JPH11249640A - 年表表示方法 - Google Patents
年表表示方法Info
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- JPH11249640A JPH11249640A JP4674598A JP4674598A JPH11249640A JP H11249640 A JPH11249640 A JP H11249640A JP 4674598 A JP4674598 A JP 4674598A JP 4674598 A JP4674598 A JP 4674598A JP H11249640 A JPH11249640 A JP H11249640A
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- chronological
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】1つ以上の文書データを、時間軸に同期させて
表示させ、外部から与えられる条件に応じて各文書を構
成する事象の表示開始番号(配列の番号)を調整するこ
とのできる文書表示装置を提供すること 【解決手段】表示形式の定義情報と年表データを読み込
むステップ、年表データを表示形式の定義情報に基づい
て編集するステップ、編集結果を出力装置へ出力するス
テップを備え、年表データを読み込むステップでは、各
年表データの事象を時系列にソートし、各事象を記号あ
るいは番号などを使って参照できるようにする。
表示させ、外部から与えられる条件に応じて各文書を構
成する事象の表示開始番号(配列の番号)を調整するこ
とのできる文書表示装置を提供すること 【解決手段】表示形式の定義情報と年表データを読み込
むステップ、年表データを表示形式の定義情報に基づい
て編集するステップ、編集結果を出力装置へ出力するス
テップを備え、年表データを読み込むステップでは、各
年表データの事象を時系列にソートし、各事象を記号あ
るいは番号などを使って参照できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つもしくは2つ
以上の文書もしくはデータを対比させて表示する装置お
よび方法に関する。
以上の文書もしくはデータを対比させて表示する装置お
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの文書を表示する装置としては、従
来から、原文と翻訳文を対比させて表示する装置や、法
令文書の新旧文書を対比させて表示する装置が知られて
いる。
来から、原文と翻訳文を対比させて表示する装置や、法
令文書の新旧文書を対比させて表示する装置が知られて
いる。
【0003】2文書を対比させて表示するためには、ま
ずは対比させるべき双方の文書データが構造化されて保
存されていることが前提であり、段落、文、あるいは
章、節、項といった文章構成の単位ごとにデータを管理
することが可能となる。これにより、2つの文書の対応
する構成要素を対比させて表示することが技術的に可能
となるのである。このような技術は、特開平5−307
564号公報に記載されている。
ずは対比させるべき双方の文書データが構造化されて保
存されていることが前提であり、段落、文、あるいは
章、節、項といった文章構成の単位ごとにデータを管理
することが可能となる。これにより、2つの文書の対応
する構成要素を対比させて表示することが技術的に可能
となるのである。このような技術は、特開平5−307
564号公報に記載されている。
【0004】前記公報記載の技術においては、2つの文
書データは、それぞれの構成要素(文)単位に分割し、
その分割された構成要素の最小単位ごとに、配列の位置
を示す番号を付与し、この番号によって2つの文書の対
応をとるものである。たとえば、原文をA、翻訳文をB
とすると、A(1)は原文の1番目の文、B(1)は翻
訳文の1番目の文を示すことになり、A(1)とB
(1)を対比させて表示するように制御することが可能
となる。
書データは、それぞれの構成要素(文)単位に分割し、
その分割された構成要素の最小単位ごとに、配列の位置
を示す番号を付与し、この番号によって2つの文書の対
応をとるものである。たとえば、原文をA、翻訳文をB
とすると、A(1)は原文の1番目の文、B(1)は翻
訳文の1番目の文を示すことになり、A(1)とB
(1)を対比させて表示するように制御することが可能
となる。
【0005】このような技術を用いれば、たとえば事象
の発生日と事象が対になって記憶されているデータを対
比して表示することも可能であり、事象の発生日をA、
事象をBとすると、ある日時A(n)に発生した事象は
B(n)と表現することで、発生日A(n)と事象B
(n)を容易に対比表示することができる。
の発生日と事象が対になって記憶されているデータを対
比して表示することも可能であり、事象の発生日をA、
事象をBとすると、ある日時A(n)に発生した事象は
B(n)と表現することで、発生日A(n)と事象B
(n)を容易に対比表示することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】学校教育の現場などで
は、異なる2国の歴史を対比させたり、偉人と自分の個
人史を対比させるといった学習形態が数多くとられてい
る。が、こうした資料作成作業は、教師や生徒が自分の
手作業で行っているのが現状である。こうした作業を支
援する装置もしくはソフトウェアに採用される技術とし
て、上記従来の技術は有効である。しかしながら、この
ような従来の技術には、まだ以下のような課題が残され
ている。
は、異なる2国の歴史を対比させたり、偉人と自分の個
人史を対比させるといった学習形態が数多くとられてい
る。が、こうした資料作成作業は、教師や生徒が自分の
手作業で行っているのが現状である。こうした作業を支
援する装置もしくはソフトウェアに採用される技術とし
て、上記従来の技術は有効である。しかしながら、この
ような従来の技術には、まだ以下のような課題が残され
ている。
【0007】すなわち、2文書間の対比構成要素の数が
同数でない場合の対比表示や対比軸となる時間が絶対時
間でない場合の対比表示などがそれである。
同数でない場合の対比表示や対比軸となる時間が絶対時
間でない場合の対比表示などがそれである。
【0008】具体的には、2国の歴史を対比表示する場
合、たとえばある年に発生した事象がA国において2
件、B国において1件であれば、その翌年の事象は、A
国においては3件目、B国においては2件目のデータと
なる。このため、翌年以降のA国、B国の事象は、対比
表示することができない。
合、たとえばある年に発生した事象がA国において2
件、B国において1件であれば、その翌年の事象は、A
国においては3件目、B国においては2件目のデータと
なる。このため、翌年以降のA国、B国の事象は、対比
表示することができない。
【0009】また、個人史を対比する場合は、事象の発
生日を絶対的な日付とみるため、同じ日に誕生した人同
士を対比するような特異な場合を除けば、対比表示する
ことは不可能である。
生日を絶対的な日付とみるため、同じ日に誕生した人同
士を対比するような特異な場合を除けば、対比表示する
ことは不可能である。
【0010】また、最近の株式市場の現象のように、グ
ローバルな関係性を持つ環境下のイベントの記述では、
各イベントの発生する各国における標準時刻で単純に前
後関係を記述することは不可能である。
ローバルな関係性を持つ環境下のイベントの記述では、
各イベントの発生する各国における標準時刻で単純に前
後関係を記述することは不可能である。
【0011】本発明の目的は、このような不具合を排除
できる文書データの対比表示装置を提供することであ
る。すなわち、2つ以上の文書データを、時間軸に同期
させて表示させ、さらに、外部から与えられる条件に応
じて、各文書を構成する事象の表示開始ポイント(配列
の番号や位置を示すアドレス情報など)を調整すること
で2文書の対比表示が可能となる文書表示装置を提供す
ることである。
できる文書データの対比表示装置を提供することであ
る。すなわち、2つ以上の文書データを、時間軸に同期
させて表示させ、さらに、外部から与えられる条件に応
じて、各文書を構成する事象の表示開始ポイント(配列
の番号や位置を示すアドレス情報など)を調整すること
で2文書の対比表示が可能となる文書表示装置を提供す
ることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、以下の手段を用いる。
に、以下の手段を用いる。
【0013】第一の発明は、少なくとも記憶装置、処理
装置、入出力装置、および各装置をつなぐバスもしくは
ケーブルで構成される情報処理装置上で実現される。
装置、入出力装置、および各装置をつなぐバスもしくは
ケーブルで構成される情報処理装置上で実現される。
【0014】入出力装置は、ディスプレイやプリンタと
いった出力装置とキーボード、マウスなどの入力装置、
ハードディスク、FD、CD−ROMなどの記憶装置か
らデータを読み込む入力制御装置、およびネットワーク
への接続装置などを含む。
いった出力装置とキーボード、マウスなどの入力装置、
ハードディスク、FD、CD−ROMなどの記憶装置か
らデータを読み込む入力制御装置、およびネットワーク
への接続装置などを含む。
【0015】記憶装置は、上述のように、ハードディス
ク、FD、CD−ROMなどの記憶媒体を指し、表示形
式を定義した情報と文書データを格納する。さらに、ネ
ットワークに接続された他の記憶装置に同様の情報を格
納しておき、これにアクセスする構成としても良い。
ク、FD、CD−ROMなどの記憶媒体を指し、表示形
式を定義した情報と文書データを格納する。さらに、ネ
ットワークに接続された他の記憶装置に同様の情報を格
納しておき、これにアクセスする構成としても良い。
【0016】文書データは、少なくとも発生日時と事象
が対になって記憶されているものとし、関連する複数の
事象を1つの文書データとして記憶管理する。なお、以
降では、このように管理された文書データを年表データ
と表現するものとする。
が対になって記憶されているものとし、関連する複数の
事象を1つの文書データとして記憶管理する。なお、以
降では、このように管理された文書データを年表データ
と表現するものとする。
【0017】表示形式は、複数の年表データをディスプ
レイやプリンタに出力する際のパラメタを指し、たとえ
ば、各年表データの表示開始ポイントや、表示するデー
タの取捨選択条件などを定義しておくものとする。
レイやプリンタに出力する際のパラメタを指し、たとえ
ば、各年表データの表示開始ポイントや、表示するデー
タの取捨選択条件などを定義しておくものとする。
【0018】さらに、記憶装置には、下記処理ステップ
を実装したプログラムを格納する。
を実装したプログラムを格納する。
【0019】すなわち、表示形式の定義情報と年表デー
タを読み込むステップ、年表データを表示形式の定義情
報に基づいて編集するステップ、編集結果を出力装置へ
出力するステップである。
タを読み込むステップ、年表データを表示形式の定義情
報に基づいて編集するステップ、編集結果を出力装置へ
出力するステップである。
【0020】年表データを読み込むステップでは、各年
表データの事象を時系列にソートし、各事象を記号ある
いは番号などを使って参照できるようにする。年表デー
タの編集では、読み込んだ表示形式をもとに表示する書
式を決定し、書式にあわせて、先に読み込んだ事象デー
タを順番に展開する。
表データの事象を時系列にソートし、各事象を記号ある
いは番号などを使って参照できるようにする。年表デー
タの編集では、読み込んだ表示形式をもとに表示する書
式を決定し、書式にあわせて、先に読み込んだ事象デー
タを順番に展開する。
【0021】展開した結果は、そのまま出力ステップに
おいて、出力装置(ディスプレイやプリンタ)に出力す
る。
おいて、出力装置(ディスプレイやプリンタ)に出力す
る。
【0022】以上により、複数の年表データを、発生日
時を共通の軸にして、同一の日時データを持つものを並
列に表示させることが可能となる。
時を共通の軸にして、同一の日時データを持つものを並
列に表示させることが可能となる。
【0023】請求項1に記載の「同期して表示させる」
ステップには、少なくとも、このような同一の日時デー
タを持つ年表データを並列に表示させる処理を含むもの
とする。ただし、日時データの書式によって、年月日時
全てが一致する場合、年部分のみ一致する場合、年月部
分が一致する場合、年月日部分が一致する場合をそれぞ
れ同一と判断するように制御するものとする。
ステップには、少なくとも、このような同一の日時デー
タを持つ年表データを並列に表示させる処理を含むもの
とする。ただし、日時データの書式によって、年月日時
全てが一致する場合、年部分のみ一致する場合、年月部
分が一致する場合、年月日部分が一致する場合をそれぞ
れ同一と判断するように制御するものとする。
【0024】また、表示開始ポイントを設けることによ
って、異なる年表データの、それぞれ異なる日時から後
の事象を、表示開始ポイントからの経過時間を共通の軸
として同じ経過時間となる年表データを並列に表示する
ことが可能となる。
って、異なる年表データの、それぞれ異なる日時から後
の事象を、表示開始ポイントからの経過時間を共通の軸
として同じ経過時間となる年表データを並列に表示する
ことが可能となる。
【0025】請求項2に記載の発明における「同期して
表示させる」ステップには、このような同じ経過時間と
なる年表データを並列に表示する処理を含むものとす
る。ただし、日時データの書式によって、経過時間が同
じかどうかの判断基準は以下のように制御するものとす
る。すなわち、経過年が同じなら同じ経過時間とみなす
場合、経過月が同じなら同じとみなす場合、経過日が同
じなら同じとみなす場合、経過時間が同じなら同じとみ
なす場合である。
表示させる」ステップには、このような同じ経過時間と
なる年表データを並列に表示する処理を含むものとす
る。ただし、日時データの書式によって、経過時間が同
じかどうかの判断基準は以下のように制御するものとす
る。すなわち、経過年が同じなら同じ経過時間とみなす
場合、経過月が同じなら同じとみなす場合、経過日が同
じなら同じとみなす場合、経過時間が同じなら同じとみ
なす場合である。
【0026】また、請求項6に記載の発明においては、
表示する画面制御の方法として、年表データの出力領域
を単位時間ごとに分割し、ここに表示できる年表データ
の量を、制限値に基づいて制御するステップを設ける。
表示する画面制御の方法として、年表データの出力領域
を単位時間ごとに分割し、ここに表示できる年表データ
の量を、制限値に基づいて制御するステップを設ける。
【0027】制限値として用いるのは、あらかじめ定め
られている固定値としても良い。また、当該単位時間に
存在する年表データが最も多いものを基準として、これ
を制限値として用いても良い。
られている固定値としても良い。また、当該単位時間に
存在する年表データが最も多いものを基準として、これ
を制限値として用いても良い。
【0028】請求項1に記載の同期して表示するステッ
プには、上記のような年表データの表示量を制御する処
理ステップが含まれていても良い。
プには、上記のような年表データの表示量を制御する処
理ステップが含まれていても良い。
【0029】
【発明の実施の形態】図1から図10を使って、本発明
の実施形態の一例を説明する。
の実施形態の一例を説明する。
【0030】まず、本発明を実装する情報処理システム
の構成について、図1を使って概説する。
の構成について、図1を使って概説する。
【0031】情報処理装置4には、少なくとも処理装置
5、メモリやディスクなどの記憶装置6、入出力制御装
置7を含む。さらに、ディスプレイ1やプリンタ3のよ
うな出力装置、マウス、キーボード2といった入力装置
が接続されているものとする。記憶装置6には、本発明
を特徴付ける処理機能を実装したプログラムを格納す
る。また、年表データや年表データの表示形式を記憶し
てもよい。
5、メモリやディスクなどの記憶装置6、入出力制御装
置7を含む。さらに、ディスプレイ1やプリンタ3のよ
うな出力装置、マウス、キーボード2といった入力装置
が接続されているものとする。記憶装置6には、本発明
を特徴付ける処理機能を実装したプログラムを格納す
る。また、年表データや年表データの表示形式を記憶し
てもよい。
【0032】外部記憶装置8は、ハードディスク9、フ
ロッピーディスク10、CD−ROM11などの記憶装
置を含み、それぞれ、情報処理装置4からアクセスでき
る構成となっている。外部記憶装置8は、主に年表デー
タを格納するために使用する。
ロッピーディスク10、CD−ROM11などの記憶装
置を含み、それぞれ、情報処理装置4からアクセスでき
る構成となっている。外部記憶装置8は、主に年表デー
タを格納するために使用する。
【0033】情報処理装置4は、通信網12に接続し
て、ネットワーク上のサーバから年表データなどの情報
を取得する構成としてもよい。
て、ネットワーク上のサーバから年表データなどの情報
を取得する構成としてもよい。
【0034】処理装置5は、記憶装置6あるいは外部記
憶装置8もしくはネットワークサーバから年表データを
読み込み、結果を基本フィールドとして記憶装置6上に
展開する。その後、表示形式として利用者が指定した情
報、あるいは本システムが保有している表示形式の初期
値をもとに、基本フィールド上のデータをメモリなどの
記憶手段上に表示フィールドとして編集して展開する。
この結果は、入出力制御装置7を介して、ディスプレイ
1やプリンタ3のような出力装置に出力する。
憶装置8もしくはネットワークサーバから年表データを
読み込み、結果を基本フィールドとして記憶装置6上に
展開する。その後、表示形式として利用者が指定した情
報、あるいは本システムが保有している表示形式の初期
値をもとに、基本フィールド上のデータをメモリなどの
記憶手段上に表示フィールドとして編集して展開する。
この結果は、入出力制御装置7を介して、ディスプレイ
1やプリンタ3のような出力装置に出力する。
【0035】図2は、年表データの記憶書式を示してい
る。年表データは、ヘッダ部21とデータ部22とから
なる。ヘッダ部21には、年表データのタイトル、年表
データの種類を示す区分、年表データを検索するときに
使用される検索区分、年表データに格納された日時デー
タの時刻が標準時刻か、ローカル時刻かを示す時刻区
分、年表データの更新日を示す更新日時などを含むもの
とする。ここで、標準時刻とはいわゆる国際的な標準時
として定められたグリニッジ時である。対して、ローカ
ル時刻とは、各国(地域)で定めた基準地点の時刻であ
り、日本は明石を通る子午線上での時刻となる。
る。年表データは、ヘッダ部21とデータ部22とから
なる。ヘッダ部21には、年表データのタイトル、年表
データの種類を示す区分、年表データを検索するときに
使用される検索区分、年表データに格納された日時デー
タの時刻が標準時刻か、ローカル時刻かを示す時刻区
分、年表データの更新日を示す更新日時などを含むもの
とする。ここで、標準時刻とはいわゆる国際的な標準時
として定められたグリニッジ時である。対して、ローカ
ル時刻とは、各国(地域)で定めた基準地点の時刻であ
り、日本は明石を通る子午線上での時刻となる。
【0036】区分は、このファイルが年表データを格納
したものであることを示す記号を格納する。検索区分に
は、年表データを閲覧するソフトウェアなどで、年表デ
ータを分類表示するために使用されるものである。「個
人史」「地域史」といったキーワードや、留学経験を持
つ人に関するデータについては「留学」といったキーワ
ードを、年表データを作成する人が自由に、複数個格納
することができるものとする。データ部22は、1行が
1レコードになっている。データ部22の構成は、それ
ぞれの事象の発生日時、イベントタイトル、イベント詳
細、画像データや音声データなどのマルチメディアデー
タである。さらに、データ部22には、以下の情報を含
んでもよい。すなわち、他のアプリケーションソフトウ
ェア(ワープロや表計算ソフトなど)を起動するための
コマンドラインや、処理装置4や通信網12に接続し
て、他の処理装置との間に各種コミュニケーションシス
テム(メールやチャット、電子投票、電子会議室等)を
起動したり使用するために必要な情報などである。
したものであることを示す記号を格納する。検索区分に
は、年表データを閲覧するソフトウェアなどで、年表デ
ータを分類表示するために使用されるものである。「個
人史」「地域史」といったキーワードや、留学経験を持
つ人に関するデータについては「留学」といったキーワ
ードを、年表データを作成する人が自由に、複数個格納
することができるものとする。データ部22は、1行が
1レコードになっている。データ部22の構成は、それ
ぞれの事象の発生日時、イベントタイトル、イベント詳
細、画像データや音声データなどのマルチメディアデー
タである。さらに、データ部22には、以下の情報を含
んでもよい。すなわち、他のアプリケーションソフトウ
ェア(ワープロや表計算ソフトなど)を起動するための
コマンドラインや、処理装置4や通信網12に接続し
て、他の処理装置との間に各種コミュニケーションシス
テム(メールやチャット、電子投票、電子会議室等)を
起動したり使用するために必要な情報などである。
【0037】図3は、図2の記憶書式にしたがって格納
された年表データファイルAとBを例示したものであ
る。本実施形態では、ファイルA、ファイルBは、外部
記憶装置8のハードディスク9内に格納されているもの
とする。なお、図3では、データ部のレコード番号を示
すために、便宜的にレコード番号を付与してある。
された年表データファイルAとBを例示したものであ
る。本実施形態では、ファイルA、ファイルBは、外部
記憶装置8のハードディスク9内に格納されているもの
とする。なお、図3では、データ部のレコード番号を示
すために、便宜的にレコード番号を付与してある。
【0038】ファイルAを例にとると、年表データのタ
イトルは「A君の生い立ち」となる。検索区分は、「個
人、留学、葛飾区」と格納されていることから、ファイ
ルAは、個人史、留学、葛飾区という3つのキーワード
で抽出することができることを示している。データ部の
1番目のレコードは、A君が、1975年5月5日に、
「東京都葛飾区に生まれ」たことを示しており、このイ
ベントのタイトルとして「誕生」が、イベントの詳細と
して「東京都葛飾区に生まれる」というテキストデータ
が、画像としてbirth.jpgという名称のファイルが、こ
のレコードに関連して保存されていることを示してい
る。
イトルは「A君の生い立ち」となる。検索区分は、「個
人、留学、葛飾区」と格納されていることから、ファイ
ルAは、個人史、留学、葛飾区という3つのキーワード
で抽出することができることを示している。データ部の
1番目のレコードは、A君が、1975年5月5日に、
「東京都葛飾区に生まれ」たことを示しており、このイ
ベントのタイトルとして「誕生」が、イベントの詳細と
して「東京都葛飾区に生まれる」というテキストデータ
が、画像としてbirth.jpgという名称のファイルが、こ
のレコードに関連して保存されていることを示してい
る。
【0039】図4は、図3に示すファイルAとファイル
Bの年表データを、図7で説明するフローに従って記憶
装置6上に展開した後のデータ形式と格納データを示し
ている。41、42、43、44の列がファイルAのデ
ータ部を展開したものである。同様に、45、46、4
7、48がファイルBのデータ部を展開したものであ
る。横1行が1レコードとして管理される。以降では、
記憶装置6上に展開した後の図4の各レコードを基本フ
ィールドレコードと呼ぶ。ファイルA、ファイルBとも
に、1レコードに格納された横方向の4つのデータ項目
に該当するデータをひとつのかたまりとして、レコード
番号を使って参照できるものとする。すなわち、現在基
本フィールドのレコードを使えば、ファイルAとファイ
ルBに記述された、ある日時に発生したイベントに関す
る情報を管理できる。同一日時にファイルAに関するイ
ベントしかなければ、当該レコードのファイルBに関す
る領域はNULLが格納される。
Bの年表データを、図7で説明するフローに従って記憶
装置6上に展開した後のデータ形式と格納データを示し
ている。41、42、43、44の列がファイルAのデ
ータ部を展開したものである。同様に、45、46、4
7、48がファイルBのデータ部を展開したものであ
る。横1行が1レコードとして管理される。以降では、
記憶装置6上に展開した後の図4の各レコードを基本フ
ィールドレコードと呼ぶ。ファイルA、ファイルBとも
に、1レコードに格納された横方向の4つのデータ項目
に該当するデータをひとつのかたまりとして、レコード
番号を使って参照できるものとする。すなわち、現在基
本フィールドのレコードを使えば、ファイルAとファイ
ルBに記述された、ある日時に発生したイベントに関す
る情報を管理できる。同一日時にファイルAに関するイ
ベントしかなければ、当該レコードのファイルBに関す
る領域はNULLが格納される。
【0040】図5は、図4の基本フィールドレコードを
ディスプレイあるいはプリンタに出力するために、表示
形式にしたがって基本フィールドレコードを編集し、表
示フィールド上に展開した結果を例示したものである。
時間軸51と各基本フィールドレコードの出力エリアで
ある帯エリア52、年表データのタイトル出力エリア5
3、画面のスクロールバー56で構成される。帯エリア
52は、1つの画面に複数並べて出力することができ、
各帯エリア52が1つの年表データを出力する領域とな
る。図5においては、ファイルAを出力する帯エリアと
ファイルBを出力する帯エリアを横に並べて出力した例
を示した。帯エリアを複数出力する際の並べる方向は、
縦横どちらでも良いことは言うまでもない。
ディスプレイあるいはプリンタに出力するために、表示
形式にしたがって基本フィールドレコードを編集し、表
示フィールド上に展開した結果を例示したものである。
時間軸51と各基本フィールドレコードの出力エリアで
ある帯エリア52、年表データのタイトル出力エリア5
3、画面のスクロールバー56で構成される。帯エリア
52は、1つの画面に複数並べて出力することができ、
各帯エリア52が1つの年表データを出力する領域とな
る。図5においては、ファイルAを出力する帯エリアと
ファイルBを出力する帯エリアを横に並べて出力した例
を示した。帯エリアを複数出力する際の並べる方向は、
縦横どちらでも良いことは言うまでもない。
【0041】帯エリア52には、基本フィールドレコー
ドのイベントのタイトルあるいはイベントの詳細がテキ
ストとして出力されるテキスト出力領域54と、画像フ
ァイルの所在を示すマークを出力するマーク出力領域5
5が含まれる。テキスト出力領域54に、イベントのタ
イトルを出力するか、イベントの詳細を出力するかは、
利用者が表示形式として定義できるものとする。
ドのイベントのタイトルあるいはイベントの詳細がテキ
ストとして出力されるテキスト出力領域54と、画像フ
ァイルの所在を示すマークを出力するマーク出力領域5
5が含まれる。テキスト出力領域54に、イベントのタ
イトルを出力するか、イベントの詳細を出力するかは、
利用者が表示形式として定義できるものとする。
【0042】マーク出力領域55には、画像ファイルの
所在を示すマーク以外に、前述のアプリケーションソフ
ト(ワープロや表計算ソフト)の起動をするための絵文
字や、他の処理装置とのコミュニケーションシステムを
起動するための絵文字などを出力してもよい。また、関
連するインターネットの他サイトのアドレスを表示する
ようにしてもよい。出力された絵文字やアドレス表示部
を、マウスなどのポインティングデバイスで選択するこ
とによって、利用者は画像データや文書データ、表デー
タ、関連するインターネットの他サイトを参照したり、
他の処理装置との情報交換を行うことができる。
所在を示すマーク以外に、前述のアプリケーションソフ
ト(ワープロや表計算ソフト)の起動をするための絵文
字や、他の処理装置とのコミュニケーションシステムを
起動するための絵文字などを出力してもよい。また、関
連するインターネットの他サイトのアドレスを表示する
ようにしてもよい。出力された絵文字やアドレス表示部
を、マウスなどのポインティングデバイスで選択するこ
とによって、利用者は画像データや文書データ、表デー
タ、関連するインターネットの他サイトを参照したり、
他の処理装置との情報交換を行うことができる。
【0043】各領域には、前述の基本フィールドに展開
されているレコードのポインタを格納する。これによ
り、表示フィールドは、ディスプレイに表示させるデー
タを基本フィールドを参照しながら展開した領域とな
る。表示内容を変更する場合には、表示フィールドを書
き換え、これをオペレーティングシステムが参照してデ
ィスプレイなどの出力装置に出力するものとする。
されているレコードのポインタを格納する。これによ
り、表示フィールドは、ディスプレイに表示させるデー
タを基本フィールドを参照しながら展開した領域とな
る。表示内容を変更する場合には、表示フィールドを書
き換え、これをオペレーティングシステムが参照してデ
ィスプレイなどの出力装置に出力するものとする。
【0044】上述のように、表示フィールドをメモリ上
の比較的アクセス時間の短い記憶装置上に展開すると、
表示時間が短くなるという利点がある。このほかに、表
示するデータ量が大きい場合や表示後のデータ編集が多
発する場合などは、リレーショナルデータベースを利用
して表示フィールドをデータベース上のレコードとして
管理する方法や、ハードディスク内にスプレッドシート
を展開して管理する方法をとってもよい。
の比較的アクセス時間の短い記憶装置上に展開すると、
表示時間が短くなるという利点がある。このほかに、表
示するデータ量が大きい場合や表示後のデータ編集が多
発する場合などは、リレーショナルデータベースを利用
して表示フィールドをデータベース上のレコードとして
管理する方法や、ハードディスク内にスプレッドシート
を展開して管理する方法をとってもよい。
【0045】図6、図7、図8、図9は、本発明を特徴
つける処理をフローチャートで表現したものである。本
実施形態では、これらの処理をプログラムとして実現し
て、記憶装置6に格納し、処理装置5で実行されるもの
とする。
つける処理をフローチャートで表現したものである。本
実施形態では、これらの処理をプログラムとして実現し
て、記憶装置6に格納し、処理装置5で実行されるもの
とする。
【0046】図6は、年表データを表示する処理全体の
流れを示している。ステップ61は、対象となる年表デ
ータファイル名を取得する処理である。情報処理装置4
を使用している利用者があらかじめ表示したいファイル
名を選択しており、記憶装置6内に選択されたファイル
名が記憶されているものとする。
流れを示している。ステップ61は、対象となる年表デ
ータファイル名を取得する処理である。情報処理装置4
を使用している利用者があらかじめ表示したいファイル
名を選択しており、記憶装置6内に選択されたファイル
名が記憶されているものとする。
【0047】続いて、ステップ62では、ステップ61
で取得したファイル名を使って、年表データファイルに
アクセスし、ヘッダ部21、データ部22を順に読み込
む。
で取得したファイル名を使って、年表データファイルに
アクセスし、ヘッダ部21、データ部22を順に読み込
む。
【0048】ステップ63では、読み込んだ年表データ
を、時系列に並べて基本フィールドレコードに展開する
処理を行う。展開結果は、ディスクなどの記憶装置6に
格納する。処理の詳細は図7で説明する。
を、時系列に並べて基本フィールドレコードに展開する
処理を行う。展開結果は、ディスクなどの記憶装置6に
格納する。処理の詳細は図7で説明する。
【0049】ステップ64では、ステップ63で展開し
た基本フィールドレコードを表示データ形式に編集する
処理を行う。処理結果は、表示フィールドとしてメモリ
などの記憶装置6に出力する。
た基本フィールドレコードを表示データ形式に編集する
処理を行う。処理結果は、表示フィールドとしてメモリ
などの記憶装置6に出力する。
【0050】表示処理ステップ65は、表示フィールド
の変更によって起動されるものとし、ステップ64が出
力したメモリ上のデータを、ディスプレイやプリンタに
出力する処理である。
の変更によって起動されるものとし、ステップ64が出
力したメモリ上のデータを、ディスプレイやプリンタに
出力する処理である。
【0051】それぞれのステップは、利用者の指示によ
って独立して動作させることも可能である。たとえば、
キーボード・マウスなどの入力装置から表示形式の変更
が指示された場合は、ステップ64の表示データの編集
処理ステップを実行し、表示ステップ65を実行する。
って独立して動作させることも可能である。たとえば、
キーボード・マウスなどの入力装置から表示形式の変更
が指示された場合は、ステップ64の表示データの編集
処理ステップを実行し、表示ステップ65を実行する。
【0052】図7は、ステップ63の年表データの展開
処理の詳細を示している。
処理の詳細を示している。
【0053】ステップ71は、すべての年表データの現
在レコードカウンタを初期化する。
在レコードカウンタを初期化する。
【0054】ステップ72から78は、各年表データの
すべてのレコードを処理するまで繰り返す処理である。
ステップ73は、すべての年表データの現在レコードの
発生日時の前後関係を比較する。ステップ74は、ステ
ップ73で比較した結果を使って、いちばん古い日時を
発生日時として持つ年表データレコードを、基本フィー
ルドの当該帯の現在レコードに代入する。複数の年表デ
ータレコードが同一日時になった場合は、それぞれの帯
の基本フィールドの現在レコードに、該当する年表デー
タレコードを代入するものとする。
すべてのレコードを処理するまで繰り返す処理である。
ステップ73は、すべての年表データの現在レコードの
発生日時の前後関係を比較する。ステップ74は、ステ
ップ73で比較した結果を使って、いちばん古い日時を
発生日時として持つ年表データレコードを、基本フィー
ルドの当該帯の現在レコードに代入する。複数の年表デ
ータレコードが同一日時になった場合は、それぞれの帯
の基本フィールドの現在レコードに、該当する年表デー
タレコードを代入するものとする。
【0055】ステップ75は、ステップ74で処理対象
となった年表データの現在レコードカウンタを1インク
リメントする。ステップ76は、ステップ75で処理し
た年表データ以外の対応する帯の基本フィールドにNU
LLを代入する。ステップ76は、すべての帯の基本フ
ィールドカウンタを1インクリメントする。
となった年表データの現在レコードカウンタを1インク
リメントする。ステップ76は、ステップ75で処理し
た年表データ以外の対応する帯の基本フィールドにNU
LLを代入する。ステップ76は、すべての帯の基本フ
ィールドカウンタを1インクリメントする。
【0056】以上により、すべての年表データが、基本
フィールド上に、時系列に並んで格納されることにな
る。
フィールド上に、時系列に並んで格納されることにな
る。
【0057】図4は、図3に示す年表データを、図7に
示す処理フローに従って基本フィールドに展開した例と
なっている。たとえば4番目のレコードは、発生日時が
両ファイルとも同じ1980年4月であるため、ファイ
ルA側、ファイルB側双方に情報を格納している。ま
た、図3で画像データが存在するレコードがあれば、基
本フィールドの該当する領域にも画像データを格納する
ようにしている。
示す処理フローに従って基本フィールドに展開した例と
なっている。たとえば4番目のレコードは、発生日時が
両ファイルとも同じ1980年4月であるため、ファイ
ルA側、ファイルB側双方に情報を格納している。ま
た、図3で画像データが存在するレコードがあれば、基
本フィールドの該当する領域にも画像データを格納する
ようにしている。
【0058】なお、発生日時に格納されているデータが
年のみの場合は、月日を1月1日と仮定して処理してい
る。また、発生日時に格納されている日時を示すデータ
は、年表データが作成された地域のローカル時間で表現
されている場合があるが、複数の地域にまたがって年表
データを表示する場合には、それぞれの日時をいったん
標準時間に修正しておいてもよい。このようにすること
で、各イベントの前後関係を正確に判断することができ
るようになる。
年のみの場合は、月日を1月1日と仮定して処理してい
る。また、発生日時に格納されている日時を示すデータ
は、年表データが作成された地域のローカル時間で表現
されている場合があるが、複数の地域にまたがって年表
データを表示する場合には、それぞれの日時をいったん
標準時間に修正しておいてもよい。このようにすること
で、各イベントの前後関係を正確に判断することができ
るようになる。
【0059】なお、図3に示す年表ファイルのデータ部
は、あらかじめ時系列に整列されているものとする。そ
うでないことを想定した場合は、図7に示すフローの最
初に、各年表ファイルのデータ部を発生日時をキーにソ
ートする処理を挿入する。
は、あらかじめ時系列に整列されているものとする。そ
うでないことを想定した場合は、図7に示すフローの最
初に、各年表ファイルのデータ部を発生日時をキーにソ
ートする処理を挿入する。
【0060】図8は、ステップ64の表示データの編集
処理ステップを詳細に説明したものである。
処理ステップを詳細に説明したものである。
【0061】なお、図8の処理は、発生日時をキーにし
て、すべての年表データを横一列に並べて表示する表示
形式(絶対年表示)が指定されている例である。さら
に、異なる帯エリアの同一期間に異なる数のイベントが
発生している場合は、イベント数のいちばん多い帯の表
示位置を基準にして他の帯の表示位置を下へずらして表
示する形式(最大長さ表示)が指定されているものとす
る。すなわち、本実施の形態では、「同期して表示す
る」ことを、上記の絶対年表示と最大長さ表示と定義し
ている。
て、すべての年表データを横一列に並べて表示する表示
形式(絶対年表示)が指定されている例である。さら
に、異なる帯エリアの同一期間に異なる数のイベントが
発生している場合は、イベント数のいちばん多い帯の表
示位置を基準にして他の帯の表示位置を下へずらして表
示する形式(最大長さ表示)が指定されているものとす
る。すなわち、本実施の形態では、「同期して表示す
る」ことを、上記の絶対年表示と最大長さ表示と定義し
ている。
【0062】ステップ80は、記憶装置6上に格納され
ている表示形式ファイルへアクセスして、利用者が指定
した表示形式を取得する。表示形式ファイルには、少な
くとも表示する年表ファイルの名称が記憶されている。
このほかに、上述の表示形式が記号化されて記憶されて
いる。また、イベントのタイトル部を表示するかイベン
トの詳細を表示するかの切り替え情報や、発生日時に年
単位までの日時が格納されているデータのみ選択的に表
示するか、年月までの日時が格納されているデータを表
示するか、年月日までの日時が格納されているデータを
表示するかを切り替える情報なども、利用者の指定によ
って記憶できるようになっている。これらの情報を利用
者が指定していなければ、本発明が初期値として保持し
ている値を用いるものとする。
ている表示形式ファイルへアクセスして、利用者が指定
した表示形式を取得する。表示形式ファイルには、少な
くとも表示する年表ファイルの名称が記憶されている。
このほかに、上述の表示形式が記号化されて記憶されて
いる。また、イベントのタイトル部を表示するかイベン
トの詳細を表示するかの切り替え情報や、発生日時に年
単位までの日時が格納されているデータのみ選択的に表
示するか、年月までの日時が格納されているデータを表
示するか、年月日までの日時が格納されているデータを
表示するかを切り替える情報なども、利用者の指定によ
って記憶できるようになっている。これらの情報を利用
者が指定していなければ、本発明が初期値として保持し
ている値を用いるものとする。
【0063】ステップ81は、表示フィールドの帯エリ
ア52を生成する。ステップ80で取得した年表ファイ
ル数をもとに、帯エリアをファイル数分生成する。
ア52を生成する。ステップ80で取得した年表ファイ
ル数をもとに、帯エリアをファイル数分生成する。
【0064】ステップ82は、基本フィールドの参照レ
コード番号(現在基本フィールド)を1番目のレコード
とする。ステップ83は、変数である時間軸に、現在基
本フィールドのレコードに格納されているデータ項目で
ある発生日時を代入する。図4の例で言えば、1番目の
基本フィールドの発生日時は、ファイルA側の1975
年5月5日である。3番目の基本フィールドの発生日時
はファイルB側の1977年4月である。
コード番号(現在基本フィールド)を1番目のレコード
とする。ステップ83は、変数である時間軸に、現在基
本フィールドのレコードに格納されているデータ項目で
ある発生日時を代入する。図4の例で言えば、1番目の
基本フィールドの発生日時は、ファイルA側の1975
年5月5日である。3番目の基本フィールドの発生日時
はファイルB側の1977年4月である。
【0065】ステップ84は、ステップ96までの処理
を、表示フィールドに格納可能な情報量に達するまで、
もしくは基本フィールドのレコードがなくなるまで繰り
返す処理である。
を、表示フィールドに格納可能な情報量に達するまで、
もしくは基本フィールドのレコードがなくなるまで繰り
返す処理である。
【0066】ステップ85は、ステップ95までの処理
を、変数である時間軸をカウンターとして繰り返す処理
である。
を、変数である時間軸をカウンターとして繰り返す処理
である。
【0067】ステップ86は、現在基本フィールドの発
生日時と時間軸を比較して、前者が若ければステップ8
7を実行する。後者が若ければ、時間軸を1単位インク
リメントする。単位には、1年、10年、100年ある
いは1ヶ月、1週間、1日など、任意の長さの時間を指
定することができる。単位を3ヶ月とすれば、春夏秋冬
を表現することも可能となる。
生日時と時間軸を比較して、前者が若ければステップ8
7を実行する。後者が若ければ、時間軸を1単位インク
リメントする。単位には、1年、10年、100年ある
いは1ヶ月、1週間、1日など、任意の長さの時間を指
定することができる。単位を3ヶ月とすれば、春夏秋冬
を表現することも可能となる。
【0068】ステップ87は、ステップ92までの処理
を、すべての帯のレコードの編集が終了するまで繰り返
す。全ての帯の処理が終了したら、ステップ93で、時
間エリアの当該時間軸の先頭行に目盛を出力する。続い
てステップ94において、現在基本フィールドを1イン
クリメントする。
を、すべての帯のレコードの編集が終了するまで繰り返
す。全ての帯の処理が終了したら、ステップ93で、時
間エリアの当該時間軸の先頭行に目盛を出力する。続い
てステップ94において、現在基本フィールドを1イン
クリメントする。
【0069】ステップ87以下のループ処理を説明す
る。
る。
【0070】ステップ88は、当該帯の現在基本フィー
ルドの発生日時がNULLかどうかを判定し、NULL
であればステップ89において、表示フィールドの現在
レコードに改行を出力する。NULLでなければステッ
プ90で現在基本フィールドのレコードを指すポインタ
を表示フィールドの現在レコードに出力する。ステップ
91では次の帯の処理へ移る。
ルドの発生日時がNULLかどうかを判定し、NULL
であればステップ89において、表示フィールドの現在
レコードに改行を出力する。NULLでなければステッ
プ90で現在基本フィールドのレコードを指すポインタ
を表示フィールドの現在レコードに出力する。ステップ
91では次の帯の処理へ移る。
【0071】1レコードの処理が終了したら、現在基本
フィールドのレコードを1つインクリメントして、次の
レコードの処理に移る。
フィールドのレコードを1つインクリメントして、次の
レコードの処理に移る。
【0072】図8では、最大長さ表示を例示したが、ほ
かに、時間軸の単位あたりに出力する行数を固定して出
力するようにしてもよい(固定長さ表示)。この実施形
態においては、「同期表示」として固定長さ表示を定義
していることになる。その場合は、図8に以下を追加す
ればよい。
かに、時間軸の単位あたりに出力する行数を固定して出
力するようにしてもよい(固定長さ表示)。この実施形
態においては、「同期表示」として固定長さ表示を定義
していることになる。その場合は、図8に以下を追加す
ればよい。
【0073】すなわち、行数のカウントをする変数、行
数カウンタをもうけ、ステップ85とステップ86の間
で行数カウンタを初期化する。ステップ92とステップ
93の間で行数カウンタを1インクリメントする。さら
にステップ86の条件を次のように変更する。
数カウンタをもうけ、ステップ85とステップ86の間
で行数カウンタを初期化する。ステップ92とステップ
93の間で行数カウンタを1インクリメントする。さら
にステップ86の条件を次のように変更する。
【0074】「現在基本フィールドの発生日時が時間軸
以下で、かつ、行数カウンタが表示できる行数の最大値
より小さい。」 また、表示する長さを、ある帯(主帯とする)の長さに
あわせて表示するようにしてもよい(帯固定表示)。こ
の実施形態では、同期表示は帯固定表示と定義してい
る。この場合は図8に以下を変更を加えればよい。
以下で、かつ、行数カウンタが表示できる行数の最大値
より小さい。」 また、表示する長さを、ある帯(主帯とする)の長さに
あわせて表示するようにしてもよい(帯固定表示)。こ
の実施形態では、同期表示は帯固定表示と定義してい
る。この場合は図8に以下を変更を加えればよい。
【0075】まず、ステップ86の条件を次のように変
更する。
更する。
【0076】「主帯の基本フィールドの発生日時が時間
軸以下」 さらに、ステップ87以下の繰り返し処理は、主帯を最
初の処理対象帯にする。
軸以下」 さらに、ステップ87以下の繰り返し処理は、主帯を最
初の処理対象帯にする。
【0077】また、ステップ84以下の繰り返し処理
は、主帯の基本フィールドのデータが無くなった時点で
ループを抜けるようにする。
は、主帯の基本フィールドのデータが無くなった時点で
ループを抜けるようにする。
【0078】上記の処理フローにおいては、基本フィー
ルドの各レコードには、必ずイベントに関する情報(イ
ベントタイトル、イベント詳細、マルチメディアデー
タ)が1つ以上存在することを前提として説明した。た
とえば、図4において、3件目のレコードの発生日時は
1977年10月10日で、イベントに関する情報はフ
ァイルB側にのみ存在している。4件目のレコードの発
生日時は1980年4月で、イベントに関する情報はフ
ァイルA、ファイルBの両側に存在している。3件目と
4件目の発生日時の間には、実際には2年余りの時間の
経過があるにも関わらず、基本フィールド上ではこれを
無視していることになる。これに対して、3件目と4件
目の間に、1978年、1979年を発生日時とし、イ
ベントに関する情報を持たない(すなわちファイルA、
ファイルB両側の発生日時以外のデータがNULLの)
2つのレコードを持つようにしても良い。こうすること
で、図8に示す処理フローによって、表示フィールド上
に2年分をあらわす2行の空の行の出力を指示すること
ができるようになる。もちろん、1行があらわす時間は
1年と固定されたものである必要はなく、日時を表現す
る最小単位として採用する時間は、利用者が任意に設定
できるものとする。
ルドの各レコードには、必ずイベントに関する情報(イ
ベントタイトル、イベント詳細、マルチメディアデー
タ)が1つ以上存在することを前提として説明した。た
とえば、図4において、3件目のレコードの発生日時は
1977年10月10日で、イベントに関する情報はフ
ァイルB側にのみ存在している。4件目のレコードの発
生日時は1980年4月で、イベントに関する情報はフ
ァイルA、ファイルBの両側に存在している。3件目と
4件目の発生日時の間には、実際には2年余りの時間の
経過があるにも関わらず、基本フィールド上ではこれを
無視していることになる。これに対して、3件目と4件
目の間に、1978年、1979年を発生日時とし、イ
ベントに関する情報を持たない(すなわちファイルA、
ファイルB両側の発生日時以外のデータがNULLの)
2つのレコードを持つようにしても良い。こうすること
で、図8に示す処理フローによって、表示フィールド上
に2年分をあらわす2行の空の行の出力を指示すること
ができるようになる。もちろん、1行があらわす時間は
1年と固定されたものである必要はなく、日時を表現す
る最小単位として採用する時間は、利用者が任意に設定
できるものとする。
【0079】図9は、各基本フィールドの表示開始レコ
ードを利用者が指定して、指定されたレコード以降のレ
コードを、表示開始レコードが持つ発生日時からの経過
時間をキーにして並列に表示する相対年表示の編集処理
フローである。時間軸の単位あたりに表示する行数は固
定とする。すなわち、この実施形態においては、同期表
示を相対年表示と固定長さ表示と定義する。なお、図9
に示す処理では、基本フィールドのレコードは、日時の
最小単位をキーに整列した時間軸にマッピングしてお
く。図4の例にしたがうと、最小単位を1日とすれば、
1レコード目(発生日時1975年5月5日)の次のレ
コードは、発生日時が1975年5月6日で、イベント
に関する情報がNULLのレコードとなる。
ードを利用者が指定して、指定されたレコード以降のレ
コードを、表示開始レコードが持つ発生日時からの経過
時間をキーにして並列に表示する相対年表示の編集処理
フローである。時間軸の単位あたりに表示する行数は固
定とする。すなわち、この実施形態においては、同期表
示を相対年表示と固定長さ表示と定義する。なお、図9
に示す処理では、基本フィールドのレコードは、日時の
最小単位をキーに整列した時間軸にマッピングしてお
く。図4の例にしたがうと、最小単位を1日とすれば、
1レコード目(発生日時1975年5月5日)の次のレ
コードは、発生日時が1975年5月6日で、イベント
に関する情報がNULLのレコードとなる。
【0080】ステップ101、102は、ステップ8
0、81と同様の処理内容である。
0、81と同様の処理内容である。
【0081】ステップ103は、表示開始ポイントをセ
ットする。表示形式ファイルにアクセスしたとき、利用
者が指定した各帯の表示開始ポイントを、基本フィール
ドのレコード番号としてセットする。
ットする。表示形式ファイルにアクセスしたとき、利用
者が指定した各帯の表示開始ポイントを、基本フィール
ドのレコード番号としてセットする。
【0082】ステップ104は、時間軸の初期化処理で
ある。
ある。
【0083】ステップ105は、ステップ119までの
処理を、表示フィールドに格納可能な情報量の制限値に
達するまで、もしくは基本フィールドのレコードがなく
なるまで繰り返す処理である。
処理を、表示フィールドに格納可能な情報量の制限値に
達するまで、もしくは基本フィールドのレコードがなく
なるまで繰り返す処理である。
【0084】ステップ106は、時間軸をカウンタにし
て、ステップ107からステップ118までの処理を繰
り返す。ステップ107は、時間軸と時間軸単位を比較
する。時間軸単位は、図5の例で言えば5年となる。比
較した結果、時間軸が時間軸単位以下であれば、時間軸
エリアに目盛を出力する(ステップ116)。1度目に
このステップを実行する場合は、「0から4」と出力す
る。ステップ117で、時間軸を初期化してステップ1
08以下の処理を実行する。時間軸の目盛の単位を、あ
らかじめ利用者が指定できるようにしてもよい。上記の
例では、時間軸の目盛の単位が「才」と指定されている
とすると、ステップ116においては「0才から4才」
と出力する。
て、ステップ107からステップ118までの処理を繰
り返す。ステップ107は、時間軸と時間軸単位を比較
する。時間軸単位は、図5の例で言えば5年となる。比
較した結果、時間軸が時間軸単位以下であれば、時間軸
エリアに目盛を出力する(ステップ116)。1度目に
このステップを実行する場合は、「0から4」と出力す
る。ステップ117で、時間軸を初期化してステップ1
08以下の処理を実行する。時間軸の目盛の単位を、あ
らかじめ利用者が指定できるようにしてもよい。上記の
例では、時間軸の目盛の単位が「才」と指定されている
とすると、ステップ116においては「0才から4才」
と出力する。
【0085】ステップ107において、時間軸単位が時
間軸より小さければ、ステップ108を実行する。ステ
ップ108は、ステップ109からステップ113まで
の処理を、すべての帯のレコードの編集が終了するまで
繰り返す。
間軸より小さければ、ステップ108を実行する。ステ
ップ108は、ステップ109からステップ113まで
の処理を、すべての帯のレコードの編集が終了するまで
繰り返す。
【0086】ステップ109は、処理対象となっている
帯の現在基本フィールドの発生日時がNULLかどうか
を判断する。NULLならば、表示フィールドに改行を
出力する。NULLでなければ、現在基本フィールドの
レコードを指すポインタを表示フィールドに出力する。
ステップ112は、次の帯へ処理対象を移動する。
帯の現在基本フィールドの発生日時がNULLかどうか
を判断する。NULLならば、表示フィールドに改行を
出力する。NULLでなければ、現在基本フィールドの
レコードを指すポインタを表示フィールドに出力する。
ステップ112は、次の帯へ処理対象を移動する。
【0087】113までの繰り返し処理が終了した場合
は、ステップ114で現在基本フィールドのレコードを
指すカウンタを1インクリメントする。さらに、時間軸
を1つインクリメントする。
は、ステップ114で現在基本フィールドのレコードを
指すカウンタを1インクリメントする。さらに、時間軸
を1つインクリメントする。
【0088】図5は、図4の基本フィールドのレコード
を、図9に示す処理に従って表示フィールドに展開した
例を示している。表示形式として、時間軸の単位は5
年、表示するデータはイベント詳細、時間軸目盛は0才
から5年ごとに、あらかじめ利用者に指定されているも
のとする。表示開始ポイントは、利用者によって各年表
データの1レコード目に指定されている例である。1レ
コード目は、それぞれ誕生日を示しているため、図5は
A君、B君が同年齢のときに何をしていたかを並列に見
ることができる。
を、図9に示す処理に従って表示フィールドに展開した
例を示している。表示形式として、時間軸の単位は5
年、表示するデータはイベント詳細、時間軸目盛は0才
から5年ごとに、あらかじめ利用者に指定されているも
のとする。表示開始ポイントは、利用者によって各年表
データの1レコード目に指定されている例である。1レ
コード目は、それぞれ誕生日を示しているため、図5は
A君、B君が同年齢のときに何をしていたかを並列に見
ることができる。
【0089】上記以外の表示形式として、すべての帯エ
リアに日時データとイベントタイトルもしくはイベント
詳細を列挙して表示する形式をとってもよい。また、タ
イトル出力エリア53に各帯の表示開始ポイントの日時
データを表示するようにしてもよい。このとき、基本帯
以外の帯に関しては、基本帯の表示開始ポイントの日時
データとの差を算出して出力してもよい。
リアに日時データとイベントタイトルもしくはイベント
詳細を列挙して表示する形式をとってもよい。また、タ
イトル出力エリア53に各帯の表示開始ポイントの日時
データを表示するようにしてもよい。このとき、基本帯
以外の帯に関しては、基本帯の表示開始ポイントの日時
データとの差を算出して出力してもよい。
【0090】図9は、固定長さ表示の場合を示したが、
最大長さの帯にあわせて表示する場合は、時間軸を待避
する変数をもうけ、ステップ109とステップ111の
間で、待避変数に時間軸を待避する。さらに、図10に
示すステップを図9のステップ107と116の間に挿
入する。すなわち、ステップ120は時間軸と待避変数
を比較し、その差が1より大きければステップ121を
実行する。ステップ121は、各帯に出力した改行を、
(時間軸−待避変数)行分、削除する。差が1以下であ
る場合は、何もしない。
最大長さの帯にあわせて表示する場合は、時間軸を待避
する変数をもうけ、ステップ109とステップ111の
間で、待避変数に時間軸を待避する。さらに、図10に
示すステップを図9のステップ107と116の間に挿
入する。すなわち、ステップ120は時間軸と待避変数
を比較し、その差が1より大きければステップ121を
実行する。ステップ121は、各帯に出力した改行を、
(時間軸−待避変数)行分、削除する。差が1以下であ
る場合は、何もしない。
【0091】図9以降の説明では、基本フィールドのレ
コードは日時の最小単位をキーに整列した時間軸にマッ
ピングされていることを前提にした。この前提を次のよ
うに変更しても、同様に処理できることは言うまでもな
い。すなわち、基本フィールドのレコードは、図4に示
したように、ファイルA、ファイルBのいずれかの側に
イベントに関するデータが格納されているものとし、イ
ベントの関する情報が何もないレコードは保持しないよ
うにする。こうすることで、たとえば、1980年にイ
ベントが50個、以降イベントがないファイルAの年表
データと、1990年に50個のイベントがあるファイ
ルBの年表データを絶対年表示形式で同期表示する場合
には、1981年から1989年の間のイベントのない
期間の表示長さは、1980年、1990年の各1年間
の表示長さよりも短く省略された形で表示されることに
なる。
コードは日時の最小単位をキーに整列した時間軸にマッ
ピングされていることを前提にした。この前提を次のよ
うに変更しても、同様に処理できることは言うまでもな
い。すなわち、基本フィールドのレコードは、図4に示
したように、ファイルA、ファイルBのいずれかの側に
イベントに関するデータが格納されているものとし、イ
ベントの関する情報が何もないレコードは保持しないよ
うにする。こうすることで、たとえば、1980年にイ
ベントが50個、以降イベントがないファイルAの年表
データと、1990年に50個のイベントがあるファイ
ルBの年表データを絶対年表示形式で同期表示する場合
には、1981年から1989年の間のイベントのない
期間の表示長さは、1980年、1990年の各1年間
の表示長さよりも短く省略された形で表示されることに
なる。
【0092】以上、本実施の形態では、年表データの格
納場所について詳しく言及しなかったが、これらはハー
ドディスクやCD−ROM、FDなどの外部記憶装置に
格納されて情報処理装置に読み込むようにしてもよい
し、ネットワーク上のサーバに格納されている状態で、
インターネットの閲覧ソフト等によってファイル一覧な
どを表示させ、ここから表示したい年表データを選択さ
せるようにしてもよい。
納場所について詳しく言及しなかったが、これらはハー
ドディスクやCD−ROM、FDなどの外部記憶装置に
格納されて情報処理装置に読み込むようにしてもよい
し、ネットワーク上のサーバに格納されている状態で、
インターネットの閲覧ソフト等によってファイル一覧な
どを表示させ、ここから表示したい年表データを選択さ
せるようにしてもよい。
【0093】また、上記では、年表データを時代の古い
順に整列して表示する例を示したが、表示する順序は新
しい順でもよく、この表示方法についても同様に本発明
に含まれる。さらに、データ部22に格納された日時デ
ータを使って各レコードの前後関係を判断する例を示し
たが、前後関係を判断するデータは日時データである必
要はなく、単にレコードの順序を定義した新しいデータ
項目を設けても良い。この場合は、順序を示すデータを
使って1つのファイル中のレコードの前後関係を判断す
る。さらに利用者が各ファイルのレコード間の前後関係
を設定することにより、複数の年表データを同期表示す
ることができる。
順に整列して表示する例を示したが、表示する順序は新
しい順でもよく、この表示方法についても同様に本発明
に含まれる。さらに、データ部22に格納された日時デ
ータを使って各レコードの前後関係を判断する例を示し
たが、前後関係を判断するデータは日時データである必
要はなく、単にレコードの順序を定義した新しいデータ
項目を設けても良い。この場合は、順序を示すデータを
使って1つのファイル中のレコードの前後関係を判断す
る。さらに利用者が各ファイルのレコード間の前後関係
を設定することにより、複数の年表データを同期表示す
ることができる。
【0094】また、上記実施の形態においては、過去の
イベントのみが年表データに格納された例を示したが、
未来を示すイベントを同様の形式で格納することも可能
である。未来を示すイベントとしては、市町村の未来の
施策などがある。施策をイベントとして図2に示す書式
に従って年表データファイルに格納し、住民がこれを参
照するようにすれば、施策に対する住民の意見収集など
が容易に行えるようになる。
イベントのみが年表データに格納された例を示したが、
未来を示すイベントを同様の形式で格納することも可能
である。未来を示すイベントとしては、市町村の未来の
施策などがある。施策をイベントとして図2に示す書式
に従って年表データファイルに格納し、住民がこれを参
照するようにすれば、施策に対する住民の意見収集など
が容易に行えるようになる。
【0095】表示形式として利用者が指定する項目に、
表示レベル「年/年月/年月日」を設けても良い。これ
は、発生日時に格納されている日時データの詳細さとこ
れを表示するかしないかを指定するための形式である。
表示レベル「年/年月/年月日」を設けても良い。これ
は、発生日時に格納されている日時データの詳細さとこ
れを表示するかしないかを指定するための形式である。
【0096】たとえば、表示レベル「年」では、発生日
時に年のレベルのデータが格納されているレコードを選
択的に表示する。発生日時が「1998年」、イベント
詳細が「長野オリンピック開催」であれば、このレコー
ドを表示する。発生日時が「1998年2月」、イベン
ト詳細が「長野オリンピック開催」であれば、表示レベ
ルに「年」が指定されているときはこのレコードを表示
しない。表示レベルに「年月」あるいは「年月日」が指
定されているときにこのレコードを表示するように制御
する。このような制御ステップを図8、図9に示す年表
データの編集処理の中に組み込めばよい。利用者が、年
表の大まかな流れを知りたい場合などは表示レベル
「年」を選択すればよい。逆に細かい流れを知りたいと
きは表示レベル「年月日」を選択すればよい。このとき
は、年表ファイルに記憶されているデータ部の全てを表
示させることができる。
時に年のレベルのデータが格納されているレコードを選
択的に表示する。発生日時が「1998年」、イベント
詳細が「長野オリンピック開催」であれば、このレコー
ドを表示する。発生日時が「1998年2月」、イベン
ト詳細が「長野オリンピック開催」であれば、表示レベ
ルに「年」が指定されているときはこのレコードを表示
しない。表示レベルに「年月」あるいは「年月日」が指
定されているときにこのレコードを表示するように制御
する。このような制御ステップを図8、図9に示す年表
データの編集処理の中に組み込めばよい。利用者が、年
表の大まかな流れを知りたい場合などは表示レベル
「年」を選択すればよい。逆に細かい流れを知りたいと
きは表示レベル「年月日」を選択すればよい。このとき
は、年表ファイルに記憶されているデータ部の全てを表
示させることができる。
【0097】表示の切替として、上記の実施形態では日
時を西暦で表現する例を示したが、和暦で表現すること
も可能で、また、西暦で格納されたデータを和暦の形式
に編集して出力することも可能であり、これらの処理を
含む方法も本発明に含まれる。
時を西暦で表現する例を示したが、和暦で表現すること
も可能で、また、西暦で格納されたデータを和暦の形式
に編集して出力することも可能であり、これらの処理を
含む方法も本発明に含まれる。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、日時と事象データの組
み合わせで表現された年表データを、複数同期させて表
示させることができる。
み合わせで表現された年表データを、複数同期させて表
示させることができる。
【0099】同期の方法としては、日時を共通のキーと
して複数の年表データの事象を並べて表示させる方法
や、異なる日時を開始ポイントとして、それ以降の事象
を開始ポイントからの経過日時をキーとして複数の年表
データの事象を並べて表示させる方法を実現できる。
して複数の年表データの事象を並べて表示させる方法
や、異なる日時を開始ポイントとして、それ以降の事象
を開始ポイントからの経過日時をキーとして複数の年表
データの事象を並べて表示させる方法を実現できる。
【0100】また、年表データの表示領域の大きさは、
事象データの行数をもとに決められるため、事象データ
の数が多くても、そのすべてを表示させることもでき、
また、ある固定の大きさに収まる量に制限して表示させ
ることもできる。
事象データの行数をもとに決められるため、事象データ
の数が多くても、そのすべてを表示させることもでき、
また、ある固定の大きさに収まる量に制限して表示させ
ることもできる。
【図1】本発明を実施する前提となる全体システムの構
成図の一例である。
成図の一例である。
【図2】年表データの記憶書式を示した図である。
【図3】年表データファイルAとBを例示した図であ
る。
る。
【図4】基本フィールドレコードのデータ構成とレコー
ドを例示した図である。
ドを例示した図である。
【図5】表示フィールドを例示した図である。
【図6】年表データを表示する処理全体の流れを示した
図である。
図である。
【図7】年表データの展開処理の詳細を示した図であ
る。
る。
【図8】表示データの編集処理の詳細を示した図であ
る。
る。
【図9】相対年表示の年表データの編集処理フローであ
る。
る。
【図10】相対年・最大長さ表示の年表データの編集処
理フロー(補足分)である。
理フロー(補足分)である。
62;年表データの読み込みステップ 63;年表データを基本フィールドに展開する処理ステ
ップ 64;基本フィールドをもとに表示データを編集して表
示フィールドへ出力する処理ステップ 65;表示フィールドデータを出力装置に出力するステ
ップ
ップ 64;基本フィールドをもとに表示データを編集して表
示フィールドへ出力する処理ステップ 65;表示フィールドデータを出力装置に出力するステ
ップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/20 590Z
Claims (10)
- 【請求項1】少なくとも日時データと事象データを対に
して記憶した1つ以上の年表データと、年表データの表
示形式を定義した情報を読み込んで、読み込んだ年表デ
ータの事象データを、日時データをもとに整列して記憶
部に格納する処理ステップと、 記憶部に格納した事象データを、表示形式に基づいて編
集して表示フィールドに展開する処理ステップと、 表示フィールドに展開した事象データを表示部に表示す
る処理ステップを備え、 事象データを日時データを共通の軸にして同期表示する
ことを特徴とする年表表示方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の年表表示方法において、
複数の年表データのそれぞれに表示開始ポイントが設定
されているときには、表示開始ポイント以降の事象デー
タを、表示開始ポイントからの経過時間を共通の軸にし
て表示フィールドに展開することを特徴とする年表表示
方法。 - 【請求項3】請求項1に記載の年表表示方法において、
単位期間の事象データの表示行数を、当該期間の事象デ
ータがもっとも多い年表データの表示に同調させて、当
該期間の次の期間の事象データの出力位置を調整して表
示することを特徴とする年表表示方法。 - 【請求項4】請求項1に記載の年表表示方法において、
単位期間の事象データの表示行数に限界値を設け、これ
を超える量の事象データを保有する年表データを表示す
る際には、限界値を超えない部分までを表示することを
特徴とする年表表示方法。 - 【請求項5】請求項1に記載の年表表示方法において、
日時データの記載の詳細レベルによって表示する事象デ
ータを取捨選択することを特徴とする年表表示方法 - 【請求項6】少なくとも日時データと事象データが対に
なった複数の年表レコードが格納された複数の年表ファ
イルを読み込むステップと、 異なる年表ファイルに記憶された同一の日時データを持
つ事象データを並べて表示するステップとを備え、 単位時間に表示する事象データの量を、その制限値に基
づいて制御することを特徴とする年表表示方法。 - 【請求項7】請求項6に記載の年表表示方法において、
日時データの同一性判断は、日時データを絶対時として
その前後関係を判断することにより行うことを特徴とす
る年表表示方法。 - 【請求項8】請求項6に記載の年表表示方法において、
日時データの同一性判断は、各年表ファイルごとに設け
られた表示開始ポイントとなる日時データからの経過時
間の長短を判断することにより行うことを特徴とする年
表表示方法。 - 【請求項9】請求項6に記載の年表表示方法において、
単位時間に表示する事象データの量の制限値として、当
該単位時間に存在する事象データが最も多い年表ファイ
ルの事象データ量を用いることを特徴とする年表表示方
法。 - 【請求項10】請求項6に記載の年表表示方法におい
て、単位時間に表示する事象データの量の制限値とし
て、あらかじめ定められた固定値を用いることを特徴と
する年表表示方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674598A JPH11249640A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 年表表示方法 |
EP99301406A EP0939378A3 (en) | 1998-02-27 | 1999-02-25 | A sequential data display method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4674598A JPH11249640A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 年表表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11249640A true JPH11249640A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12755884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4674598A Pending JPH11249640A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 年表表示方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0939378A3 (ja) |
JP (1) | JPH11249640A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1923829A2 (en) | 2006-11-20 | 2008-05-21 | Sony Corporation | Information display method, information processing apparatus, and recording medium recording information display program |
JP2009265965A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Intec Inc | 異なる複数のログ情報から抽出されたイベントデータの表示方法 |
CN102426627A (zh) * | 2011-10-18 | 2012-04-25 | 浙江大学 | 一种个人生命信息时间轴共享方法和系统 |
US8185821B2 (en) | 2006-08-07 | 2012-05-22 | Sony Corporation | Table generating method, information processing apparatus, and recording medium having recorded table generating program thereon |
US8234565B2 (en) | 2006-07-18 | 2012-07-31 | Sony Corporation | Information presentation method, information processing apparatus, and recording medium |
JP2012164329A (ja) * | 2002-05-31 | 2012-08-30 | Onkyo Corp | ネットワーク型コンテンツ再生システム |
US8990716B2 (en) | 2007-01-19 | 2015-03-24 | Sony Corporation | Chronology providing method, chronology providing apparatus, and recording medium containing chronology providing program |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20030217050A1 (en) * | 2002-04-23 | 2003-11-20 | Manetta Amy M. | Patient monitoring user interface and navigation system and method |
EP1906329A1 (en) * | 2002-04-23 | 2008-04-02 | Draeger Medical Systems, Inc. | Patient monitoring system and method |
JP2007305024A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Sony Corp | 情報提示方法および情報提示装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05233708A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 時系列記事編集装置 |
JPH05307564A (ja) * | 1992-05-01 | 1993-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二文書表示装置 |
JP3129940B2 (ja) * | 1995-07-13 | 2001-01-31 | 横河電機株式会社 | パネルレコーダ |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4674598A patent/JPH11249640A/ja active Pending
-
1999
- 1999-02-25 EP EP99301406A patent/EP0939378A3/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0939378A3 (en) | 2002-06-05 |
EP0939378A2 (en) | 1999-09-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060417 |