JP3116529B2 - テープ走行装置 - Google Patents

テープ走行装置

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JP3116529B2
JP3116529B2 JP04072180A JP7218092A JP3116529B2 JP 3116529 B2 JP3116529 B2 JP 3116529B2 JP 04072180 A JP04072180 A JP 04072180A JP 7218092 A JP7218092 A JP 7218092A JP 3116529 B2 JP3116529 B2 JP 3116529B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なテープ走行装置に
関する。詳しくは、キャプスタンと回転ヘッドドラムと
の間のテープパスにおけるテープ走行の負荷を軽減し、
キャプスタンモーターの消費電力を軽減することができ
る新規なテープ走行装置を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオテーププレーヤ(VTR)や回転
ヘッド式のディジタルオーディオテーププレーヤ(R−
DAT)等の回転ヘッドを備えたテーププレーヤによる
磁気テープに対する信号の記録や読取は、記録再生用の
磁気ヘッドが磁気テープの記録面をその走行方向に対し
て傾いた方向へ走査するヘリカルスキャン方式によって
行なわれる。
【0003】磁気ヘッドが磁気テープの走行方向に対し
て傾いた方向に相対的に移動するようにするには、磁気
テープの一部をヘッドドラムに所定の巻付角で巻き付け
るとともに、その巻付を螺旋状に行わなければならな
ず、ヘッドドラムの軸をメカシャーシに対して所定の角
度で傾斜して配置すると共に、テープパスを上下方向で
変位させてヘッドドラムにおけるテープの巻付開始位置
と巻付終了位置とが異なった高さになるようにするのが
一般的である。
【0004】そして、このようなテープパスを形成する
ためのテープ走行装置においては、テープパスを上下方
向に変位させるために、軸方向が上下方向に対して傾い
た幾つかの傾斜ガイドポストを用いている。
【0005】図5はそのような傾斜ガイドポストを有す
る従来のテープ走行装置の一例aを示すものである。
【0006】同図において、bはヘッドドラム、cは該
ヘッドドラムbの右脇に配置されたキャプスタンであ
り、ヘッドドラムbは図示しないシャーシに対して垂直
方向より左斜め前方に傾斜した状態で、また、キャプス
タンcは上記シャーシに略垂直にそれぞれ配置されてい
る。
【0007】dは磁気テープであり、テープカセットの
前面に沿って位置した部分はテープローディングが行な
われる前の状態では一点鎖線で示すようにヘッドドラム
bの手前の位置を通って左右方向に延びている。
【0008】eはガイドローラ、fは第1の傾斜ガイド
ポスト、gは第2の傾斜ガイドポスト、hは垂直ガイド
ポストであり、これらガイドローラe、傾斜ガイドポス
トf、g及び垂直ガイドポストhはシャーシに移動自在
に支持されると共に、テープローディングが行なわれる
前の状態においてはそれぞれ1点鎖線で示すように磁気
テープdの内側の初期位置に位置している。
【0009】尚、図面には、テープローディング完了状
態でヘッドドラムbの右側に位置するガイドポストのみ
を示してあるが、実際には、ヘッドドラムbの左側に位
置する各種のガイドポストも設けられる。
【0010】そこで、テープローディングが開始する
と、ガイドローラe、傾斜ガイドポストf、g及び垂直
ガイドポストhはそれぞれ2点鎖線で示すローディング
完了位置へと移動する。
【0011】即ち、第1の傾斜ガイドポストfはヘッド
ドラムbの略真後ろの位置へと移動し、その直ぐ後ろに
ガイドローラeが位置し、第2の傾斜ガイドポストgは
キャプスタンcの後ろ稍左の位置へ、垂直ガイドポスト
hはキャプスタンcの後ろ稍右側の位置へとそれぞれ移
動し、第1の傾斜ガイドポストf及びガイドローラeは
第2の傾斜ガイドポストg及び垂直ガイドポストhの移
動が停止した後にその移動系路を案内する部材によって
下方へも変位せしめられ、かつ、左方へ稍傾けられる。
【0012】尚、テープローディング完了状態でヘッド
ドラムbの左側に来る図示しない傾斜ガイドポスト及び
ガイドローラ等は上方へ変位する。
【0013】しかして、磁気テープdがテープカセット
から所定量引き出されると共に、その一部はヘッドドラ
ムbの外周面に略一周螺旋状に、即ち、巻付開始位置か
ら巻付終了位置へ向かうに従って下方へ変位するように
巻き付けられ、巻付終了位置から先のテープパスは第1
の傾斜ガイドポストf、ガイドローラe及び第2の傾斜
ガイドポストgに順次巻き付けられることで上方へ変位
され、第2の傾斜ガイドポストgから離れるところでテ
ープカセット内の磁気テープdと同じ高さに達し、そこ
からはキャプスタンc及び垂直ガイドポストhに巻き付
けられる。
【0014】テープパスの上下方向への変位はこのよう
にして為される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、従来のテープ走行装置にあっては、ヘッドドラム
bとキャプスタンcとの間に配置される傾斜ガイドポス
トf、gが回転をしない固定タイプのものであるため、
この間における磁気テープdの走行に大きな負荷が生
じ、これにより、キャプスタンモーターの消費電力が大
きくなってしまうという問題があった。
【0016】即ち、従来のテープ走行装置における傾斜
ガイドポストf、gはその軸方向が磁気テープの走行方
向(尚、本明細書においてテープの走行方向という場合
にはテープの幅方向における中心線の延びる方向をい
う。)に対して垂直でないため、仮に、これをローラタ
イプの傾斜ガイドにするとテープがそのローラの回転に
より軸方向、即ち、テープの幅方向へ移動してしまうこ
とになる。
【0017】従って、従来のテープ走行装置aにおいて
は傾斜ガイドf、gをローラタイプのものにすることは
できず、ヘッドドラムbとキャプスタンcとの間におけ
る磁気テープdの走行に大きな負荷が生じてしまい、結
局、キャプスタンモーターの消費電力が大きくなってし
まっていた。
【0018】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明テープ走
行装置は、上記した課題を解決するために、基準面
(尚、本明細書において基準面という場合にはテープリ
ールの回転軸に直交する任意の面をいう。)に対して所
定の角度で配置された回転ヘッドドラムと基準面に対し
て略垂直な姿勢で回転ヘッドドラムとリール台との間に
配置されたキャプスタンと、キャプスタンと回転ヘッド
ドラムとの間に配置された複数のガイドローラとを備
え、複数のガイドローラは、互いに平行になるように基
準面に対して傾斜して配置され、かつ、テープ走行方向
に対して直角に配置されてテープがテープの幅方向に移
動しないようにしたものである。
【0019】
【作用】従って、本発明テープ走行装置にあっては、回
転ヘッドドラムとキャプスタンとの間に互いに平行にな
るように配置された複数のガイドをテープ走行方向に対
して垂直にしたので、ローラタイプのものを採用するこ
とができ、従って、回転ヘッドドラムとキャプスタンと
の間におけるテープの走行に大きな負荷が生じることは
なく、依って、キャプスタンモーターの消費電力を従来
に比して軽減することができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明テープ走行装置の詳細を添付
図面に示した実施例に従って説明する。
【0021】尚、図面に示した実施例は、本発明をビデ
オテーププレーヤのテープ走行装置1に適用したもので
ある。
【0022】図1はビデオテーププレーヤのカセット装
着部にテープカセット2が装着され、かつ、テープロー
ディングが為された状態を示す。
【0023】テープカセット2には磁気テープ3が巻装
された一対のテープリール4及び5、即ち、供給側テー
プリール4(以下、「Sリール」と言う。)及び巻取側
テープリール5(以下、「Tリール」と言う。)が回転
可能に収納されている。
【0024】磁気テープ3はSリール4から出て一方の
カセット内ガイド6に巻き付けられてテープカセット2
外に導出され、他方のカセット内ガイド6に巻き付けら
れたところからテープカセット2内に導入されてTリー
ル5に達している。
【0025】7はヘッドドラムであり、シャーシ8の左
右方向(図1における右方へ向う方向を右側とし、左方
へ向う方向を左側とする。また、同図における上方へ向
う方向を後側とし、下方へ向う方向を前側とする。以下
の説明において向きを示すときはこの方向によるものと
する。)における中央であって、その後側縁寄り位置に
固定された固定ドラム7aと、該固定ドラム7aの上側
に回転自在に支持された回転ドラム7bと、これら固定
ドラム7aと回転ドラム7bとの間に位置した状態で回
転ドラム7bに支持されヘッドドラム7の外周面に沿っ
て移動する複数の回転磁気ヘッド(図示は省略する。)
等から成り、このようなヘッドドラム7の軸心は基準面
に対して垂直よりも稍左斜め前方に傾斜されている。
【0026】尚、シャーシ8はその面方向が上記基準面
と略平行に形成されている。
【0027】また、ヘッドドラム7はその厚さ方向の寸
法が上記磁気テープ3の幅寸法の略2倍で、その軸心の
厚さ方向における中心がテープカセット2内の磁気テー
プ3の幅方向の中心線と略同じ高さに位置されている。
【0028】9は上記ヘッドドラム7の右脇に位置した
キャプスタンであり、シャーシ8の下面に配置されたキ
ャプスタンモーター10の回転軸がシャーシ8の上面に
突出して構成されており、キャプスタン9は基準面に対
してて垂直な姿勢になっている。
【0029】11はピンチローラであり、図示しないピ
ンチアームに支持されテープローディング完了状態にお
いてキャプスタン9にその右側から圧着するように接触
される。
【0030】また、上記キャプスタン9及びピンチロー
ラ11はテープカセット2内の磁気テープ3と略同じ高
さに位置している。
【0031】12はテープローディング時に磁気テープ
3をテープカセット2の後方に引き出すフリダシガイド
であり、テープローディング完了状態においてピンチロ
ーラ11の右後方でテープカセット2のカセット内ガイ
ド6の左稍後方に位置される。
【0032】13はキャプスタン9の後方稍左側に位置
された傾斜ガイドローラ(以下、「キャプスタン入口側
ガイド」という。)であり、該キャプスタン入口側ガイ
ド13は上下方向でテープカセット2内の磁気テープ3
と略同じ高さに位置し、また、その上端が左方のみに変
位するように上記基準面に対して傾斜しており、従っ
て、これと上記キャプスタン9との間を通る磁気テープ
3はその幅方向の中心線が前後方向に延び、かつ、シャ
ーシ8の上面に対して平行になるように位置している
(図2参照)。
【0033】従って、キャプスタン入口側ガイド13と
キャプスタン9との間を通る磁気テープ3はそのテープ
走行方向が右方から見てキャプスタン入口側ガイド13
に対して直交すると共に磁気テープ3の幅方向の中心線
を中心として捩れた状態にされる。
【0034】14は第1のテープローディングブロック
(図示は省略する。)に立設された傾斜ガイドローラ
(以下、「ドラム出口側ガイド」という。)であり、テ
ープローディング完了状態においてヘッドドラム7の真
後ろ稍左であって、上記キャプスタン入口側ガイド13
よりも下方であって、ヘッドドラム7の固定ドラム7a
と略同じ高さにに位置し、また、その上端が左稍前方へ
変位するように上記基準面に対して傾斜している。
【0035】また、ドラム出口側ガイド14は後方から
見て上記キャプスタン入口側ガイド13と平行になるよ
うに傾斜しており、従って、これとキャプスタン入口側
ガイド13との間を通る磁気テープ3はそのテープ走行
方向がキャプスタン入口側ガイド13の軸心と直交し、
かつ、後方から見てドラム出口側ガイド14に対して直
交する共に(図3参照)、ドラム出口側ガイド14の上
端が左方稍前方へ変位するように傾斜しているため、磁
気テープ3はその幅方向の中心線を中心として稍捩れた
状態とされる。
【0036】従って、上記キャプスタン入口側ガイド1
3と磁気テープ3とは、キャプスタン入口側ガイド13
の入口側巻付点(ドラム出口側ガイド14側巻付点)、
巻付部分及び出口側巻付点(キャプスタン9側巻付点)
の何れにおいてもキャプスタン入口側ガイド13の軸心
がテープの走行方向と直交する関係になっている。
【0037】また、ドラム出口側ガイド14と磁気テー
プ3との関係も、ドラム出口側ガイド14の軸心がその
入口側巻付点(ヘッドドラム7側巻付点)、巻付部分及
び出口側巻付点(キャプスタン入口側ガイド13側巻付
点)の何れにおいてもテープの走行方向と直交する関係
になっている。
【0038】15は第2のテープローディングブロック
(図示は省略する。)に立設された傾斜ガイドポスト
(以下、「ドラム入口側ガイド」という。)であり、1
6は該ドラム入口側ガイド15と同じく第2のテープロ
ーディングブロックに立設されたローラガイドであり、
テープローディング完了状態において上記ドラム出口側
ガイド14より左側であって、ヘッドドラム7の回転ド
ラム7bと略同じ高さに位置するとともに、ローラガイ
ド16はその上端が左稍前方へ変位するように傾斜し、
また、ドラム入口側ガイド15はヘッドドラム7に近接
した位置で上記ローラガイド16よりもその傾斜角が稍
増す方向にさらに傾斜している。
【0039】17はテープローディング完了状態におい
て上記ローラガイド16より左側稍前方であって、上記
テープカセット2内の磁気テープ3より稍下方に位置さ
れたガイドローラであり、該ガイドローラ17はその上
端が稍左前方に変位するように傾斜している。
【0040】尚、ガイドローラ17は図示しない支持部
材により、吊り下げ状に支持されていて、該支持部材は
シャーシ8に支持されている。
【0041】18は傾斜ガイドポストであり、上記ガイ
ドローラ17の左斜め後方に位置し、その上端が左稍前
方へ変位するように傾斜している。
【0042】しかして、テープローディングが完了した
状態において、磁気テープ3はSリール4−Sリール4
側のカセット内ガイド6−傾斜ガイドポスト18−ガイ
ドローラ17−ローラガイド16−ドラム入口側ガイド
15−ヘッドドラム7−ドラム出口側ガイド14−キャ
プスタン入口側ガイド13−キャプスタン9−フリダシ
ガイド12−Tリール側のカセット内ガイド6を経てT
リール5に至るテープパスが形成される。
【0043】そして、テープカセット2のSリール側カ
セット内ガイド6からヘッドドラム7までの間のテープ
パスは、傾斜ガイドポスト18に巻き付けられて斜め稍
下方に向きを変え、ガイドローラ17に巻き付けられて
今度は斜め上方へ向きを変え、ヘッドドラム7近傍のロ
ーラガイド16及びドラム入口側ガイド15に達し、該
ローラガイド16及びドラム入口側ガイド15において
はテープパス全区間の中で上下方向において最も高い位
置に位置し、かつ、これらに巻き付けられて斜め稍下方
に向きを変え、ヘッドドラム7に所定の角度で巻き付け
られる。
【0044】ヘッドドラム7に巻き付けられた磁気テー
プ3は、ヘッドドラム7がその上端が左斜め前方に変位
されているため巻き付けられるに従い下方へ変位され、
ヘッドドラム7の出口側においてはテープパス全区間の
中で最も低い位置に位置される。
【0045】次に、ヘッドドラム7から引き出された磁
気テープ3はドラム出口側ガイド14に略180度の巻
き付け角で巻き付けられ、該ドラム出口側ガイド14が
その上端が左稍前方へ変位するように傾斜されているた
め、磁気テープ3は斜め上方を向く向きに変えられる。
【0046】そして、ドラム出口側ガイド14から引き
出された磁気テープ3はキャプスタン入口側ガイド13
に略90度の巻き付け角で巻き付けられ、該キャプスタ
ン入口側ガイド13がその上端が左方へ変位するように
傾斜されているため、磁気テープ3はシャーシ8に対し
て水平になるような向きに変えられる。
【0047】尚、キャプスタン入口側ガイド13に巻き
付けられた磁気テープ3の部分はテープカセット2内の
磁気テープ3と略同じ高さに位置される。
【0048】キャプスタン入口側ガイド13から引き出
された磁気テープ3は前述のように捩られてそのテープ
面がシャーシ8に対して垂直な状態とされた後、キャプ
スタン9に巻き付けられ、該キャプスタン9とピンチロ
ーラ11との間に挟まれ、さらに、フリダシガイド12
及びTリール側カセット内ガイド6を経由してテープカ
セット2内に導入される。
【0049】そして、キャプスタン9の回転に伴ってピ
ンチローラ11が従動し、これらに挟持された磁気テー
プ3が上記テープパスのとおり走行することになる。
【0050】このとき、ドラム出口側ガイド14及びキ
ャプスタン入口側ガイド13はそれぞれ磁気テープ3の
走行方向に対して直角になるように傾斜されているた
め、ここを走行する磁気テープ3はその幅方向に移動す
ることはない。
【0051】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープ走行装置は、基準面に対して所定の角
度で配置された回転ヘッドドラムと、基準面に対して略
垂直な姿勢で回転ヘッドドラムとリール台との間に配置
されたキャプスタンと、該キャプスタンと回転ヘッドド
ラムとの間に配置された複数のガイドローラとを備え、
複数のガイドローラは、互いに平行になるように基準面
に対して傾斜して配置され、かつ、テープ走行方向に対
して直角に配置されてテープがテープの幅方向に移動し
ないようにしたことを特徴とする。
【0052】従って、本発明テープ走行装置にあって
は、回転ヘッドドラムとキャプスタンとの間に互いに平
行になるように配置された複数のガイドをテープ走行方
向に対して垂直にしたので、ローラタイプのものを採用
することができ、従って、回転ヘッドドラムとキャプス
タンとの間におけるテープの走行に大きな負荷が生じる
ことはなく、依って、キャプスタンモーターの消費電力
を従来に比して軽減することができる。
【0053】尚、前記実施例においては、テープパスの
全区間のうちSリール側カセット内ガイド6とヘッドド
ラム7との間における磁気テープの上下方向の変化を2
つの傾斜ガイドポストにより行うようにしたが、これに
限らず、前記実施例におけるヘッドドラム7より後半の
テープパスのように傾斜ガイドローラのみで行うように
しても良い。
【0054】また、上記実施例に示した各部の構造ない
し形状等は本発明を実施するに当たっての具体化のほん
の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の
技術的範囲が限定的に解釈されてはならない。特に、実
施例においては、本発明をビデオテープレコーダに適用
したが、本発明が適用されるテーププレーヤの種類がこ
のようなものに限られることは無く、更には、キャプス
タン及びピンチローラがヘッドドラムの両脇のそれぞれ
に配置されるタイプのものにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テープ走行装置をビデオテープレコーダ
に適用した実施の一例を示すもので、全体をテープカセ
ットを切り欠いて示す平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【図3】要部の背面図である。
【図4】要部を拡大して示す斜視図である。
【図5】従来のテープ走行装置の一例の概略を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 テープ走行装置3 テープ 7 回転ヘッドドラム 9 キャプスタン 13 ガイドローラ 14 ガイドローラ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準面に対して所定の角度で配置された
    回転ヘッドドラムと、上記基準面に対して略垂直な姿勢
    で上記回転ヘッドドラムとリール台との間に配置された
    キャプスタンと、該キャプスタンと上記回転ヘッドドラ
    ムとの間に配置された複数のガイドローラとを備え、 上記複数のガイドローラは、互いに平行になるように上
    記基準面に対して傾斜して配置され、かつ、テープ走行
    方向に対して直角に配置されてテープがテープの幅方向
    に移動しないようにした ことを特徴とするテープ走行装
    置。
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