JPH11265972A - リードフレームのテープ貼り装置 - Google Patents

リードフレームのテープ貼り装置

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JPH11265972A
JPH11265972A JP6578098A JP6578098A JPH11265972A JP H11265972 A JPH11265972 A JP H11265972A JP 6578098 A JP6578098 A JP 6578098A JP 6578098 A JP6578098 A JP 6578098A JP H11265972 A JPH11265972 A JP H11265972A
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JP
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tape
die
leads
lead
punch
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JP6578098A
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Seiichi Sugimoto
清一 椙本
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープを打抜いてリードフレームに貼る際の
精度を向上する。 【解決手段】 リードフレームのテープ貼り装置に設け
られたテープ抜きパンチ37は、先端面37aでテープ
を打抜き、打抜いたテープをリードフレームのアウタリ
ードに押圧して接着する。ここで、テープ抜きパンチ3
7の先端面37aに複数の吸着孔37bを設けると共
に、その形状を楕円錐状に形成することで、打抜いたテ
ープが、押圧する前にずれることが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程の一部に用いられ、半導体素子を組み込んだリード
フレームにテープを貼るテープ貼り装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2(a),(b)は、従来のモールド
成形後のリードフレームの形状の例を示す平面図であ
り、同図(a)には多連のリードフレームが示され、同
図(b)には同図(a)の部分拡大図が示されている。
リードフレーム1を適用する超多ピンの半導体装置を製
造する際には、薄板状のリードフレーム1が図2(a)
のように複数連結された多連のリードフレームが用いら
れる。多連のリードフレームの各リードフレーム1に、
複数の半導体素子がそれぞれ組み込まれ、樹脂封止よっ
て個々にモールド成形される。そのため、リードフレー
ム1の中央に、半導体素子を樹脂したパッケージ2が形
成される。パッケージ2の四方端面には、放射状的に外
方向に延びるインナリード3aが配列され、該インナリ
ード3aの更に外方向の延長部分にはアウタリード3b
が配列され、さらに、該アウタリード3bの内方端部の
近傍には、アウタリード3b間を相互に連結するタイバ
ー4が形成されている。アウタリード3bの先端が、外
枠5に繋がっている。
【0003】図3は、モールド成形後のリード加工工程
を示す工程図である。モールド成形の後には、次の処理
S1〜S9からなるリード加工が行われる。リード加工
では、リードフレーム1のタイバー4を抜きとるタイバ
ー抜き処理S1と、樹脂のばりを取り除くホーニング処
理S2と、めっき処理S3とを行い、続いて、テープ貼
り処理S4を行う。テープ貼り処理S4では、複数のア
ウタリード3bを連結するように、テープ6を貼る。テ
ープ貼り処理S4後のリードカット処理S5により、ア
ウタリード3bの先端を枠5から切離し、続く、個片カ
ット処理S6では、多連のリードフレームを個々リード
フレーム1に切り離す。個片カット処理S6の後の枠カ
ット処理S7により、枠5が取り外される。枠カット処
理S6の後に、リード曲げ処理S8を行う。このリード
曲げ処理S8では、アウタリード3bが半導体装置のピ
ンの形状をなすように、該アウタリード3bを曲げる。
リード曲げ処理S8が終了した段階でテープカット処理
S9を行い、アウタリード3bの先端側をカットしてテ
ープ6を除去する。
【0004】図4は、リード加工後の半導体装置の形状
を示す図であり、同図(a)には平面図が示され、同図
(b)には側面図が示されている。モールド成形後に、
前記処理S1〜S9を行うことにより、図3(a),
(b)に示すように、実装に適した半導体装置が形成さ
れる。図5は、従来のテープ貼り装置の概要を示す正面
図である。図6(a),(b)は、図5のテープ貼り装
置の断面図であり、同図(a)にはテープ貼り装置の全
体の断面図が示され、同図(b)には同図(a)の要部
拡大図が示されている。テープ貼り処理S4でアウタリ
ード3bに貼るテープ6は、70μm程度の厚さのポリ
イミドフィルムであり、その裏面には接着剤が塗布され
ている。このテープ6を180℃程度に熱っせられたリ
ードフレーム1に押圧することで、該テープ6がアウタ
リード3bに接着される。テープ貼り装置10は、リー
ドフレーム1を熱するためのヒーターブロック11を有
している。ヒーターブロック11の上側の載置面には、
位置決めピン11aが形成され、該位置決めピンを基準
にしてリードフレーム1が載置されるようになってい
る。このヒータブロック11は、図6(a)のように、
移動プレート12に固定され、該移動プレート12が移
動自在な断熱材13にボルト13a及び固定板13bで
固定されている。これら移動プレート12と断熱材13
とが移動し、リードフレーム1がピッチ送りされるよう
になっている。
【0005】ヒータブロック11の上方には、厚板状の
パンチプレート15と、該パンチプレート15の下面を
水平に保ちつつ、該パンチプレート15を上下に移動さ
せるシリンダ16とが設けられている。パンチプレート
15の下面に、先端が下方を向いた複数のテープ抜きパ
ンチ17が設置されてる。複数のテープ抜きパンチ17
の先端面17aには、テープ6を吸着する吸着孔17b
が形成されている。ヒータブロック11とテープ抜きパ
ンチ17との間に、ダイ18と、該ダイ18上に置かれ
たパンチガイド19とが配置されている。ダイ18は、
ダイプレート20aによって移動しないように機材に固
定されている。ダイ18とパンチガイド19との間には
間隙21があり、該間隙21にテープ6が通過するよう
になっている。また、ダイ18及びパンチガイド19に
は、図6(b)のように、テープ抜きパンチ17の先端
が通過する溝18a,19aがそれぞれ形成されてい
る。テープ6は、図5のように紙管等に巻かれてテープ
繰出しローラ22にセットされている。繰り出されたテ
ープ6は、任意数のガイドローラ23及びテープガイド
板24を介して間隙21に導かれるようになっている。
間隙21を通過したテープ6は、さらに、テープガイド
板25及び任意数のガイドローラ26を介してテープ巻
取ローラ27に巻き取られるようになっている。
【0006】図7は、テープ貼り処理の様子を示す斜視
図である。この図7を参照しつつ、図5及び図6
(a),(b)のテープ貼り装置を用いたテープ貼り処
理S4を説明する。予熱されたヒータブロック11上
に、パッケージ2が中央に形成されたリードフレーム1
を、位置決めピン11aで位置決めして載置する。次
に、シリンダー16により、パンチプレート15及びテ
ープ抜きパンチ17を降下させる。これにより、テープ
抜きパンチ17の先端面が、パンチガイド19の溝19
aを通ってテープ6の打抜き予定箇所に当接し、該テー
プ抜きパンチ17の先端面がテープ6を吸着する。テー
プ抜きパンチ17は、さらに降下し、テープ6の打抜き
予定箇所を打抜く。打抜かれたテープ6は、吸着によっ
てテープ抜きパンチ17に付着している。テープ抜きパ
ンチ17がさらに降下を続けると、テープ6がリードフ
レーム1の位置に到達して加熱圧着され、アウタリード
3bの所定の箇所に貼られる。この圧着時間は、1秒程
度である。テープ6を貼り終えたテープ抜きパンチ17
をシリンダ16を用いて上昇させて所定の位置に待機さ
せる。移動プレート12及びその上のヒータブロッック
11を移動させることにより、テープ6が貼られたリー
ドフレーム1をピッチ送りする。そして、テープ巻取り
ローラ27を回転させて、テープ6を次の打抜き予定箇
所に移動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テープ貼り装置では、次の(1)〜(5)のような課題
があった。 (1) テープ抜きパンチ17の先端面17aが打抜い
たテープ6を吸着する際の吸着孔17bの径は、0.8
mm程度と小さいので吸着力が弱く、打抜き後からリー
ドフレーム1に貼り付けるまでの間に、テープ6の位置
がずれることがあった。 (2) テープ抜きパンチ17の先端側とパンチガイド
19の溝19aとの間のクリアランスと、該テープ抜き
パンチ17の先端側とダイ18の溝18aとの間のクリ
アランスとは、それぞれ1μm及び2μmであり、非常
に小さい。そのため、パンチ17がテープ6を打抜く
際、該テープ6がダイ18の溝18aを通過する時、そ
の壁面で擦れて、テープ6の接着剤粉がダイ18やパン
チガイド19の溝19aに飛散して付着し、処理数の増
加とともに付着量が増え、テープ抜きパンチ17と、パ
ンチガイド19及びダイ18の間の動きが悪くなる。ま
た、その接着剤粉がリードフレーム1上に落下して付着
し、不良を発生させることもあり、頻繁に金型のクリー
ニングをしなければならなかった。 (3) リードフレーム1のテープ貼り位置は、測定の
容易さから、パッケージ2の端面からテープ6の端面ま
での寸法で厳しく管理されている。ところが、モールド
成型時のリードフレーム1とパッケージ2間のずれやヒ
ータブロック11の熱膨張等の影響により、テープ抜き
パンチ17とヒータブロック11上のリードフレーム1
の位置精度の管理が困難であり、初期の位置設定ではダ
ミーのリードフレームを用いて貼り付けたテープ6の位
置を測定し、X−Y−θ方向の修正を行っていた。 (4) 打抜き作業を終えたテープ6は、次の貼り付け
作業を行うために巻取りを行うが、巻取りが定量分送ら
れず、例えば送り過ぎたときにはテープ6が無駄にな
り、送り不足のときには重ね抜きをして不良を発生させ
ていた。 (5) テープ6を巻取る際、テープ6にたるみが発生
し、テープ6の抜かれた箇所がダイ18の切り刃部に引
っ掛かり、テープ6が送り不良になり、作業性を悪くし
ていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第1の発明は、半導体素子を封止す
るパッケージから複数のリードが横方向に突出した半導
体装置が載置され、そのパッケージを収容すると共に上
側の載置面にそれらの複数のリードを並べる載置台と、
載置台を水平方向に移動させる移動手段と、載置面に平
行な板状をなすと共にこの板状を貫通する溝が形成さ
れ、リードに貼るテープを上側面で支持するダイと、上
下移動自在に取り付けられ、ダイの溝を通過する先端面
を有し、リードにテープを貼るときには降下してダイ上
のテープを先端面で打抜き、載置面上の複数のリードに
その打抜いたテープを押圧するテープ抜きパンチとを備
えたリードフレームのテープ貼り装置において、次のよ
うな構成にしている。即ち、前記テープ抜きパンチの先
端面には、テープを吸着するための複数の吸着孔を設け
ると共に、各吸着孔はそれぞれ楕円錐状に形成してい
る。このような構成を採用したことにより、テープ抜き
パンチで打抜かれたテープは、該テープ抜きパンチの先
端面の複数の吸着孔によって全体的に吸着される。しか
も、吸着孔が楕円錐形状になっているので、打抜かれた
テープの接触面積が増加する。従って、前記課題を解決
できるのである。
【0009】第2の発明では、リードフレームのテープ
貼り装置において、ダイの溝には下側の幅が広がるテー
パを付けている。このような構成を採用したことによ
り、打抜かれたテープが溝の壁で擦れなくなる。第3の
発明では、半導体素子を封止するパッケージから複数の
リードが横方向に突出した半導体装置が載置され、その
パッケージを収容すると共に上側の載置面にそれらの複
数のリードを並べる載置台と、載置台を水平方向に移動
させる移動手段と、載置面に平行な板状をなすと共にこ
の板状を貫通する溝が形成され、リードに貼るテープを
上側面で支持するダイと、ダイを支持するダイプレート
と、上下移動自在に取り付けられ、ダイの溝を通過する
形状の先端面を有し、リードにテープを貼るときには降
下してダイ上のテープを先端面で打抜き、載置面上の複
数のリードに打抜いたテープを押圧するテープ抜きパン
チとを備えたリードフレームのテープ貼り装置におい
て、次のような構成にしている。即ち、ダイプレート或
いはダイには、ダイの溝の位置の基準となりかつ位置合
わせピンが嵌挿可能な2個以上の貫通孔を形成し、載置
台には、各貫通孔を通過した位置合わせピンが嵌挿され
る2個以上の係止孔を形成している。そして、載置台
は、位置合わせピンによって係止孔が係止されたとき
に、テープ抜きパンチの先端面が各リードにおけるテー
プ貼り予定領域に当接する構成にしている。このような
構成を採用したことにより、位置合わせピンで貫通孔と
係止孔を結合することによって載置台の相対的位置が調
整される。
【0010】第4の発明によれば、半導体素子を封止す
るパッケージから複数のリードが横方向に突出した半導
体装置が載置され、そのパッケージを収容すると共に上
側の載置面にそれらの複数のリードを並べる載置台と、
載置台を水平方向に移動させる移動手段と、リードに貼
るテープを繰り出すテープ繰出しローラと、載置面に平
行な板状をなすと共にこの板状を貫通する溝が形成さ
れ、テープを上側面で支持するダイと、上下移動自在に
取り付けられ、ダイの溝を通過する先端面を有し、リー
ドにテープを貼るときには降下してダイ上のテープを先
端面で打抜き、載置面上の複数のリードに打抜いたテー
プを押圧するテープ抜きパンチと、ダイから出た打抜き
を終了したテープを下から支えるテープガイド板と、そ
のテープガイド板から出た打抜きを終了したテープを巻
き取る巻取ローラとを、備えたリードフレームのテープ
貼り装置において、次のような構成にしている。即ち、
テープガイド板には、テープの移動距離を知るために、
テープにおける打抜き跡に対応するマークを付してい
る。このような構成を採用したことにより、マークとテ
ープの打抜き跡とから、巻き取られるテープの移動量が
目視で分かる。
【0011】第5及び第6の発明によれば、半導体素子
を封止するパッケージから複数のリードが所定の方向に
突出した半導体装置が載置され、そのパッケージを収容
すると共に上側の載置面にそれらの複数のリードを並べ
る載置台と、載置台を水平方向に移動させる移動手段
と、リードに貼るテープが巻かれ、回転によりテープを
繰り出すテープ繰出しローラと、載置面に平行な板状を
なすと共にこの板状を貫通する溝が形成され、テープを
上側面で支持するダイと、上下移動自在に取り付けら
れ、ダイの溝を通過する形状の先端面を有し、リードに
テープを貼るときには降下してダイ上のテープを先端面
で打抜き、載置面上の複数のリードに打抜いたテープを
押圧するテープ抜きパンチと、打抜きを終了したテープ
を回転により巻き取る巻取ローラとを備えたリードフレ
ームのテープ貼り装置において、次のように構成してい
る。即ち、繰出しローラ、巻取ローラまたはその両方
に、回転を制動する制動機構を設けている。このような
構成を採用したことにより、繰出しローラ或いは巻取り
ローラが、慣性で回転することが防止され、テープに一
定のテンションが掛かることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図8は、本発明の第1の実施形態を示すテープ貼り装置
の概略の構成図である。このテープ貼り装置は、リード
フレーム1を熱するための載置台であるヒーターブロッ
ク31を有している。ヒータブロック31の上側の載置
面には、従来状来の図2のように、パッケージ2を収容
する図示しない凹部が形成され、パッケージ2が形成さ
れたリードフレーム1が載置されるようになっている。
このヒータブロック31は、図6(a)と同様に、移動
プレート32に固定され、該移動プレート32が移動手
段である断熱材33に図示しないボルト及び固定板34
で固定されている。これら移動プレート32と断熱材3
3とが移動し、リードフレーム1がピッチ送りされるよ
うになっている。ヒータブロック31の上方に、板状の
パンチプレート35と、該パンチプレート35の下面を
水平に保ちつつ、上下に移動させるシリンダ36とが配
置されている。
【0013】ヒータブロック31、移動プレート32、
断熱材33、パンチプレート35、及びシリンダ36
は、従来の図2と同様の構成である。パンチプレート3
5の下面に、従来とは構造が異なるテープ抜きパンチ3
7が複数配置されている。ヒータブロック31とテープ
抜きパンチ37との間に、従来と同様のダイ38、該ダ
イ38上に置かれたパンチガイド39が配置されてい
る。ダイ38とパンチガイド39との間には間隙40が
あり、該間隙40にテープ6が通過するようになってい
る。また、ダイ38及びパンチガイド39には、従来と
同様に、テープ抜きパンチ37の先端が通過する溝38
a,39aがそれぞれスリット状に形成され、該溝38
a,39aにテープ抜きパンチ37の先端が確実に通過
するように、ダイ38がダイプレート41によって機材
等に固定されている。テープ6は、従来と同様に、紙管
等に巻かれてテープ繰出しローラ42にセットされてい
る。繰り出されたテープ6は、任意数のガイドローラ4
3及びテープガイド板44を介して間隙40に導かれる
ようになっている。間隙40を通過したテープ6は、さ
らに、テープガイド板45及び任意数のガイドローラ4
6を介してテープ巻取ローラ47に巻き取られるように
なっている。
【0014】図1(a)〜(c)は、本発明の第1の実
施形態を示すテープ抜きパンチ37の構造図であり、同
図(a)は正面図、同図(b)は底面図、及び同図
(c)は側面図をそれぞれ示している。このテープ抜き
パンチ37の細幅の先端面37aには、テープ6を吸着
するための吸着孔37bが複数形成されている。各吸着
孔37bはテープ抜きパンチ37の本体を貫通し、図示
しない吸引手段に繋がっている。各吸着孔37bの先端
面37aにおける形状は、それぞれ楕円錐のすり鉢状に
形成されている。図9は、図8のテープ貼り装置を用い
たテープ貼り処理の様子を示す斜視図である。この図9
を参照しつつ、テープ貼り処理を説明する。予熱された
ヒータブロック31上の凹部に、パッケージ2が形成さ
れたリードフレーム1を、位置決めして載置する。次
に、シリンダー36により、パンチプレート35及びテ
ープ抜きパンチ37を降下させる。これにより、テープ
抜きパンチ37の先端面37aが、パンチガイド39の
溝39aを通ってテープ6の打抜き予定箇所に当接し、
該テープ抜きパンチ37の先端面37aの吸着孔37b
がテープ6を吸着する。テープ抜きパンチ37は、さら
に降下し、テープ6の打抜き予定箇所を打抜く。打抜か
れたテープ6は、吸着孔37bの吸着によってテープ抜
きパンチ17に全面的に付着している。テープ抜きパン
チ37がさらに降下を続けると、テープ6がリードフレ
ーム1の位置に到達して加熱圧着され、アウタリード3
bの所定の箇所に貼られる。この圧着時間は、1秒程度
である。テープ6を貼り終えたテープ抜きパンチ37を
シリンダ36を用いて上昇させて所定の位置に待機させ
る。
【0015】さらに、移動プレート32及びその上のヒ
ータブロッック31を移動させることにより、テープ6
が貼られたリードフレーム1がピッチ送りされ、次のリ
ードフレーム1のテープ貼りつけ予定位置が、テープ抜
きパンチ37の下に位置する。そして、テープ巻取りロ
ーラ47を回転させる。これにより、テープ6の次の打
抜き予定箇所が、間隙40の位置にくる。以上のような
一連の動作が繰り返され、複数のリードフレーム1にテ
ープ6が貼られる。以上のように、この第1の実施形態
では、テープ抜きパンチ37に複数の吸着孔37bを設
けると共に、該吸着孔37bの先端面37aにおける形
状を楕円錐状にしたので、打抜かれたテープ6と先端面
37aとの接触面積が増加する。そのため、先端面37
aで打抜いたテープ6をダイ38からヒータブロック3
1の載置面に移動させるときにずれが発生しなくなり、
テープ貼り不良の発生率が低減する。
【0016】第2の実施形態 図10(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態を示
すテープ抜きダイ50の構造図であり、同図(a)は斜
視図、同図(b)は断面図、及び同図(c)は同図
(b)の部分拡大図である。この第2の実施形態の特徴
は、第1の実施形態の図8のダイ38を、図10(a)
〜(c)で示すダイ50に置換したものであり、他の構
成は、例えば図8と同様になっている。ダイ50の中心
部は、図10(a)のように、板状になっており、リー
ドフレーム1のアウタリード3bにおけるテープ貼り予
定領域に対応する位置(4辺4箇所)には、該板状を貫
通する溝51がそれぞれ形成されている。この溝51
は、図10(b)のように、テープ抜きパンチ37の先
端面37aを通す溝である。溝51の壁面51aには、
図10(c)のように、垂直方向Hに対して5〜10度
のテーパが付けられている。そのため、溝51の下側の
幅が、上側の幅に対して広がっている。
【0017】図10(a)〜(c)のダイ50を組込ん
だテープ貼り装置で、テープ6をリードフレーム1のア
ウタリード3bに貼る場合も、第1の実施形態と同様の
テープ貼り処理が行われる。ところが、溝51の下側の
幅が広がっているので、テープ抜きパンチ37の先端面
37aで打抜いたテープ6の端部が、壁面51aに触れ
ることがなくなり、テープ6の接着材が飛散しない。以
上のように、この第2の実施形態では、溝51にテーパ
が付いたダイ50を用いるので、テープ6の接着材の飛
散がなくなり、該ダイ50及びパンチガイド39とテー
プ抜きパンチ37との間の動きが悪くなることとが防止
できると共に、該接着材がリードフレーム1に落ちるこ
とがなくなり、クリーニングの頻度を減少できる。
【0018】第3の実施形態 図11は、本発明の第3の実施形態を示すダイプレート
60及びヒータブロック70の構造図である。この第2
の実施形態の特徴は、第1の実施形態の図8のダイプレ
ート41及びヒータブロック31を、図11で示すダイ
プレート60及びヒータブロック70にそれぞれ置換し
たものであり、他の構成は、例えば図8と同様になって
いる。ダイ38及びパンチガイド39を支えるダイプレ
ート60には、2個の位置合わせピン61,62の胴部
61a,62aがそれぞれ嵌挿される2個の貫通孔60
−1,60−2が設けられている。貫通孔60−1,6
0−2は、ダイ38及びパンチガイド39に形成れてテ
ープ抜きパンチ37の先端面37aを通す溝38a,3
9aの位置の基準となるものである。各位置合わせピン
61,62の胴部61a,62aはそれぞれ円柱上であ
り、該各位置合わせピン61,62の先端61b,62
bは、孔に入りやすいように、テーパが付けられてい
る。ヒータブロック70には、位置合わせピン61,6
2によって係止される2個の係止孔70−1,70−2
が形成されている。ヒータブロック70の上側の搭載面
には、貫通孔60−1,60−2を通過した位置合わせ
ピン61a,62aによって係止孔70−1,70−2
が係止されたときに、リードフレーム1のアウタリード
3bのテープ貼り予定領域が、ちょうど溝38a,39
aの下にくるように、パッケージ2を収容する凹部71
が形成されている。ヒータブロック70の下側の移動プ
レート32には、図示しない断熱材33に該ヒータブロ
ック70を固定するための4本のボルト32−1〜32
−4が配置されている。
【0019】次に、図11のダイプレート60及びヒー
タブロック70を持つテープ貼り装置におけるヒータブ
ロック70の位置決め作業を説明する。位置決め作業は
テープ貼り作業の前なので、不要なテープ6は取り除か
れてする。位置決めに際し、ボルト32−1〜32−4
を予め緩め、ヒータブロック70を可動状態にしてお
き、ヒータブロック70を実際のテープ貼り処理S4と
同じ180℃に予熱する。この状態でヒータブロック7
0のを、貫通孔60−1,60−2にそれぞれ対向させ
る。そして、各位置合わせピン61,62を貫通孔60
−1,60−2側から嵌挿し、係止孔70−1,70−
2に挿入する。これにより、係止孔70−1,70−2
が位置合わせピン61,62に係止され、ヒータブロッ
ク70が高精度に位置決めされる。ヒータブロック70
の位置決めが終了した段階で、ボルト32−1〜32−
4を締め付け、位置決めされた状態のヒータブロック7
0を断熱材33に固定する。このようにヒータブロック
70が位置決めされたテープ貼り装置は、第1の実施形
態と同様のテープ貼り処理を行う。以上のように、この
第3の実施形態では、貫通孔60−1,60−2を有す
るダイプレート60と、係止孔70−1,70−2を有
するヒータブロック70とをテープ貼り装置に組込み、
位置合わせピン61,62でヒータブロック70の位置
決めを行うようにしたので、従来のように、ダミーのリ
ードフレームを用いた調整等を行わなくても、高精度の
位置決めが可能になる。さらに、実際のテープ貼りの温
度での位置決めが行えるので、熱膨脹等の影響を受けな
い。
【0020】第4の実施形態 図12(a),(b)は、本発明の第4の実施形態を示
すテープガイド板80の構造図であり、同図(a)は斜
視図、及び同図(b)は平面図である。この第4の実施
形態の特徴は、第1の実施形態の図8のテープガイド板
45を、図12(a),(b)で示すテープガイド板8
0に置換したものであり、他の構成は、例えば図8と同
様になっている。このテープガイド板80は、ダイ38
及びパンチガイド39の隙間40から出されたテープ6
を上側に支えるものであり、該隙間40に沿って固定さ
れている。テープガイド板80には、3本の溝状のマー
ク80a,80b,80cが形成されている。これらの
マーク80a,80b,80cは、テープ6の打抜き箇
所6aに対応する持つと共に、例えば、塗料によって色
分けされている。
【0021】次に、テープガイド板80が組込まれたテ
ープ貼り装置の動作を説明する。テープ貼り処理におい
て、間隙40に位置するテープ6をテープ抜きパンチ3
7の先端面37aで打抜き、ヒータブロック31に載置
されたリードフレーム1のアウタリード3bに熱圧着す
るまでは、第1の実施形態と同様である。テープ抜きパ
ンチ37の先端面37aで打抜かれたテープ6には、巻
取りローラ47を回転させることによって送られるが、
テープ6は、4辺の角状に打抜かれた打抜き跡6aがあ
る状態になっている。このテープ6の打抜き跡6aのう
ちの一辺と、例えばマーク80cとを合わせるように、
巻取りローラ47を回転させることで、常に一定の送り
量が確保される。なお、テープ6を貼る対象の半導体装
置の製品を換えた場合は、マーク80aまたはマーク8
0bが選択され、該選択したマークマーク80aまたは
マーク80bを目安として、巻取りローラ47を回転さ
せることにより、製品に適した送り量が確保される。以
上のように、この第4の実施形態では、マーク80a〜
80cが付けられたテープガイド板80をテープ貼り装
置に組込んだので、テープ6の送り量が安定し、送り過
ぎでテープ6が無駄になることが防止できると共に、送
り不足で重ね打ちをするミスをなくすことができる。
【0022】第5の実施形態 図13(a)〜(c)は、本発明の第5の実施形態を示
す制動機構90の構造図であり、同図(a)は正面図、
同図(b)は側面図、及び同図(c)は同図(a)中の
ストッパピン92の断面図を示している。この第5の実
施形態の特徴は、図8のテープ繰出しローラ42及び巻
取りローラ47に制動機構90を設けたことであり、他
の構成は、第1の実施形態と同様になっている。制動機
構90は、テープ繰出しローラ42或いは巻取りローラ
47の背面で、該各ローラ42,47の回転軸となるシ
ャフト42a,47bを支える背面板90aにそれぞれ
取付けられている。制動機構90は、図13(a),
(b)のように、シャフト42a,47bを回転軸とす
る歯車91と、先端側が歯車91に接するストッパピン
92と、該ストッパピン92を背面板90aに固定する
ピンブロック93とを備えている。
【0023】ストッパピン92は、図13(c)のよう
に、球92aと、付勢手段であるばね92bと、これら
を収容するケース92cとを有している。球92aはケ
ース92cの先端側に配置され、ばね92bが該球92
aを付勢して歯車91の歯を押し付ける構成になってい
る。このような制動機構90をテープ繰出しローラ42
と巻取りローラ47とに設けたテープ貼り装置では、第
1の実施形態と同様に、テープ抜きパンチ37の先端面
37aによってテープ6を打抜き、それをリードフレー
ム1のアウタリード3bに熱圧着する。熱圧着の後に、
ヒータブロック31を移動すると共に、テープ6を巻取
りローラ47を回転させてテープ6を送り、次のテープ
6の打抜き予定箇所をダイ38に送る。このとき、テー
プ6は、ガイドロール46、テープガイド位置45、ダ
イ38及びパンチガイド39間の隙間40、テープガイ
ド板44、及びガイドロール43を介してテープ繰出し
ローラ42まで繋がっているので、該テープ繰出しロー
ラ42が回転する。ところが、テープ繰出しローラ42
には、制動機構90が設けてあるので、球92aが歯車
91の歯を適度にロックし、繰り出されるテープ6に一
定以上のテンションがかかり、たるみが発生しない。ま
た、巻取りローラ47においても、制動機構90が設け
てあるので、球92aが歯車91の歯を適度にロック
し、巻取りローラ47の回転を止めた時の逆回転が防止
され、テープ6にたるみが発生しない。以上のように、
この第5の実施形態では、テープ繰出しローラ42と巻
取りローラ47に制動機構90を設けたので、テープ6
のたるみがなくなり、テープ6の引っ掛かりによる不良
を防止でき、作業効率を改善できる。
【0024】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。 (1) 第3の実施形態では位置合わせピン61,62
が嵌挿される貫通孔60−1,60−2をダイプレート
60に設けているが、ダイ38及びパンチガイド39に
直接形成してもよい。 (2) 第5の実施形態では、制動機構90をテープ繰
出しローラ42及び巻取りローラ47の両方に設けてい
るが、例えば、片側の例えばテープ繰出しローラ42の
みに設けてもよい。 (3) 制動機構90は、テープ6に適度なテンション
を設定すればよいので、その構成は図13に限定される
ものではない。 (4) 第3の実施形態において、2本の位置合わせピ
ン61,62でヒータブロック31の位置決めを行う場
合を説明したが、これに限定されず、3本以上の位置合
わせピン61,62で位置決めを行う構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、ダイ上のテープを、テープ抜きパンチの先端
面で打抜き、リードにそのテープを貼るリードフレーム
のテープ貼り装置に対し、該テープ抜きパンチの先端面
に複数の吸着孔を設けると共にその形状を楕円錐状にし
たので、打抜いたテープが、先端面からずれなくなり、
テープ貼り信頼性が向上できる。第2の発明によれば、
ダイを貫通する溝に、下側が広くなるテーパを設けたの
で、テープに塗布された接着剤等の飛散がなくなり、テ
ープ抜きパンチの動きが悪化することがなくなる。その
うえ、接着剤等がリードに落ちることがなくなり、これ
による不良の発生の防止と、ダイ等のクリーニングの頻
度を少なくできる。第3の発明によれば、ダイまたはダ
イプレートに2個以上の貫通孔を設け、載置台に2個以
上の係止孔を設けたので、載置台の位置決めが、位置合
わせピンで行うことが可能になり、ダミーフレームを用
いた調整が不要になる。第4の発明によれば、テープガ
イド板にマークを付したので、例えばテープの抜打ち跡
を該マークに合わせることでテープの送り量が分かり、
テープの送り過ぎによるテープの無駄や、送り不足のた
めの重ね打ちが防止できる。第5及び第6の発明によれ
ば、テープ繰出しローラまたは巻取りローラに、制動機
構を設けたので、テープの送りの際にテープに適度なテ
ンションがかかり、テープのたるみに起因した不良が防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すテープ抜きパン
チ37の構造図である。
【図2】従来のモールド成形後のリードフレームの形状
の例を示す平面図である。
【図3】モールド成形後のリード加工工程を示す工程図
である。
【図4】リード加工後の半導体装置の形状を示す図であ
る。
【図5】従来のテープ貼り装置の概要を示す正面図であ
る。
【図6】図5のテープ貼り装置の断面図である。
【図7】テープ貼り処理の様子を示す斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示すテープ貼り装置
の概略の構成図である。
【図9】図8のテープ貼り装置を用いたテープ貼り処理
の様子を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示すテープ抜きダ
イ50の構造図である。
【図11】本発明の第3の実施形態を示すダイプレート
60及びヒータブロック70の構造図である。
【図12】本発明の第4の実施形態を示すテープガイド
板80の構造図である。
【図13】本発明の第5の実施形態を示す制動機構90
の構造図である。
【符号の説明】
1 リードフレーム 2 パッケージ 3b アウタリード 6 テープ 6a 打抜き跡 31,70 ヒータブロック(載置
台) 32 移動プレート 33 断熱材 36 シリンダ 37 テープ抜きパンチ 37a 先端面 37b 吸着孔 38,50 ダイ 38a,51 溝 39 パンチガイド 40 間隙 41,60 ダイプレート 42 テープ繰出しローラ 44,45,80 テープガイド板 47 巻取りローラ 60−1,60−2 貫通孔 61,62 位置合わせピン 70−1,70−2 係止孔 80a〜80c マーク 90 制動機構 91 歯車 92 ストッパピン 92a 球 92b ばね

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を封止するパッケージから複
    数のリードが横方向に突出した半導体装置が載置され、
    該パッケージを収容すると共に上側の載置面に該複数の
    リードを並べる載置台と、 前記載置台を水平方向に移動させる移動手段と、 前記載置面に平行な板状をなすと共に該板状を貫通する
    溝が形成され、前記リードに貼るテープを上側面で支持
    するダイと、 上下移動自在に取り付けられ、前記溝を通過する先端面
    を有し、前記リードに前記テープを貼るときには降下し
    て前記ダイ上の該テープを該先端面で打抜き、前記載置
    面上の前記複数のリードに該打抜いたテープを押圧して
    貼るテープ抜きパンチとを備えたリードフレームのテー
    プ貼り装置において、 前記テープ抜きパンチの先端面には、前記テープを吸着
    するための複数の吸着孔を設けると共に、該各吸着孔は
    それぞれ楕円錐状に形成したことを特徴とするリードフ
    レームのテープ貼り装置。
  2. 【請求項2】 半導体素子を封止するパッケージから複
    数のリードが横方向に突出した半導体装置が載置され、
    該パッケージを収容すると共に上側の載置面に該複数の
    リードを並べる載置台と、 前記載置台を水平方向に移動させる移動手段と、 前記載置面に平行な板状をなすと共に該板状を貫通する
    溝が形成され、前記リードに貼るテープを上側面で支持
    するダイと、 上下移動自在に取り付けられ、前記溝を通過する先端面
    を有し、前記リードに前記テープを貼るときには降下し
    て前記ダイ上の該テープを該先端面で打抜き、前記載置
    面上の前記複数のリードに該打抜いたテープを押圧する
    テープ抜きパンチとを備えたリードフレームのテープ貼
    り装置において、 前記ダイの前記溝は、下側の幅が広がるテーパが付いて
    いることを特徴とするリードフレームのテープ貼り装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体素子を封止するパッケージから複
    数のリードが横方向に突出した半導体装置が載置され、
    該パッケージを収容すると共に上側の載置面に該複数の
    リードを並べる載置台と、 前記載置台を水平方向に移動させる移動手段と、 前記載置面に平行な板状をなすと共に該板状を貫通する
    溝が形成され、前記リードに貼るテープを上側面で支持
    するダイと、 前記ダイを支持するダイプレートと、 上下移動自在に取り付けられ、前記溝を通過する先端面
    を有し、前記リードに前記テープを貼るときには降下し
    て前記ダイ上の該テープを該先端面で打抜き、前記載置
    面上の前記複数のリードに該打抜いたテープを押圧する
    テープ抜きパンチとを備えたリードフレームのテープ貼
    り装置において、 前記ダイプレート或いは前記ダイには、該ダイの前記溝
    の位置の基準となりかつ位置合わせピンが嵌挿可能な2
    個以上の貫通孔を形成し、 前記載置台には、前記各貫通孔を通過した位置合わせピ
    ンが嵌挿される2個以上の係止孔を形成し、 前記載置台は、前記位置合わせピンによって前記係止孔
    が係止されたときに、前記テープ抜きパンチの先端面が
    前記各リードにおけるテープ貼り予定領域に当接する構
    成にしたこと特徴とするリードフレームのテープ貼り装
    置。
  4. 【請求項4】 半導体素子を封止するパッケージから複
    数のリードが横方向に突出した半導体装置が載置され、
    該パッケージを収容すると共に上側の載置面に該複数の
    リードを並べる載置台と、 前記載置台を水平方向に移動させる移動手段と、 前記リードに貼るテープを繰り出すテープ繰出しローラ
    と、 前記載置面に平行な板状をなすと共に該板状を貫通する
    溝が形成され、前記テープを上側面で支持するダイと、 上下移動自在に取り付けられ、前記溝を通過する先端面
    を有し、前記リードに前記テープを貼るときには降下し
    て前記ダイ上の該テープを該先端面で打抜き、前記載置
    面上の前記複数のリードに該打抜いたテープを押圧する
    テープ抜きパンチと、 前記ダイから出た前記打抜きを終了したテープを下から
    支えるテープガイド板と、 前記テープガイド板から出た前記打抜きを終了したテー
    プを巻き取る巻取ローラとを備えたリードフレームのテ
    ープ貼り装置において、 前記テープガイド板には、前記テープの移動距離を知る
    ために、該テープにおける打抜き跡に対応するマークを
    付したことを特徴とするリードフレームのテープ貼り装
    置。
  5. 【請求項5】 半導体素子を封止するパッケージから複
    数のリードが横方向に突出した半導体装置が載置され、
    該パッケージを収容すると共に上側の載置面に該複数の
    リードを並べる載置台と、 前記載置台を水平方向に移動させる移動手段と、 前記リードに貼るテープが巻かれ、回転により該テープ
    を繰り出すテープ繰出しローラと、 前記載置面に平行な板状をなすと共に該板状を貫通する
    溝が形成され、前記テープを上側面で支持するダイと、 上下移動自在に取り付けられ、前記溝を通過する先端面
    を有し、前記リードに前記テープを貼るときには降下し
    て前記ダイ上の該テープを該先端面で打抜き、前記載置
    面上の前記複数のリードに該打抜いたテープを押圧する
    テープ抜きパンチと、 前記打抜きを終了したテープを回転により巻き取る巻取
    ローラとを、備えたリードフレームのテープ貼り装置に
    おいて、 前記テープ繰出しローラ、前記巻取ローラまたはその両
    方に、前記回転を制動する制動機構を設けたことを特徴
    とするリードフレームのテープ貼り装置。
  6. 【請求項6】 前記制動機構は、 前記回転に同調して回転する歯車と、 球体と、 前記球体を付勢して前記歯車の歯に押し付ける付勢手段
    とで、構成したことを特徴とする請求項5記載のリード
    フレームのテープ貼り装置。
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