JP2941045B2 - ディジタルオーディオテープレコーダ制御装置 - Google Patents

ディジタルオーディオテープレコーダ制御装置

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JP2941045B2 JP2325619A JP32561990A JP2941045B2 JP 2941045 B2 JP2941045 B2 JP 2941045B2 JP 2325619 A JP2325619 A JP 2325619A JP 32561990 A JP32561990 A JP 32561990A JP 2941045 B2 JP2941045 B2 JP 2941045B2
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【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 ディジタルオーディオテープレコーダでリピート再生
をする際、テープのリードインエリアでリピート釦がオ
ンとなると、リードインエリアが繰り返し再生されユー
ザにとっては無音状態が継続することとなる。この点を
解決するために、リードインエリアあるいはテープ始端
を検出した場合には、その後に検出される最初のスター
トIDを無視する手段をもうける。
〔産業上の利用分野〕
本発明はディジタルオーディオカセットテープを再生
するディジタルオーディオテープレコーダ(以下DATと
略記する)の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図はDATで使用されるテープの録音フォーマット
中、本発明に関係する部分の模式図である。
即ちテープの長手方向は、 テープ始端部のリードインエリア テープ中間部のプログラムエリア テープ終端部のリードアウトエリア に区分され、テープの幅方向は、 スタートID記録部 情報記録部 に区分されている。
そしてプログラムエリアはn個のブロックにさらに分
割され、各ブロックにプログラム1からプログラムnま
での情報が記録されている。
さらにスタートID記録部には、各ブロックの先頭から
所定の長さだけ論理信号“1"が、残りの部分には論理信
号“0"が記録されている。
即ち各ブロックは、論理信号“1"のスタートID信号に
はさまれている。
一般にDATにはリピート再生、即ち指定されたプログ
ラムを繰り返し再生する機能が設けられており、リピー
ト釦をオンとすることによりリピート再生モードとな
り、リピート再生モードが解除されるまで、指定された
プログラムを繰り返し再生する。
第7図は再生中にリピート釦がオンとなった場合の再
生状況の説明図である。
即ちケース7−1に示すようにプログラムi(1≦i
≦n)の再生中にリピート釦がオンとなるとリピート再
生モードとなりプログラムiの再生が終了しプログラム
(i+1)の先頭に記録されたスタートIDを検知すると
DATは巻き戻し操作を行い、プログラムiのスタートID
が検知されると再び再生を開始する。
以後はリピート釦がオフとなるまで再生、巻き戻しを
繰り返し、プログラムiを繰り返し再生する。
しかしこの方法にあっては以下のような問題が生じ
る。
即ち一般ユーザにはテープのどのエリアがヘッドに接
触しているかは知ることはできないため、ケース7−2
に示すようにリードインエリアがヘッドに接触している
状態でリピート釦がオンとなると、プログラム1のスタ
ートIDを検知して巻き戻しが行なわれ、テープ始端から
再生が開始され、リピート釦がオフとなるまでリードイ
ンエリアの再生巻き戻しが繰り返えされる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながらリードインエリアには一般ユーザが聞く
ための情報は記録されていないため無音の状態が継続
し、一般ユーザがDAT故障と誤認するおそれがある。
本発明は上記問題点に鑑みなれたものであって、リー
ドイン部分でリピート釦がオンとなっても、正常なリピ
ート再生を可能とするDATを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係るDATの制御装置の基本構成図で
あって、テープの巻き戻し手段101と、テープの再生手
段102と、テープに記録されたスタートIDを検出するス
タートID検出手段103と、同一のプログラムを繰返し再
生することを指令するリピート指令手段104と、リピー
ト手段104からリピート指令が出力されている場合であ
って巻き戻し手段101が動作中にスタートID検出手段103
がテープ上に記録されているスタートIDを検出した時に
再生手段102に再生指令を与える再生起動手段105と、リ
ピート手段104からリピート指令が出力されている場合
であって再生手段102が動作中にスタートID検出手段103
がテープ上に記録されているスタートIDを検出した時に
直前に再生していた部分がテープのリードインエリアで
あるか否かを判断し、リードインエリアであると判断し
た場合には再生を継続しリードインエリア以外であると
判断した場合には巻き戻し101に対し起動指令を与える
巻き戻し起動手段106と、から構成される。
〔作 用〕
本発明によれば、リードインエリアを再生中にリピー
ト指令が出された場合であっても、リードインエリアの
直後に記録されているスタートIDは無視され、再生が継
続される。
〔実施例〕
第2図は本発明の1つの実施例の構成図であって、2
つのリール201および202に巻かれたテープ203はガイド
ローラ205および206を介してヘッド204の円周を走行す
る。
再生時はテープ203はリール201から送り出されキャプ
スタンモータ221で駆動されるキャプスタンにより一定
の速度に制御されリール202に巻きとられる。
モータ207と208とによりテープ203は一定の張力が加
えられヘッド204が確実にテープを走査するように構成
される。
ヘッド204で読み込まれたテープ203上に記録された情
報は再生アンプ210を介して制御装置209にとりこまれ
る。
リール駆動用モータ207と208およびキャプスタン220
の駆動用モータ221はモータ用インターフェイス211を介
して制御装置209により制御される。
またリピート釦213はインターフェイス214を介して制
御装置209に接続されている。
制御装置209はバス212に前述した再生アンプ210、モ
ータ用インターフェイス211さらにインターフェイス214
が接続されるほか、CPU215、メモリ216が接続される。
そしてメモリ216中に格納された制御ルーチンがCPU21
5で実行されモータ207,208,221および再生アンプ210な
どが制御される。
第3図は本発明に使用する制御ルーチンの一例のフロ
ーチャートであって、一定時間間隔毎に実行される。
ステップ301でDATが再生中であるか否かが判断され、
肯定判定された場合はステップ302に進む。
ステップ302でリピート釦213がオン状態(即ちリピー
ト要求状態)となっているか否かが判断され、肯定判定
された場合はステップ303に進む。
テープ上に記録されたスタートIDがヘッド204により
検知されるとステップ303で肯定判定され、ステップ304
でテープ始端を検知したことを示すフラグSが“1"であ
るか否かが判定される。
フラグSが“1"でステップ304で肯定判定された場合
には、リードインエリアに続くプログラム1の先頭に記
録されているスタートIDであると判断して、そのまゝ再
生を続行するとともにステップ305でフラグSを“0"に
リセットしてこのルーチンを終了する。
スタートIDを検知しない場合はステップ303で否定判
定されてステップ306に進みテープ終端が検知されたか
否かを判断する。
ステップ306で否定判定された場合は、そのまゝこの
ルーチンを終了して再生が継続される。
逆にステップ306で肯定判定された場合はステップ308
で再生を停止し、ステップ309で巻き戻し操作を起動す
る。
なおステップ304で否定判定された場合は、検知され
たスタートIDがプログラム1の先頭に記録されたスター
トIDではないと判断しステップ308に進み再生を停止
し、ステップ309で巻き戻し操作を起動する。
一方リピート釦213がオンとなっていない場合はステ
ップ302で否定判定され、ステップ310に進む。
ステップ310においてはテープ終端が検知されたか否
かを判定し、否定判定された場合は、そのまゝこのルー
チンを終了し再生を継続する。
一方ステップ310で肯定判定された場合は、ステップ3
12で再生を停止してこのルーチンを終了する。
DATが再生中でない場合はステップ301で否定判定され
ステップ321に進み、DATが巻き戻し中であるか否かが判
定される。
巻き戻し中でない場合は、そのまゝこのルーチンを終
了する。
巻き戻し中であればステップ321で肯定判定されてス
テップ322に進む。
ステップ322でリピート釦213がオン状態となっている
か否かが判断され、肯定判定された場合はステップ323
に進む。
テープ上に記録されたスタートIDがヘッド204により
検知されるとステップ323で肯定判定され、ステップ328
に進み巻き戻しを停止し、ステップ329で再生操作を起
動する。
スタートIDを検知しない場合はステップ323で否定判
定されてステップ326に進みテープ始端が検知されたか
否かを判断する。
ステップ326で否定判定された場合は、そのまゝこの
ルーチンを終了して巻き戻しが継続される。
逆にステップ326で肯定判定された場合はステップ327
でテープ始端が検知されたことを示すフラグSを“1"に
セットした後ステップ328で巻き戻しを停止し、ステッ
プ329で再生し操作を起動する。
一方リピート釦213がオンとなっていない場合はステ
ップ322で否定判定され、ステップ330に進む。
ステップ330においてはテープ始端が検知されたか否
かを判定し、否定判定された場合は、そのまゝこのルー
チンを終了し巻き戻しを継続する。
一方ステップ330で肯定判定された場合は、ステップ3
31でフラグSを“1"にセットし、ステップ332で巻き戻
しを停止してこのルーチンを終了する。
第4図は、ヘッド204が検知している部分がリードイ
ンエリアであることが識別できる場合の制御ルーチンの
追加部分を示すフローチャートである。
即ちディジタルオーディオテープ出版社により出版さ
れたディジタルオーディオテープにはリードインエリア
に特殊な情報が記録してあり、再生に使用するDATによ
ってはリードインエリアであることを識別可能である。
このような場合には無音再生状態をより早く解消する
ために第4図のルーチンを追加することができる。
ステップ302で肯定判定された場合はステップ401に進
み、リードインエリアであるか否かが判断される。
リードインエリアでなければステップ401で否定判定
され、再生を継続したまゝステップ303に進む。
リードインエリアであると識別された場合にはステッ
プ401で肯定判定されステップ402で早送りが起動され、
ステップ403でリードインエリアにあることを示すため
にフラグSが“1"にセットされる。
即ちリードインエリアを早送りでスキップすることが
可能となる。
第5図は本発明による制御装置を使用した場合の動作
説明図であって、ケース5−1はテープのプログラムi
の部分でリピート釦がオンになった場合であって、この
場合は従来と同じようにプログラムiがリピートが解除
されるまで繰り返えされる。
ケース5−2はリードインエリアでリピート釦がオン
となった場合であって、プログラム1の先頭のスタート
IDにより一たんテープ始端まで巻き戻されるものゝ、テ
ープ始端からの再生が開始されれば、プログラム1の先
頭のスタートIDは無視されプログラム1の再生がなされ
る。そしてプログラム2の先頭のスタートIDにより巻き
戻され以後プログラム1を繰返し再生する。
ケース5−3はリードインエリアであることが識別で
きる場合であってプログラム1の先頭のスタートIDが検
出されるまではテープが早送りされる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、リードインエリアでリピート釦がオ
ンとなっても、無音状態部分が繰り返し再生されること
がなくなりユーザがDAT故障と誤認することが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成図、 第2図は実施例構成図、 第3図は制御ルーチンのフローチャート、 第4図は制御ルーチン追加部のフローチャート、 第5図は本制御装置による動作説明図、 第6図はテープの記録フォーマットの模式図、 第7図は従来の制御装置による動作説明図、である。 101……巻き戻し手段、 102……再生手段、 103……スタートID検出手段、 104……リピート指令手段、 105……再生起動手段、 106……巻き戻し起動手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの巻き戻し手段(101)と、 テープの再生手段(102)と、 テープに記録されたスタートIDを検出するスタートID検
    出手段(103)と、 同一のプログラムを繰返し再生することを指令するリピ
    ート指令手段(104)と、からなるディジタルオーディ
    オテープレコーダ制御装置において、 該リピート手段(104)からリピート指令が出力されて
    いる場合であって該巻き戻し手段(101)が動作中に該
    スタートID検出手段(103)がテープ上に記録されてい
    るスタートIDを検出した時に前記再生手段(102)に再
    生指令を与える再生起動手段(105)と、 該リピート手段(104)からリピート指令が出力されて
    いる場合であって該再生手段(102)が動作中に該スタ
    ートID検出手段(103)がテープ上に記録されているス
    タートIDを検知した時に、直前に再生していた部分がテ
    ープのリードインエリアであるか否かを判断し、リード
    インエリアであると判断した場合には再生を継続し、リ
    ードインエリア以外であると判断した場合には前記巻き
    戻し手段(101)に対し起動指令を与える巻き戻し起動
    手段(106)と、を設けたことを特徴とするディジタル
    オーディオテープレコーダの制御装置。
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