JPS5920615A - プレストレストコンクリ−ト用束緊張材のための定着装置及び接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ＰＣ鋼よシ線、ＰＣ鋼；腺或いはそれに類
似のもののような単一部材の多数から成る、プレストレ
ストコンクリートのだめの束緊張材用の、同時に接続位
置として形成された緊張位１４のための定着装置７／ｊ
並びに接続装置に関する。

長い構造物の構築の場合には必しも、個々の緊張材を構
造物のそれぞれの端面迄通すのは容易ではなく、多くの
゛場合中間定着部を設けて、これに更に延ばす緊張拐を
４妾続しなければならない１．それは特にプレストレス
トコンクリート僑のセグメントをつなぎ合せる場合であ
る。これらの緊張材の接続には、次の新しいセグメンＩ
・の緊張材の緊張力を前のセグメントの緊張材の端部に
確実に伝達するという課題がある。その場合特に両方の
構造セグメントの間の目地、所謂接合目地にも緊張材の
緊張力から成るプレストレスト態をできる限り妨げられ
ずに作らなければならない。

一公知の定着装置ではアンカ一体が円板となっている。

この円板中には、予め配置される単一部材を定着するた
めの孔の外側に接続する単一部月を固定するための円錐
孔を設けである（ドイツ連邦共和国出願公開第２４２３
７４１号公報）。予め配置される単一部材と接続する単
一部材の固定平面は事実上一致する、１アンカー板は管
状スペーサを介して、接続する単一部材の固定に必要な
くさびをそのために設けられた孔の中へあとから挿入す
ることができる自由空間を作るために支承体上に支承さ
れている。

多数の単一部分から成るこの定着装置のために必要な空
間占有は比較的大きい。接続する単一部材のくさびも、
緊張制の組立てと緊張の間の時間にくさびが不意にゆる
むことにならないように個々に確保されなければならな
い。接続する単一部材は予め配置される単一部月の外側
で半径方向に固定されているので、アンカー板が深皿形
に変形する危険がある。これはくさび定着の僅かな、経
時的なスリップと共に接Ｗ４シ目地に亀裂を作ることが
ある。

定着部の長さと、従ってまた取囲むコノクリートの収縮
、クリープ短縮のために起る暗合目地中のプレストレス
の低下はこの種の別の公知の定着装置では、アンカー板
を直接接合目地に当接させることで防１トされる（ドイ
ツ連邦共和国出願公開第２９１１４３７号公報）という
。

接続する単一部材のための円１Ｌ孔はこの場合も、予め
配置される単一部材ｆ入れる孔の外側に半径方向にはソ
同一平面上に設けられる。接続する単一部材のくさびは
、箸に対して突張る圧縮ばねによって確保される。この
場合にも次のような結果を伴なうアンカー板の変形の危
険が存（ｊ三する。即ちたとえ僅かであるにせよ経時的
なスリップが直ちに接合目地における亀裂となって現わ
れる。

公知の定着装置でｔよ、くでひは、緊張材用のダクトに
セメントモルタルを注入した後、入ってきたそのセメン
トモルタルによって固定され、引張力が強まった場合に
あと追いは阻市され、その結果耐破壊性は得られないと
いう欠点がある。

この発明の基本的課題は、初めに記載した種類の定着部
において次の点を確実にすること、即ち接合目地中の亀
裂を最大限（Ｃ防止し、くさびのあと追いを妨げず、そ
の結果耐ｒｉａｌ＜　ｊｔＭ性がいつでも得られるよう
にすることにある。

この発明は前記課題を初めに記載した種類の定着装置を
次のように構成して解決する。即ち孔が定着くさびの接
触面を形成している円錐部の他に孔の短い方の直径に接
続す□る円筒部を有すること、前記円錐部は重ね継手の
様式に従って相互にずらして設けられ、接続する単一部
材の孔に塑性を持続する、潤滑性のある防錆材、特にグ
リースを詰め、この孔を接続する単一部材を、のちに通
すためにアンカ一体に接触する取外し可能なキャッププ
レートによつ−Ｃ被うのである。

好都合なのはその接続する単一部材のための孔の円筒部
を取外し可能な閉塞栓で閉塞することである。閉塞栓は
キャッププレー１・に附着形成され、外周に歯をつける
ことができる。

閉塞栓とキャッププレートはたとえばポリエテンンのよ
うなプラスチックで製造するのがよい。

プレストレストコンクリート用の、ｐａＢ４より様、Ｐ
ＣＣ鋼線−はそれに類似のものの多数の単一部材から成
る東緊張材のための接続装置では、孔が、定着くさびの
ための接触面を形成する円錐部の他にそ〕ｔぞれ一個の
、孔の小さい方の直径に接続する円筒部ｔ　ｍすること
、その円錐部は重ね継手式に相互にずらして配置しであ
ること、予め配置される単一部材のための孔にも接続す
る単一部材のだめの孔にも塑性を持続する、潤滑性のあ
る防錆材特にグリース２詰め、それぞれの孔がアンカ一
体の；４面に接触して学一部材の挿入を可能にするカバ
ープレートで被われていることにこの発明の本質がある
。

カバープレートは単一部材をあとから挿入するために孔
をもつことができる。その孔の直径は単一部材の直径よ
り僅かに大きいだけである。

定着装置の場合も接続装置首の場合も予め配置される単
一部材及び接続する単一部材の孔がアンカ一体の横断面
に一様に配分されている。

この発明の利点は先づ次の点にある。即ち接続する単一
部材の定着領域には腐蝕防止のためにセメントモルタル
を注入するのではなく、くさび−を塑性を持続する、潤
滑性のある防錆拐、即ちグリースの中に埋設し、これに
よって常に効果的なくさび定着が確保される。このくさ
び定着は破壊状態におけるくさびのめと追いを可能にす
る。孔の円錐部がずらして配置されていることによって
それに続く孔の部分が円筒形になシ、こ＼にまたグリー
スが詰められる。こうして、接続する単一部材ケ入れる
ための孔の円筒部に短い、付着しない部分が生じる。そ
こでは単一部材が自由に伸長でき、これによって定着部
の僅かな、経時的なスリップを償うことができる。それ
にも拘らずこの発明による定着装置は短い展開長をもつ
だけなので、コンクリートの収縮とクリープによるプレ
ストレスト失の追加は防止される。

この発明の別の利点は、接続する単一部月のための孔に
防錆材を詰めたのちに、予め配置される単一部材の定着
、緊張、グラフト注入後の任意の時点に前記の接続すべ
き単一部材が、腐蝕Ｌｉｔ陽の心配なしに挿入すること
ができる。孔と防錆材の保護は閉塞栓付キャッププｖ−
）によって行なわれ、キャッププレー１は接続する単一
部月がＩ１人されるときに外される。単一部材を孔に挿
入する際過剰グリースは横から外へ“出る。

同じ原理によって緊張材の接続位置も中間定着なしに形
成することができる。こメでは接続する単一部制の孔に
も、予め配置される≠一部拐の孔゛にも防錆材が詰めら
れ、これらの孔はカバープレートによって被われる。こ
れらの力・く−プｖ−トは単一部材の挿入を可能にする
ために孔をもたなければならない。

接合目地に沿う亀裂発生の危険が減少することによって
、この発明によつ−Ｃ予め配置される学一部材と接続す
る単一部拐の孔がアンカ一体の横断面に一様に配合され
る場合には、アンカ一体の変形が防止されるという効果
が生じる。

接続する単一部制と予め配置される単一部材の孔が相互
にずれているので、孔と孔の間隔はより狭くすることが
でき、従って材料の量も減る。

実施例ケ示した図について詳記する。

第４図に示した実施例で（・よ、シース５の中ＩＣ通じ
ている束緊張材２の、：りとえはスチールワイヤーから
成るＰＣ鋼より線である単一部材１は、アンカ一体４の
中に定着されている。ＰＣ鋼より線１は孔５に通してあ
って、孔にシ；１円ｆｉ１１部６がある。この円錐部は
くさび７のための接触面を形成していて、孔には更に円
１１５部８があり、その直径は円錐部６の小さい方の直
径と同じで、円錐部６に円筒部８は接続しており、また
ｐｃ鋼よシ線１は円筒部８の中で自由である。

アンカ一体４ｉｄ、アンカ一体４の方に向けられた側面
にたとえばゴムを被覆したようなパツキンを有するボト
ムプレート９を介在させて、三角形の横断面を有する中
間リング１０の介在の下に支承体１１に対して突張って
詮り、支承体は、図示してないコンクリート部分中に埋
設されているか或いはコンクリート部分の上に載置され
ている。ボトムプレート９はねじ１２によって−γアン
カ一体　１ｃ固定されている。支承体１１とシース管３
との間の結合はソケット１３によって達成される。この
ソケットにはフランジ１４がついておシ、ねじ１５によ
って貫通しているねじ孔１６中で支承体１１に固定され
ている。

アンカ一体４中には予め配置されるｐｃ鋼より線１を通
す孔５の他に接続するｐｃ鋼より線の孔１７もある。孔
１７も円錐部１８と円筒部１９とから形成されている。

円錐部１８にはくさび２０を入れてあり、ボトムプレー
ト９に対して突張るＬＥ縮ばね２′１によってその位置
に確保’Ｊ　ｆしる。孔１７には塑性を持続する、潤滑
性のある防錆材、特にグリース２２を入れてめり孔１７
はギャッププレート２３に１つ−Ｃ閉鎖されている。キ
ャップブレート２３は、直径がアンカ一体４のそれよシ
いくらか小さい板２５か一シ ら成る。こうしてのアンカ一体って対してジャツギが配
置されるＰＣ鋼よシ線１の緊張のために突張れるように
できる。板２５にはＩＷ１塞（全２４を附加形成してあ
り、これらの閉塞４全は１閉”に歯状部２６を有し、孔
１７の中でキャップブレート はプラスチックたとえばポリエチンンでイ′月られる。

ボトムプレート９とキャップブレート 含めるアンカ一体はこの形で閉鎖装置旌として建設現場
に運ぶことができる。予め配置されるＰＣ鋼より線１の
緊張と導入される緊張力のくさび７による定着ののち、
配置される束緊り長材２に、セメントモルタルのグラウ
トを注入すること力（できる。この状態を第５図に示し
である。グラウ＋−　Ａ三人するには、支承体１１中の
ねじ孔１６ｒｌコへねじ込まれるボルト２７によってグ
ラウト注入Ｊ１４キャップ２′Ｂがシール板２９を介在
してキャツブブＶ−ト２３の外側のアンカ一体４上に押
しつけら′Ｉ′１。

る。その後セメントモルタル ラウトノズル３０にグラウトノく・イブを接続すること
ができる。注入過程の中該当するの（マ暑乏緊張材２の
ＰＣ鋼より、腺１のみが該当する、３防錆材２２が詰め
られた孔１７は損謁しない。

グラウトモルタルの硬化後グラウト注、入用キャップ２
８が外され、残ったモルタルの塊が打ちはがされる。そ
の後閉塞栓２４を有するキャッププレー　ト２３をゆる
めた後、接続する束緊張材のＰＣ鋼より線６１が防錆材
２２をつめた孔１７に挿入てれる。その場合過剰なグリ
ースが出て行く。各ＰＣ鋼より、腺に印した線によって
充分に深く入ったことをあとから１ｌｆｉｌ　ａｌする
ことができる。

そうしたのち、接続する東緊張旧５２の構成のためにこ
の末完張材の扇形に開かれた部分の上にトランペット形
のシース３３が検せられ、アンカ一体４に到る空間はた
とえば粘着テープ６４で密封されトランペット形のシー
ス３５には接続する東緊張材３２０通常の７−スニ５が
接続ぜれる（第１図）。トランペット形のシース３うに
は注入或いシよ排気パイプを接続するための小パーｆプ
ロ６を設けである。

トランペット形のシース３５・○内部の中慴の空間にセ
メントモルタルをｔＬ人してあっても、このセメントモ
ルタルは！１１７の円伍）部１９の中には進入すること
ができないので、ＰＣ鋼より線３１はこの短い長さの所
では自由に動けるようにとどまり、〈さび２０の経時的
なスリップのために成る程度移動することができ、その
結果接合目地中の亀裂が最大限防止される。

第６図にノ接続装置の例を示しである。この接続装置は
中間定着部なしに緊張材の自由な延長上に配置されてい
る。

この接続装置は、配置されるＰＣ鋼より線３９のための
孔３７と接続するＰＣ鋼より線４０のための孔３８とを
有するアンカ一体６６とから構成される。これらの孔３
７．３８は、前記の定着装置の例の所で示したようＶＣ
ｌそれぞれ円錐部と円筒部とを有し、建設現場に送られ
る前に、塑性を接続する、潤滑性のある防錆材、特にグ
リースがこれらの孔に詰められる。

これらの孔３７．３８はそれぞれアンカ一体の端面の所
をカバープレート４１及び４２によって椋われていて、
このカバープレートはアンカ一体３６に、たとえばねじ
４３によって固定されている。

カバープレート４１及び４２は一方では孔３７と３８の
閉塞に役立ち、他方では切欠部４４中にもばね４５を有
し、これらのばねは、くさび２０を孔３７．３８の円錐
部内に押し込むために必要である。カバープレート４１
及び４２は一方では孔４６を有し、この孔から固定され
るＰＣ鋼よシ線６９と４０が孔３７．３８の円筒部内へ
導入されそののちくさび２０内へ挿入することができ、
他方では切欠部４４に到る中心に孔４７を設けてあり、
この孔からＰＣ鋼より線はくさび２００通過後再び外へ
出る。

全接続装置はシース４８によって被われていて、このシ
ースには両側からトランペット形のシース４９，５０が
接続しており、それらのシースは通常の領域にある末完
張材を被うシースｉｃ接続されている。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による定着部の縦断面図、第１ａ図は
くさび定着の詳細の拡大図、第２図は、第１図のｌ−■
線に沿う横断面図、第３図は、第１図のｎ＋−ｎ＋線に
沿う横断面図、第４図は、予め配置される単一部材の緊
張後で、接続する単一部材の接続前に準備された定着装
置を示し、第４ａ図は閉塞栓を有するキャッププレート
の詳細の拡大図、第５図はグラウト注入時のこの発明に
よる定着装置の縦断面図、第６図はこの発明による接続
装置の縦断面図である、。 図中符号 ５１７・・・孔、６，１８・・・円錐部、８．１９・・
・円筒部、２２・・・防錆剤、２３・・・キャッププレ
ート、３１・・・単一部材。 ＦＩＧ、２ ム ＦＩ（３，３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）間接又は直接に支承体に対して突張る特に円形のア
   ンカ一体を有し、アンカ一体は予め配置式れる単一部材
   をくさびで緊張可能に定着するための孔の他に、接続す
   る単一部材を固定するための同イ重の孔を遊方向に設け
   Ｃおシ、孔はアンカ一体に結合された板によって被われ
   ておシ、この板に対して孔の中の、接続する単一部材の
   ためのくさびに作用するばねが突張る、ＰＣ鋼より線、
   ＰＣ鋼線又はそれに類似のものの多数の単一部拐から構
   成される、プレストレストコンクリートのための東緊張
   材の、接続位置としても構成される緊張位置に用いる定
   着装置において、孔（５゜１７）が、定着くさび（２０
   ）のための接触面を形成する円、唯部（６，１８）の他
   にそれぞれ一個の、孔の小石い方の直径に接続する円筒
   部（８，１９）を有し、円錐部（６，１８）が重ね継手
   式に相互にずれて配置されており、接続する単一部材の
   ための孔（１７）に塑性を持続する、潤滑性のある防錆
   材（２２）、特にグリースを詰めてあシ、アンカ一体の
   端面に接触して、接続する単一部材（６１）の、あとか
   らの貫通のために取外し可ｌ止なキャッププレート（２
   ３）によって被われていることを特徴とする定着装置。 ２）接続する単一部材（３１）のための孔（１７）の円
   筒部（１９）が取出し可能な閉塞栓（２４）によって閉
   塞されている、特許請求の範囲１）記載の定着装置。 ３）閉塞栓（２４）をキャッププレート（２６）に附加
   形成しである、特許請求の範囲２）記載の定着装置。 ４）閉塞栓（２４）がその周縁部に歯状部（２６）を有
   する、特許請求の範囲２）又は３）に記載の定着装置。 ５）閉塞栓（２４）とキャッププレート（２３）がプラ
   スチック、たとえばポリエチレンから作られている、特
   許請求の範囲２）〜４）の何りか−に記載の定着装置。 ６）特に円形のアンカ一体を有し、この′アンカ一体に
   は配置される単一部材をくさびによって固定するだめの
   孔の他に、接続する単一部材を固定するための同じ又は
   同種の孔を逆方向に設けである、ＰＣ鋼より線、ｐｃ鋼
   線又はそれに類似のもののような多数の単一部制から構
   成される、プレストレストコンクｖ−ト用束緊張材のた
   めの接続装置において、孔（３７，３，８）　　が定着
   用くさびのための接触面を形成する円錐部の他にそれぞ
   れ一個の、孔の小さい方の直径に接続する円ｆＧ部を有
   し、円訛部Ｖま重ね継手式に相互にずらして配置されて
   おシ、予め配置される単一部材（３９）の孔（３７）と
   接続する単一部材（４０）の孔（３８）に塑性を持続す
   る、潤滑性のある防錆材、特にグリースをつめてあり、
   これらの孔はそれぞれアンカ一体の端部に当接して単一
   部材の挿入を可能にするカバープレート（４１，４２）
   　　によって被われていることを特徴とする、接続装置
   。 ７）カバープレート（４１，４２）　　が単一部材（３
   ９，４０）　　の、のちの挿入のために孔（４６，４７
   ）　　を有し、この孔の直径は単一部材の直径より僅か
   しか大きくない、特許請求の範囲６）記載の接続装置。 ８）予め配置される単一部材と接続する単一部材（１，
   ，３１，３９，４０）のだめの孔（５゜１７．３７．３
   ８）を一様にアンカ一体（４゜３６）の横断面上に配分
   しである、特許請求の範囲１）〜７）の何れか−に記載
   の定着・接続装置。