JPH11263420A - 自動搬送装置 - Google Patents
自動搬送装置Info
- Publication number
- JPH11263420A JPH11263420A JP10089592A JP8959298A JPH11263420A JP H11263420 A JPH11263420 A JP H11263420A JP 10089592 A JP10089592 A JP 10089592A JP 8959298 A JP8959298 A JP 8959298A JP H11263420 A JPH11263420 A JP H11263420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- chain
- hanger
- claw
- chains
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動搬送装置における搬送トラブルの防止
【解決手段】 一対のチェーンを備えたチェーンコンベ
アと、該チェーン上に載置される天板、支持棒およびチ
ャックを備えたハンガーとよりなり、搬送製品をハンガ
ーに吊り下げた状態で順次自動搬送する自動搬送装置に
おいて、載置される天板の間隔に対応する間隔で天板を
着脱自在に固定するための爪をチェーン上に設け、該爪
に天板を着脱自在に固定するための手段を天板に設けて
なることを特徴とする前記自動搬送装置。
アと、該チェーン上に載置される天板、支持棒およびチ
ャックを備えたハンガーとよりなり、搬送製品をハンガ
ーに吊り下げた状態で順次自動搬送する自動搬送装置に
おいて、載置される天板の間隔に対応する間隔で天板を
着脱自在に固定するための爪をチェーン上に設け、該爪
に天板を着脱自在に固定するための手段を天板に設けて
なることを特徴とする前記自動搬送装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業製品などの組
立ラインなどに使用される自動搬送装置に関する。
立ラインなどに使用される自動搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、プリント配線基板などの工業製品の組立ラインなど
において、チェーンコンベアのチェーン上に載置したハ
ンガーに工業製品を吊り下げた状態で工業製品を自動搬
送する自動搬送装置が使用されている。
来、プリント配線基板などの工業製品の組立ラインなど
において、チェーンコンベアのチェーン上に載置したハ
ンガーに工業製品を吊り下げた状態で工業製品を自動搬
送する自動搬送装置が使用されている。
【０００３】しかしながら、従来の自動搬送装置では、
チェーンコンベアのチェーン上にハンガーの天板部分を
載置しただけの状態で、チェーンコンベアの駆動による
振動、ハンガーの載せ変え等の振動などにより、ハンガ
ーが落ちたり、搬送される工業製品（以下単に搬送製品
を云うことがある。）の所定の間隔が変化してセンサー
で検知できなくなったり、載せ変え時に載せ変え機の作
動誤差で載せ変え位置、すなわちハンガー間の間隔が狂
ったりするなどの搬送トラブルが多発していた。
チェーンコンベアのチェーン上にハンガーの天板部分を
載置しただけの状態で、チェーンコンベアの駆動による
振動、ハンガーの載せ変え等の振動などにより、ハンガ
ーが落ちたり、搬送される工業製品（以下単に搬送製品
を云うことがある。）の所定の間隔が変化してセンサー
で検知できなくなったり、載せ変え時に載せ変え機の作
動誤差で載せ変え位置、すなわちハンガー間の間隔が狂
ったりするなどの搬送トラブルが多発していた。
【０００４】本発明は、上記した搬送トラブルを防止し
うる自動搬送装置を提供することを目的としている。
うる自動搬送装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、（Ａ）
所定の速度で一定方向に平行して移動する一対のチェー
ンを備えたチェーンコンベアと、（Ｂ）該チェーン上に
載置される天板、該天板に固定された支持棒および該支
持棒の先端に取り付けられたチャックを備えたハンガー
とよりなり、該天板を所定の間隔を置いて一対のチェー
ン上に順次載置し、該チャックにより、搬送製品を保持
して吊り下げた状態で該搬送製品を順次自動搬送する自
動搬送装置において、載置される天板の間隔に対応する
間隔で天板を着脱自在に固定するための爪をチェーン上
に設け、該爪に天板を着脱自在に固定するための手段を
天板に設けてなることを特徴とする前記自動搬送装置を
提供するものである。
所定の速度で一定方向に平行して移動する一対のチェー
ンを備えたチェーンコンベアと、（Ｂ）該チェーン上に
載置される天板、該天板に固定された支持棒および該支
持棒の先端に取り付けられたチャックを備えたハンガー
とよりなり、該天板を所定の間隔を置いて一対のチェー
ン上に順次載置し、該チャックにより、搬送製品を保持
して吊り下げた状態で該搬送製品を順次自動搬送する自
動搬送装置において、載置される天板の間隔に対応する
間隔で天板を着脱自在に固定するための爪をチェーン上
に設け、該爪に天板を着脱自在に固定するための手段を
天板に設けてなることを特徴とする前記自動搬送装置を
提供するものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるチェーンコン
ベアは、通常の自動搬送ラインにおける所定の速度で一
定方向に平行して移動する一対のチェーンで構成されて
いる。
ベアは、通常の自動搬送ラインにおける所定の速度で一
定方向に平行して移動する一対のチェーンで構成されて
いる。
【０００７】本発明に用いられるハンガーは、搬送され
る工業製品を吊り下げるためのものであり、前記チェー
ン上に載置された天板、天板に固定された支持棒および
支持棒の先端に取り付けられたチャックより構成され、
チャックにより搬送される工業製品が保持されて吊り下
げられる。
る工業製品を吊り下げるためのものであり、前記チェー
ン上に載置された天板、天板に固定された支持棒および
支持棒の先端に取り付けられたチャックより構成され、
チャックにより搬送される工業製品が保持されて吊り下
げられる。
【０００８】本発明装置において、天板は一定の間隔で
一対のチェーン上に順次載置され、その間隔は、搬送さ
れる工業製品の種類に応じて適宜選定することができ
る。
一対のチェーン上に順次載置され、その間隔は、搬送さ
れる工業製品の種類に応じて適宜選定することができ
る。
【０００９】本発明装置において、搬送製品は、チャッ
クにより保持され、吊り下げられた状態で順次自動搬送
される。
クにより保持され、吊り下げられた状態で順次自動搬送
される。
【００１０】本発明装置において、一対のチェーン上
に、チェーンコンベアの進行方向に平行し、載置される
天板の間隔に対応する間隔で天板を着脱自在に固定する
ための爪が設けられている。爪の形状は、それにより天
板が着脱自在に固定される限り特に制限されるものでは
ないが、例えば、円錐形のように上部が尖っているもの
が好ましい。爪の先端を細くすることにより、ハンガー
を載置する位置に多少の狂いが発生しても、後記する天
板に設けられた固定手段を爪と嵌合させることが可能と
なり、天板が載置された状態での爪の付け根の部分と天
板の固定手段とを嵌合させることにより、ハンガーが所
定の位置に載置される。ここに、ハンガーを載置する位
置に発生する狂いは、ハンガー載せ変え機の精度の問題
で、ハンガーの間隔が少しずれる場合があり、その少し
のずれも重なると大きくなって搬送ラインの停止に繋が
ったりする場合がある。
に、チェーンコンベアの進行方向に平行し、載置される
天板の間隔に対応する間隔で天板を着脱自在に固定する
ための爪が設けられている。爪の形状は、それにより天
板が着脱自在に固定される限り特に制限されるものでは
ないが、例えば、円錐形のように上部が尖っているもの
が好ましい。爪の先端を細くすることにより、ハンガー
を載置する位置に多少の狂いが発生しても、後記する天
板に設けられた固定手段を爪と嵌合させることが可能と
なり、天板が載置された状態での爪の付け根の部分と天
板の固定手段とを嵌合させることにより、ハンガーが所
定の位置に載置される。ここに、ハンガーを載置する位
置に発生する狂いは、ハンガー載せ変え機の精度の問題
で、ハンガーの間隔が少しずれる場合があり、その少し
のずれも重なると大きくなって搬送ラインの停止に繋が
ったりする場合がある。
【００１１】本発明装置において、天板には、天板を前
記爪に着脱自在に固定するための手段であって、天板を
チェーン上に載置した状態で爪と着脱自在に嵌合する形
状のものであれば特に制限されるものではないが、例え
ば爪が円錐形の場合には、それと嵌合する半円形のくぼ
みまたは円形の穴であってもよい。
記爪に着脱自在に固定するための手段であって、天板を
チェーン上に載置した状態で爪と着脱自在に嵌合する形
状のものであれば特に制限されるものではないが、例え
ば爪が円錐形の場合には、それと嵌合する半円形のくぼ
みまたは円形の穴であってもよい。
【００１２】図面により本発明の自動搬送装置について
以下説明する。図１は、本発明の装置の１例を示す説明
のための概略図である。図２は、本発明の装置の１例を
説明するための概略側面図である。図３は、本発明の装
置における天板に設けられた固定手段の１例を説明する
ための概略図である。
以下説明する。図１は、本発明の装置の１例を示す説明
のための概略図である。図２は、本発明の装置の１例を
説明するための概略側面図である。図３は、本発明の装
置における天板に設けられた固定手段の１例を説明する
ための概略図である。
【００１３】図１〜３において、１はチェーンコンベ
ア、２ａおよび２ｂはチェーン、３ａ〜３ｆは爪、４ａ
〜４ｃはハンガー、５ａ〜５ｃは天板、６ａ〜６ｃは支
持棒、７ａ〜７ｃはチャック、８ａ〜８ｆは固定手段、
９ａ〜９ｃは搬送製品、１０はチェーンコンベアの進行
方向である。
ア、２ａおよび２ｂはチェーン、３ａ〜３ｆは爪、４ａ
〜４ｃはハンガー、５ａ〜５ｃは天板、６ａ〜６ｃは支
持棒、７ａ〜７ｃはチャック、８ａ〜８ｆは固定手段、
９ａ〜９ｃは搬送製品、１０はチェーンコンベアの進行
方向である。
【００１４】図１〜３において、チェーンコンベア１の
チェーン２ａおよび２ｂ上に所定の間隔を置いて天板５
ａ，５ｂ，５ｃが載置されており、これらの天板はそれ
ぞれチェーン上に設けられた爪３ａ〜３ｆと天板に設け
られた固定手段８ａ〜８ｆとにより着脱自在に所定の位
置に固定されている。天板がこのように固定された状態
でハンガー４ａ〜４ｃに吊されたプリント配線基板など
の搬送製品９ａ〜９ｃが進行方向１０に自動搬送され
る。
チェーン２ａおよび２ｂ上に所定の間隔を置いて天板５
ａ，５ｂ，５ｃが載置されており、これらの天板はそれ
ぞれチェーン上に設けられた爪３ａ〜３ｆと天板に設け
られた固定手段８ａ〜８ｆとにより着脱自在に所定の位
置に固定されている。天板がこのように固定された状態
でハンガー４ａ〜４ｃに吊されたプリント配線基板など
の搬送製品９ａ〜９ｃが進行方向１０に自動搬送され
る。
【００１５】実施例１ チェーンコンベアのチェーン上に、搬送製品としてのプ
リント配線基板を吊り下げたハンガーの天板を載置した
状態で自動搬送する自動搬送装置において、天板に固定
手段として直径３２ｍｍの穴を設け、一方チェーン上に
進行方向６０ｍｍの間隔を置いて順次高さ５０ｍｍ、根
元の直径３０ｍｍの円錐形の爪を取り付け、天板に設け
た穴をそれぞれ対応する爪に通して、天板を着脱自在に
固定した状態で搬送速度５ｍ／ｍｉｎ（７０ハンガー／
ｍｉｎ）で自動脱着しながら６時間自動搬送実験を行な
ったところ、前記した搬送トラブルは発生しなかった。
リント配線基板を吊り下げたハンガーの天板を載置した
状態で自動搬送する自動搬送装置において、天板に固定
手段として直径３２ｍｍの穴を設け、一方チェーン上に
進行方向６０ｍｍの間隔を置いて順次高さ５０ｍｍ、根
元の直径３０ｍｍの円錐形の爪を取り付け、天板に設け
た穴をそれぞれ対応する爪に通して、天板を着脱自在に
固定した状態で搬送速度５ｍ／ｍｉｎ（７０ハンガー／
ｍｉｎ）で自動脱着しながら６時間自動搬送実験を行な
ったところ、前記した搬送トラブルは発生しなかった。
【００１６】比較例１ 天板に固定手段の穴を設けず、チェーン上に爪を設けな
い以外実施例１と同様の実験を行なったところ、ハンガ
ーの位置の狂いによる前記搬送トラブルが約５分間隔で
多発した。
い以外実施例１と同様の実験を行なったところ、ハンガ
ーの位置の狂いによる前記搬送トラブルが約５分間隔で
多発した。
【００１７】
【発明の効果】チェーンコンベアのチェーン上に載置さ
れたハンガーの天板を特定の固定手段を用いて所定の位
置に着脱自在に固定することにより、前記した搬送トラ
ブルを防止することができる。
れたハンガーの天板を特定の固定手段を用いて所定の位
置に着脱自在に固定することにより、前記した搬送トラ
ブルを防止することができる。
【図１】本発明の装置の１例を示す説明のための概略図
である。
である。
【図２】本発明の装置の１例を説明するための概略側面
図である。
図である。
【図３】本発明の装置における天板に設けられた固定手
段の１例を説明するための概略図である。
段の１例を説明するための概略図である。
１：チェーンコンベア ２ａ，２ｂ：チェーン ３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ，３ｅ，３ｆ：爪 ４ａ，４ｂ，４ｃ：ハンガー ５ａ，５ｂ，５ｃ：天板 ６ａ，６ｂ，６ｃ：支持棒 ７ａ，７ｂ，７ｃ：チャック ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆ：固定手段 ９ａ，９ｂ，９ｃ：搬送製品 １０：チェーンコンベアの進行方向
Claims (2)
- 【請求項１】 （Ａ）所定の速度で一定方向に平行して
移動する一対のチェーンを備えたチェーンコンベアと、
（Ｂ）該チェーン上に載置される天板、該天板に固定さ
れた支持棒および該支持棒の先端に取り付けられたチャ
ックを備えたハンガーとよりなり、該天板を所定の間隔
を置いて一対のチェーン上に順次載置し、該チャックに
より、搬送製品を保持して吊り下げた状態で該搬送製品
を順次自動搬送する自動搬送装置において、載置される
天板の間隔に対応する間隔で天板を着脱自在に固定する
ための爪をチェーン上に設け、該爪に天板を着脱自在に
固定するための手段を天板に設けてなることを特徴とす
る前記自動搬送装置。 - 【請求項２】 該天板に設けられた固定手段が天板を載
置した状態で爪と嵌合する形状のくぼみまたは穴である
請求項１記載の自動搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089592A JPH11263420A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 自動搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089592A JPH11263420A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 自動搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263420A true JPH11263420A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13975060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089592A Pending JPH11263420A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 自動搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263420A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013216396A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Ampoc Far-East Co Ltd | 直立型回路板加工搬送装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10089592A patent/JPH11263420A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013216396A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-24 | Ampoc Far-East Co Ltd | 直立型回路板加工搬送装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |