JP2659011B2 - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

Info

Publication number
JP2659011B2
JP2659011B2 JP8243454A JP24345496A JP2659011B2 JP 2659011 B2 JP2659011 B2 JP 2659011B2 JP 8243454 A JP8243454 A JP 8243454A JP 24345496 A JP24345496 A JP 24345496A JP 2659011 B2 JP2659011 B2 JP 2659011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
drum
reel
control circuit
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8243454A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09120603A (ja
Inventor
成行 里村
敏行 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8243454A priority Critical patent/JP2659011B2/ja
Publication of JPH09120603A publication Critical patent/JPH09120603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2659011B2 publication Critical patent/JP2659011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気再生装置特
に回転ヘッド型磁気テープ再生装置において高速サーチ
開始時サブコードデータを読出す場合等に用いて好適な
磁気再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッド型磁気テープ再生装置では、
通常演奏を開始する前に高速サーチを行ってサブコード
データを検出し、曲の頭出しを行うのが一般的である。
このような高速サーチにおいて、停止状態等の如くテー
プテンションの何もかかっていない状態から高速サーチ
を開始するとリールモータが回転してテープテンション
がかかりテープ上のサブコードデータを読み始める前に
リールモータが既に立ち上がってしまう場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、十分
なテープテンションが得られる前にテープが送られてそ
の送られた長さのテープ上に記録されていたサブコード
データは読めないことになり、曲の頭出し等の場合に1
曲飛ばしてしまうことがあった。
【0004】また、再生データが再生クロックに同期せ
ず相対速度が設定値より大きくずれているときにはラフ
サーボを用いて制御を行い再生データが再生クロックに
同期して相対速度が設定値に近づいているときはPLL
サーボを用いて制御を行う2方式を併用したドラム追従
型相対速度一定サーボ方式(特願昭60−146268
号)において、テープテンションが十分にかかっていな
いとRF信号は検出されるがCRCコードが検出されな
い状態になってしまうことがあり、ラフサーボにはいっ
てしまうことになる。このラフサーボ中テープが走行す
るとその間はサブコードデータが読めない状態が生じ
る。
【0005】この発明は、斯る点に鑑みてなされたもの
で、高速サーチ開始時のサブコードデータの読み飛ばし
をなくすることができると共にドラム追従型相対速度一
定サーボをかけたときにラフサーボにはいらないように
することができる磁気再生装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による磁気再生
装置は、磁気テープ3が摺接される回転ドラム1にヘッ
ド2を搭載した回転ヘッドを有する磁気再生装置におい
て、高速サーチ時に、磁気テープと、ヘッド2を搭載し
た回転ドラム1の相対速度を、所定の相対速度に合わせ
るように回転ドラム1を回転駆動するドラムモータ10
の回転速度を制御するドラムサーボ11と、磁気テープ
3を走行させるリール4,5を回転駆動するリールモー
タ6.7の回転速度を制御するリールサーボ8とを備
え、高速サーチ開始時に、ドラムモータ10の回転速度
が上記所定の相対速度にロックされたことを検出された
後に、停止状態のリールモータ4,5を回転駆動するよ
うにしたものである。
【0007】このようにしたことで、高速サーチ開始時
は確実にサブコードデータを読み出すことができ、ドラ
ム追従型相対速度一定サーボ方式においてはラフサーボ
にはいることがなくサブコードの読み飛ばしがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図1
〜図3に基づいて詳しく説明する。
【0009】図1は本発明の回路構成を示すもので、同
図において、1はドラムであって、このドラム1にヘッ
ド2が搭載され、またテープ3が摺接される。4,5は
テープ3が巻回される供給側リール及び巻取り側リー
ル、6,7は夫々リール4,5を回転駆動するリールモ
ータ、8はリールモータ6,7を制御するリールモータ
制御回路である。このリールモータ制御回路8はシステ
ムコントロール回路9からの制御信号により制御され
る。また、ヘッド2によりテープ3から読み出された少
なくともサブコード情報を含むテープ情報がシステムコ
ントロール回路9に供給される。
【0010】10はドラム1を回転駆動するドラムモー
タ、11はドラムモータ10を制御してヘッドとテープ
の相対速度を一定とするドラム制御回路、12はドラム
モータ10の回転を検出する回転検出器であって、この
回転検出器12の出力はドラム制御回路11に供給さ
れ、ドラム制御回路11より速度情報がシステムコント
ロール回路9に供給される。また、システムコントロー
ル回路9はドラムモータオン・オフ信号や相度速度一定
サーボオン・オフ信号等を含む制御信号をドラム制御回
路11に供給する。
【0011】次に図1の回路動作を図2のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0012】ステップ(イ)で例えば停止状態等の如く
テープテンションのかかっていない状態で高速サーチに
入ったとする。ステップ(ロ)でシステムコントロール
回路9よりドラムモータ10をオンとする制御信号をド
ラム制御回路11に供給し、これによりドラムモータ1
0をオンしてドラム1を所定の一定速度になるように駆
動する。同時に、システムコントロール回路9より相対
速度一定サーボをオンする制御信号をドラム制御回路1
1に供給して、予め相対速度一定サーボをかけておく。
【0013】次にステップ(ハ)において、システムコ
ントロール回路9によりテープテンションをかけるため
の制御信号をリールモータ制御回路8に供給し、リール
モータ制御回路8によりリールモータ6,7を駆動して
リール4,5に巻回されているテープ3に所定のテンシ
ョンをかける。このテープ3にテンションをかける方法
は種々の方法が考えられる。例えば巻取り側リール5を
ロックして供給側リール4を反時計方向に回してテープ
3にテンションをかけたり、または供給側リール4をロ
ックして巻取り側リール5を時計方向にまわしてテープ
3にテンションをかけたり、或いは供給側リール4を反
時計方向に回し、巻取り側リール5を時計方向に回して
テープ3にテンションをかけたりする等の方式がある。
【0014】テープ3にテンションをかけることにより
テープ3がドラム1に摺接するようになるので、ステッ
プ(ニ)でヘッド2によってテープ3より少なくともサ
ブコードデータを含むテープ情報を読取りシステムコン
トロール回路9に供給する。ステップ(ホ)において、
システムコントロール回路9は読み出されたサブコード
データが目的とするデータであるか否かを判断し、目的
とするデータであればステップ(ヘ)に進む。そして、
ここでシステムコントロール回路9は制御信号をリール
モータ制御回路8に供給してリールモータ6,7の動作
を停止すると共に制御信号をドラム制御回路11に供給
してドラムモータ10の動作停止及び相対速度一定サー
ボの動作停止を行う。このときテープ3にかけられてい
るテンションは解除される。そしてステップ(ト)で高
速サーチを終了する。
【0015】一方、ステップ(ホ)において、読み出さ
れたサブコードデータが目的とするデータでなければス
テップ(チ)に進み、システムコントロール回路9によ
り制御信号をリールモータ制御回路8に供給してリール
モータ6,7を回転させ、リール4,5に巻回されてい
るテープ3を高速で走行させる。その際にテープとヘッ
ドの相対速度は一定とされているのでヘッド2によって
テープ3から少なくともサブコードデータを含むテープ
情報が読み出され、システムコントロール回路9に供給
される。
【0016】ステップ(リ)において、システムコント
ロール回路9は読み出されたサブコードデータが目的と
するデータであるか否かを制御し、目的とするデータで
なければ同じ動作を続行し、目的とするデータであれば
ステップ(ヌ)に進む。ステップ(ヌ)において、シス
テムコントロール回路9はリールモータ制御回路8を制
御し、リールモータ6,7の動作を停止し、リール4,
5に巻回されているテープ3の走行を緊急停止させる。
この緊急停止によりテープ3の行き過ぎ量が出た場合に
はシステムコントロール回路9はリールモータ制御回路
8を制御し、テープ3の行き過ぎ量を補正する。後は上
述同様ステップ(ヘ)で全ての動作を停止させ、ステッ
プ(ト)で高速サーチを終了する。
【0017】なお、テープにテンションをかける方式と
して上述の方式の外に、図3の実線bで示すようにリー
ルモータの立ち上がりを制御して保ってもよい。すなわ
ち一般にはリールモータの立ち上がりは図3に破線aで
示すような特性を示すが、実線bで示すようにリールモ
ータの立ち上がりを遅くし、時間Tだけテープを動かさ
ない程度のテンションをかけるようにする。これによ
り、上述の方式では片方のリールを止める等新たなリー
ルモードを必要とするが、この図3の方式ではそのよう
な新たなリールモードは必要とせず、従来の早送り(F
F)サーチモード、巻取り(REW)モードのみでサー
チができる。
【0018】また、この発明を上述したドラム追従型相
対速度一定サーボ方式に適用した場合、高速サーチ開始
時このサーボをオンすると、テープを走らせる前のテー
プテンション付与時に即PLLサーボモードになり、ラ
フサーボモードにならないので、サブコードデータの読
み飛ばしがない。
【0019】
【発明の効果】上述の如くこの発明によれば、高速サー
チ開始時テープを高速で走らせる前にドラムを回転さ
せ、サブコードデータを読み出すようにしたので、テー
プ送り始めのサブコードデータの読み飛ばしがなくな
り、正確に曲の頭出し等を行うことができる。また、ド
ラム追従型相対速度一定サーボ方式ではラフサーボには
いることができないので、サブコードデータの読み飛ば
しがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の動作説明に供するためのフローチャート
である。
【図3】リールモータの立上り特性図である。
【符号の説明】
1 ドラム、2 ヘッド、3 テープ、4,5 リー
ル、6,7 リールモータ、8 リールモータ制御回
路、9 システムコントロール回路、10 ドラムモー
タ、11 ドラム制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープが摺接される回転ドラムにヘ
    ッドを搭載した磁気再生装置において、 高速サーチ時に、磁気テープと、ヘッドを搭載した回転
    ドラムの相対速度を、所定の相対速度に合わせるように
    該回転ドラムを回転駆動するドラムモータの回転速度を
    制御するドラムサーボと、 上記磁気テープを走行させるリールを回転駆動するリー
    ルモータの回転速度を制御するリールサーボとを備え、 高速サーチ開始時に、上記ドラムモータの回転速度が上
    記所定の相対速度にロックされたことが検出された後
    に、停止状態のリールモータを回転駆動するようにした
    磁気再生装置。
JP8243454A 1996-09-13 1996-09-13 磁気再生装置 Expired - Lifetime JP2659011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8243454A JP2659011B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 磁気再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8243454A JP2659011B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 磁気再生装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61128871A Division JPH0795381B2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03 再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09120603A JPH09120603A (ja) 1997-05-06
JP2659011B2 true JP2659011B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=17104136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8243454A Expired - Lifetime JP2659011B2 (ja) 1996-09-13 1996-09-13 磁気再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2659011B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09120603A (ja) 1997-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2526914B2 (ja) 磁気記録再生装置の高速サ−チ装置
JP2659011B2 (ja) 磁気再生装置
JPH0795381B2 (ja) 再生装置
JP2774540B2 (ja) テープ走行装置
JP3365201B2 (ja) 検索制御方法および装置
JP2623544B2 (ja) 再生装置
JPH0548260Y2 (ja)
US4901170A (en) Rotary head type digital signal reproducing method
JPH0538414Y2 (ja)
JP2568576B2 (ja) デジタル磁気記録再生装置
JP3359053B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3554102B2 (ja) 記録または再生装置、回転制御装置及びその方法
JPH0863831A (ja) 磁気テープ位置制御方法
JP3543475B2 (ja) 検索方法および装置
JP2767486B2 (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤのテープテンション制御装置
JP2941045B2 (ja) ディジタルオーディオテープレコーダ制御装置
JP2950278B2 (ja) デジタル信号の記録装置
JPH0536154A (ja) 磁気記録再生装置
JP2000196992A (ja) 磁気テ―プのキュ―アップ方法およびこれを使用した編集装置
JPH0714368A (ja) ビデオテープレコーダー
JPH0664770B2 (ja) 記録再生装置
JPH0246550A (ja) 回転ヘッド式デイジタルオーデイオテープレコーダのサブコード消去方法
JPH02287950A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63113881A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03132950A (ja) ビデオテープの記録並びに再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term