JPH11264135A - アンカー構造体 - Google Patents

アンカー構造体

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JPH11264135A
JPH11264135A JP10067095A JP6709598A JPH11264135A JP H11264135 A JPH11264135 A JP H11264135A JP 10067095 A JP10067095 A JP 10067095A JP 6709598 A JP6709598 A JP 6709598A JP H11264135 A JPH11264135 A JP H11264135A
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corrosion
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polyethylene
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Daigo Satou
大伍 佐藤
Taiji Mikami
泰治 三上
Etsuji Ishibashi
悦治 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い防食性を有し、またアンカー設置孔のボ
ーリング径も小さく、しかも止水部の信頼性も高いアン
カー構造体を提供すること。 【解決手段】 引張鋼材として、表面に、セメントグラ
ウトに対して高い付着力を有し、かつ防食効果の高い、
エポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂等の密着樹脂被覆層
を形成した防食PC鋼より線を複数本使用し、この複数
本の各防食PC鋼より線の自由長部に、防食PC鋼より
線の外径より0.6mm〜6mm大きい内径のポリエチ
レンシースを被せて緊張時における自由な伸びを確保
し、かつ複数本の防食PC鋼より線を定着長部において
スペーサで所定間隔で保持して、グラウトホースと共
に、結束バンドで結束一体化し、この結束一体化した防
食PC鋼より線の定着長部先端に先端キャップを被せ、
かつ定着長部と自由長部との境界部分と、定着具側の端
部に止水部を設けた構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、引張鋼材を緊張
させて、岩盤、法面等の地崩れ防止、ダム、橋脚等のコ
ンクリート構造物の安定化を図る、アンカー構造体に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のアンカー構造体は、頭部に定着
具が設置されるアンカー設置穴に、先端側に定着長部を
設け、頭部側に自由長部を設けた主としてPC鋼より線
によって形成された引張鋼材を収容し、アンカー設置穴
と引張鋼材との間にセメントグラウトを注入充填し、引
張鋼材を緊張させて引張鋼材の頭部側端部を、アンカー
設置穴の頭部の定着具に固定するという構造になってい
る。
【0003】したがって、引張鋼材は、定着長部におい
てセメントグラウトとの高い付着力が要求され、一方、
自由長部においては緊張時に自由な伸びが要求される。
【0004】また、PC鋼より線によって引張鋼材を構
成した場合には、高い防食性も要求される。
【0005】ところで、従来、このようなアンカー構造
体として、つぎのようなものが知られている。
【0006】まず、その一つは、複数本の引張鋼材を使
用し、この複数本の引張鋼材を一つの保護管に収容して
自由長部とし、定着長部の引張鋼材に波形シースを被
せ、まわりのセメントグラウトと併せて二重防食を図る
ようにしたものである(特開昭62−211423
号)。
【0007】また、定着長部の引張鋼材に防食加工を施
し、まわりのセメントグラウトと併せて二重防食を可能
とし、複数本の引張鋼材を一つの保護管に収容して自由
長部を形成したものもある(特開平6−336727
号)。
【0008】一方、アンカー頭部の防食手段としては、
次のようなものがある。
【0009】その防食手段の一つは、緊張時における引
張鋼材の伸びの確保と、防食を図るために、アンカー設
置穴の頭部に設置される定着具の支圧板に、アンカー設
置穴内に突き出す先端がテーパー状に形成されたガイド
管を設け、このガイド管の先端に、複数本の引張鋼材を
収容した保護管の頭部側を嵌め入れ、ガイド管内に防食
剤を注入充填するという方法である(特公平4−412
12号)。
【0010】また、定着具の支圧板に、トランペット形
のパイプを溶接し、このパイプに、複数本の引張鋼材を
収容した保護管を挿入して、保護管とパイプとの隙間に
止水材を配置し、保護管内に防食材を注入充填するよう
にしたものもある(実公平3−29385号)。
【0011】また、引張鋼材自身に防食加工を行い、自
由長部を形成する複数本の引張鋼材を収容した保護管内
への防食剤の注入充填を不要とし、定着具の支圧板と保
護管との間にジョイントシースを配置し、このジョイン
トシースを保護管との隙間部分に止水材を配置するよう
にしたものもある(特開平6−336727号)。
【0012】一方、自由長部と定着長部との間の境界部
分の止水手段としては、次のような方法が知られてい
る。
【0013】その一つは、引張鋼材の本数とグラウトホ
ースに合わせた数の孔を有する止水部材を、自由長部を
形成する保護管の先端部分に設置し、その周りに樹脂を
塗布し、防食テープを巻きつけて止水を行う方法である
(特開平6−336727号)。
【0014】また、自由長部と定着長部の隙間に、ペー
スト状の樹脂を注入して止水部を形成する方法もある
(特公平3−38368号)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアンカー構
造体には、次のような問題がある。
【0016】まず、複数本の引張鋼材を保護管に収容し
て自由長部を形成するタイプのものは、自由長部での緊
張時におけるスムーズな伸びを確保する必要があるた
め、保護管として比較的大きな径のものを使用しなけれ
ばならない。
【0017】しかしながら、保護管の径が大きくなる
と、それだけアンカー設置穴の径を大きくしなければな
らず、ボーリング費用が増大する。ボーリング費用は、
設置工事費用のうちのかなりの比重(約1/2)を占め
るため、ボーリング費用が増大することは好ましくな
い。
【0018】また、複数本の引張鋼材を保護管内に収容
したものをアンカーユニットとして工場で加工し、施工
現場に搬入する場合、保護管に収容した状態で引張鋼材
をコイルに巻く必要がある。
【0019】ところが、図21に示すように、複数本の
引張鋼材1の周囲の保護管2の直径が大きい場合、巻か
れた保護管2の外側部分の伸びが、内側よりも大きくな
るため、自由長部と定着長部との間の境界部分に被せた
止水部材3が、外側部分で引張られてずれが生じやす
く、止水効果が悪くなるという問題がある。
【0020】また、自由長部と定着長部との間の境界部
分に、ペースト状の樹脂を注入して止水を図る方法は、
施工に手間と注意を要すると共に、止水自体の信頼性に
も疑問がある。
【0021】また、アンカー頭部の止水を行うために、
トランペット型のパイプを、アンカー頭部の支圧板に設
置し、このパイプの先端に、自由長部を形成する保護管
の後端を挿入する場合にも、保護管2の径が大きいと、
コイル状に巻かれた保護管2が、図22(a)に示す円
形の状態から図22(b)に示すように楕円形に変形す
るため、挿入しずらいという問題がある。また、巻きぐ
せを直したり、変形を矯正したりすることは、保護管の
肉厚が厚く大変である。
【0022】そこで、この発明は、高い防食性を有し、
またアンカー設置孔のボーリング径も小さく、しかも止
水部の信頼性も高いアンカー構造体を提供しようとする
ものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、引張鋼材として、表面に、セメントグ
ラウトに対して高い付着力を有し、かつ防食効果の高
い、エポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂等の密着樹脂被
覆層を形成した防食PC鋼より線を複数本使用し、この
複数本の各防食PC鋼より線の自由長部に、防食PC鋼
より線の外径より0.6mm〜6mm大きい内径のポリ
エチレンシースを被せて緊張時における自由な伸びを確
保し、かつ複数本の防食PC鋼より線を定着長部におい
てスペーサで所定間隔で保持して、グラウトホースと共
に、結束バンドで結束一体化し、この結束一体化した防
食PC鋼より線の定着長部先端に先端キャップを被せ、
かつ定着長部と自由長部との境界部分と、定着具側の端
部に止水部を設けた構造としたのである。
【0024】
【発明の実施の形態】この発明では、引張鋼材として、
図1〜図6に示す構造の防食PC鋼より線10を複数本
結束して使用する。
【0025】図1に示す防食PC鋼より線10は、より
合わせる前の各素線11に、密着樹脂被覆層12を形成
している。この密着樹脂被覆層12を形成する樹脂とし
ては、エポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂があり、定着
長部におけるセメントグラウトとの付着力を考えれば、
エポキシ樹脂が好ましい。ポリエチレン樹脂被覆は、エ
ポキシ樹脂被覆に比較して軟らかいため、変形し易く、
表面に付着力を上げる加工を行っても、エポキシ樹脂被
覆よりもセメントグラウトに対する付着力が劣るため、
定着長部の長さを長くしなければならないという不利が
ある。
【0026】図2に示す防食PC鋼より線10は、裸の
素線11をより合わせた後に、その外周に密着樹脂被覆
層12を、より目が出る程度の厚さに形成している。ま
た、素線11と素線11の間の隙間にも防食材を充填し
ている。
【0027】上記防食PC鋼より線10の表面は、定着
長部での付着力を向上させるために、図3に示すよう
に、密着樹脂被覆層12の外層に、最内層に届かない深
さで、硅砂等の固形粒子13を埋め込んで粗面化した
り、図4に示すように、ショット等により微小な凹凸状
の粗面を形成したり、あるいは図5に示すように、溝状
の凹凸を形成しておくことが好ましい。
【0028】上記密着樹脂被覆層12の厚みは、図1に
示すように、素線11の1本1本に被覆する場合には、
ピンホール等を防止するために、200μm以上とし、
図2に示すように、より合わせてから被覆する場合に
は、素線11と素線11の間のより目を被覆するため
に、400μm以上とし、かつより目が残る程度とす
る。
【0029】上記のように作成された防食PC鋼より線
10の外周には、緊張時に、自由長部での自由な伸びを
確保するために、図6に示すように、防食PC鋼より線
10の外径より0.6mm〜6.0mm大きい内径のポ
リエチレンシース14を被せるようにする。
【0030】防食PC鋼より線10の外径とポリエチレ
ンシースの内径の差の下限を0.6mmとするのは、こ
れ未満になると、ポリエチレンシース14の内面と、防
食PC鋼より線10の表面との間の摩擦力が大きくな
り、緊張時に自由な伸びを確保できなくなる。また、差
が6.0mmを越えると、摩擦は小さくなるものの、防
食PC鋼より線10を束ねて引張材とした時に、全体の
径が大きくなり、アンカー設置穴の径を小さくするとい
うこの発明の目的に沿わなくなり、施工時のハンドリン
グも悪くなる。
【0031】また、上記ポリエチレンシース14の厚み
は、0.4mm以上とする。これより薄くした場合、施
工中における損傷により破損等が起こるおそれがある。
【0032】次に、自由長部と定着長部との間の境界部
分に次のような境界止水部15を形成する。
【0033】図7に示すように、自由長部の先端のポリ
エチレンシース14と防食PC鋼より線10との間のク
リアランスに、エポキシ樹脂18を所定の長さで注入
し、硬化後、境界付近を防食テープ19によってラッピ
ングして境界止水部15とする方法がある。
【0034】このクリアランスに注入する樹脂として
は、ポリエチレン樹脂を溶融したものでもよいが、施工
現場で、ポリエチレン樹脂を加熱する必要等があり、施
工性に劣る。
【0035】また、ポリエチレンシース14を被せたこ
の発明の防食PC鋼より線10を、アンカー設置穴に挿
入する場合に、自由長部が長くなると、端部のポリエチ
レンシース14をクレーン等で保持して吊り下げると、
防食PC鋼より線10が落下する可能性がある。
【0036】このような場合には、ポリエチレンシース
14と、防食PC鋼より線10とのクリアランスに、図
8に示すように、硬質のプラスチック栓20を挿入した
後、ポリエチレンシース14の外側から帯状のバンド2
1で締め付け、その後に、これらの外側に防食テープ1
9を巻き付けるようにするとよい。
【0037】また、他の方法として、図9に示すよう
に、自由長部と定着長部の境界部分に、内面に接着剤を
塗布した熱収縮ポリエチレン樹脂チューブ22を被せ、
このチューブ22を熱により収縮させて境界止水部15
を形成する方法もある。
【0038】また、図7及び図8に示す境界止水部15
を形成する場合に、防食テープ19をラッピングする方
法に代えて、図9と同様に、熱収縮ポリエチレン樹脂チ
ューブ22を用いてもよい。
【0039】これらの境界止水部15の構造は、個々の
防食PC鋼より線10の定着長部と自由長部との境界部
分に位置するため、工場でケーブル加工して施工現場
に、コイル状に巻いて搬入しても、曲げた時に、従来の
大きな直径の保護管を曲げた場合と異なり、曲げの外側
の歪が比較的小さく、ずれも生じにくく止水性が失われ
るということがない。
【0040】次に、アンカー頭部の止水構造について説
明する。アンカー頭部は引張鋼材を定着させる重要な部
分であり、頭部背面に腐食水が侵入しないようにしなけ
ればならない。
【0041】従来、複数本のPC鋼より線を引張鋼材と
して使用する場合、自由長部は複数本のPC鋼より線全
体が保護管に収められている。したがって、従来、頭部
背面の止水は、保護管の外側に沿って行っている。
【0042】ところが、この発明で使用する防食PC鋼
より線は、個々の防食PC鋼より線において自由長を確
保することができるように、ポリエチレンシース14を
被覆しているため、この発明では個々の防食PC鋼より
線10に被覆されたポリエチレンシース14の外側に沿
って止水を行わなければならず、そのために次のような
止水構造を採用している。
【0043】まず、アンカー頭部の支圧板23に、図1
0(a)、(b)に示す構造のジョイントシース24を
装着する。
【0044】上記ジョイントシース24は、図10
(a)、(b)に示すように、上方筒部25と底部26
とからなる。上方筒部25は、支圧板23の設置孔27
にぴったりと嵌まる大きさに形成され、外周上縁には、
支圧板23の設置孔27の周囲に係止されるフランジ2
8が形成されている。また、上記底部26は、上下方向
にある一定の長さを有すように形成され、支圧板23の
上方に設置されるアンカーディスク29のウェッジ孔に
対応する位置に、防食PC鋼より線10を被覆するポリ
エチレンシース14の外径に合致する大きさの防食PC
鋼より線挿通孔30が、使用する防食PC鋼より線10
の本数に応じて形成されている。また、この底部26の
中央には、グラウトホース挿通孔31も形成されてい
る。
【0045】上記頭部の止水部は、次のようにして設置
される。
【0046】まず、ジョイントシース24の防食PC鋼
より線挿通孔30に、設置する防食PC鋼より線10の
定着具側の端部を挿通させ、ジョイントシース24の上
方筒部25内で防食PC鋼より線10のポリエチレンシ
ース14を剥す。そして、グラウト注入ホース32の定
着具側の端部も、ジョイントシース24のグラウトホー
ス挿通孔31に挿通させて、上方筒部25内でグラウト
注入ホース32を切断する。この後、ジョイントシース
24の上方筒部25内の空間に、図11に示すように、
エポキシ樹脂又は発泡ウレタン樹脂等のシール材33を
注入し、固化させることにより、止水部が一応完成す
る。
【0047】さらに、止水性を高めるために、図12に
示すような止水部にしてもよい。
【0048】この止水部は、ジョイントシース24の上
方筒部25の底部側のほぼ半分に、ゴム等の弾力性材料
によって形成した弾力部材34を収容する。この弾力部
材34にも、防食PC鋼より線挿通孔30と、グラウト
ホース挿通孔31に対応する挿通孔がそれぞれ形成され
ている。そして、この弾力部材34を収容したジョイン
トシース24の上方筒部25の上半分に、図13
(a)、(b)に示す、有底筒形の押え部材35を嵌め
る。この押え部材35の底面にも、防食PC鋼より線挿
通孔36と、グラウトホース挿通孔37が形成されてい
る。この押え部材35の高さは、上縁が、ジョイントシ
ース24の上方筒部25に嵌め入れた状態で、少し上方
に突出するように形成され、支圧板23の上方に設置さ
れる円形プレート38によって、緊張時に押し込まれ、
これによって弾力部材34が変形し、弾力部材34が、
防食PC鋼より線10のポリエチレンシース14の外面
により密着するようにしている。
【0049】また、弾力部材34が硬い場合には、弾力
部材34を変形させるのに大きな力が必要となるので、
図14に示すように押え部材35の内部に支柱49を設
けて内側でも押し込みがなされるようにしてもよい。
【0050】そして、止水を完全にするために、ジョイ
ントシース24と押え部材35との間に、エポキシ樹脂
を塗布すると同時に、押え部材35の中の空間にも、エ
ポキシ樹脂を注入することが好ましい。
【0051】上記ジョイントシース24、押え部材35
の材質としては、腐食の点を考慮すると、硬質ポリエチ
レン等のプラスチックを用いるのがよいが、防食加工さ
れた鋼であってもよい。
【0052】また、図15に示すように、ジョイントシ
ース24の底部26に形成した防食PC鋼より線挿通孔
30、グラウトホース挿通孔31の上縁部分に座ぐり部
50を形成し、この座ぐり部50の部分にそれぞれOリ
ング39を嵌め、このOリング39を押え部材35の底
板によって押え付けるようにしてもよい。
【0053】この発明に係る防食PC鋼より線10は、
図18に示すように、複数本が束ねられたケーブルの形
態で引張鋼材として使用される。
【0054】防食PC鋼より線10は、ポリエチレンシ
ース14が剥された定着長部Aと、ポリエチレンシース
14が被覆された自由長部Bとに区分され、定着長部A
は、50cm〜200cm間隔で、スペーサ40が設置
され、このスペーサ40の両側で複数本の防食PC鋼よ
り線10がばらけないように結束バンド41で結束され
ている。スペーサ40は、外面が球形で、周囲に防食P
C鋼より線10が嵌まる溝が等間隔に形成されている。
【0055】上記結束バンド41は、防食PC鋼より線
10の被覆を傷つけないようにするために、樹脂製のも
のが好ましい。また、この結束バンド41は、防食PC
鋼より線10の本数が多い場合には、スペーサ40以外
のところに使用するようにしてもよい。
【0056】上記複数本の防食PC鋼より線10を束ね
たケーブルにはその中心にグラウト注入ホース32も一
緒に束ねられている。
【0057】上記ケーブルの先端には、アンカー設置穴
に挿入する際に、内壁に当たって挿入作業に支障がきた
さないように、図16又は図17に示すように、ポリエ
チレン製又は防食加工された鋼製の先端キャップ42が
被せられている。
【0058】図16に示す先端キャップ42は、束ねた
防食PC鋼より線10の全部が嵌まる大きさの嵌合穴4
3を有し、入口部分に少し大きい径のガイド44を形成
している。
【0059】一方、図17に示す、先端キャップ42
は、束ねた防食PC鋼より線10の本数と同じ数で、個
々の防食PC鋼より線10が嵌まる大きさの嵌合穴43
を有している。そして、この先端キャップ42を被し
て、先端キャップ42の入口近くで、複数の防食PC鋼
より線10を結束バンド41で結束すると、防食PC鋼
より線10が拡がるので、先端キャップ42が落下する
ことはない。
【0060】また、先端キャップ42の嵌合穴43内
に、エポキシ樹脂又は溶融ポリエチレン樹脂を注入し
て、防食PC鋼より線10と先端キャップ42とを一体
化するようにしてもよい。
【0061】次に、個々の防食PC鋼より線10の定着
長部Aと自由長部Bの境界部分には、前述の方法によっ
て境界止水部15が形成されている。
【0062】この発明の防食PC鋼より線10の自由長
部は、防食PC鋼より線10の外径より0.6mm〜6
mm大きい内径のポリエチレンシース14内で、防食P
C鋼より線10が伸びるように形成され、複数本がばら
けないように、結束テープ45が巻き付けられている。
【0063】そして、上記のようにして束ねたケーブル
は、アンカー設置穴に挿入され、頭部が定着具によって
固定されるようになっている。
【0064】上記定着具を構成する支圧板23の背面
は、上記のように、ジョイントシース24を使用して完
全な止水処理が施されている。
【0065】また、頭部の定着具は、図20に示すよう
に、支圧板23と防食キャップ46を取り付ける、外側
にネジを有する円形プレート38と、防食PC鋼より線
10を、ウェッジ47で定着するためのアンカーディス
ク29と、防食材48が注入される防食キャップ46と
によって形成されている。
【0066】
【実施例】この発明に係るアンカー構造体の実施例を、
図18に基いて説明すると次の通りである。
【0067】アンカー設置孔に挿入されているケーブル
は、4本の防食PC鋼より線10を、グラウト注入ホー
ス32の周囲に配置したものである。
【0068】個々の防食PC鋼より線10は、図3に示
す構造のもので、粉体塗装により、エポキシ樹脂を、1
5.2mmの直径のPC鋼より線の各素線11間の隙間
に充填し、かつ外周により線のより目が見える程度の膜
厚(0.6mm)で被覆し、その表面に硅砂の固形粒子
を埋め込んだものを使用した。
【0069】上記ケーブルの全長は、31mで、グラウ
ト注入ホース32から注入されるセメントグラウトに付
着される定着長部の長さを5mとし、自由長部と頭部の
長さを25mとした。残りを、緊張に必要な余長とし、
この部分は緊張後に切断するようにしている。
【0070】上記ケーブルの先端には、ケーブルの外径
よりも少し小さい内径をもったポリエチレン製の先端キ
ャップ42を被せて、アンカー設置孔に挿し込まれる。
また、定着長部には、1m毎に球形のスペーサ40が設
置され、このスペーサ40の両側がポリエチレン製の結
束バンド41で結束されている。
【0071】そして、自由長部と定着長部の境界部分の
境界止水部15は、ポリエチレンシース14と防食PC
鋼より線10の隙間にエポキシ樹脂を注入した後に、内
面に粘性の高い接着剤を塗布した熱収縮ポリエチレンチ
ューブ22を被せ、熱風によりポリエチレンチューブ2
2を収縮させて形成している。
【0072】次に、自由長部は、2m毎に、ガラス繊維
の入った結束テープで結束され、ケーブルをアンカー頭
部側をクレーンで保持して持ち上げ、先端キャップ42
を取り付けた先端から、内径が115mmのアンカー設
置穴に挿入するようにしている。
【0073】その後、グラウトホース挿通孔31と、防
食PC鋼より線挿通孔30を有するポリエチレン製のジ
ョイントシース24を、ケーブルの頭部側から通し、ジ
ョイントシース24のフランジ28を、アンカー設置穴
に設置された支圧板23に引掛けてジョイントシース2
4を設置する。
【0074】次いで、ジョイントシース24の空間部に
弾力部材34を挿入し、この弾力部材34の上に、押え
部材35を載せ、ジョイントシース24から少し突出す
る押え部材35の外周にエポキシ樹脂を塗布する。そし
て、この押え部材35の中にエポキシ樹脂を充填してか
ら外周にネジを有する円形プレート38を載せ、防食P
C鋼より線10を緊張することにより、アンカーディス
ク29を介して、円形プレート38にジャッキの反力を
伝え、これにより押え部材35を押え付けて止水部を形
成している。
【0075】また、押え部材35を弾力部材34の上に
載せた後、防食PC鋼より線10のポリエチレンシース
14は、押え部材35の出口付近で切断して除去してお
く。
【0076】この後、防食PC鋼より線10をアンカー
ディスク29に対してジャッキで緊張定着させて、所定
の長さに切断し、防食キャップ46を、円形プレート3
8の外側のネジにはめるようにして取付け、防食キャッ
プ46内に防食グリース等の防食材48を注入すること
により、アンカー設置作業が完了する。
【0077】
【発明の効果】この発明のアンカー構造体は、以上のよ
うに、保護管に収容して、自由長部を形成する必要がな
いので、アンカー設置孔のボーリング径を必要に最小限
に抑えることができる。
【0078】例えば、1つの保護管に収容して自由長部
を形成する従来例と、ポリエチレンシースと防食PC鋼
より線との間のクリアランスによって自由長部を形成す
るこの発明のものとでは、表1のように、特に、3本、
5本、6本、9本のケーブルを使用した場合に、ボーリ
ング径に大きな差が表われた。
【0079】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で使用する防食PC鋼より線の断面図
【図2】同上の断面図
【図3】同上の断面図
【図4】同上の断面図
【図5】(a)は同上の斜視図、(b)は部分縦断面図
【図6】ポリエチレンシースを被せた同上の断面図
【図7】境界止水部の部分を示す断面図
【図8】境界止水部の他の例を示す断面図
【図9】境界止水部の他の例を示す断面図
【図10】(a)はジョイントシースの縦断面図、
(b)はその平面図
【図11】頭部の止水部の一例を示す断面図
【図12】頭部の止水部の他の例を示す断面図
【図13】(a)は押え部材の縦断面図、(b)はその
平面図
【図14】(a)は押え部材の他の例を示す縦断面図、
(b)はその平面図
【図15】頭部の止水部の他の例を示す縦断面図
【図16】(a)はこの発明で使用するケーブルの先端
部分を示す断面図、(b)は先端キャップの断面図
【図17】(a)は同上の他の例を示す断面図、(b)
は先端キャップの断面図
【図18】この発明のアンカー構造体の設置状態を示す
全体図
【図19】図18のI−I線の断面図
【図20】図18の部分拡大図
【図21】従来例の説明図
【図22】(a)は従来例の保護管の変形前の状態を示
す断面図、(b)は変形後の状態を示す断面図
【符号の説明】
11 素線 12 密着樹脂被覆層 13 固形粒子 14 ポリエチレンシース 15 境界止水部 18 エポキシ樹脂 19 防食テープ 20 プラスチック栓 21 バンド 22 熱収縮ポリエチレン樹脂チューブ 23 支圧板 24 ジョイントシース 25 上方筒部 26 底部 27 設置孔 28 フランジ 29 アンカーディスク 30 防食PC鋼より線挿通孔 31 グラウトホース挿通孔 32 グラウト注入ホース 33 シール材 34 弾力部材 35 押え部材 36 防食PC鋼より線挿通孔 37 グラウトホース挿通孔 38 円形プレート 39 Oリング 40 スペーサ 41 結束バンド 42 先端キャップ 43 嵌合孔 44 ガイド 45 結束テープ 46 防食キャップ 47 ウェッジ 48 防食材 49 支柱 50 座ぐり部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部に定着具が設置されるアンカー設置
    穴に、先端側に定着長部を設け、頭部側に自由長部を設
    けた引張鋼材を収容し、アンカー設置穴と引張鋼材との
    間にセメントグラウトを注入充填し、引張鋼材を緊張さ
    せて引張鋼材の頭部側端部を、アンカー設置穴の頭部に
    設置される定着具に固定するアンカー構造体において、
    上記引張鋼材が、PC鋼より線の表面に、より合わせた
    状態で0.4mm以上で、かつより目が現われる程度の
    厚み、又はより合わせる前の各表線の状態で0.2mm
    以上の厚みを有するエポキシ樹脂又はポリエチレン樹脂
    等の密着樹脂被覆層を有し、自由長部における密着樹脂
    被覆層の外周に、被覆層の外径より0.6mm〜6mm
    大きい内径の0.4mm以上の厚みのポリエチレンシー
    スを有する防食PC鋼より線であり、この防食PC鋼よ
    り線の複数本を定着長部で、スペーサによって所定間隔
    に保持して、グラウトホースと共に結束バンドで結束一
    体化し、この結束一体化された定着長部先端の防食PC
    鋼より線に先端キャップを被せ、かつ定着長部と自由長
    部との境界部分と、定着具側の端部に、それぞれ止水部
    を設けたことを特徴とするアンカー構造体。
  2. 【請求項2】 上記先端キャップが、ポリエチレン製又
    は防食加工された鋼製であり、その先端キャップに形成
    された嵌合穴を、内径が防食PC鋼より線の外径よりも
    少し小さく、入口部分で少し大きく形成している請求項
    1記載のアンカー構造体。
  3. 【請求項3】 上記先端キャップが、定着長部におい
    て、結束一体化された防食PC鋼より線と同じ数の嵌合
    穴を有するポリエチレン製であり、この先端キャップの
    入口部分でPC鋼より線が結束されている請求項1記載
    のアンカー構造体。
  4. 【請求項4】 上記先端キャップの嵌合穴に樹脂を注入
    した請求項3記載のアンカー構造体。
  5. 【請求項5】 支圧板の背面に、上方筒部と、グラウト
    ホース挿通孔及び防食PC鋼より線挿通孔を有する底部
    とからなるジョイントシースを設置し、このジョイント
    シース内の底部側に、グラウトホース挿通孔及び防食P
    C鋼より線挿通孔を有する弾力材料によって形成した弾
    力部材を収容し、この弾力部材の上に、ジョイントシー
    スの上方に少し突出する押え部材を収容して、定着具側
    の止水部を構成したことを特徴とする請求項1記載のア
    ンカー構造体。
  6. 【請求項6】 上記押え部材の外周にエポキシ樹脂を塗
    布し、かつ押え部材の空間部分に、エポキシ樹脂又はポ
    リエチレン樹脂を充填した請求項5記載のアンカー構造
    体。
  7. 【請求項7】 上記ジョイントシースの内部に、エポキ
    シ樹脂又はポリエチレン樹脂を充填した請求項5記載の
    アンカー構造体。
  8. 【請求項8】 上記ジョイントシースの底部に設けたグ
    ラウトホース挿通孔と防食PC鋼より線挿通孔の上縁部
    に座ぐり部を形成し、この座ぐり部にOリングを嵌め、
    このOリングを、プラスチック製の押え部材によって押
    え付けた請求項5〜7のいずれかの項に記載のアンカー
    構造体。
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