JP3016059B2 - 葉状ろ過機 - Google Patents

葉状ろ過機

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JP3016059B2 JP6066055A JP6605594A JP3016059B2 JP 3016059 B2 JP3016059 B2 JP 3016059B2 JP 6066055 A JP6066055 A JP 6066055A JP 6605594 A JP6605594 A JP 6605594A JP 3016059 B2 JP3016059 B2 JP 3016059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のろ葉を放射状
に配置したろ過機に於いて、隣接するろ葉間に生じた扇
状間隙に、このろ葉より小さい副ろ葉を配設することに
より、ろ過ユニットの単位容積当たりのろ過面積を大幅
に増大させると共に、ろ葉の洗浄効率も高められる様に
した葉状ろ過機に関する。
【0002】
【従来の技術】図14乃至図16に、ろ葉を放射状に配
置した従来の葉状ろ過機の、ろ過ユニット部分の構造を
例示した。このろ過ユニット100は、ろ過液捕集筒1
01の筒軸周りに、複数枚の略矩形状をしたろ葉102
が放射状に突設されて、全体として円筒状に形成されて
いる。そして、図16に示した様に、帯状のろ布をろ葉
102の配置状態に合わせて折り曲げ、襞付き円筒状に
縫合したろ布103を、各ろ葉102間に跨がらせて覆
い被せている。ろ布103の両筒端部分は、図示の様に
ろ過液捕集筒101の外周面に括り付けている。この形
態のろ過機は、ろ布に襞を欠く単純な円筒型ろ過機(オ
リバーフィルター)に比べて、ろ過ユニットの単位容積
当たりのろ過面積が遥かに広くなり、高いろ過効率が得
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、本願発明者は、
上記の放射状に配置したろ葉を備える葉状ろ過機のろ過
効率を更に一段と高める方法に就いて、様々に考究を重
ねた結果、互いに隣接するろ葉102,102間の扇状
空隙aの拡開側部分(図15参照)に着目し、ろ過面積
を増大させるうえでデッドスペースとなるこの部分を有
効活用する方策を創案して、本発明を完成するに至った
ものである。そこで、本発明の目的は、ろ葉が放射状に
配置されたものに於いて、ろ過ユニットの単位容積当た
りのろ過面積を従来のものに比べて大幅に増大させ得
る、葉状ろ過機を提供するにある。そして、ろ過面積が
増大した分、ろ葉の洗浄効率を増大させることも、本発
明の付随的な目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による葉状ろ過機は、複数枚のろ葉を放射状
に配設したものに於いて、前記ろ葉2は、主ろ葉2Aの
先端に延設した副ろ葉2Bを、折り返し状に折曲して前
記主ろ葉2Aの側面に沿わせる様に構成したことを特徴
とする。そして、複数枚の前記ろ葉2の夫々に被せる袋
状ろ布3は、前記主ろ葉2Aに被せる主ろ布3Aと、該
主ろ布3Aの先端に延設されて前記副ろ葉2Bに被せる
副ろ布3Bとから成る構成にするとよい。或いは、前記
主ろ葉2Aの先端に二股状に延設した2枚の前記副ろ葉
2Bを、夫々折返状に折曲して前記主ろ葉2Aの側面に
沿わせる構成にしてもよい。更に、前記折り返した副ろ
葉2Bと前記主ろ葉2Aとの間に、通液性スペーサー4
を介在させてもよい。又、前記ろ葉2を垂直向きに配設
し、前記主ろ葉2Aの先端にコ字形に折り返す様に延設
した前記副ろ葉2Bを、隣接する前記主ろ葉2Aの側面
に沿わせることにより、隣り合う前記ろ葉2,2間に、
上下方向にのみ開放されれた閉鎖域dを形成させると共
に、前記ろ葉2の下側には、ろ葉洗浄中に前記閉鎖域d
内に上昇気泡を生じさせる気泡発生手段21を配設して
もよい。
【0005】
【作用】ろ葉2を放射状に配設した従来の葉状ろ過機で
は、隣接する各ろ葉間に扇状空隙aが生じ、その拡開側
部分がろ過効率を高めるうえで、デッドスペースになっ
てしまう。然し、ろ葉2を主ろ葉2Aと副ろ葉2Bとで
構成した本発明の葉状ろ過機は、放射状に配設されて互
いに隣接する主ろ葉2A,2A間の扇状空隙aの夫々
に、副ろ葉2Bを配設したので、ろ過機の単位容積当た
りのろ過面積が大幅に増大する。そして、各ろ葉2に被
せる袋状ろ布3は、主ろ葉2Aに被せる主ろ布3Aの先
端に、副ろ葉2Bに被せる副ろ布3Bを延設した構成に
することによって、葉状ろ過機の組立構造を単純化出来
る。又、主ろ布3Aを被せた主ろ葉2Aと、副ろ布3B
を被せた副ろ葉2Bとの隣接間隙に、通液性スペーサー
4を介在させることにより、此等両ろ布3A,3Bの密
着を防げる。更に、ろ葉洗浄中に気泡発生手段21から
発生させた気泡は、縦向きに配設された各主ろ葉2,2
間の、上下方向のみに解放された閉鎖域d内を上昇して
液面に達すると、その破裂の際に液面騒乱作用を呈する
ので、洗浄中にこの液面を上下動させれば、ろ滓の除去
が極めて効率的に行われる。
【0006】
【実施例】以下に、図1〜図4を参照し乍ら、本発明の
第1実施例を説明する。葉状ろ過機のろ過ユニットA
は、その縦断面を部分的に示した図1の様に、ろ過液捕
集筒1の外周面に、複数枚のろ葉2を、周知の組付手段
によって放射状に突設した形態を備えている。
【0007】各ろ葉2は、図1の下側部分に示した様
に、ろ過液捕集筒1の外周面に突設した主ろ葉2Aと、
この主ろ葉2Aの先端にT字形乃至は二股状の配置を以
て延設した、2枚の副ろ葉2Bとで構成されている。主
・副両ろ葉2A,2Bの前記放射方向の長さは、副ろ葉
2Bの方を、主ろ葉2Aより所定長さだけ短くしてい
る。この実施例では、主ろ葉2Aと副ろ葉2Bとは、夫
々、材質・構造が相異するので別体に作られている。
【0008】即ち、主ろ葉2Aは、従来の葉状ろ過機に
組込まれているろ葉と同じタイプのものを使っている。
一方、副ろ葉2Bは、「ネトロン」なる商品名で市販さ
れている、プラスチック製のネット状材を用いている。
農業用、土木・建築工事用その他の様々の産業分野で広
く使われている、このプラスチック製ネットは熱可塑性
合成樹脂製なので、加熱して任意の形状に屈曲させたう
え、冷却してその形状を固定させることが出来る。
【0009】このプラスチック製ネットは、夫々の使途
に適合する様に考えられた様々の網目形状を備えてお
り、その厚さも相異する様々のタイプのものが作られて
いる。図3及び図4に、副ろ葉2Bに適した2種類のプ
ラッスチック製ネットを示した。このネットの表裏両面
は単純な平坦面ではなくて凹凸面を成している。その
為、ネット面と直交方向だけでなく、平行方向にも通液
性を備えている。
【0010】各ろ葉2に被せる各袋状ろ布3は、図1の
下方部分に示した様に、主ろ葉2Aに被せられる主ろ布
3Aの先端に副ろ布3Bを延設した形態を備えており、
袋状をしたこの副ろ布3Bに、副ろ葉2Bを内挿する様
にしている。互いに隣接する各袋状ろ布3の下端は互い
に連接されており、複数枚の袋状ろ布3は全体として襞
付きの円筒状に連なっている(図16参照)。そして、
図1の下側部分に示した様に、ろ葉2に袋状ろ布3を被
せた状態で、2枚の副ろ葉2Bを、矢示(イ)の如く夫
々内向きに折返し状に折曲して、図1の上側部分に示し
た様に、主ろ葉2Aの両側面に沿わせることにより、ろ
葉2はその使用形態に組上がる。
【0011】そして、副ろ葉2Bは、図1に示した様
に、放射状に配設されて互いに隣接する主ろ葉2A,2
A間に生じた扇状空隙a各拡開側部分に、夫々配置され
る。
【0012】そして、上記折返し折曲の際には、主ろ布
3Aと副ろ布3Bとの間に通液性スペーサー4を挟み込
む。これによって、主・副両ろ布3A,3Bが互いに密
着することが防がれ、両ろ布間に所要の通液路が形成さ
れる。通液性スペーサー4は、副ろ葉2Bと略同じもの
を使っている。通液性スペーサー4の厚さは、ろ過機の
使用開始に先立って袋状ろ布3の表面に周知の方法によ
って形成させる、珪藻土等のろ過助剤からなるプレコー
ト層(図示略)の所要厚さより厚くしている。尚、図2
は、各ろ葉2の長手方向の縦断面を示している。この場
合、各袋状ろ布3は、縦列状に並べた2枚のろ葉2に跨
がる様に被せている。
【0013】次に、上記構成の作用を説明する。図1に
示した様に、隣接する主ろ葉2A,2A間に生じた扇状
空隙aの各拡開側部分には、夫々2枚の副ろ葉2Bが配
置された状態になる。その為、この実施例のろ過ユニッ
トAは、その外形がこのろ過ユニットAと同等の、図1
4〜16に示した従来のろ過ユニット100に比べて、
副ろ葉2Bが付加された分だけろ過面積が増大されて、
ろ過効率は顕著に高められる。この実施例では、ろ過面
積の増加率は約40%である。
【0014】図5乃至図7は、本発明の第2実施例を示
している。上記実施例との相異点の第1は、主ろ葉2
A,2A間の拡開角b(図5参照)が狭い場合には、副
ろ葉2Bは主ろ葉2Aの片側だけに添わせる様にした処
にある。第2の相異点は、主ろ葉2Aも、副ろ葉2B又
は通液性スペーサー4に類似した材質・構造のものを用
いた処にある。尚、副ろ葉2Bは、主ろ葉2Aの先端に
一体に形成してもよい。
【0015】図7は、主ろ布3Aを被せた主ろ葉2A
と、副ろ布3Bを被せた副ろ葉2Bとの間に介在させた
通液性スペーサー4の、固定方法を例示している。即
ち、図の右側に示した通液性スペーサー4は、長手方向
の両端を副ろ葉2Bの両端からはみ出させて、このはみ
出し4aを外向きに折返して、副ろ葉2Bの両端を挟み
付ける様にしている。或は、図の左側に示した様に、副
ろ葉2Bの略3倍の横幅を有する通液性スペーサー4を
用い、その幅方向を偏平なS字形に折り曲げたうえ、図
示の様に、その折曲部分で副ろ葉2Bを挟み付ける様に
している。
【0016】図8は、本発明の第3実施例を示してい
る。この実施例のろ過ユニットBは、ろ過機のケーシン
グ11の内側に通液性円筒12を収め、この円筒の内周
面に沿って、複数枚の主ろ葉2Aを放射状に配設してい
る。そして、隣接する主ろ葉2A,2A間に形成された
扇状空隙の各拡開側部分aには、夫々副ろ葉2Bを図示
の様に配設している。13及び14は、通液性円筒12
及び主・副両ろ葉2A,2Bを夫々覆うろ布である。
【0017】図9乃至図11は、本発明の第4実施例を
示している。この実施例のものは、本発明による葉状ろ
過機の特徴である単位容積当たりのろ過面積の増大に対
応して、ろ葉の洗浄効率を増大させる機構を付設してい
る。即ち、図10に示した様に垂直向きに配設された各
ろ葉2は、図9に平面図として示した様に、主ろ葉2A
の先端にコ字形に折り返す様にて副ろ葉2Bを延設し、
この副ろ葉2Bを、隣接する主ろ葉2Aの側面に沿わせ
ている。その為、隣接する各ろ葉2,2間には、上下方
向にのみ解放された筒状の閉鎖域dが形成される。
【0018】一方、図10に示した様に、ろ過機のケー
シング20内に組付けたろ過ユニットAの直下には、気
泡発生手段としての噴気リング21を配置している。
尚、図中の22は、被ろ過液又はろ葉洗浄液をケーシン
グ20内に導入する液導入配管、23は洗浄廃液の排出
管、24は送気管である。
【0019】図11に示した噴気リング21は、夫々多
数の噴気孔cを設けたチューブ状の内外リング21a,
21b間に、8本のスポーク21cを放射状に跨設した
構成を備えており、互いに連通されている此等リングと
スポークの内空部には、送気管24を経て圧縮空気が吹
き込まれる。そして、各スポーク21cは、各閉鎖域d
の直下に位置する様に配置される(図9参照)。
【0020】又、図示は省いたが、ろ葉の洗浄時にろ葉
洗浄液の液面を、所定の速さとサイクルで上下動させる
液面上下動手段を付設している。その具体的構成は、本
願出願人による先願発明(特願昭32−19789及び
特願昭53−42055)に開示されている。
【0021】次に、上記構成の作用を説明する。ろ過ユ
ニットAの洗浄時には、液導入配管22からケーシング
20内に洗浄液を押し込むと共に、送気管24を通して
噴気リング21に圧縮空気を吹き込む。すると、図9,
図10から理解される様に、噴気孔cから閉鎖域d内に
向けて噴出した気泡は、ろ過ユニットAの外周り方向に
逃げることなく、各ろ葉2間に形成された閉鎖域d内を
集中的に勢い良く上昇する。気泡は、ろ過ユニットAの
外周りに沿っても上昇する。そして、液面に達した気泡
が破裂する際に液面を激しく騒乱させるので、ろ葉2の
内外両表面に付着したろ滓は、この液面騒乱エネルギー
によって、極めて効率良く剥落される。そして、上記の
液面上下動手段によって、騒乱液面をろ葉2の全高さに
亙って上下に移動させれば、ろ葉2の全表面を隈無く迅
速・確実に洗浄することが出来る。
【0022】図12及び図13は、本発明の第5実施例
を示している。この実施例では、各ろ葉間に閉鎖域dを
形成させる為に互いに突き合わせた主ろ葉2Aと副ろ葉
2Bとを、通液間隙を残存させた状態で確実に連結させ
る為の、連結手段を組付けている。この連結手段の一例
としての図12に示した連結部材30は、スペーサー4
と同様な材質の縦長矩形板から成り、その上方部分の真
ん中に縦向きの切れ目を入れたうえ、この切れ目の両側
部分を夫々反対方向にU字形に折り曲げて、引掛部30
a,30bを形成させている。此等の引掛部30a,3
0bを、図13に示した様に隣接する主ろ葉2Aと副ろ
葉2Bとに跨がらせて引っ掛ければ、両ろ葉は確実に連
結されて、気泡の噴射力に十分耐えられる様になる。或
は、連結部材30に代えて、図9に示した様に周知の
“マジックテープ”40を利用してもよい。
【0023】尚、上記構成に於いて、細部の構造は適宜
に設計変更しても本発明の目的は達成される。例えば、
主ろ葉2A、副ろ葉2B及び通液性スペーサ4は、塑性
変形性と耐食性を備えた金網や、波打形状や適宜の凹凸
形状を備えた耐腐食性金属板等を用いてもよい。又、ろ
過液の通路を確保する役割を果す通液性スペーサー4や
ろ葉2、特に形状保持性を余り必要としない副ろ葉2B
は、フエルト等の不織布、スポンジ板、多孔性セラミッ
ク板等を用いてもよい。そして、副ろ葉2Bは、主ろ葉
2Aに対して枝別れ状に配設することも出来る。
【0024】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、放射
状に配設された主ろ葉の相互間に生じた扇状空隙a(デ
ッドスペース)に、副ろ葉を配置する構成とした本発明
のろ過機は、以下に列挙した如き優れた効果を奏する。 (a)副ろ葉が付加された分、ろ過面積が増大して、元
々ろ過効率の高い、ろ葉を放射状に配設した葉状ろ過機
の優れたろ過性能を、更に一段と高めることが出来る。 (b) 主ろ葉と副ろ葉2Bとを一体に形成すれば、ろ
過性能の大幅向上が達成されながら、その組立構造を比
較的簡易に出来る。 (c) 既存の葉状ろ過機のろ布を、本発明の袋状ろ布
に取り換えるだけで、そのろ過性能を本発明のろ過機と
同等レベルに迄高めることが出来る。 (d) 更に、垂直向きに配設したろ葉2の下側に気泡
発生手段を配置し、且つ、隣り合う主ろ葉間には上下方
向にのみ解放された閉鎖域を形成させることにより、ろ
葉の洗浄効率を顕著に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、個々のろ葉
の構造を説明した部分縦断面図である。
【図2】同上、個々のろ葉の長手方向から見た側面図で
ある。
【図3】同上、ろ葉及び通液性スペーサーの一例を示
す、部分斜視図である。
【図4】同上、ろ葉及び通液性スペーサーの他の例を示
す、部分平面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す、図1相当図であ
る。
【図6】同上、図2相当図である。
【図7】同上、通液性スペーサーの固定方法を例示した
部分斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す、ろ過機の横断面図
である。
【図9】本発明の第4実施例を示す、ろ葉部分の横断面
図である。
【図10】同上、ろ過機の縦断面図である。
【図11】同上、噴気リングの斜視図である。
【図12】本発明の第5実施例を示すもので、連結部材
の斜視図である。
【図13】同上、連結部材の使用状態を示した、ろ葉部
分の横断面図である。
【図14】従来例を示すもので、ろ過ユニットの縦断面
図である。
【図15】同上、ろ葉の配設状態を示す部分縦断面図で
ある。
【図16】同上、ろ布の全体形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
A,B ろ過ユニット a 扇状空隙の拡開側部分 b 拡開角 c 噴気孔 d 閉鎖域 1 濾過液捕集筒 2 ろ葉 2A 主ろ葉 2B 副ろ葉 3 袋状ろ布 3A 主ろ布 3B 副ろ布 4 通液性スペーサー 4a はみ出し部分 11 ケーシング 12 通液性円筒 13,14 ろ布 20 ケーシング 21 噴気リング(気泡発生手段) 21a,21b 内外リング 21c スポーク 22 液導入管 23 排出管 24 送気管 30 連結部材(連結手段) 30a,30b 引掛部 100 ろ過ユニット 101 ろ過液捕集筒 102 ろ葉 103 ろ布

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のろ葉を放射状に配設したものに
    於いて、 前記ろ葉2は、主ろ葉2Aの先端に延設した副ろ葉2B
    を、折り返し状に折曲して前記主ろ葉2Aの側面に沿わ
    せる様に構成したことを特徴とする葉状ろ過機。
  2. 【請求項2】 複数枚の前記ろ葉2の夫々に被せる袋状
    ろ布3は、前記主ろ葉2Aに被せる主ろ布3Aと、該主
    ろ布3Aの先端に延設されて前記副ろ葉2Bに被せる副
    ろ布3Bとから成ることを特徴とする請求項1記載の葉
    状ろ過機。
  3. 【請求項3】 前記主ろ葉2Aの先端に二股状に延設し
    た2枚の前記副ろ葉2Bを、夫々折返状に折曲して前記
    主ろ葉2Aの側面に沿わせたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の葉状ろ過機。
  4. 【請求項4】 前記折り返した副ろ葉2Bと前記主ろ葉
    2Aとの間に、通液性スペーサー4を介在させたことを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の葉状ろ過
    機。
  5. 【請求項5】 前記ろ葉2を垂直向きに配設し、前記主
    ろ葉2Aの先端にコ字形に折り返す様に延設した前記副
    ろ葉2Bを、隣接する前記主ろ葉2Aの側面に沿わせる
    ことにより、隣り合う前記ろ葉2,2間に、上下方向に
    のみ開放されれた閉鎖域dを形成させると共に、前記ろ
    葉2の下側には、ろ葉洗浄中に前記閉鎖域d内に上昇気
    泡を生じさせる気泡発生手段21を配設したことを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の葉状ろ過機。
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