JP3853049B2 - リードフレームへのテープ片貼着方法及び装置 - Google Patents

リードフレームへのテープ片貼着方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のリードから構成される少なくとも1つのリード群からなるリードフレームへ接着剤付きテープ片を貼着するリードフレームへのテープ片貼着方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置は信号処理速度の高速化が強く望まれ、高周波化した信号を処理することによって、使用時には半導体装置自体の温度が上昇する。半導体装置の温度が上昇すると、半導体装置は機能性に悪影響を受けるので、温度上昇を抑制する必要があり、銅や同合金からなる放熱板をチップ搭載部やインナーリードの下方に設置している。また、半導体装置にはインナーリードの下面又は上面に半導体素子を取付けてLOC(リードオンチップ)やCOL(チップオンリード)というものが提案されている。
【0003】
これらの半導体装置に用いるリードフレームとして、SIP(シングル・インライン・パッケージ)、DIP(デュアル・インライン・パッケージ)、又はQFP(クワッド・フラット・パッケージ)型リードフレームがあり、それぞれのリード群に絶縁性接合テープが取付けられている。そして、一般に、絶縁性接合テープは、パンチとダイとを有する打ち抜き金型によって、短冊状又は枠状のテープ片として打ち抜かれて、リードパターンが形成されたリードフレームの所定個所、例えば、インナーリード部、或いは、半導体素子搭載部とインナーリード部に貼着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したリードフレームへのテープ片の貼着方法においては、テープ片は、パンチとダイとを有する打ち抜き金型によって絶縁性接合テープを打ち抜くことによって製造するため、テープ片を打ち抜いた後に穴明きの絶縁性接合テープが残ることになり、このような穴明きの絶縁性接合テープは廃棄物として処分されている。しかし、絶縁性接合テープは高価であるため、そのような、穴明きの絶縁性接合テープの発生は経済性の面で問題があった。
また、リードフレーム型は、SIP、DIP又はQFPと複数あり、それぞれのリード群の数及び取付位置は異なるため、打ち抜き型を複数用意しなくてはならず、型製作費が高くなっていた。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、高価な絶縁性接合テープからなるテープを全てテープ片として有効利用することができ、リードフレームへのテープ片の貼着作業の経済性を高めることができると共に、全てのリードフレームに単一の装置を用いて接着剤付きテープ片を接着することができるリードフレームへのテープ片貼着方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載のリードフレームへのテープ片貼着方法は、複数のリードが配列された少なくとも1つのリード群を備えたリードフレームの前記リード群に第1及び第2の接着剤付きテープ片を貼着する方法であって、
前記第1及び第2の接着剤付きテープ片の長手方向の幅を有する第1及び第2の接着剤付きテープを、個別に作動する切断刃物を備え、前記リードの位置に合わせて直交状態で配置された第1及び第2のテープ片形成加工手段に供給すると共に、直交状態に配置したX、Y軸方向駆動テーブルからなる位置決め搬送手段を備えたキャリッジに搭載された前記リードフレームを前記第1及び第2のテープ片形成加工手段の下方に前記位置決め搬送手段を介して供給し、前記第1及び第2の接着剤付きテープを前記各接着剤付きテープ片の短手方向のピッチで間欠搬送し、その端部から前記接着剤付きテープ片を切断し、前記切断刃物に前記接着剤付きテープ片を保持させながら降下させ、前記リードフレームの位置を前記位置決め搬送手段を介して変えながら前記リード群毎の所要のテープ片貼着位置に、前記接着剤付きテープ片を貼着又は仮貼着する。
【0007】
【0008】
請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置は、複数のリードが配列された少なくとも1つのリード群を備えたリードフレームの前記リード群に第1及び第2の接着剤付きテープ片を貼着するリードフレームへのテープ片貼着装置であって、
(1)前記第1及び第2の接着剤付きテープ片の長手方向の幅を有する接着剤付きテープを、前記接着剤付きテープ片の短手方向の幅ピッチで搬送する間欠搬送手段と、前記接着剤付きテープの端部から前記接着剤付きテープ片を前記ピッチ幅寸法で切断して、前記接着剤付きテープ片を所要の形状に形成する切断刃物をそれぞれ備えた第1及び第2のテープ片形成加工手段と、
(2)前記第1及び第2のテープ片形成加工手段の下方に配置され、前記リードフレームを搭載するキャリッジと、該キャリッジをX、Y軸方向に移動するX、Y軸方向駆動テーブルとからなり、前記リード群の所定の貼着個所に位置するように、前記リードフレームの移動を行なうことができる位置決め搬送手段と、
(3)前記第1及び第2のテープ片形成加工手段で形成された前記第1及び第2の接着剤付きテープ片を前記切断刃物で保持した状態で降下させ、前記リード群の所定の箇所に貼着又は仮貼着するテープ片貼着手段を含み、
前記第1及び第2のテープ片形成加工手段は、直交する前記リード群のそれぞれに合わせて異なる位置に直交状態で設けられている。
【0009】
請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置は、請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置において、前記リードフレームの予熱手段が前記位置決め搬送手段と一体的に又は該位置決め搬送手段とは別に設けられて、前記接着剤付きテープ片の貼着時又は仮貼着時の前記リードフレームは該接着剤付きテープ片の貼着温度又は仮貼着温度に加熱されている。
【0010】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
【0011】
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態に係るリードフレームへのテープ片貼着方法が適用可能なリードフレームの一例を図6及び図7に示す。即ち、4つのリードフレーム15によって連結リードフレーム15aが構成されており、各リードフレーム15の中央部には正方形の半導体素子搭載部55が形成されると共に、その周縁部分には4つのインナーリード56が配設されている。なお、各インナーリード56は、複数のリードが配列されたリード群からなる。即ち、本実施の形態はリードフレーム型がQFP(クワッド・フラット・パッケージ)の場合である。
次に、図1〜図3を参照して、本実施の形態に係るリードフレームへのテープ片貼着方法を実施するためのリードフレームへのテープ片貼着装置Aの構成について説明する。
【0012】
図1にブロック図で示すように、リードフレームへのテープ片貼着装置Aは、予熱手段の一例であるリードフレーム予熱装置10と、リードフレームローディング装置11と、リードフレームへのテープ片仮貼着装置12と、テープ片本貼着装置13と、リードフレームアンローディング装置14を直列に配列することによって構成されている。
【0013】
上記した構成において、リードフレーム予熱装置10は、テープ片仮貼着装置12において行なわれる第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を各リードフレーム15へ容易かつ確実に仮貼着するために連結リードフレーム15aを貼着温度に予熱するものであり、例えば、本出願人が先に特願平9−54126号で開示した予備加熱ステーションと同様な構成とすることができる。具体的には、積層状態にある連結リードフレーム群から一つの連結リードフレーム15aをグリッパーで把持して取り出し、ヒーターブロック上に載置して、リードフレーム15を予熱することができる(図6(a)参照)。
【0014】
リードフレームローディング装置11は、リードフレーム予熱装置10によって予熱された連結リードフレーム15aをグリッパーで把持して取り出し、テープ片仮貼着装置12のキャリッジ31(図2参照)上に移載するために用いるものであり、その構造は周知なので説明を省略する。
【0015】
リードフレームへのテープ片仮貼着装置12は、リードフレーム予熱装置10によって予熱された各リードフレーム15の表面に、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を仮貼着するために設けられたものであり、その具体的構成を、図2及び図3に示す。
図示するように、基台20の上面21にはY軸方向ガイド22〜24が敷設されており、Y軸方向ガイド23上には、ボールネジとサーボモータ等からなる送り伝達機構25によってY軸方向に移動自在なY軸方向駆動テーブル26が載置されている。また、Y軸方向ガイド22、24上にはY軸方向移動テーブル22a、24aが載置されている。
Y軸方向駆動テーブル26及びY軸方向移動テーブル22a、24a上にはY軸方向ガイド22〜24と直交する方向に配列された台板27が固定載置されており、台板27上にはX軸方向ガイド28が敷設されている。X軸方向ガイド28上には、ボールネジとサーボモータ等からなる送り伝達機構29によってX軸方向に移動自在なX軸方向駆動テーブル30が載置されている。
【0016】
X軸方向駆動テーブル30の上面には矩形平板からなるキャリッジ31が搭載されており、キャリッジ31に設けられた凹部32には、長手方向に伸延する長矩形板からなる連結リードフレーム15aが固定載置されている。
そして、上記したX軸方向駆動テーブル30とY軸方向駆動テーブル26と、Y軸方向移動テーブル22a、24aによって位置決め搬送手段が構成され、連結リードフレーム15aをX、Y軸方向に移動して、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17が各リードフレーム15に仮付けされる位置を精密に割り出すことができる。
また、基台20の上方には、その長手方向(連結リードフレーム15aの長手方向に等しい)に所定の間隔を開けて異なる位置に直交状態に配設されたテープ片形成加工手段の一例である第1及び第2のテープ切断機構33、34が配設されており、これらの機構は基台20と一体をなしている。
【0017】
まず、第1のテープ切断機構33について説明すると、図2及び図3に示すように、基台20の上方には平行間隔をあけてダイ35が配設されており、ダイ35は、図示しないが、基台20に固定支持されている。
ダイ35上にはストリッパー36が載置されており、このストリッパー36は図示しないストリッパー昇降機構によって、ダイ35に対して接離することができる。
【0018】
ダイ35とストリッパー36には、各リードフレーム15の表面に形成されたテープ片貼着部と上下方向に整合可能な位置で、それぞれ、テープ片ガイド孔37とパンチガイド孔38が設けられている。そして、パンチガイド孔38の下部には、テープガイド溝39を通して、間欠搬送手段の一例であるテープ繰り出し装置40aから第1の接着剤付きテープ40の端部が片持梁状に繰り出されている。なお、第1の接着剤付きテープ40は、第1の接着剤付きテープ片16の長手方向に幅を有しており、好ましくは、薄い絶縁シートであるポリイミド樹脂シートの両面に熱可塑性の接着剤を塗布した絶縁性接着剤付きテープを用いる。
パンチガイド孔38内には第1の接着剤付きテープ片16と同一平面形状を有する切断刃物の一例であるパンチ41が配設されており、パンチ41の上端はテープ片貼着手段の一例であるテープ片切断用シリンダ42の進退ロッドの先部に連結されている。また、パンチ41は中空の矩形箱体から構成されており、その下部に設けた刃板にはテープ片吸引孔が形成されると共に、その上部に設けた天板には図示しない真空ポンプに連通連結される真空吸引孔が形成されている。
【0019】
かかる構成によって、図3及び図4に示すように、テープ片切断用シリンダ42を駆動することによって、第1の接着剤付きテープ40の端部をパンチガイド孔38の下部に向けて、第1の接着剤付きテープ片16の短手方向のピッチで間欠的に繰り出すと共にその端部からピッチ幅寸法で直交状態に切断して、第1の接着剤付きテープ片16を形成すると共に、真空ポンプの駆動によって第1の接着剤付きテープ片16をパンチ41の刃板に吸着保持し、その後、テープ片切断用シリンダ42をさらに駆動することによってパンチ41を降下させ、第1の接着剤付きテープ片16をリードフレーム15の表面に形成されたインナーリード56毎の所定のテープ片貼着部に仮貼着することができる。
なお、第1の接着剤付きテープ片16は、本実施の形態では細長矩形状としているが、図5に示すように波形状とすることもできる。この場合、各リードフレーム15におけるインナーリード56(図7参照)を構成するリードのそれぞれの端子が中心からの位置を異ならせている場合でも端子を露出させることができ、また、第1の接着剤付きテープ片16からはみ出た接着剤を凹部に集め、外部に拡散するのを防止できる。
【0020】
次に、第2のテープ切断機構34について説明すると、図2に示すように、ダイ35とストリッパー36には、各リードフレーム15の表面に形成されたテープ片貼着部と上下方向に整合可能な位置で、それぞれ、テープ片ガイド孔46とパンチガイド孔47が設けられている。そして、パンチガイド孔47の下部には、テープガイド溝48を通して、テープの一例である第2の接着剤付きテープ49の端部が間欠搬送手段の一例であるテープ繰り出し装置49aによって繰り出されている(図3参照)。なお、第2の接着剤付きテープ49も第2の接着剤付きテープ片17の長手方向に幅を有しており、好ましくは、薄い絶縁シートであるポリイミド樹脂シートの両面に熱可塑性の接着剤を塗布した絶縁性接着剤付きテープを用いる。
パンチガイド孔47内には第2の接着剤付きテープ片17と同一平面形状を有する切断刃物の一例であるパンチ50が配設されており、パンチ50の上端はテープ片貼着手段の一例であるテープ片切断用シリンダ51の進退ロッドの先部に連結されている。また、パンチ50は中空の矩形箱体から構成されており、その下部に設けた刃板にはテープ片吸引孔が形成されると共に、その上部に設けた天板には図示しない真空ポンプに連通連結される真空吸引孔が形成されている。また、図2及び図3から明らかなように、パンチ50はパンチ41に対して異なる位置において直交状態に配列されており、かつパンチ41とは独立して駆動される。
【0021】
かかる構成によって、図2に示すように、テープ片切断用シリンダ51を駆動することによって、第2の接着剤付きテープ49の端部をパンチガイド孔47の下部に向けて、第2の接着剤付きテープ片17の短手方向のピッチで、間欠的に繰り出すと共にその端部からピッチ幅寸法で直交状態に切断して、第2の接着剤付きテープ片17を形成する。その後、真空ポンプの駆動によって第2の接着剤付きテープ片17をパンチ50の刃板に吸着保持し、テープ片切断用シリンダ51をさらに駆動することによってパンチ50を降下させ、第2の接着剤付きテープ片17をリードフレーム15の表面に形成されたインナーリード56毎のテープ片貼着部に仮貼着することができる。なお、第2の接着剤付きテープ片17も、長矩形状のみならず、第1の接着剤付きテープ片16と同様に波形状とすることができる。
【0022】
テープ片本貼着装置13は、テープ片仮貼着装置12によって各リードフレーム15上に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17が仮貼着されている連結リードフレーム15aをヒーターを内蔵する加熱ベース上に載置すると共に、押圧プレスで順次各リードフレーム15に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を押圧することによって、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の本貼着を行なうために設けられたものであり、例えば、本出願人が先に特願平9−54126号で開示した加熱押圧ステーションと同様な構成とすることができる。
【0023】
リードフレームアンローディング装置14は、テープ片本貼着装置13の加熱ベース上にある連結リードフレーム15aをグリッパーで把持して取り出し(図6参照)、積層状態にある連結リードフレーム15a上に移載するため設けられたものであり、その構造は周知なので説明は省略する。
【0024】
次に、図6〜図8を参照して、上記したリードフレームへのテープ片貼着装置Aを用いた第1の実施の形態に係るリードフレームへのテープ片貼着方法について説明する。
まず、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の前後部及び両側部に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を接着する場合について説明する。
(1)図6(a)及び図6(b)に示すように、積層されている連結リードフレーム15aを、グリッパーによって一枚だけ取り出し、リードフレーム予熱装置10のヒータブロック上に載置し、連結リードフレーム15aを約140〜150℃まで加熱する。なお、この時点では、連結リードフレーム15aを構成する各リードフレーム15は、図7に示すように、各リードフレーム15の半導体素子搭載部55の周囲に多数のリードのみを配線した状態になっている。そして、このリードによって長手方向及び幅方向に対となる向かい合うインナーリード56が形成される。即ち、インナーリード56は各リードフレーム15に直交する方向に各々2対設けられている。
【0025】
(2)次に、図6(c)に示すように、連結リードフレーム15aを、リードフレームローディング装置11により、リードフレーム予熱装置10からテープ片仮貼着装置12のキャリッジ31上に移載する。
(3)図6(c)に示すように、第1のテープ切断機構33を駆動することによって、第1の接着剤付きテープ40の端部をパンチガイド孔38内に繰り出して最初の第1の接着剤付きテープ片16を切断し、最前列のリードフレーム15の半導体素子搭載部55の前部をなすインナーリード56の部分(リード先部群の貼着位置)に切断した第1の接着剤付きテープ片16を仮付けする。
【0026】
(4)その後、位置決め搬送手段であるX軸方向駆動テーブル30を設定距離だけX軸方向に前進させて、最前部のリードフレーム15の半導体素子搭載部55の後部をなすインナーリード56の部分に、第1のテープ切断機構33によって同様に切断した2番目の第1の接着剤付きテープ片16を仮付けする。
(5)以降、同様にして、X軸方向駆動テーブル30を設定距離ずつ間欠的にX軸方向に前進し、図6(d)に示すように、残りのリードフレーム15の半導体素子搭載部55の前後部をなすインナーリード56の部分にも切断した第1の接着剤付きテープ片16をそれぞれ仮付けする。
【0027】
(6)図6(e)に示すように、第2のテープ切断機構34を駆動することによって第2の接着剤付きテープ49の端部をパンチガイド孔47内に繰り出して最初の第2の接着剤付きテープ片17を切断し、最後部のリードフレーム15の半導体素子搭載部55の一側部をなすインナーリード56の部分に切断した第2の接着剤付きテープ片17を仮付けする。
(7)図6(f)に示すように、Y軸方向駆動テーブル26を設定距離Y軸方向に横移動した後、第2のテープ切断機構34を駆動することによって第2の接着剤付きテープ49から2番目の第2の接着剤付きテープ片17を切断し、最後列のリードフレーム15の半導体素子搭載部55の他側部をなすインナーリード56の部分に切断した第2の接着剤付きテープ片17を仮付けする。
【0028】
(8)以降、X軸方向駆動テーブル30を設定距離ずつ間欠的にX軸方向に後退させると共に、各後退位置において、Y軸方向駆動テーブル26を設定距離横移動し、図6(g)に示すように第2のテープ切断機構34によって切断した第2の接着剤付きテープ片17を残りのリードフレーム15の半導体素子搭載部55の両側部をなすインナーリード56の部分にそれぞれ仮付けする。
【0029】
(9)図8に示すように、全てのリードフレーム15に仮貼着作業が完了した連結リードフレーム15aを、移載コンベア等で、テープ片仮貼着装置12からテープ片本貼着装置13に移載する。テープ片本貼着装置13において、連結リードフレーム15aの各リードフレーム15は加熱した状態で上部から押圧金型によって押圧されるので、熱可塑性接着剤が溶けて、略完全に、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17が各リードフレーム15の所定位置に固着される。なお、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の表面にも接着剤が付着されているので、これらの接着剤付きテープ片16、17の表面まで熱が伝達されないうちに、この処理を行なうのが好ましい。
【0030】
(10)図6(h)に示すように、本貼着作業が完了した連結リードフレーム15aを、本貼着済の連結リードフレーム15aが積層された積層体上に積層する。その後、連結リードフレーム15aを構成する各リードフレーム15上には、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の表面に付着した接着剤を用いて放熱板や半導体素子が取付けられることになる。
【0031】
次に、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の前後部のみに第1の接着剤付きテープ片16を接着する場合について、図9を参照して説明する。即ち、リードフレーム型がQFP(クワッド・フラット・パッケージ)の場合である。
図9(a)〜図9(e)に示すように、この場合も、連結リードフレーム15aを、図1に示すリードフレーム予熱装置10、リードフレームローディング装置11、テープ片仮貼着装置12、テープ片本貼着装置13及びリードフレームアンローディング装置14を通すことによって、第1の接着剤付きテープ片16を各リードフレーム15上に貼着することができる。
【0032】
但し、この場合は、図9(c)及び図9(d)に示すように、テープ片仮貼着装置12における仮貼着作業において、第2のテープ切断機構34は用いず、第1のテープ切断機構33とX軸方向駆動テーブル30のみを用いることによって、第1の接着剤付きテープ片16を各リードフレーム15上に貼着することができる。
【0033】
次に、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の両側部のみに第2の接着剤付きテープ片17を接着する場合について、図10を参照して説明する。即ち、この場合もリードフレーム型がQFP(クワッド・フラット・パッケージ)の場合である。
図10(a)〜図10(e)に示すように、この場合も、連結リードフレーム15aを、図1に示すリードフレーム予熱装置10、リードフレームローディング装置11、テープ片仮貼着装置12、テープ片本貼着装置13及びリードフレームアンローディング装置14に通すことによって、第2の接着剤付きテープ片17を各リードフレーム15上に貼着することができる。
【0034】
但し、この場合は、図10(c)及び図10(d)に示すように、テープ片仮貼着装置12における仮貼着作業において、第1のテープ切断機構33は用いず、第2のテープ切断機構34と、X、Y軸方向駆動テーブル30、26のみを用いることによって、第2の接着剤付きテープ片17を各リードフレーム15上に搭載することができる。
【0035】
このように、本実施の形態では、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の長手方向の幅を有する第1及び第2の接着剤付きテープ40、49を、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の短手方向のピッチで間欠的にパンチガイド孔38、47内に繰り出し、その端部を切断して第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を形成すると共にパンチ41、50の先端に保持させ、その後、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17をX、Y軸方向駆動テーブル30、26によって駆動されるキャリッジ31に搭載された複数のリードフレーム15のインナーリード56の先部の貼着位置に一枚ずつ順次リードフレーム15の位置を変えながら仮貼着するようにしている。
【0036】
従って、第1及び第2の接着剤付きテープ40、49から第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を形成するに際して、いわゆる切断カスが発生せず、高価な接着剤付きテープの有効利用を図ることができる。また、本実施の形態に係るリードフレームへのテープ片貼着方法は、以下の効果も奏する。
【0037】
a)第1及び第2のテープ切断機構33、34を一体的に具備する単一のテープ片仮貼着装置12を用いることによって、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の前後部及び両側部に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を貼着することができるのみならず、その前後部のみに第1の接着剤付きテープ片16を貼着したり、その両側部のみに第2の接着剤付きテープ片17を貼着することができる。また、図示しないが、SIP(シングル・インライン・パッケージ)の場合には、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の1個所のみに接着剤付きテープ片を取付けることもできる。このように、単一の第1及び第2のテープ切断機構33、34を用いて、SIP(シングル・インライン・パッケージ)、DIP(デュアル・インライン・パッケージ)、又はQFP(クワッド・フラット・パッケージ)型リードフレーム等、異なる型のリードフレームに容易に接着剤付きテープ片を取付けることができ、設備費の大幅な低減を図ることができる。
さらに、図示しないが、各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の前後部又は両側部には、内側と外側に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を2本づつ貼着することもできる。このように、本実施の形態では、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の各リードフレーム15への貼着パターンを自在に変更することができる。
【0038】
b)第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を形成するに際して、第1及び第2の接着剤付きテープ40、49の繰り出し長さを著しく短くすることができるので、端部がたわむことはなく、従って、わずかな吸引力によって、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17をパンチ41、50の刃板に保持することができる。
【0039】
c)第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を形成するに際して、繰り出される第1及び第2の接着剤付きテープ40、49の幅を比較的大きくすることができるので、第1及び第2の接着剤付きテープ40、49を安定状態に繰り出すことができ、繰り出し不良等によるメンテナンスを可及的に少なくすることができる。
d)テープ片仮貼着装置12においては、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の切断作業を比較的低い温度で行なうことができ、第1及び第2の接着剤付きテープ40、49に付着する絶縁性接着剤が切断されるまでは熱影響を殆ど受けないので、パンチ41、50によって、常時、精密に、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を切断することができる。
【0040】
また、本実施の形態では、リードフレームの予熱装置10がテープ片仮貼着装置12のX、Y軸方向駆動テーブル30、26とは別に設けられ、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の仮貼着時に、各リードフレーム15は、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の仮貼着温度に加熱されている。従って、テープ貼着作業において、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17の切断作業を比較的低い温度で行なうことができ、第1及び第2の接着剤付きテープ40、49に付着する絶縁性接着剤は第1及び第2の接着剤付きテープ40、49が切断されるまでは熱影響を殆ど受けないので、刃物の鋭利性を保持でき、常時、精密に、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を切断することができる。
【0041】
(第2の実施の形態)
図11(a)〜図11(g)に示すように、本実施の形態においても、連結リードフレーム15aを、図1に示すリードフレーム予熱装置10、リードフレームローディング装置11、テープ片仮貼着装置12、テープ片本貼着装置13及びリードフレームアンローディング装置14に通すことによって、第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を各リードフレーム15上に貼着することができる。
【0042】
但し、本実施の形態では、第1のテープ切断機構33と第2のテープ切断機構34は離隔して配置されている。
従って、図11(c)〜図11(e)に示すように、テープ片仮貼着装置12における仮貼着作業において、X軸方向駆動テーブル30を用いてキャリッジ31を間欠的に前進させながら各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の前後部に第1の接着剤付きテープ片16を貼着した後、さらに、X軸方向駆動テーブル30を用いてキャリッジ31を間欠的に前進させると共にY軸方向駆動テーブル28を用いて横方向に移動させながら各リードフレーム15の各半導体素子搭載部55の両側部分に第2の接着剤付きテープ片17を貼着することができる。
即ち、本実施の形態では、キャリッジ31を後退させることなく、各リードフレーム15に第1及び第2の接着剤付きテープ片16、17を貼着することができる。
【0043】
以上、本発明を、第1及び第2の実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、前述した実施の形態では、連結リードフレームを構成する各リードフレームに第1の接着剤付きテープ片を順次貼着し、第1の接着剤付きテープ片の貼着が完了した後、第2の接着剤付きテープ片を順次各リードフレームに貼着するようにしているが、X、Y軸方向駆動テーブルを各リードフレーム毎に移動して一つのリードフレームについて第1及び第2の接着剤付きテープ片の貼着が完了した後、次のリードフレームについて第1及び第2の接着剤付きテープ片の貼着を行い、同様にして全てのリードフレームに第1及び第2の接着剤付きテープ片を貼着するようにすることもできる。
また、前述した実施の形態では、テープ片の貼着は、仮貼着した後に本貼着することによって行なわれるが、本貼着のみとすることもできる。
さらに、前述した実施の形態では、リードフレームの予熱手段は位置決め搬送手段と別体に設けたが、一体的に設けることもできる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1〜記載のリードフレームへのテープ片貼着方法及び装置においては、接着剤付きテープ片の長手方向の幅を有する第1及び第2の接着剤付きテープを第1及び第2のテープ片形成加工手段に別途供給すると共に、位置決め搬送手段を備えたキャリッジに搭載されたリードフレームを第1及び第2のテープ片形成加工手段に供給し接着剤付きテープを各接着剤付きテープ片の短手方向のピッチで間欠搬送し、その端部から接着剤付きテープ片を切断し、リードフレームの位置を変えながら貼着又は仮貼着するようにしている。
従って、いわゆる切断カスが発生せず、一般に高価な絶縁性接着剤付きテープからなる接着剤付きテープの有効利用を図ることができ、経済性を高めることができる。また、一組の第1及び第2のテープ片形成加工手段を用いて、SIP(シングル・インライン・パッケージ)、DIP(デュアル・インライン・パッケージ)、又はQFP(クワッド・フラット・パッケージ)型リードフレーム等からなる異なる型のリードフレームに容易に接着剤付きテープ片を取付けることができ、設備費の大幅な低減を図ることができる。
【0045】
そして、X、Y軸方向駆動テーブルを用いることによって、接着剤付きテープ片を異なる型のリードフレームのリード群に、容易かつ正確に貼着することができる。
【0046】
請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置においては、接着剤付きテープ片の短手方向の幅ピッチで接着剤付きテープを搬送する間欠搬送手段と、接着剤付きテープの端部から接着剤付きテープ片をピッチ幅寸法で切断して、接着剤付きテープ片を所要の形状に形成するテープ片形成加工手段と、テープ片形成加工手段の下方に配置され、前記リードフレームを搭載するキャリッジ及びキャリッジをX、Y軸方向に移動するX、Y軸方向駆動テーブルとからなる位置決め搬送手段と、テープ片形成加工手段で形成された接着剤付きテープ片をリードフレームの所定の箇所に貼着又は仮貼着するテープ片貼着手段を具備する。
従って、接着剤付きテープ片を異なる型のリードフレームのリード群に容易かつ正確に貼着することができるリードフレームへのテープ片貼着装置を、市販のX、Y軸方向駆動テーブルを用いる等して安価に製作することができる。
【0047】
【0048】
請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置においては、リードフレームの予熱手段が位置決め搬送手段と一体的に又は位置決め搬送手段とは別に設けられて、テープ片の貼着時又は仮貼着時のリードフレームはテープ片の貼着温度又は仮貼着温度に加熱されている。従って、テープ貼着作業において、テープ片の切断作業を比較的低い温度で行なうことができ、テープに付着する絶縁性接着剤はテープが切断されるまでは熱影響を殆ど受けないので、刃物の鋭利性を保持でき、常時、精密に、テープ片を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかるリードフレームへのテープ片貼着方法に用いるリードフレームへのテープ片貼着装置のブロック図である。
【図2】同リードフレームへのテープ片貼着装置の要部正面図である。
【図3】同リードフレームへのテープ片貼着装置の概念的平面図である。
【図4】接着剤付きテープから接着剤付きテープ片が切断された状態を示す説明図である。
【図5】接着剤付きテープから接着剤付きテープ片が切断された状態を示す説明図である。
【図6】半導体素子搭載部の前後部及び両側部に接着剤付きテープ片を貼着する場合の本発明の第1の実施の形態にかかるリードフレームへのテープ片貼着方法の工程説明図である。
【図7】接着剤付きテープ片が貼着されない状態のリードフレームの一部平面図である。
【図8】接着剤付きテープ片が貼着された状態のリードフレームの一部平面図である。
【図9】半導体素子搭載部の前後部のみに接着剤付きテープ片を貼着する場合の本発明の第1の実施の形態にかかるリードフレームへのテープ片貼着方法の工程説明図である。
【図10】半導体素子搭載部の両側部のみに接着剤付きテープ片を貼着する場合の本発明の第1の実施の形態にかかるリードフレームへのテープ片貼着方法の工程説明図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態にかかるリードフレームへのテープ片貼着方法の工程説明図である。
【符号の説明】
A リードフレームへのテープ片貼着装置
10 リードフレーム予熱装置
11 リードフレームローディング装置
12 テープ片仮貼着装置 13 テープ片本貼着装置
14 リードフレームアンローディング装置
15 リードフレーム 15a 連結リードフレーム
16 第1の接着剤付きテープ片 17 第2の接着剤付きテープ片
20 基台 21 上面
22 Y軸方向ガイド 22a Y軸方向移動テーブル
23 Y軸方向ガイド 24 Y軸方向ガイド
24a Y軸方向移動テーブル 25 送り伝達機構
26 Y軸方向駆動テーブル 27 台板
28 X軸方向ガイド 29 送り伝達機構
30 X軸方向駆動テーブル 31 キャリッジ
32 凹部 33 第1のテープ切断機構
34 第2のテープ切断機構 35 ダイ
36 ストリッパー 37 テープ片ガイド孔
38 パンチガイド孔 39 テープガイド溝
40 第1の接着剤付きテープ 40a テープ繰り出し装置
41 パンチ(切断刃物)
42 テープ片切断用シリンダ(テープ片貼着手段)
46 テープ片ガイド孔 47 パンチガイド孔
48 テープガイド溝 49 第2の接着剤付きテープ
49a テープ繰り出し装置 50 パンチ(切断刃物)
51 テープ片切断用シリンダ(テープ片貼着手段)
55 半導体素子搭載部 56 インナーリード

Claims (3)

  1. 複数のリードが配列された少なくとも1つのリード群を備えたリードフレームの前記リード群に第1及び第2の接着剤付きテープ片を貼着する方法であって、
    前記第1及び第2の接着剤付きテープ片の長手方向の幅を有する第1及び第2の接着剤付きテープを、個別に作動する切断刃物を備え、前記リードの位置に合わせて直交状態で配置された第1及び第2のテープ片形成加工手段に供給すると共に、直交状態に配置したX、Y軸方向駆動テーブルからなる位置決め搬送手段を備えたキャリッジに搭載された前記リードフレームを前記第1及び第2のテープ片形成加工手段の下方に前記位置決め搬送手段を介して供給し、前記第1及び第2の接着剤付きテープを前記各接着剤付きテープ片の短手方向のピッチで間欠搬送し、その端部から前記接着剤付きテープ片を切断し、前記切断刃物に前記接着剤付きテープ片を保持させながら降下させ、前記リードフレームの位置を前記位置決め搬送手段を介して変えながら前記リード群毎の所要のテープ片貼着位置に、前記接着剤付きテープ片を貼着又は仮貼着することを特徴とするリードフレームへのテープ片貼着方法。
  2. 複数のリードが配列された少なくとも1つのリード群を備えたリードフレームの前記リード群に第1及び第2の接着剤付きテープ片を貼着するリードフレームへのテープ片貼着装置であって、
    (1)前記第1及び第2の接着剤付きテープ片の長手方向の幅を有する接着剤付きテープを、前記接着剤付きテープ片の短手方向の幅ピッチで搬送する間欠搬送手段と、前記接着剤付きテープの端部から前記接着剤付きテープ片を前記ピッチ幅寸法で切断して、前記接着剤付きテープ片を所要の形状に形成する切断刃物をそれぞれ備えた第1及び第2のテープ片形成加工手段と、
    (2)前記第1及び第2のテープ片形成加工手段の下方に配置され、前記リードフレームを搭載するキャリッジと、該キャリッジをX、Y軸方向に移動するX、Y軸方向駆動テーブルとからなり、前記リード群の所定の貼着個所に位置するように、前記リードフレームの移動を行なうことができる位置決め搬送手段と、
    (3)前記第1及び第2のテープ片形成加工手段で形成された前記第1及び第2の接着剤付きテープ片を前記切断刃物で保持した状態で降下させ、前記リード群の所定の箇所に貼着又は仮貼着するテープ片貼着手段を含み、
    前記第1及び第2のテープ片形成加工手段は、直交する前記リード群のそれぞれに合わせて異なる位置に直交状態で設けられていることを特徴とするリードフレームへのテープ片貼着装置。
  3. 前記リードフレームの予熱手段が前記位置決め搬送手段と一体的に又は該位置決め搬送手段とは別に設けられて、前記接着剤付きテープ片の貼着時又は仮貼着時の前記リードフレームは該接着剤付きテープ片の貼着温度又は仮貼着温度に加熱されている請求項記載のリードフレームへのテープ片貼着装置。
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