JPH051548B2 - - Google Patents
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- JPH051548B2 JPH051548B2 JP58251614A JP25161483A JPH051548B2 JP H051548 B2 JPH051548 B2 JP H051548B2 JP 58251614 A JP58251614 A JP 58251614A JP 25161483 A JP25161483 A JP 25161483A JP H051548 B2 JPH051548 B2 JP H051548B2
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- Japan
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- tape
- reel
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は磁気記録再生装置に関するものであ
る。
る。
従来例の構成とその問題点
従来のビデオテープレコーダ(以下「VTR」
と記す)において、例えば時間的に連続しない数
番組をタイマーにプログラムさせた場合の様に、
ある番組を記録し、その後停止モードになりアン
ローデイングさせ、再びローデイングさせて記録
する場合(以後この場合を「ストツプ経由のつな
ぎ撮り」と記す)、その時のテープの記録状態に
ついて第1図〜第4図を用いて説明する。第1図
は記録走行時のテープ走行系の概略平面図、第2
図は停止時のテープ走行系の概略平面図で、1は
カセツトケース、2は巻取リール、3は供給リー
ル、4,7,10,11,13,14,16,1
7,18はポスト、5はキヤプスタン、6はピン
チローラ、8はACヘツド、9はインピーダンス
ローラ、12はシリンダ、15はフルイレースヘ
ツド、19はテープである。
と記す)において、例えば時間的に連続しない数
番組をタイマーにプログラムさせた場合の様に、
ある番組を記録し、その後停止モードになりアン
ローデイングさせ、再びローデイングさせて記録
する場合(以後この場合を「ストツプ経由のつな
ぎ撮り」と記す)、その時のテープの記録状態に
ついて第1図〜第4図を用いて説明する。第1図
は記録走行時のテープ走行系の概略平面図、第2
図は停止時のテープ走行系の概略平面図で、1は
カセツトケース、2は巻取リール、3は供給リー
ル、4,7,10,11,13,14,16,1
7,18はポスト、5はキヤプスタン、6はピン
チローラ、8はACヘツド、9はインピーダンス
ローラ、12はシリンダ、15はフルイレースヘ
ツド、19はテープである。
記録モードで第1図の様なテープ走行をしてい
る時に停止モードにすると、アンローデイングし
てシリンダ12に巻き付けられていたテープ19
は、供給リール3に巻き取られてカセツトケース
1に収納され、第2図の様になる。そして、再び
記録モードにすると、ローデイングした後ある時
間、映像信号の垂直同期信号とコントロールパル
スとが位相同期するようキヤプスタン5を制御
し、また映像信号の垂直同期信号とシリンダ12
のビデオヘツドの位置を検出する位相検出ヘツド
(図示せず)とが位相同期する様シリンダ12を
制御して、前に記録された映像信号パターンと今
回記録する映像信号パターンとを同期させ、2つ
の番組のつなぎ目で映像信号が乱れないようつな
ぎ撮り制御を行なつた後、信号の記録モードとな
る。よつて、ローデイングした後、位相合わせの
ためあるテープ長進んでから、実際の記録モード
となる。
る時に停止モードにすると、アンローデイングし
てシリンダ12に巻き付けられていたテープ19
は、供給リール3に巻き取られてカセツトケース
1に収納され、第2図の様になる。そして、再び
記録モードにすると、ローデイングした後ある時
間、映像信号の垂直同期信号とコントロールパル
スとが位相同期するようキヤプスタン5を制御
し、また映像信号の垂直同期信号とシリンダ12
のビデオヘツドの位置を検出する位相検出ヘツド
(図示せず)とが位相同期する様シリンダ12を
制御して、前に記録された映像信号パターンと今
回記録する映像信号パターンとを同期させ、2つ
の番組のつなぎ目で映像信号が乱れないようつな
ぎ撮り制御を行なつた後、信号の記録モードとな
る。よつて、ローデイングした後、位相合わせの
ためあるテープ長進んでから、実際の記録モード
となる。
この時、テープ19がどの様な記録状態になつ
ているかを説明すると、従来VTRでは次の2つ
の場合に分けられる。まず第一に、アンローデイ
ングする時、巻取リール2にブレーキをかけてテ
ープ19を巻取るとテープ19が傷つくため、巻
取リール2をフリーにしてアンローデイングさせ
るVTRがある。この様なVTRにおいて、ストツ
プ経由のつなぎ撮りを行なつた時のテープ走行動
作及びテープ記録状態を第3図に示す。同図イは
つなぎ撮り前のテープ、同図ロはつなぎ撮り後の
テープを示す。点aにおいて記録モードから停止
モードにすると、アンローデイングでテープ19
を供給リール3によつて巻取る際、巻取リール2
がフリーとなつているため、供給リール3が巻取
る力によつてテープ19が引つ張られ、巻取リー
ル2からテープ19が出て行き、テープ19の始
端方向へ戻つてしまい、点bまで巻き戻されてし
まう。この後再び記録モードにすると、ローデイ
ングし、位相合わせの点cまで進んだ後、記録を
開始する。よつてこの場合は点cより番組Bを記
録するため、領域dで番組Aが消されてしまう。
この領域dは、アンローデイングする時の供給リ
ール3の巻取り力や、その時の巻取リール2の負
荷等で決まり、最悪の場合長い時間大切な番組A
の最後の場面が消されてしまう。
ているかを説明すると、従来VTRでは次の2つ
の場合に分けられる。まず第一に、アンローデイ
ングする時、巻取リール2にブレーキをかけてテ
ープ19を巻取るとテープ19が傷つくため、巻
取リール2をフリーにしてアンローデイングさせ
るVTRがある。この様なVTRにおいて、ストツ
プ経由のつなぎ撮りを行なつた時のテープ走行動
作及びテープ記録状態を第3図に示す。同図イは
つなぎ撮り前のテープ、同図ロはつなぎ撮り後の
テープを示す。点aにおいて記録モードから停止
モードにすると、アンローデイングでテープ19
を供給リール3によつて巻取る際、巻取リール2
がフリーとなつているため、供給リール3が巻取
る力によつてテープ19が引つ張られ、巻取リー
ル2からテープ19が出て行き、テープ19の始
端方向へ戻つてしまい、点bまで巻き戻されてし
まう。この後再び記録モードにすると、ローデイ
ングし、位相合わせの点cまで進んだ後、記録を
開始する。よつてこの場合は点cより番組Bを記
録するため、領域dで番組Aが消されてしまう。
この領域dは、アンローデイングする時の供給リ
ール3の巻取り力や、その時の巻取リール2の負
荷等で決まり、最悪の場合長い時間大切な番組A
の最後の場面が消されてしまう。
一方第二の場合は、アンローデイングする際、
巻取リール2にブレーキをかけて固定させても、
テープ19に傷がつかない様にテープ19のテン
シヨン制御等を行なつているVTRである。この
様なVTRによつてストツプ経由のつなぎ撮りを
行なつた時テープ走行動作及びテープ記録状態を
第4図に示す。同図イはつなぎ撮り前のテープ、
同図ロはつなぎ取り後のテープを示す。この場
合、点aにおいてストツプ経由のつなぎ撮りを行
なうと、アンローデイング中巻取りリール2は固
定されているので、テープ位置は変わらず、aの
ままである。停止モードから記録モードにする
と、ローデイング後位相合わせで点cまで進み
(この時テープ19にはコントロールパルスが記
録されていないためキヤプスタン5は速度制御の
みで回転する)、点cより番組Bが記録される。
この場合第4図ロの様に、番組Aと番組Bとの間
に何も信号が記録されない領域eが生じ、つなぎ
目のノイズが出てしまう。
巻取リール2にブレーキをかけて固定させても、
テープ19に傷がつかない様にテープ19のテン
シヨン制御等を行なつているVTRである。この
様なVTRによつてストツプ経由のつなぎ撮りを
行なつた時テープ走行動作及びテープ記録状態を
第4図に示す。同図イはつなぎ撮り前のテープ、
同図ロはつなぎ取り後のテープを示す。この場
合、点aにおいてストツプ経由のつなぎ撮りを行
なうと、アンローデイング中巻取りリール2は固
定されているので、テープ位置は変わらず、aの
ままである。停止モードから記録モードにする
と、ローデイング後位相合わせで点cまで進み
(この時テープ19にはコントロールパルスが記
録されていないためキヤプスタン5は速度制御の
みで回転する)、点cより番組Bが記録される。
この場合第4図ロの様に、番組Aと番組Bとの間
に何も信号が記録されない領域eが生じ、つなぎ
目のノイズが出てしまう。
発明の目的
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、ス
トツプ経由のつなぎ撮りが行なわれても、前の番
組が消されたり、番組と番組との間にノイズが出
たりしない磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
トツプ経由のつなぎ撮りが行なわれても、前の番
組が消されたり、番組と番組との間にノイズが出
たりしない磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
発明の構成
上記目的を達成するため、本発明の磁気記録再
生装置は、供給リールを回転駆動する供給リール
駆動手段と、巻取リールにブレーキをかける巻取
リールブレーキ手段と、キヤプスタンを回転駆動
するキヤプスタン駆動手段と、これら供給リール
駆動手段と巻取りリールブレーキ手段とキヤプス
タン駆動手段とを制御する制御手段とを備え、ロ
ーデイングおよびアンローデイングする際に前記
巻取リールブレーキ手段および前記供給リール駆
動手段を動作させ、アンローデイング時は前記巻
取リールにブレーキをかけかつ前記供給リールに
よつてテープを巻取り、ローデイング時は前記巻
取リールにブレーキをかけかつその時必要なテー
プを前記供給リールより送り出し、記録開始する
際にローデイング完了後前記キヤプスタン駆動手
段によりテープを所定長さ戻した後記録を開始さ
せるか、またはローデイング完了状態からアンロ
ーデイングする際に前記キヤプスタン駆動手段に
よりテープを所定長さ戻した後アンローデイング
させる構成としたものである。
生装置は、供給リールを回転駆動する供給リール
駆動手段と、巻取リールにブレーキをかける巻取
リールブレーキ手段と、キヤプスタンを回転駆動
するキヤプスタン駆動手段と、これら供給リール
駆動手段と巻取りリールブレーキ手段とキヤプス
タン駆動手段とを制御する制御手段とを備え、ロ
ーデイングおよびアンローデイングする際に前記
巻取リールブレーキ手段および前記供給リール駆
動手段を動作させ、アンローデイング時は前記巻
取リールにブレーキをかけかつ前記供給リールに
よつてテープを巻取り、ローデイング時は前記巻
取リールにブレーキをかけかつその時必要なテー
プを前記供給リールより送り出し、記録開始する
際にローデイング完了後前記キヤプスタン駆動手
段によりテープを所定長さ戻した後記録を開始さ
せるか、またはローデイング完了状態からアンロ
ーデイングする際に前記キヤプスタン駆動手段に
よりテープを所定長さ戻した後アンローデイング
させる構成としたものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第5図は本発明の一実施例における磁気記録再
生装置の要部の回路ブロツク図である。なお、メ
カニズムは第1図および第2図に示す従来例と同
様であるので、第1図および第2図をも用いて説
明する。第5図において、20はメカニズムコン
トロール回路、21はローデイング位置検出回
路、22はローデイングモータ駆動回路、23は
キヤプスタンモータ駆動回路、24は巻取リール
ブレーキ手段、25は供給リール駆動回路であ
る。メカニズムコントロール回路20は、磁気記
録再生装置内の各モータ等全てのメカニズムを制
御する回路で、ローデイングモータ駆動回路2
2、キヤプスタンモータ駆動回路23、巻取リー
ルブレーキ手段24、および供給リール駆動回路
25を制御しており、ローデイング位置検出回路
21より現在どの位置にローデイングしているか
の情報が入力されている。ローデイング位置検出
回路21は、現在のローデイング位置を検出する
回路であり、例えばローデイングさせる場合、ロ
ーデイングモータを駆動し、ローデイング位置検
出回路21よりローデイング完了位置まで到着し
たという情報が入つたらローデイングモータの駆
動を停止させるという様な制御に使用されてい
る。ローデイングモータ駆動回路22は、ローデ
イングモータをローデイング方向・アンローデイ
ング方向に回転させる回路で、テープ19をシリ
ンダ12に巻き付けたり、カセツトケース1に収
納したりしている。キヤプスタンモータ駆動回路
23は、キヤプスタンモータを駆動し、キヤプス
タン5を正方向・逆方向に回転させている。巻取
リールブレーキ手段24は、巻取リール2にブレ
ーキをかけ、巻取リール2を固定させる手段であ
る。供給リール駆動回路25は、供給リール3を
正方向・逆方向に駆動する回路である。
生装置の要部の回路ブロツク図である。なお、メ
カニズムは第1図および第2図に示す従来例と同
様であるので、第1図および第2図をも用いて説
明する。第5図において、20はメカニズムコン
トロール回路、21はローデイング位置検出回
路、22はローデイングモータ駆動回路、23は
キヤプスタンモータ駆動回路、24は巻取リール
ブレーキ手段、25は供給リール駆動回路であ
る。メカニズムコントロール回路20は、磁気記
録再生装置内の各モータ等全てのメカニズムを制
御する回路で、ローデイングモータ駆動回路2
2、キヤプスタンモータ駆動回路23、巻取リー
ルブレーキ手段24、および供給リール駆動回路
25を制御しており、ローデイング位置検出回路
21より現在どの位置にローデイングしているか
の情報が入力されている。ローデイング位置検出
回路21は、現在のローデイング位置を検出する
回路であり、例えばローデイングさせる場合、ロ
ーデイングモータを駆動し、ローデイング位置検
出回路21よりローデイング完了位置まで到着し
たという情報が入つたらローデイングモータの駆
動を停止させるという様な制御に使用されてい
る。ローデイングモータ駆動回路22は、ローデ
イングモータをローデイング方向・アンローデイ
ング方向に回転させる回路で、テープ19をシリ
ンダ12に巻き付けたり、カセツトケース1に収
納したりしている。キヤプスタンモータ駆動回路
23は、キヤプスタンモータを駆動し、キヤプス
タン5を正方向・逆方向に回転させている。巻取
リールブレーキ手段24は、巻取リール2にブレ
ーキをかけ、巻取リール2を固定させる手段であ
る。供給リール駆動回路25は、供給リール3を
正方向・逆方向に駆動する回路である。
記録モードで第1図の様なテープ走行系にある
時停止モードにすると、メカニズムコントロール
回路20は、巻取リールブレーキ手段24に巻取
リール2を固定させる指令を、また供給リール駆
動回路25に供給リール3がテープ19を巻取る
方向に回転する指令を、そしてローデイングモー
タ駆動回路22にアンローデイング指令をそれぞ
れ出力する。そして、ローデイング位置検出回路
21より、停止位置まで来て第2図の様なテープ
走行系になつたという情報がメカニズムコントロ
ール回路20に入力されると、メカニズムコント
ロール回路20は、ローデイングモータ駆動回路
22に停止指令を出力する。その後再び記録モー
ドになると、メカニズムコントロール回路20
は、巻取リールブレーキ手段24にブレーキ指令
を、またローデイングモータ駆動回路22にロー
デイング指令をそれぞれ出力し、ローデイング位
置検出回路21よりローデイングが完了して第1
図の様なテープ走行系になつたという情報が入力
されたら、ローデイングモータ駆動回路22に停
止指令を出力する。これにより、ローデイング・
アンローデイング時テープ位置は移動しない。そ
の後、メカニズムコントロール回路20は、キヤ
プスタンモータ駆動回路23にキヤプスタン5が
逆方向に回転する指令を送り、キヤプスタン5と
それに圧着されたピンチローラ6とではさまれた
テープ19をある長さ戻す。この時戻すテープ1
9の長さは、その後行なう記録開始時の位相合わ
せに必要なテープ長と同じかあるいは少し短くな
るように、キヤプスタン5の速度および回転時間
を設定する。テープ19を戻した後、キヤプスタ
ン5を正転させ位相合わせを行なつた後記録を開
始する。
時停止モードにすると、メカニズムコントロール
回路20は、巻取リールブレーキ手段24に巻取
リール2を固定させる指令を、また供給リール駆
動回路25に供給リール3がテープ19を巻取る
方向に回転する指令を、そしてローデイングモー
タ駆動回路22にアンローデイング指令をそれぞ
れ出力する。そして、ローデイング位置検出回路
21より、停止位置まで来て第2図の様なテープ
走行系になつたという情報がメカニズムコントロ
ール回路20に入力されると、メカニズムコント
ロール回路20は、ローデイングモータ駆動回路
22に停止指令を出力する。その後再び記録モー
ドになると、メカニズムコントロール回路20
は、巻取リールブレーキ手段24にブレーキ指令
を、またローデイングモータ駆動回路22にロー
デイング指令をそれぞれ出力し、ローデイング位
置検出回路21よりローデイングが完了して第1
図の様なテープ走行系になつたという情報が入力
されたら、ローデイングモータ駆動回路22に停
止指令を出力する。これにより、ローデイング・
アンローデイング時テープ位置は移動しない。そ
の後、メカニズムコントロール回路20は、キヤ
プスタンモータ駆動回路23にキヤプスタン5が
逆方向に回転する指令を送り、キヤプスタン5と
それに圧着されたピンチローラ6とではさまれた
テープ19をある長さ戻す。この時戻すテープ1
9の長さは、その後行なう記録開始時の位相合わ
せに必要なテープ長と同じかあるいは少し短くな
るように、キヤプスタン5の速度および回転時間
を設定する。テープ19を戻した後、キヤプスタ
ン5を正転させ位相合わせを行なつた後記録を開
始する。
この制御を行なつた時のテープ走行動作及びテ
ープ記録状態を第6図に示す。同図イはつなぎ撮
り前のテープ、同図ロはつなぎ撮り後のテープで
ある。番組Aを記録中、点aにおいて停止モード
にし、その後番組Bを記録するために記録モード
にした時、この間のアンローデイング・ローデイ
ングにおいては、テープ位置は変化しないので、
点aのままである。ローデイング後点bまで巻き
戻し、その後点cまで位相合わせを行ない、点c
より記録を開始させる。点aから点bまで巻き戻
すテープ19の長さと、点bから点cまで位相合
わせを行なうテープ19の長さは、どちらもキヤ
プスタン5によつて制御されているので精度良く
設定することができる。そのため、点aと点cと
の位置を同じか、あるいは少し点cの方に前に設
定することができ、番組Aの最後を消すこともな
く、また番組Aと番組Bとの間にノイズを生ずる
こともなく、番組Bを記録することができる。
ープ記録状態を第6図に示す。同図イはつなぎ撮
り前のテープ、同図ロはつなぎ撮り後のテープで
ある。番組Aを記録中、点aにおいて停止モード
にし、その後番組Bを記録するために記録モード
にした時、この間のアンローデイング・ローデイ
ングにおいては、テープ位置は変化しないので、
点aのままである。ローデイング後点bまで巻き
戻し、その後点cまで位相合わせを行ない、点c
より記録を開始させる。点aから点bまで巻き戻
すテープ19の長さと、点bから点cまで位相合
わせを行なうテープ19の長さは、どちらもキヤ
プスタン5によつて制御されているので精度良く
設定することができる。そのため、点aと点cと
の位置を同じか、あるいは少し点cの方に前に設
定することができ、番組Aの最後を消すこともな
く、また番組Aと番組Bとの間にノイズを生ずる
こともなく、番組Bを記録することができる。
なお上記実施例においては、記録モードでロー
デイング後テープ19を巻き戻すという構成とし
たが、第1図のテープ走行系時に第2図のテープ
走行系に変更する際、アンローデイングする前に
テープ19を巻き戻し、停止モードから記録モー
ドになつた時、ローデイング完了後巻き戻さずに
位相合わせを行なう構成にしてもよい。
デイング後テープ19を巻き戻すという構成とし
たが、第1図のテープ走行系時に第2図のテープ
走行系に変更する際、アンローデイングする前に
テープ19を巻き戻し、停止モードから記録モー
ドになつた時、ローデイング完了後巻き戻さずに
位相合わせを行なう構成にしてもよい。
発明の効果
以上説明したように本発明によれば、ストツプ
経由のつなぎ撮りを行なつた場合、従来生じてい
たテープ位置ずれを防ぐ事ができ、つなぎ撮りの
精度を向上させ得る。またコスト的にも、現行の
メカニズムコントロール回路に用いられるマイク
ロコンピユータの出力タイミングを変えるだけ、
すなわちプログラム変更のみでよいので、コスト
アツプなしで実施し得る。
経由のつなぎ撮りを行なつた場合、従来生じてい
たテープ位置ずれを防ぐ事ができ、つなぎ撮りの
精度を向上させ得る。またコスト的にも、現行の
メカニズムコントロール回路に用いられるマイク
ロコンピユータの出力タイミングを変えるだけ、
すなわちプログラム変更のみでよいので、コスト
アツプなしで実施し得る。
第1図は磁気記録再生装置の記録走行時のテー
プ走行系の概略平面図、第2図は磁気記録再生装
置の停止時のテープ走行系の概略平面図、第3図
および第4図は従来の磁気記録再生装置を用いた
ストツプ経由のつなぎ撮りのテープ走行およびテ
ープの記録状態の説明図、第5図は本発明の一実
施例における磁気記録再生装置の要部の回路ブロ
ツク図、第6図は同磁気記録再生装置を用いたス
トツプ経由のつなぎ撮りのテープ走行およびテー
プの記録状態の説明図である。 2……巻取リール、3……供給リール、5……
キヤプスタン、19……テープ、20……メカニ
ズムコントロール回路、23……キヤプスタン駆
動回路、24……巻取リールブレーキ手段、25
……供給リール駆動回路。
プ走行系の概略平面図、第2図は磁気記録再生装
置の停止時のテープ走行系の概略平面図、第3図
および第4図は従来の磁気記録再生装置を用いた
ストツプ経由のつなぎ撮りのテープ走行およびテ
ープの記録状態の説明図、第5図は本発明の一実
施例における磁気記録再生装置の要部の回路ブロ
ツク図、第6図は同磁気記録再生装置を用いたス
トツプ経由のつなぎ撮りのテープ走行およびテー
プの記録状態の説明図である。 2……巻取リール、3……供給リール、5……
キヤプスタン、19……テープ、20……メカニ
ズムコントロール回路、23……キヤプスタン駆
動回路、24……巻取リールブレーキ手段、25
……供給リール駆動回路。
Claims (1)
- 1 供給リールを回転駆動する供給リール駆動手
段と、巻取リールにブレーキをかける巻取リール
ブレーキ手段と、キヤプスタンを回転駆動するキ
ヤプスタン駆動手段と、これら供給リール駆動手
段と巻取リールブレーキ手段とキヤプスタン駆動
手段とを制御する制御手段とを備え、ローデイン
グおよびアンローデイングする際に前記巻取リー
ルブレーキ手段および供給リール駆動手段を動作
させ、アンローデイング時は前記巻取リールブレ
ーキをかけかつ前記供給リールによつてテープを
巻取り、ローデイング時は前記巻取リールにブレ
ーキをかけかつその時必要なテープを前記供給リ
ールより送り出し、記録開始する際にローデイン
グ完了後前記キヤプスタン駆動手段によりテープ
を所定長さ戻した後記録を開始させるか、または
ローデイング完了状態からアンローデイングする
際に前記キヤプスタン駆動手段によりテープを所
定長さ戻した後アンローデイングさせる構成とし
た磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58251614A JPS60140564A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58251614A JPS60140564A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60140564A JPS60140564A (ja) | 1985-07-25 |
JPH051548B2 true JPH051548B2 (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=17225437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58251614A Granted JPS60140564A (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60140564A (ja) |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP58251614A patent/JPS60140564A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60140564A (ja) | 1985-07-25 |
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