JPH05151653A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH05151653A
JPH05151653A JP3315718A JP31571891A JPH05151653A JP H05151653 A JPH05151653 A JP H05151653A JP 3315718 A JP3315718 A JP 3315718A JP 31571891 A JP31571891 A JP 31571891A JP H05151653 A JPH05151653 A JP H05151653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
post
tension
magnetic recording
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP3315718A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Morimoto
隆 森本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3315718A priority Critical patent/JPH05151653A/ja
Publication of JPH05151653A publication Critical patent/JPH05151653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRテープ走行系において、一時停止時に
磁気テープとテンションポストが接触していることによ
り発生する磁気テープ塑性変形を防止する。 【構成】 VTRテープ走行系において、一時停止と同
時にテンションポスト4を磁気テープ18より離すこと
ができるように、テンションポスト4を移動させる手段
としてソレノイド24を備え、一時停止時にはテンショ
ンポスト4が磁気テープ18に当接しないようにした構
成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
などの磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置を図2を用いて
説明する。図2において、1は供給リールモータ、2は
カセット、3,8,10はテープポスト、4はテンショ
ンポスト、5,7,11は回転ポスト、6はフルイレー
スヘッド、9は回転シリンダ、12はオーディオイレー
スヘッド、13はオーディオコントロールヘッド、1
4,17はテープガイド、15はキャプスタンモータ、
16はピンチローラ、18は磁気テープ、19は巻き取
りリールモータ、20はテンションアーム、21はテン
ションばね、22は回動軸、23は位置センサである。
【0003】以上の構成要素よりなる従来の磁気記録再
生装置について、以下各構成要素の関係と動作を説明す
る。
【0004】図2に示すように、磁気テープを正方向
(A方向)に走行させるときは、位置センサ23により
供給リールモータ1を制御し、テンションポスト4を位
置決めし、回転ポスト7とフルイレースヘッド6間のテ
ンションをテンションばね21の張力により25gから
30gになるように設定している。
【0005】次に一時停止モードになったときの動作に
ついて説明する。一時停止モード時には磁気テープと回
転ヘッドの接触圧を最低限確保するために、回転ポスト
7とフルイレースヘッド6間のテンションを20から2
5gに設定している。一方、一時停止モード時にはタイ
マを設定して、5分間時間が経過すると磁気テープを1
フレーム移動させる対応を図り、磁気テープの損傷を防
止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
磁気記録再生装置では録画・再生モード時から一時停止
モードになったときには、回転ポスト7とフルイレース
ヘッド6間のテンションは20gから25gでテンショ
ンが5分間保持される。そのとき、磁気テープはテンシ
ョンポスト4に巻き付いた状態で保持される。そのため
このテンションポスト4との巻き付け角を大きくする
と、テンションポスト4に巻き付いていた磁気テープの
部分に幅方向に塑性変形が起こる。この塑性変形の部分
に磁気記録を行うと、変形している部分で回転ヘッドと
磁気テープとの間でスペーシングロスが発生し、磁気記
録不良となり、再生画面にノイズが発生するという問題
点を有していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、一時停止モー
ドで回転シリンダに与えるテンションを確保する際に、
磁気テープに塑性変形を与えないことを可能とした磁気
記録再生装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の磁気記録再生装置は、一時停止モードのと
きにテンションポストを強制的に磁気テープと当接させ
ない構成を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成によって、記録再生モード
から一時停止モードになったときに、テンションポスト
が磁気テープから離間するため、磁気テープがテンショ
ンポストと接触したまま5分間保持されることがなくな
り、一時停止モード時における磁気テープの塑性変形を
保護し、記録再生時におけるスペーシングロスによる再
生画面ノイズを防止することを可能とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の磁気記録再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
実施例のビデオテープレコーダのテープ走行系を示す。
【0011】図中の1〜23は従来の技術で説明した図
2の各部品と同じ部材であり、これらの説明は省略す
る。
【0012】磁気テープを正方向(A方向)に走行させ
るときは、位置センサ20により供給リールモータ1を
制御し、テンションポスト4を位置決めし、回転ポスト
7とフルイレースヘッド6間のテンションをテンション
ばね21の張力により25gから30gになるように設
定している。
【0013】次に一時停止モードになったときの動作に
ついて説明する。従来の磁気記録再生装置では、一時停
止モード時には磁気テープと回転ヘッドの接触圧を最低
限確保するために、回転ポスト7とフルイレースヘッド
6間のテンションを20から25gに設定している。
【0014】一方、一時停止モード時に入ると同時に、
テンションポスト4をソレノイド24によってC方向に
移動させ、磁気テープより離間させる。このことによ
り、磁気テープは一時停止モードの期間はテンションポ
スト4より離間した状態を保持し、磁気テープがテンシ
ョンポスト4と当接した状態に保持されたときに発生す
る磁気テープの塑性変形を防止する。
【0015】ただし、上記実施例では一時停止モードに
入ると同時に、テンションポスト4をソレノイド24に
よって移動させるとしたが、ソレノイドの代りにモータ
であっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば記録再生モードから一時停止モード
になったときにテンションポストが磁気テープから離間
するため、磁気テープがテンションポストと接触したま
またとえば5分間保持されることがなくなり、一時停止
モード時における磁気テープの塑性変形を保護し、記録
再生時におけるスペーシングロスによる再生画面ノイズ
を防止することを可能とするといった優れた効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図
【図2】従来例の平面図
【符号の説明】
4 テンションポスト 9 回転シリンダ 15 キャプスタンモータ 16 ピンチローラ 18 磁気テープ 24 ソレノイド(移動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドを搭載した回転シリンダと、磁
    気テープを前記回転ヘッドに巻き付けるテープローディ
    ング手段と、回転するキャプスタンモータとキャプスタ
    ンに磁気テープを押圧し、前記磁気テープを走行させる
    ピンチローラと、前記回転ヘッドにバックテンションを
    与えるテンションポストと、前記バックテンションを制
    御する単独のモータを有する磁気記録再生装置におい
    て、前記テンションポストを一時停止時に磁気テープよ
    り離間させる移動手段を備えた磁気記録再生装置。
JP3315718A 1991-11-29 1991-11-29 磁気記録再生装置 Pending JPH05151653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3315718A JPH05151653A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 磁気記録再生装置

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JP3315718A JPH05151653A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH05151653A true JPH05151653A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18068705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3315718A Pending JPH05151653A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 磁気記録再生装置

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