JPH11256896A - ボタン錠 - Google Patents

ボタン錠

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JPH11256896A
JPH11256896A JP10073039A JP7303998A JPH11256896A JP H11256896 A JPH11256896 A JP H11256896A JP 10073039 A JP10073039 A JP 10073039A JP 7303998 A JP7303998 A JP 7303998A JP H11256896 A JPH11256896 A JP H11256896A
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plate
lock
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key plate
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進 中島
Koichi Takahashi
孝一 高橋
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Nagasawa Manufacturing Co Ltd
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ボタン本体をケースフレームに挿入状態にした
まま、記憶状態と非記憶状態を選択し、又、ハンドルが
容易に抜き取りが出来ないようにし、且つ左右の使い勝
手が選択自在に出来るボタン錠の提供。 【解決手段】ボタン本体54の一端に180゜回転させ
て記憶状態と非記憶状態に選択自在にするマイナスノッ
チ56を割設し、ロック状態を押し込みによって現出す
るロックフランジ54を形成し、該ロックフランジ54
の下部に180゜周方向に位相を変えて設けた上下二段
の扇形のストッパフランジ60,60' を設け、更に、
キープレートのスライドノッチに相対スライド自在な断
面方形のシャンク55' を一体に成形し、又、レバーハ
ンドルを回転軸に対し、ネジにより右勝手,左勝手自在
に固定出来、しかも、スナップワッシャーにより回転軸
に対し旋回動自在であり、且つ、抜け止めが防止出来る
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は、ボタン操作により住
宅等のドアを施解錠し得るキーレスタイプのボタン錠の
構造の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、建物のドア等に用いられる
施解錠用の錠には種々のものがあるが、大半のものはキ
ー操作によるシリンダ錠タイプの所謂本締り錠を用いる
態様であり、外観の意匠性をさ程重要視しない倉庫等の
扉の施解錠には所謂ナンバー錠が用いられているに過ぎ
ず、住宅用、営業用を問わず、一般の埋込タイプの本締
り錠では通常はキー操作方式のものが圧倒的に多く用い
られている。
【0003】さりながら、該種キー操作方式による本締
り錠等の錠にあっては文字通り、錠とキーがマスターキ
ーを含めて所定の組合せにされたユニットの一体物とし
て機能するようにされており、したがって、一たん該キ
ーを紛失すると、本来的な機能の喪失をきたす欠点があ
り、又、統計によると、キー操作忘れによる施解錠不能
に至る場合が極めて多い等の難点があり、防犯上も好ま
しくない不都合さがあった。
【0004】勿論、金庫にセットされるような所謂ダイ
ヤル錠をドア等に設けることも原理的には可能である
が、実際に通常のドアに該種ダイヤル錠を付設すること
は両者の構造上の制約や設計上の条件、意匠上のネック
等の点から設置不可能に近い不具合がある。
【0005】これに対処するに、錠を近時ドア等の表面
に固設して所定数のボタン本体を予め設定された施解錠
用の組合せのキーワードに従う押し込み操作によりシリ
ンダ錠を作動させ、デットボルトを進退応動させて施解
錠する所謂タンブラー押し込み式のボタン錠1が、例え
ば、出願人の先願発明である特開昭57−71968号
公報(特公昭62−54951号公報)や特開平6−6
6055号公報等に示されている図21,図22に示さ
れる様に案出されて実用化されるようになっており、該
ボタン錠1は図示しないドアの外側に配設されるケース
フレーム2と該ケースフレーム2に対しブリッジパイプ
3,3を介し、該ドアの下側に設けられるバッキングプ
レート4、及び、デッドボルト5を有する周知の本締り
錠6からなっている。
【0006】尚、該本締り錠6に対してはケースフレー
ム2のハンドル7と上記バッキングプレート4のハンド
ル7' との間に介装されて本締り錠6を施解錠する角芯
棒8が連結されて施解錠自在にされている。
【0007】而して、該ケースフレーム2内に設けられ
ているカバープレート9に所定配設された設定数のカバ
ーボタン10,10…に被嵌されたボタン本体が図22
に示す様に、板状のタンブラー11であり、図示しない
キープレートによりロック状態とアンロック状態にセッ
トすることが出来るスリットノッチ12を中途部分に割
設され、上下両端部には該タンブラー11を押し込み状
態にセットする同じく図示しないリセットプレートに設
けたロックスプリングに係合するフックノッチ13を形
成されているようなものが用いられていた。
【0008】したがって、該種ボタン錠1にあっては使
用者が所望に応じて、カバープレート9に表示してある
番号をキーワードの指定に従ってそのボタンを記憶状態
にすることが選択的に可能であるようにされているため
に、該タンブラー11をドアに初期取付するに際して
は、当該タンブラー11を記憶状態(正立状態)、又、
該記憶状態には非記憶状態(倒立)に選択してセットせ
ねばならず、又、不測にして都合によりボタンの記憶状
態の配列を変えねばならないような状態が生じた場合に
は、ケースフレーム2をドアから取り外し機構部を分離
して各タンブラー11の正立,倒立姿勢状態を選択的に
変えねばならず、したがって、タンブラー11の正立,
倒立の切り換え作業が甚だ面倒であり、又、頻繁な正
立,倒立の状態の変更によって該タンブラー11が変形
したりしてその機能を失うというデメリットがあった。
【0009】これに対処するに、例えば、同一出願人の
先願発明である特開昭58−80074号公報発明に開
示されてあるような図23に示す様な、回転式ボタンを
有するボタン錠が改良発明として開発され、市場に充分
な満足が得られるようにされていた。
【0010】而して、該種回転式ボタンに有するボタン
錠にあっては当該図23に示す様に、ボタン本体が円柱
状のヘッド74を有し、その下部に90゜周方向の位相
を異ならしめたスライドノッチ13' ,13' を形成
し、該二段の周方向90゜の位相差を有して形成させた
スライドノッチ13' ,13' の間にはフラットな面1
5を形成させ、該スライドノッチ13' ,13' の間の
厚さはキープレート16に設けたスライドノッチ17を
相対スライドすることが出来、又、該ボタンのスライド
ノッチ13' の長さは該キープレート16のスライドノ
ッチ17の幅よりも大きくされ、したがって、当該図2
3に示す様な姿勢ではキープレート16のボタンに対す
るスライドは不可能にされてロック状態が現出され、こ
れに対し、ボタン本体のシャンク先端に設けたマイナス
ノッチ19によりボタンを90゜回転させてカバーボタ
ン10を介し該ボタンを押し込むと、上段のスライドノ
ッチ13' がキープレート16のスライドノッチ17に
会合し、したがって、キープレート16はボタンに対し
スライド自在にされ、これによってハンドル7は左右
(L,R方向)に旋回し角芯棒8を介し本締り錠6を作
動させてデッドボルト5を相対させて施解錠することが
可能になるようにされている。
【0011】したがって、当該図23の様なボタンの下
段のスライドノッチ13' がキープレート16のスライ
ドノッチ17に対向して該スライドノッチ17のショル
ダー部20に干渉する姿勢では非記憶状態になり、キー
プレート16はスライドせず、又、ボタンのシャンクの
先端のマイナスノッチ19によって90゜回転させるこ
とにより、ボタンをスプリング21に抗して押し込み、
下側のリセットプレートスライドノッチ23に設けたフ
ックスプリング24に該シャンクのマイナスノッチ19
の上部に設けたリング状のノッチ25に係合させること
により記憶状態を維持し、当該記憶状態においては上段
のスライドノッチ13' がキープレート16のスライド
ノッチ17に会合するために、該キープレート16はス
ライド可能となり、ハンドル7が回転可能になり角芯棒
8を介して本締り錠6を解錠し、デッドボルト5を後退
させることが出来るようにされている。
【0012】当該図23において26はキープレート1
6の押えプレートであり、27は押えプレート26の裏
板であり、28は該押えプレート26と裏板27をして
キープレート16に押圧するスナップワッシャーであ
り、29は裏板であり、30はバッキングプレートであ
り、31は戻り付勢用の弾圧スプリングである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】而して、当該図22に
示す回転式のボタンを有するボタン錠にあっては、キー
プレート16のボタンに対するロック状態はスライドノ
ッチ17のショルダー部20によって行われ、したがっ
て、亜鉛製のキープレート16にあっては該ショルダー
部20とスライドノッチ13' の高頻度の当接では摩耗
が生じ、ロック状態が確実に図れないという欠点があ
り、又、ボタンがそのシャンク先端部のマイナスノッチ
19による90゜回転によるロック状態,アンロック状
態の現出では限界角が90゜であるために、上下二段の
スライドノッチ13' ,13' のショルダー部における
摩耗が激しく、記憶状態と非記憶状態の現出が確実に保
証出来難いという難点があった。
【0014】而して、上述図22や図23におけるボタ
ン錠にあっては、ドアとの取り合いにおいて右勝手や左
勝手等の使い勝手が必要な場合があり、これに対処する
に、図24に示す様に、ハンドル7に連係する回転カム
47' のキープレート16に当接して該キープレート1
6をスライドさせる右作動用の作動ピン48、左作動用
の作動ピン48' を選択的に押し込んで嵌合させて使用
せねばならず、デッドボルト5に対するボタン錠の左勝
手用,右勝手用の取り付け等の施工が極めて煩瑣であ
り、又、作動ピン48,48' の部品の保管や管理が繁
雑であるというマイナス点もあった。
【0015】又、在来態様においてはドアの外側のケー
スフレーム2に設けたハンドル7は単にボルト固定方式
であるために、泥棒や悪気がある悪戯行為により該ボル
トを外してハンドル7が持ち去られるという被害が頻繁
に生じ、ボタン錠としての本来的な機能が全う出来ない
という不都合さがあった。
【0016】
【発明の目的】この出願の発明の目的は上述旧来技術,
従来技術に基づくボタン錠の問題点を解決すべき技術的
課題とし、回転式ボタンの押し込みによる記憶状態,非
記憶状態のいずれにもかかわらず、キープレートのボタ
ンのシャンクに対するスライドが自在に出来、ボタンの
ロック状態,アンロック状態がの選択的な現出によって
も、ボタンの、或いは、キープレートのスライドノッチ
の摩耗がなく、耐久性が良好でボタン錠としての機能が
設計通りに常時維持することが出来、初期ドアに対する
取付工事は勿論のこと、中途において左勝手,右勝手の
使用状態も選択的に自由に行え、しかも、ハンドルの抜
き取り等の防犯対策も出来、ボタン錠の本来的なメリッ
トを充分に生かし、スムーズな使用性が保証出来るよう
にして建築産業における錠使用技術利用分野に益する優
れたボタン錠を提供せんとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、前述
課題を解決するために、外側のドアの表側のケースフレ
ームのカバープレートに露呈状態に設けられた多数の同
一形状、同一サイズのカバーボタンに被嵌されたボタン
本体が本締り錠のデッドボルトをロック,アンロックす
るキーワードに従う配列状態に記憶状態,非記憶状態に
セット自在に、又、ケースフレーム内にスライド自在な
キープレートに係合解離自在に設けられ、而して、該キ
ープレートに連係されるハンドルが角芯棒を介し上記本
締り錠に係合されるようにされているボタン錠であっ
て、上記ボタン本体がバー状に形成されて上下二段のス
トッパフランジを一体的に有し、又、上記ケースフレー
ム内にてスライド自在に設けられたキープレートの所定
位置に該ボタン本体を挿脱自在にされた設定数の同一形
状、同一サイズのスリットノッチが穿設され、上記各ボ
タン本体が該キープレートのスリットノッチに遊挿され
てケースフレームに直交して進退自在にされると共に一
つの旋回姿勢で該キープレートと交叉して該キープレー
トの進退を遮断し、他の旋回姿勢でキープレートの進退
を許容する位置に該キープレートに平行な上記ストッパ
フランジがボタン本体の選択的姿勢を許容するマイナス
ノッチがボタン本体の先端に設けられ、又、ボタン本体
の各々がリセットプレートに解離自在に掛止されてロッ
ク状態を現出し得るようにされ、而して、上記本締り錠
に連係するハンドルが該キープレートとリセットプレー
トに旋回カムを介して係合自在にされ、更に、該旋回カ
ムの回転軸に対するハンドルに左右使い勝手の固定用ネ
ジが設けられ、又、上記ケースフレームのカバープレー
トにキープレートのアンロック用のクリヤーボタンが設
けられていることを基幹とし、而して、上記キープレー
トに上記ボタン本体のストッパフランジに係合自在なフ
ックノッチが形成されているようにし、又、上記フック
ノッチが山形に形成されているようにもし、更に、上記
キープレートがボタン押えプレートとリセットプレート
との間にスライド自在に介装されているようにし、更に
又、上記リセットプレートにボタン本体のフックスリッ
トに対するストッパスプリングが配設されているように
もし、上記クリヤーボタンがリセットプレートの各ボタ
ン本体に対するロックが解除自在なカム面を配設されて
いるようにし、上記キープレートとリセットプレートと
の間に弾圧スプリングが介装されているようにし、又、
上記回転軸にハンドル抜け止め用のスナップワッシャー
が介設されているようにし、上記スナップワッシャーと
回転軸との間にハンドル固定用のワッシャーが介装され
ているようにもし、更に、上記回転軸がハンドルの基部
にネジボルトを介して挿設されているようにし、上記ボ
タン本体の前記マイナスノッチの左右側が色分けされて
いるようにもし、上記キープレートとボタン押えプレー
トにボタン座金がスプリングを介して嵌挿されているよ
うにした技術的手段を講じたものである。
【0018】
【作用】まず、この出願の発明のボタン錠をドアに取り
付けるに際し、又は、中途で取付位置を交換する時に左
勝手、又は、右勝手にハンドルをボタン錠のケースフレ
ームに取り付けるに際し、介装する回転カムの回転軸に
ハンドルの基部を角スパナ用ネジを介し選択的に固定
し、而して、該回転軸との間にハンドル抜け止め用のワ
ッシャーにより第一義的に固定し、次に、該ハンドル固
定用のワッシャーと回転カムとの間にスナップワッシャ
ーを介装して確実に抜け止めが出来ないようし、且つ、
旋回動は自在に出来るようにし、而して、該ハンドルの
ボス部に側方から角スパナを用いて上記ネジを右勝手用
位置、或いは、左勝手用位置に締め付け固定し、該ハン
ドルがケースフレームからは絶対に取り除けないように
し、該ハンドルの所望方向に旋回させることにより、し
かも、該ハンドルの回転軸に固定された回転カムがケー
スフレームによって設けられたキープレートをスライド
し、ボタン押えプレートに装着されたカバーボタンに対
してバー状のボタン本体を戻りスプリングを介装した状
態で該戻りスプリングに抗してカバーボタンを押し込む
ことによりボタン本体は押し込まれ、該ボタン本体の上
下二段のストッパフランジがキープレートに対応して設
けられたフックノッチに会合してスライドするようにさ
れた記憶状態においては、該キープレートのフックノッ
チにストッパフランジがスライドし、非記憶状態のボタ
ン本体のストッパフランジはキープレートのフックノッ
チに係合しないようにスライド自在にされ、記憶状態と
非記憶状態はボタン本体のシャンク先端に設けたマイナ
スノッチをその色分け等を目印として180゜旋回させ
ることにより、ストッパフランジがキープレートのフッ
クノッチの山形等の形状部に係合すると共に、ボタン押
えプレートの所定のフックノッチにも係合してハンドル
操作によりロック状態が維持されてキープレートがスラ
イドせずに解錠を不可能にされたボタン本体を戻りスプ
リングに抗して押し込むことにより、他のストッパフラ
ンジがキープレートのスライドノッチに会合してスライ
ドを許容され、又、記憶状態のボタン本体のストッパフ
ランジは予めキープレートのスライドノッチに会合状態
にされることにより、全てのキープレートはスライド可
能にされ、ハンドルは回動し角芯棒を介し本締り錠の解
錠を可能とし、デッドボルトが後退して解錠が可能にさ
れ、上述施解錠の反復動作により亜鉛製の各ピン等の部
品はボタン本体のシャンクに設けられた上下二段のスト
ッパフランジ、及び、キープレート、及び、ボタン押え
プレートの双方に設けた山形等のフックノッチによる掛
合があっても損耗等が生ぜず、したがって、耐久性が良
好であり、ボタン本体がシャンクの先端のマイナスノッ
チにより180゜の旋回動によって左右の色分けを介し
て記憶状態と非記憶状態が選定され、ボタン本体のスト
ッパフランジとキープレートのフックノッチと180゜
位相差による係合を介し損耗が避けられ、耐久性が良好
でキープレートのロック状態やアンロック状態が維持さ
れ、又、ハンドルはその基部に螺合されたネジに対する
角スパナを介してその回転軸に対し相対回転することに
より、右勝手,左勝手が自在に選定出来、抜け止めが防
止され、使い勝手が良い面を有しながら防犯性が向上
し、安全性と耐久性の向上が図られるようにしたもので
ある。
【0019】又、ボタン押えプレートとキープレートの
ボタン孔にはボタン座金がスプリングを介して介装さ
れ、該ボタン座金はキープレートのスライドノッチの側
部に設けたロックノッチに嵌着してハンドルを回しなが
ら、キープレートを少しずつスライドして記憶状態のボ
タン本体のキーワードを探ろうとしても、当該スライド
を防止し、記憶されたボタン本体のキーワードを探られ
ないようにし、ボタンの耐久性と防犯性の向上、並び
に、ハンドルの抜け止めを防止するようにしたものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この出願の発明の実施しよ
うとする形態を1実施例の態様として図1〜図20に基
づいて説明すれば以下の通りである。
【0021】尚、図21以下と同一態様部分は同一符号
を用いて説明するものとする。
【0022】而して、図示態様は観音開きタイプのドア
に設置される態様であり、当該図示態様において、1'
はこの出願の発明の要旨を成すボタン錠であり、図示し
ない観音開きタイプのドアに対し、該ドア内に図21に
示す在来態様同様に該ドア内に所定に埋め込み式に設置
された本締り錠6のデッドボルト5を進退動させて施解
錠を成すものであり、当該図21に示す様に、ドアの表
側に取り付けられる機構部のケースフレーム2' と該機
構部のケースフレーム2' に対し、ドアの裏側に該表側
の機構部のケースフレーム2' に対しブリッジパイプ
3,3を介し連結される裏側のサブバッキングプレート
4' よりなるものであり、表側のケースフレーム2' に
は該本締り錠6を施解錠するハンドルとしてのレバーハ
ンドル7''が、又、裏側のサブバッキングプレート4'
には該レバーハンドル7''に対応するレバーハンドル7
''' が上記本締り錠6を挿通する角芯棒8' を介して設
けられている。
【0023】而して、機構部を成すドアの表側に取り付
けられるケースフレーム2' 内には図2に示す様に、レ
バーハンドル7''側からカバープレート9' がカバーボ
タン10' に対するセット孔33' と1から0までの9
つの数を表記されたカバーボタン孔33、及び、A,B
の表示されたカバーボタンの計11個に対するセット孔
33' ,33' …が穿設されて該カバープレート9' に
続いて当該図2に示す様に、ボタン本体を挿通するボタ
ン孔34,34を12個、及び、頂部にクリヤーボタン
を挿通するボタン孔35を有するボタン押えプレート3
6が設けられるようにされており、更に、図上上部には
各ボタン孔34に対応する後述記載のボタン孔のスリッ
トノッチ37が対応的に12個穿設され、頂部の両側に
は後記する戻りスプリングの受フランジ38,38を形
成し、該受フランジ38,38の間に上記ボタン孔35
に対応するクリヤーボタン孔39を穿設されたキープレ
ート40が積層されるようにされ、更に、該キープレー
ト40の上部には次述する如く、図示しないリセット押
えプレートを重層的に固設されて各ボタン孔34,37
に対応するスリットノッチ41,41…を12個形成さ
れてボタン本体54を挿通し、所定スパンスライドする
リセットプレート43が積層され、そして、各スリッチ
ノッチ34,37,41に後述する各ボタン本体54を
挿通されるようにされ、クリヤーボタン孔45の側部に
はCの記号が、又、各ボタン本体の孔44の側部に対し
ては1〜0の記号、及び、A,Bの記号を刻印されてキ
ーワードを明示する孔44,44…が穿設されている裏
板46が重層的にケースフレーム2' 内に積層状態に図
示しないネジ等により取り付け固定されるようにされて
いる。
【0024】そして、該裏板46に対してはドアの裏側
にサブバッキングプレート4' がブリッジパイプ3,3
を介し一体的に結合するようにされている。
【0025】尚、ケースフレーム2' のレバーハンドル
7''とサブバッキングプレート4'のレバーハンドル7'
'' の端部寄りに設けられているノッチ32,32' は
不測のトラブルに備えて用いられるマスターキー用の挿
入孔である。
【0026】特に、ケースフレーム2' 内に設けられて
重層式にセット組付される各機構部について各論的に詳
述すれば以下の通りである。
【0027】まず、クリヤーボタン48については図3
に示す通りであり、図示態様のカバーボタン10' 側を
下側にして示されてあり、サブバッキングプレート4'
側には所定径の断面短円柱状の所定サイズのシャンク4
9がその下部に劣弧部にはフラット面51が形成され、
優弧部にはカバーボタン10' 側に広がるテーパー面の
カムフランジ52が形成され、該カムフランジ52の下
面には上記断面円形のシャンク49よりも幅広で両側面
にフラット面51' が形成されたサブフランジ53が形
成され、該サブフランジ53からは両面にフラット面5
0を形成された所定長さのシャンク49' が該そのフラ
ット面51' とサブフランジ53のフラット面51' は
当該図3の(b),(d)に示す様に、面一に形成され
ていることになる。
【0028】尚、カムフランジ52の劣弧部のフラット
面51とシャンク、及び、サブフランジ53のフラット
面51' ,51' とは僅かな段差を有して形成されてお
り、当該図3の(a)〜(e)に示す様な形状は上述す
るリセットプレート43の所定スパンのスライドをスム
ーズに行うように干渉性を少くするために設けられると
共に空錠に対する作動を許容するために形成されている
ものである。
【0029】したがって、カムフランジ52はそのテー
パー面をして図17に示す様に、該リセットプレート4
3の方形のカムフレーム42に形成されたカム面42'
に対するカム作用を行い、該リセットプレート43と所
定スパンスライドするようにされているものである。
【0030】次に、バー状の各ボタン本体54は図4に
示す様な形状であり、当該図4においても、カバーボタ
ン10に対するシャンク55' を下側にしてサブバッキ
ングプレート4' に対するシャンク55を上側にして示
されており、該本体押えプレート46のボタン孔44に
臨ませる断面円柱状のシャンク55の頂部には該ボタン
本体54を記憶状態、又は、非記憶状態に旋回動してキ
ーワードを設定するマイナス状のノッチ56がすり割り
状に刻設されており、該シャンク55の下部にはカバー
ボタン10側に向けて広がるリング状であってテーパー
状のストッパフランジ57が一体的に形成され、該スト
ッパフランジ57からはキーワードとして記憶状態に押
し込まれた際の該ボタン本体54の記憶状態を保持する
べく、図16,図17に示されているリセットプレート
43と該リセットプレート43に密着状にセットされる
セットプレート押えプレート43' の間に係止ピン66
を介して該リセットプレート43とリセットプレート押
えプレート43' の各ボタン孔としてのスリットノッチ
41,41' を斜めにトラバースするロックスプリング
としてのトーションスプリング66' が係止ピン66を
介してトラバース状に渡設されているのに係合するスリ
ット58が形成され、該スリット58のカバーボタン1
0側寄りに軸方向に二段のストッパフランジ60,60
' がシャンク55の径と対角長さが等しい断面方形のシ
ャンク62に一体的に形成されている。
【0031】而して、該各ストッパフランジ60,60
' はシャンク55のマイナスノッチ56に平行に面対称
的に優弧面59とその両側に拡開するフラット面58,
58を有し扇形に形成され、当該図4の(f),
(h),(i),(j)に示す様に、面対称的に形成さ
れ、その鈍角的なショルダー部58' は図13,図1
4,図15に示す様に、ボタン押えプレート36のボタ
ン孔としてのスリットノッチ34の深さ方向中途部に形
成された山形形状の突起部71' とキープレート40の
図14,図15に示したボタン挿通孔としてのスリット
ノッチ37の端面に形成された山形形状の突起部71'
に対し該ボタン押えプレート46とキープレート40の
上下面と前後面の双方から押え係合して不測のオーバー
な旋回動を阻止し、亜鉛製のボタン押えプレート36と
キープレート40の該ボタン本体54の余計な損耗を防
止するようにされている。
【0032】尚、上下二段のストッパフランジ60,6
0' に一体的にカバーボタン10側に延設している断面
方形のシャンク62の表面の幅サイズはキープレート4
0の縦方向のスリットノッチ37に合致して両者の相対
スライドを許容するようにされており、又、図8の
(n)に示す様に、ボタン本体54をしてそのマイナス
ノッチ56により、記憶状態に旋回動した姿勢では押し
込まれたボタン本体54の上段のストッパフランジ60
の優弧部がスライドして停止する形状に図15に示す様
に、底部37' が当該優弧面59に合致する形状に成形
されている。
【0033】当該図8において上矢印の下部の×印はキ
ープレート40のスライド不可能状態を示し、○印はス
ライド可能状態を示したものである。
【0034】そして、当該図8の(m),(n)はボタ
ン本体54を記憶状態に回転させた状態を示すものであ
り、(m)はボタン本体54を押し込まない姿勢状態で
あり、(n)はボタン本体54を押し込んだ姿勢状態を
示すものであり、又、(o)は非記憶状態のボタン本体
54の押し込まれていない状態を示すものであり、
(p)は当該非記憶状態のボタン本体54を押し込んだ
状態(押し込まなくても良い)を示すものであり、
(o),(p)の状態はいずれにしてもキープレート4
0のボタン孔としてのスライドノッチ37に対し、上下
二段の各ストッパフランジ60,60' の鈍角のショル
ダー部58' が当該スライドノッチ37の端部のショル
ダー部に係合して、又、図9の(q),(r),(s)
に示す様に、ボタン押えプレート46の裏面のリング状
のサブノッチ34' の一面の中央部端の底部に設けられ
た三角形状の突起部71、及び、キープレート40のス
リットノッチ37の端部に設けられた山形形状の突起部
71' にも係合してボタン本体54とキープレート40
の相対スライドを阻止し、又、ショルダー部と各突起部
71,71' の過剰な摩耗による機能減退を阻止するよ
うにされている。
【0035】而して、図13に示す様に、ボタン押えプ
レート36の裏面においてはボタンの挿通孔のスライド
ノッチ34の両側には相対向して方形のロックノッチ6
9'が貫設され、又、キープレート40のスライドノッ
チ37の両側にも同様に該方形のロックノッチ69' が
対応するように形成され、図5の(k)に示す様に、ボ
タン本体54をボタン押えプレート46、キープレート
40の各ボタン孔としてのスライドノッチ34,37に
挿通して組付するに際し、カバーボタン10の内部にフ
ォーク状のボタン押え座金63の双方のフォーク部を当
該方形のロックノッチ69,69,69' ,69' に挿
通し、悪意又は犯意をもってレバーハンドル7''を外部
から回すことにより、該レバーハンドル7''の回転軸7
7(図19)に一体の図2に示す回転カム47を介しキ
ープレート40を微少量だけスライドすることにより、
そのクリアランスによりキーワードを探って解錠するこ
とが出来ないように、当該悪意又は犯意をもってキープ
レート40を微少量スライドすることを阻止するように
されているものである。
【0036】而して、該ボタン押えプレート36におい
ては図12に示す様に、ボタン孔34の周囲には所定深
さでリング状のサブノッチ34' が隣設状に穿設され、
該サブノッチ34' の底部にはその表面から該サブノッ
チ34' の深さの半分相当の三角形状の突起部71が上
述の如く設けられて図9の(q)に示す様に形成され、
当該図9の(r)に示す様に記憶状態のボタン本体54
の記憶状態の上下のストッパフランジ60,60' がボ
タン押えプレート36の三角形状の突起部71とキープ
レート40の山形形状の突起部71' の双方にそのショ
ルダー部58'が上下両面、及び、前後両方向から係合
してボタン本体54に対し、キープレート40が相対ス
ライドしないようにされている。
【0037】そして、当該図9の(s)に示す様に、記
憶状態にあるボタン本体54を弾圧スプリング64に抗
して押し込み状態にするキーワードに対しては一方側の
ストッパフランジ60' がキープレート40のスライド
ノッチ37を通過し、一方のストッパフランジ60がス
ライドノッチ37を通過する姿勢にされてキープレート
40のボタン本体54に対する相対スライドを許容する
ようにされている。
【0038】尚、当該図9の(r),(s)は図示の都
合上、そのシャンク62,55は省略してある。
【0039】而して、ボタン本体54の組付セット時は
図5の(k)に示す様に、まず、カバーボタン10内に
ボタン座金63を挿入し、次いで、ストレート状の弾圧
スプリング64を介装し、ワッシャー65をグリースを
介しボタン押えプレート36のリング状のサブノッチ3
4' に張り付け状態にして脱落しないようにし、次い
で、ボタン本体54のシャンク62を該ワッシャー65
の四角孔65' に挿通し、上下のストッパフランジ6
0,60' をキープレート40のスライドノッチ37に
挿通し、山形突起71' に係合し、又、ボタン押えプレ
ート36のボタン孔34の三角形状突起71に係合し、
次いで、リセットプレート43、リセットプレート押え
プレート43' の間に介装し、ピン66を介して張設さ
れているトーションスプリングのロックスプリング66
' に係止し、最後にテーパー形状のスプリング67を介
しボタン本体押えプレート46をセットして組み付けを
各ボタン本体54に対して行う。
【0040】又、クリヤーボタン48の組付に際しては
図5の(l)に示す様に、そのカバーボタン10' に対
し保護カバー68を介しストレート状のスプリング64
を組付け、シャンク50部分を挿入し、リセットプレー
ト43のカムフレーム42の孔を挿通し、カムプレート
42の孔のカム面42' にカムフランジ52のテーパー
面を係合するようにし、最後に押えプレーと46との間
にテーパー状のスプリング67を介装して弾圧付勢させ
て組付を終わるようにする。
【0041】而して、外側のレバーハンドル7''の不測
の悪意による抜け取り等を防止し、且つ、右勝手,左勝
手の使用状態が自在に出来るように該レバーハンドル7
''のレバーの基部72に対しては図19の(t),
(u)に示す様に、側方向にノッチ73を有するフォー
ク状の回転軸77を挿通し、該回転軸72の略中央部に
リング状に形成したノッチ74にレバー止め座金80を
その回転軸77' に対し貫挿させ、該リング状のノッチ
74に隣設する部分ノッチ75にレバー止めスナップワ
ッシャー81を介装し、更に、回転軸77、及び、レバ
ー止め座金80の角孔79にレバー軸83を挿通し、ワ
ッシャー84を介し六角スパナ用のボルト85を捩じ込
み、六角スパナ86をもってその部品全体をレバーハン
ドル7''の基部72に一体的に固定させ、回転軸72の
ノッチ73の部位に対しては、該レバーの基部72に螺
刻したネジ孔82' にネジ85' を六角スパナ86' を
介して該フォーク状の180゜位相を介して相対向して
刻設されたノッチ73,73に選択的に通して緊締させ
ることにより、該レバーハンドル7''は回転軸77に対
し旋回動自在であると共に、一方側の右勝手,他方側の
左勝手の使用状態に対する締め付け固定が行われ、又、
その抜け止めを図るには回転軸77に介装したレバー止
め座金80、スナップワッシャー81による軸方向反力
により確実に抜け止めが図られ、故意、又は、犯意によ
るレバーハンドル7''の抜き取り等は行われず、又、右
勝手,左勝手の使用状態に対する適用は自在である。
【0042】又、ドアの裏側のサブバッキングプレート
4' 側のレバーハンドル7''' についても図20に示す
様に、上述同様にその基部72' に対する回転軸77'
へのスナップワッシャー81を介しての抜け止め、及
び、回転自在が図られるものである。
【0043】而して、このようにクリヤーボタン48を
組み付けた姿勢状態は図6に示す通り、又、各ボタン本
体54を組み付けた状態は図7に示す通りであり、その
左半分は非記憶状態の断面図であり、その右半分は記憶
状態の断面図である。
【0044】尚、記憶状態の裏板としての本体押えプレ
ート46のボタン孔44の側部に示されている1〜0,
A,Bのキーワードに示された各ボタン孔44に目視し
て見える各ボタン本体54のカバーボタン10とは反対
側のシャンク55のマイナスノッチ56をマイナスドラ
イバー等により180゜回転することにより、記憶状態
のキーワードを設定することが出来、該キーワードのボ
タン本体54が記憶状態であるか、非記憶状態であるか
は図4の(f)のシャンク55のマイナスノッチ56の
片側、或いは、反対側に赤色、或いは、黒等の色をつけ
ることにより、右半分が黒等に着色されているの場合は
記憶状態のキーワードであることが視認されるようにす
る等が可能である。
【0045】尚、当該図14,図16において62はキ
ープレート40、及び、リセットプレート46の戻り付
勢スプリングである。
【0046】上述構成において、初期組付に際し、施工
業者が発注主の注文キーワードに応じて該ボタン本体5
4の本体押えプレート46の各孔44に視認することが
出来る各ボタン本体54のカバーボタン10とは反対側
のシャンク55のマイナスノッチ56を介し180゜旋
回させて所定の記憶状態にセットすると、ケースフレー
ム2' 内のキープレート40に対する各ボタン本体54
の上下二段の各ストッパフランジ60,60' は記憶状
態のものにあっては、図8の(m)の状態となり、当該
図8の(m)、及び、図9の(r)の状態となり、又、
非記憶状態のボタン本体54の上下二段のストッパフラ
ンジ60,60' は当該図8の(o)の状態になって、
該各ストッパフランジ60,60' の一方側はキープレ
ート40のスライドノッチ37の山形形状の突起部71
に係合し、又、他方のストッパフランジ60' はボタン
押えプレート36のスライドノッチ34の深さ方向中途
部に設けられた三角形状の突起部70に係合して回転は
阻止され、したがって、この状態でレバーハンドル7''
を解錠方向(右勝手の場合には右側R、左勝手の場合に
は左L側)に旋回させても、回転カム47はキープレー
ト40をスライドさせることが出来ず、したがって、角
芯棒8' は旋回せず、該本締り錠6のデッドボルト5は
後退せず、したがって、該本締り錠6の解錠は不可能と
なる。
【0047】又、犯意又は故意によってレバーハンドル
7''を旋回付勢させながら、キープレート40を微少量
ずつスライドさせて解錠可能な記憶状態のキーワードを
探ろうとしても、ボタン止め座金63のフォーク部がボ
タン押えプレート36、及び、キープレート40のロッ
クノッチ69,69' に係合しているために、両者は固
定状態を維持し、記憶状態のキーワードが探られること
がない。
【0048】そして、使用人自身が解錠してドアを開く
に際しては、記憶状態のキーワードのカバープレート9
' の各カバーボタン10をそのキーワードに従って押し
込むことによりボタン本体54の上下のストッパフラン
ジ60,60' は図18の(m)の状態から(n),図
9の(s)の状態に押し出され、キープレート40のス
ライドノッチ37の山形形状の突起部71' 、及び、押
えプレート36の三角形状の突起部71に対する係合が
外れ、又、スライドノッチ37に会合し、そして、非記
憶状態のボタン本体54は両ストッパフランジ60,6
0' はキープレート40のスリットノッチ37に非会合
状態でレバーハンドル7''を所定の方向に旋回動するこ
とにより、回転カム47を介しキープレート40は各ボ
タン本体54に干渉することなく、スプリング64に抗
して所定量スライドし、したがって、該回転カム47は
回動し、該本締り錠6は解錠されてデッドボルト5は後
退し、ドアが開くことが可能にされる。
【0049】その間、各記憶状態のキーワードのボタン
本体54をカバーボタン10を介し押し込み動作するこ
とにより、該記憶状態のキーワードに従って押し込まれ
たボタン本体54は図5の(k)、及び、そのロックノ
ッチ58に対するロックスプリング66が係合してロッ
ク状態を現出し、押し込まれたボタン本体54は戻るこ
とがなくロック状態が保持される。
【0050】そして、当該記憶されたボタン本体54を
非記憶状態に戻すには、クリヤーボタン48をそのカバ
ーボタン10' を介して押し込むことにより、そのロッ
クフランジ52が図16〜図18に示す様に、リセット
プレート43のロックフレーム42のカム面42' に係
合して図6に示す様に、該リセットプレート43をスラ
イドさせることにより、ロックスプリング66' は各ボ
タン本体54のロックフランジ57から外れ、したがっ
て、各ボタン本体54はスプリング64による弾圧力に
より初期姿勢に復帰する。
【0051】尚、この間非記憶状態のボタン本体54は
押し込まれた姿勢にはない図7の左半分の状態にあるた
めに、リセットボタン48を押してもリセット状態にあ
ることになり、そこで、全てのボタン本体54は非記憶
状態のリセット姿勢になる。
【0052】そして、再びドアを占める時に施錠する場
合には、使用者が記憶しているキーワードに従って当該
カバーピン9のキーワードの番号に従って、カバーボタ
ン10を押し込んで各リセットフランジ57がそのロッ
クノッチ58にロックスプリング66' を係止させて押
し込み状態のロック状態を維持し、そこで、レバーハン
ドル7''を施錠方向に回転させると、解錠状態と同様に
キープレート40はボタン本体54とは干渉せず、会合
状態にあるために所定量スライドし、角芯棒8を介し本
締り錠6が施錠方向に回転しデッドボルト5は進出状態
になり、本来の施解錠機能が全うされる。
【0053】そして、不測の事態により当該ボタン錠1
' が施解錠不能になった場合には、図示しないマスター
キーをマスターキー孔32,32' を介して差し込み、
本締り錠を施解錠すれば良い。
【0054】そして、使用者の都合により不測状態のキ
ーワードを変更したい場合には、デッドボルトの表側の
ケースフレーム2' の裏板の本体押えプレート46の孔
44の側部に記載されているキーワードの数字、及び、
文字をガイドにして視認され得る各ボタン本体54のロ
ックのマイナスノッチ56をして記憶状態方向に180
゜回転させることにより、記憶状態のキーワードが変更
することが自在に行得る。 尚、この出願の発明の実施
態様は上述実施例に限るものでないことは勿論であり、
例えば、ハンドルはレバーハンドルタイプのみならず、
例えば、握り玉方式等のタイプやサムターン方式のタイ
プのハンドルでも良く、設計変更的にはボタン本体のス
トッパフランジの扇形状については適宜に行えることは
勿論のことである。
【0055】又、ボタン本体やカバーボタンについては
硬質ゴム製や樹脂製のものにする等も設計変更の範囲内
である。
【0056】そして、又、適用対象のドアは観音開きタ
イプのものばかりでなく、スライド式のものにも適用出
来ることは勿論のことである。
【0057】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、基本的
にドアに埋設された本締り錠のデッドボルトを進退自在
にする該本締り錠に対し、予め設計されたキーワードの
ボタンを押し込むことにより、施解錠可能であることが
現出され、したがって、煩瑣なキー操作の必要がなく、
したがって、キー忘れによる施解錠の不便さもなく、ス
ムーズに施解錠が出来、防犯錠も極めて安心感がもてる
という優れた効果が奏される。
【0058】又、施錠に際してもキー操作が不要であ
り、ボタン操作が不必要で、所謂締り勝手にする利点も
ある。
【0059】又、ボタン本体やカバーボタンやボタン本
体,ロックスプリング等を組付上、同一サイズにするこ
とが出来るために、量産性が良く、したがって、コスト
的にも安く出来、部品の共通化が図られ、単にボタン本
体のマイナスノッチの片側のみの色分け等をすることに
より、ボタンの記憶状態のキーワードの選択が自由に行
えるというメリットがある。
【0060】而して、この出願の発明においてはボタン
本体の記憶状態のキーワードの組み合わせを予め選定す
ることにより、記憶状態,非記憶状態のボタンのキーワ
ードの組み合わせの選定や非選定を選択的に行うことが
出来るために上述量産性が良く、コスト的にも安く出来
るのみならず、キーワードの選択的な組み合わせが容易
に出来る自由度があり、製造段階や卸段階における取り
付け施工業者の同一キーワードの組み合わせ番号は勿論
のこと、使用者側の必要性に応じて当該キーワードの組
み替えが容易に行えるという組付使用における自由度が
高い効果がある。
【0061】又、ボタン本体のシャンクがバー状に形成
されてそのシャンクに二段のストッパフランジを設け、
キーワードプレートのスライドノッチに会合して遊装自
在にされているために、該キープレートと会合して交叉
する状態においてのみキープレートが該ボタン本体を相
対スライド出来、会合状態にあってもボタン本体の上下
二段のストッパフランジがキープレートのスライドノッ
チの一方端に設けられた山形形状の突起部、及び、キー
プレートが相対スライドするボタン押えプレートのボタ
ン孔の他方端側に設けられている三角形状の突起部に係
合することにより、絶対的にボタン本体の回転が二重に
防止されて不測にして故意、又は、犯意によるボタン本
体の押し込みに伴う回転が生ずる虞がなく、又、無理に
キープレートをハンドルの回転により自由にスライドさ
せようとしても、該二段のストッパフランジと両フック
ノッチの二重の係合により、キープレートとボタン本体
の相対スライドが阻止され、したがって、当該係合部が
亜鉛製のキープレートであっても摩耗が生ずることがな
く、したがって、耐久性も良好となる優れた効果が奏さ
れる。
【0062】又、キープレートに相対スライドするボタ
ン押えプレートとリセットプレートとの間に該キープレ
ートがスライド自在に介装されてために、それらの間に
弾圧スプリングが介装されていることにより、不測にし
てハンドルを自由に回転させても、キープレートが自由
にはスライドせず、使用に応じたハンドルの回転作用に
よってのみキープレートがスライド出来るという利点が
ある。
【0063】而して、ハンドルの回転軸にはスナップワ
ッシャーが介設されていることにより、該ハンドルが容
易には抜け取りされず、したがって、故意又は犯意によ
りハンドルを取り外して持ち去るということ等が出来
ず、防犯上の安全対策としては極めて有効であるという
効果が奏され、又、該ハンドルの回転軸との間にはネジ
ボルトを介して挿設されているために、上述の如くハン
ドルの故意又は犯意による抜け取りが防止されるのみな
らず、該ハンドルの右勝手,左勝手が該ネジボルトの切
り換え締め付けにより選択的に自由に行えるという利点
がある。
【0064】又、キープレートとボタン押えプレートの
間にボタン座金がスプリングを介して挿入されているこ
とにより、悪意,犯意を持ってハンドルを介しキーをプ
レートを微少量移動させることにより、順にキーワード
を察知して記憶状態のボタンが探られることがなく、こ
の点からも防犯上の安全性は極めて高いという優れた効
果が奏される。
【0065】又、ボタンの回転用のマイナスノッチの片
側を色分けすることにより、裏板側から該ボタンのマイ
ナスノッチをマイナスドライバーにより180゜回転さ
せることにより、記憶状態のキーワードを容易に変更時
に設定出来るという優れた効果が奏される。
【0066】更に、ボタンの一つにボタン解除用のクリ
ヤーボタンとして設けることが出来ることにより、キー
ワードに従わないボタンの押し込み操作を誤ってなされ
た場合に、クリヤーボタンを押し込むことによりリセッ
トプレートが所定量スライドされて全てのボタンがロッ
ク解除されるようにされることにより、ハンドルを回転
させてキープレートやボタン押えプレートのフックノッ
チ等の会合部を破壊することがなく、したがって、ボタ
ン錠の機構部の耐久性が向上し、不測のトラブル等が発
生せずに済むという利点がある。
【0067】そして、クリヤーボタンにより初期状態に
リセットされることにより、ボタンのミス押し込みがな
された場合にも、再びキーワードによる正規の記憶状態
のボタンを押し込むことにより、ハンドルの回転による
回転カムを介してのキープレートのスライドが可能とな
り、本締り錠の正規の解錠が可能となる利点がある。
【0068】そして、上述の如くキープレートやボタン
押えプレートが耐久性が良く、したがって、亜鉛製品を
用いることが出来るために、金型等の流用も可能とな
り、成形加工がし易く原材料に対するコストダウンを維
持出来るというメリットもある。
【0069】又、ボタン本体を旧来技術の板状のものに
せず、バー状に形成したために記憶状態,非記憶状態の
正立状態や反転状態にする必要がなく、したがって、正
反転して差し替える必要がなく、単に、ボタン本体をマ
イナスノッチを介して回転させるだけて記憶状態と非記
憶状態が検出出来るという操作上の利点があり、又、マ
イナスノッチを介してキーワードに従って180゜回転
することにより、記憶状態と非記憶状態に切り換えする
ことが出来るために、在来態様の回転式ボタン本体の如
く、90゜切り換えよりも切り換え角度が大きく、した
がって、キープレートとボタン本体の二段のストッパフ
ランジとの係合の自由度が大きくなり、そのため、ボタ
ン本体のロックとキープレートとの相対スライド可能な
会合状態以外の該スライド状態における係合部の摩耗度
が少く、したがって、上述の如く量産可能な亜鉛製の材
料を用いても、耐久性が良好に保持出来るという優れた
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明の1実施例の全体概略斜視図で
ある。
【図2】同ドア表側のケースフレーム内の機構部の部分
積層状態の分解斜視図である。
【図3】クリヤーボタンの外観図であり、(a)はその
上面図であり、(b)はその斜視図であり、(c)は底
面図であり、(d)は側面図であり、(e)背面図であ
る。
【図4】ボタン本体の外観図であり、(f)はその底面
図であり、(g)はその平面図であり、(h)は底面図
であり、(i)は一方向からの側面図であり、(j)他
方向からの側面図である。
【図5】ボタンの外観図であり、(k)はカバーボタン
とボタン本体の取り合い分解斜視図であり、(l)はカ
バーボタンとクリヤーボタンの取り合い分解斜視図であ
る。
【図6】クリヤーボタンのリセットプレートに対する作
用断面図である。
【図7】ボタン本体のキープレートに対する記憶状態,
非記憶状態の断面図である。
【図8】ボタン本体のストッパフランジとキープレート
のスライドノッチの取り合い機能図であり、(m)は記
憶状態のボタン本体の非押し込み状態の平面図であり、
(n)は押し込み状態の底面図であり、(o)非記憶状
態のボタン本体とキープレートのスライドノッチの取り
合い機能図であり、(p)は係合状態の底面図である。
【図9】ボタン本体のロック機能図であり、(q)はキ
ープレートのフックノッチとボタン押えプレートのフッ
クノッチの相互取り合いの斜視図であり、(r)はフッ
クノッチとボタン本体の二段ストッパフランジの非押し
込み状態の取り合い斜視図であり、(s)は押し込み状
態の取り合い斜視図である。
【図10】カバープレートの表面図である。
【図11】同裏面図である。
【図12】ボタン押えプレートの表面図である。
【図13】同裏面図である。
【図14】キープレートの表面図である。
【図15】同キープレートのスライドノッチの拡大正面
図である。
【図16】リセットプレートの平面図である。
【図17】同中心縦断面図である。
【図18】リセットプレート押えプレートの平面図であ
る。
【図19】外側レバーハンドルの部分図であり、(t)
その分解斜視図であり、(u)は同回転軸の概略斜視図
である。
【図20】内側のレバーハンドルの取り合い斜視図であ
る。
【図21】旧来技術に基づくボタン錠の分解斜視図であ
る。
【図22】同ボタン本体としてのタンブラーの斜視図で
ある。
【図23】従来技術に基づくボタン錠の分解取り合い斜
視図である。
【図24】同右勝手,左勝手の切り換え機構の平面図で
ある。
【符号の説明】
2' ケースフレーム 9' カバープレート 10' カバーボタン 54 ボタン本体 5 デッドボルト 40 キープレート 7'' レバーハンドル 8' 角芯棒 6 本締り錠 1' ボタン錠 37 スライドノッチ 60,60' ストッパフランジ 56 マイナスノッチ 43 リセットプレート 47 回転カム 85' 固定用ネジ 48 クリヤーボタン 71,71' 突起部 36 ボタン押えプレート 66' ロックスプリング 42' カム面 64 (弾圧)スプリング 81 ハンドル固定用のワッシャー 72 基部 85 ネジボルト 63 ボタン止め座金 64 スプリング 81 スナップワッシャー 69,69' ロックノッチ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側のドアの表側のケースフレームのカバ
    ープレートに露呈状態に設けられた多数の同一形状、同
    一サイズのカバーボタンに被嵌されたボタン本体が本締
    り錠のデッドボルトをアンロックするキーワードに従う
    配列状態にセット自在に、又ケースフレーム内にスライ
    ド自在なキープレートに係合解離自在に設けられ、而し
    て該キープレートに連係されるハンドルが角芯棒を介し
    上記本締り錠に係合されるようにされているボタン錠に
    おいて、上記ボタン本体がバー状に形成されて上下二段
    のストッパフランジを一体的に有し、又上記ケースフレ
    ーム内にてボタン押えプレートに重層され、スライド自
    在に設けられたキープレートの所定位置に該ボタン本体
    を挿脱自在にされた設定数の同一形状、同一サイズのス
    リットノッチが穿設され、上記各ボタン本体が該キープ
    レートのスリットノッチに遊挿されてケースフレームに
    直交して進退自在にされると共に一つの旋回姿勢で該キ
    ープレートと交叉して該キープレートの進退を遮断し、
    他の旋回姿勢でキープレートの進退を許容する位置に該
    キープレートに平行な上記ストッパフランジをボタン本
    体の選択的姿勢を許容するマイナスノッチがボタン本体
    の先端に設けられ、又該ボタン本体の各々がリセットプ
    レートに解離自在に掛止され得るようにされ、而して上
    記本締り錠に連係するハンドルが該キープレートとリセ
    ットプレートに旋回カムを介して係合自在にされ、更に
    該旋回カムの回転軸に対するハンドルに選択的に左右使
    い勝手の固定用ネジが設けられ、上記ケースフレームの
    カバープレートにキープレートのロックのクリヤーボタ
    ンが設けられていることを特徴とするボタン錠。
  2. 【請求項2】上記キープレートに上記ボタン本体のスト
    ッパフランジに係合自在なフックノッチが形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のボタン錠。
  3. 【請求項3】上記フックノッチが山形に形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載のボタン錠。
  4. 【請求項4】上記キープレートがボタン押えプレートと
    ボタンリセットプレートとの間にスライド自在に介装さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のボタン錠。
  5. 【請求項5】上記ボタンリセットプレートにボタン本体
    のフックスリットに対するロックスプリングが配設され
    ていることを特徴とする請求項4記載のボタン錠。
  6. 【請求項6】上記クリヤーボタンがボタンリセットプレ
    ートの各ボタン本体に対するロックが解除自在なカム面
    を形成されていることを特徴とする請求項1記載のボタ
    ン錠。
  7. 【請求項7】上記キープレートとボタンリセットプレー
    トとの間にボタン本体に沿う弾圧スプリングが介装され
    ていることを特徴とする請求項1記載のボタン錠。
  8. 【請求項8】上記回転軸にハンドル抜け止め用のスナッ
    プワッシャーが介設されていることを特徴とする請求項
    1記載のボタン錠。
  9. 【請求項9】上記スナップワッシャーと回転軸との間に
    ハンドル固定用のワッシャーが介装されていることを特
    徴とする請求項8記載のボタン錠。
  10. 【請求項10】上記回転軸がハンドルの基部にネジボル
    トを介して挿設されていることを特徴とする請求項1記
    載のボタン錠。
  11. 【請求項11】上記ボタン本体の前記マイナスノッチの
    左右側が色分けされていることを特徴とする請求項1記
    載のボタン錠。
  12. 【請求項12】上記キープレートとボタン押えプレート
    のロックノッチにボタン座金がスプリングを介してボタ
    ン本体に沿って嵌挿されていることを特徴とする請求項
    1記載のボタン錠。
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