JPH04132632U - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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Publication number
JPH04132632U
JPH04132632U JP4296591U JP4296591U JPH04132632U JP H04132632 U JPH04132632 U JP H04132632U JP 4296591 U JP4296591 U JP 4296591U JP 4296591 U JP4296591 U JP 4296591U JP H04132632 U JPH04132632 U JP H04132632U
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JP
Japan
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video tape
impedance roller
loading
playback
videotape
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Pending
Application number
JP4296591U
Other languages
English (en)
Inventor
輝和 増田
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 間欠録画/再生時にインピーダンスローラの
慣性力の悪影響を排除するとともに、ローディング時に
インピーダンスローラがローディングの妨げとならない
機構のビデオテープレコーダを提供する。 【構成】 間欠録画/再生時およびローディング時に前
記インピーダンスローラを前記ビデオテープ走行系から
離脱させるソレノイド等の手段を備えた。 【効果】 間欠録画/再生時には、インピーダンスロー
ラの接触回転によるビデオテープの振動を完全に抑制
し、画質の悪化を防止でき、ローディング時には、イン
ピーダンスローラがローディングの妨げとなることを回
避できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオテープレコーダに係り、特に、間欠録画/再生またはローデ ィング時に、インピーダンスローラの慣性力の弊害を排除する手段に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来のビデオテープレコーダにおいては、連続録画/再生時に、すなわち通常 の1秒間に30画面程度の録画/再生時に、インピーダンスローラをビデオテー プに接触回転させ、このインピーダンスローラの慣性力により、ビデオテープの 走行を安定化させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図3は、ビデオテープをビデオテープレコーダに装着した状態を示す斜視図で ある。ビデオカセット内で供給リール10から巻取りリール12に送り出される ビデオテープ14は、ビデオカセット装着時には、カセットから引き出されてい ない。すなわち、バックテンションポスト16とローディングポスト18とキャ プスタン32とは、カセットのビデオテープ14の内側に入った状態になってい る。そして、再生または録画の時にだけ、ローディングされる。
【0004】 図4は、ローディングを完了した状態のビデオテープレコーダを示す斜視図で ある。再生または録画のモードを指令すると、図示しないローディングモータが 回転し、供給巻取りリール台のこれも図示していないメインブレーキを解除し、 2組のローディングポスト18がシリンダヘッド24の方向に移動する。ローデ ィングポスト18が完了すると、図4の状態になり、ビデオテープ14は、バッ クテンションポスト16とインピーダンスローラ20とローディングポスト18 とピンチローラ22とで適当なテンションを与えられながら、全幅消去ヘッド2 6やシリンダヘッド24やアフレコ消去ヘッド28や音声コントロールヘッド3 0と当接しつつ、キャプスタン32により駆動される。
【0005】 従来の上記インピーダンスローラ20は、連続録画/再生(通常録画再生)時 に、ビデオテープ14の走行を安定させる効果があるが、間欠録画/再生すなわ ち1秒間に6画面,3画面,1画面等のいわゆるスロー録画/再生時には、その 慣性力が悪影響を及ぼし、ビデオテープ14を振動させ、図5(A)と(B)と の比較から明らかなように、ジッタの原因となり、画質を悪化させる欠点があっ た。
【0006】 また、ローディング時には、図6に示すように、ローディングポスト18のロ ーディングの負荷になり、テープのたるみを生じ、ローディングを妨げる引き金 となっていた。
【0007】 本考案の目的は、間欠録画/再生時にインピーダンスローラの慣性力の悪影響 を排除し、また、ローディング時にインピーダンスローラがローディングの妨げ とならない機構を備えたビデオテープレコーダを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、連続録画/再生時にインピーダンスロ ーラをビデオテープに接触回転させインピーダンスローラの慣性力によりビデオ テープの走行を安定化させる機構を備えたビデオテープレコーダにおいて、間欠 録画/再生時およびローディング時の少なくとも一方のモードが指令されたとき に、前記インピーダンスローラをビデオテープ走行系から離脱させる手段を備え たビデオテープレコーダを提案するものである。
【0009】 前記インピーダンスローラをビデオテープ走行系から離脱させる手段は、具体 的には、インピーダンスローラのベースを吸着し退避させるソレノイドまたはイ ンピーダンスローラのベースを駆動し退避させるリンク機構からなる。
【0010】 さらに、間欠録画/再生またはローディングを指令するモード信号に応じて、 インピーダンスローラをビデオテープ走行系から離脱させる手段を自動的に起動 するようにし、利用者には負担を与えないようにする。
【0011】
【作用】
本考案においては、間欠録画/再生時およびローディング時の少なくとも一方 のモードが指令されたときに、その指令信号に応じて、ソレノイドによりインピ ーダンスローラのベースを退避させるので、間欠録画/再生時には、インピーダ ンスローラの接触回転によるビデオテープの振動を完全に抑制し、画質の悪化を 防止でき、また、ローディング時には、インピーダンスローラがローディングの 妨げとなることを回避できる。
【0012】 前記ソレノイドに代えて、インピーダンスローラのベースを駆動し退避させる リンク機構等の手段を採用することも可能である。
【0013】
【実施例】
次に、図1および図2を参照して、本考案によるインピーダンスローラをビデ オテープ走行系から離脱させる手段の実施例を説明する。
【0014】 図1は、インピーダンスローラ20をビデオテープ走行系から離脱させる手段 として、インピーダンスローラ20のベース40を吸着するソレノイド50を用 いた実施例の概略を示す平面図である。
【0015】 ソレノイド50を起動する信号は、例えば、間欠録画/再生を指令するスロー モードスイッチのオン信号から作る。一方、ローディング指令信号もソレノイド 50を起動する信号として利用できる。
【0016】 ソレノイド50がインピーダンスローラ20のベース40を吸着すると、間欠 録画/再生時には、インピーダンスローラ20はビデオテープ14と接触しなく なるから、上記図5(A)の理想的信号が得られ、インピーダンスローラ20の 慣性力によるジッタが無く、画質の低下が避けられる。
【0017】 一方、ローディング時にも、インピーダンスローラ20はローディングポスト 18の移動域から退避するので、ローディングの負荷とならず、テープのたるみ 等を生じない。
【0018】 したがって、図1の実施例によれば、間欠録画/再生時には、インピーダンス ローラ20の接触回転によるビデオテープ14の振動を完全に抑制し、画質の悪 化を防止でき、また、ローディング時には、インピーダンスローラ14がローデ ィングの妨げとなることを回避できる。
【0019】 図2は、図1実施例のソレノイド50に代えて、スローモード時にのみ動く部 材例えばキャプスタン32のブレーキ等により駆動されるリンク機構60を採用 した実施例の概略を示す平面図である。ローディング指令信号をリンク機構60 を起動する信号として利用できることはいうまでもない。
【0020】 図2の実施例においても、間欠録画/再生時には、インピーダンスローラ20 の接触回転によるビデオテープ14の振動を完全に抑制し、画質の悪化を防止で き、また、ローディング時には、インピーダンスローラ20がローディングの妨 げとなることを回避できる。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、間欠録画/再生時およびローディング時の少なくとも一方の モードが指令されたときに、その指令信号に応じて、ソレノイド等によりインピ ーダンスローラのベースを退避させるので、間欠録画/再生時には、インピーダ ンスローラの接触回転によるビデオテープの振動を完全に抑制し、画質の悪化を 防止できる。また、ローディング時にも、インピーダンスローラはローディング ポストの移動域から退避するので、ローディングの負荷とならず、テープのたる み等を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】インピーダンスローラをビデオテープ走行系か
ら離脱させる手段として、インピーダンスローラのベー
スを吸着するソレノイドを用いた実施例の概略を示す平
面図である。
【図2】インピーダンスローラをビデオテープ走行系か
ら離脱させる手段として、キャプスタンのブレーキ等に
より駆動されるリンク機構を採用した実施例の概略を示
す平面図である。
【図3】ビデオテープを装着した状態のビデオテープレ
コーダを示す斜視図である。
【図4】ローディングを完了した状態のビデオテープレ
コーダを示す斜視図である。
【図5】インピーダンスローラが無い場合のテープ速度
特性(A)とインピーダンスローラがある場合のテープ
速度特性(B)を示す図である。
【図6】インピーダンスローラがローディングポストの
ローディングの負荷になる様子を示す平面図である。
【符号の説明】
10 供給リール 12 巻取りリール 14 ビデオテープ 16 バックテンションポスト 18 ローディングポスト 20 インピーダンスローラ 22 ピンチローラ 24 シリンダヘッド 26 全幅消去ヘッド 28 アフレコ消去ヘッド 30 音声コントロールヘッド 32 キャプスタン、 40 ベース 50 ソレノイド 60 リンク機構

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続録画/再生時にインピーダンスロー
    ラをビデオテープに接触回転させインピーダンスローラ
    の慣性力によりビデオテープの走行を安定化させる機構
    を備えたビデオテープレコーダにおいて、間欠録画/再
    生およびローディングの少なくとも一方のモードが指令
    されたときに、前記インピーダンスローラを前記ビデオ
    テープ走行系から離脱させる手段を備えたことを特徴と
    するビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビデオテープレコーダ
    において、前記インピーダンスローラを前記ビデオテー
    プ走行系から離脱させる手段が、前記インピーダンスロ
    ーラのベースを吸着し退避させるソレノイドからなるこ
    とを特徴とするビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のビデオテープレコーダ
    において、前記インピーダンスローラを前記ビデオテー
    プ走行系から離脱させる手段が、前記インピーダンスロ
    ーラのベースを駆動し退避させるリンク機構からなるこ
    とを特徴とするビデオテープレコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
    のビデオテープレコーダにおいて、前記間欠録画/再生
    またはローディングを指令するモード信号に応じて、前
    記インピーダンスローラを前記ビデオテープ走行系から
    離脱させる手段を起動する手段を備えたことを特徴とす
    るビデオテープレコーダ。
JP4296591U 1991-05-13 1991-05-13 ビデオテープレコーダ Pending JPH04132632U (ja)

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