JPH06338100A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06338100A
JPH06338100A JP5128866A JP12886693A JPH06338100A JP H06338100 A JPH06338100 A JP H06338100A JP 5128866 A JP5128866 A JP 5128866A JP 12886693 A JP12886693 A JP 12886693A JP H06338100 A JPH06338100 A JP H06338100A
Authority
JP
Japan
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magnetic tape
tape
magnetic
standby
signal
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Application number
JP5128866A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suda
健一 須田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、待機モードにおいて、回転ヘッド
による磁気テープの損傷を防止し得るようにすることに
ある。 【構成】磁気テープ12を回転ドラム21に装架した状
態で、テープ走行を停止させる待機モードにおいて、時
刻の経過に応じて磁気テープ12の待機位置を間欠的に
移動させて、待機モードにおける回転ヘッド21のトレ
ース位置を分散するようにして、所期の目的を達成した
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばビデオテープ
レコーダ(VTR)等の磁気テープを回転ヘッドの搭載
される回転ドラムに装架して信号の記録、あるいは再生
を行ってなる磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、VTRは、磁気テープの巻装さ
れるカセットがカセットローディング機構により駆動位
置に装填されると、テープ引出し機構が作動されて磁気
テープが回転ヘッドの搭載される回転ドラムに装架さ
れ、この装架状態においてテープ走行が行われて磁気テ
ープへの信号の記録、あるいは記録された信号の再生が
行われる。そして、このようなVTRにおいては、その
動作モードとして、編集等の際に用いられる待機モード
と称する磁気テープの走行を一時的に停止させるモード
がある。この待機モードにあっては、動作の即応性等の
点から磁気テープを回転ドラムに装架した状態でテープ
走行停止状態を保ち、一定時間が経過した状態で、テー
プを弛ませるいわゆるプロテクトタイムが採用され、回
転ヘッドが磁気テープの同一箇所を長時間に亘ってトレ
ースして、テープ損傷を起こさないように構成されてい
る。
【0003】ところで、上記VTRにあっては、編集を
行うような場合、テープ停止位置(待機位置)をフレー
ム単位で制御し、しかも、同じ位置(キューポイントと
称する編集動作にスムーズに移行できるように、テープ
走行立上り時間余裕を考慮して編集位置より所定時間だ
け手前の位置でテープ走行を停止する位置。この位置に
停止させる動作をキューアップという。)を何回も使用
することがある。このため、例えば1回の待機時間の上
記プロテクトタイムが5分で、同じ場所を50回使用す
ると、回転ヘッドによる磁気テープの同一位置のトレー
ス時間が合計で4時間10分となり、図4に示す如き磁
気テープに斜めの傷を発生させるという問題を有する。
【0004】また、テープ再生のうち一定のインターバ
ルで磁気テープの同じ位置を繰返し再生するような場合
には、磁気テープの指定位置でテープ走行を停止させ
て、その指定位置で待機状態とする、いわゆるサーチア
ップ動作が行われるために、このサーチアップ動作と再
生動作が繰返し実施されると、回転ヘッドが磁気テープ
1(図4参照)の同一場所をトレースすることとなり、
トレース時間の合計が長時間となるために、磁気テープ
1に図4に示す同様の斜めの傷Xを発生させるという問
題を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のVTRでは、待機モードにおいて磁気テープに斜め
の傷が発生して、テープダメージを与えるという問題を
有する。この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、待機モードにおける磁気テープの斜め傷の発生を効
果的に防止して、信頼性の高い記録・再生動作を実現し
得るようにした磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、磁
気テープを回転ドラムに装架して、該回転ドラムに搭載
される回転ヘッドで磁気テープへの信号の記録、あるい
は記録された信号の再生を行ってなる磁気記録再生装置
において、前記磁気テープを回転ドラムに装架した状態
で、テープ走行を停止させてなる待機モードにおいて、
時刻の経過に応じて前記磁気テープの待機位置を移動さ
せてなるテープ保護手段を備えて構成したものである。
【0007】上記構成によれば、磁気テープは、待機モ
ードにおいて、待機位置がテープ保護手段により、移動
されることにより、同一位置の回転ヘッドによるトレー
スが時間的に軽減される。従って、例えば長時間に亘る
記録・再生時における待機状態においても、回転ヘッド
により磁気テープに与える傷の発生が防止される。
【0008】また、この発明は、磁気テープを回転ドラ
ムに装架して、該回転ドラムに搭載される回転ヘッドで
磁気テープへの信号の記録、あるいは記録された信号の
再生を行ってなる磁気記録再生装置において、前記磁気
テープを回転ドラムに装架した状態で、テープ走行を停
止させてなる待機モードにおいて、該待機モードで指定
された前記磁気テープの指定待機位置が前回の待機モー
ドで指定された前回指定待機位置と同一状態の場合、前
記前回指定待機位置の実際待機位置から所定値だけずら
せた位置で待機させるテープ保護手段を備えて構成し
た。
【0009】上記構成によれば、磁気テープは、待機モ
ードにおいて、待機位置がテープ保護手段により、前回
待機位置の実際待機位置から所定値だけずらされて待機
されることにより、同一位置の回転ヘッドによるトレー
スが時間的に軽減される。従って、例えば長時間に亘る
記録・再生時における待機状態においても、回転ヘッド
により磁気テープに与える傷の発生が防止される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る磁気記録再生
装置について、図面を参照して詳細に説明する。図1は
この発明の一実施例に係るハイビジョンVTRを示すも
ので、供給及び巻取リール10,11には、磁気テープ
12の巻装されるカセット13が装填される。この供給
及び巻取リール10,11に装填されたカセット13
は、その磁気テープ12が図示しないテープローディン
グ機構により引出されて回転ドラム14の周囲に巻き掛
けられる如く装架される。この状態で、磁気テープ12
は、回転ドラム14の供給側において、消去ヘッド15
に当接されると共に、テンションポスト16が圧接され
て所定のテンションが付与される。
【0011】また、磁気テープ12は、回転ドラム14
の巻取側において、オーディオコントロールヘッド17
が当接されると共に、タイマーローラ18に巻き掛けら
れる。そして、磁気テープ12の巻取側は、キャプスタ
ン19に対してピンチローラ20により圧接される。
【0012】上記回転ドラム14には、回転ヘッド21
(図2参照)が搭載される。この回転ヘッドは、図2に
示すように記録ヘッド21a及び再生ヘッド21bで構
成される。すなわち、回転ドラム14に装架された磁気
テープ12に対して所望の映像・音声信号を記録する場
合は、外部から映像・音声信号が第1の変換部23に入
力される。第1の変換部23には、メモリ24が接続さ
れており、入力した映像・音声信号をA/D(アナログ
/デジタル)変換してメモリ24に出力する。メモリ2
4には、コントロール部25が接続され、該コントロー
ル部25からの制御信号に基づいて書込み、読出しが行
われ、読み出された映像・音声信号は、第2の変換部2
6に出力する。第2の変換部26は、入力した映像・音
声信号をD/A(デジタル/アナログ)変換した後、画
像信号処理部27に出力する。画像信号処理部27は、
入力した映像・音声信号をコントロール部25からの制
御信号に基づいて記録信号に変換して回転ヘッド21の
記録ヘッド21aで磁気テープ12に記録する。
【0013】また、回転ヘッド21の再生ヘッド21b
で再生された再生信号は、画像信号処理部27で映像・
音声信号に変換された後、第2の変換部26でA/D変
換されて、メモリ24に記憶される。そして、メモリ2
4に記憶された映像・音声信号は、コントロール部25
からの制御信号に基づいて読み出されて第1の変換部2
3に入力され、該第1の変換部23でD/A変換された
後、映像・音声信号として外部に出力されて再生され
る。
【0014】上記回転ドラム14は、ドラムモータ28
を介して回転駆動自在に設けられている。ドラムモータ
28は、上記コントロール部25に検出処理部29を介
して接続されており、その回転に連動してFG(Fre
quency Generater)信号及びPG(P
ulse Generater)信号を検出処理部29
を介してコントロール部25に出力する。コントロール
部25は、入力したFG信号及びPG信号に基づいて回
転ヘッド21の速度及び回転位相を所定の状態に設定す
るようにドラムモータ28を制御する。
【0015】上記キャプスタン19は、キャプスタンモ
ータ30を介して回転駆動自在に設けられる。このキャ
プスタンモータ30は、コントロール部25に検出処理
部29を介して接続されており、その回転に連動してF
G信号及びPG信号を検出処理部29を介してコントロ
ール部25に出力する。コントロール部25は、入力し
たFG信号に基づいて、キャプスタンモータ30を速度
制御すると共に、そのPG信号に基づいて回転ヘッド2
1の回転位相と磁気テープ12のコントロールパルスに
対するキャプスタンモータ30の回転位相を制御する。
【0016】また、上記供給及び巻取リール10,11
は、リールモータ31,32を介してそれぞれ回転駆動
自在に設けられる。このリールモータ31,32はコン
トロール部25に検出処理部29を介して接続されてお
り、その回転に連動してFG信号を検出処理部29を介
してコントロール部25に出力する。コントロール部2
5は、入力したFG信号に基づいて、リールモータ3
1,32の回転速度及び回転方向を検出して供給及び巻
取リール10,11の回転を制御して、テープ走行を制
御する。そして、リールモータ31,32からのFG信
号は、例えばピンチローラ20がキャプスタン19から
離間されたテープ高速走行(早送り、巻き戻しテープ走
行)において、検出処理部29で演算処理されて供給及
び巻取リール10,11の速度及び回転方向の算出に供
される。
【0017】上記タイマーローラ18は、磁気テープ1
2の移動と1対1で動作され、その動作に連動してロー
タリーエンコーダ33がパルス信号を上記コントロール
部25に出力する。コントロール部25は、入力したパ
ルス信号に基づいて現在のテープ速度のモニター等を実
行する。
【0018】上記オーディオコントロールヘッド17に
は、コントロール部25が検出処理部29を介して接続
され、コントロール部25からの制御信号に基づいてタ
イムコード、コントロールパルス信号の記録・再生を実
行する。そして、記録時には、タイムコード、コントロ
ールパルス信号を画像信号のフレームに同期して記録す
る。また、再生時には、再生した信号を検出処理部29
に出力する。検出処理部29は、入力した信号を信号処
理してコントロール部25に出力する。コントロール部
25は、そのうちタイムコード信号に基づいてテープ位
置の認識・表示の補間を実行し、他方のコントロールパ
ルス信号に基づいて再生時のキャプスタンモータ30の
速度制御・位相制御、及びタイムコード信号が読取り不
能となった状態におけるテープ位置の認識・表示の補間
を実行する。
【0019】上記構成において、磁気テープ12が回転
ドラム14に装架されるテープ走行状態において、テー
プ走行が停止されて待機モード{シャトル(SHUTT
L)/スチル(STILL)状態、ジョグ(JOG)/
スチル(STILL)状態、ストップ(STOP)モー
ド}に設定される。ここで、コントロール部25は、待
機モードに移行したのを検出すると、所定の時刻、例え
ば10秒が経過すると、リールモータ31,32を駆動
して磁気テープ12を1フレーム分だけ移動させる。こ
の待機モードにおいて、さらに10秒が経過すると、コ
ントロール部25は、再びリールモータ31,32が駆
動して磁気テープ12を図3に示すように、1フレーム
分だけ移動させて、待機モード状態を保ち、その後、指
示にしたがって、例えばスチルモード等の他の動作モー
ドに移行させる。この移動時間の検出としては、例えば
タイムコードに基づいて移動したり、ロータリーエンコ
ーダ33のパルス信号等に基づいて移動制御される。
【0020】上記磁気テープ12の移動量としては、例
えば編集を行う場合、通常3〜5分間程度の時間を要す
ることで、例えば10秒毎に1フレーム移動させると、
5分間でずれ量が30フレームとなる。この値は、例え
ば複数台のVTRを用いて編集する際に採られる、いわ
ゆる調相動作にも影響を及ぼすことが殆どない。
【0021】なお、上記調相動作とは、複数のVTR全
ての回転ヘッド21の回転数・磁気テープ走行速度・回
転ドラムの回転位相に対する磁気テープ12上の位置の
4項目が合致するように磁気テープ走行の立上り時間余
裕等を考慮した指定位置より、所定時間分だけ手前の位
置から磁気テープ走行を開始して各々のテープ速度を可
変させて走行させる動作を称する。
【0022】次に、上記待機モードの詳細について説明
する。すなわち、シャトル/スチル状態は、前述したキ
ューアップ動作又はサーチアップ動作の際に採られるの
であって、シャトル/スチル状態とは、テープ速度が0
の状態で、回転ヘッド21が所定の回転数で回転される
と共に、ピンチローラ20がキャプスタン19から離間
され、供給及び巻取リール10,11の制動が解放され
てリールモータ31,32により磁気テープ12にテン
ションが付与されて釣合った状態でテープ走行が停止さ
れて保たれている状態をいう。そして、このシャトル/
スチル状態は、コントロール部25により、磁気テープ
12の走行が停止されて、タイマーコントローラ18が
停止され、ロータリーエンコーダ33からのパルス信号
の間隔が所定時間以上になったのを検出して状態を検知
される。
【0023】また、ジョグ/スチル状態とは、キャプス
タン駆動で磁気テープ12をバリアブルに走行させるジ
ョグモードにおいて、テープ走行が0の状態であって、
回転ヘッドが所定の回転数で回転され、ピンチローラ2
0が磁気テープ12を介してキャプスタン19に圧接さ
れて、供給及び巻取リール10,11の制動が解放さ
れ、リールモータ31,32により磁気テープ12に対
してテンションが付与された状態で、走行が停止されて
いる状態をいう。このジョグ/スチル状態は、コントロ
ール部25により、磁気テープ12の走行が停止され
て、タイマーコントローラ18が停止され、ロータリー
エンコーダ33からのパルス信号の間隔が所定時間以上
になったのを検出して状態を検知される。
【0024】さらに、ストップ(STOP)モードは、
回転ヘッドが所定の回転数で回転され、ピンチローラ2
0がキャプスタン19から離間されて該キャプスタン1
9が回転停止され、供給及び巻取リール10,11が制
動されて磁気テープ12に対して所定のテンションが付
与されている状態をいう。
【0025】コントロール部25は、以上のべた磁気テ
ープ12を回転ドラム15に巻付けた状態(ローディン
グ状態)でテープ走行を停止し、次のモードに備える待
機モード(シャトル/スチル状態、ジョグ/スチル状
態、ストップモード)に移行したと判断したら所定の時
間経過毎に磁気テープ12の微少移動を行わせる。シャ
トル/スチル状態ではシャトルモードで、ジョグ/スチ
ル状態ではジョグモードで、ストップモードではジョグ
モード(スチルモードでも良い)で、磁気テープ12の
微少移動を行わせる。この発明では、10秒毎に1フレ
ーム移動させるように設定してある。この発明によるV
TRでは、1フレーム単位の磁気テープ位置制御が可能
な対応になっているので、タイムコードで1フレーム分
を移動させるようにしている。
【0026】このように、上記磁気記録再生装置は、磁
気テープ12を回転ドラム21に装架した状態で、テー
プ走行を停止させる待機モードにおいて、時刻の経過に
応じて磁気テープ12の待機位置を間欠的に移動させ
て、待機モードにおける回転ヘッド21のトレース位置
を分散化するように構成した。
【0027】これによれば、例えばキューアップ動作や
サーチアップ動作等において、長時間に亘る待機状態を
保っことが要求されるような場合においても、記録・再
生動作に悪影響を殆ど及ぼすことなく、回転ヘッド21
によるトレース位置が分散されて同一場所のトレース時
間が軽減されることにより、磁気テープ12に回転ヘッ
ド21による傷を与えることがなく、テープダメージの
軽減化が図れる。
【0028】また、これによれば、磁気テープ12の同
一場所において繰返し再生する場合等の同一場所で、繰
返し待機モードに設定するような場合においても、トレ
ース位置が分散されて同一場所を長時間に亘ってトレー
スすることがなくなることにより、従来のように磁気テ
ープ12に斜めの傷を作ることを防止することができ
る。
【0029】なお、上記実施では、上記磁気テープ12
の移動量としては、10秒間間隔で、1フレームずつ移
動させるように構成した場合で説明したが、この時間間
隔及び移動量に限ることなく、必要に応じて適宜に設定
するように構成しても良い。
【0030】また、上記実施例では。磁気テープ12の
移動方式として、所定の時間間隔毎に磁気テープ12を
間欠的に移動させるように構成した場合で説明したが、
これに限ることなく、例えば時刻の経過に伴って連続的
に磁気テープ12を微少移動させるように構成しても、
トレース位置の分散化が図れることにより、略同様の効
果が期待される。
【0031】さらに、この発明は、上記実施例に限るこ
となく、磁気テープ12を回転ドラム21に装架した状
態で、テープ走行を停止させてなる待機モードにおい
て、該待機モードで指定された磁気テープの指定待機位
置が前回の待機モードで指定された前回指定待機位置と
同一状態の場合、前記前回指定待機位置の実際待機位置
から所定値(例えば1フレーム)だけ、加算あるいは減
算した値だけずらすように磁気テープ12を移動させる
ように構成しても、トレース位置の分散化が図れること
により、略同様の効果が期待される。
【0032】これによれば、例えば編集動作時、編集位
置は、そのままで、キューアップ位置が変わるだけで、
そのずれ量も非常に微少であり、上述した調相動作等に
おいても殆ど影響を及ぼすことがないことが確認され
る。そして、自動的に繰返し再生する場合には、開始位
置のずれ量は実際上において影響がないことで、同様の
効果が期待される。また、これによれば、一定のインタ
ーバルで繰返し再生する場合等の繰返し待機モードを設
定する必要がある場合に、特に有効な効果が期待され
る。
【0033】また、上記実施例においては、VTRに適
用した場合で説明したが、これに限ることなく、各種の
磁気記録再生装置において適用可能である。よって、こ
の発明は、上記実施例に限ることなく、その他、この発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得るこ
とは勿論のことである。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、待機モードにおける磁気テープの斜め傷の発生を効
果的に防止して、信頼性の高い記録・再生動作を実現し
得るようにした磁気記録再生装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るVTRの概略を説明
するために示した図。
【図2】図1の要部の回路構成を示した図。
【図3】図1の動作を説明委するために示した図。
【図4】従来の問題点を説明するために示した図。
【符号の説明】
10,11…供給及び巻取リール、12…磁気テープ、
13…カセット、14…回転ドラム、15…消去ヘッ
ド、16…テンションポスト、17…オーディオコント
ロールヘッド、18…タイマーローラ、19…キャプス
タン、20…ピンチローラ、21…回転ヘッド、21
a,21b…記録及び再生ヘッド、23…第1の変換
部、24…メモリ、25…コントロール部、26…第2
の変換部、27…画像処理部、28…ドラムモータ、2
9…検出処理部、30…キャプスタンモータ、31,3
2…リールモータ、33…ロータリーエンコーダ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを回転ドラムに装架して、該
    回転ドラムに搭載される回転ヘッドで磁気テープへの信
    号の記録、あるいは記録された信号の再生を行ってなる
    磁気記録再生装置において、 前記磁気テープを回転ドラムに装架した状態で、テープ
    走行を停止させてなる待機モードにおいて、時刻の経過
    に応じて前記磁気テープの待機位置を移動させてなるテ
    ープ保護手段を具備した磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記テープ保護手段は、磁気テープの待
    機位置を時刻の経過に応じて間欠的に移動させてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ保護手段は、磁気テープの待
    機位置を時刻と伴に連続的に移動させてなることを特徴
    とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 磁気テープを回転ドラムに装架して、該
    回転ドラムに搭載される回転ヘッドで磁気テープへの信
    号の記録、あるいは記録された信号の再生を行ってなる
    磁気記録再生装置において、 前記磁気テープを回転ドラムに装架した状態で、テープ
    走行を停止させてなる待機モードにおいて、該待機モー
    ドで指定された前記磁気テープの指定待機位置が前回の
    待機モードで指定された前回指定待機位置と同一状態の
    場合、前記前回指定待機位置の実際待機位置から所定値
    だけずらせた位置で待機させるテープ保護手段を具備し
    た磁気記録再生装置。
JP5128866A 1993-05-31 1993-05-31 磁気記録再生装置 Pending JPH06338100A (ja)

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