始および終了する部分の回転位相を検出す
る位相検出手段と、固定ドラムの外周円筒面で磁気テー
プとの当接を開始および終了する部分の少なくともいず
れかに設けられ、固定ドラムの半径方向に突出する突起
部を有する突起部材と、突起部材を駆動するアクチュエ
ータを有し、位相検出手段の出力信号に基づいて、突起
部材が固定ドラムの外周円筒面から突出する突出量を制
御する突出制御部と、を具備することを特徴とする。
【0013】本願の請求項の発明は、突起部材の突起
部が、固定ドラムの外周円筒面の軸方向の磁気ヘッド側
に向けて突出するように形成された磁気テープの当接面
を有することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項の発明
によれば、磁気テープと当接する突起部材を固定ドラム
の外周円筒面に取付けるとき、微調整して固定すること
ができる。このため磁気テープの巻付け面に対する突起
部の位相角を最適位置となるように調節したり、最適の
形状を持つ突起部を回転ヘッド装置の特性に合わせて変
更し、取付けるようにしている。又突起部を半径方向及
び磁気ヘッド側に向けて突出するように形成しているた
め、突起部を磁気ヘッド側に近接させることができる。
【0015】更に請求項の発明によれば、固定ドラム
の半径方向に突出する突起部材の突出量を制御する突出
制御手段を設けており、磁気記録再生装置の動作モード
をモード検出手段によって検出し、検出された動作モー
ドに応じて突起部材の半径方向への突出部を制御するよ
うにしている。そのため動作モード即ち記録再生時や高
速巻戻し時に適した突出量となるように変化させること
ができる。
【0016】そして請求項3,4の発明によれば、磁気
ヘッドが磁気テープと当接を開始及び終了する部分で磁
気テープが走行方向と垂直に振動した際に、テープ振動
の場所が位相検出手段により検出される。次に突起部の
突出量を突出制御部を介してアクチュエータにより制御
し、磁気テープの振動が少なくなるよう調節している。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。図1は本発明の第1実施例における回転
ヘッド装置の斜視図である。本図において従来例と同一
部分には同一の符号を付けて説明する。本図において円
筒状の固定ドラム1と同軸に回転軸2を中心として回転
ドラム3が回転自在に保持され、回転ドラム3の外周円
筒面3aに設けた窓部3bから所定量突出して磁気ヘッ
ド4が配設されている。固定ドラム1の外周円筒面1a
と回転ドラム3の外周円筒面3aに磁気テープ5が巻付
けられるよう、入口側ガイドポスト7と出口側ガイドボ
スト8が図示しないシャーシ上に設置されている。そし
て磁気テープ5との当接面の中心角が、ドラム1,3で
180°もしくは 270°となるよう、ガイドポスト7,8
が位置づけられている。窓部3bは回転ドラム3の下部
外周部の一部に磁気ヘッド4を取付けるために形成され
た空間である。この窓部3bから磁気ヘッド4の先端が
外周円筒面3a及び1aに対して数十μm 突出してい
る。また外周円筒面3a,1aの所定の範囲で磁気テー
プ5がヘリカル状に巻付けられるよう、テープ案内溝9
が固定ドラム1の外周表面上に設けられている。このよ
うな構成は通常の回転ヘッド装置と同様である。さて本
実施例においては、外周円筒面1aの磁気ヘッド4が磁
気テープ5と当接を開始又は終了する部分に、突起部1
1を有する突起部材10が切欠部13内に取付けられて
いる。
【0018】図2は図1に示す突起部材10を含む回転
ヘッド装置の縦断面図である。本図において、突起部1
1は突起部材10と一体的に形成されており、その突出
量は外周円筒面3aからの磁気ヘッド4の突出量と同一
とする。又突起部材10の外周表面は固定ドラム1の外
周円筒面1aと同一の当接面を形成している。突起部材
10には側方に貫通孔15aが設けられ、固定ドラム1
の切欠部13に挿入されて、ねじ12により固定されて
いる。ここで貫通孔15aはねじ12の外径より少し大
きくして、突起部材10の固定ドラム1に対する円周方
向の位置を調整できるようにしている。ここで貫通
5aと凹部15bとで突起部材10の固定手段16が構
成されている。尚磁気テープ5は、切欠部13の位置で
は固定ドラム1の外周円筒面1aと接触しない。又突起
部11は外周円筒面1aより十数μm 程度突出している
が、突起部11を除く突起部材10の外周面は、固定ド
ラムの外周円筒面1aとほぼ同じ円筒面となっている。
【0019】このように構成された回転ヘッド装置につ
いてその動作を説明する。磁気テープ5を走行させ信号
を記録又は再生する場合には、磁気テープ5が2つの外
周円筒面3a及び1aで所定の中心角だけ巻取られてい
る部分で、均一な接触を保ちながら磁気ヘッド4が磁気
テープ5を走査する。磁気テープ5と磁気ヘッド4が接
触しているときには、磁気ヘッド4の突出により磁気テ
ープ5は回転ドラム3の外周円筒面3aより持ち上げら
る。このため磁気テープ5と磁気ヘッド4との間に接触
圧力がかかる。磁気ヘッド4が磁気テープ5の上端近傍
から抜け出るとき、ヘッドとテープとの接触はなくなる
が、突起部11により磁気テープ5が引き続いて持ち上
げられた状態となる。このことにより、磁気テープ5と
回転ドラム3との間で作用する接触圧力が急激に変化す
ることが避けられる。さて突起部材10を固定ドラム1
の切欠部13に固定するときには、突起部材10の円周
方向の位置を調節してねじ12で固定する。そうすれ
ば、その取付位相角(固定ドラム1の基準位置から突起
部11の位置迄の中心角をいう)を最適角度に調節する
ことができる。又突起部材10は固定ドラム1とは独立
した一部品であるため、その形状を容易に変えることが
可能である。更に突起部材10は脱着可能であるため、
回転ヘッド装置の組立後に突起部材10を変更すること
ができ、突起部11の形状,取付け位相角,突出量等を
変えることができる。加えて突起部材10の材質を変更
すれば、磁気テープ5と突起部11との摩擦係数を自由
に選択することができる。以上のように第1実施例によ
れば、突起部の形状をVTRの各機種あるいは各個体に
合わせて容易に選択することができ、その形状も加工制
約条件によらず選択することができる。又テープ振動に
よるVTR作動時の騒音や、再生信号のジッタを各機種
毎又は個別に低減することができる。
【0020】次に本発明の第2実施例について図3と図
4を参照しながら説明する。図3は回転ヘッド装置の突
起部を含む位置での断面図である。回転ドラム3の下部
端面にはコイル3cを有する磁気ヘッド4が、回転ヘッ
ドベース3d上に取付けられている。又図示しない固定
ドラム1の切欠部13には図1と同様に突起部材20が
取付けられており、その下部の外周円筒面20aは回転
ドラム3の外周円筒面3aと同一の当接面を有してい
る。又突起部材20の上部には突起部21が形成され、
その外周は磁気テープ5と当接する当接面21aを形成
している。この突起部21は図1に示す突起部11の先
端形状と異なり、固定ドラム1の外周円筒面1aの軸方
向で磁気ヘッド4に向けて当接面21aを延長させて構
成される。図3に示すように突起部21は突起部材20
の上部端面からY1だけ突出しているので、磁気ヘッド
4と突起部21との間隙はY3で示すように極めて小さ
くなっている。尚突起部21の外周円筒面20aからの
突出する高さはX1で示される。
【0021】図4は回転ヘッド装置の突起部材20が取
付けられる部分の側面図である。本図において回転ドラ
ム3の窓部3bには磁気ヘッド4が取付けられ、磁気テ
ープ5と広い面積で当接する当接面21aが、磁気ヘッ
ド4の走査する位置に近接して設けられている。このよ
うに構成したことにより、突起部21は固定ドラム1の
外周円筒面1aよりX2だけ突出したところから、磁気
ヘッド4側にY1で示す寸法だけ立上って突出すること
になる。このためコイル3c及び回転ヘッドベース3d
に突起部21が当たることなく、磁気ヘッド4側に接近
させることが可能となる。
【0022】さて磁気テープ5を走行させ信号を記録再
生する場合、図3に示す突起部21は第1実施例におけ
る突起部11に比較して、より一層磁気ヘッド4に接近
している。このため磁気テープ5が、磁気ヘッド4と突
起部21との間に形成される隙間(Y3)の位置で内側
に変形することがなくなり、突起部21によって磁気テ
ープ5の外周円筒面1a,3aからの剥離が容易になさ
れる。そのため磁気ヘッドが磁気テープと離脱するとき
に発生するテープ振動を、更に抑制することが可能とな
り、VTRのテープ走行騒音や再生信号のジッタを一層
低減できる優れた回転ヘッド装置を実現することができ
る。
【0023】次に本発明の第3実施例について図5〜図
7を用いて説明する。図5は本実施例における回転ヘッ
ド装置の突起部の周辺を示す部分断面図である。本図に
おいて固定ドラム1の上部には、突起部材30が設けら
れ、その上部に外向きに突出する突起部31が突起部材
30と一体的に形成される。外周円筒面1aで磁気テー
プ5との当接を開始及び終了する部分の少なくともいず
れかに切欠部32が設けられる。この切欠部32は固定
ドラム1の外周面を一部切り欠いて、突起部31が内設
されるようにしたものである。この切欠部32と固定ド
ラム1の内側の空間に埋設するように突起部材30が取
付けられている。これは第1,2実施例の突起部材1
0,20と異なり、外周円筒面1aからの突起量が固定
されたものではない。さて固定ドラム1の内側上面に
は、例えば圧電素子等のアクチュエータ33が設置さ
れ、突起部31の突出量X3を制御するように構成され
ている。図6はVTRの各動作モードにおける突起部の
必要な突出量を示している。本図においてVTRの動作
モードのうち再生時,録画待機時,高速早送り時,高速
巻戻し時等におけるテープテンションの値が、再生時を
『並』として表現され、高速巻戻し時においてはテープ
テンションの値が高くなる。又これに必要な突起部の突
出量が再生時を『並』として表現すると、高速早送り時
ではこれとほぼ同一でよいが、記録待機時や高速巻戻し
時では突起部の突出量を小さくする必要があった。図7
は突起部材30を移動させるための突出制御部の構成を
示すブロック図である。本図においてモード検出手段3
4はVTRの動作モードを検出するブロックであり、そ
の出力は突出制御部35に与えられる。突出制御部35
は駆動回路36と前述のアクチュエータ33から構成さ
れている。駆動回路36はアクチュエータ33を駆動す
る回路であり、突起部材30を固定ドラム1の半径方向
に突出または退行させるよう駆動信号を与えるものであ
る。
【0024】さて本実施例において、VTRの動作モー
ドを設定すると、モード検出手段34により動作モード
が検出され、図6に示すVTRの各動作モードに対応し
た突起部材30の突出量信号を突出制御部35に与え
る。例えば再生および高速早送りモードでは、モード検
出手段34は駆動回路36に動作信号を与えると、突起
部31の突出量が『並』になるような駆動電力に変換さ
れ、アクチュエータ33を駆動する。突起部材30はア
クチュエータ33によって固定ドラム1内で微小量移動
し、突起部31が外周円筒面1aで必要量の突出を行
う。再生時および高速早送り時には、外周円筒面1aよ
り『並』の量だけ突起部31が突出するが、テープテン
ションの高い高速巻戻し時には、モード検出手段34は
突起部31の突出量X3が減少するよう指示を出す。録
画待機時では、テープテンションは高速巻戻し時におけ
る値に比べて大きくはなく磁気テープ5が固定ドラム1
に対して静止しているので、テープ振動は発生し難い。
従って録画待機時では、このように突起部31の突出量
を小さくしておいた方がよい。更に磁気テープ5が走行
している途中でVTRの動作モードを変更した場合も、
テープテンションが急激に変化するので突起部31の突
出量をその動作モードに応じて減少又は増加させる。以
上のように突起部31の突出量をVTRの動作モードに
応じて変化させることができ、磁気テープ5のテープダ
メージが少ない優れた回転ヘッド装置を実現することが
できる。尚アクチュエータ33は圧電素子に限らず種々
の微動送り機構を用いて実現することができる。
【0025】本発明の第4実施例について図8及び図9
を用いて説明する。図8は突起部を含む本実施例の回転
ヘッド装置における磁気ヘッド出側近傍部分を示す平面
図である。本図において磁気ヘッド4が、磁気テープ5
と離脱する部分での状態が示されている。磁気テープ5
が出口側ガイドポスト8に案内されて外周円筒面3aか
ら離れていく過程で、磁気ヘッド4が4a,4b,4c
に示すように回転すると、磁気テープ5は実線と二点鎖
線で示す範囲で振動する。又ここで突起部41は後述す
るように第3実施例と同じくアクチュエータ44に接続
されている。ここで位相角θは固定ドラム1の特定の基
準位置から磁気ヘッド4の現在の走査位置までの中心角
の大きさを示しており、位相角θ1は外周円筒面3aと
磁気テープ5との安定な接触が続く位置までの角度であ
り、位相角θ2は外周円筒面3aから磁気テープが離脱
する位置までの角度である。図9は図8における突起部
41を有する突起部材40を突出させるための制御回路
のブロック図である。本図において位相検出手段42は
磁気ヘッド4の回転位相を検出する回転位相検出センサ
42aの出力を受けて特定位相角でパルス信号を発生す
る信号発生回路42bとを有しており、位相検出手段4
2の出力信号は突出制御部43に与えられる。突出制御
部43は駆動回路43aとアクチュエータ44から構成
されている。駆動回路43aはアクチュエータ44を駆
動する回路であり、突起部41を固定ドラム1の半径方
向に突出または退行させるよう駆動信号をアクチュエー
タ44に与えるものである。
【0026】さて本実施例の回転ヘッド装置において、
信号を記録再生する際には、磁気ヘッド4の位相角が回
転位相検出センサ42aによって検出される。そして磁
気ヘッド4が位相角θ1に至るまでは、突起部41の突
出量は予め少なくなるよう制御される。しかし磁気ヘッ
ド4の位相角がθ1より大きくなると、回転位相検出セ
ンサ42aが信号発生回路42bに信号を与える。信号
発生回路42bは駆動回路43aを介して、これまでの
突起部41の突出量より大きくなるようアクチュエータ
44を駆動する。このため突起部41の突出量は矢印E
で示す方向に大きくなる。そうすればこの位置までは、
磁気テープ5は磁気ヘッド4と接触していたが、この位
相角θ1より大きくなる位置では突起部41と接触する
こととなる。従って磁気ヘッド4と磁気テープ5との接
触圧力が減少する。そうすれば磁気テープ5が磁気ヘッ
ド4と離脱する際に発生していた大きな接触圧力の変化
は減少し、磁気テープ5が外周円筒面1a及び3aから
無理なく離れていく。磁気ヘッド4が位相角θ2で示す
位置に達したことは位相検出手段42によって検知され
る。そうすれば再び検知信号が駆動回路43aに出力さ
れ、アクチュエータ44の駆動量が小さくなる。従って
位相角θ2の位置から突起部41の突出量が再び小さく
なるので、外周円筒面3a、1aに引っ張られて磁気テ
ープ5が巻付くことがなくなり、容易に固定ドラム1や
回転ドラム3から離れていく。それ故この部分での磁気
テープ5の波打ち現象が解消され、VTRの再生信号の
ジッタが低減し、良好な記録再生を行うことができる。
【0027】第4実施例では位相角θ1とθ2の間で磁
気テープ5と磁気ヘッド4との接触圧力が急激に変化す
ることによる振動を少なくするため、図9に示すような
位相検出手段42と突出制御部43の動作により突起部
41を一定の時間連続して突出させている。この場合、
磁気ヘッド4から再生される信号のうち位相角θ1から
θ2の部分までの再生信号に基づいて、ジッタ成分を抽
出することができる。従ってこのジッタ成分から磁気テ
ープ5が振動している位相角を検出し、突起部41の突
出量をパルス状に突出させず、連続振動するよう突出さ
せることもできる。そして磁気テープ5の振動の位相に
対して突起部41の振動の位相を制御し、磁気テープ5
の振動が相殺されるようにする。こうすれば突起部41
の連続振動により磁気テープ5自身の振動を打ち消し、
磁気テープ5のジッタを最小に押さえることもできる。
このときには図9に示す突起部材40の制御回路におい
て、磁気ヘッド4からの再生信号を処理して駆動回路4
3aに入力するフィードバック回路が新たに必要とな
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
の発明によれば、固定ドラムの外周円筒面で磁気テー
プとの当接を開始又は終了する部分に突起部を有する突
起部材を設けてその位置を微調整できるようにしてい
る。このため突起部材をVTRの機種や固体毎に交換す
ることができ、夫々の回転ヘッド装置の特性に応じた最
適の突起部材を取付けることができる。そして突起部を
外周円筒面の半径方向及び磁気ヘッド側に突出させるよ
うにしているため、磁気テープの振動を少なくすること
ができ、再生信号のジッタも解消され、良好な記録再生
動作が行われることとなる。又突起部の形状も自由に変
更することができ、加工制約の条件が少なくなり回転ヘ
ッド装置の生産性の向上が図れるという効果が得られ
る。
【0029】本願の請求項の発明によれば、磁気ヘッ
ドが磁気テープと当接を終了する部分にある突起部材の
突出量を制御する突出制御部を設け、モード検出手段に
よって検出したモードに合わせて突起部材の突出量を変
化させることができる。このためVTRの記録再生時や
高速早送り/巻戻し時、録画待機時において、そのとき
のテープテンションの値に最適な突起部の突出量を決め
ることができる。例えば高速巻戻し時においてはテープ
テンションの値が高くなるので突起部の突出量を小さ
く、又録画待機時においても突起部の突出量を小さくな
るよう制御できる。このようにVTRの各動作モードに
おいて、磁気テープの振動を小さくするための突起部の
突出量が夫々異なっている場合に、夫々最適の突出量を
確保することができる。それ故回転ヘッド装置としての
再生信号のジッタが少なくなり、良好な記録再生動作が
行われると同時に、磁気テープのダメージを防止しその
寿命を伸ばすことができる。
【0030】又本願の請求項3及び4の発明によれば、
アクチュエータより突起部材の突出量を制御する突出制
御部と、磁気ヘッドの回転位相角を検出する位相検出手
段を設けている。磁気テープの振動を位相検出手段から
の信号により検出し、突起部をアクチュエータを介し
て、磁気テープの振動が相殺されるよう駆動することが
できる。こうすれば磁気テープが回転ドラムや固定ドラ
ムと離脱するときの振動を少なくすることができ、再生
信号のジッタを解消することが可能となる。又各動作モ
ードのテープ速度の変更による磁気テープの振動や接触
圧力の変化が少なくなるので、磁気テープの寿命を伸ば
すことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における回転ヘッド装置の
斜視図である。
【図2】第1実施例における突起部材と固定ドラムとの
固定部分を示す回転ヘッド装置の断面図である。
【図3】第2実施例における回転ヘッド装置の突起部分
での断面図である。
【図4】第2実施例における突起部分での正面図であ
る。
【図5】第3実施例における回転ヘッド装置の突起部周
辺の断面図である。
【図6】VTRの各動作モードにおける突起部の突出量
を示す図である。
【図7】第3実施例における突起部材を制御するための
ブロック図である。
【図8】第4実施例における回転ヘッド装置の磁気ヘッ
ド出側近傍の平面図である。
【図9】第4実施例における突起部材を制御するための
回路ブロック図である。
【図10】従来の回転ヘッド装置の斜視図である。
【図11】従来の突起部を有しない回転ヘッド装置の磁
気テープ出口側近傍における平面図である。
【図12】従来の突起部を有しない回転ヘッド装置の磁
気テープ入側近傍における平面図である。
【図13】従来の突起部を持つ回転ヘッド装置の出側近
傍の部分断面図である。
【符号の説明】
1 固定ドラム 1a,3a 外周円筒面 2 回転軸 3 回転ドラム 4 磁気ヘッド 5 磁気テープ 7 入口側ガイドポスト 8 出口側ガイドポスト 9 テープ案内溝 10,20,30,40 突起部材 11,21,31,41 突起部 12 ねじ 13,32 切欠部 16 固定手段 33,44 アクチュエータ 34 モード検出手段 35,43 突出制御部 36,43a 駆動回路 42 位相検出手段 42a 回転位相検出センサ 42b 信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−143056(JP,A) 特開 平1−118258(JP,A) 特開 昭62−141671(JP,A) 特開 平4−1967(JP,A) 実開 平2−46939(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/61

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを所定中心角だけ外周円筒面
    にヘリカル状に巻付け走行案内する固定ドラムと、 前記固定ドラムと同軸上に配設され、前記固定ドラムと
    共通の外周円筒面で前記磁気テープを巻付け回転する回
    転ドラムと、 前記回転ドラムの外周円筒面に取付けられて前記磁気テ
    ープに対して記録再生する磁気ヘッドと、を具備する回
    転ヘッド装置であって、 前記固定ドラムの外周円筒面で磁気テープとの当接を開
    始および終了する部分の少なくともいずれかに、前記固定ドラムの半径方向、及び外周円筒面の軸方向の
    前記磁気ヘッド側に向けて突出する突起部を有する突起
    部材と、 前記突起部材を埋設する切欠部と、 前記切欠部に前記突起部材を微調整できるように固定す
    る固定手段と、を具備することを特徴とする回転ヘッド
    装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープを所定中心角だけ外周円筒面
    にヘリカル状に巻付け、走行案内する固定ドラムと、 前記固定ドラムと同軸上に配設され、前記固定ドラムと
    共通の外周円筒面で前記磁気テープを巻付け回転する回
    転ドラムと、 前記回転ドラムの外周円筒面に取付けられて前記磁気テ
    ープと記録再生する磁気ヘッドと、を具備する回転ヘッ
    ド装置であって、 前記固定ドラムの外周円筒面で磁気テープとの当接を開
    始および終了する部分の少なくともいずれかに設けら
    れ、前記固定ドラムの半径方向及び外周円筒面の軸方向
    の前記磁気ヘッド側に向けて突出する突起部を有する突
    起部材と、磁気記録再生装置の動作モードを検出するモード検出手
    段と、 前記モード検出手段によって検出された動作モードに応
    じて前記固定ドラムの外周円筒面から半径方向への前記
    突起部材の突出量を制御する突出制御部と、 を具備する
    ことを特徴とする回転ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープを所定中心角だけ外周円筒面
    にヘリカル状に巻付け、走行案内する固定ドラムと、 前記固定ドラムと同軸上に配設され、前記固定ドラムと
    共通の外周円筒面で前記磁気テープを巻付け回転する回
    転ドラムと、 前記回転ドラムの外周円筒面に取付けられて前記磁気テ
    ープと記録再生する磁気ヘッドと、を具備する回転ヘッ
    ド装置であって、 前記磁気ヘッドと磁気テープとの当接を開始および終了
    する部分の回転位相を検出する位相検出手段と、 前記固定ドラムの外周円筒面で磁気テープとの当接を開
    始および終了する部分の少なくともいずれかに設けら
    れ、前記固定ドラムの半径方向に突出する突起部を有す
    る突起部材と、前記突起部材を駆動するアクチュエータを有し、前記位
    相検出手段の出力信号に基づいて、前記突起部材が前記
    固定ドラムの外周円筒面から突出する 突出量を制御する
    突出制御部と、を具備することを特徴とする回転ヘッド
    装置。
  4. 【請求項4】 前記突起部材の突起部は、前記固定ドラ
    ムの外周円筒面の軸方向の前記磁気ヘッド側に向けて突
    出するように形成された前記磁気テープの当接面を有す
    ることを特徴とする請求項記載の回転ヘッド装置。
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