JPH1069685A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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JPH1069685A
JPH1069685A JP8228998A JP22899896A JPH1069685A JP H1069685 A JPH1069685 A JP H1069685A JP 8228998 A JP8228998 A JP 8228998A JP 22899896 A JP22899896 A JP 22899896A JP H1069685 A JPH1069685 A JP H1069685A
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magnetic tape
command
input
input command
recording
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JP8228998A
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Inventor
Kinya Saito
金弥 斉藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からコマンドが入力され、入力コマンド
に基づいて磁気テープを走行させ、磁気テープに情報を
記録・再生する磁気テープ装置の制御方法に関し、テー
プテンションによる磁気テープの損傷を低減できる磁気
テープ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 コマンドを監視し、所定の時間、コマン
ド入力されない場合に、磁気テープ13を走行させ、情
報の記録/再生にかかわらない特定の位置で停止させ、
次にコマンドが入力されたときに元の位置に戻ってから
記録/再生を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープ装置に係
り、特に、外部からコマンドが入力され、入力コマンド
に基づいて磁気テープを走行させ、磁気テープに情報を
記録・再生する磁気テープ装置に関する。
【0002】業務用のコンピュータシステムでは通常デ
ータのバックアップが行われる。このようなデータのパ
ックアップに用いられる媒体は、通常、安価に、大容量
のデータが記憶できる磁気テープが用いられている。ま
た、このようなコンピュータシステムでは、日中は通常
の業務処理が実行されているため、バックアップ処理は
夜間に、無人の状態で行われることが多い。バックアッ
プ処理は長くても数時間で完了する場合が多く、一晩な
どはない。したがって、夜間のバックアップ処理では、
バックアップが完了した状態、バックアップ処理が途中
でできなくなった場合などには途中の状態で長時間放置
されることが多い。
【0003】一方、コンピュータシステムに接続され、
磁気テープに情報を記録する磁気テープ装置は、電源が
投入されていると、磁気テープが磁気テープ装置に装着
された状態となり、磁気テープが磁気ヘッドの接触し、
かつ、磁気テープにテンションが働き、磁気テープが磁
気ヘッドに押しつけられた状態とされ、コンピュータシ
ステムからのコマンドに基づいて磁気テープに情報を書
き込んだり、読み出したりできる状態とされ、入力され
たコマンドに迅速に対応できる状態とされている。
【0004】このため、バックアップが完了した状態、
バックアップ処理途中の状態で長時間放置されると、磁
気テープにテンションがかかり続け、磁気テープに悪影
響を与えるおそれがあるため、夜間バックアップ等でバ
ックアップが完了した場合には磁気テープと磁気ヘッド
との接触圧を低減させる必要があった。
【0005】
【従来の技術】図7に従来の磁気テープ装置のブロック
構成図を示す。従来の磁気テープ装置41は、ホストコ
ンピュータ42と接続され、ホストコンピュータ42か
ら供給されたデータを磁気テープ43に磁気的に記録
し、また、磁気テープ43に磁気的に記録されたデータ
を再生し、ホストコンピュータ42に供給するものであ
る。
【0006】磁気テープ43は、磁気テープ装置41に
対して着脱自在とされた磁気テープカセット44内に巻
戻リールハブ45に巻回された状態で収容されている。
磁気テープ装置41に磁気テープカセット44を装着し
た状態では、磁気テープカセット44から引き出され、
ローラ46によりガイドされ、磁気テープ43にデータ
を書き込むためのライトヘッドWT及び磁気テープ43
に書き込まれたデータを読み取るためのリードヘッドR
Dとに接触する所定のテープパスが形成される。
【0007】磁気テープ43は、一端が磁気テープカセ
ット44内に回転自在に保持された巻取リールハブ45
に固定され、他端は磁気テープカセット44の外部でリ
ーダブロック47に固定されている。磁気テープカセッ
ト44を磁気テープ装置41に装着すると、磁気テープ
装置41では、図示しないローディング機構によりリー
ダブロック46を把持し、磁気テープ43を磁気テープ
カセット44から引き出しつつ、巻取リールハブ48に
形成された係合部49に係合させる。
【0008】また、磁気テープカセット44は、磁気テ
ープ装置41に装着された状態では、巻戻リールハブ4
5が巻戻モータ50に係合され、巻戻モータ20の回転
により回転され、磁気テープ43の巻き戻し、及び、磁
気テープ43に付与するテンションが一定になるように
制御が行われる。一方、巻取リールハブ48は、巻取モ
ータ51に係合しており、巻取モータ51の回転に応じ
て磁気テープ43の巻き取り、及び、磁気テープ43に
付与するテンションが一定になるように制御が行われ
る。
【0009】巻戻モータ50、及び、巻取モータ51
は、サーボ回路52に接続されており、サーボ回路52
からの駆動信号に応じて回転が制御され、磁気テープ4
3に一定のテンションを与えるテンションサーボを行い
つつ磁気テープ43を走行させる。
【0010】サーボ回路52は、制御回路53に接続さ
れていて、制御回路53からの命令に基づいて磁気テー
プ43に一定のテンションを与えつつ、所定の走行速度
で、正逆走行させるべく、巻戻モータ50及び巻取モー
タ51を制御する。制御回路53は、サーボ回路52の
他に、インタフェース54、バッファメモリ55、ライ
トフォーマッタ56、リードフォーマッタ57、リード
ライト回路58と接続されている。
【0011】インタフェース54は、ホストコンピュー
タ42と制御回路53との間に設けられ、ホストコンピ
ュータ42と磁気テープ装置41との間のデータの受け
渡しを行う。バッファメモリ55は、ホストコンピュー
タ42からインタフェース54を介して供給されたデー
タ又は磁気テープ43から読み出しホストコンピュータ
42に供給すべきデータを一時的に保持する。
【0012】ライトフォーマッタ56は、磁気テープ4
3にデータを記録する場合に記録データのフォーマッテ
ィングを行う。リードフォーマッタ57は、磁気テープ
43から読み出されたデータを元のデータに復元する。
【0013】リードライト回路58は、ライトフォーマ
ッタ56、リードフォーマッタ57とリードヘッドR
D、ライトヘッドWTとの間に設けられ、記録データに
応じてライトヘッドWTを駆動するとともに、リードヘ
ッドRDにより読み取られた再生信号を検出し、再生デ
ータを復元する。
【0014】制御回路53はホストコンピュータ42か
らのコマンドに基づいてサーボ回路52、リードライト
回路58を制御して、磁気テープ43へのデータの記録
及び再生、及び、磁気テープ13の走行を制御する。図
8にサーボ回路によるテンション制御動作を説明するた
めの図を示す。
【0015】サーボ回路52では、テープ径に応じて巻
取モータ51及び巻戻モータ50に供給する駆動電流を
可変することによりトルク制御を行っている。例えば、
図8に示すように、磁気テープカセット44側のテープ
径がaのときは、巻取モータ51の駆動トルクが巻取方
向を+としたとき+100で駆動される。また、このと
き、巻戻モータ50の駆動トルクは巻取方向を+とした
とき−50で駆動され、−50+100=50が磁気テ
ープ43にテンションとして働くことになるものとす
る。
【0016】次に、磁気テープカセット44側のテープ
径がaより小さいbとなると、巻取リールハブ48の径
が大きくなるので、巻取モータ51の駆動トルクを+1
10で駆動し、巻戻モータ50の駆動トルクを−60で
駆動し、−60+110=50のテンションを磁気テー
プ43に付与する。
【0017】同様に、磁気テープカセット44側のテー
プ径がbより小さいcとなると、巻取リールハブ48の
径がさらに大きくなるので、巻取モータ51の駆動トル
クを+120で駆動し、巻戻モータ50の駆動トルクを
−70で駆動し、−70+120=50のテンションを
磁気テープ43に付与する。
【0018】同様に、磁気テープカセット44側のテー
プ径が最小となるyになると、巻取リールハブ48の径
が最大となり、巻取モータ51の駆動トルクを最大の+
200で駆動し、巻戻モータ50の駆動トルクを−15
0で駆動し、−150+200=50のテンションを磁
気テープ43に付与する。
【0019】以上のように巻戻モータ50、及び、巻取
モータ51の発生トルクを制御することにより磁気テー
プ43には常に一定(+50)のテープテンションを付
与している。このとき、従来の磁気テープ装置41で
は、夜間バックアップ処理等を実行し、処理が完了し
て、ホストコンピュータ42からコマンドが供給されな
くなっても、サーボ回路42が動作し、サーボ回路42
により巻戻モータ50、巻取モータ51に対して磁気テ
ープ43に一定のテンションを付与すべくテンションサ
ーボがかけられていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の磁気
テープ装置は、電源が投入された状態で、磁気テープが
装着された状態では、磁気テープの走行・停止にかかわ
らず、常に磁気テープにテンションが働き、磁気テープ
が磁気ヘッドの押しつけられた状態とされていた。
【0021】図9に従来の課題を説明するための図を示
す。図9(A)は磁気テープとライトヘッド及びリード
ヘッドとの接触部分の斜視図、図9(B)は磁気テープ
表面の平面図を示す。バックアップが完了した状態やバ
ックアップ処理途中の状態で、ホストコンピュータ側か
ら長時間コマンドが入力されない状態が続くと、磁気テ
ープ43の特定の位置がライトヘッドWT、及び、リー
ドヘッドRDに押しつけられる状態が長時間続き、図9
に示すように磁気テープ43のライトヘッドWT、及
び、リードヘッドRDとの接触部分59に磁気テープ4
3表面から磁気テープ43のバインダ成分がにじみ出
て、ゴミ成分となり、ライトヘッドWT、及び、リード
ヘッドRD、磁気テープ43、ローラ46等の走行系を
汚してしまい、データの書き込みや読み出しに悪影響を
与えてしまう。
【0022】図10に従来の他の課題を説明するための
図を示す。図10(A)は巻取リールハブの平面図、図
10(B)は磁気テープ表面の平面図、図10(C)は
磁気テープの上面図を示す。図10に示すように磁気テ
ープ43を巻き取る巻取リールハブ48と磁気テープ4
3とが一定の位置で長時間放置されるため、磁気テープ
43を巻取リールハブ48に結合するリーダブロック4
7と係合部49とで生じる段差により、磁気テープ43
の折曲部である、いわゆる、プリントスルー60が発生
し、データのリードライトが不可能になってしまう等の
問題点があった。
【0023】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、テープテンションによる磁気テープの損傷を低減で
きる磁気テープ装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するため手段】本発明の請求項1は、外部
からの入力コマンドに基づいて磁気テープを走行させ、
該磁気テープに情報の記録・再生を行う磁気テープ装置
において、前記入力コマンドが最後に入力されてからの
時間を監視する入力コマンド監視手段と、前記入力コマ
ンド監視手段の監視により前記入力コマンドが最後に入
力されてから所定の時間経過したと判断されたときに、
前記磁気テープの情報記録再生位置を予め設定された特
定の位置に走行させ、前記特定位置で前記磁気テープの
走行を停止させるとともに、前記入力コマンドの入力に
応じて前記磁気テープの走行位置を特定位置から元の位
置に戻し、入力コマンドを実行する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0025】請求項1によれば、最後にコマンドが入力
されてから所定時間経過すると、磁気テープを特定の位
置まで走行させて停止させることにより、長時間停止す
るときには必ず特定の位置で停止することになり、テン
ションによるダメージが特定の位置でのみ生じることに
なるの、磁気テープに記録された情報に悪影響を与える
ことがない。
【0026】請求項2は、前記制御手段が前記入力コマ
ンド監視手段の監視により前記入力コマンドが最後に入
力されてから所定の時間経過したと判断されたときに、
予め設定された所定のIDを書き込んだ後、前記磁気テ
ープの情報記録再生位置を前記特定の位置に走行させる
とともに、前記入力コマンドの入力に応じて前記磁気テ
ープの走行位置を前記特定位置から前記特定位置への走
行前に書き込まれた前記所定のID位置に走行させた
後、前記入力コマンドを実行することを特徴とする。
【0027】請求項2によれば、所定時間以内であれ
ば、磁気テープは最後の入力コマンドが終了した位置で
停止しているため、次のコマンドに迅速に対応でき、ま
た、所定時間、コマンドが入力されないと、その位置に
所定のIDを書き込んで、磁気テープに書き込まれた情
報に影響を与えない特定の位置に移動して停止するた
め、磁気テープの特定の位置に長時間テンションが付与
され、磁気テープにダメージが生じても書き込まれた情
報などに悪影響を与えることはなく、さらに、次にコマ
ンドが入力されたときには移動前に書き込んだID位置
に戻せば、前のコマンドに続けて処理を実行できる。
【0028】請求項3は、外部からの入力コマンドに基
づいて磁気テープを磁気ヘッドに摺動させつつ走行さ
せ、該磁気ヘッドから該磁気テープに情報の記録を行う
磁気テープ装置において、前記入力コマンドが最後に入
力されてからの時間を監視する入力コマンド監視手段
と、前記入力コマンド監視手順の監視により前記書き込
みコマンドが最後に入力されてから所定の時間経過した
と判断されたときに、前記イレーズマークを書き込むイ
レーズマーク書き込み手段とを有することを特徴とす
る。
【0029】請求項3によれば、最後にコマンドが入力
されてから所定時間経過すると、最後のコマンドに対応
した情報記録位置の次の位置にイレーズマークが書き込
まれ、停止するため、磁気ヘッドが磁気テープの情報記
録位置に対向して長時間停止することがないため、磁気
テープの情報記録位置が磁気ヘッドに長時間、押し付け
られることがなく、したがって、磁気テープの情報記録
部分にダメージが生じることがなく、記録した情報を正
確に読み出せる。
【0030】請求項4は、外部からコマンドが入力さ
れ、入力コマンドに基づいて磁気テープを格納棚から所
定の装着位置に移動させ、該所定の装着位置に装着し、
所定の装着位置に装着された磁気テープを走行させ、情
報の記録・再生を行う磁気テープ装置において、前記入
力コマンドが最後に入力されてからの時間を監視する入
力コマンド監視手段と、前記入力コマンド監視手段の監
視により前記コマンドが最後に入力されてから所定の時
間経過したと判断されたときに、前記磁気テープを前記
所定の装着位置から前記格納棚の特定の格納位置に移動
させ、格納するとともに、前記コマンドの入力に基づい
て前記格納棚の特定位置に格納された前記磁気テープを
前記所定の装着位置に移動し、装着し、前記コマンドを
実行する制御手段とを有することを特徴とする。
【0031】請求項4によれば、最後にコマンドが入力
されてから所定時間経過すると、磁気テープが情報の記
録・再生を行うための所定の装着位置から格納棚の特定
格納位置に移動させるため、磁気テープが所定の装着位
置に装着されたままとなり、磁気テープにテンションが
付与された状態が長時間続くことがなくなり、磁気テー
プにダメージを与えることがない。
【0032】
【発明の実施の形態】図2に本発明の第1実施例のブロ
ック構成図を示す。本実施例は、本実施例は特許請求の
範囲の請求項1に対応する実施例で、コマンドが所定時
間入力されない場合に、磁気テープの磁気ヘッドに対す
る位置を記録・再生に係わらない特定位置に移動させる
磁気テープ装置である。
【0033】本実施例の磁気テープ装置11は、ホスト
コンピュータ12と接続され、ホストコンピュータ12
から供給されたデータを樹脂製のフィルムに磁性体を塗
布した磁気テープ13に磁気的に記録し、また、磁気テ
ープ13に磁気的に記録されたデータを再生し、ホスト
コンピュータ12に供給するものである。磁気テープ1
3は、磁気テープ装置11に対して着脱自在とされた磁
気テープカセット14内に巻戻リールハブ15に巻回さ
れた状態で収容され、磁気テープ装置11に磁気テープ
カセット14を装着した状態では、磁気テープカセット
14から引き出され、ローラ16によりガイドされ、磁
気テープ13にデータを書き込むためのライトヘッドW
T及び磁気テープ13に書き込まれたデータを読み取る
ためのリードヘッドRDとに接触する所定のテープパス
が形成される。
【0034】磁気テープ13は、一端が磁気テープカセ
ット14内に回転自在に保持された巻取リールハブ15
に固定され、他端は磁気テープカセット14の外部でリ
ーダブロック17に固定されている。磁気テープカセッ
ト14を磁気テープ装置11に装着すると、磁気テープ
装置11では、図示しないローディング機構によりリー
ダブロック16を把持し、磁気テープ13を磁気テープ
カセット14から引き出しつつ、巻取リールハブ18に
形成された係合部19に係合する。
【0035】また、磁気テープカセット14は、磁気テ
ープ装置11に装着された状態では、巻戻リールハブ1
5が巻戻モータ20に係合され、巻戻モータ20の回転
により回転され、磁気テープ13の巻き戻し、及び、磁
気テープ13に付与するテンションの制御が行われる。
一方、巻取リールハブ18は、巻取モータ21に係合し
ており、巻取モータ21の回転に応じて磁気テープ13
の巻き取り、及び、磁気テープ13に付与するテンショ
ンの制御が行われる。
【0036】巻戻モータ20、及び、巻取モータ21
は、サーボ回路22に接続されており、サーボ回路22
からの制御信号に応じて回転が制御され、磁気テープ1
3に一定のテンションを与えるテンションサーボなどの
制御動作が行われる。サーボ回路22は、制御回路23
に接続されていて、制御回路23からの命令に基づいて
磁気テープ13に一定のテンションを与えつつ、所定の
走行速度で、正逆走行させるべく、巻戻モータ20及び
巻取モータ21を制御する。
【0037】制御回路23は、特許請求の範囲中の入力
コマンド監視手段及び制御手段を含み、サーボ回路22
の他に、インタフェース24、バッファメモリ25、ラ
イトフォーマッタ26、リードフォーマッタ27、リー
ドライト回路28と接続されている。
【0038】インタフェース24は、ホストコンピュー
タ12と制御回路23との間に設けられ、ホストコンピ
ュータ12と磁気テープ装置11との間のデータの受け
渡しを行う。バッファメモリ25は、ホストコンピュー
タ12からインタフェース24を介して供給されたデー
タ又は磁気テープ13から読み出しホストコンピュータ
12に供給すべきデータを一時的に保持する。
【0039】ライトフォーマッタ26は、磁気テープ1
3にデータを記録する場合に記録データのフォーマッテ
ィングを行う。リードフォーマッタ27は、磁気テープ
13から読み出されたデータを元のデータに復元する。
【0040】リードライト回路28は、ライトフォーマ
ッタ26、リードフォーマッタ27とリードヘッドR
D、ライトヘッドWTとの間に設けられ、記録データに
応じてライトヘッドWTを駆動するとともに、リードヘ
ッドRDにより読み取られた再生信号を検出し、再生デ
ータを復元する。
【0041】制御回路23はホストコンピュータ12か
らのコマンドに基づいてサーボ回路22、リードライト
回路28を制御して、磁気テープ13へのデータの記録
及び再生、及び、磁気テープ13の走行を制御する。ま
た、制御回路23は所定の時間を計測するタイマ23a
を内蔵していて、最終コマンドが供給されてからの時間
を測定し、磁気テープ13にかかるテンションの制御を
行う。
【0042】タイマ23aに設定される時間は、磁気テ
ープ13へのコマンドが終了したと判断するのに十分な
時間に設定される。図1に本発明の第1実施例の制御回
路のコマンド処理時の動作フローチャートを示す。
【0043】本実施例の制御回路23では、コマンド処
理時には常時コマンドの入力、及び、タイマのタイムア
ウトを監視している(ステップS1−1、S1−2)。
制御回路23は、タイマがタイムアウトし、コマンドが
所定時間、入力されなかったとすると、まず、磁気テー
プ13の現在の停止位置を記憶する(ステップS1−
3)。
【0044】次に、制御回路23は、磁気テープ13上
に予め設定しておいた特定位置方向に高速走行させる
(ステップS1−4)。特定位置は、例えば、磁気テー
プ13上のデータを記録しない位置に設定される。好ま
しくは、磁性体が塗布されていない領域、例えば、リー
ダテープ部分などに設定する。
【0045】制御回路23は、特定位置を検出すると、
サーボ回路22を制御して磁気テープ13の走行を停止
させる(ステップS1−5、S1−6)。制御回路23
は、ステップS1−6で磁気テープ13を特定位置で停
止させると、コマンドの入力を監視する(ステップS1
−7)。
【0046】制御回路23は、ステップS1−7で、コ
マンドが入力されると、磁気テープ13の停止位置を特
定位置から元の位置に戻した後、コマンドを実行する必
要がある。このため、制御回路23は、ステップS1−
3で、記憶した磁気テープ13の現在位置を読み出し、
磁気テープ13の位置が読み出した現在位置になるよう
にサーボ回路22を制御して、磁気テープ13を走行さ
せる(ステップS1−8)。
【0047】ステップS1−8で磁気テープ13が元の
位置に戻されると、制御回路23は、コマンドを実行す
る(ステップS1−9)。制御回路23は、コマンド実
行後、タイマをリセットとし、ステップS1−1に戻
り、ステップS1−1、S1−2で、再びコマンドの入
力、及び、タイマのタイムアウトを監視する。
【0048】以上、本実施例によれば、コマンドが所定
時間供給されない時には、特定位置に移動するため、デ
ータが記録される領域で、磁気テープ13が停止し、ラ
イトヘッドWT、及び、リードヘッドRDに長時間接触
することがなく、記録データを保護できる。
【0049】図3に本発明の第2実施例の制御回路23
のコマンド処理時の動作フローチャートを示す。本実施
例は特許請求の範囲中の請求項3に対応する実施例で、
コマンドが所定時間入力されない時に、イレーズマーク
を停止させ、磁気テープの磁気ヘッドと接触する部分へ
の記録を不可能にしてなる。
【0050】本実施例の構成は、図2と同じであるた
め、構成の説明は省略する。本実施例の制御回路23
は、特許請求の範囲中の入力コマンド監視手段、イレー
ズマーク書き込み手段を含み、第1、第2実施例と同様
に、コマンド処理時には常時コマンドの入力、及び、タ
イマのタイムアウトを常時監視している(ステップS2
−1、S2−2)。制御回路23は、タイマがタイムア
ウトし、コマンドが所定時間、入力されなかったとする
と、まず、サーボ回路22及びライトリード回路を制御
して磁気テープ13を走行させ、磁気テープ13に所定
時間、イレーズマークを書き込み、イレーズマーク書き
込み後、磁気テープ13の走行を停止させる(ステップ
S2−3、S2−4)。
【0051】制御回路23は、イレーズマークを書き込
み、磁気テープ13を停止させると、次に、書込コマン
ドの入力を監視する(ステップS2−5)。ステップS
2−5で、新たにコマンドが入力されると、ステップS
2−4で停止された位置から続けてデータ書き込みなど
のコマンドが実行される(ステップS2−6)。制御回
路23は、ステップS2−6でコマンドが実行される
と、タイマをリセットし、ステップS2−1に戻って、
コマンドの入力、及び、タイマのタイムアウトの監視を
続ける(ステップS2−7)。
【0052】以上、本実施例によれば、コマンドが所定
時間供給されない時には、磁気テープ13にイレーズマ
ークが書き込まれ、停止するため、データが記録された
領域で、磁気テープ13が停止し、ライトヘッドWT、
及び、リードヘッドRDに長時間接触することがなく、
記録データを保護できる。
【0053】図4に本発明の第3実施例の制御回路23
のコマンド処理時の動作フローチャートを示す。本実施
例は特許請求の範囲中の請求項2に対応する実施例で、
コマンドが所定時間入力されない時に、特定のIDを書
き込んだ後、磁気テープの磁気ヘッドに対する位置を特
定位置に移動させ、次回コマンド入力時に書き込んだ特
定IDを検索することにより磁気テープを元の位置に戻
すようにしている。
【0054】本実施例の構成は、図2と同じであるた
め、構成の説明は省略する。本実施例の制御回路23で
は、第1、第2実施例と同様に、コマンド処理時には常
時コマンドの入力、及び、タイマのタイムアウトを監視
している(ステップS3−1、S3−2)。
【0055】制御回路23は、タイマがタイムアウト
し、コマンドが所定時間、入力されなかったとすると、
まず、現在ブロック位置に通常、使用しない特定ID
(識別番号)を書き込む(ステップS3−3)。制御回
路23は、ステップS3−3で、現在ブロック位置にI
Dを書き込むと、次に、磁気テープ13位置を予め設定
された特定位置に移動させ、停止させる(ステップS3
−4)。
【0056】制御回路23は、ステップS3−4で、磁
気テープ13位置を予め設定された特定位置に移動さ
せ、停止させた後、ステップS3−1に戻り、コマンド
の入力を監視する(ステップS3−5)。ステップS3
−5で、新たにコマンドが入力されると、制御回路23
は、次に、サーボ回路22及びライトリード回路を制御
して、磁気テープ13を高速走行させつつ、磁気テープ
13のIDを読み取る。制御回路23は、磁気テープ1
3のIDを読み取り、ステップS3−3で書き込まれた
特定IDを検出すると、磁気テープ13を記録を行うと
きの通常の走行速度に戻し、続けて、入力コマンド実行
する(ステップS3−6、S3−7)。
【0057】制御回路23は、入力コマンドの実行後、
タイマをリセットし、ステップS6−1に戻って、再び
入力コマンド、及び、タイマのタイムアウトを監視する
(ステップS3−8)。以上、本実施例によれば、コマ
ンドが所定時間供給されない時には、ライトヘッドW
T、及び、リードヘッドRDが停止した位置に特定ID
を書き込んだ後、特定位置に移動するため、データが記
録される領域で、磁気テープ13が停止し、ライトヘッ
ドWT、及び、リードヘッドRDに長時間接触すること
がなく、記録データを保護でき、新たにコマンドが入力
された時には磁気テープ13上に書き込まれた特定ID
を検索し、検索した特定ID位置から続けてコマンドを
実行すればよいので、命令を容易に行える。
【0058】図5に本発明の第4実施例のブロック構成
図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。本実施例は、特許請求の範
囲中の請求項4に対応した実施例を示しており、磁気テ
ープ13を記録媒体としたライブラリ装置に関し、コマ
ンドが所定時間入力されない時に、磁気テープを格納棚
に予め設定された退避セルに退避させ、次にコマンドが
入力された場合に、退避セルに格納された磁気テープを
再装着し、入力されたコマンドを実行するようにした。
【0059】本実施例の磁気テープライブラリ装置29
は、磁気テープ13にデータを記録・再生する記録・再
生装置31、複数の磁気テープ13を格納可能な格納棚
30、記録・再生装置31と格納棚30との間で磁気テ
ープ13を搬送する磁気テープ搬送ロボット32から構
成される。
【0060】磁気テープライブラリ装置29は、ホスト
コンピュータ12と接続され、ホストコンピュータ12
からのコマンドに応じて磁気テープ13を格納棚30か
ら記録・再生装置31に装着し、コマンドに応じた情報
の記録再生を行う。格納棚30は、磁気テープカセット
14を格納する複数の格納部(セル)30−1〜30−
nを有し、各格納棚30−1〜30−nには認識番号が
付与され、記録・再生装置31により管理されている。
【0061】また、搬送ロボット32は、磁気テープカ
セット14を保持するカセット把持部32a、カセット
把持部32aを移動させる搬送部32bより構成され、
カセット把持部32aにより磁気テープカセット14が
把持され、搬送部32bによりカセット把持部32aを
移動させることにより、格納棚30の各格納部30−1
〜30−nと記録・再生装置31との間で磁気テープカ
セット14が移動される。
【0062】記録・再生装置31は、ローディング機構
33が設けられ、磁気テープカセット14のローディン
グ、及び、アンローディングが自動で実行される構成と
されている。ローディング機構33は、搬送ロボット3
2により磁気テープカセット14が記録・再生装置31
の図示しない所定のローディング開始位置に装着される
と、磁気テープカセット14を自動的に所定のローディ
ング位置に装着し、磁気テープカセット14の巻戻リー
ルハブ15を巻戻モータ20に係合させ、また、磁気テ
ープカセット14の外部に延在するリードブロック17
を把持して、磁気テープ13を磁気テープカセット14
から引き出し、ライトヘッドWT、及び、リードヘッド
RDに接触する所定のテープパスを形成し、巻取リール
ハブ18の係合部19に係合させる。
【0063】また、ローディング機構33は、制御回路
23と接続され、制御回路23からの命令に応じて磁気
テープカセット14の巻戻リールハブ15と巻戻モータ
20との係合を解除し、ローディング開始位置に移動さ
せ、搬送ロボット32により把持可能とする、アンロー
ディング動作を行う。
【0064】図6に本発明の第5実施例の制御回路23
のコマンド処理時の動作フローチャートを示す。制御回
路23は、特許請求の範囲中の入力コマンド監視手段、
制御手段を含み、コマンド処理時には常時コマンドの入
力、及び、タイマのタイムアウトを監視している(ステ
ップS4−1、S4−2)。
【0065】制御回路23は、タイマがタイムアウト
し、コマンドが所定時間、入力されなかったとすると、
まず、磁気テープ13の現在位置を記憶する(ステップ
S4−3)。ステップS4−3で、現在位置を記憶した
後、サーボ回路22を制御して、磁気テープ13を巻き
戻し、ローディング機構を制御してテープ先端のリーダ
ブロックを巻き取りリールから取り外し、装着された磁
気テープカセット14を記録・再生装置31からアンロ
ードさせる。
【0066】次に、制御回路23は、搬送ロボット32
を制御して、搬送ロボット32に記録・再生装置31か
らアンロードされた磁気テープカセット14を把持させ
る。また、制御回路23は、搬送ロボット32を制御し
て、把持した磁気テープカセット14を格納棚30の格
納部30−1〜30−nに予め設定しておいた退避セル
30−nまで移動させ、把持した磁気テープカセット1
4を退避セル30−nに格納する(ステップS4−
4)。
【0067】制御回路23は、搬送ロボット32により
磁気テープカセット14を退避セル30−nに格納させ
ると、コマンドの入力を監視する(ステップS4−
5)。制御回路23は、ステップS4−5でコマンドの
入力を監視しているときに、コマンドが入力されると、
搬送ロボット32を制御して、退避セル30−nに格納
しておいた磁気テープカセット14を把持させ、記録・
再生装置31のローディング位置まで搬送させる。磁気
テープカセット14が搬送ロボット32により記録・再
生装置31のローディング開始位置まで搬送されると、
ローディング機構が駆動され、磁気テープカセット14
が記録・再生装置31内に装着される。磁気テープカセ
ット14が記録・再生装置31内に装着されると、磁気
テープカセット14の磁気テープ13の引出口に係合さ
れたリーダブロック17が巻取リールハブ18の係合部
19まで、導かれ、係合部19に係合され、所定のテー
プパスが形成される(ステップS4−6)。
【0068】制御回路23は、所定のテープパスが形成
されると、ステップS4−3で記憶した走行位置を読み
出し、サーボ回路22を制御して、磁気テープを走行さ
せ、読み出された走行位置まで、移動させる(ステップ
S4−7)。すなわち、ステップS7−2でタイマ23
aのタイムアウトが検出される前の位置に戻される。
【0069】制御回路23は、磁気テープがステップS
4−7で、元の走行位置に戻された後、入力コマンドに
応じた処理を実行する(ステップS4−8)。制御回路
23は、入力コマンドに応じた処理を実行した後、タイ
マをリセットし、ステップS4−1に戻り、ステップS
4−1、S4−2でコマンドの入力及びタイマ23aの
タイムアウトを監視する(ステップS4−9)。
【0070】以上、本実施例によれば、コマンドが所定
時間供給されない時には、磁気テープカセット14を格
納棚30の所定の退避セル30−nに格納するため、磁
気テープ13に長時間、テンションが働くことないの
で、磁気テープ13がライトヘッドWT、及び、リード
ヘッドRDに長時間、接触し、磁気テープ13からバイ
ンダがにじみ出すようなことがなく、磁気テープ13に
悪影響を与えることがない。
【0071】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、最後にコマンドが入力されてから所定時間経過する
と、磁気テープを特定の位置まで走行させて停止させる
ことにより、長時間停止するときには必ず特定の位置で
停止することになり、テンションによるダメージが特定
の位置でのみ生じることになるの、磁気テープに記録さ
れた情報に悪影響を与えることがなく、したがって、磁
気テープに情報を長時間、正確に保持し続けることがで
きる等の特長を有する。
【0072】請求項2によれば、所定時間以内であれ
ば、磁気テープは最後の入力コマンドが終了した位置で
停止しているため、次のコマンドに迅速に対応でき、ま
た、所定時間、コマンドが入力されないと、その位置に
所定のIDを書き込んで、磁気テープに書き込まれた情
報に影響を与えない特定の位置に移動して停止するた
め、磁気テープの特定の位置に長時間テンションが付与
され、磁気テープにダメージが生じても書き込まれた情
報などに悪影響を与えることはなく、さらに、次にコマ
ンドが入力されたときには移動前に書き込んだID位置
に戻せば、前のコマンドに続けて処理を実行でき、した
がって、磁気テープに情報を長時間、正確に保持し続け
ることができる等の特長を有する。
【0073】請求項3によれば、最後にコマンドが入力
されてから所定時間経過すると、最後のコマンドに対応
した情報記録位置の次の位置にイレーズマークが書き込
まれ、停止するため、磁気ヘッドが磁気テープの情報記
録位置に対向して長時間停止することがないため、磁気
テープの情報記録位置が磁気ヘッドに長時間、押し付け
られることがなく、したがって、磁気テープに情報を長
時間、正確に保持し続けることができる等の特長を有す
る。
【0074】請求項4によれば、最後にコマンドが入力
されてから所定時間経過すると、磁気テープが情報の記
録・再生を行うための所定の装着位置から格納棚の特定
格納位置に移動させるため、磁気テープが所定の装着位
置に装着されたままとなり、磁気テープにテンションが
付与された状態が長時間続くことがなくなり、磁気テー
プにダメージを与えることがなく、したがって、磁気テ
ープに情報を長時間、正確に保持し続けることができる
等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の制御回路のコマンド処理
時の動作フローチャートである。
【図2】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の制御回路のコマンド処理
時の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第3実施例の制御回路のコマンド処理
時の動作フローチャートである。
【図5】本発明の第4実施例のブロック構成図である。
【図6】本発明の第4実施例の制御回路のコマンド処理
時の動作フローチャートである。
【図7】従来の一例のブロック構成図である。
【図8】従来の一例の制御動作を説明するための図であ
る。
【図9】従来の課題を説明するための図である。
【図10】従来の他の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
11 磁気テープ装置 12 ホストコンピュータ 13 磁気テープ 14 磁気テープカセット 15 巻戻リールハブ 16 ローラ 17 リードブロック 18 巻取リールハブ 19 係合部 20 巻戻モータ 21 巻取モータ 22 サーボ回路 23 制御回路 23a タイマ 24 インタフェース 25 バッファメモリ 26 ライトフォーマッタ 27 リードフォーマッタ 28 リードライト回路 29 磁気テープライブラリ装置 30 格納棚 30−1〜30−n 格納部 30−x 退避セル 31 記録・再生装置 32 搬送ロボット 32a 把持部 32b 搬送部 33 ローディング機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの入力コマンドに基づいて磁気
    テープを走行させ、該磁気テープに情報の記録・再生を
    行う磁気テープ装置において、 前記入力コマンドが最後に入力されてからの時間を監視
    する入力コマンド監視手段と、 前記入力コマンド監視手段の監視により前記入力コマン
    ドが最後に入力されてから所定の時間経過したと判断さ
    れたときに、前記磁気テープの情報記録再生位置を予め
    設定された特定の位置に走行させ、前記特定位置で前記
    磁気テープの走行を停止させるとともに、前記入力コマ
    ンドの入力に応じて前記磁気テープの走行位置を特定位
    置から元の位置に戻し、入力コマンドを実行する制御手
    段とを有することを特徴とする磁気テープ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記入力コマンド監視
    手段の監視により前記入力コマンドが最後に入力されて
    から所定の時間経過したと判断されたときに、予め設定
    された所定のIDを書き込んだ後、前記磁気テープの情
    報記録再生位置を前記特定の位置に走行させるととも
    に、前記入力コマンドの入力に応じて前記磁気テープの
    走行位置を前記特定位置から前記特定位置への走行前に
    書き込まれた前記所定のID位置に走行させた後、前記
    入力コマンドを実行することを特徴とする請求項1記載
    の磁気テープ装置。
  3. 【請求項3】 外部からの入力コマンドに基づいて磁気
    テープを磁気ヘッドに摺動させつつ走行させ、該磁気ヘ
    ッドから該磁気テープに情報の記録を行う磁気テープ装
    置において、 前記入力コマンドが最後に入力されてからの時間を監視
    する入力コマンド監視手段と、 前記入力コマンド監視手順の監視により前記書き込みコ
    マンドが最後に入力されてから所定の時間経過したと判
    断されたときに、前記イレーズマークを書き込むイレー
    ズマーク書き込み手段とを有することを特徴とする磁気
    テープ装置。
  4. 【請求項4】 外部からの入力コマンドに基づいて磁気
    テープを格納棚から所定の装着位置に移動させ、該所定
    の装着位置に装着し、所定の装着位置に装着された磁気
    テープを走行させ、情報の記録・再生を行う磁気テープ
    装置において、 前記入力コマンドが最後に入力されてからの時間を監視
    する入力コマンド監視手段と、 前記入力コマンド監視手段の監視により前記コマンドが
    最後に入力されてから所定の時間経過したと判断された
    ときに、前記磁気テープを前記所定の装着位置から前記
    格納棚の特定の格納位置に移動させ、格納するととも
    に、前記コマンドの入力に基づいて前記格納棚の特定位
    置に格納された前記磁気テープを前記所定の装着位置に
    移動し、装着し、前記コマンドを実行する制御手段とを
    有することを特徴とする磁気テープ装置。
JP8228998A 1996-08-29 1996-08-29 磁気テープ装置 Withdrawn JPH1069685A (ja)

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