JPH0240813B2 - - Google Patents

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JPH0240813B2
JPH0240813B2 JP56503187A JP50318781A JPH0240813B2 JP H0240813 B2 JPH0240813 B2 JP H0240813B2 JP 56503187 A JP56503187 A JP 56503187A JP 50318781 A JP50318781 A JP 50318781A JP H0240813 B2 JPH0240813 B2 JP H0240813B2
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JP
Japan
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tendon
concrete
fuser
package
tube
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JP56503187A
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JPS57501737A (ja
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Morisu Shupatsuku
Mario Gonzaro Shuaretsu
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Individual
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Publication of JPH0240813B2 publication Critical patent/JPH0240813B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C5/00Reinforcing elements, e.g. for concrete; Auxiliary elements therefor
    • E04C5/08Members specially adapted to be used in prestressed constructions
    • E04C5/12Anchoring devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Piles And Underground Anchors (AREA)

Description

請求の範囲 1 コンクリート構造内に相対的に離間した関係
に配される対の緊張材定着体と、前記定着体間に
延在し且つ該定着体により保持される細長い補強
緊張材と、そして、前記緊張材に装着され且つ前
記定着体間に延在する非導電材管装置とを有する
コンクリート構造に適する補強緊張材体におい
て、前記補強緊張材体が、前記定着体の夫々に、
前記管装置にシールされた関係で装着される電気
的に絶縁されている定着体包装体を有し、前記定
着体包装体が、前記定着体と前記緊張材の夫々の
まわりに延在し且つ囲み前記コンクリート構造か
ら前記緊張材体を完全に電気的に絶縁することを
特徴とする補強緊張材体。
2 請求の範囲第1項の補強緊張材体において、
前記定着体包装体の少なくとも一つが、前記定着
体の他方方向に前記定着体の一つから離れるよう
延在するカラー部を有し、前記カラー部が前記管
装置と相対的に同心の入れ子式整合関係に装着さ
れることを特徴とする補強緊張材体。
3 請求の範囲第1項の補強緊張材体において、
前記カラー部および前記管装置がねじ状部を有
し、前記管装置と前記カラー部とのねじ状係合に
よりシール関係となることを特徴とする補強緊張
材体。
4 請求の範囲第2項の補強緊張材体において、
電気的に絶縁されているシール装置が前記カラー
部と前記管装置とに沿つて延在し、両者間をシー
ルさせることを特徴とする補強緊張材体。
5 請求の範囲第2項の補強緊張材体において、
前記カラー部が別部材として成形され且つ前記定
着体包装体の残部に接着され、そして、前記管装
置にシールされることを特徴とする補強緊張材
体。
6 請求の範囲第1項の補強緊張材体において、
前記定着体包装体の少なくとも1つが、前記定着
体から外方に延在し且つ前記ハウジング部と前記
定着体との間に空間を画定する寸法の定着体保護
ハウジングを有し、前記空間が前記定着体の緊張
材つかみ機構および前記緊張材の端部を受けそし
て覆うに充分な大きさとなつていることを特徴と
する補強緊張材体。
7 請求の範囲第6項の補強緊張材体において、
前記ハウジング部が前記定着体包装体の残部にシ
ール関係に装着されている補強緊張材体。
8 請求の範囲第7項の補強緊張材体において、
前記ハウジング部がグラウト注入口および前記注
入口にシール関係に配された閉じ具を有すること
を特徴とする補強緊張材体。
9 請求の範囲第7項の補強緊張材体において、
前記ハウジング部と前記定着体包装体の前記残部
に、両者間をシールさせるようにスナツプ止め係
合する互いに接する肩部を有することを特徴とす
る補強緊張材体。
技術分野 代表的なコンクリート補強緊張材体は、離間し
た対のアンカー部材および緊張材定着体を有す
る。緊張材は、プリテンシヨン又はポストテンシ
ヨンの形で軸方向荷重を受けて配され、定着体に
張力を受けた状態で固定される。コンクリート構
造の成形後緊張材に張力を印加することはポスト
テンシヨニングとして知られ、そして、PSコン
クリート構造の形成に広く用いられる。
緊張材は、定着体によつて固定された単一のワ
イヤー、ストランド、バー、或いは、複数のこれ
らの補強材の形とすることができる。コンクリー
ト構造は、プレストレスおよび非プレストレス補
強材を有し、代表的には、これらの種々の要素が
交差し、互いに金属接触をする。
コンクリート構造内での補強緊張材体の金属接
触の存在は、潜在的に、腐蝕の問題を作る。或る
条件下では、金属同志の接触は、コンクリート構
造の種々の部分間に存する電位差により、金属緊
張材を介する漂遊電気回路を作ることになる。金
属と接することになるコンクリート内の好ましく
ない物質と共に、漂遊電流は、金属の腐蝕や水素
脆化、応力腐蝕を招くことが知られている。
悪環境下での、たとえば、海水中でのコンクリ
ート構造の使用は、水中の塩素イオンが腐蝕セル
を局部的に或いは相互接触する補強材間に作る電
解質を生み出す。もしコンクリートが、海水を通
し、金属に塩素イオンを通すに充分なクラツクを
有し、しかも、酸素が存在すれば、腐蝕が始る。
金属腐蝕は、金属の最初に腐蝕した容積の約10
倍の容積を持つ腐蝕の結果となる。これは、腐蝕
部で耐久限界を越える大きな張力を作り、コンク
リートのクラツクや割れを作る。コンクリートの
クラツクや割れは、コンクリート構造内でさらに
金属を露出させ腐蝕の進行となる。
背景技術 最近のポストテンシヨニングコンクリートで
は、腐蝕からポストテンシヨンコンクリート補強
体を2つの方法の何れかで保護する。第1は、互
いに接合されない緊張材体を用い、該緊張材を、
グリース状の腐蝕防止剤で被覆し、カバーや管で
囲む。単一のバー、ストランド或いはワイヤーの
場合、カバーや管はプラスチツクチユーブであ
る。緊張材体が複数のワイヤー、ストランドやバ
ーからなる時は、カバーや管は、一般に、グリー
ス状の腐蝕防止剤を充満させた金属管である。こ
の緊張材体は、グリース状の腐蝕防止剤が2個の
緊張材定着体の間の軸方向荷重を支持しない故
に、非結合形として称呼される。
一般に用いられている第2の腐蝕防止手段は、
結合形の緊張材体である。結合形構造での緊張材
は、カバーで囲まれ、緊張材に張力を付与し固定
した後、セメントグラウトが注入される。管の内
側のグラウトが凝結すると、緊張材内の軸方向の
張力を管或いはカバーに、そして、次いで、コン
クリートに伝達できる。かくして、緊張材は、カ
バーの内側の腐蝕防止グラウトによりコンクリー
ト構造に結合されることになる。結合および非結
合形手段において、補強材緊張材まわりの保護管
やカバーは、その両端で、定着体又は定着体のア
ンカープレートから延在するトランペツトに接続
される。しかし、トランペツト、アンカープレー
トおよび定着体を、金属で成形し、緊張材に張力
を印加した後セメントモルタル或いはグラウトで
充満されるコンクリート内のポケツト又はくぼみ
に装着する。
ポストテンシヨンコンクリートに用いる結合お
よび非結合形腐蝕防止技術は、腐蝕の影響を最小
にするが、コンクリートにさらされる金属要素、
個有の有孔性およびクラツクの可能性を含む故
に、これら技術が腐蝕を完全に無くす訳けでな
い。結合又は非結合形ポストテンシヨン補強体
が、エポキシで被覆された無荷重補強バー等と共
に用いても、腐蝕の可能性を残す。
補強コンクリートに関連する腐蝕に対する他の
試みは、コンクリート密度を改良しコンクリート
の有孔部を減少させることであつた。コンクリー
トを密にし、有孔部とそこへの空気の入りを減少
させるための振動や遠心力を用いることが、コン
クリート内の塩素イオンや他の腐蝕物の金属への
侵入を防止する上で有効であつた。加えて、コン
クリート構造の外表面から金属体迄の厚み或いは
深さが腐蝕に影響する。厚みが増えると、塩素イ
オンが作られた有孔部の割りに金属へ侵入し難
い。しかし、コンクリート厚みの増大は、コンク
リートの重量を著しく増大させ、補強金属の新た
な必要性を伴う。
代表的なコンクリート構造では、51mm以下の厚
みが多くの腐蝕の問題を引き起す。もし、コンク
リートを遠心キヤステイング、遠心力やドライミ
ツクスシヨツトクレテイング等によつて凝固させ
るなら、その厚みを約19mmに、又、時には12mm程
度に減少させえる。しかしながら、これらの振動
法や特別なキヤステイングは、コストの増加を招
き、全ての構造に適すると云えない。
それ故、この発明の目的は、コンクリート構造
から完全に電気的に絶縁される補強緊張材体を提
供することにある。
この発明の他の目的は、コンクリート構造から
補強緊張材体を電気的に絶縁する方法を提供する
ことにある。
この発明の他の目的は、広範囲な補強緊張材と
緊張材包装体と共に用いるコンクリート構造用の
電気的に絶縁された補強緊張材体を提供すること
にある。
この発明の他の目的は、特別なコンクリート凝
固法を必要としないコンクリート構造内に用いる
電気的に絶縁された補強緊張材体を提供すること
にある。
この発明の別の目的は、補強緊張材まわりの非
導電性管装置と共に用い電気的に絶縁された緊張
材体を提供する電気的に絶縁されている定着体包
装体を提供することにある。
この発明の別の目的は、製造容易で、低コスト
にし、信頼性に富み、緊張材体を覆うコンクリー
トの厚みを最小にする電気的に絶縁された緊張材
体、定着体包装体および緊張材体を絶縁する方法
を提供することにある。
この発明による電気的に絶縁された補強緊張材
体、定着体包装体および方法は、添付図面および
次の実施例の記載から明らかな如く他の目的およ
び利点を有する。
発明の開示 この発明のコンクリート補強緊張材体は、相対
的に離間して配された対の緊張材定着体と、両定
着体間に延在する補強緊張材、および緊張材に装
着された非導電性の管装置を有す。簡単に云え
ば、この発明の緊張材体の改良点は、管装置に対
しシールされた関係に各定着体に配される非導電
性の定着体包装体にあり、この定着体包装体が各
定着体と緊張材の端部のまわりに延在し且つこれ
らを囲み、コンクリート構造から緊張材体を完全
に電気的に絶縁させる。この発明の非導電性定着
体包装体は、非導電性材料からなり且つ緊張材を
囲み、該緊張材を囲む管の端部と相対的に入れ子
関係で同心整合するカラー部を有する本体を備え
る。加えて、定着体包装体が、定着体の軸受面に
沿うカラー部から半径方向に延在し且つ定着体の
外表面に対し軸心方向に延在する定着体囲み部を
有す。この発明の補強緊張材を電気的に絶縁する
方法は、単に、緊張材体内の各定着体に非導電性
の定着体包装体を装着し、そして緊張材に設けた
非導電性の管に対し包装体をシールすることより
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に従つて構成され且つコン
クリート構造に組込まれた補強緊張材の部分側断
面である。第2図は、この発明の別の形の補強緊
張材の部分側断面図であつて、その左半分はグラ
ウチング前の状態を示し且つその右半分はグラウ
チング後であつて枠を取外した状態を示す。第3
図は、第1図の矢視3−3によつて示される継目
部分に適するスナツプ型カツプリングの部分拡大
側断面図である。第4図は、第3図に示すスナツ
プ型カツプリングの別の例の部分拡大側断面図で
ある。第5図は、この発明の他の例の補強緊張材
の部分側断面図である。第6図は、この発明のさ
らに他の例となる補強緊張材の部分側断面図であ
る。
発明を実施するための最良の形態および産業上の
利用可能性 ポストテンシヨン型のコンクリート構造に用い
られる補強緊張材組体の例は多くあるが、たとえ
ば、米国特許第2930642;3293811;3343808;
3605361;3935685;3449876および3520032が単一
の補強筋、ストランド或いはワイヤーの何れかを
保持するのに用いる定着体および緊張材組体を開
示し、後半の2件の米国特許は、多数の補強部材
を用いる。これらの米国特許から明らかな如く、
対の緊張材定着体から緊張材組体を形成し、コン
クリート構造中に相対的に離間した形で配し、緊
張材を定着体間に延在させることは公知である。
しばしば、定着体は、コンクリート構造のポケツ
トに収められ、埋込まれる(たとえば、米国特許
第3605361)。時には、補強緊張材は紙やプラスチ
ツクカバー或いは管で包まれる。この際、グリー
スをこの包装前に供給する。米国特許第3646747
は、ワイヤストランドまわりのプラスチツクカバ
ーや管のグリース付けや押出しのプロセスを開示
する。
この発明の補強緊張材組体は、ポストテンシヨ
ン型のコンクリート構造で公知となつている要素
を含んでいる。しかし、この発明の要旨は、これ
らの要素にはない。コンクリート構造中に相対的
に離間した形で配された対の緊張材定着体の使用
は公知である。これは、張力を受ける空締めの定
着体と、緊張材に永久に固定されそして軸線方向
の荷重が印加される本締めの定着体を有する。同
様に、構造の一端に定着体を採用し、他端にルー
プされるワイヤやストランドを用いることも公知
であり、この場合、ワイヤやストランドは横棒の
ような定着装置によつて保持され、他の緊張材定
着体による固定のため、構造体の最初の端にもど
される。
それ故、この明細書で用いる緊張材定着体は、
前述した空締め緊張材、本締め緊張材および張力
附与のための補強部材の固定装置を含む。同様
に、緊張材なる表現は、鉄筋コンクリート構造に
用いる一個以上のワイヤ、ストランド、バー等を
含む。又、コンクリート構造等の表現は、多用さ
れているポストテンシヨン型のコンクリート構
造、および現在開発されているエポキシおよびサ
ルフアーをベースとした急結材のような新コンク
リート建材を含む。
第1図を参照する。この発明の改良された補強
緊張材体が第1図に示される。緊張材体21の一
端が第1図に示される。この緊張材体がバーの如
き緊張材22を含み、この緊張材22がコンクリ
ート構造24の内の定着体23により固定され
る。定着体23が、テーパ孔27を有するアンカ
ープレート26を備え、円錐形外表面29を有す
るくさび部材28がテーパ孔27内に位置する。
くさび部材28が常用される如く、中央孔31を
有する複数のくさび片から作られ、中央孔31の
鋸歯状部が緊張材22に係合し、緊張材の軸線方
向の荷重が、アンカープレート26内の孔27の
小径端方向にくさび部材を引張る。
コンクリート24が注入された後、緊張材即ち
バー22の軸方向張力を得るために、そして、緊
張材の腐蝕を防止するために、長手方向に延在し
ている管或いはカバー33を、バー22に同心に
配し、定着体23からバーの他端側に延在させ
る。管装置32が波形となつており、又、複数個
の周方向に延在したうね33を有し、このうね3
3が、とろ即ちグラウトを緊張材22と管32と
の間へ注入可能とし、軸方向の荷重を、バーから
グラウトへ、次いで、波形管そしてコンクリート
構造24に伝達させる。
定着体23が、グラウト36で満たされるポケ
ツト34内に収められる。実際、定着体は、美観
上および腐蝕防止の面からコンクリート構造に埋
められる。
緊張材22を囲むプラスチツク管装置32の使
用は、公知であるが、定着体23は、コンクリー
ト構造24およびグラウト36に露呈していた。
この発明によれば、電気的に絶縁された定着体包
装体41が提供される。包装体41を緊張体内の
定着体の夫々に設け且つ管装置32にシールされ
た関係に配す。管装置32は、又、電気絶縁材よ
りなる。包装体41が各定着体および緊張材の端
部を囲むよう延在する。このため、包装体と管装
置とが完全に緊張材体をコンクリート構造24か
ら電気的に絶縁する。
管装置32への包装体41のシールは、いくつ
かの異なつた方法で成される。しかし、定着体か
ら離れるようにそして他方の定着体方向に延在す
るカラー部42を包装体41に設けることが好ま
しい。カラー部42は、包装体41から延在し、
管装置32と緊張材22と相対的に同心関係に入
れ子される寸法となつており且つ配される。カラ
ー部42は、カラーと管の寸法および管と緊張材
との間にグラウトを注入するかに応じて、管32
上に或いはその内に収納される。第1図に示す如
く、カラー42はシール装置43により管32に
対しシールされる。本例では、シール装置は、カ
ラーと管とを囲み且つ両者に重なる電気的に絶縁
性の粘着テープを示している。
包装体41の本体は、定着体を囲む部分44を
有し、この部分がアンカープレート26の軸承面
46に沿うカラー部分42から半径方向に延在す
るよう形成される。包装体の部分44が、定着体
の外表面47へと緊張材22方向へと軸方向に延
在する。第1図に示す如く、包装体41の部分4
4が、次いで、環状フランジ48へ半径方向内方
へ延在する。フランジ48は、少なくとも、ジヨ
イント(第2図の緊張材体の形で示す)と定着体
保護ハウジング部52の固定のために形成された
締結具49を有す。
包装体のハウジング部52が、定着体の外表面
47から離反するよう延在し且つハウジング部5
2と定着体23との間に室53を画定する寸法と
なつており、室53に、くさび部材28、緊張材
の端部54のような緊張材つかみ具を収受させ
る。包装体の定着体保護部が、グラウト或いはキ
ヤツプ36からも定着体を囲む。
第1図に示す補強緊張材体を有するコンクリー
ト構造の形成は、次の方法で成される。先ず、包
装体41を備える定着体23を、コンクリート2
4の注入前に、第2図と関連して説明する形で配
す。バー22をアンカープレートのテーパ孔27
を介して配し、管が包装体のカラー42にシール
される。くさび部材を最初に定着体内に置かな
い。バー22がコンクリート構造の外表面56を
越えてポケツト34から延在させる。包装体のハ
ウジング部52を包装体の残部に配さない。枠
(図示なし)をコンクリート構造の残部およびポ
ケツトを作るために用いる。
コンクリート凝結後、枠板を除去し、くさび部
材28を孔27内に差込む。バーがジヤツキやラ
ムにより張力を受ける。バーの反対部が同様に張
力を受けるか、又は、他の緊張材定着体によつて
単に固定される。張力付与中、ジヤツキ又はラム
が、ボアの小径部方向にくさび部材28を強制
し、張力がわずかに弱められると、くさび部材が
バーの全軸方向荷重を受ける。バーに張力を印加
した後、バーを一端54で切除し、ハウジング部
52が包装体41の残部に締結具49により固定
される。一旦、ハウジング部を取付けると、グラ
ウトが注入される。
ハウジング部52が管状ポート57のような開
口を設けるのがよい。ポート57にキヤツプ58
を設ける。もし、緊張材がその全長に亘つて接合
されるなら、グラウトが、開口57からハウジン
グ52の内側に注入され、くさび部材のスロツト
を介して、緊張材と管32との間の空間59へ流
入する。管32の全長にグラウトを注入させる
と、キヤツプ58がポート57およびポケツト3
4内に注入されたグラウト36のプラグ端にシー
ルされる。管32の他端は、通常、緊張材と管と
の間の空間59からの空気抜きをなすポートを有
する。
包装体の残部への包装体のハウジング部の締結
は、多くの方法で成される。第3および第4図に
示される如く、スナツプ式係合のために設けた互
いに係合し得る肩部が好ましくは設けられる。第
3図では、締結具49は、傾斜面62により互い
に接触し両端で互いに向い合う複数の肩61によ
り設けられる。第4図に示される如く、肩63
が、包装体の残部にハウジングを固定するため、
半径方向内方に移動可能なリツプ64上の肩に係
合する。
第2図にこの発明による他の例の補強緊張材を
示す。緊張材即ちバー71が電気的に絶縁される
管又はカバー72により囲まれる。カバー72
を、所望なら、緊張材の接合を可能なように波形
とする。包装体74のカラー部73が管72に沿
い内方に延在する。図示したカラー部73は、管
72内の波形と一致する波形を備える。加えて、
管の波形は、スクリユータイプに形成させ、カラ
ー73を管72にねじ込み、管72の波形により
シールさせる。
コンクリート77の注入後、アンカープレート
76の移動を可能にするため、この発明の包装体
の本体には、囲み部78、軸方向延在部79が定
着体とアンカープレート76の挿入および除去を
可能にするよう成形され且寸法取られる。図示さ
れる如く、アンカープレートの側部および包装体
の軸方向延在部79との間に空間81を作る。第
1図に示される例では、包装体の囲み部44が緊
張材定着体と係合し且つ密に接している。実際、
第1図に示す例では、囲み部がアンカープレート
と収縮接合しているが、第2図の例は、遊合的に
収められ、包装体へのもたれを成すようなアンカ
ープレートの挿入を可能にする。
第2図において、定着体囲み部78の上端82
には、締結具83が設けられ、該締結具に枠84
が着脱自在に固定される。枠84が、コンクリー
ト77の注入のための枠板87に固定される。加
えて、枠84は横方向部88を有す。
コンクリート構造への定着体の配置は、カラー
73の管72へのねじ込み、包装体の上端82お
よび枠板87への枠84を固定すること、次い
で、コンクリート77を注入し且つ凝結させるこ
とで成される。アンカープレート76とくさび部
材89とが、84により形成されたポケツト91
に配さず、アンカープレートとくさび部材の露出
を最小にし、コンクリート注入時の腐蝕と汚れを
無くす。
コンクリートの凝結後、枠84を除去し、アン
カープレートとくさび部材がポケツト91内に挿
入されそして緊張材71まわりに配される。緊張
材71の端は、通常ポケツトから延出させ張力の
印加を容易にし、緊張材に張力を付与した後、こ
の端部を切除する。緊張材への張力印加後、定着
体の完全な囲みは、ドーム型のハウジング部92
を包装体の上端82上の締結具83に取付けるこ
とで成される。定着体は、所望なら、ポート93
を介してグラウトで覆れ、グラウトのキヤツプ即
ちプラグ94が、ハウジング92の上のポケツト
91の残部を満たすようにハウジング部の上に注
入される。定着体内のグラウト部を第2図の右側
に示す。
第5図はこの発明の別の例の緊張材体を示す。
緊張材体と電気的に絶縁されている定着体包装体
の場合、緊張材体101は波形管102によつて
囲まれ、管102は非導電性定着体包装体の波形
カラー部に囲まれる。包装体のカラー部104に
は、フレア部106が形成され、このフレア部1
06が、緊張材101から半径方向外方に、アン
カープレート109方向に延出し、グラウト通路
108の出口ポート107を囲む。この構成は、
止め具113により実質的に閉じられている端壁
112の開口を介して室111内にグラウトの注
入を可能にする。グラウトを室111に注入する
と、緊張材101とカバー102との間の環状空
間114へとアンカープレート内の通路108を
介してグラウトの注入を可能にする。
第5図に示した例において、カラー部106
が、電気的に絶縁されている包装体の囲み部11
6から別部材として形成される。同様に、ポケツ
ト状のカラー117が囲み部116と別体に成形
される。カラー117と106とが囲み部116
に接着される。
ある使用例では、カラー117を適所に残し、
端部材112をカラー117に装着させる。端部
材の除去は、定着ナツト即ちくさび部材118の
挿入のために要求される。118での定着体機構
は、米国特許第2930642に開示された型のくさび
形定着体やバーにねじ込まれるナツトを含む種々
の形とさせえる。
第6図において、本締め定着体に用いるに適す
る電気的に絶縁されている包装体および緊張材体
の例を示す。緊張材121にはねじ部122が形
成され、緊張材121が非波形のカバー123に
より囲まれる。アンカープレート124が収縮形
の包装体126を有し、このアンカープレート1
24が管123に接合されるカラー部127を有
す。
最小の腐蝕や汚れとなるように緊張材121を
アンカープレート124に固定させるために、ア
ンカープレートのねじ孔128がバーのプレート
へのねじ込み前に流体接着剤を印加する。バーが
プレートにねじ込まれると、過度な接着剤が包装
体の壁131のピンホール129から供出する。
バーが孔128に充分にねじ込まれると、過度な
接着剤がポート129から押出され、ポート12
9をシールし、包装体と緊張材とが、包装体まわ
りに注入されたコンクリートに露呈せず、又、接
触しない。
この発明による定着体包装体は、種々の電気絶
縁材で成形できる。最つとも適した材料は圧縮強
度に優れたプラスチツク材であり、それは、アン
カープレート(第1図の側面46)の軸面上の包
装体が緊張材の全軸方向荷重を受けるためであ
る。プラスチツク材は、軸面上の軸荷重がプレー
トの軸面とコンクリートとの間の包装体を押出す
圧縮力に対し弱いものであつてはならない。無傷
にするための包装体の厚みは、材料の性質や圧縮
力による。この圧縮力は軸方向荷重とアンカープ
レートの軸面の面積により定まる。軸方向荷重は
緊張材を作る補強材の数や形状による。たとえ
ば、多数ストランドを用いる時は、軸方向荷重
は、軸面が多くなるか、大きくなる。
定着体の軸面への圧縮力に耐えるようにし、非
導電性定着体包装体の信頼性を高めるため、包装
体全域に、或いは、包装体の軸面に沿うように、
プラスチツク材に繊維のような補強体を埋め込み
える。波付きカラーを形成するよう型成形可能な
ものであつて、定着体に収縮固定し、第3および
第4図に示す如き締結具を設ける繊維補強プラス
チツクを用いることができる。
テストを完了させた訳けでないが、この発明の
電気的に絶縁している定着体包装体を、ABS、
ポリカーボネートおよび高密度ポリエチレンのよ
うなプラスチツク材で成形できる。
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