JP2003131931A - 情報ブロックを備える文書データのスケジューリング、データ生成およびデータ処理の方法ならびに装置 - Google Patents

情報ブロックを備える文書データのスケジューリング、データ生成およびデータ処理の方法ならびに装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】並列した情報ブロックを備える文書データをス
ケジューリングする方法を提供。 【解決手段】情報ブロックを、並列処理可能な情報ブロ
ックを備える第1のグループ(V)と、第1のグループ
に属さない文書データの情報ブロックを備える第2のグ
ループ(NV)との2つのグループに分割する工程(E
11)と、情報ブロックの第2のグループ(NV)を挿
入する工程(E13)と、信号ブロックを挿入する工程
(E14)と、前記信号ブロックの後に、情報ブロック
の前記第1のグループ(V)を挿入する工程(E15)
とを備えることを特徴とする。このスケジューリング方
法は、XML言語による文書データの並列処理を最適化
するのに特に役に立つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は情報ブロックを備える文書データ
を処理する方法に関連するものである。
【0002】また、本発明は、処理前に、かかる文書デ
ータをスケジューリングする方法と、かかる文書データ
を生成する方法にも関連するものである。
【0003】本発明にかかるスケジューリング方法と処
理方法それぞれに適したスケジューリング装置、生成装
置および処理装置に関連する。
【0004】また、本発明は並列した情報ブロックを備
える文書データを生成する方法に関する。
【0005】一般に、本発明はeXtensible
Markup Language(XML)タイプのマ
ークアップ言語で表される文書データの転送手段によっ
て、ネットワークと接続するコンピュータと他の装置と
の間の情報交換が行われる通信ネットワークに適用され
る。
【0006】XML言語はマークアップ言語、すなわ
ち、タグを使って制御される情報を提示する言語であ
る。
【0007】XML言語はW3C規格を通して定義され
る。W3C規格はXML言語で表される文書データの構
造と、この文書データを処理するための規則との両方を
定義している。
【0008】したがって、W3C規格によって定義され
るSOAP規格では、XML言語の文書データは、並列
した情報ブロックを備える文書データとして見なされ
る。
【0009】インターネット上の以下のアドレスで、こ
のSOAP規格の詳細な記述について相談することがで
きる:http://www.w3.org/TR/2
001/WD−soap12−20010709。
【0010】XML言語のそれぞれの情報ブロックは、
開始タグと終了タグとの間で定義され、該情報ブロック
は、文書データ内において、順番に並列し、または互い
の中で入れ子にされる。
【0011】文書データ受信時、とくに該文書データが
比較的長い場合、限られた時間で、メモリ上に文書デー
タ全体を保持しなくても、処理装置が、文書データを受
信しながら、該文書データを処理することができること
は有益である。
【0012】かかる面は、限られた記憶容量しかもって
いない移動電話や携帯情報端末などの小さいサイズの処
理装置にとっては、より一層重要である。
【0013】以下の説明において、文書データの並列処
理(on the fly)とは、文書データの処理が、文書デ
ータ全体を保持することなく、文書データを構成するデ
ータを受信しながら実行することができることを意味す
るものと理解される。このような文書データの並列処理
は、また、文書データの即時処理(processing on the
spot)、またはストリーミング(streaming)処理と呼
ばれる。
【0014】しかしながら、文書データの処理に対する
規則により、並列処理のオプションが禁止される場合が
ある。
【0015】したがって、いくつかの情報ブロックは、
当該ブロックが文書データの処理の間、強制的に処理さ
れなければならないことを示す特定の属性によってマー
クされるようにしてもよい。したがって、処理装置は、
文書データ全体を処理することができるよう、特定の属
性でマークされるこの情報ブロックを認識するように構
成されるべきである。
【0016】そのうえ、SOAP規格によれば、文書デ
ータ処理装置は文書データの処理が開始可能となる前
に、あらかじめこの特定の属性でマークされるすべての
ブロックを実際に認識しなければならないことが明確に
述べられている。また、この規則によれば、処理装置
が、特定の属性でマークされるすべての情報ブロックを
処理できる能力を備えているか確かめるために、処理開
始前に、文書データ全体の読み込みを実行しなければな
らない。したがって、処理装置は、この最初の検証を実
行するためにメモリ上に文書データ全体を格納すること
ができなければならない。
【0017】XML文書を処理するためのこのようなル
ールは、処理装置が文書データ全体を格納するための十
分な記憶容量を有していることを必要とする。
【0018】その上、処理前に文書データ全体を最初に
読み込むため、文書データの処理に時間がかかってしま
う。
【0019】その上、XML文書データにおける、所定
の情報ブロックは、当該文書データ中のそのブロックの
前後に配された、1つまたはそれ以上の他の情報ブロッ
クをしばしば参照することとなる。
【0020】また、この場合、文書データの後続の情報
ブロックの処理を可能にするために、メモリ上に所定の
情報ブロックを格納することも必要となる。
【0021】本発明の目的は、上記問題を解決して、情
報ブロックを備える文書データの少なくとも一部の並列
処理を許容することである。
【0022】その目的に対して、最初の局面における本
発明では、並列した情報ブロックを備える文書データの
スケジューリング方法について考える。
【0023】本発明によると、このスケジューリング方
法は、情報ブロックを、並列処理可能な情報ブロックを
備える第1のグループと、前記第1のグループには属さ
ない前記文書データの情報ブロックを備える第2のグル
ープとの2つのブロックに分割する工程と、信号ブロッ
クを挿入する工程と、前記信号ブロックの後に、情報ブ
ロックの第1のグループを挿入する工程とを備えること
を特徴とする。
【0024】その結果、かかるスケジューリング方法に
よれば、並列処理されるのに適した情報ブロックを他の
情報ブロックから自動的に切り離すことが可能となる。
【0025】信号ブロックを組み込み、該信号ブロック
が並列処理するのに適した情報ブロックの前に配置され
ることにより、情報ブロックを処理するのにこれらのブ
ロックをメモリ上に格納する必要なく、そのようなブロ
ックの存在を処理装置に示すことが可能となる。
【0026】その結果、このスケジューリング方法によ
れば、処理されるべき文書データの部分を大幅に減少さ
せ、その結果、メモリ上に格納しなければならない文書
データの部分を大幅に減少させ、文書データの少なくと
も一部の並列処理を許容することができる。
【0027】本発明のこの最初の局面の1つの好適な特
性によると、分割する工程は、さらに、前記文書データ
の処理時に情報ブロックを強制的に処理することを示す
あらかじめ定義された属性と関連づけられた、少なくと
も1つの情報ブロックを識別する工程と、前記識別され
た情報ブロックを前記第2のグループに書き込む工程
と、を備えることを特徴とする。
【0028】かかるスケジューリング方法により、これ
らの情報ブロックを強制的に処理することを示す属性で
あって、あらかじめ定義された属性と関連づけられたす
べての情報ブロックは、文書データのヘッダ部分に配さ
れ、文書データの始まりを受信して以降、マーキングブ
ロックの識別に至るまで、処理装置は、この種の情報ブ
ロックを処理するための能力を有しているか確認するこ
とができる。
【0029】本発明のこの最初の局面の有利な特性によ
ると、分割する工程は、さらに、第2の情報ブロックを
参照する第1の情報ブロックを識別する工程と、前記第
2の情報ブロックが前記第2のグループに属する場合、
前記第1の情報ブロックを前記第2のグループに書き込
む工程とを備えることを特徴とする。
【0030】したがって、第2のグループに配された情
報ブロックを参照するすべての情報ブロックは、情報ブ
ロックの前記第2のグループにともに分類され、文書デ
ータのヘッダ部分に配される。
【0031】代わりに、本発明の最初の局面に一致する
スケジューリング方法にかかる分割する工程は、第2の
情報ブロックを参照する第1の情報ブロックを識別する
工程と、前記第2の情報ブロックが前記第1のグループ
に属する場合、前記第1の情報ブロックを前記第2の情
報ブロックの前に書き込む工程とを備えることを特徴と
する。
【0032】ここで、前記第2の情報ブロックを参照す
る前記第1の情報ブロックは、前記第2の情報ブロック
の前に配され、文書データの処理は、情報ブロックを受
信しながら、並列して行うことが可能である。
【0033】本発明の第2の局面によると、並列した情
報ブロックを備える文書データを処理する方法は、あら
かじめ定義された信号ブロックを識別する工程と、前記
あらかじめ定義された信号ブロックの後に挿入される情
報ブロックを並列に処理する工程とを備えることを特徴
とする。
【0034】このように、前記処理方法によれば、上述
のような文書データのスケジューリング処理において、
組み込まれた信号ブロックを識別することで、文書デー
タの一部の並列処理を許容する。
【0035】本発明は並列した情報ブロックを備える文
書データのスケジューリング処理を行うための装置に対
応して関連するものであり、前記情報ブロックを、並列
処理可能な情報ブロックを備える第1のグループと、該
第1のグループには属さない前記文書データの情報ブロ
ックを備える第2のグループとの2つのグループに分割
する手段と、情報ブロックの第2のグループを挿入する
手段と、信号ブロックを挿入する手段と、前記信号ブロ
ックの後に、情報ブロックの第1のグループを挿入する
手段とを備えることを特徴とする。
【0036】また、本発明は並列した情報ブロックを備
える文書データを処理する装置に関するもので、あらか
じめ定義された信号ブロックを識別する手段と、前記あ
らかじめ定義された信号ブロックの後に挿入された情報
ブロックを並列に処理するために構成された処理手段と
を備えることを特徴とする。
【0037】これらのスケジューリング装置および処理
装置は、それらが提供する方法と同様の利点と特性を示
す。
【0038】本発明の別の局面によれば、並列した情報
ブロックを備え、並列に処理可能な文書データを生成す
る方法であって、前記情報ブロックを、並列処理可能な
情報ブロックを備える第1のグループと、該第1のグル
ープには属さない情報ブロックを備える第2のグループ
とに分割する工程と、前記第2のグループから少なくと
も1つのブロックを前記文書データに挿入する工程と、
信号ブロックを前記文書データの前記第2のグループか
らの前記1つのブロックの後に挿入する工程と、前記第
1のグループから少なくとも1つのブロックを前記信号
ブロックの後に挿入する工程とを備えることを特徴とす
る。
【0039】本発明の別の局面によれば、並列した情報
ブロックを備えるコンピュータ用文書データは、信号ブ
ロックと、即時処理可能な前記信号ブロックの後に挿入
された情報ブロックとを備える。
【0040】また、本発明は、第3の局面において、情
報ブロックのフォームで表されるのに適した文書データ
を生成する方法に関するものである。
【0041】本発明のこの第3の局面によると、生成方
法は、前記文書データの処理において、前記情報ブロッ
クを強制的に処理することを示すマーカと関連づけら
れ、情報ブロックと関連付けられる少なくとも1つの参
照情報(reference)を識別する工程と、前記識別され
た参照情報のリストを備える追加情報ブロックを生成す
る工程と、文書データの処理開始時に、前記追加情報ブ
ロックと、前記追加情報ブロックの後の前記文書データ
の情報ブロックとを書き込む工程とを備えることを特徴
とする。
【0042】その結果、そのような文書データの生成方
法によれば、文書データの処理開始時に、該文書データ
の処理において、すべての情報ブロックについて処理す
る必要があるか否かを確認することが可能となる。
【0043】したがって、最初にすべての文書データを
解析する必要はなく、処理装置は最初の追加情報ブロッ
クを読み込むだけで、当該文書データの情報ブロックす
べてを処理するために必要な容量があるかを簡単にチェ
ックすることができる。したがって、そのような文書デ
ータの処理速度が向上する。
【0044】その上、この追加情報ブロックがいったん
分析されると、追加情報ブロックの後に配された文書デ
ータのすべての情報ブロックは、処理装置によって受信
しながら処理されることになる。
【0045】本発明の第3の局面のより好適な特性によ
ると、識別工程はXML形式の文書データの構造を定義
するのに適したXMLスキーマ上で実行される。
【0046】したがって、XMLスキーマからのXML
形式の文書データの生成処理の間に、生成された文書デ
ータに後で挿入されたデータや情報の如何に関わらず、
該XMLスキーマにおいてあらかじめ定義されたマーカ
と直接的に関連付けられた情報ブロックを識別すること
が可能である。
【0047】本発明の第3の局面の別の有利な特性によ
れば、追加情報ブロックを生成するすべての工程におい
て、情報ブロックと関連付けられたタグの名前から成る
リストが参照される。
【0048】その結果、前記文書データがマークアップ
言語で表現されている場合、開始タグと終了タグとの間
に含まれる情報ブロックは、このタグの実際の名前によ
って、比較的簡単に識別されうる。
【0049】本発明の第4の局面によれば、あらかじめ
定義されたマーカと関連付けられた情報ブロックの参照
情報のリストを含む第1の情報ブロックと、連続した情
報ブロックとを備える文書データを処理する方法であっ
て、第1の情報ブロックを読み込む工程と、前記リスト
における各参照情報に対して、前記処理装置が参照され
た情報ブロックを処理するのに適しているか否かをチェ
ックする工程とを備えることを特徴とする。
【0050】したがって、当該処理方法により、すべて
の情報ブロックの処理をすることができるかをチェック
するのに、処理される文書データをすべて読み込む必要
はなく、第1の情報ブロックを読み込み解析するだけ
で、簡単に行うことができる。
【0051】この処理方法の好適な特性によれば、処理
装置が、当該リストに記載された参照情報それぞれに関
連付けられたすべての情報ブロックを処理するのに適し
ている場合には、当該処理方法は、第1の情報ブロック
の後に記載された文書データの情報ブロックを処理する
工程を備える。
【0052】その結果、はじめに、第1の情報ブロック
が処理されるのと同時に、文書データの情報ブロックを
並列処理することが可能である。
【0053】本発明の別の局面によれば、開始タグと終
了タグとの間で定義された情報ブロックを備え、マーク
アップ言語で表現された文書データは、該文書データの
情報ブロックの参照情報のリストを備える追加情報ブロ
ックを有し、かかる参照される情報ブロックは、該文書
データの処理において情報ブロックを強制的に処理する
ことを示すマーカと関連付けられている。
【0054】処理装置によって追加情報ブロックが実際
に処理されるのと同時に、文書データは、処理装置によ
って、並列処理されうる。
【0055】本発明の有利な特性によれば、追加情報ブ
ロックは文書データの開始時にメモリ上に読み込まれ
る。
【0056】その結果、まずはじめに追加情報ブロック
が処理装置によって処理され、その後すぐに、文書デー
タを受信しながら、文書データ全体を処理することがで
きる。
【0057】相互に関係して、本発明は情報ブロックの
フォームで表されるのに適した文書データを生成するた
めの装置に関連する。
【0058】本発明によれば、当該生成装置は、情報ブ
ロックと関連付けられた少なくとも1つの参照情報であ
って、前記文書データを処理する際に、前記情報ブロッ
クを強制的に処理することを示すマーカと関連付けられ
た前記参照情報を識別するための手段と、識別された参
照情報のリストを備える追加情報ブロックを生成するの
に適した生成手段と、一方で、文書データの処理開始時
に追加情報ブロックを書き込み、他方で、該追加情報ブ
ロックの後に前記文書データの情報ブロックを書き込む
のに適した書込手段とを備えることを特徴とする。
【0059】また、本発明はあらかじめ定義されたマー
カと関連付けられた情報ブロックの参照情報のリストを
備える第1の情報ブロックと、連続した情報ブロックと
を備える文書データの処理装置に関するものである。
【0060】この文書データ処理装置は、第1の情報ブ
ロックを読み込む手段と、リストに記載された各参照情
報に対して、処理装置が参照された情報ブロックを処理
するのに適しているかをチェックする手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0061】かかる生成装置と処理装置は、それらによ
って提供される方法の利点および特性と同様の利点およ
び特性を備える。
【0062】本発明は、特にXML言語で表されるどん
な文書データにも適用される。
【0063】また、本発明は、本発明による少なくとも
スケジューリング装置または処理装置の一方を含む移動
電話、携帯情報端末、ならびに、より一般にどんなコン
ピュータシステムにも関連するものである。
【0064】また、本発明は、このプログラムがコンピ
ュータシステムによってロードされ、実行されると、少
なくとも本発明によるスケジューリング方法または生成
方法または処理方法のいずれかを実施することができる
コンピュータプログラムの命令を含んでおり、コンピュ
ータシステムによって読む込み可能であり、完全にある
いは一部を持ち運び可能な情報媒体に関連するものであ
る。
【0065】最後に、本発明は、コンピュータシステム
によってロードされ、実行されると、少なくとも本発明
によるスケジューリング方法または生成方法または処理
方法のいずれかを実施するための適当な命令を備えるプ
ログラムであって、情報記憶媒体に格納されたコンピュ
ータプログラムに関連するものである。
【0066】このような移動電話や携帯情報端末、コン
ピュータシステム、情報記憶媒体およびコンピュータプ
ログラムは、それらが実施する方法と同様の特性と利点
を示す。
【0067】本発明の他の特徴と利点は、さらに以下の
記述より明らかになるであろう。
【0068】まずはじめに、本発明の第1の実施形態に
かかる文書データのスケジューリング方法について、図
1を参照しながらで説明する。
【0069】XML言語の文書データは、本実施形態で
は、図2に図式的に示したようなものとして扱うが、い
かなる制限を伴うものでもない。
【0070】この文書データはいくつかの並列した情報
ブロックを備えており、本実施形態では、情報ブロック
を5つとする。
【0071】XML言語では、各情報ブロックは、開始
タグと終了タグとにより挟まれ、所定数のテキストデー
タ項目を備える。
【0072】言うまでもなく、文書データの各ブロック
は子タグ(children tag)も備えており、再帰的に動
作する。
【0073】本実施形態では、問題のブロックは、XM
L形式の文書データ内の同じ階層レベルですべて配列さ
れ、それらが様々なブロックの間でオーバラップするこ
となしに並列している。
【0074】また、文書データの1つの情報ブロックの
それぞれの開始タグは、このタグを定義づけることを可
能にする属性を含んでもよい。
【0075】ブロック1およびブロック3は特に、あら
かじめ定義された属性と関連付けられており、文書デー
タの処理中に、かかる情報ブロック1および3を強制的
に認識および処理することを、処理装置に対して示すの
に適している。
【0076】XML言語では、そのような属性は“mu
stUnderstand”と呼ばれ、以下の記述で
は、mUと略して示すこととする。
【0077】この属性が“true”の値と関連づけら
れるとき、文書データを処理するための装置は、mUブ
ロックと表されたこの情報ブロックを処理する能力を有
していなければならない。
【0078】その上、SOAP規格によれば、属性mU
と関連づけられたすべてのブロックを処理するのに適し
ている場合にだけ、処理装置が文書データの他のブロッ
クを処理することができることを指示している。
【0079】また、XML言語の文書データは他の情報
ブロックを参照する情報ブロックを含んでいてもよい。
【0080】例として、ブロック4はブロック2を参照
し、ブロック5はブロック3を参照する。
【0081】第1のブロックの処理は、第2のブロック
からのデータのすべて、または一部を必要とするとき、
第1のブロックは第2のブロックを参照する。
【0082】これは特にディジタル画像の署名ブロック
を伴う場合であり、ディジタル画像は署名データについ
て計算するために、別のブロックに格納される画像を表
現するデータを必要とする。
【0083】図2に示すように、文書データは、通信ネ
ットワークのサーバステーション上かコンピュータ上で
生成されたメッセージでもよい。そして、このメッセー
ジは、それを処理する目的で、例えば通信ネットワーク
の別のコンピュータ、移動電話または携帯情報端末に組
み込まれる処理装置に移されてもよい。
【0084】図1に示すように、送信されるべきメッセ
ージを得る第1の工程E10は通信ネットワークのサー
バコンピュータ上で実行される。
【0085】図2に示すように、メッセージはネットワ
ークのサーバコンピュータによって直接生成されるか、
または別のコンピュータから通信ネットワークを通して
取得処理される。
【0086】次に、本発明によれば、スケジューリング
方法は、第1に、情報ブロックを2つのグループに分割
する工程E11を備える。
【0087】この分割工程E11によれば、処理装置が
情報ブロックをうけとると、すぐに、第1のグループに
おいて、並列に、または、即時処理されるのに適した情
報ブロックを格納することが可能である。
【0088】第2のグループは文書データの他の情報ブ
ロックを備える、つまり、情報ブロックが到達したと
き、並列に処理することはできず、情報ブロックを処理
するのに少なくとも他の1つの情報ブロックがメモリに
保持されることを必要とする。
【0089】以下の説明においては、並列に処理される
のに適した情報ブロックを備える第1のグループは、グ
ループVと称し、他の情報ブロックを備える第2のグル
ープはグループNVと称することとする。
【0090】ここで、好適な実施形態においては、まず
第1に、分割工程E11は、あらかじめ記述された属性
mUに基づいてブロックの識別を行う工程E111を備
える。
【0091】実際には、メッセージの各情報ブロックが
調べられ、属性mUと関連付けられた情報ブロックが識
別される。
【0092】メッセージのそれぞれの情報ブロックに対
して、情報ブロックの始まりを定義する開始タグが読み
込まれる。
【0093】属性“mustUnderstand”が
存在しているかどうか、そして、値“true”と関連
づけられているかどうかが確かめられる。
【0094】その結果、値が“true”である属性m
Uと関連付けられたメッセージのブロックが識別され
る。
【0095】ここで、図2に示すように、メッセージの
ブロック1と3とが識別される。
【0096】そして、その結果、識別された情報ブロッ
ク1および3は第2のグループNVに書き込まれる。
【0097】図3は工程E111の完了後の、図2に関
するメッセージの情報ブロックの分割の様子を示してい
る。
【0098】次に検証工程E112が実行され、グルー
プNVの情報ブロックに対するメッセージが有する参照
情報について、検証することが可能である。
【0099】この検証工程E112は図1Aに詳細を示
す。
【0100】実際には、第2の情報ブロックを参照する
第1の情報ブロックが識別される。
【0101】例えば、ブロック3を参照するブロック5
とブロック2を参照するブロック4はここで識別され
る。
【0102】第2の情報ブロックが第2のグループNV
に属するならば、第1の情報ブロックはかかる第2のグ
ループNVに記載される。
【0103】ここでは第2のグループNVに属する情報
ブロック3を参照する情報ブロック5のケースである。
この情報ブロック5は図4に示されるように情報ブロッ
ク1および3につづいて第2のグループNVに記載され
る。
【0104】図1Aに示すように、この検証工程は、識
別工程E111の完了後、第1のグループVに格納され
る情報ブロックすべてに対して実行される。
【0105】取得工程E21により、第1のグループV
の第1の情報ブロックを取得することが可能となる。
【0106】テスト工程E22により、該第1のブロッ
クが第2のグループNVに格納されたブロックを参照す
るか否かを識別することが可能となる。
【0107】参照する場合には、移行工程E23によ
り、当該情報ブロックを第2のグループNVに移行する
ことが可能となる。
【0108】移行工程E23の後、グループVの第1の
ブロックを取得する工程E21が繰り返され、追加ブロ
ックの追加により第2のグループNVが変更されたとき
には常に検証アルゴリズム全体が繰り返される。
【0109】このテスト工程E22の完了後、第2のグ
ループに格納されたブロックを参照する第1のブロック
が存在しなくなった場合には、テスト工程E24におい
て、第1のグループVに他のブロックが存在するか否か
が識別される。
【0110】存在するならば、取得工程E25により、
第1のグループVに格納された次のブロックを取得する
ことが可能となり、工程E22からE25までの処理
が、次のブロックに対して繰り返されることとなる。
【0111】グループVのすべてのブロックが識別され
たら、検証工程E112は、テスト工程E24が完了
後、否定(negative)となり、処理が終了する。
【0112】検証工程E112の後、第1のグループV
のすべての情報ブロックに対してソーティング(sortin
g)工程E113が実行される。
【0113】ソーティング工程E113の詳細を図1B
に示す。
【0114】実際、第1の情報ブロックが、第1のグル
ープVの第2の情報ブロックを参照することが確認され
ると、第1の情報ブロックは第1のグループVの第2の
ブロックの前に、書き込まれる。
【0115】ここに、ブロック2を参照するブロック4
は、図4に示すように、ブロック2の前に配される。
【0116】このソーティング工程E113実行中に、
直接的または間接的に互いに参照する少なくとも2つの
情報ブロックが確認される場合、これらの情報ブロック
は第2のグループNVに書き込まれる。
【0117】参照サイクルが検出される場合、すなわ
ち、例えば、第2のブロックを参照する第1のブロック
と、第3のブロックを参照する第2のブロックとを有
し、第3のブロックが第1のブロックを参照する場合
に、特にそのようなケースが生じ得る。
【0118】これらのすべてのブロックが、同じサイク
ルに属し、それらが処理装置によって処理されるよう、
格納される。
【0119】また、これらのブロックは全体として、第
2のグループNVに移される。
【0120】実際には、図1Bに示すように、ソーティ
ングアルゴリズムが開始されると、第1のグループの他
のいかなるブロックも参照しない、第1のグループVの
すべてのブロックが識別される。
【0121】それをするために、取得工程E31によ
り、グループVの第1の情報ブロックを取得することが
可能となる。
【0122】テスト工程E32において、第1のブロッ
クがグループVの他のブロックを参照するか否かが識別
される。
【0123】参照しない場合には、マーキング工程E3
3において、1に等しいマークで、当該ブロックがマー
クされる。
【0124】そして、工程E34では、グループVの次
のブロックが存在する場合に、次のブロックが調査され
る。
【0125】取得工程E35により、次のブロックが取
得され、工程E32からE35が繰り返される。
【0126】テスト工程E32が完了後、現在のブロッ
クが他のブロックを参照する場合には、当該ブロックを
マーキングすることなしに、アルゴリズムはグループV
の次のブロックに直接進む。
【0127】これらの工程E31からE35が完了する
と、他のいかなるブロックも参照しないすべてのブロッ
クが識別されることとなる。これらのブロックはマーク
1でマークされる。
【0128】グループVのすべてのブロックが調べられ
ると、ソーティングアルゴリズムの次の工程により、す
でに識別されたブロックから参照リンクをもとに戻って
いくことが可能となる。
【0129】アルゴリズムは、このブロックから他のい
かなるブロックも参照しないブロックまで進むために、
各ブロックに参照数をマーキングする。
【0130】したがって、初期化工程E36では、イン
デックスeは値1で初期化されて、グループVにおける
ブロックの数は第2のインデックスnと関連づけられ
る。
【0131】次に、取得工程E37では、グループVの
第1の情報ブロックが取得される。
【0132】テスト工程E38では、現在のブロック
が、現在のインデックスeでマーキングされた情報ブロ
ックを参照するか否かが判断される。
【0133】参照する場合には、現在のブロックはマー
キング工程E39において、e+1に等しいマークでマ
ーキングされる。
【0134】テスト工程E40は、グループVに他のブ
ロックが存在し、かつ次のブロックが取得工程E41に
おいて取得されているか否かが判断される。
【0135】そして、工程E38からE41が次のブロ
ックに対して繰り返される。
【0136】テスト工程E38の完了後、現在のブロッ
クがeでマーキングされたいかなるブロックも参照しな
い場合には、第1のグループVの次のブロックが直接調
べられる。
【0137】テスト工程E40が完了し、グループVの
すべてのブロックが調べられると、インデックスeの番
号と2nに等しい閾値とが比較される。
【0138】インデックスeの番号が2nより小さい場
合には、加算工程E43では、所定のユニットによりイ
ンデックスeの番号がインクリメントされ、設定工程E
37からE42がグループVの情報ブロック全体に対し
て繰り返される。
【0139】そして、E37からE42までのこれらの
工程により、参照の数が各ブロックに付される。
【0140】例えば、ブロックB3がB2を参照し、該
ブロックB2が他を参照することのないブロックB1を
参照する場合、ブロックB3は、インデックス3でマー
クされ、ブロックB2はインデックス2でマークされ、
ブロックB1はインデックス1でマークされる。
【0141】その上、このマークアルゴリズムによれ
ば、より大きい数のマークでもって、1サイクルの一部
を形成するブロックにマークする。
【0142】これは、ブロックB3がブロックB2を参
照し、該ブロックB2が他に参照することのないブロッ
クB1を参照し、かつブロックB2がブロックB3を参
照する場合に、上述したマーキングアルゴリズムがイン
デックス1でブロックB1をマークし、インデックス2
でブロックB2をマークし、インデックス3でブロック
B3をマークし、再びインデックス4でブロックB2を
マークし、インデックス5でブロックB3をマークし、
インデックス6でブロックB2をマークするからであ
る。
【0143】グループVに格納された情報ブロックの数
nの2倍に相当する番号2nにインデックスeが到達す
るまで、テスト工程E42により、マーキング工程E3
3からE41までが実行される。
【0144】したがって、1サイクルの一部を形成する
ブロック(すなわち、直接的または間接的に、少なくと
も互いに参照するブロック)は少なくともグループVに
格納された情報ブロックの数nより大きい数で、十分大
きな数で自動的にマークされる。
【0145】そして、マーキング工程が終了すると、ソ
ーティング工程が実行される。
【0146】第1の移行工程E44により、マーキング
されていない情報ブロックが第2のグループNVに移行
される。
【0147】実際、マーキングされていないブロック
は、文書データの他のいかなるブロックを参照すること
なく、直接的または間接的に自己を参照するサイクルに
属している。
【0148】第2の移行工程E45が実行されると、す
べてのブロックは、グループVに属する情報ブロックの
数nよりもはるかに大きい値のマーキングインデックス
にシフトされる。
【0149】したがって、すべてのサイクルが第2のグ
ループNVに移される。
【0150】移行工程E44およびE45が完了する
と、グループVに格納された情報ブロックは、直接的ま
たは間接的に、他のいかなるブロックも参照しないか、
2つのブロック間で、いかなる相互参照も含まないブロ
ックのみとなる。
【0151】ソーティング工程E46は、各ブロックと
関連付けられたマークに基づいて、グループVのブロッ
クに対して、マークが降順に並ぶように、実行される。
【0152】以下のいくつかの実施例は、これらのブロ
ック間に存在する参照機能として、3つのブロックを設
定するうえでのソーティングアルゴリズムを説明するも
のであり、これに限られるものではない。
【0153】例1:B3はB2を参照し、B2はB1を
参照する。
【0154】ブロックのマークは以下の通りである:B
3は3と関連づけられ、B2は2と関連づけられ、B1
は1と関連づけられる。
【0155】ブロックB1、B2、B3は第1のグルー
プのままであり、B3、B2、B1の順に配列されてい
る。
【0156】例2:B3はB2を参照し、B3はB1を
参照し、B2はB1を参照する。
【0157】ブロックのマークは以下の通りである:B
3は3と関連づけられ、B2は2と関連づけられ、B1
は1と関連づけられる。
【0158】この場合、ブロックの組は、第1のグルー
プVに残っており、B3、B2、B1の順に配列され
る。
【0159】例3:B3はB2を参照し、B2はB1を
参照し、B1はB3を参照する。
【0160】これらすべてのブロックは、移行工程E4
4において、第2のグループNVに移行されるため、こ
れらのブロックは、マーキングアルゴリズムの完了時に
マーキングされない。
【0161】例4:B3はB2を参照し、B2はB1を
参照し、B2はB3を参照する。
【0162】B3は5と関連づけられ、B2は6と関連
づけられ、B1は1と関連づけられる。
【0163】本実施例では、ブロックB3とB2は転送
工程E45の完了時に、第2のグループNVに転送さ
れ、ブロックB1は第1のグループVに保持される。
【0164】したがって、図4に示すように、この分割
工程E11の完了時に、文書データは、並列に処理可能
なブロックと、並列処理不可能なブロックとの間で、情
報ブロックVとNVの2つのグループに分割されて取得
される。
【0165】本発明の好適な1つの方法によれば、分割
工程E11はさらに工程E114を備え、処理装置の内
部状態における各ブロックの機能を検証する。
【0166】実際には、第2のグループNVに格納され
た情報ブロックの組、特に、属性mUと関連づけられた
情報ブロックの組について、これらの情報ブロックの処
理により、文書データ処理のための装置が組み込まれた
コンピュータシステムの内部状態を変更することができ
るか否かを検証する。
【0167】この検証処理は、各ブロックの開始マーカ
の名前と、処理装置の内部状態を変更できるか否かとを
格納しているテーブルがあれば、実行可能である。
【0168】これらの情報ブロックのいずれもコンピュ
ータシステムの内部状態を変更するのに適当でない場合
には、情報ブロックの組は第2のグループNVから第1
のグループVに転送される。
【0169】これらの情報ブロックは、図1Bを参照し
ながら上述したように、同じソーティングアルゴリズム
によってあらかじめソーティングされている。
【0170】その処理がコンピュータシステムの内部状
態を変更することが可能なそのブロックは、この第2の
グループNVの終端に配置され、次に、この第2のグル
ープNVのブロックの組は、検証工程E114の処理の
完了時に、第1のグループVの開始位置に挿入される
【0171】その結果、これらの情報ブロックのうち、
1つでもコンピュータシステムの内部状態を変更するこ
とができるならば、検証工程E114により、第1のグ
ループに情報ブロックが配される。
【0172】実際、これらの情報ブロックを処理するこ
とも可能であり、また、これらの情報ブロックのうちの
1つが処理装置によって認識されなかった場合には、コ
ンピュータシステムの内部状態を変更することなく、メ
ッセージを処理するための手順を中断する際に、処理装
置によって処理されていなかったことが後に明らかにな
るような方法で、メッセージ全体の処理を停止すること
も可能である。
【0173】ブロックを分割するためのこれらのすべて
の工程により、第1のグループVに並列処理可能な情報
ブロックをできるだけ多く配置することが可能となる。
その結果、情報ブロックを切り離すためのこのアルゴリ
ズムにより、メッセージを処理するのに必要なメモリを
最小化することが可能となる。
【0174】そして、この分割処理の後に、生成工程E
12が実行され、情報ブロックが本発明のスケジューリ
ング方法によりスケジューリングされている新しいメッ
セージを生成する。
【0175】挿入工程E13の処理において、情報ブロ
ックの第2のグループ、すなわち、処理装置によって全
体が処理されるべき情報ブロックの組が、この新しいメ
ッセージに、まず最初に挿入される。
【0176】そして、挿入工程E14が実行され、2つ
のグループVとNVとの間に、セパレータを形成する信
号ブロックが、文書データに挿入される。
【0177】次に、挿入工程E15では、情報ブロック
の第1のグループVが信号ブロックの後に直接挿入され
る。
【0178】本実施形態によるスケジューリング方法の
完了後に生成される新しいメッセージは図5に示すとお
りである。
【0179】このメッセージがネットワークの処理装置
によって処理されなければならないとき、転送工程E1
6において、このメッセージが転送される。
【0180】本発明の第2の局面に従って、マークアッ
プ言語で表された文書データを処理する方法について、
図6を参照しながら説明する。
【0181】例として、図5に示すような、すなわち、
本発明のスケジューリング方法に従って、情報ブロック
がスケジューリングされたメッセージについての処理方
法を述べる。
【0182】したがって、受信工程E60が実行される
と、処理されるべきメッセージの始まりを受信する。
【0183】そして、第1のブロックを受信する工程E
61が実行されると、1つずつ情報ブロックが調査され
る。
【0184】テスト工程E62では、まず最初に、当該
受信したブロックがメッセージのエンドを形成するもの
か否かが確認される。
【0185】メッセージのエンドを形成するものでない
場合には、第2のテスト工程E63において、受信した
情報ブロックが、あらかじめ定義された信号ブロックで
あって、このマーキングブロックの後に位置するメッセ
ージ内の情報ブロックが並列処理可能であることを示す
ブロックであるか否かが確認される。
【0186】該当しない場合には、メッセージ内のそれ
以降の情報ブロックを受信する工程E61が実行され、
情報ブロックがあらかじめ定義された信号ブロックに対
応していない限り、これが再帰的に行われる。
【0187】したがって、実際には、メッセージのヘッ
ダ部に位置する第2のグループNVのすべての情報ブロ
ックが受信される。
【0188】したがって、図5に示すとおり、メッセー
ジのブロック1、3、5が受信され、処理装置における
その後の処理のためにメモリに格納される。
【0189】受信されたブロックがあらかじめ定義され
た信号ブロックであり、すなわち、ここではグループN
VとVとの間に位置する分離ブロックであった場合に
は、処理工程E64により、処理装置によって格納され
た情報ブロックの処理が可能となる。
【0190】したがって、情報ブロックのグループNV
に対応する、事前に受信した情報ブロックの組は、XM
L文書データを処理するための装置によって、従来の方
法でグローバルに処理される。
【0191】特に、これらの情報ブロックの組は、最
初、処理装置によってトラバースされ、後に、属性“m
ustUnderstand”を有するすべての情報ブ
ロックを処理するのに適当であるかどうかが判断され
る。
【0192】属性mUを有する1つ以上の情報ブロック
が、処理装置によって認識されない場合、全体としてメ
ッセージの処理が停止され、通常、メッセージを送った
コンピュータにエラーメッセージが送信される。
【0193】さもなければ、第2のグループNVのブロ
ックの組が処理装置によってグローバルに処理される。
【0194】そして、本発明に従って、あらかじめ定義
された信号ブロックの識別がテスト工程E63において
実行されるとすぐに、処理工程E65が実行され、該あ
らかじめ定義された信号ブロックの後に挿入された情報
ブロックが、並列に処理される。
【0195】ここに、ブロック4と2のブロックの組が
処理され、それらが図5に示すようにメッセージの第1
のグループVに格納される。
【0196】このように情報ブロックが処理装置によっ
て受信されているとき、または受信されたとき、メッセ
ージのエンドがデータの流れにそって処理される。
【0197】言うまでもなく、受け取られるメッセージ
は信号ブロックに限られない。これは、特に、すでにメ
ッセージを生成したクライアントコンピュータが、本発
明を実行しない場合や、すべての情報ブロックが第2の
情報ブロックに格納される場合(あるいは、言い換えれ
ば、第1のグループVが空である場合)である。
【0198】この場合、メッセージの処理の間、工程E
61から工程E63までは再帰的な方法で実行される。
テスト工程E62が完了後、メッセージの終わりが検出
されると、処理工程E66が実行され、このようにして
格納されたメッセージがグローバルに処理される。
【0199】そのうえ、並列処理可能なメッセージのリ
ストを表す信号ブロックが、属性“mustUnder
stand”と関連づけられたブロックではないことに
注意すべきである。このように、処理装置は、本発明の
第2の局面にかかる処理方法を実行することなく、2つ
のグループVとNVとの間に挿入された信号ブロックを
有する、本発明を実行するサーバコンピュータより送信
されたメッセージを処理することができる。マーキング
ブロックを無視すれば足りるからである。
【0200】XML文書データを処理する方法は、移動
電話かオンラインダイアリ(on-line diary)のような
携帯情報端末において直接効果的に実行することができ
る。
【0201】XML文書データをスケジューリングする
装置は、移動電話や携帯情報端末と通信可能に構成され
た通信ネットワークのステーションに組み入れられるも
のである。
【0202】メッセージ内のストリーミングモード(st
reaming mode)において処理可能な情報ブロックの存在
を示す信号ブロックを組み込むことで、メッセージ全体
を格納するための相当のメモリ領域を必要としなくと
も、処理装置は、長いメッセージを処理することができ
る。
【0203】情報のブロックをいくつか備えるそのよう
な文書データを生成する場合、挿入工程E13、E15
において、第2のグループNVの少なくとも1つのブロ
ックと、第1のグループVの少なくとも1つのブロック
とが、信号ブロックの前後にそれぞれ挿入される。
【0204】本発明の第3の局面の一実施形態にかかる
文書データ生成方法について、図7を参照しながら説明
する。
【0205】上述のように、生成されるべき文書データ
はXMLタイプのマークアップ言語で表される文書デー
タである。
【0206】その結果、そのようなXML文書データは
コンピュータか他の通信装置の間のネットワークにおい
て実行される通信プロトコルにより使用可能なメッセー
ジのフォームで送られてくる。
【0207】このXML文書データまたはメッセージ
は、多くの情報ブロックを備え、それぞれの情報ブロッ
クは開始タグと終了タグによって区切られ、多くのテキ
ストデータ項目を備えている。
【0208】例えば、XML言語でこのような方法で表
されるメッセージを以下に示す:
【0209】この例においては、メッセージは3つの情
報ブロックを備え、タグ“rotate”、“deco
mpress”、“resize”により、それぞれ分
けられている。
【0210】その上、タグ“decompress”
は、インターネットアドレスによって識別されるネーム
スペース“ns”と関連づけられており、例えば、ht
tp://canon.frと、タグ“decompr
ess”を一意に定義することが可能である。
【0211】XMLメッセージの1つ以上の情報ブロッ
クが、“mustUnderstand”と呼ばれるマ
ーカと関連づけられ、当該マーカは、文書データを処理
する際、当該情報ブロックを強制的に処理することを示
す。
【0212】あらかじめ記述されたXMLメッセージの
例では、あらかじめ定義されたマーカはmU属性であ
り、メッセージの第2の情報ブロックの開始タグである
“decompress”と関連づけられている。
【0213】もちろん、他の方法を用いて、このマーカ
をブロックと関連づけてもよい。
【0214】したがって、マーカは情報ブロックに含ま
れるタグであってもよい。
【0215】次に、文書データを以下に示す:
【0216】代わりに、マーカは、このタグに含まれる
情報ブロック自身を定義するタグであってもよい。
【0217】この場合、文書データは以下のようにな
る。
【0218】いかなる表現が選択されようとも、文書デ
ータの処理において、当該情報ブロックを強制的に処理
することを示すマーカである“mustUnderst
and”を、情報ブロックと関連づけることが可能であ
る。
【0219】図7に示すように、文書データの生成の
間、情報ブロックと関連づけられた少なくとも1つの参
照情報が識別され、該参照情報は、あらかじめ定義され
たマーカであって、ここではマーカ“mustUnde
rstand”と関連づけられている。
【0220】かかる識別工程は、既に生成されたXML
文書データ上か、あるいはXML文書データを生成する
実際の時に実行可能である。
【0221】ここで、この識別工程は、次に生成される
べきXML文書データの構造を定義するのに適したXM
Lスキーマ上で実行される。
【0222】実際、XML文書データと、XML言語で
記載されたXMLスキーマとを関連づけることが可能で
あり、XMLスキーマは文書データのタイプ構造、すな
わち、当該文書データにおいて用いられるタグの名前、
属性、タグまたは属性によって取得される値のタイプを
定義している。
【0223】例として、あらかじめ記述されたXML文
書データに対応するXMLスキーマは以下に示す通りで
ある:
【0224】実際には、メッセージ生成方法は、例え
ば、格納されたXMLスキーマの組から、メッセージタ
イプを選択する第1の工程E70を有している。
【0225】選択されたXMLスキーマから、識別工程
E71により“mustUnderstand”属性と
関連づけられた情報ブロックの参照情報を識別する。
【0226】実際には、上述したXMLスキーマにおい
て、値が“true”である属性mustUderst
andと関連づけられたタグ<xs:element
name=“decompress”>が識別される。
【0227】識別された参照情報は、情報ブロックと関
連づけられたタグ“decompress”の名前から
成り立ちうる。
【0228】この参照情報はXML言語において、タグ
の名前だけでなく、関連するネームスペースを都合良く
備えることができる。
【0229】XMLスキーマから参照情報のリストに書
き込まれるネームスペースとタグ名は、“ns:dec
ompress”となる。
【0230】次に生成工程E72が実行され、追加情報
ブロックLを生成する。該ブロックは、あらかじめ識別
された参照リストから成る。
【0231】上述した例においては、ただ1つの参照情
報が識別されたが、もちろん、このリストは多くの参照
情報を備える。さらに、このリストは空の場合もある。
【0232】書込工程E74により、生成されるメッセ
ージの処理開始時に、追加情報ブロックLが書き込ま
れ、次に、追加情報ブロックLの後に、文書データの他
の情報ブロックが書き込まれる。
【0233】実際には、テスト工程E75がこのリスト
Lが空であるか否かを確認する。
【0234】このリストLが空であるならば、生成工程
E74は、従来の方法においてメッセージの書き込み、
つまり、情報ブロックを定義する開始タグと終了タグを
用いて、XML言語におけるすべての情報ブロックの書
き込みを継続する。
【0235】あらかじめ定義したXMLスキーマからの
XML文書データの書き込みについて、ここでは、より
詳細な記載は省略する。
【0236】これに反して、追加情報ブロックLが少な
くとも1つの参照情報を含んでいる場合には、工程E7
6において、追加情報ブロックの開始を定義する開始タ
グが書き込まれる: <mustUnderstand>
【0237】次に追加情報ブロックLに格納された最初
の参照情報が選択工程E77において選択される。
【0238】ここで、かかる最初の参照情報は、“de
compress”というタグ名である。
【0239】読込工程E78は、タグ名“name”を
読み込む。
【0240】次に、書込工程E79では、情報ブロック
“mustUnderstand”におけるタグ名を従
来の方法で書き込む: <name/>
【0241】テスト工程E80では、現在のタグがブロ
ックL内の最後のタグであるか否かがチェックされる。
【0242】もし、答えがNoであれば、選択工程E8
1において、追加情報タグにおける次のタグが選択さ
れ、工程E78からE80が当該タグに対して繰り返さ
れる。
【0243】ブロックLのすべてのタグが調べられ、書
き込まれると、書込工程E82は、以下の書式で、追加
情報ブロックの終了タグを書き込む: </mustUnderstand>
【0244】そして、この追加情報ブロックは、属性
“mustUnderstand”を備える情報ブロッ
クと関連づけられたタグのすべての名前を記載する。
【0245】その結果、書込工程E83が実行され、追
加情報ブロックLの後に、生成される文書データを構成
するすべての情報ブロックが書き込まれる。
【0246】例として、本発明にかかる生成方法の実現
により、あらかじめ記述されたXML文書データは、以
下の書式で表される:
【0247】このメッセージは、情報ブロックを備える
文書データのフォームで表され、第1の情報ブロックは
文書データの情報ブロックの参照リストを備え、これら
の参照情報ブロックは、文書データの処理において、情
報ブロックを強制的に処理することを示すマーカと関連
づけられている。
【0248】通信ネットワーク上のサーバステーション
またはコンピュータ上で生成されたメッセージは、次
に、その処理のために、例えば通信ネットワーク上の他
のコンピュータ、あるいは移動電話または携帯情報端末
に組み込まれる処理装置に転送される。
【0249】本発明の第4の局面による生成方法によっ
て生成されたそのようなメッセージの処理について、図
8を参照しながら説明する。
【0250】まず、受信工程E90では、処理すべきメ
ッセージを受け取る。
【0251】読込工程E91は、受信した第1の情報ブ
ロックの読み込みから成る。
【0252】メッセージ全体を処理するために必要なメ
モリ領域を最小化するために、メッセージはブロックご
とに受け取られ、処理される点に注意されたい。
【0253】第1のブロックが、“mustUnder
stand”ブロックであるか否か、つまり、メッセー
ジの生成中に付加された追加情報ブロックに相当するか
否かが、テスト工程E92においてチェックされる。
【0254】答えがNOである場合には、メッセージ中
の処理されるべき全てのブロック、つまり、ここではメ
ッセージ中のすべてのブロックがリストアップされる。
【0255】処理工程として適切なE94は、このよう
なメッセージの情報ブロック上で、従来の方法で実行さ
れる。
【0256】テスト工程E92のエンドにおいて、受信
した第1の情報ブロックが、確かに“mustUnde
rstand”ブロックである場合には、このブロック
に格納された各参照情報に対して、処理装置が、この参
照情報に対応付けられる情報ブロックを処理するのに本
当に適しているか否かを確認する。
【0257】このために、選択工程E95では、この
“mustUnderstand”ブロックの第1の
子、つまり、ここでは、格納された第1のタグ名が選択
される。
【0258】ここで、タグ<decompress/>
が選択される。
【0259】読込工程E96は、“decompres
s”の値を読み込む。
【0260】テスト工程E97では、このタグが処理装
置に認識されているか否か、そして、実際に、処理装置
がタグを処理するのに適しているか否かがチェックされ
る。
【0261】このテスト工程は、処理装置が処理するの
に適合するすべてのタグ名を格納したテーブルBに基づ
いて実行可能である。
【0262】読込工程E96において読み込まれたタグ
が、処理装置に認識されなかった場合には、テスト工程
E97の後、エラー生成工程E98とエラー転送工程E
99とにより、処理装置が、受信したメッセージを処理
するのに適していない旨のエラーが表示される。
【0263】かかるエラーメッセージは、メッセージを
生成、転送したサーバ装置に送信され、あるいは、例え
ば、処理装置が移動電話の場合には、受信したメッセー
ジを処理することが不可能であることをユーザに示すた
めに、処理装置の画面上に表示される。
【0264】テスト工程E97のエンドにおいて、現在
のタグが、処理装置により確かに認識される場合には、
テスト工程E100により、“mustUnderst
and”において、選択された子が最後であるか否かが
確認される。
【0265】答えがNOである場合には、選択工程E1
01において次の子が選択され、工程E96からE10
0がかかる子に対して繰り返される。
【0266】テスト工程E100のエンドにおいて、
“mustUnderstand”ブロックにおけるす
べての子の処理が終わると、識別工程E102におい
て、処理されるべきメッセージのすべてのブロック、つ
まり、ここでは、すでに解析された第1の追加ブロック
を除くメッセージのすべてのブロックについて識別処理
される。
【0267】識別工程E102において識別処理される
べきこれらのブロックについて、処理工程E104は、
処理装置が、それらを処理するのに真に適しているかを
確認するために、すべてのブロックを読み込む必要な
く、上述の方法で実行される。
【0268】本発明によれば、メッセージのはじめに配
置された追加情報ブロックについて、上述のようにチェ
ックが完了するとすぐに、文書データの情報ブロックを
読み込みながら、その処理を行うことができる。
【0269】慣習上、この処理方法は、文書データ処理
が処理結果を有するか否かチェックするためのテスト工
程E103を含むことができる。もし、答えがYESな
らば、転送工程E104は、この結果をコンピュータの
メッセージ転送手段によって送信するか、あるいは、処
理装置のユーザに対して、この結果を表示する。
【0270】本発明にかかる、実行、スケジューリン
グ、生成、発生、または処理方法のいずれか1つに適し
たコンピュータシステムのうちの1つ乃至それ以外を、
図9に図示する。
【0271】一方、本発明の第2または第4の局面によ
るスケジューリング装置、生成装置、処理装置は、マイ
クロプロセッサ100と、文書データのスケジューリン
グ、文書データの生成、文書データの処理についてのコ
ンピュータプログラムを備える読み出し専用メモリまた
はROM101と、該プログラム実行順に修正された変
数を格納するために構成されたレジスタを備える随時書
き込み読み出しメモリまたはRAM102とが組み込ま
れている。
【0272】特に、スケジューリング装置の随時書き込
み読み出しメモリ102は、第1のグループVにおけ
る、情報ブロックのソーティングに必要なインデックス
リストeとnと同様に、メッセージのすべてのブロック
を格納するために構成される。
【0273】同様に、本発明の第2の局面による処理装
置の随時書き込み読み出しメモリ102は、受信した場
合に、それ以降のブロックがメモリに格納することなく
並列処理できるブロックであることを示す、信号ブロッ
クを受信する前に、受信したすべての情報ブロックを格
納するのに十分である。
【0274】本発明の第4の局面にかかる文書データ処
理装置では、随時書き込み読み出しメモリ102は、処
理装置に認識されたすべての情報ブロックをリストアッ
プするテーブルBだけでなく、文書データの第1の情報
ブロックを格納するのに適したレジスタも備える。
【0275】代わりに、文書データ生成装置は、メッセ
ージのはじめに挿入されるべき追加情報ブロックを生成
するために識別された情報ブロックの参照リストLを格
納するのに適したレジスタを備える随時書き込み読み出
しメモリ102を備える。
【0276】このマイクロプロセッサ100は、様々な
周辺機器に接続したり、または移動電話、または接続オ
ーガナイザー(organizer)などの携帯情報端末(PD
A)に組み込むことができるコンピュータ10と統合さ
れる。
【0277】コンピュータ10は、通信ネットワーク1
に接続された通信インターフェース110を備え、XM
L言語で記載されたメッセージのような文書データの受
信または転送が可能である。
【0278】さらに、コンピュータ10は、ハードディ
スク106のような文書データ格納手段を備えるか、あ
るいは、ディスク700のような、持ち運び可能な文書
データ格納手段を有するディスクドライブ107(ディ
スク、コンパクトディスク、あるいはコンピュータカー
ド)によって、協働可能なように構成される。
【0279】これらの固定された、または持ち運び可能
な格納手段は、さらに、マイクロプロセッサ100によ
り一旦読み込まれると、ハードディスク106上に保持
され、本発明にかかるスケジューリング方法または処理
方法を実現するコードを備える。
【0280】1つの異なる方法として、本発明をスケジ
ューリング装置、生成装置、処理装置に実施させるプロ
グラムは、読み出し専用メモリROM101に格納され
ていてもよい。
【0281】2つ目の変形として、上述したように、プ
ログラムは、通信ネットワーク1を介して、受信され、
保持されるようにしてもよい。
【0282】また、コンピュータ10は画面103を備
え、例えば、キーボード104やマウス105やその他
の手段を用いることで、オペレータとのインターフェー
スを提供することができ、処理後のXML文書データの
表示をすることができる。
【0283】中央演算処理装置(CPU)100は、本
発明の実現に関連する指示を実行するだろう。電源が供
給されると、非揮発性の記憶手段、例えば、読み出し専
用メモリ101に保持される発明に関するプログラムお
よび方法が随時書き込み読み出しメモリ102に転送さ
れ、発明の実現に必要な変数と同様に、発明の実行可能
なコードが保持されることになる。
【0284】通信バス112により、コンピュータ10
かそれにリンクされたそれらの様々な補助要素との通信
が可能となる。バス112の記載はこれに限らず、特
に、マイクロプロセッサ100は直接か別のサブ要素を
通して、指示をどんな補助要素にも伝えることができ
る。
【0285】言うまでもなく、本発明の範囲から逸脱す
ることなしに、上述した実施形態に対して、多数の変更
が適用されうる。
【0286】したがって、上述されたスケジューリング
方法はXML言語で既に表された文書データにおいて実
施されるが、XML言語で文書データを生成する際に、
生成のために、このスケジューリング方法を実施するこ
とも可能である。
【0287】その上、情報ブロックがある属性mUとの
関連づけは、実施形態において記述したように、情報ブ
ロックを定義する開始タグと関連づけられる属性を通し
て行われるだけではなく、情報ブロックに含まれるタグ
によって、あるいは、情報ブロックが含まれる取り囲み
タグによって行われてもよい。
【0288】生成方法は、XML文書データを生成する
のに使用されるXMLスキーマからの実施についてすで
に説明した。
【0289】また、生成方法は、コンピュータオブジェ
クトまたは、続いて生成される文書データのブロックの
フォームにおいて表現することで、実施することができ
た。
【0290】この表現は、異なったブロックとそれらの
それぞれの階層的な位置を記載するツリー構造か、また
はテーブル形式で作成可能である。
【0291】例として、追加情報ブロックに書かれてい
る参照情報を識別するのに、上記例のXML文書データ
に対応する以下のテーブルを使用することが可能であ
る。
【0292】
【表1】
【0293】各ブロックB1、B2、B3に対して、タ
グを参照するテーブルと、このブロックの属性とが対応
している。
【0294】特定の属性“mustUnderstan
d”と関連付けられたブロックであって、ここではブロ
ックB2(“decompress”)を識別すること
により、識別工程は、これらのテーブルから実行される
こととなる。
【0295】一般的な方法において、本発明は、複数の
情報のブロックを備えるいかなる文書データにも関係
し、マークアップ言語において表現された文書データに
限られるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の局面の一実施形態にかか
るスケジューリング方法についてのアルゴリズムを示す
図である。
【図1A】図1Aは図1のスケジューリング方法の検証
工程についてのアルゴリズムを示す図である。
【図1B】図1Bは図1のスケジューリング方法のソー
ティング工程についてのアルゴリズムを示す図である。
【図2】、
【図3】、
【図4】、
【図5】図2〜5は図1のスケジューリング方法の実施
に際しての文書データのスケジューリングを示し、マー
クアップ言語で表される文書データの一例を示す図であ
る。
【図6】図6は本発明の第2の局面の一実施形態にかか
る文書データを処理する方法についてのアルゴリズムを
示す図である。
【図7】図7は本発明の第3の局面の一実施形態にかか
る生成方法についてのアルゴリズムを示す図である。
【図8】図8は本発明の第4の局面の一実施形態にかか
る処理方法についてのアルゴリズムを示す図である。
【図9】図9は本発明の様々な方法を実施するために適
合したコンピュータシステムを図式的に示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 ジャン−ジャック モロー フランス国 レンヌ−アタラント, セデ ックス セッソン−セヴィニエ 35517, リュ ドゥ ラ トゥッシュ−ランベー ル キヤノン リサーチ センター フラ ンス エス. エー. エス.内 Fターム(参考) 5B082 HA05

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列した複数の情報ブロックを備える文
    書データのスケジューリングの方法であって、 前記情報ブロックを、並列処理可能な情報ブロックを備
    える第1のグループ(V)と、前記第1のグループ
    (V)には属さない前記文書データの情報ブロックを備
    える第2のグループ(NV)との2つのグループに分割
    する工程(E11)と、 情報ブロックの前記第2のグループ(NV)を挿入する
    工程(E13)と信号(signaling)ブロックを挿入す
    る工程(E14)と、 前記信号ブロックの後に、情報ブロックの前記第1のグ
    ループ(V)を挿入する工程(E15)とを備えること
    を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記分割する工程は、 前記文書データの処理の際に、前記情報ブロックを強制
    的に処理することを示すあらかじめ定義された属性(m
    U)と関連づけられた、少なくとも1つの情報ブロック
    を識別する工程(E111)と、 前記第2のグループ(NV)に前記識別された情報ブロ
    ックを書き込む工程(E111)とを更に備えることを
    特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方法。
  3. 【請求項3】 前記分割する工程は、 前記あらかじめ定義された属性(mU)と関連づけられ
    た情報ブロックの組について、該情報ブロックの処理
    が、前記文書データを処理するための装置を組み込んだ
    コンピュータシステムの内部状態を変更するのに適当で
    あるか否かを確認する工程(E114)と、 前記情報ブロックのうちの1つの処理が、前記コンピュ
    ータシステムの内部状態を変更するのに適当であれば、
    前記あらかじめ定義された属性(mU)と関連づけられ
    た前記第2のグループ(NV)の情報ブロックの組を、
    前記第1のグループ(V)に転送する工程(E114)
    とを更に備えることを特徴とする請求項2に記載のスケ
    ジューリング方法。
  4. 【請求項4】 前記分割する工程は、 第2の情報ブロックを参照する第1の情報ブロックを確
    認する工程(E112)と、 前記第2の情報ブロックが前記第2のグループ(NV)
    に属する場合に、前記第1の情報ブロックを前記第2の
    グループ(NV)に書き込む工程(E112)とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング
    方法。
  5. 【請求項5】 前記分割する工程は、 第2の情報ブロックを参照する第1の情報ブロックを確
    認する工程(E113)と、 前記第2の情報ブロックが前記第1のグループ(V)に
    属する場合、前記第1の情報ブロックを前記第2の情報
    ブロックの前に書き込む工程(E113)とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスケジューリング方
    法。
  6. 【請求項6】 前記分割する工程は、 互いに参照する少なくとも2つの情報ブロックを直接的
    または間接的に識別する工程(E113)と、 前記第2のグループ(NV)に前記情報ブロックを書き
    込む工程と(E113)とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載のスケジューリング方法。
  7. 【請求項7】 並列した複数の情報ブロックを備える文
    書データの処理方法であって、 あらかじめ定義された信号ブロックを確認する工程(E
    63)と、 前記あらかじめ定義された信号ブロックの後に挿入され
    た情報ブロックを、並列に処理する工程(E65)とを
    備えることを特徴とする処理方法。
  8. 【請求項8】 あらかじめ定義された信号ブロックの前
    に挿入された文書データの情報ブロックを格納する工程
    (E61)と、 前記あらかじめ定義された信号ブロックを確認する工程
    (E63)と、 前記格納された情報ブロックを処理する工程(E64)
    と、 前記あらかじめ定義された信号ブロックの後に挿入され
    た前記情報ブロックを、並列に処理する工程(E64)
    とを備えることを特徴とする請求項7に記載の文書デー
    タの処理方法。
  9. 【請求項9】 並列した複数の情報ブロックを備える文
    書データのスケジューリング装置であって、 前記情報ブロックを、並列処理可能な情報ブロックを備
    える第1のグループ(V)と、前記第1のグループ
    (V)には属さない前記文書データの情報ブロックを備
    える第2のグループ(NV)との2つのグループに分割
    する手段(100、101、102)と、 情報ブロックの前記第2のグループ(NV)を挿入する
    手段(100、101、102)と、 信号ブロックを挿入する手段(100、101、10
    2)と、 前記信号ブロックの後に、情報ブロックの前記第1のグ
    ループ(V)を挿入する手段(100、101、10
    2)とを備えることを特徴とするスケジューリング装
    置。
  10. 【請求項10】 前記分割する手段は、 前記文書データの処理の際に、前記情報ブロックを強制
    的に処理することを示すあらかじめ定義された属性(m
    U)と関連づけられた、少なくとも1つの情報ブロック
    を識別する手段(100、101、102)と、 前記第2のグループ(NV)に前記識別された情報ブロ
    ックを書き込む手段(100、101、102)とを備
    えることを特徴とする請求項9に記載のスケジューリン
    グ装置。
  11. 【請求項11】 前記分割する手段(100、101、
    102)は、 前記あらかじめ定義された属性(mU)と関連づけられ
    た情報ブロックの組について、該情報ブロックの処理
    が、前記文書データを処理するための装置を組み込んだ
    コンピュータシステムの内部状態を変更するのに適当で
    あるか否かを確認する手段(100、101、102)
    と、 前記情報ブロックのうちの1つの処理が、前記コンピュ
    ータシステムの内部状態を変更するのに適当であれば、
    前記あらかじめ定義された属性(mU)と関連づけられ
    た前記第2のグループ(NV)の情報ブロックの組を、
    前記第1のグループ(V)に転送する手段(100、1
    01、102)とを更に備えることを特徴とする請求項
    10に記載のスケジューリング装置。
  12. 【請求項12】 前記分割する手段は、 第2の情報ブロックを参照する第1の情報ブロックを確
    認する手段(100、101、102)と、 前記第2の情報ブロックが前記第2のグループ(NV)
    に属する場合に、前記第1の情報ブロックを前記第2の
    グループ(NV)に書き込むのに適した手段(100、
    101、102)とを備えることを特徴とする請求項9
    に記載のスケジューリング装置。
  13. 【請求項13】 並列した複数の情報ブロックを備える
    文書データの処理装置であって、 あらかじめ定義された信号ブロックを確認する手段(1
    00、101、102)と、 前記あらかじめ定義された信号ブロックの後に挿入され
    た情報ブロックを、並列に処理するために構成された処
    理手段(100、101、102)とを備えることを特
    徴とする処理装置。
  14. 【請求項14】 あらかじめ定義された信号ブロックの
    前に挿入された文書データの情報ブロックを格納するた
    めの手段(100、101、102)を更に備えること
    を特徴とする請求項13に記載の文書データの処理装
    置。
  15. 【請求項15】 マイクロプロセッサ(100)と、文
    書データをスケジューリングするためのプログラムの格
    納に適した読み出し専用メモリ(101)と、前記プロ
    グラムの実行中に変更される変数を格納するのに適した
    レジスタを備える随時書き込み読み出しメモリとが組み
    込まれていることを特徴とする請求項9に記載のスケジ
    ューリング装置。
  16. 【請求項16】 マイクロプロセッサ(100)と、文
    書データを処理するためのプログラムの格納に適した読
    み出し専用メモリ(101)と、前記プログラムの実行
    中に変更される変数を格納するのに適したレジスタを備
    える随時書き込み読み出しメモリとが組み込まれている
    ことを特徴とする請求項13に記載のスケジューリング
    装置。
  17. 【請求項17】 並列した情報ブロックを備え、並列に
    処理される文書データを生成する方法であって、 前記情報ブロックを、並列処理可能な情報ブロックを備
    える第1のグループと、該第1のグループには属さない
    前記情報ブロックを備える第2のグループとに分割する
    工程と、 少なくとも1つのブロックを前記第2のグループから前
    記文書データに挿入する工程と、 前記信号ブロックの後に、前記第1のグループから少な
    くとも1つのブロックを挿入する工程とを備えることを
    特徴とする生成方法。
  18. 【請求項18】 請求項9に記載のスケジューリング装
    置を備えることを特徴とする移動電話。
  19. 【請求項19】 請求項9に記載のスケジューリング装
    置を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  20. 【請求項20】 請求項9に記載のスケジューリング装
    置を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】 請求項13に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とする移動電話。
  22. 【請求項22】 請求項13に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  23. 【請求項23】 請求項13に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  24. 【請求項24】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項1に記載のスケジューリ
    ング方法を実現するのに適したコンピュータプログラム
    の命令を備え、コンピュータシステムによって、その全
    体または一部を移動し、読み込み可能な情報記憶媒体。
  25. 【請求項25】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項7に記載の処理方法を実
    現するのに適したコンピュータプログラムの命令を備
    え、コンピュータシステムによって、その全体または一
    部を移動し、読み込み可能な情報記憶媒体。
  26. 【請求項26】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項1に記載のスケジューリ
    ング方法を実現するのに適した命令を備え、情報記憶媒
    体に格納されたコンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項7に記載の処理方法を実
    現するのに適した命令を備え、情報記憶媒体に格納され
    たコンピュータプログラム。
  28. 【請求項28】 並列した情報ブロックを備えるコンピ
    ュータ用文書データであって、 信号ブロックと、 即時処理可能な前記信号ブロックの後に挿入された情報
    ブロックとを備えることを特徴とするコンピュータ用文
    書データ。
  29. 【請求項29】 情報ブロックのフォームで表されるの
    に適した文書データを生成する方法であって、 前記文書データの処理において、前記情報ブロックを強
    制的に処理することを示すマーカ(mU)と関連づけら
    れた参照情報であって、情報ブロックと関連づけられた
    少なくとも1つの参照情報を識別する工程(E71)
    と、 識別された参照情報のリストを備える追加情報ブロック
    (L)を生成する工程(E72)と、 前記追加情報ブロック(L)を前記文書データの先頭部
    分に書き込み、前記追加情報ブロック(L)の後に前記
    文書データの情報ブロックを書き込む工程とを備えるこ
    とを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 前記識別する工程(E71)におい
    て、前記あらかじめ定義されたマーカは、情報ブロック
    のタグと関連付けられた属性(mU)であることを特徴
    とする請求項29に記載の生成方法。
  31. 【請求項31】 前記識別する工程(E71)におい
    て、前記マーカ(mU)は情報ブロックに含まれるタグ
    であることを特徴とする請求項29に記載の生成方法。
  32. 【請求項32】 前記識別する工程(E71)におい
    て、前記マーカ(mU)は情報ブロックを定義するタグ
    であることを特徴とする請求項29に記載の生成方法。
  33. 【請求項33】 前記識別する工程(E71)は、XM
    L文書データの構造を定義するのに適したXMLスキー
    マ上で実行されることを特徴とする請求項29に記載の
    生成方法。
  34. 【請求項34】 追加情報ブロックを生成する工程(E
    72)において、リスト中の前記参照情報は、前記情報
    ブロックと関連づけられたタグ名からなることを特徴と
    する請求項29に記載の生成方法。
  35. 【請求項35】 あらかじめ定義されたマーカ(mU)
    と関連づけられた情報ブロックの参照情報のリストを含
    む第1の情報ブロックと、連続した情報ブロックとを備
    える文書データを処理する方法であって、 前記第1の情報ブロックを読み込む工程(E91)と、 前記リストにおける各参照情報に対して、処理装置が参
    照された情報ブロックを処理するのに適していることを
    チェックする工程(E95−E101)とを備えること
    を特徴とする処理方法。
  36. 【請求項36】 前記処理装置が、前記リストにおける
    参照情報とそれぞれ関連付けられたすべての情報ブロッ
    クを処理するのに適している場合、前記第1の情報ブロ
    ックの後に書き込まれる前記文書データの情報ブロック
    を処理する工程(E102、E94)を備えることを特
    徴とする請求項35に記載の処理方法。
  37. 【請求項37】 情報ブロックのフォームで表されるの
    に適した文書データを生成するための装置であって、 前記文書データの処理において、前記情報ブロックを強
    制的に処理することを示すマーカ(mU)と関連づけら
    れた参照情報であって、情報ブロックと関連づけられた
    少なくとも1つの参照情報を識別する手段(100、1
    01、102)と、 識別された参照情報のリストを備える追加情報ブロック
    (L)を生成するのに適した生成手段(100、10
    1、102)と、 前記追加情報ブロック(L)を前記文書データの先頭部
    分に書き込む一方、前記追加情報ブロック(L)の後に
    前記文書データの情報ブロックを書き込むのに適した書
    込手段(100、101、102)とを備えることを特
    徴とする装置。
  38. 【請求項38】 あらかじめ定義されたマーカと関連付
    けられた情報ブロックの参照情報のリストを備える第1
    の情報ブロックと、連続的な情報ブロックとを備える文
    書データの処理装置であって、 前記第1の情報ブロックを読み込む手段(100、10
    1、102)と、 前記リストにおける各参照情報に対して、処理装置が参
    照された情報ブロックを処理するのに適していることを
    チェックする手段(100、101、102)とを備え
    ることを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 前記第1の情報ブロックの後に書き込
    まれた前記文書データの情報ブロックを処理する手段
    (100、101、102)を更に備えることを特徴と
    する請求項38に記載の文書データ処理装置。
  40. 【請求項40】 マイクロプロセッサ(100)と、文
    書データを生成するためのプログラムが格納された読み
    出し専用メモリ(101)と、前記プログラムの実行時
    に変更される変数を格納するレジスタを備える随時書き
    込み読み出しメモリ(102)とが組み込まれているこ
    とを特徴とする請求項37に記載の生成装置。
  41. 【請求項41】 マイクロプロセッサ(100)と、文
    書データを処理するためのプログラムが格納された読み
    出し専用メモリ(101)と、前記プログラムの実行時
    に変更される変数を格納するためのレジスタを備える随
    時書き込み読み出しメモリ(101)とが組み込まれて
    いることを特徴とする請求項38に記載の処理装置。
  42. 【請求項42】 請求項37に記載の生成装置を備える
    ことを特徴とする移動電話。
  43. 【請求項43】 請求項37に記載の生成装置を備える
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  44. 【請求項44】 請求項37に記載の生成装置を備える
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  45. 【請求項45】 請求項38に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とする移動電話。
  46. 【請求項46】 請求項38に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  47. 【請求項47】 請求項38に記載の処理装置を備える
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  48. 【請求項48】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項29に記載の生成方法を
    実現させるのに適したコンピュータプログラムの命令を
    備え、コンピュータシステムによって、その全体または
    一部を移動し、読み込み可能な情報記憶媒体。
  49. 【請求項49】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項35に記載の処理方法を
    実現させるのに適したコンピュータプログラムの命令を
    備え、コンピュータシステムによって、その全体または
    一部を移動し、読み込み可能な情報記憶媒体。
  50. 【請求項50】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項29に記載の処理方法を
    実現するのに適した命令を備え、情報記憶媒体に格納さ
    れたコンピュータプログラム。
  51. 【請求項51】 コンピュータシステムによってロード
    され、実行された場合、請求項35に記載の処理方法を
    実現するのに適した命令を備え、情報記憶媒体に格納さ
    れたコンピュータプログラム。
  52. 【請求項52】 マークアップ言語で表された文書デー
    タであって、 開始タグと終了タグとの間で定義された情報ブロック
    と、 前記文書データの情報ブロックの参照情報のリストを備
    える追加情報ブロックと、 前記文書データの処理において、前記情報ブロックを強
    制的に処理することを示すマーカに関連付けられた、前
    記参照された情報ブロックとを備えることを特徴とする
    文書データ。
  53. 【請求項53】 前記追加情報ブロックは先頭部分に配
    置されていることを特徴とする請求項52に記載の文書
    データ。
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