JPS60167157A - Ｖｔｒのテ−プロ−デイング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ＶＴＲのテープローディング装置に係り、特
にテープを回転シリンダに対し傾斜させて巻付けるため
のガイド構造に関する。

ＶＴＲでは、いわゆるへりカルスキャン方式によってテ
ープに対し劃めに記録を行なうため、ビデオヘッドを有
する回転シリンダに対しテープを傾斜させて巻付けてい
る。このため従来は１回転シリンダ自体を傾斜させると
ともに、テープを回転シリンダに巻付ける左右一対のガ
イトローチに、テープを所定の方向に傾斜させる傾斜ポ
ストを付設している。第１図、第２図にその従来例を示
す、定位置に設けられたシリンダ１１は、下部の固定シ
リンダ１２と、この上に回転自在に支持ζ、−ｐ＋商１
−シ１１ソＩ嘗り礒、？Ｊ＋　一番１１　デ＾言←シリ
ンダ１３にビデオヘッド１４が設けられている。左右一
対のガイドローラ１５と傾斜ボスト１６は、それぞれ左
右の移動台１７上に固定されており、この移動台１７は
、ガイド装置によって。

テープカセット１８の内側位置と、ｉｔの両側位置との
間に移動可能に構成されている。すなわち、ガイドロー
ラ１５と傾斜ポスト１６は、テープカセット１８を単に
装填した状態、および早送りモードおよび巻戻しモード
では、このテープカセット１８の供給側リール１９と巻
取側リール２０に張られるテープ２１の内側に入り込み
、再生モートおよび録画モードでは、移動台１７に従っ
てシリンダ１１の左右に突出し、テープ２１をシリンダ
１１に対しΩ状に巻き付ける。２２は、移動台１７の突
出位置を規制するキャッチャである。

シリンダ１１は、テープ２１を傾斜させて巻き付けるた
めに、その軸線が、基台に対し、つまりテープ２１の移
動平面に対し傾斜しており、左右の傾斜ポスト１６の軸
線もテープ２１の傾斜に対応して傾斜している。すなわ
ちシリンダ１１に対する入口側の傾斜ボスト１６は、イ
ンピーダンスローラ２３８よびガイドローラ１５によっ
てそれ迄平らに送られるテープ２１をシリンダ１１に対
し傾斜させる作用をし、出口側の傾斜ボスト１６は、傾
斜しているテープ２１を平らに戻し、その後ガイドロー
ラ１５およびインピーダンスローラ２４側に送る作用を
するものである。両傾斜ボスト１６の傾斜の方向および
角度は、上記作用が得られるように定められている。な
お図中２５はインピーダンスローラ２３の入口側に設け
た消去ヘッド、２６はインピーダンスローラ２４の出口
側に設けたオーディオコントロールヘッド（ＡＣへント
）で、ともにテープ２１の磁性面に接する。２７はピン
チローラで、キャプスタン２８との間にテープ２１を挟
んでテープ送りカを発生させる。

この従来装置はしかし、傾斜ボス）１６がガイドローラ
１５とともに移動台１７上に固定されているため、移動
台１７がシリンダ１１の左右に突出する際、テープ２１
が傾斜ポスト１６により上下方向の力を受ける。第３図
は傾斜ボス）１６によるテープ２１の抑圧の様子を模式
的に示すもので、傾斜ボス）１６が矢印方向に移動する
と。

テープ２１は傾斜ボス）１６の傾斜に沿って上方向に移
動しようとする。このためテープ２１がシリンダ１１上
の正確な位置に巻き付けられず、また繰り返しローディ
ングを行なうと、その度に巻き付は位置が異なり、テー
プ位置の繰り返し精度が悪いという問題があった。これ
らはシリンダ１１に対するテープ２１の精密な位置精度
を要求されるＶＴＲにおいて、明らかに性能を劣化させ
る。

本発明は、このような問題意識に基づき、左右一対の傾
斜ガイド部材のうち、回転シリンダに対する入口側の傾
斜ガイド部材として、従来インピーダンスローラの入口
側に設けられていた消去ヘットを用いることに着目して
なされたものである。すなわち、本発明は、回転シリン
ダに対する入口側に、突出位置のガイドローラと、回転
シリンダとの間に位置させて、テープ磁性面に接する消
去ヘッドを設け、かつこの消去ヘッドをガイドローラに
対し傾斜させて、回転シリンダに対する人口側の傾斜ガ
イド部材としたことを特徴としている。

以下図示実施例について本発明を説明する。第４図、第
５図において、符号３ｏは、本発明による消去ヘッド（
全幅消去ヘッド、ＦＥヘッド）で、シリンダ１１に対す
る入口側において、突出位置のカイトローラ１５とシリ
ンダニｌとの間に、テープ２１の磁性面と接するように
設けられている。そしてこの消去へラド３０はガイドロ
ーラ１５の軸線に対し、したがってテープ２１の移動平
面に対し、傾斜している。この傾斜の方向および角度は
、ここ迄平らに送られたテープ２１が、この消去へラド
３０に接触してこれを通過することによりシリンダ１１
に所定の角度で巻き付くように定める。

またシリンダ１１に対する出口側の傾斜ガイド部材は、
傾斜ポスト３１かち繍Ｆ＃されてぃスーこの傾斜ボス）
３１は、突出位置のガイドローラ１５とシリンダ１１と
の間であって、テープ２１の磁性面に接する位置に、消
去ヘッド３０と同様に固定されて設けられている。

ガイドローラ１５およびこれを固定した移動台１７は、
この消去ヘッド３０および傾斜ポスト３１と干渉しない
軌跡で移動するように構成されている。

この他の構成は、移動台１７に傾斜ボールが設けられて
いない点を除き、従来装置と同一であり、同一部分には
同一の符号を付している。

上記構成の本装置は、ローディング時に移動台１７によ
りガイトローラ１５をシリンダｌｌの左右に移動させ、
テープ２１をシリンダ１１に巻き伺ける際、テープ２１
には上下方向の力が殆ど加わらない。ガイドローラ１５
が消去ヘッド３０および傾斜ボス）３１を越えて突出し
、その結果テープ２１が消去ヘッド３０および傾斜ポス
ト３１に接触し始めるときに僅かに上下方向の力が加わ
るが、この上下方向の力は主にテープ２１を傾斜させて
シリンダ１１に対し斜めに巻き付けるように作用するか
ら、この際の消去へラド３０および傾斜ボス）３１との
接触によって、テープ２１の上下方向の位置が狂うおそ
れはないか非常に少ない。

また消去ヘッド３０は、一度録画したテープ２１の上に
再度録画する場合、テープ２１がシリンダ１１に至る前
にその記録を消去するためのものであるが、本発明によ
れば、消去へラド３０とシリンダ１１の間隔が短くなる
ため、旧録画部と新録画部のつなぎ部分（消去されたま
まの部分）が少なくなるという利点が合わせて得られる
。

なお上記実施例では、出口側の傾斜ポスト３１を固定し
て設けたが、この傾斜ポスト３１は、従来装置と同様に
、ガイドローラと一緒に移動台１７上に固定して設けて
もよい。

以上のように本発明は、従来単にテープ記録の消去のた
めだけに用いられていた消去ヘッドを、テープを傾斜さ
せて回転シリンダに巻き付けるための傾斜ガイド部材と
して用いるようにしたものであるから、従来の傾斜ガイ
ド部材としての傾斜ポストが不要となる。しかも本発明
の消去ヘッドは固定されているため、テープローディン
グ時にテープに加わる上下方向の力を小さくすることが
でき、よってテープの上下方向の位置精度を高め、ひい
てはＶＴＲの性能を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のＶＴＲのテープローディング装置の例を
示す平面図、第２図は同斜視図、第３図は従来装置にお
けるによるテープの上下方向移動を説明するための要部
の正面図、第４図は本発明のテープローディング装置の
実施例を示す要部の平面図、第５図は同シリンダに対す
るテープの傾斜走行状態を模式的に示す要部の展開図で
ある。 １１・・・シリンダ、１２・・・固定シリンダ、１３・
・・トローラ、１７・・・移動台、１９・・・テープカ
セット、２１・・・テープ、３０・・・消去ヘッド、３
１・・・傾斜ポスト。 特許出願人　旭光学工業株式会社 同代理人　三　浦　邦　夫 第１図 １ソ　２０ 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）テープカセットの装填時にテープの内側に入り込
   む左右一対のガイドローラを、再生記録時にビデオヘッ
   ドを有する回転シリンダ両側に突出させてテープを該回
   転シリンダ周囲に巻付け、かつテープを回転シリンダに
   対し傾斜させて巻付けるための、上記各ガイドローラと
   対をなす一対の傾斜ガイド部材を設けたＶＴＲのテープ
   ローディング装置において、回転シリンダに対する入口
   側に、突出位置の上記ガイドローラと、回転シリンダと
   の間に位置させて、テープ磁性面に接する消去ヘッドを
   設け、かっこの消去ヘッドをガイドローラに対し傾斜さ
   せて、上記一対の傾斜ガイド部材のうちの回転シリンダ
   に対する入口側の傾斜ガイド部材としたことを＃徴とす
   るＶＴＲのテープローディング装置。 （９）姑故１ａ士小悠圀饋１省１−勿ｔ１イ　−調、側
   餌ガイド部材のうち１回転シリンダからの出口側の傾斜
   ガイド部材は、回転シリンダと、突出位置のガイドロー
   ラとの間に固定して設けた傾盪ポストであるＶＴＲのテ
   ープローディング装置。