JPH08288960A - ネットワーク情報処理装置 - Google Patents
ネットワーク情報処理装置Info
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- JPH08288960A JPH08288960A JP7089227A JP8922795A JPH08288960A JP H08288960 A JPH08288960 A JP H08288960A JP 7089227 A JP7089227 A JP 7089227A JP 8922795 A JP8922795 A JP 8922795A JP H08288960 A JPH08288960 A JP H08288960A
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- network
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Abstract
(57)【要約】
【目的】特定の会議室に登録された多数の情報の中から
重要度の高い情報を効率的に選択し表示することを可能
とするネットワーク情報処理装置を提供する。 【構成】ホストコンピュータ７に設けられた電子掲示板
の特定の会議室にネットワーク８を介してアクセスし、
この会議室に登録されたニュースや電子会議等の各種情
報の取得及び表示を行う電子掲示板システムのネットワ
ーク情報処理装置６において、ホストコンピュータ７と
の情報の送受信を行う通信装置１と、会議室に登録され
た各情報の属性を取得する情報属性取得部１２と、この
情報属性取得部１２により取得した属性に基づいて閲覧
すべき情報を選択する情報選択部１３と、この情報選択
部１３により選択された閲覧情報を表示装置３に表示す
る表示部１５とを具備し、特定の会議室に登録された多
数の情報の中から重要度の高い情報を効率的に選択し表
示することを特徴とする。
重要度の高い情報を効率的に選択し表示することを可能
とするネットワーク情報処理装置を提供する。 【構成】ホストコンピュータ７に設けられた電子掲示板
の特定の会議室にネットワーク８を介してアクセスし、
この会議室に登録されたニュースや電子会議等の各種情
報の取得及び表示を行う電子掲示板システムのネットワ
ーク情報処理装置６において、ホストコンピュータ７と
の情報の送受信を行う通信装置１と、会議室に登録され
た各情報の属性を取得する情報属性取得部１２と、この
情報属性取得部１２により取得した属性に基づいて閲覧
すべき情報を選択する情報選択部１３と、この情報選択
部１３により選択された閲覧情報を表示装置３に表示す
る表示部１５とを具備し、特定の会議室に登録された多
数の情報の中から重要度の高い情報を効率的に選択し表
示することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータに
設けられた電子掲示板の特定の会議室にネットワークを
介してアクセスし、この特定の会議室に登録されたニュ
ースや電子会議等の各種情報の取得及び表示を行う電子
掲示板システムに適用して好適なネットワーク情報処理
装置に係り、特に簡単な構成を付加するのみで特定の会
議室に登録された多数の情報の中から重要度の高い情報
を効率的に選択し表示することを可能とするネットワー
ク情報処理装置に関する。
設けられた電子掲示板の特定の会議室にネットワークを
介してアクセスし、この特定の会議室に登録されたニュ
ースや電子会議等の各種情報の取得及び表示を行う電子
掲示板システムに適用して好適なネットワーク情報処理
装置に係り、特に簡単な構成を付加するのみで特定の会
議室に登録された多数の情報の中から重要度の高い情報
を効率的に選択し表示することを可能とするネットワー
ク情報処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワークの発達
にともない、ネットワークを介したニュースや電子会議
システムの利用がますます盛んになってきている。ネッ
トワークに流れるこれらの情報の量は、例えばインター
ネットでは一日に数十メガバイトといわれ、そのすべて
の情報を参照することは、時間やネットワークの利用コ
スト等の問題から事実上不可能である。このため、ま
ず、ニュースグループや電子会議室を情報のカテゴリに
よって分類し、その中で情報の表題（タイトル）のみを
取り込んで表示し、必要と思われる物だけ、又は興味が
あると思われる物だけを利用者が選択して詳細の内容を
さらに取り込んだり、各情報毎に登録されたキーワード
を検索したりすることによって閲覧する情報を絞り込む
等の方法がとられている。
にともない、ネットワークを介したニュースや電子会議
システムの利用がますます盛んになってきている。ネッ
トワークに流れるこれらの情報の量は、例えばインター
ネットでは一日に数十メガバイトといわれ、そのすべて
の情報を参照することは、時間やネットワークの利用コ
スト等の問題から事実上不可能である。このため、ま
ず、ニュースグループや電子会議室を情報のカテゴリに
よって分類し、その中で情報の表題（タイトル）のみを
取り込んで表示し、必要と思われる物だけ、又は興味が
あると思われる物だけを利用者が選択して詳細の内容を
さらに取り込んだり、各情報毎に登録されたキーワード
を検索したりすることによって閲覧する情報を絞り込む
等の方法がとられている。
【０００３】しかし、いずれか一つのニュースグループ
だけに限ってみても、一日に数百タイトルの情報が流さ
れることもまれではなく、また、情報に必ずしも適切な
キーワードが登録されていない場合もある等の理由で、
上述した方法では十分に情報が絞り込まれているとはい
えないというのが現状である。
だけに限ってみても、一日に数百タイトルの情報が流さ
れることもまれではなく、また、情報に必ずしも適切な
キーワードが登録されていない場合もある等の理由で、
上述した方法では十分に情報が絞り込まれているとはい
えないというのが現状である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のホストコンピュータに設けられた電子掲示板の特定の
会議室にネットワークを介してアクセスし、この特定の
会議室に登録されたニュースや電子会議等の各種情報の
取得及び表示を行う電子掲示板システムのネットワーク
情報処理装置においては、これら各情報のタイトルだけ
を取り込んで表示し、必要と思われる物だけ、又は興味
があると思われる物だけを利用者が選択して詳細の内容
をさらに取り込んだり、各情報毎に登録されたキーワー
ドを検索したりすることによって閲覧する情報を絞り込
む方法等がとられていたが、情報に必ずしも適切なキー
ワードが登録されていない場合もある等の理由により十
分な情報の絞り込みがなされていないといった問題があ
った。
のホストコンピュータに設けられた電子掲示板の特定の
会議室にネットワークを介してアクセスし、この特定の
会議室に登録されたニュースや電子会議等の各種情報の
取得及び表示を行う電子掲示板システムのネットワーク
情報処理装置においては、これら各情報のタイトルだけ
を取り込んで表示し、必要と思われる物だけ、又は興味
があると思われる物だけを利用者が選択して詳細の内容
をさらに取り込んだり、各情報毎に登録されたキーワー
ドを検索したりすることによって閲覧する情報を絞り込
む方法等がとられていたが、情報に必ずしも適切なキー
ワードが登録されていない場合もある等の理由により十
分な情報の絞り込みがなされていないといった問題があ
った。
【０００５】本発明は上記実情に鑑みなされたものであ
り、ニュースシステムや電子会議システム内の各情報の
参照数、コメント数、及びコメント関係等の各種属性を
取得し参照して、重要と思われる情報を選択することに
よって閲覧する情報の数を絞り込むことにより、ネット
ワークを介したホストコンピュータへのアクセスに要す
る時間やコスト等を低減することを可能とするネットワ
ーク情報処理装置を提供することを目的とする。
り、ニュースシステムや電子会議システム内の各情報の
参照数、コメント数、及びコメント関係等の各種属性を
取得し参照して、重要と思われる情報を選択することに
よって閲覧する情報の数を絞り込むことにより、ネット
ワークを介したホストコンピュータへのアクセスに要す
る時間やコスト等を低減することを可能とするネットワ
ーク情報処理装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストコンピ
ュータに設けられた電子掲示板の特定の会議室にネット
ワークを介してアクセスし、上記特定の会議室に登録さ
れたニュースや電子会議等の各種情報の取得及び表示を
行う電子掲示板システムのネットワーク情報処理装置に
おいて、上記ホストコンピュータとのデータ送受信を行
う通信手段と、上記特定の会議室に登録された各情報の
属性を取得する情報属性取得手段と、この情報属性取得
手段により取得した属性に基づいて閲覧すべき情報を選
択する情報選択手段と、この情報選択手段により選択さ
れた閲覧情報を表示する表示手段とを具備し、上記特定
の会議室に登録された多数の情報の中から重要度の高い
情報を効率的に選択し表示することを特徴とする。
ュータに設けられた電子掲示板の特定の会議室にネット
ワークを介してアクセスし、上記特定の会議室に登録さ
れたニュースや電子会議等の各種情報の取得及び表示を
行う電子掲示板システムのネットワーク情報処理装置に
おいて、上記ホストコンピュータとのデータ送受信を行
う通信手段と、上記特定の会議室に登録された各情報の
属性を取得する情報属性取得手段と、この情報属性取得
手段により取得した属性に基づいて閲覧すべき情報を選
択する情報選択手段と、この情報選択手段により選択さ
れた閲覧情報を表示する表示手段とを具備し、上記特定
の会議室に登録された多数の情報の中から重要度の高い
情報を効率的に選択し表示することを特徴とする。
【０００７】また、本発明は、上記情報属性取得手段
が、各情報の所定の単位時間当たりの参照回数を取得
し、上記情報選択手段が、上記情報属性取得手段により
取得した参照回数の多い情報を優先して選択することを
特徴とする。
が、各情報の所定の単位時間当たりの参照回数を取得
し、上記情報選択手段が、上記情報属性取得手段により
取得した参照回数の多い情報を優先して選択することを
特徴とする。
【０００８】また、本発明は、上記電子掲示板システム
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記情報属性取得手段が、各情報
の所定の単位時間当たりのコメント回数を取得し、上記
情報選択手段が、上記情報属性取得手段により取得した
コメント回数の多い情報を優先して選択することを特徴
とする。
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記情報属性取得手段が、各情報
の所定の単位時間当たりのコメント回数を取得し、上記
情報選択手段が、上記情報属性取得手段により取得した
コメント回数の多い情報を優先して選択することを特徴
とする。
【０００９】また、本発明は、上記情報属性取得手段
が、バイト数や行数等を含む各情報のサイズを取得し、
上記情報選択手段が、上記情報属性取得手段により取得
したサイズの大きい情報を優先して選択することを特徴
とする。
が、バイト数や行数等を含む各情報のサイズを取得し、
上記情報選択手段が、上記情報属性取得手段により取得
したサイズの大きい情報を優先して選択することを特徴
とする。
【００１０】また、本発明は、上記電子掲示板システム
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記情報属性取得手段が、各情報
の発信者及びそのコメント関連情報を取得し、上記情報
選択手段が、上記情報属性取得手段により取得した発信
者の中から予め指定された装置利用者の登録した情報に
付加されたコメント群を選択することを特徴とする。
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記情報属性取得手段が、各情報
の発信者及びそのコメント関連情報を取得し、上記情報
選択手段が、上記情報属性取得手段により取得した発信
者の中から予め指定された装置利用者の登録した情報に
付加されたコメント群を選択することを特徴とする。
【００１１】また、本発明は、上記電子掲示板システム
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記ネットワーク情報処理装置
が、上記会議室に登録された各情報の参照有無を管理す
る機能を有し、上記情報属性取得手段は、各コメント情
報のコメント先を取得し、上記情報選択手段は、以前に
参照した情報に対するコメント群を選択することを特徴
とする。
が、上記会議室に登録された既存の情報に対する応答と
して登録される情報を上記既存の情報のコメントとして
取り扱う機能を有し、上記ネットワーク情報処理装置
が、上記会議室に登録された各情報の参照有無を管理す
る機能を有し、上記情報属性取得手段は、各コメント情
報のコメント先を取得し、上記情報選択手段は、以前に
参照した情報に対するコメント群を選択することを特徴
とする。
【００１２】
【作用】本発明の構成によれば、利用者が、ホストコン
ピュータに設けられた電子掲示板のいずれかの会議室に
ネットワークを介してアクセスし、この会議室に登録さ
れた各種情報を参照する際に、まず、通信手段により、
この会議室に登録された全情報のタイトル部分のみを装
置内に取り込む。
ピュータに設けられた電子掲示板のいずれかの会議室に
ネットワークを介してアクセスし、この会議室に登録さ
れた各種情報を参照する際に、まず、通信手段により、
この会議室に登録された全情報のタイトル部分のみを装
置内に取り込む。
【００１３】従来であれば、この取り込んだ全情報のタ
イトルを一覧表示し、この表示されたタイトル名を拠り
所に利用者自らが取捨選択を行い、必要と思われる物、
又は興味があると思われる物について、その詳細を示す
内容部分を会議室からさらに取得するといったことが行
われていた。
イトルを一覧表示し、この表示されたタイトル名を拠り
所に利用者自らが取捨選択を行い、必要と思われる物、
又は興味があると思われる物について、その詳細を示す
内容部分を会議室からさらに取得するといったことが行
われていた。
【００１４】一方、本発明にあっては、この取得したタ
イトルとともに得られる各種情報から、情報属性取得手
段が、例えば以下に示すような属性を取得する。 （１）所定の単位時間当たりの参照回数。 （２）所定の単位時間当たりのコメント回数。 （３）バイト数や行数等を含むサイズ。 （４）発信者及びそのコメント連結情報。 （５）各コメント情報のコメント先。
イトルとともに得られる各種情報から、情報属性取得手
段が、例えば以下に示すような属性を取得する。 （１）所定の単位時間当たりの参照回数。 （２）所定の単位時間当たりのコメント回数。 （３）バイト数や行数等を含むサイズ。 （４）発信者及びそのコメント連結情報。 （５）各コメント情報のコメント先。
【００１５】なお、この電子掲示板システムは、会議室
に登録された既存の情報に対する応答として登録される
情報を、この既存の情報のコメントとして取り扱う機能
を有しており、また、ネットワーク情報処理装置は、会
議室に登録された情報について、以前に参照したか否か
を判定、管理するための情報を有している。
に登録された既存の情報に対する応答として登録される
情報を、この既存の情報のコメントとして取り扱う機能
を有しており、また、ネットワーク情報処理装置は、会
議室に登録された情報について、以前に参照したか否か
を判定、管理するための情報を有している。
【００１６】次に、情報選択手段は、情報属性取得手段
により取得した上記各種属性に基づいて、全情報の中か
ら閲覧すべき情報を選択する。即ち、（１）の属性によ
れば、所定の単位時間当たりの参照回数の多い情報が優
先して選択され（参照回数の多い情報は、重要度の高い
情報である蓋然性が高い）、また、（２）の属性によれ
ば、所定の単位時間当たりのコメント回数の多い情報が
優先して選択されることになる（他の利用者からの応答
がより多くされている情報は、重要度の高い情報である
蓋然性が高い）。
により取得した上記各種属性に基づいて、全情報の中か
ら閲覧すべき情報を選択する。即ち、（１）の属性によ
れば、所定の単位時間当たりの参照回数の多い情報が優
先して選択され（参照回数の多い情報は、重要度の高い
情報である蓋然性が高い）、また、（２）の属性によれ
ば、所定の単位時間当たりのコメント回数の多い情報が
優先して選択されることになる（他の利用者からの応答
がより多くされている情報は、重要度の高い情報である
蓋然性が高い）。
【００１７】同様に、（３）の属性によれば、バイト数
や行数等を含むサイズの大きい情報が優先して選択され
（所定のサイズ以上の情報は、それ以下の情報よりも重
要度の高い情報である蓋然性が高い）、（４）の属性に
よれば、指定された発信者が登録した情報に付加された
コメント情報群が優先して選択され（この場合、統計的
又は経験的にみて重要な情報を登録している蓋然性の高
い発信者を指定することにより、この発信者の登録した
情報に対するコメント群を選択する、自分自身を指定す
ることにより、自分の登録した情報に対するコメント群
を選択する等が考えられる）、さらに、（５）の属性に
よれば、以前に参照した情報に付加されたコメントを優
先して選択する（以前に参照した情報は重要である蓋然
性が高く、この情報に新たに付加されたコメント群を選
択することは有意義である）ことが可能となる。
や行数等を含むサイズの大きい情報が優先して選択され
（所定のサイズ以上の情報は、それ以下の情報よりも重
要度の高い情報である蓋然性が高い）、（４）の属性に
よれば、指定された発信者が登録した情報に付加された
コメント情報群が優先して選択され（この場合、統計的
又は経験的にみて重要な情報を登録している蓋然性の高
い発信者を指定することにより、この発信者の登録した
情報に対するコメント群を選択する、自分自身を指定す
ることにより、自分の登録した情報に対するコメント群
を選択する等が考えられる）、さらに、（５）の属性に
よれば、以前に参照した情報に付加されたコメントを優
先して選択する（以前に参照した情報は重要である蓋然
性が高く、この情報に新たに付加されたコメント群を選
択することは有意義である）ことが可能となる。
【００１８】そして、この選択された情報を表示手段が
表示することにより、多数の情報の中から重要度の高い
情報を効率的に選択し表示することが可能となる。これ
により、検索、操作ならびに校閲時間の短縮、及びネッ
トワークの利用コストの減縮等を図ることが可能とな
る。
表示することにより、多数の情報の中から重要度の高い
情報を効率的に選択し表示することが可能となる。これ
により、検索、操作ならびに校閲時間の短縮、及びネッ
トワークの利用コストの減縮等を図ることが可能とな
る。
【００１９】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図１は同実施例に係るネットワーク情報処理装置
の概略構成及び接続形態を示すブロック図である。
する。図１は同実施例に係るネットワーク情報処理装置
の概略構成及び接続形態を示すブロック図である。
【００２０】図１に示すように、同実施例に係るネット
ワーク情報処理装置６は、通信装置１、制御装置２、表
示装置３、クロックタイマ４、及び外部記憶装置５を具
備してなる。
ワーク情報処理装置６は、通信装置１、制御装置２、表
示装置３、クロックタイマ４、及び外部記憶装置５を具
備してなる。
【００２１】通信装置１は、例えばモデム等からなり、
これを介してネットワーク８及びホストコンピュータ７
との情報の送受信が行われる。また、制御装置２は、ネ
ットワーク情報処理装置６全体を制御するものであり、
初期化部１１、情報属性取得部１２、情報選択部１３、
選択情報取得部１４、及び表示部１５からなる処理部
と、情報属性バッファ２１及び選択情報バッファ２２か
らなるバッファメモリとを備えて構成される。
これを介してネットワーク８及びホストコンピュータ７
との情報の送受信が行われる。また、制御装置２は、ネ
ットワーク情報処理装置６全体を制御するものであり、
初期化部１１、情報属性取得部１２、情報選択部１３、
選択情報取得部１４、及び表示部１５からなる処理部
と、情報属性バッファ２１及び選択情報バッファ２２か
らなるバッファメモリとを備えて構成される。
【００２２】表示装置３は、例えば液晶ディスプレイ等
からなり、閲覧情報の表示等を行うものである。また、
クロックタイマ４は、現在の時刻を保持するものであ
る。そして、外部記憶装置５は、例えばハードディスク
等からなり、閲覧済情報記録５１や、制御装置２の初期
化処理に使用するデータ等を格納している。なお、この
閲覧済情報記録５１は、各種情報の参照有無を判定管理
する際に使用されるものである。
からなり、閲覧情報の表示等を行うものである。また、
クロックタイマ４は、現在の時刻を保持するものであ
る。そして、外部記憶装置５は、例えばハードディスク
等からなり、閲覧済情報記録５１や、制御装置２の初期
化処理に使用するデータ等を格納している。なお、この
閲覧済情報記録５１は、各種情報の参照有無を判定管理
する際に使用されるものである。
【００２３】制御装置２の初期化部１１は、ネットワー
ク情報処理装置６の立ち上げ時等に起動され、情報属性
バッファ２１及び選択情報バッファ２２をクリアすると
ともに、通信装置１を制御して、ネットワーク８を介し
ホストコンピュータ７内の電子掲示板の特定会議室に接
続を行う。
ク情報処理装置６の立ち上げ時等に起動され、情報属性
バッファ２１及び選択情報バッファ２２をクリアすると
ともに、通信装置１を制御して、ネットワーク８を介し
ホストコンピュータ７内の電子掲示板の特定会議室に接
続を行う。
【００２４】情報属性取得部１２は、初期化部１１によ
る特定会議室への接続が完了した後に起動され、この接
続された会議室に登録されている全情報の属性を通信装
置１を経由して取得し、情報属性バッファ２１に格納す
る。
る特定会議室への接続が完了した後に起動され、この接
続された会議室に登録されている全情報の属性を通信装
置１を経由して取得し、情報属性バッファ２１に格納す
る。
【００２５】この情報属性バッファ２１は、例えば図２
に示すような構造になっており、各情報固有のＩＤ番
号、発信者名、表題（タイトル）、登録日時、総参照
数、コメント数、コメント元ＩＤ番号、及び各情報それ
ぞれのバイト数を含むサイズ等の属性情報を格納する。
に示すような構造になっており、各情報固有のＩＤ番
号、発信者名、表題（タイトル）、登録日時、総参照
数、コメント数、コメント元ＩＤ番号、及び各情報それ
ぞれのバイト数を含むサイズ等の属性情報を格納する。
【００２６】図２は情報属性バッファの構造を示す概念
図である。情報選択部１３は、情報属性取得部１２によ
る全情報の属性の情報属性バッファ２１への格納が完了
した後に起動され、この情報属性バッファ２１に格納さ
れた属性それぞれを参照し、閲覧する情報を選択してそ
の結果を選択情報バッファ２２に格納する。
図である。情報選択部１３は、情報属性取得部１２によ
る全情報の属性の情報属性バッファ２１への格納が完了
した後に起動され、この情報属性バッファ２１に格納さ
れた属性それぞれを参照し、閲覧する情報を選択してそ
の結果を選択情報バッファ２２に格納する。
【００２７】この選択情報バッファ２２は、図３に示す
ように、選択された情報のＩＤ番号列で表される。図３
は選択情報バッファの構造を示す概念図である。
ように、選択された情報のＩＤ番号列で表される。図３
は選択情報バッファの構造を示す概念図である。
【００２８】ここで、情報選択部１３による閲覧情報の
選択基準のパターンを以下にいくつか例示する。 （１）情報属性バッファ２１に格納された各情報の登録
日時、総参照数、及びクロックタイマ４から得られる現
在の時刻の３つから、各情報の所定の単位時間当たりの
参照回数を求め、例えば上位５件を選択し選択情報バッ
ファ２２に格納する。 （２）情報属性バッファ２１に格納された各情報の登録
日時、コメント数、及びクロックタイマ４から得られる
現在の時刻の３つから、各情報の所定の単位時間当たり
のコメント数を求め、例えば上位５件を選択し選択情報
バッファ２２に格納する。 （３）情報属性バッファ２１に格納された各情報のバイ
ト数等で示されるサイズの大きい順に、例えば上位５件
を選択し選択情報バッファ２２に格納する。 （４）情報属性バッファ２１に格納された各情報の発信
者名を参照して自分が発信した記事のＩＤ番号を得た
後、他記事のコメント元ＩＤを参照して、自分が発信し
た記事に対するコメントを選択し選択情報バッファ２２
に格納する。 （５）情報属性バッファ２１のコメント元ＩＤ番号と、
閲覧済み情報記録５１の内容とを比較して、閲覧済み情
報のＩＤ番号をもつ情報に対してのコメントを選択し選
択情報バッファ２２に格納する。また、この閲覧済み情
報記録５１には、これまでに閲覧した情報の属性及び情
報の本体等が格納されている。
選択基準のパターンを以下にいくつか例示する。 （１）情報属性バッファ２１に格納された各情報の登録
日時、総参照数、及びクロックタイマ４から得られる現
在の時刻の３つから、各情報の所定の単位時間当たりの
参照回数を求め、例えば上位５件を選択し選択情報バッ
ファ２２に格納する。 （２）情報属性バッファ２１に格納された各情報の登録
日時、コメント数、及びクロックタイマ４から得られる
現在の時刻の３つから、各情報の所定の単位時間当たり
のコメント数を求め、例えば上位５件を選択し選択情報
バッファ２２に格納する。 （３）情報属性バッファ２１に格納された各情報のバイ
ト数等で示されるサイズの大きい順に、例えば上位５件
を選択し選択情報バッファ２２に格納する。 （４）情報属性バッファ２１に格納された各情報の発信
者名を参照して自分が発信した記事のＩＤ番号を得た
後、他記事のコメント元ＩＤを参照して、自分が発信し
た記事に対するコメントを選択し選択情報バッファ２２
に格納する。 （５）情報属性バッファ２１のコメント元ＩＤ番号と、
閲覧済み情報記録５１の内容とを比較して、閲覧済み情
報のＩＤ番号をもつ情報に対してのコメントを選択し選
択情報バッファ２２に格納する。また、この閲覧済み情
報記録５１には、これまでに閲覧した情報の属性及び情
報の本体等が格納されている。
【００２９】なお、これらの選択基準は、以下を前提と
して設定されるものである。 （１）参照回数の多い情報は、重要度の高い情報である
蓋然性が高い。 （２）他の利用者からの応答がより多くされている情報
は、重要度の高い情報である蓋然性が高い。 （３）所定のサイズ以上の情報は、それ以下の情報より
も重要度の高い情報である蓋然性が高い。 （４）自分の登録した情報に対するコメント群のみを即
座に参照可能とするといったものは、高い利用頻度が見
込まれる。 （５）以前に参照した情報は重要である蓋然性が高く、
この情報に新たに付加されたコメント群を選択すること
は有意義である。
して設定されるものである。 （１）参照回数の多い情報は、重要度の高い情報である
蓋然性が高い。 （２）他の利用者からの応答がより多くされている情報
は、重要度の高い情報である蓋然性が高い。 （３）所定のサイズ以上の情報は、それ以下の情報より
も重要度の高い情報である蓋然性が高い。 （４）自分の登録した情報に対するコメント群のみを即
座に参照可能とするといったものは、高い利用頻度が見
込まれる。 （５）以前に参照した情報は重要である蓋然性が高く、
この情報に新たに付加されたコメント群を選択すること
は有意義である。
【００３０】選択情報取得部１４は、情報選択部１３に
よる閲覧情報の選択完了後に起動され、選択情報バッフ
ァ２２を参照して閲覧すべき情報のＩＤ番号を求め、通
信部１を制御して、選択された情報の詳細を示す内容部
分をネットワーク８を介し取得するとともに、閲覧済み
情報記録５１に格納しておく。
よる閲覧情報の選択完了後に起動され、選択情報バッフ
ァ２２を参照して閲覧すべき情報のＩＤ番号を求め、通
信部１を制御して、選択された情報の詳細を示す内容部
分をネットワーク８を介し取得するとともに、閲覧済み
情報記録５１に格納しておく。
【００３１】表示部１５は、選択情報取得部１４による
閲覧情報の内容の取得及び閲覧済み情報記録５１への格
納が完了した後に起動され、この取得された閲覧情報の
内容を表示装置３に表示する。
閲覧情報の内容の取得及び閲覧済み情報記録５１への格
納が完了した後に起動され、この取得された閲覧情報の
内容を表示装置３に表示する。
【００３２】これにより、電子掲示板の特定の会議室に
登録された多数の情報の中から重要度の高い情報を効率
的に選択し表示することが可能になり、その結果、検索
時間や操作時間の短縮、及びネットワークの利用コスト
の減縮等を図ることが可能となる。
登録された多数の情報の中から重要度の高い情報を効率
的に選択し表示することが可能になり、その結果、検索
時間や操作時間の短縮、及びネットワークの利用コスト
の減縮等を図ることが可能となる。
【００３３】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、情報の絞り込み方法は、必ず
しも上位から一定の数を選択する必要はなく、全情報数
の何割といった基準にしたり、利用者による基準値の変
更を可能にしたりすることも考えられる。また、コメン
ト関連を基準にする方法についても、直接のコメントだ
けを選択するだけでなく、コメント情報に対するコメン
ト等といった関連するコメント群を選択の対象にする等
の方法も考えられる。要するに、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で種々変更して用いることが可能である。
るものではない。例えば、情報の絞り込み方法は、必ず
しも上位から一定の数を選択する必要はなく、全情報数
の何割といった基準にしたり、利用者による基準値の変
更を可能にしたりすることも考えられる。また、コメン
ト関連を基準にする方法についても、直接のコメントだ
けを選択するだけでなく、コメント情報に対するコメン
ト等といった関連するコメント群を選択の対象にする等
の方法も考えられる。要するに、本発明の主旨を逸脱し
ない範囲で種々変更して用いることが可能である。
【００３４】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ネ
ットワークを介してニュースシステムや電子会議システ
ム等の情報を利用する際に、各情報の種々の属性を取得
参照して閲覧する情報の数を効率良く絞り込むことがで
き、その結果、アクセスに要する時間やコスト等を低減
しつつ有効な情報を得ることが可能となる。
ットワークを介してニュースシステムや電子会議システ
ム等の情報を利用する際に、各情報の種々の属性を取得
参照して閲覧する情報の数を効率良く絞り込むことがで
き、その結果、アクセスに要する時間やコスト等を低減
しつつ有効な情報を得ることが可能となる。
【図１】本発明の実施例に係るネットワーク情報処理装
置の概略構成及び接続形態を示すブロック図。
置の概略構成及び接続形態を示すブロック図。
【図２】同実施例に係る情報属性バッファの構造を示す
概念図。
概念図。
【図３】同実施例に係る選択情報バッファの構造を示す
概念図。
概念図。
１…通信装置、２…制御装置、３…表示装置、４…クロ
ックタイマ、５…外部記憶装置、６…ネットワーク情報
処理装置、７…ホストコンピュータ、８…ネットワー
ク、１１…初期化部、１２…情報属性取得部、１３…情
報選択部、１４…選択情報取得部、１５…表示部、２１
…情報属性バッファ、２２…選択情報バッファ、５１…
閲覧済情報記録。
ックタイマ、５…外部記憶装置、６…ネットワーク情報
処理装置、７…ホストコンピュータ、８…ネットワー
ク、１１…初期化部、１２…情報属性取得部、１３…情
報選択部、１４…選択情報取得部、１５…表示部、２１
…情報属性バッファ、２２…選択情報バッファ、５１…
閲覧済情報記録。
Claims (6)
- 【請求項１】 ホストコンピュータに設けられた電子掲
示板の特定の会議室にネットワークを介してアクセス
し、上記特定の会議室に登録されたニュースや電子会議
等の各種情報の取得及び表示を行う電子掲示板システム
のネットワーク情報処理装置において、 上記ホストコンピュータとのデータ送受信を行う通信手
段と、上記特定の会議室に登録された各情報の属性を取
得する情報属性取得手段と、この情報属性取得手段によ
り取得した属性に基づいて閲覧すべき情報を選択する情
報選択手段と、この情報選択手段により選択された閲覧
情報を表示する表示手段とを具備し、上記特定の会議室
に登録された多数の情報の中から重要度の高い情報を効
率的に選択し表示することを特徴とするネットワーク情
報処理装置。 - 【請求項２】 上記情報属性取得手段は、各情報の所定
の単位時間当たりの参照回数を取得し、上記情報選択手
段は、上記情報属性取得手段により取得した参照回数の
多い情報を優先して選択することを特徴とする請求項１
記載のネットワーク情報処理装置。 - 【請求項３】 上記電子掲示板システムは、上記会議室
に登録された既存の情報に対する応答として登録される
情報を上記既存の情報のコメントとして取り扱う機能を
有し、 上記情報属性取得手段は、各情報の所定の単位時間当た
りのコメント回数を取得し、上記情報選択手段は、上記
情報属性取得手段により取得したコメント回数の多い情
報を優先して選択することを特徴とする請求項１記載の
ネットワーク情報処理装置。 - 【請求項４】 上記情報属性取得手段は、バイト数や行
数等を含む各情報のサイズを取得し、上記情報選択手段
は、上記情報属性取得手段により取得したサイズの大き
い情報を優先して選択することを特徴とする請求項１記
載のネットワーク情報処理装置。 - 【請求項５】 上記電子掲示板システムは、上記会議室
に登録された既存の情報に対する応答として登録される
情報を上記既存の情報のコメントとして取り扱う機能を
有し、 上記情報属性取得手段は、各情報の発信者及びそのコメ
ント関連情報を取得し、上記情報選択手段は、上記情報
属性取得手段により取得した発信者の中から予め指定さ
れた装置利用者の登録した情報に付加されたコメント群
を選択することを特徴とする請求項１記載のネットワー
ク情報処理装置。 - 【請求項６】 上記電子掲示板システムは、上記会議室
に登録された既存の情報に対する応答として登録される
情報を上記既存の情報のコメントとして取り扱う機能を
有し、上記ネットワーク情報処理装置は、上記会議室に
登録された各情報の参照有無を管理する機能を有し、 上記情報属性取得手段は、各コメント情報のコメント先
を取得し、上記情報選択手段は、以前に参照した情報に
対するコメント群を選択することを特徴とする請求項１
記載のネットワーク情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7089227A JPH08288960A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ネットワーク情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7089227A JPH08288960A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ネットワーク情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08288960A true JPH08288960A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13964863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7089227A Pending JPH08288960A (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | ネットワーク情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08288960A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09212513A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 書籍情報表示装置 |
| JP2006018646A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Ricoh Co Ltd | 電子掲示板装置、プログラムおよび記憶媒体 |
| JP2006277386A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用情報提示装置、情報提示方法および情報提示システム |
| JP2007108839A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Hitachi Ltd | 情報の重要度判定方法及び判定装置 |
| JP2007188330A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Toshiba Corp | 構造化文書抽出装置、構造化文書抽出方法および構造化文書抽出プログラム |
| JP2012032998A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Rakuten Inc | 階層構造を持つ書込み記事の評価システム |
| JP2015036940A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | 株式会社リコー | 情報共有装置及び情報共有システム |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP7089227A patent/JPH08288960A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09212513A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 書籍情報表示装置 |
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| US8037403B2 (en) | 2006-01-13 | 2011-10-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus, method, and computer program product for extracting structured document |
| JP2012032998A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Rakuten Inc | 階層構造を持つ書込み記事の評価システム |
| JP2015036940A (ja) * | 2013-08-15 | 2015-02-23 | 株式会社リコー | 情報共有装置及び情報共有システム |
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