JP2767486B2 - 回転ヘッド式テーププレーヤのテープテンション制御装置 - Google Patents

回転ヘッド式テーププレーヤのテープテンション制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピュータのデータ記録・再生用または
オーディオ情報の記録・再生用などに使用される回転ヘ
ッド式テーププレーヤに係り、特に回転ヘッド装置が回
転しているときに、テープを停止させるモードモードに
おいてテープに与えられるダメージを最小限にできるテ
ープテンション制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、DAT用の回転ヘッド装置の概略構造を示す
平面図である。
シャーシ1上に設けられた符号R1とR2はリール台であ
り、カセットパックC内のそれぞれのテープリールはこ
のリール台R1とR2に設置される。磁気テープTはローデ
ィングベース4と5によりカセットパックC内から引き
出され、回転ヘッド装置2に巻き付けられる。符号3は
キャプスタンである。このキャプスタン3はキャプスタ
ンモータMa(符号のみ示す)にて駆動される。符号6は
ピンチローラである。ピンチローラ6はローラレバー7
に支持され軸7aを中心として回動する。前記ローディン
グベース4,5とローラレバー7は、モード切換モータMb
により駆動され、テープ引き出し方向へ駆動される。ロ
ーディングベース4と5のテープ引き出し動作と共にピ
ンチローラ6は(a)の位置から(b)の位置へ移動す
る。ストップモードから記録または再生モードへ切換え
るときには、ピンチローラ6が(c)の位置へ移動して
キャプスタン3に圧接し、キャプスタン3の回転速度に
よりテープが送り出される。
符号8はテンションセンサである。このテンションセ
ンサ8は軸8aにより回動自在に支持されている。テンシ
ョンセンサ8の先端にはポスト8bが設けられ、これがス
プリング9の弾性力によりテープTに圧接されている。
テンションセンサ8の基部には光学検知器8cが設けられ
ている。
テープテンションの強さに応じてテープテンションセ
ンサ8の回動角度が変位し、これによりテンションの検
知が行なわれる。
上記回転ヘッド式テーププレーヤでは、テープ走行中
に、テープ送り側のリール台R1を駆動するリールモータ
M1が所定のバックトルクを発生し、これによりテープテ
ンションが与えられる。このテープテンションの与え方
としては、まず記録または再生動作では、テンションセ
ンサ8による検知動作に基づいて送り側のリール台R1
駆動するリールモータM1にサーボをかけ、回転ヘッド装
置2が接している部分のテープテンションF1が常に一定
(例えば7g)になるように制御される。キュー動作で
は、ピンチローラ6がテープTをキャプスタン3に押圧
したままの状態で、キャプスタンモータMaが記録または
再生モードよりも若干高速に回転してテープを走行させ
る。また回転ヘッド装置2は回転駆動されたままであ
る。このときもテンションセンサ8による検知動作に基
づいて、記録または再生モードのときと同様にF1が常に
一定(例えば7g)になるように制御される。またレビュ
ー動作は、キューモードと同じ状態でキャプスタン3を
逆転させ、リール台R1によりテープを巻き戻す。このと
きには巻取り側のリール台R1に一定の電圧を与えてテー
プテンションF1を設定している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、上記従来のテープテンションの設定では、以
下の点で不都合が生じる。
回転ヘッド式テーププレーヤでは、記録動作中にポー
ズモードを設定することが必要となる場合がある。この
モードは従来のVTRの場合には制止画像などのために使
用され、STILLと呼ばれている。STILLでは、記録動作の
途中に、ピンチローラ6がキャプスタン3に圧接したま
まの状態で、キャプスタンモータを停止させ、また回転
ヘッド装置2は回転し続ける。このときのテープテンシ
ョンについて、従来は記録モード中のF1(例えば7g)と
同じであり、リール台R1のバックトルクにより設定さ
れ、記録または再生モードに継続してそのままテープテ
ンションがかかり続けるようになっている。ところが最
近のDAT用の回転ヘッド装置は、コンピュータのデータ
のバックアップ用として使用される場合がある。VTRのS
TILLの場合には、画像信号をテープから得るために、テ
ープが磁気ヘッドに再生可能に接触するように前記テー
プテンションF1の設定が必要であったが、コンピュータ
のデータ用では、ポーズモードがデータ待ちの状態であ
るため、従来のSTILLのようにテープテンションを設定
することは不要である。それにも係らず、ホストコンピ
ュータからのデータ転送待ちのときにこのポーズモード
がVTRのSTILLと同じモードにて頻繁に設定されると、常
にテープテンションF1が与えられた状態で回転ヘッド装
置が回転するため、テープダメージが大きくなって、コ
ンピュータ用のデータの信頼性を低下させることにな
る。同様に、オーディオ用のDATにおいて、ポーズモー
ドを設定する場合においても、VTRのSTILLのような信号
再生が不要であるため、テープテンションを記録または
再生モードのときと同じ値に設定しておくことは、テー
プダメージを大きくするだけである。
本発明は上記従来の課題を解決したものであり、ポー
ズモード(STILL状態)において、テープテンションが
過大になるのを防止して、コンピュータのデータのバッ
クアップとして使用するときなどに頻繁にポーズモード
を設定してもテープダメージが大きくなるのを防止でき
るようにし、またオーディオ用のDATにおけるポーズモ
ードにおいてテープテンションが過大になるのを防止す
るのみならず、ポーズモードから再生モードへ復帰させ
るときに、テープテンション値が回復してからテープ走
行を開始できるようにした回転ヘッド式テーププレーヤ
のテープテンション制御装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるテープテンション制御装置は、磁気テー
プが巻き付けられる回転ヘッド装置と、キャプスタン
と、磁気テープをキャプスタンに圧接させるピンチロー
ラと、テープリールが設置されるそれぞれのリール台に
動力を与えるリールモータと、リールモータを制御する
リールサーボ回路とが備えられている回転ヘッド式テー
ププレーヤにおいて、前記リールサーボ回路によりリー
ルモータが制御されてテープテンションが設定されてい
る記録または再生モード中に、ポーズ指令が出される
と、テープ送りを停止させ且つテープ送り側のリールモ
ータの回転制御を変化させてテンショントルクを低下さ
せるあるいはテンショントルクをなくす制御部が設けら
れており、また、記録または再生モード中におけるテー
プテンションを検知する手段ならびにそのテンション値
に基づく情報を記憶する手段が設けられており、前記ポ
ーズ指令が解除されたときに制御部によりテープ送り側
のリールモータの回転制御を変化させてテープテンショ
ンを前記の記憶した値に回復させて、テープ送りが再開
されることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の手段では、ポーズモードが設定されるとき、す
なわち記録動作または再生動作中に例えばキャプスタン
モータが停止して回転ヘッド装置が回転し続けるとき
に、送り側のリール台を駆動するリールモータによるバ
ックトルクを低下させ、あるいはゼロにする。これによ
ってポーズ動作中に回転ヘッド装置によりテープダメー
ジが増大するのを防止できる。
また、記録または再生モードにおけるテープテンショ
ン値を検知してそれを記憶しておく。そしてポーズモー
ドでは上記のようにテープテンションを低下させてお
き、さらにポーズモードから記録または再生モードに復
帰するときには、まず送り側のリール台に前記記憶値に
応じたバックトルクを与えてテープテンション値を記録
または再生時の状態の戻し、その後キャプスタンの回転
を再開させるなどしてテープを走行させる。よってオー
ディオ用のDATなどにおいて再生などの途中でポーズモ
ードを設定した後、再生モードに復帰するときに、再生
再開直後に適正なテープテンションが設定され、再生動
作の立ち上がり時間に信号再生が一次中断するなどの不
都合を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
この実施例では、回転ヘッド式テーププレーヤの構造
は第4図に示す通りである。
すなわちリール台R1とR2は、リールモータM1とM2によ
り駆動され、ローディングベース4と5ならびにローラ
レバー7はモード切換モータMbにより駆動される。また
2は回転ヘッド装置、3はキャプスタン、8はテンショ
ンセンサである。キャプスタン3はキャプスタンモータ
Maにより駆動される。
第1図は上記回転ヘッド式テーププレーヤの制御回路
を示すブロック図である。
符号10は各モードの設定を行なう制御用CPUである。
各リールモータM1とM2はモータ駆動回路(電源回路)11
と12とにより駆動される。それぞれのモータ駆動回路11
と12はリールサーボ回路13により制御される。このリー
ルサーボ回路13は図に示すようにそれぞれのモータ駆動
回路11と12に共通に使用され、あるいは別々に設けられ
る。またリールサーボを切換えるためのサーボ切換回路
14が設けられている。このサーボ切換回路14は、CPU10
と一体のICに組み込まれ、あるいはリールサーボ回路13
自体にサーボ切換機能が含まれていてもよい。また第3
図に示すテンションセンサ8による検知出力は検知回路
15により増幅されて検知され、A/D変換されてCPU10に入
力される。モード切換モータMbはモータ駆動回路16によ
り駆動されるが、このモータ駆動回路16はCPU10からの
指令により動作する。キャプスタンモータMaはモータ駆
動回路17により駆動され、これにはキャプスタンサーボ
回路18によりサーボがかけられる。このキャプスタンサ
ーボ回路18もCPU10により制御される。
上記構成において、記録または再生動作中は、キャプ
スタンモータMaにサーボがかけられてピンチローラ6と
で挟まれたテープTが定速にて送られ、また回転ヘッド
装置2が回転し続けている。またこのときテンションセ
ンサ8によりテープテンションF2が検知され、テープ送
り側のリールモータM1のバックトルクがリールサーボ回
路13により制御され、回転ヘッド装置2に接触する部分
においてテープテンションF1が例えば7gなどの常に一定
の値になるように制御される(第5図の線図におけるPL
AY参照)。
また例えば記録動作中において、記録データ待ちなど
のポーズ指令が出されると、CPU10の指令によりキャプ
スタンモータMaが停止する。なおこのときモード切換モ
ータMbは駆動されずピンチローラ6はキャプスタン3に
圧接したままであり、STILL動作となる。このときCPU10
からの指令によりサーボ切換回路14が作動する。この動
作は例えばスイッチング動作であり、それまでテープ送
り側リールモータM1にかけられていた電圧が低下させら
れ、または電圧が断たれる。これにより回転ヘッド装置
2に接触している部分のテープテンションF1が例えば2g
程度に低下し、またはほとんどゼロの状態となる(第5
図の線図におけるSTILL参照)。よってこのSTILL動作を
頻繁に行なってもテープダメージが大きくなることはな
い。
次にSTILL動作中(ポーズモードが設定されていると
き)に記録または再生の再開の指令が出されると、次の
制御が行なわれる。この制御としては後に第2図または
第3図のフローチャートにおいて詳しく説明するが、以
下のような種々の方法が規定される。まずコンピュータ
のデータバックアップ用として使用される装置において
ポーズ後に記録再開指令が出されるような場合には、後
述のレビューモードの設定の後すなわちテープをやや巻
き戻して記録開始位置がサーチされた後に再生動作に切
換えられて、記録開始位置までテープが送られ、その開
始位置からアンブルなどのデータの記録が再開される。
このレビュー後の再生動作再開のときの制御では、まず
ポーズモードが設定される直前の記録モードにおいてテ
ンションセンサ8から出力されたテープテンションF2
情報(例えばテンション値あるいはテンションセンサ8
の状態など)をCPU10内の記憶手段または外部の記憶手
段に記憶しておく。そして再生再開時には、まず最初に
リールサーボ回路13によりバックトルクを発生させる。
そしてテンションセンサ8により検知されるテンション
F2の情報が前記記憶値に一致したときに、リールサーボ
回路13をロック状態にし、このロック状態であることが
CPU10により検知された後に、キャプスタンモータMaを
始動したテープ走行を再開する。よってキャプスタンモ
ータMaのサーボを立ち上げるだけで、短時間のうちに記
録可能な状態に復帰できる。
あるいはオーディオ用のDATなどのように、再生動作
中にポーズモードが設定され、その後再生を再開する場
合のようにレビューモードによるアーチが不要なときに
は次の制御が行なわれる。このときにもポーズモードの
直前の再生モード中にテンションセンサ8により検知さ
れたテンションF2の情報を記憶しておく。そして再生再
開指令が出されたときには、まずリールサーボ回路13に
よりバックトルクを発生させ、テンションセンサ8から
の情報が前記記憶値に一致したときに、キャプスタンモ
ータMaを始動させる。これによりポーズモードから再生
モードに移行したときに短時間で再生可能な状態にな
り、立ち上がり時間を短縮し、再生再開時に読み取りが
中断される時間を最小限にできる。
次に第2図と第3図に示すフローチャートにより、一
連の動作を説明する。
第2図は、コンピュータのデータバックアップ用に使
用される場合などのように、記録動作中にデータ待ちの
ために記録を一旦中断してポーズモードを設定し、記録
再開のときにレビューモードにしてサーチを行ない、前
に記録されたデータのつなぎ部分からアンブルを介する
などしてデータ記録を再開するための制御動作を示して
いる。
記録モードが設定されているときには、リールサーボ
回路13が働いて、テープテンションが常に一定になるよ
うに制御されている(ステップ(A))。ポーズ(STIL
L)が設定されると(ステップ(B))、キャプスタン
モータMaが停止し(ステップ(C1))、サーボ切換回路
14によりサーボ切換が行なわれて、テープテンションが
低下しまたはゼロに設定される(ステップ(C2))。こ
の状態で記録再開指令を待つ(ステップ(D))。記録
再開指令が出されると、レビューモードが設定される
(ステップ(E1))。すなわちピンチローラ6が圧接し
たままキャプスタンモータMaが逆転してリールモータM1
によりテープが巻き戻され、サーチが行なわれる。この
レビュー動作のときには、サーボ切換回路14によりリー
ルサーボ回路13が切換えられ、テンションセンサ8から
の検知情報に基づいて巻き戻されるテープテンションが
一定になるように制御される(ステップ(E2))。テー
プが所定量巻き戻される際に磁気ヘッドによりテープの
記録信号が読まれ、記録再開位置のサーチが行なわれる
(ステップ(F))。サーチが完了すると、一旦リール
モータM1とキャプスタンモータMaが停止する(ステップ
(G))。ステップ(H)では、前記サーボ切換回路14
によりリールサーボ回路13が切換えられ、リールモータ
M1が駆動されリール台R1によりバックテンションが設定
される。そしてステップ(J)ではテープテンションが
回復したか否かの判断が行なわれる。すなわちステップ
(B)にてSTILLの設定指令が出されたときには、STILL
を設定する直前に、テンションセンサ8からの検知情報
により、そのときの検知位置におけるテープテンション
F2の値またはこの値に基づく情報が記憶されている(ス
テップ(I))。ステップ(J)では、キャプスタン3
の停止状態のままテンションセンサ8にて検知されるテ
ンションF2が(I)における記憶値と同じであるか否か
が判断される。そしてテンションセンサ8により検知さ
れるテンションF2が記憶値に一致したときに、リールサ
ーボ回路13をロック状態とし、キャプスタンサーボ回路
18によりキャプスタンサーボを開始し、キャプスタン3
によりテープ走行を再開する(ステップ(K))。キャ
プスタンサーボがロック状態となり、さらに記録開始位
置となったときに(ステップ(L))、記録が再開され
る(ステップ(M))。
次に第3図は、オーディオ用のDATなどにおいて、例
えば再生中にポーズモードが設定され、ポーズモードが
解除された後にそのまま再生を継続するような場合の動
作を示している。
第3図では、第2図と同じ動作または類似した動作の
ステップ符号は同じものを使用している。
STILLは第2図と同様にして設定され、ステップ
(C2))においてテープテンションが低下しまたはゼロ
に設定される。STILLの設定指令が出されると、STILLの
設定直前のテンションF2の情報が記憶される(ステップ
(I))。再生の再開指令が出されると(ステップ
(D))、キャプスタン3が停止した状態のまま、リー
ルサーボ回路13によりリール台R1のバックトルクが設定
される。そしてステップ(J)において、テンションセ
ンサ8からの検知情報により、テンションF2が前記記憶
値と一致したと判断されたときに、キャプスタン3が始
動してテープが送られ、同時にキャプスタンサーボが再
開される(ステップ(K))。そしてキャプスタンサー
ボがロック状態になると、再生が再開される。なお、こ
れは記録動作においても同じであり、記録中にSTILL指
令が出されると、上記と同様に設定され、ステップ
(K)のキャプスタンサーボがロック状態になった後に
音楽情報などの記録が再開される。
〔効果〕
以上のように、本発明によれば、ポーズモード(STIL
L)における過大なテープテンションによるテープダメ
ージが生じるのを防止できる。よってコンピュータのデ
ータバックアップ用として使用した場合のように、デー
タ待ちが頻繁に生じても、テープダメージによりデータ
保存の信頼性が低下することがない。
また、ポーズモードによりテープテンションを低下さ
せている状態において、記録または再生再開指令が出さ
れたときに、まずテンショントルクを回復させ、その後
キャプスタンを始動するなどしてテープ送りを再開する
ようにしている。よって例えば第3図のフローチャート
に示すように、ポーズモードから再生または記録動作に
直接移行する場合であっても、テープテンションの回復
のための待ち時間が不要になり、記録または再生にスム
ーズに移行できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例による回転ヘッド式テーププレ
ーヤの制御回路を示すブロック図、第2図と第3図はそ
れぞれ一連の制御動作を示すフローチャート、第4図は
回転ヘッド式テーププレーヤのテープ駆動部を示す平面
図、第5図は本発明による制御にて設定されるテープテ
ンションを示す線図、第6図は従来の問題点を示すため
のテープテンションの変動を示す線図である。 2……回転ヘッド装置、3……キャプスタン、6……ピ
ンチローラ、R1,R2……リール台、M1,M2……リールモー
タ、Ma……キャプスタンモータ、Mb……モード切換モー
タ、8……テンションセンサ、10……CPU、13……リー
ルサーボ回路、14……サーボ切換回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープが巻き付けられる回転ヘッド装
    置と、キャプスタンと、磁気テープをキャプスタンに圧
    接させるピンチローラと、テープリールが設置されるそ
    れぞれのリール台に動力を与えるリールモータと、リー
    ルモータを制御するリールサーボ回路とが備えられてい
    る回転ヘッド式テーププレーヤにおいて、前記リールサ
    ーボ回転によりリールモータが制御されてテープテンシ
    ョンが設定されている記録または再生モード中に、ポー
    ズ指令が出されると、テープ送りを停止させ且つテープ
    送り側のリールモータの回転制御を変化させてテンショ
    ントルクを低下させあるいはテンショントルクをなくす
    制御部が設けられており、また、記録または再生モード
    中におけるテープテンションを検知する手段ならびにそ
    のテンション値に基づく情報を記録する手段が設けられ
    ており、前記ポーズ指令が解除されたときに制御部によ
    りテープ送り側のリールモータの回転制御を変化させて
    テープテンションを前記の記憶した値に回復させて、テ
    ープ送りが再開されることを特徴とする回転ヘッド式テ
    ーププレーヤのテープテンション制御装置。
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JPS5637853A (en) * 1979-09-04 1981-04-11 Sony Corp Tape run driver of vtr
JPS63317959A (ja) * 1987-06-19 1988-12-26 Sanyo Electric Co Ltd 磁気記録再生装置

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