JPH09212513A - 書籍情報表示装置 - Google Patents

書籍情報表示装置

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JPH09212513A
JPH09212513A JP8014868A JP1486896A JPH09212513A JP H09212513 A JPH09212513 A JP H09212513A JP 8014868 A JP8014868 A JP 8014868A JP 1486896 A JP1486896 A JP 1486896A JP H09212513 A JPH09212513 A JP H09212513A
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香里 上野
Hideaki Ozawa
英昭 小澤
Hiroshi Hamada
洋 浜田
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザ間で情報を共有するシステムに
おいて、各文書間の関連や階層構造をわかりやすく表示
する表示装置を提供する。 【解決手段】 各ユーザが情報入力部14から入力し、
情報蓄積部12に蓄積した情報を、各ユーザが共有す
る。システムは、ユーザが情報選択部11からある話題
の情報にアクセスした回数をアクセス頻度計測部16に
て計測し、閾値と比較して代表とする話題を抽出し、代
表情報一時記憶部17に記憶する。この代表とする話題
を基に、この代表とする話題に関連する情報の構造を代
表情報階層決定部18にて決定し、タイマー20の起動
により書籍情報合成部22にて、文集の様にまとめて情
報表示部23に書籍の形式で表示する。以上により情報
を閲覧するユーザに対し、文書間の関連度の違いや階層
構造を認識し易く表現し、ユーザに提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザによ
って共有される文書等の情報の格納、検索を目的とする
システムにおける、出力情報の表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ある個人が所有している情報を、その情
報を必要としているグループ内のメンバーが利用できる
よう、また、情報の伝達を迅速に確実に行うため、グル
ープの各メンバーのもつ情報を共有できる場所に蓄積す
る共有文書型のデータベースシステムがある。例えば、
あるメンバーが作成した文書を、他のメンバーが読んだ
り、また、該文書にコメントをつけたり、また、通信回
線を介して遠隔地で該文書を読むことができるものがあ
る。
【0003】これらの共有文書等に関連するデータの表
示方法は、日付順・優先度順・作成者別・情報種類別な
どで表示する方法が採られてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
ユーザ間で情報を共有する従来のシステムにおいて、情
報等を日付順・優先度順・作成者別に表示する方法で
は、ユーザにとって、各文書間の関連がわかりにくいと
いう問題がある。
【0005】一方、情報を情報種類別に表示する方法で
は、同じカテゴリーに分類された文書間に関連があると
いうことは、ユーザにわかるが、文書間の関連度の違い
や階層構造がわかりにくいという問題がある。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決するための
ものであり、複数のユーザ間で情報を共有するシステム
において、各文書間の関連や階層構造をわかりやすく表
示する表示装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のユーザ
間で一つ以上の話題が存在し、各話題の情報に対して一
人以上のユーザがアクセスを行ない、該当の話題に対し
て情報を付け加えたり、閲覧をしたりするといった情報
の共有を行なうシステムにおいて、ユーザがある話題の
情報にアクセスした回数を計測する手段と、前記計測さ
れたアクセスの回数と閾値とを比較して代表とする話題
を決定する手段と、前記決定された代表とする話題を基
に関連する情報をまとめて利用者に提示する際の情報の
構造を決定する手段と、前記決定された情報の構造を元
に代表の話題に関連する情報をまとめて書籍の形式で作
成する手段と、前記書籍の形式で作成された代表の話題
に関連する情報を表示する表示手段と、を有することを
特徴とする書籍情報表示装置を、上記の目的を達成する
ための手段とする。
【0008】上記の書籍情報表示装置においては、各ユ
ーザに対して情報の閲覧の履歴を記憶する手段と、各ユ
ーザがある話題の情報を閲覧した場合、該話題に関連す
る情報の中から前記履歴中に含まれる情報を削除して当
該ユーザに提供する手段と、を新たに有するのが好適で
ある。この構成により、ある一つの話題に対してユーザ
がアクセスを行なう際に、既に該話題について参照した
情報を省略してユーザに提供する。すなわち、ユーザが
既に参照した情報を除去して情報を提供することで、利
用者に不用意に過多な情報を提供しないようにする。
【0009】また、上記の書籍情報表示装置において、
話題に関連する情報をまとめて利用者に提示する際の情
報の構造を決定する手段は、ユーザが作成した文書の作
成時刻、作成者名、誰の文書に対する質問およびコメン
トを書いたかを読み出す手段と、前記読み出した内容を
基に前記各文書の相互関係を作成する手段と、前記作成
された相互関係を基に決定される前記文書の階層構造を
記憶する手段と、を有する構成とするのが、階層構造を
一層わかりやすくする点で好適である。
【0010】さらに、上記の書籍情報表示装置におい
て、代表とする話題を決定する手段は、共有する情報の
中からいくつかの代表とする話題の情報を抽出し、話題
に関連する情報をまとめて利用者に提示する際の情報の
構造を決定する手段は、前記抽出された代表とする話題
によって文書の相互関係を作成し直し文書の階層構造を
作り替える構成とするのが、代表とする話題によって階
層構造を作り替えて表示することができ、文書間の関連
度の相違や階層構造をより一層明らかにする上で好適で
ある。
【0011】本発明では、ユーザの情報へのアクセス頻
度から少なくとも一つの代表とする話題を抽出し、この
代表とする話題を基に、この代表とする話題に関連する
情報を文集のようにまとめて書籍形式で表示することに
よって、文書間の相互の関連度の相違や階層構造を表現
し、ユーザに提供する。
【0012】なお、本発明における書籍とは、単に本や
図書を指すだけでなく、電子的な文書等まで指すような
広義の意味で用いている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面をもとに、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0014】(実施形態例1)図1は、本発明の第1の
実施形態例の書籍情報表示装置の構成を示すブロック図
である。
【0015】図1において、11は情報選択部であり、
ユーザはこれを用いて情報を選択する。12は情報蓄積
部であり、ユーザ間の共有情報を蓄積している。13は
表示部であり、情報蓄積部12から読み出された情報を
表示する。14は情報入力部であり、ユーザが情報蓄積
部12で蓄積する情報を入力する。15はアクセス項目
記憶部であり、ユーザが作成した文書の作成時刻、作成
者名、宛先グループ名、題名、ID、誰の文書に対する
質問およびコメントを書いたかを記録する。16はアク
セス頻度計測部であり、アクセス者名、各アクセス者の
アクセス回数、アクセス者の人数、アクセス回数の合計
をカウントする。17は代表情報一時記憶部であり、ア
クセス頻度計測部16でカウントしたアクセス回数の合
計が予め定められたしきい値を超えた情報を記憶する。
18は代表情報階層決定部であり、情報を構成する文書
の階層構造を決める。19は代表情報構造記憶部であ
り、情報の階層構造等が記憶される。20はタイマーで
ある。21は書籍情報記憶部であり、書籍の枠情報が記
憶されている。22は書籍情報合成部であり、タイマー
20により起動されて、書籍の枠情報と、代表情報構造
記憶部21の蓄積情報とを合成する。23は書籍情報表
示部であり、合成された書籍情報を表示する。
【0016】なお、書籍情報とは、階層構造を明確に示
した代表情報に関連した情報をまとめて書籍の形式とし
たものである。
【0017】この書籍情報表示装置の第1の実施形態例
の動作について、図2〜図5を用いて説明する。図2
は、その動作を示すフローチャートであり、図3は、情
報選択部で、ある情報が選択された場合の表示例、図4
は、情報表示部に、ある情報が表示された例、図5は、
情報入力部での表示例を示す図である。図2において、
S1〜S16はステップを表す。
【0018】例えば、図3のように情報選択部11で、
ある情報が選択されると(ステップS1)、情報蓄積部
12から情報が読み出され(ステップS2)、例えば図
4のように情報表示部13に、選択された情報が表示さ
れる(ステップS3)。
【0019】次に、例えば図5のように情報入力部14
を使って、「かかか」という題名の文書に対する質問お
よびコメントを書くと(ステップS4)、元の文書の直
後に、該質問およびコメントのデータと、例えば「かか
か」にアクセスした人数を表すデータ番号を示すマーク
が加えられて、情報蓄積部12に蓄積される(ステップ
S5)。
【0020】次に、アクセス項目記憶部15において、
ユーザが作成した文書の作成時刻、作成者名、宛先グル
ープ名、題名、ID、誰の文書に対する質問およびコメ
ントを書いたかを記録する(ステップS6)。次に、ア
クセス頻度計測部16において、アクセス者名、各アク
セス者のアクセス回数、アクセス者の人数、アクセス回
数の合計をカウントする(ステップS7)。
【0021】ある情報についてのアクセス回数の合計が
予め定められたしきい値を超えると(ステップS8)、
該情報が代表情報一時記憶部17に記憶される(ステッ
プS9)。
【0022】次に、代表情報階層決定部18において、
アクセス項目記憶部15に記憶されているユーザが作成
した文書の作成時刻、作成者名、誰の文書に対する質問
およびコメントを書いたかを読み出して、それらの相互
の関係から該情報を構成する文書の階層構造が決められ
る(ステップS10)。
【0023】次に、代表情報構造記憶部19において、
情報蓄積部12に蓄積されている情報およびデータ番号
を示すマークを読みとって、該情報の構造が記憶される
(ステップS11)。
【0024】次に、予め定められた時刻にタイマーが作
動し(ステップS12)、書籍情報記憶部21から書籍
の枠情報と、代表情報構造記憶部19に記憶されている
情報が読み出され(ステップS13、14)、書籍情報
合成部22において該情報が合成され(ステップS1
5)、書籍情報表示部23に情報が表示され(ステップ
S16)、一連の処理が終了する。
【0025】なお、一実施形態例における情報蓄積部1
2には、図9に示すように、文書のタイトルや章名等を
表すタグとテキストデータが格納されている。
【0026】一実施形態例におけるアクセス項目記憶部
15に格納されるデータは、図6に示すように、時間軸
に沿ってユーザ名と、該ユーザが誰の文書に対する質問
およびコメントを書いたかというデータが格納されてい
る。
【0027】一実施形態例におけるしきい値は、ユーザ
がアクセスしたのべ回数で定めることとする。例えば、
予め99をしきい値と定めると、100人が1回ずつア
クセスした場合ののべ回数は100、2人が50回アク
セスした場合ものべ回数は100となり、ともにしきい
値を超えることになる。
【0028】一実施形態例における代表情報階層決定部
18では、次のように文書の階層を決定する。例えば、
Aは代表とする情報として抽出されたユーザAの文書、
B、C、DはユーザAの文書にアクセスした各ユーザ
B、C、Dの文書、EはユーザCの文書にアクセスした
ユーザEの文書、FはユーザDの文書にアクセスしたユ
ーザFの文書とする。これらの文書間の相互の関係を示
すと、図7のようになる、時間軸に沿って、若い番号に
なるようにする。図7では、ユーザAの作成した文書が
第1章、ユーザB、C、Dの作成した文書が第2章、ユ
ーザE、Fの作成した文書が第3章となる。同一章内の
文章は、日付順に並べることとすると、ユーザBの作成
した文章が第2章第1節、Cが第2章第2節、Dが第2
章第3節、Eが第3章第1節、Fが第3章第2節とな
り、一実施形態例における代表情報階層決定部18で
は、図8に示すように、章番号、節番号、文章のデータ
番号が格納される。
【0029】一実施形態例における代表情報構造記憶部
19には、図9に示すように、文書のタイトルや章名等
を表すタグとテキストデータが格納されている。
【0030】一実施形態例における他の例として、アク
セス頻度計測部16には、図10に示すように、時間軸
に沿って順にユーザ名が格納されている。ユーザ名を調
べ、同一ユーザの繰り返し頻度を計測する。
【0031】一実施形態例における他の例として、図1
0の例のように、ユーザAとユーザBが繰り返しアクセ
スしており、他のユーザのアクセスがほとんどない場
合、代表情報階層決定部18では、ユーザAとユーザB
の作成した文書を第1章、他のユーザの作成した文書を
第2章として、同一章内の文書は日付順に並べることと
し、章番号、節番号、文章のデータ番号が格納される。
【0032】一実施形態例における他の例として、図1
0の例のように、ユーザAとユーザBが繰り返しアクセ
スしている場合には、ユーザAとユーザBのアクセスの
なくなってから、予め定められた一定時間が経過する
と、タイマー20が作動するようにしてもよい。
【0033】一実施形態例における書籍情報合成部22
は、タイマー20によって起動されるほか、ユーザの要
求によって起動されるようにしても良い。
【0034】一実施形態例における情報選択部11、情
報表示部13、情報入力部14、書籍情報表示部23
は、ユーザの端末に設けて、通信回線で接続するように
しても良い。
【0035】一実施形態例における表示部13と書籍情
報表示部23とは、一つの表示装置を兼用しても良い。
【0036】(実施形態例2)図11は、本発明の第2
の実施形態例の書籍情報表示装置の構成を示すブロック
図である。
【0037】本実施形態例では、ユーザが情報選択部1
1を使用して情報を選択し、情報蓄積部12に蓄積され
ている情報を閲覧する際、既に閲覧した情報を再び見る
というような冗長性を排除するために閲覧履歴記憶部2
4を設ける。
【0038】図11において、11〜23は第1の実施
形態例と同様であり、省略する。閲覧履歴記憶部24
は、ある文書内で、既に読まれた箇所を記憶している。
【0039】この書籍情報表示装置の第2の実施形態例
の動作について説明する。
【0040】情報選択部11で、ある情報が選択される
と、閲覧履歴記憶部24からユーザの閲覧履歴情報が読
み出される。例えば、ある文書のデータ番号の1〜5番
まで読んだことがあると閲覧履歴記憶部24に記録され
ているとすると、情報蓄積部12から該文書のデータ番
号6番以降の情報が読み出され、情報表示部13に、選
択された情報が表示される。後の動作は第1の実施形態
例と同様であり、容易に類推できるので省略する。
【0041】なお、本発明は上記第2の実施形態例に限
定されることなく、ある文書のデータ番号の1〜5番ま
で読んだことがあると閲覧履歴記憶部24に記録されて
いるとき、情報蓄積部12から該文書のデータ番号5番
以降が読み出されてもよい。
【0042】また、自然言語処理をして、該文書のデー
タ番号の1〜5番を要約し、データ番号6番以降ととも
に情報表示部13に表示してもよい。
【0043】また、該文書のデータ番号の1〜5番中の
データ内に、引用部分を含んだデータがあれば、引用部
分を削除してデータを短縮し、データ番号6番以降とと
もに情報表示部13に表示してもよい。
【0044】また、情報選択部11、情報入力部14、
情報表示部13、書籍情報表示部23は、ユーザの端末
に設けて、通信回線で接続するようにしても良い。
【0045】(実施形態例3)図12は、本発明の第3
の実施形態例の書籍情報表示装置の構成を示すブロック
図である。
【0046】本実施形態例では、代表とする情報の内容
によって、書籍情報の構成を作り替えるために、代表情
報階層決定部18内に、文書作成者等読み出し部18
1、文書相互関係作成部182、代表情報階層記憶部1
83を設ける。
【0047】図11において、11〜17、19〜23
は第1の実施形態例と同様であり、省略する。代表情報
階層決定部18内の文書作成者等読み出し部181は、
ユーザが作成した文書の作成時刻、作成者名、誰の文書
に対する質問およびコメントを書いたかを読み出す。文
書相互関係作成部182は、文書作成者等読み出し部1
81から受け取ったデータから、各文書の相互関係を作
成する。代表情報階層記憶部183には、章番号、節番
号、文章のデータ番号が格納される。
【0048】この書籍情報表示装置の第3の実施形態例
の動作について説明する。
【0049】例えば、しきい値を5と定め、6人のユー
ザA、B、C、D、E、Fがある一つの話題に対して1
回すつアクセスし、該話題が代表情報となったとする。
ユーザAが初めに話題を提供し、作成日はユーザB、
C、D、E、Fの順に新しいとし、ユーザB、C、D、
E、Fはすべて直前のユーザの文書に対して質問および
コメントを書いたとする。
【0050】アクセス回数の合計が予め定められたしき
い値を超えた情報が、代表情報一時記憶部17に記憶さ
れるまでの動作は、第1の実施形態例と同様であるので
省略する。
【0051】文書作成者等読み出し部181では、各文
書の作成時刻、作成者名がユーザA、B、C、D、E、
F、ユーザB、C、D、E、Fはすべて直前のユーザの
文書に対して質問およびコメントを書いたというデータ
を読み出す。文書相互関係作成部182では、文書作成
者等読み出し部181から受け取ったデータから、文書
がA→B→C→D→E→Fの順に順序づけし、代表情報
階層記憶部183に、第1章がユーザA作成文書、第2
章がB、第3章がC、第4章がD、第5章がE、第6章
がFであることを示すデータが格納される。
【0052】後の動作は第1の実施形態例と同様であ
り、容易に類推できるので省略する。
【0053】一実施形態例における他の例として、ユー
ザB、C、D、E、FはすべてユーザAの文書に対して
質問およびコメントを書いたとする。AとB、AとC、
AとD、AとE、AとFは互いに関連があり、B、C、
D、E、Fの間には明確な関連がない。文書相互関係作
成部182では、作成者および誰の文書に対する質問お
よびコメントを書いたかというデータからは、A→B、
A→C、A→D、A→E、A→Fの順序づけはできる
が、B、C、D、E、Fの間の順序ができないので、第
1章がA、第2章がB、C、D、E、Fとなる。B、
C、D、E、Fの間の順序は、各文書の作成時刻のデー
タで決められ、作成時刻順と同様にB、C、D、E、F
の順となる。
【0054】一実施形態例における他の例として、ユー
ザAとユーザBとの間で繰り返し互いの文書に対する質
問およびコメントを書いたとし、C、D、E、Fがユー
ザAの文書に対して各1回ずつアクセスしたとする。文
書相互関係作成部182では、作成者名および誰の文書
に対する質問およびコメントを書いたかというデータか
らは、A→C、A→D、A→E、A→Fの順序づけはで
きるが、A、Bの間の順序と、C、D、E、Fの間の順
序づけができないので、第1章がA、B、第2章がC、
D、E、Fとなる。A、B間の順序およびC、D、E、
Fの間の順序は、各文書の作成時刻のデータで決めら
れ、作成時刻順と同様にする。ユーザAとユーザBが繰
り返しアクセスしており、他のユーザのアクセスがほと
んどない場合、代表情報階層記憶部183では、ユーザ
AとユーザBの作成した文書を第1章、他のユーザの作
成した文書を第2章として、同一章内の文書は日付順に
並べることとし、章番号、節番号、文章のデータ番号が
格納される。
【0055】一実施形態例における他の例として、代表
情報一時記憶部17は、アクセス頻度の計測値が閾値を
超える情報が複数ある場合、これらすべてを代表情報と
して記憶するものとし、代表情報階層決定部18は、こ
れらいくつかの代表情報によって、文書の階層構造を作
り替えて表示することができる。このようにした場合に
は、書籍情報を閲覧するユーザに対し、文書間の関連性
の認識し易さをより一層向上させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明では、ユ
ーザ間の一以上の話題の情報に対してユーザがアクセス
を行ない、該当の話題に対して情報を付け加えたり、閲
覧を行なうといった情報の共有を行なうシステムにおい
て、ユーザがある話題の情報にアクセスした回数を計測
し、閾値と比較して代表とする話題を抽出し、これを基
に代表とする話題に関連する情報の構造を決定して、文
集の様にまとめて書籍の形式で表示するようにしたの
で、書籍情報を閲覧するユーザに対し、文書間の関連度
の違いや階層構造の認識し易さを向上させることができ
る。
【0057】上記の発明において、各ユーザに対して情
報の閲覧の履歴を記憶し、ユーザに提供するある一つの
話題に対してユーザがアクセスを行なう際に、既に該話
題について参照した情報を削除してユーザに提供するよ
うにした場合には、ユーザに不用意に過多な情報を提供
するような事態が避けられるので、蓄積情報にアクセス
するユーザに対し、必要な情報の認識し易さを向上させ
ることができる。
【0058】また、上記の発明において、ユーザ間で共
有する情報の中から代表的な話題の情報を抽出し、ユー
ザが作成した文書の作成時刻、作成者名、誰の文書に対
する質問およびコメントを書いたかを読み出し、これら
を基に各文書の相互関係を作成して該文書の階層を記憶
し、この階層構造を基に、代表的な話題に関連する情報
を文集の様にまとめて書籍の形式で表示するようにした
場合には、書籍情報を閲覧するユーザに対し、文書間の
関連性の認識し易さをより一層向上させることができ
る。
【0059】さらに、上記の発明において、ユーザ間で
共有する情報の中からいくつかの代表的な話題の情報を
抽出し、代表とする話題によって、文書の階層構造を作
り替えて表示するようにした場合には、書籍情報を閲覧
するユーザに対し、文書間の関連性の認識し易さをより
一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例を示すシステム構成
図である。
【図2】上記第1の実施形態例の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】上記第1の実施形態例における情報選択部で、
ある情報が選択された表示例を示す図である。
【図4】上記第1の実施形態例における情報表示部に、
ある情報が表示された例を示す図である。
【図5】上記第1の実施形態例における情報入力部での
表示例を示す図である。
【図6】上記第1の実施形態例におけるアクセス項目記
憶部に格納されたデータ例を示す図である。
【図7】上記第1の実施形態例における情報間の関係図
である。
【図8】上記第1の実施形態例における代表情報階層決
定部に格納されたデータ例である。
【図9】上記第1の実施形態例における代表情報構造記
憶部に格納されたデータ例である。
【図10】上記第1の実施形態例におけるアクセス頻度
計測部に格納されたデータの例である。
【図11】本発明の第2の実施形態例を示すシステム構
成図である。
【図12】本発明の第3の実施形態例を示すシステム構
成図である。
【符号の説明】
11…情報選択部 12…情報蓄積部 13…情報表示部 14…情報入力部 15…アクセス項目記録部 16…アクセス頻度計測部 17…代表情報一時記憶部 18…代表情報階層決定部 19…代表情報構造記憶部 20…タイマー 21…書籍情報記憶部 22…書籍情報合成部 23…書籍情報表示部 24…閲覧履歴記憶部 181…文書作成者等読み出し部 182…文書相互関係作成部 183…代表情報階層記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/419 310 9466−5K H04L 11/20 101B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザ間で一つ以上の話題が存在
    し、各話題の情報に対して一人以上のユーザがアクセス
    を行ない、該当の話題に対して情報を付け加えたり、閲
    覧をしたりするといった情報の共有を行なうシステムに
    おいて、 ユーザがある話題の情報にアクセスした回数を計測する
    手段と、 前記計測されたアクセスの回数と閾値とを比較して代表
    とする話題を決定する手段と、 前記決定された代表とする話題を基に関連する情報をま
    とめて利用者に提示する際の情報の構造を決定する手段
    と、 前記決定された情報の構造を元に代表の話題に関連する
    情報をまとめて書籍の形式で作成する手段と、 前記書籍の形式で作成された代表の話題に関連する情報
    を表示する表示手段と、 を有することを特徴とする書籍情報表示装置。
  2. 【請求項2】 各ユーザに対して情報の閲覧の履歴を記
    憶する手段と、 各ユーザがある話題の情報を閲覧した場合、該話題に関
    連する情報の中から前記履歴中に含まれる情報を削除し
    て当該ユーザに提供する手段と、 を新たに有することを特徴とする請求項1記載の書籍情
    報表示装置。
  3. 【請求項3】 話題に関連する情報をまとめて利用者に
    提示する際の情報の構造を決定する手段は、 ユーザが作成した文書の作成時刻、作成者名、誰の文書
    に対する質問およびコメントを書いたかを読み出す手段
    と、 前記読み出した内容を基に前記各文書の相互関係を作成
    する手段と、 前記作成された相互関係を基に決定される前記文書の階
    層構造を記憶する手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の書籍情報表示
    装置。
  4. 【請求項4】 代表とする話題を決定する手段は、共有
    する情報の中からいくつかの代表とする話題の情報を抽
    出し、 話題に関連する情報をまとめて利用者に提示する際の情
    報の構造を決定する手段は、前記抽出された代表とする
    話題によって文書の相互関係を作成し直し文書の階層構
    造を作り替えることを特徴とする請求項3記載の書籍情
    報表示装置。
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