JPH11256017A - 成形材料用樹脂組成物及び成形品の製造方法 - Google Patents

成形材料用樹脂組成物及び成形品の製造方法

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JPH11256017A
JPH11256017A JP5800998A JP5800998A JPH11256017A JP H11256017 A JPH11256017 A JP H11256017A JP 5800998 A JP5800998 A JP 5800998A JP 5800998 A JP5800998 A JP 5800998A JP H11256017 A JPH11256017 A JP H11256017A
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molding
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unsaturated polyester
polyester resin
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JP5800998A
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English (en)
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Masahiko Watanabe
雅彦 渡邉
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 成形むらがなく、着色した場合に濃色の均一
性が良好な繊維強化プラスチック成形品を提供する。 【解決手段】 α,β−エチレン性不飽和二塩基酸
(I)及び飽和二塩基酸(II)からなる二塩基酸成分
とビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物(II
I)を必須成分とし、それぞれのモル数をI,II,I
IIとしたとき、I、II,IIIが下記式(1)及び
(2)を満足するように反応させて得られる不飽和ポリ
エステル樹脂(a)、重合性単量体(b)、熱可塑性樹
脂(c)及び分離防止剤(d)を含有する不飽和ポリエ
ステル樹脂組成物からなる樹脂組成物及びこの樹脂組成
物を用いて得たSMC又はBMCを金型を用いてプレス
成形する成形品の製造方法。 0≦II/I≦0.67 (1) 0.05≦III/(I+II)≦0.25 (2)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形均一性及び高
平滑性に優れる成形材料用樹脂組成物及びこれを用いた
成形むらのない美観に優れる成形品の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の繊維強化複合材料が航空宇
宙、陸上輸送、船舶、建築土木、工業部品、音響機器、
農漁業資材、スポーツ用品などの種々の分野で広く使用
されており、特に複雑な成形品を製造することができ、
また生産性が高いという点でSMC(シート・モールデ
ィング・コンパウンド)が注目されている。
【0003】SMCは、通常、例えば不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂などから選択されるSMC
用樹脂、低収縮剤、増粘剤、更に副資材として充填剤、
離型剤、硬化触媒、硬化遅延剤、着色剤などを添加して
混合したSMC用樹脂組成物をポリエチレン又はポリプ
ロピレンフィルム上に塗布し、次いでこのSMC用樹脂
組成物をガラス繊維、炭素繊維などのような所定の強化
繊維に圧着含浸させてシート状とした後、ロール巻き
し、室温又は加熱下で熟成して製造される。SMC成形
品は、上述のようにして作製されたSMCを複数枚積層
し、プレス成形法により所定の形状に高温プレス成形す
ることにより製造される。
【0004】しかし、不飽和ポリエステル樹脂は、硬化
時に7〜9%の体積収縮を生じるため、上記のSMCで
は反りや波打ちが著しい成形品となる。これを改良する
ため、不飽和ポリエステル樹脂組成物に低収縮剤として
スチレン樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、飽和ポ
リエステル樹脂、共役ジエン系樹脂、スチレン−ブタジ
エン共重合体などの熱可塑性樹脂を配合し、反りや波打
ちの少ない成形品を得る検討が行われてきた。
【0005】そして最近では、高付加価値化を図るため
着色化を行い、高い意匠性を付与する検討がなされてい
る。例えば、特開昭56−120327号公報及び特開
昭56−120722号公報に、スチレンモノマー含有
水添ビスフェノール系不飽和ポリエステル樹脂とポリス
チレン粉を併用することにより、色むらのない着色成形
品を製造する方法が提案された。しかし、これらの方法
では、ポリスチレン粉末の膨潤性が乏しいため、低収縮
効果が得られないだけでなく、分散不十分のポリスチレ
ンが表面に残存し、表面光沢や平滑性の低下や成形むら
を生じ、目的の成形品が得られにくいという問題があっ
た。
【0006】特開昭59−75917号公報では、不
飽和ポリエステル樹脂、重合性単量体、増粘剤、
顔料、酢酸ビニル−マレイン酸共重合体及び界面活
性剤からなる硬化性組成物を用いることにより、着色均
一性に優れる低収縮ポリエステル成形品を得る技術が提
案されている。しかし、酢酸ビニル−マレイン酸共重合
体を低収縮剤に用いているため、この方法で得られた成
形品は成形均一性、平滑性、光沢性が不十分であり、成
形むらにより美観に劣るという問題があった。また、特
公昭60−22605号公報では、特定の粒径を有する
着色した充填剤を使用したSMCの検討が行われている
が、これは、大理石模様に代表される石目調の模様付き
成形品の美観向上が目的であり、単一色の着色化、特に
濃色に着色された繊維強化プラスチック成形品の美観向
上を図ったものではない。
【0007】更に特開平5−140434号公報では、
硬化時の収縮が小さく、表面平滑性に優れ、かつ着色性
の良好な成形品を得ることを目的として、低収縮剤にポ
リスチレンとスチレン−ブタジエン共重合体を併用した
成形用樹脂組成物が検討されているが、スチレン−ブタ
ジエン共重合体は不飽和ポリエステル樹脂との相溶性が
乏しいため、スチレン−ブタジエン共重合体が成形品表
面に滲み出し、表面光沢や着色性の低下を招くため所望
の成形品が得られにくい。特開平6−107937号公
報にも、同様の目的を達成するために、特定の数平均分
子量を有するアジピン酸系飽和ポリエステル樹脂を低収
縮剤に用いた不飽和ポリエステル樹脂組成物が提案され
ているが、低収縮剤に飽和ポリエステル樹脂を用いてい
ることから、硬化後の成形品は不飽和ポリエステル樹脂
と飽和ポリエステル樹脂との相分離により、白色化を帯
びるため、美観に優れる成形むらのない成形品は得られ
ない。
【0008】以上のように、プレス成形による繊維強化
プラスチック成形品の製造では、成形均一性、高光沢、
高平滑性を有し、成形むらのない意匠性に優れる外観を
得ることは、非常に難しい技術課題である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決し、成形むらのない成形均一性に優
れ、特に着色した場合には濃色の均一着色性が良好で美
観に優れる繊維強化プラスチック成形品をプレス成形に
より可能とする成形材料用樹脂組成物及びこれを用いて
得たSMC及びBMC(バルク・モールディング・コン
パウンド)を金型を用いてプレス成形する成形品の製造
方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、α,β−エチ
レン性不飽和二塩基酸(I)及び飽和二塩基酸(II)
からなる二塩基酸成分とビスフェノールAアルキレンオ
キサイド付加物(III)を必須成分とする多価アルコ
ール成分を、α,β−エチレン性不飽和二塩基酸(I)
のモル量をI、飽和二塩基酸(II)のモル量をII及
びビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物(II
I)のモル量をIIIとしたとき、I、II及びIII
が下記式(1)及び(2)を満足するような割合で反応
させて得られる不飽和ポリエステル樹脂(a)、重合性
単量体(b)、熱可塑性樹脂(c)及び分離防止剤
(d)を必須成分として含有する不飽和ポリエステル樹
脂組成物からなる成形材料用樹脂組成物に関する。 0≦II/I≦0.67 (1) 0.05≦III/(I+II)≦0.25 (2) 更に、本発明は、上記成形材料用樹脂組成物を用いて得
たSMC又はBMCを金型を用いてプレス成形する成形
品の製造方法に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の成形材料用樹脂組成物に
使用される不飽和ポリエステル樹脂組成物は、不飽和ポ
リエステル樹脂(a)、重合性単量体(b)、熱可塑性
樹脂(c)及び分離防止剤(d)を必須成分とするもの
である。
【0012】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物の
必須成分の一つである不飽和ポリエステル樹脂(a)と
しては、α,β−エチレン性不飽和二塩基酸(I)及び
飽和二塩基酸(II)からなる二塩基酸成分とビスフェ
ノールAアルキレンオキサイド付加物(III)を必須
成分とする多価アルコール成分を、α,β−エチレン性
不飽和二塩基酸(I)のモル量をI、飽和二塩基酸(I
I)のモル量をII及びビスフェノールAアルキレンオ
キサイド付加物(III)のモル量をIIIとしたと
き、I、II及びIIIが下記式(1)及び(2)を満
足するような割合で反応させて得られるものが用いられ
る。II/Iが0.67を超えると成形品の機械的特性
が著しく低下し、III/(I+II)が0.05未満
であると高平滑性が低下し、また均一着色性が低下す
る。III/(I+II)が0.25を超えると成形品
の機械的特性が低下する。 0≦II/I≦0.67 (1) 0.05≦III/(I+II)≦0.25 (2) α,β−エチレン性不飽和二塩基酸(I)としては、マ
レイン酸、フマル酸、クロルマレイン酸等があり、マレ
イン酸又はフマル酸を用いることが好ましい。これら
は、その酸無水物を使用してもよい。α,β−エチレン
性不飽和二塩基酸以外の飽和二塩基酸(II)として
は、イソフタル酸、フタル酸、無水フタル酸、テレフタ
ル酸、ニトロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、エ
ンドメチレンテトラヒドロ無水フタル酸、ハロゲン化無
水フタル酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン
酸、セバシン酸等があり、これらの酸無水物を使用して
もよい。多価アルコールとしてはビスフェノールAアル
キレンオキサイド付加物(III)を必須成分とし、こ
れ以外の多価アルコールとしては、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ジ
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、水素化
ビスフェノールAなどがある。
【0013】不飽和ポリエステル樹脂(a)は、重量平
均分子量(ゲル浸透クロマトグラフィーを用いて標準ポ
リスチレン換算で求められるもの、以下同様)が5,0
00〜60,000の範囲内であることが好ましく、1
0,000〜40,000の範囲内であることがより好
ましい。また、酸価は5〜30KOHmg/gの範囲内
であることが好ましく、10〜25KOHmg/gの範
囲内であることがより好ましい。
【0014】不飽和ポリエステル樹脂組成物の必須成分
である重合性単量体(b)としては、スチレン、ビニル
トルエン、α−メチルスチレン、クロルスチレン、ジク
ロルスチレン、ジビニルベンゼン、t−ブチルスチレン
等の芳香族ビニル系単量体、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリル酸
アルキルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸アルキルエステ
ル、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラメタクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタメタクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサメタクリレート等の多価アルコールのメタクリ
ル酸エステル、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペン
タエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレートなどの多価アルコールのメ
タクリル酸エステル、ジアリルフタレート、トリアリル
シアヌレート、アクリロニトリルなどが挙げられるが、
価格や作業性などの点から、(b)成分の総量の少なく
とも70重量%をスチレンとすることが好ましい。
(b)成分の配合割合は(a)成分100重量部に対し
て好ましくは25〜100重量部である。
【0015】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物に
使用される熱可塑性樹脂(c)としては、ポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリスチレン、ポ
リイソプレン、ポリクロロプレンなどSMCで汎用的に
用いられているものをそのまま用いることができるが、
入手が容易で安価な点からポリスチレンが最も好まし
い。具体的には、ポリセットB9146、ポリセットB
9155、ポリセットB9159(日立化成工業社製、
商品名)などが挙げられ、重量平均分子量が50,00
0〜500,000の範囲内であることが好ましく、1
00,000〜300,000の範囲内であることがよ
り好ましい、重量平均分子量が上記の範囲より小さいと
成形品の機械的特性及び低収縮効果が十分に得られにく
く、また重量平均分子量が上記の範囲より大きいと、成
形材料用樹脂組成物の粘度が高すぎて含浸性に劣るよう
になる。(c)成分の配合割合は(a)成分100重量
部に対して好ましくは5〜25重量部である。
【0016】本発明の不飽和ポリエステル樹脂組成物に
は必須成分として分離防止剤(d)が用いられる。これ
は、プレス成形時に、成形材料用樹脂組成物の型内での
流動性を調整するために使用するのが目的である。本発
明において使用する分離防止剤(d)としては、非イオ
ン界面活性剤が好適に用いられ、特にポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪族エステルが好ましく、ポリオキシエ
チレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレエートなどが挙げられる。市販品としては、
ノニオンLT−221、PT−221、ST−221、
OT−221(日本油脂社製、商品名)が挙げられ、揺
変性付与の効果や作業性などから、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレートが最も好ましい。分離防止剤
(d)の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂(a)、重
合性単量体(b)及び熱可塑性樹脂(c)の総量100
重量部に対して0.01〜5重量部の範囲内で配合され
るのが好ましく、0.05〜3重量部の範囲内で配合さ
れるのがより好ましい。上記の範囲内より少ないと、揺
変性付与の効果が十分に得られず、色むらのない着色性
に優れる成形品が得られにくくなる傾向があり、一方、
範囲内より多くなると、成形材料用樹脂組成物の粘度が
高くなりすぎて作業性や含浸性が劣る傾向がある。
【0017】更に、本発明の不飽和ポリエステル樹脂組
成物には着色剤(e)を含有させることができる。着色
剤としては、黒色酸化鉄、二酸化チタン、カーボンブラ
ック、クロムイエロー、フタロシアニンブルー及びグリ
ーン、セラミックブラック、クロムグリーン、ウルトラ
マリンブルー、クロム−コバルト−アルミナ−タークォ
イズ、アルミン酸コバルト(青)、褐色酸化鉄、セラミ
ックイエロー(アンチモン−チタン−クロム酸化物)、
チタン顔料(黄色、淡黄色)、モリブデン酸塩(オレン
ジ)、クロムオレンジ、マンガン(紫)、クロム−スズ
(桃色)、カドミウム−水銀などが挙げられ、これらの
顔料を用いた着色剤の市販品としては、OPグレーSS
−6648、SS−6675(御国色素社製、商品
名)、PCN8K264グレー、PCN8K265ブラ
ック(東京インキ社製、商品名)などが挙げられる。そ
の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂組成物(I)の必
須成分(a)、(b)及び(c)の総量100重量部に
対して、10重量部以下であるのが好ましく、使用する
場合には1.0重量部以上使用することが好ましい。
【0018】本発明の不飽和ポリエステル組成物には充
填剤(f)を含有させることができる。充填剤として
は、平均粒径0.5〜3μmの範囲である炭酸カルシウ
ム又は水酸化アルミニウムが好ましく、成分(f)の総
重量のうち60〜100重量%の範囲で配合して用いる
ことが好ましい。ここで、平均粒径は重量累積度分布の
50%粒子径から求められる。平均粒径0.5〜3μm
の範囲である炭酸カルシウムの市販品としては、スーパ
ー4S、スーパー#1500、スーパー#1700、ス
ーパー#2000(丸尾カルシウム株式会社製、商品
名)、NS#200、NS#400、NS#600、N
S#1000、NS#2300、NS#2500、NS
#2700、NS#3000、S−Litel200
(日東粉化工業株式会社製、商品名)、エスカロン#1
500、エスカロン#2000、エスカロン#2200
(三共精粉株式会社製、商品名)などが挙げられる。ま
た平均粒径0.5〜3μmの範囲である水酸化アルミニ
ウムの市販品としては、H−705、H−710(アル
コア化成株式会社、商品名)、B703、B1403
(日本軽金属株式会社製、商品名)、H−42、H−4
3(昭和電工社製、商品名)などが挙げられる。これら
平均粒径0.5〜3μmの範囲である炭酸カルシウム及
び水酸化アルミニウムは、単独あるいは併用して用いる
ことができ、(f)の総重量のうち60〜100重量%
の範囲内で配合して用いられる。平均粒径0.5〜3μ
mの範囲である炭酸カルシウム及び/又は水酸化アルミ
ニウムが60重量%以上であることが高平滑性、光沢性
の観点から、また、均一着色性の観点から好ましい。充
填剤(f)の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂
(a)、重合性単量体(b)及び熱可塑性樹脂(c)の
総量100重量部に対して、100〜200重量部の範
囲内で配合されるのが好ましく、120〜180重量部
の範囲内で配合されるのがより好ましい。上記の範囲内
より少ないと、光沢性、平滑性が低下し、良好な表面外
観を有する成形品が得られにくくなることがあり、一
方、範囲内より多くなると、成形材料用樹脂組成物の粘
度が高くなりすぎて作業性や含浸性が劣る傾向がある。
【0019】成形材料用樹脂組成物の硬化に際しては、
好ましくは硬化触媒が用いられる。使用される硬化触媒
としては、t−ブチルパーオキシベンゾエート、t−ヘ
キシルパーオキシベンゾエート、ベンゾイルパーオキシ
ド、ジ−t−ブチルハイドロパーオキシド、t−ブチル
パーオクテート、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン及び2,5−ジメチルヘ
キシル−2,5−ジ(パーオキシベンゾエート)などの
有機過酸化物が挙げられる。通常の成形時間で良好な表
面平滑性を得るためにはt−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエートを単独で、
又はほかの硬化触媒と併用して用いることが好ましい。
酸化触媒の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂組成物の
必須成分である成分(a)、成分(b)及び成分(c)
の総量100重量部に対して、0.5〜3重量部が好ま
しい。
【0020】本発明の成形材料用樹脂組成物には、必要
に応じて増粘剤、硬化遅延剤、離型剤、強化材などを添
加してもよい。
【0021】増粘剤としては、2価の金属酸化物あるい
は水酸化物からなる金属化合物が使用され、例えば、酸
化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、水酸化カルシウム等が挙げられる。これらは単独で
若しくは併用して用いられる。増粘剤の使用量は、不飽
和ポリエステル樹脂組成物の必須成分である成分
(a)、成分(b)及び成分(c)の総量100重量部
に対して、3重量部以下であることが好ましく、使用す
る場合0.1重量部以上使用することが好ましい。
【0022】硬化遅延剤としては、例えば、ハイドロキ
ノン、p−ベンゾキノン、メチルハイドロキノンなどが
挙げられ、不飽和ポリエステル樹脂組成物の必須成分で
ある成分(a)、成分(b)及び成分(c)の総量10
0重量部に対して0.1重量部以下であることが好まし
く、使用する場合0.005重量部以上使用することが
好ましい。
【0023】離型剤としては、ステアリン酸亜鉛が一般
的であり、使用量は、不飽和ポリエステル樹脂組成物の
必須成分である成分(a)、成分(b)及び成分(c)
の総量100重量部に対して5重量部以下であることが
好ましく、使用する場合0.5重量部以上使用すること
が好ましい。
【0024】本発明の成形材料用樹脂組成物は、増粘が
進行する前に補強繊維マット、カットした補強繊維積層
物などの繊維強化剤に含浸させたり、あるいはカット長
の短い補強繊維をブレンドし、SMCやBMCとして使
用することができる。
【0025】繊維強化材としては、ガラス繊維が最も一
般的であるが、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ビニ
ロン繊維、炭素繊維、ポリアミド繊維などの繊維のチョ
ップドストランドマット、ロービングなどが使用でき
る。繊維強化材の使用量は、不飽和ポリエステル樹脂組
成物の必須成分である成分(a)、成分(b)及び成分
(c)並びに必要に応じて用いられる成分(f)の総量
100重量部に対して、5〜50重量部が好ましい。
【0026】本発明における繊維強化プラスチック成形
品の製造において、成形温度は100〜180℃の範囲
内であり、120〜160℃の範囲内であることがより
好ましい。成形圧力は5〜12MPaの範囲内であり、
7〜10MPaの範囲内であることがより好ましい条件
である。
【0027】また、成形時間は1〜10分程度である。
これらの成形温度、成形圧力及び成形時間の範囲は、繊
維強化プラスチック成形品の製造において、常用されて
いる条件であり、これらの範囲の中から適宜選択して製
造を行うことができる。そして、これらの条件とするこ
とにより、良好な繊維強化プラスチック成形品を製造す
ることができる。
【0028】本発明における成形品の製造方法により、
壁パネル、防水パン及びカウンターなどの住宅機材をは
じめ自動車部品や、電気・電子部品、船舶、舟艇及び車
両などの輸送機器部品など高い意匠性が要求される成形
品を高能率で製造することができる。
【0029】
【実施例】次に本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0030】成形材料用不飽和ポリエステル樹脂組成物
(A)の調製 無水マレイン酸1,419g(1.00モル)、プロピ
レングリコール748g(0.68モル)、ネオペンチ
ルグリコール407g(0.27モル)、ビスフェノー
ルAプロピレンオキサイド付加物425g(0.09モ
ル)及びハイドロキノン0.6gを、温度計、攪拌羽
根、不活性ガス導入管、コンデンサーを備えた3,00
0mlの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流下で210
℃まで昇温し、常法により脱水縮合反応を行わせ、酸価
が25KOHmg/gになったところで反応を止め、不
飽和ポリエステル樹脂を得た。これに、ハイドロキノン
0.15gを添加しておき、同様にして重量平均分子量
を求めたところ、28,100であった。
【0031】得られた不飽和ポリエステル樹脂60重量
部をスチレンモノマー40重量部に溶解して成形材料用
不飽和ポリエステル樹脂組成物(A)を調製した。
【0032】成形材料用不飽和ポリエステル樹脂組成物
(B)の調製 無水マレイン酸1,421g(1.00モル)、プロピ
レングリコール408g(0.37モル)、ネオペンチ
ルグリコール935g(0.62モル)、ビスフェノー
ルAプロピレンオキサイド付加物236g(0.05モ
ル)及びハイドロキノン0.6gを、温度計、攪拌羽
根、不活性ガス導入管、コンデンサーを備えた3,00
0mlの四つ口フラスコに仕込み、窒素気流下で210
℃まで昇温し、常法により脱水縮合反応を行わせ、酸価
が27KOHmg/gになったところで反応を止め、不
飽和ポリエステル樹脂を得た。これに、ハイドロキノン
0.15gを添加しておき、同様にして重量平均分子量
を求めたところ、23,600であった。
【0033】得られた不飽和ポリエステル樹脂60重量
部をスチレンモノマー40重量部に溶解して成形材料用
不飽和ポリエステル樹脂組成物(B)を調製した。
【0034】成形材料用不飽和ポリエステル樹脂組成物
(C)の調製 無水マレイン酸1,528g(1.00モル)、プロピ
レングリコール628g(0.53モル)、ネオペンチ
ルグリコール844g(0.52モル)及びハイドロキ
ノン0.6gを、温度計、攪拌羽根、不活性ガス導入
管、コンデンサーを備えた3,000mlの四つ口フラ
スコに仕込み、窒素気流下で210℃まで昇温し、常法
により脱水縮合反応を行わせ、酸価が22KOHmg/
gになったところで反応を止め、不飽和ポリエステル樹
脂を得た。これに、ハイドロキノン0.15gを添加し
ておき、同様にして重量平均分子量を求めたところ、2
9,200であった。
【0035】得られた不飽和ポリエステル樹脂60重量
部をスチレンモノマー40重量部に溶解して成形材料用
不飽和ポリエステル樹脂組成物(C)を調製した。
【0036】実施例1 成形材料用不飽和ポリエステル樹脂組成物(A)80.
0重量部、熱可塑性樹脂(C)としてポリセットB91
46(ポリスチレン、日立化成工業(株)製、商品名)
20.0重量部、分離防止剤(d)としてノニオンLT
−221(ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、日本油脂社製、商品名)0.5重量部、着色剤
(e)としてPCN8K265Black(カーボンブ
ラック、東京インキ(株)製、商品名)7.0重量部、
充填剤(f)としてNS#400(平均粒径1.71μ
mの炭酸カルシウム、日東粉化工業(株)製、商品名)
150重量部、t−ブチルパーオキシベンゾエート1.
0重量部、ステアリン酸亜鉛4.0重量部、増粘剤とし
て酸化マグネシウム0.9重量部を混合して、成形材料
用樹脂組成物とした。
【0037】ポリエチレンフィルムの表面にこの成形材
料用樹脂組成物を塗布したもの2枚を作製し、成形材料
用樹脂組成物を塗布した面が向き合うようにし、その間
に1インチ長にカットしたガラスロービングを挟むよう
にして積層した。これを40℃で熟成してSMCを製造
した。なお、ガラスロービングは、SMC中に25重量
%となるようにした。このときのSMCの単位面積当た
りの重量は2.1kg/m2であった。また、熟成の条
件は、成形材料用樹脂組成物のみを40℃で熟成してブ
ルックフィールド社製HBT粘度計により40℃で測定
したときの粘度が60,000Pa・sになる条件とし
た。
【0038】表面が平らでその大きさが22cm×22
cmである雄型(上型)を有するプレス装置を用いて、
雌型(下型)に、SMC550gをチャージ率(上型の
成形面のうち載置したSMCが覆う割合をいう)が60
%となるようにチャージし、雄型を締め、雄型温度14
5℃、雌型温度135℃、成形圧力7MPaの条件で、
5分間加熱加圧して、22cm×22cm×0.5cm
tの平板成形品を作製した。
【0039】実施例2 実施例1の配合中、成形材料用不飽和ポリエステル樹脂
組成物(A)の替りに成形材料用不飽和ポリエステル樹
脂組成物(B)を用いる以外は実施例1と同様の方法で
SMC及び平板成形品を得た。
【0040】実施例3 実施例1の配合中、分離防止剤(d)としてノニオンL
T−221(日本油脂社製、商品名)の替りにノニオン
PT−221(ポリオキシエチレンソルビタンモノパル
ミテート、日本油脂社製、商品名)を用いる以外は実施
例1と同様の方法でSMC及び平板成形品を得た。
【0041】実施例4 実施例1の配合中、充填剤(f)としてNS#400
(日東粉化工業(株)製、商品名)150重量部の替り
にスーパー#1500(平均粒径2.3μmの炭酸カル
シウム、丸尾カルシウム社製、商品名)65重量部及び
H−42(平均粒径1.0μmの水酸化アルミニウム、
昭和電工社製、商品名)65重量部とする以外は実施例
1と同様の方法でSMC及び平板成形品を得た。
【0042】比較例1 実施例1の配合中、成形材料用不飽和ポリエステル樹脂
組成物(A)の替りに成形材料用不飽和ポリエステル樹
脂組成物(C)を用いる以外は実施例1と同様の方法で
SMC及び平板成形品を得た。
【0043】比較例2 実施例1の配合中、分離防止剤(d)を用いない以外は
実施例1と同様の方法でSMC及び平板成形品を得た。
【0044】比較例3 成形材料用不飽和ポリエステル樹脂組成物(C)80.
0重量部、熱可塑性樹脂(c)としてポリセットB91
46(ポリスチレン、日立化成工業(株)製、商品名)
20.0重量部、着色剤(e)としてPCN8K265
Black(カーボンブラック、東京インキ(株)製、
商品名)7.0重量部、充填剤(f)としてNS#10
0(日東粉化工業(株)製、商品名)140重量部、t
−ブチルパーオキシベンゾエート1.0重量部、ステア
リン酸亜鉛4.0重量部、増粘剤として酸化マグネシウ
ム0.9重量部を混合して、実施例1と同様の方法でS
MC及び平板成形品を得た。
【0045】得られた平板成形品について、成形均一
性、60度鏡面光沢度、成形品収縮率及び色むらの発生
状態を調べた。その結果を表1に示す。なお、試験方法
は以下に示すとおりとした。 成形均一性;着色の状態を調べ、濃淡の差による斑点の
有無を調べ、判定した。
【0046】均一:斑点なし、やや不均一:すこし斑点
あり、不均一:斑点が多い 60度鏡面光沢度;JIS K 7105に準じて屈折
率1.567のガラス表面を基準面とし、この場合の値
を100%として、60度鏡面光沢度を測定した。 成形品収縮率;金型の寸法及び成形品の寸法を23℃で
測定して、下記式にしたがって計算した。 S=(L0−L)/L0×100(%) L0;23℃における金型の寸法 L;ある温度で作製した成形品の23℃における寸法 色むらの発生状態;成形品全体の着色状況を目視で観察
した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】本発明により、成形均一性に優れ成形む
らのない美観に優れる繊維強化プラスチック成形品をプ
レス成形により製造することができる。
【0049】また着色剤を用いた場合は、濃色の均一着
色性が良好で色むらがなく着色性に優れた形成品が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 13/02 C08K 13/02 //(C08L 67/06 101:00) (C08K 13/02 5:103 3:26) (C08K 13/02 5:103 3:22) B29K 67:00 105:06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 α,β−エチレン性不飽和二塩基酸
    (I)及び飽和二塩基酸(II)からなる二塩基酸成分
    とビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物(II
    I)を必須成分とする多価アルコール成分を、α,β−
    エチレン性不飽和二塩基酸(I)のモル量をI、飽和二
    塩基酸(II)のモル量をII及びビスフェノールAア
    ルキレンオキサイド付加物(III)のモル量をIII
    としたとき、I、II及びIIIが下記式(1)及び
    (2)を満足するような割合で反応させて得られる不飽
    和ポリエステル樹脂(a)、重合性単量体(b)、熱可
    塑性樹脂(c)及び分離防止剤(d)を必須成分として
    含有する不飽和ポリエステル樹脂組成物からなる成形材
    料用樹脂組成物。 0≦II/I≦0.67 (1) 0.05≦III/(I+II)≦0.25 (2)
  2. 【請求項2】 更に、着色剤を含有する請求項1記載の
    成形材料用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 更に、充填剤として平均粒径0.5〜3
    μmの範囲内の炭酸カルシウム又は水酸化アルミニウム
    を含有する請求項1又は2記載の成形材料用樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 分離防止剤が非イオン界面活性剤である
    請求項1〜3のいずれかに記載の成形材料用樹脂組成
    物。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の成形材料
    用樹脂組成物を用いて得たSMC又はBMCを金型を用
    いてプレス成形する成形品の製造方法。
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