JPH05307564A - 二文書表示装置 - Google Patents

二文書表示装置

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JPH05307564A
JPH05307564A JP4112895A JP11289592A JPH05307564A JP H05307564 A JPH05307564 A JP H05307564A JP 4112895 A JP4112895 A JP 4112895A JP 11289592 A JP11289592 A JP 11289592A JP H05307564 A JPH05307564 A JP H05307564A
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JP
Japan
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translated
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unit
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Application number
JP4112895A
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English (en)
Inventor
Kakan Go
家寛 呉
Toshitake Kaku
俊桔 郭
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4112895A priority Critical patent/JPH05307564A/ja
Publication of JPH05307564A publication Critical patent/JPH05307564A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原文と翻訳文とを表示画面に常に対称づけて
表示させることにより、翻訳等に際して前編集、後編集
を容易になしえる二文書表示装置を提供する。 【構成】 文行数記憶部は翻訳等をしている文の行数を
記憶する。文行数検出部はその処理が行われた後、表示
画面における当該文の新行数を計算する。比較部は、文
行数検出部によって検出された値と文行数記憶部によっ
て記憶された値とを比較する。そして、この値が異なる
場合には、編集部が対称表示のために、処理後の原文と
翻訳文との相互位置を再調整の上表示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原文とその翻訳文とを対
称づけて表示させる二文書表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば法文の逐条解説、古文の
現代語への注釈、外国語の翻訳処理のような二文書の各
種処理、編集においては、解説、注釈、翻訳処理によっ
て求められた解説や翻訳文や注釈文(以下「訳文」と言
う)を二文書表示装置の表示画面に表示し、それまでに
得られた訳文とその原文を参照しながら、次の原文の翻
訳処理等(以下、「翻訳」に限定して説明する。)を行
うことによりなされている。そして、これらの二文書表
示装置としては、例えば特開昭61−223978号公
報に示されたものがある。以下、従来技術に係る二文書
表示装置の代表としてこの公報に示されたものの作用に
ついて説明する。図9はその概略構成図である。本図に
おいて、入力部1を介して与えられる原文は、いったん
原文記憶部2に格納された後、例えば原文文字列中のピ
リオドにより一文毎に切り出されて翻訳装置本体3に入
力された上で翻訳処理が行われる。なお、ここに、本明
細書では「文」とは「原文」、「訳文」、「文章」等単
語、語句の一部である場合を除き中国語や日本語では原
則として「。」で終了する、英語やドイツ語では同じく
「.」、「?」、「!」等で終了する一文章、例えば
「本日は晴天なり。」、「I love you.」、
という意味である。また「一文」とはその文が1個の意
味である。翻訳装置本体3は翻訳辞書4を参照して原文
を訳文に転換する。そしてその得られた訳文を訳文記憶
部5に格納する。更に、その後原文及びそれに該当する
訳文に対して同じ文番号が付される。表示部6はその表
示画面を左右に2分割し、その左側を原文表示領域、右
側を訳文表示領域としている。前記表示部6は、原文表
示制御部7及び訳文表示制御部8の制御のもと各記憶部
2、5から文番号に従ってそれぞれ一文章単位で読出さ
れる原文及び訳文を入力し、表示領域に表示する。ま
た、文間制御部9は2文間の空白行数の制御及び表示さ
れる文の直下、次に表示される文の表示開始行を計算す
る。これらの処理により原文と訳文との対応がなされ
る。
【0003】図10はこの従来技術に係る二文章表示装
置の文間制御部9の表示制御の基本的な動作のフローを
示すものである。なお、本図においてi、jは表示制御
のパラメータであり、パラメータiは原文、訳文の全文
章における文の出現する順の番号を意味、若しくは指定
し、またパラメータjは表示に際しての表示データ(後
続の文若しくは文を形成する文字列をも含む)の文頭部
を基準に対称表示する際に、当該部の文章全体としての
行位置(そして当然、CRTに表示されるに際してはC
RTの表示面の最上部の行からの行位置を計算する際の
基準ともなる。)を指定するものである。以下に、本図
をもとに、動作を説明する。
【0004】最初に、上記パラメータi、jの初期値と
してそれぞれ“0”と“1”を設定する(a1)。次
に、パラメータiを i=i+1 とおく(a2)。次
いでパラメータiの値で特定される文番号の文の存在の
有無を原文及び訳文各々について判定する(a3)。そ
の結果、該当する文が各記憶部2、5に格納されている
と判定されたときには、両表示制御部7、8にその表示
が指示される(a4)。原文表示制御部7及び訳文表示
制御部8は、この指示のもと原文及び訳文各々について
文番号iで特定される文を各記憶部2、5からそれぞれ
読み出した上で表示部6に与え、前記パラメータjで示
される行位置を各文の表示領域における表示開始行とし
た上で、その表示をなさせる(a5)。次に、このステ
ップ(a5)では、表示領域に新しく表示された原文及
び訳文の各表示所要行数Ei、Jiが単語と単語との間
隔、文を構成する文字や、「,」「、」等の個数、全角
か半角か等をもとに検出される。文間制御部9ではこれ
らの所要表示行数のデータEi、Jiを入力して Mi
=Max(Ei,Ji)(ここに、Max(Ei,J
i)とはEiとJiの大きい方を選択する意味であ
る。)なる演算を行う(a6)。そして、Miを前記文
番号iで示される原文及び訳文の表示部6における対称
表示に必要な行とする。この必要表示行数Miに従って
前記パラメータjをj=j+Mi+1 とおく(a
7)。
【0005】この上で(a2)に戻る。更に、この戻り
によって前記文番号を示すパラメータiが更新される。
その上で、翻訳者が次の文の作業にすぐとりかかれるべ
く、次の文に対する表示が同様になされる。そしてこの
際、次の文の先頭行を示すパラメータjが表示された文
の表示に必要な行数Miより一行多い値となされている
(a7)ため、次の文は既に表示されている前の文の最
終表示行から少なくとも一行の空白行を形成して、その
表示開始行が定められることになる。
【0006】次に、表示に際してのスクロール処理につ
いて説明する。図11にこの従来のスクロール(行の位
置を調整すること)表示方式における制御動作のフロー
を示す。入力部1により、スクロール指示を入力する場
合には、先ず入力指示された情報がスクロール・ダウン
(表示する行を後(下)方の行にずらす。)であるか
(b1)、スクロール・アップ(同じく前(上)方にず
らす。)であるか(b2)を判定する。
【0007】そしてスクロール・ダウンの場合には、現
在オペレータのカーソル操作等によって表示指示されて
いる行pがCRT上の表示領域における最下行であるか
否かを判定し(b3)、最下行でないときは、表示指示
された行pが空白行である限り順次 p=p+1 の動
作がなされる(b4、b5)すなわち、後続の行がCR
Tに処理対象の行として表示される。そして上記カーソ
ル等によってある文の表示開始行位置が指示されるよう
になったとき、そのスクロール・ダウンが終了し、次の
指示を待つこととなる。
【0008】そしてステップ(b3)において検出され
た表示指示行pが、CRT上での表示領域の最下行に位
置するときは、翻訳者の作業の便のため表示領域に表示
されていない更に下の行に存在する同一文の表示をも指
示されていると解釈するのが妥当であることから、先ず
その行pに表示されている文の文番号sと、その文にお
ける指示行pの相対行(当該文の先頭行からの行位置)
mを求める(b6)。そしてその行pが空白であるか否
かを判定し(b7)、空白行である場合にはmを“0”
に初期化すると共に、文番号sは s=s+1 のいわ
ゆるインクリメント動作がなされ(b8)、結果的には
CRTにカーソルにより表示指示された処理対象の文が
次の文番号のものであることを認識する。尚、ステップ
(b3)にて行pが空白行でないと判定された場合に
は、翻訳者の作業の便宜のため文番号sで示される文の
全てを完全に表示することが要求されているものと判定
する。
【0009】このような判定処理を経た後、表示を指示
された番号sの文の最終行が前記CRT上の表示領域の
最下行となるように、その処理対象として表示された行
を全体的にスクロールする(b9)。このスクロールに
よって指示された文番号sの文の全体が表示領域の下方
位置に表示されることになる。そこでこのスクロールに
より上記表示領域の下位置に表示された文番号sの文の
表示先頭行nの値を求め(b10)、カーソルによって
示す処理対象行pを p=m+n+1 にセットする
(b11)。このステップ(b11)の処理によってス
クロール前に指示されていた行の次の行が、その相対関
係を維持して処理対象行として指示されることになる。
【0010】一方、スクロール・アップが指示された場
合には、基本的には上記ステップ(b3)からステップ
(b11)に示される処理と同様な処理が行われる。以
下、簡単に説明する。ステップ(b12)では指示行p
が表示領域の最上行であるか否かが判定される(b1
2)。そしてその行pが、最上行でないとき、表示指示
された行が、空白行である限り順次 p=p−1 のい
わゆるデクリメント操作がなされる(b13、b1
4)。上記カーソルによってある文の表示最終行位置が
指示されるようになったとき、そのスクロール・アップ
が終了し、次の指示を待つこととなる。
【0011】そうして、ステップ(b12)において検
出された表示指示行pが、CRT上の表示領域の最上行
に位置する場合、表示領域に表示されていない更に上の
行に存在する文の表示が指示されていることから、先ず
その行pに表示されている文の文番号sと、その文にお
ける指示行pの相対行(文の先頭行からの行位置)mを
求める(b15)。そしてその行pが空白であるか否か
を判定し(b16)、空白行である場合には文番号sを
1減少させ(b17)、表示指示された文が1つ前の文
番号のものであることを認識する。そしてその1減少さ
れた文番号sで示される文の行数kを求め、パラメータ
mを m=k+1 とおく(b18)。この処理は、文
番号sの文の行数に1行の空白行を加えた値が、前述し
た表示制御を維持して該文番号sの文を表示するに必要
な行数であることを示している。一方前記ステップ(b
16)において指示行pが空白行でないと判定された場
合には、翻訳者の作業の便宜のため文番号sで示される
文の全てを完全に表示することが要求されているものと
判定する。
【0012】このような判定処理を経た後、その指示さ
れた文番号sの先頭行が前記表示領域の最上行となるよ
うに、その表示行を全体的にスクロールする(b1
9)。このスクロールによって、指示された文番号sの
文の全体が文頭の行を表示領域の最上に位置して表示さ
れることになる。そこでこのスクロールによって上記表
示領域の上方位置に表示された文番号sの文に対して、
前記カーソルによって示す処理対象行pを p=m−1
にセットする(b20)。このステップ(b20)の
処理によってスクロール前に指示されていた行の1つ前
の行が、その相対関係を維持して指示されることにな
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では翻訳を行った後、原文とその訳文とを表示画
面にて対称づけることは可能であるが、翻訳する前後を
通じては、原文と訳文を常に左右対称に保持し続けるこ
とはできない。すなわち、翻訳は一般に、機械のみでな
く最終的にはユーザが何度も見直しを行ってなされる。
このため、いわば前翻訳、後翻訳若しくは更に最終翻
訳、校閲等がなされるうちに、翻訳者の別途の調整作業
がないかぎり、この左右の対称づけのずれが大きくな
り、ひいては意味をなし難くなることが多い。そして、
これらのことは翻訳に限らず、二文書の対称表示に対し
何等かの操作をなす場合には常に生じることである。と
いって、対称表示がくずれるごとに翻訳者が対称表示の
ための別途の操作をなすことは、翻訳作業そのものが中
断することとなるため、翻訳作業そのものの効率が低下
することとなる。更に、翻訳者自身が必ずしも文章の対
称表示への復元作業、あるいはそのために必要な操作に
精通しているとは限らず、このため第三者の手をわずら
わしたり誤操作をなす場合も多々あり、この場合には作
業能率の低下が一層はなはだしくなる。ことに、翻訳の
見直し等は複数の者がなすことが多く、このためかかる
事態は多々生じえる。
【0014】本発明はかかる課題に鑑みなされたもので
あり、簡易な判定手段を採用することにより、不必要な
表示処理を避けることにより処理スピードを高め、併せ
て、効率よく原文と訳文とを常に、自動的に左右若しく
は上下に対称付けて表示可能な二文書表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る二文書表示装置においては、原文の記
憶部と、その翻訳文の記憶部と、表示部と、翻訳者が翻
訳作業をなす際に必要な操作をなす操作部と、操作部か
らの翻訳者の指示のもとで翻訳をなす翻訳部と表示部に
原文と翻訳文との対称表示を制御する編集部とを有する
二文書表示装置において、原文とその訳文の各文章の一
文について翻訳を行う前の状態での表示に必要な行数を
記憶する文行数記憶部と、一文が新たに翻訳し直された
後にその文の表示に必要な行数を検出する文行数検出部
と、前記文行数記憶部で記憶されている行数と前記文行
数検出部で検出された行数とを比較した上でその差を求
める比較部と、もし、両者の行数が相違するならばその
差を検出した比較部からの情報により原文、新たな翻訳
終了後の翻訳文及び当該翻訳文に後続する新たな翻訳が
なされていない翻訳文の少なくとも一を必要な行数だけ
上方若しくは下方又は右方若しくは左方へずらすことに
より原文の各文と翻訳文のこれに対応した各文の文頭の
対称を保持した上での表示部への表示を行わせる対称表
示保持部とを有することを特徴とする二文書表示装置と
している。
【0016】
【作用】上記構成により、前編集処理/後編集処理が行
われた後、文行数検出部は更新された文が表示画面に表
示されるに必要な新行数を計算する。比較部により、文
行数検出部で検出された新行数と文行数記憶部で記憶さ
れている旧行数との相違が検出される。もし、両者が相
違するならば、もとの対称づけが保持されていないこと
となるため、比較部は編集部を起動して原文若しくは新
しい訳文を必要な行数だけずらすことにより対称づけを
保持する、再表示処理を行う。これにより、画面上での
原文とその訳文との対応する各文の文頭を基準に対称さ
せての表示が自動的に再度なされる。
【0017】
【実施例】図1は本発明に係る二文書表示装置の一実施
例のブロック図である。本図において、1は、原文や訳
文を入力し、また編集や翻訳処理等の命令、プログラム
を入力する入力部である。2は、原文記憶部であり、5
は訳文記憶部であり、それぞれブロック毎に分けられ、
各ブロックは原文とその翻訳文に対して文と表示画面に
表示されている当該文の行数を格納する行数記号レジス
タを有している。その内容の概念を図7(a)、(b)
に示す。10は、対称づけて表示するために必要な各種
の記号を格納する表示記号レジスタである。その内容は
例えば、表示画面における第一番目の文番号を格納する
第一番目文記号レジスタ(TopST)、現在翻訳をし
ている文を格納する編集文記号レジスタ(Cur(cu
rrent)ST)、原文若しくは訳文におけるすべて
の文の数を格納する文数記号レジスタ(TotalS
T)である。6は、原文ファイルを原文記憶部2に格納
し、訳文ファイルを訳文記憶部5に格納する編集部であ
り、表示装置11への表示と対称表示をも制御する。こ
のため、原文と訳文とは常に表示装置11に左右対称づ
けて表示される。その対称表示の様子を図8(a)に示
す。更に、入力部1を介しての操作者(多くの場合翻訳
者)の指示により、必要な処理を行う。もし、指示が編
集であれば、編集を行う。もし、翻訳であれば、対象と
なる原文が翻訳部3へ伝えられた後に翻訳が行われる
(本実施例では、従来例と同じく主に翻訳について説明
する。)。翻訳部3は翻訳辞書4を参照して編集部6か
ら伝えられた原文を翻訳した後、その結果たる訳文を編
集部6に返送する。
【0018】文行数記憶手段7は翻訳をしている文の当
初の行数を記憶する。文行数検出手段8は翻訳が行われ
た後、表示画面における該当文の新行数を計算する。比
較部9は文行数検出手段8によって検出された値と文行
数記憶手段7によって記憶された値とを比較した上でそ
の差を求める。そしてもし、この二つの値が同じでない
場合には、この差についての情報を比較部9からえた編
集部6は両文の対称表示のために、原文若しくは翻訳が
行われた後の訳文を必要な行数だけ上方又は下方へずら
して表示装置11に再表示する。
【0019】更に、表示装置11に表示されている後続
の原文、訳文についても必要な表示行の変更を行う。次
に、ハード面について説明する。入力部1はキーボー
ド、マウス、タッチパネル、電子ペン等からなり、表示
装置11の表示を参照しつつオペレータが入力をなす。
原文記憶部2及び訳文記憶部5は半導体メモリよりな
り、通常のワードプロセッサー、翻訳装置等と同じくフ
ロッピーディスク等を付加、着脱等なすことによりその
記憶の柔軟性と記憶容量の増大とが図られている。翻訳
部3は本来編集部6と一体的に構成されているものであ
り、その中心となる機能は内蔵のマイクロコンピュータ
により発揮される。そして、翻訳と編集のために必要な
プログラムのうち主なものは内蔵の半導体メモリ製RO
Mに、翻訳者の付加したもの例えば、本実施例において
は基本的翻訳は日本語と中国語であるが、オプションに
よる日本語と英語間の翻訳のためのプログラム等は同じ
く追加格納されるディスクに記憶されている。更に翻訳
辞書4は、翻訳者の選択による翻訳の内容如何、例えば
日本語から中国語や英語への翻訳やその逆に応じて適宜
選択、追加が可能とされている。また、このため日本
語、中国語間はハードと一体になって内蔵されている
が、その他の言語については、フロッピーディスクによ
り追加可能とされている。文行数記憶手段7は通常のワ
ードプロセッサーや翻訳装置と同じく各々半導体記憶素
子よりなり、文行数検出手段8は編集部6及び翻訳部3
に内蔵のマイクロコンピュータよりなる。比較部9は原
理そのものはいわば、単なるプロセッサーであり、本実
施例においては編集部6、翻訳部3に内蔵のマイクロコ
ンピュータが兼務で比較する。表示記号レジスタ10
は、半導体記憶素子よりなり、編集部に内蔵されてい
る。表示装置11はCRT及び印字装置からなる。
【0020】次に、文行数検出等の作用の基本的原理に
ついて説明する。文行数の検出は例えば日本語ならば文
字列の最終末の「。」等固有の識別子、各ワードプロセ
ッサー固有の改行記号等及びあらかじめオペレータによ
り入力された文の記載についての指示、例えばA4版で
36文字/行、29行/頁、に相応した印字、表示等の
入力情報等により編集部6、翻訳部3内蔵のマイクロコ
ンピュータが検出する。空白行の検出やスクロール等の
処理についても同様である。そして、これらのことは他
の言語でも同様である。ただし、例えば中国語ならば日
本語にほぼ同じであるが、英語やドイツ語においては単
語と単語の余白、英語なら文頭の大文字、ドイツ語なら
更に名詞の前の大文字、も考慮され、固有の識別子
も「。」に換えて「.」、「?」、「!」等が主体とな
る等多少の変更があるのは勿論である。更に法文におい
ては「第○○条」等の記述が、図形や記号においてはあ
らかじめ入力された図形等そのものがいわば一種の識別
子の役を果たす。また、CRT面を左右に分けての二文
章の並列対称表示の基本的原理は、計算機システムにお
けるCRT上でのマルチウィンドウシステムにおける対
称表示と同じものを採用している。なお、これら文字数
の検出、行数の算出、分割表示、表示位置の変更等の技
術は企業の自動翻訳装置、計算機システム、文章編集装
置のごとき大型複雑なものはもとよりテレビゲーム、ワ
ードプロセッサー、画面の隅に裏番組の同時表示が可能
な大型テレビジョン等家庭内の玩具や機器にまで使用、
採用されているいわば周知の技術であるため、また本願
発明の要旨そのものではない、あるいは前提としている
関連分野の周知の技術であるため、それらのハード面、
ソフト面のより具体的な内容の説明は省略する。そし
て、以下においては、フロー図を参照しつつ本実施例の
本発明に係る各構成要素の具体的な作用、その作用のた
めの動作手順を主に説明する。 図2は、本実施例の二
文書表示システムの動作手順若しくは処理のフロー図で
ある。編集部6により、入力部1を介して与えられた原
文は原文記憶部2に格納され、訳文は訳文記憶部5に格
納される。そして、表示記号レジスタにおける各レジス
タの値が初期化される。そして、 TopSt=0
(top sentence=0) CurSt=0
TotalSt=原文(訳文)における文の数 とされ
る。
【0021】その次に、編集部6により、原文とその訳
文とを左右に対称づけて画面に表示する(c1)。次
に、入力部1に入力された翻訳者の指示により、該当指
示の動作を行う。翻訳指示であれば、翻訳処理を行う
(c2、c11)(以下、入力部1への外部からの入力
は究極的には翻訳者の指示であるのは自明であるため、
この場合のその旨の記載は原則として省略する。)。編
集指示であれば、編集処理を行う(c3、c4)。スク
ロール指示であれば、スクロール処理を行う(c5、c
6)。更に、編集部6により、再表示処理がなされる。
すなわち、原文とその訳文との行位置を調整してスクロ
ール処理を終了する。翻訳が行なわれた後、編集部6に
より、表示画面における対称づけを調整する。まず、文
行数検出手段8により、翻訳が行われた後の表示画面に
おける該当文の行数を計算する(c12)。比較部9に
より、原文とその訳文とが左右に対称づけられているか
否かが判定され、非対称ならば翻訳に伴う前後の表示行
数の差が求められる(c13)。もし、対称となってい
ないならば、編集部6が起動し、比較部9からの差につ
いての情報をもとに表示行の位置を再調整の上各文の文
頭の行を基準に左右に対称づけて再表示する。次いで、
後続の文に対しても必要な処理がなされる。(c7)。
勿論ほかの機能指示が要求されている場合には、その処
理をも行なう(c8、c9)。この上で、中止要求に応
じるほかに(c10)次の命令が指示されるまで待つ。
【0022】図3は、文行数検出手段8の動作フロー図
である。文行数検出手段8は翻訳が行われた後、該当文
が画面に表示されている行数を計算する。パラメータc
urは現在翻訳している文を示すものである。そして、
curは編集文記号レジスタにおける値に設定される
(d1)。すなわち cur=CurST とされる。
パラメータino(increase number)
は翻訳が行われた後、原文や訳文における第cur文の
文字の増加数を示すものである。従って、もしパラメー
タinoが負であれば、該当文の字数が後翻訳の結果少
なくなったことを示す。パラメータnoは後翻訳が行わ
れた後の原文や訳文における第cur文の文字数を示す
ものである。 従って、 no=st[cur].nch
ars+ino すなわち、後翻訳毎に st[cur].nchars
=no の関係が生じる。ここに、st[cur].n
charsは第cur文の文字数を示すものであり、必
要な表示行算出の基準となるものである(d2)。パラ
メータlineは第cur文が編集や翻訳処理が行われ
た後、表示画面に表示されている行数を示すものであ
る。そのため、line=第cur文が修正された後、
表示画面に表示されている行数である(d3)。
【0023】図4は、比較部9の処理フロー図である。
比較部9は文行数検出手段8によって検出された値によ
り、表示画面における原文と訳文との対称づけが保持さ
れているか否か判定する。もし、保持されていないとき
には、比較部9によりもとめられた行数の変更について
の情報をもとに表示の修正が行われる。パラメータmo
velineは、第cur文が翻訳を行う前後での表示
画面に表示される行数の差異を示す。次に、 moveline=MAX行数(cur)−line
とおく(e1)。 MAX行数は原文側の第cur文の行数記号レジスタ
(c.sl〔cur〕)の値と訳文側の第cur文の行
数記号レジスタの値(j.sl〔cur〕)とのうち大
きいほうを示す。すなわち、 MAX行数(cur)=MAX(c.sl[cur],
j.sl[cur]) パラメータlineは文行数検出手段8により、第cu
r文の行数を計算して得られる。そして、原文(訳文)
における第cur文の行数記号レジスタの値を更新す
る。即ち、行数記号レジスタの該当文の値をパラメータ
lineの値に設定する(e2)。前記のパラメータm
ovelineは編集や翻訳処理が行われた後、表示画
面における原文と訳文との対応づけがなされているか否
かを判定するものである。もし、moveline=0
なら、表示画面上の原文と訳文との対称づけが保持され
ていることを示す。もし、moveline<0なら、
第cur文が翻訳された後、その文字数が増加したこと
を示す。このため、表示画面に表示されている第(cu
r+1)文以後の文は原文、訳文ともmoveline
行数だけ下方へスクロールしなければならない。もし、
moveline>0なら、第cur文が翻訳された
後、その文字数が減ることを示す。このため、表示画面
に表示されている第(cur+1)文以後の文はmov
eline行数上方へスクロールしなければならない。
【0024】このため、パラメータmovelineが
0であるか否かを判断するだけで、第(cur+1)文
以後の文をそのまま表示画面に再表示することの可否が
判断可能となる(e3)。また、パラメータUpdat
eは原文と訳文との対称づけが正しいか否かを示すもの
である。パラメータmovelineが0であるときに
は、第(cur+1)文以後の文の相互位置関係を調整
の上画面に表示する必要はないため、パラメータUpd
ateは0に設定される(e4)。もし、パラメータm
ovelineが0ではないときには、第(cur+
1)文以後の文の相互位置関係を再調整の上画面に表示
する必要があるため、パラメータUpdateは1に設
定される(e5)。(なお、このパラメータmovel
ine 及びUpdateは、翻訳者の表示面を見ての
作業には表面上無関係であり、本二文書表示装置のソフ
トの成作において重要な役を果たすものである。)図5
は本発明における編集部6の再表示処理の流れを示す図
である。パラメータtopは現在表示画面に表示されて
いる第一番目の文の番号である。パラメータcurは現
在編集や翻訳をしている文を示すものである。パラメー
タkは第cur文の文頭の表示位置の画面上での行数を
示すものである。先ず、以下のパラメータの値を設定す
る(f1)。
【0025】top=TopST cur=CurST k=0 続いて第cur文が画面に表示されている表示行位置を
計算する。得られた値をパラメータkに格納する(f
2)。そして、パラメータUpdateを判定する。も
し、パラメータUpdateが1であれば、原文と訳文
との対称づけが保持されなくなったことを示す。このた
め、本発明に係る原文と訳文との位置の再調整がなされ
ることとなる。なお、パラメータUpdateが0であ
れば、原文とその訳文との対称づけが保持されているた
め、再調整の上で表示がなされる必要はない(f3)。
すなわち、そのまま表示されることとなる。
【0026】さて、原文と訳文の位置の再調整である
が、最初にパラメータkが表示画面における最大表示行
数(MAXROW)を越えるか否かを判定する。次い
で、第cur文が文数記号レジスタ(TotalST)
における値より大きいか否かを判定する(f4)。k<
MAXROWかつcur<TotalSTであれば、原
文と訳文の第cur文は画面の第k行から表示される
(f5)。次いで、パラメータk及びcurを更新する
(f6)。すなわち、 k=MAX行数(cur)+k
+1、 cur=cur+1 の処理がなされる。ここ
に、kの再設定で1が加えられるのは、文と文との間は
一行あけることに対応したものである。次いで、ステッ
プ(f4)に戻って次の文の表示、動作、処理がなされ
る。なお、ステップ(f4)で、パラメータkがMAX
ROWより、あるいはパラメータcurが文行数記号レ
ジスタにおける値より大きい場合には、他の文を表示で
きないことを示す。
【0027】図6は本発明における編集部6のスクロー
ル処理のフロー図である。入力部1により、スクロール
指示が入力された後、先ず、スクロール・アップである
か否かを判定する(g1)。スクロール・アップが指示
されたときには、現在表示画面に表示されている第一番
目の文(即ち、第一番目文記号レジスタTopST)は
原文と訳文の第一番目の文であるか否かを判定する(g
3)。もし、TopST=0 であれば、スクロール・
アップできないことを示す。このため、スクロール処理
はなされない。もし、TopST>0であれば、第一番
目文記号レジスタにおける値から順次1を引く(g
4)。すなわち、 TopST=TopST−1 とす
る。そして、編集文記号レジスタにおける値を第一番目
文記号レジスタにおける値に設定する。そのうえで、パ
ラメータUpdateを1に設定する(g5)。すなわ
ち、 CurST=TopST 、Update=1
となされ、この新しいパラメータ値が設定された後、再
表示処理をしてスクロールを終了する。
【0028】スクロール・ダウンの場合もその処理流れ
は前記ステップ(g3)、ステップ(g4)と類似して
いる。すなわち、ステップ(g6)では、第一番目文記
号レジスタ(TopST)における値が文数記号レジス
タ(TotalST)における値と同じか否かが判定さ
れる。もし、 TopST=TotalST であれ
ば、表示画面に表示されている第一番目の文は原文、訳
文における最後の文であることを示し、スクロール・ダ
ウンをすることはできない。このため、スクロール処理
はなされない。もし、 TopST<TotalST
であれば、第一番目文記号レジスタにおける値に1を加
える(g7)。すなわち、 TopST=TopST+
1 とされる。
【0029】しかる後、スクロールアップの場合と同じ
ように、編集文記号レジスタにおける値を第一番目文記
号レジスタにおける値に設定する。そのうえで、パラメ
ータUpdateを1に設定する(g5)。次いで、同
じように再表示処理がなされて後スクロールが終了す
る。次に、本二文書表示装置により、原文と訳文の表示
が文の行数の変化にかかわらず調整の上保持される様子
を中国語を日本語に翻する場合を例にとって、図を参照
しつつ説明する。
【0030】図8に、この様子を示す。本図において、
表示画面における最大表示行数は10とする。すなわ
ち、最大表示行数(MAXROW)=10である。原文
とその訳文が入力されてから、本二文書表示装置におけ
る文行数検出手段8は行数記号レジスタと表示記号レジ
スタの初期値をそれぞれ以下の値に設定する。行数記号
レジスタ(該当文の行数と一行の空白行を含む。なお、
jはJapan 日本文、cはchina 中国語を意
味する。): j.sl[0]=4, c.sl[0]=3, j.sl[1]=4, c.sl[1]=3, j.sl[2]=4, c.sl[2]=4, 表示記号レジスタにおける初期値: TopST=0 CurST=0 次いで、原文とその訳文とを表示装置の表示画面の左右
に文頭を基準に対称づけて表示する。図8(a)にこの
状態を示す。
【0031】次いで、オペレータが翻訳の見直しの結
果、原文の第二番目の文中の「文字通り」を削除したと
する。削除直後の状態を図8(b)に示す。しかる後、
ワードプロセッサー等と同じくこの削除部分には同じ文
の次の語句が自動的に繰り上がって表示される。更にこ
のため、第二番目の文はそれまで表示に3行を要してい
たのが2行でよいこととなる。この状態の第2番目の文
を図8(c)に示す。なお、文中の文字「今」をかこむ
□はカーソルの指す位置を示す。従来技術に係る二文書
表示装置ではこのままであり、他の行、他の文の表示は
図8(b)に示されているのと同じ状態が保持される。
しかし、本実施例では以下の動作がなされる。 文行数検出手段7では(d1): cur=2 (現在編集してい
る文番号) j.st[2].nchars=38(該当文の初めの
文字数) ino=−4 (4個文字数を削
除するから) このため図3におけるステップ(d2)の動作は、 n
o=38+(−4)=34 j.st[2].ncha
rs=34 となる。ここに、パラメータlineは該
当文が表示画面に表示されている行数を示すものであ
る。すなわち、line=2(d3) 次に、比較部により、画面左側の訳文と右側の原文の対
称性が保持されているか否かが判定される。パラメータ
movelineは該当文で「文字通り」が削除される
前後での、表示画面に表示されるに必要な行数の差を示
すものである。その結果、図4のステップ(e1)に示
す処理として: moveline=MAX(cur)
−line=MAX(3,2)−2=1 となる。
【0032】続いて該当文の行数記号レジスタにおける
値を更新する(e2): j.sl[1]=3 movelineが0でないから(e3)、パラメータ
Updateを1に設定する(e5)。それから、第2
文における原文とその訳文との対称づけが1行減った上
で衡り合うこととなったので、編集部6を起動して、当
該文のみならず、後続する文の対称表示に必要な処理を
する。先ず、以下パラメータの初期値を設定する(f
1): top=TopST=0 cur=CurST=1 k=0 続いて表示画面に第top文から第cur文までの行数
を計算する: k=7 Updata=1(f3)であるため、表示すべき行数
の調整を行う。すなわち、図8(c)に示すように、第
3番目の文を上へ一行スクロールする。その結果、原文
と訳文との対称が再度保たれる。(f4〜f6)。
【0033】以上本発明を実施例に即して説明してきた
が、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論で
ある。すなわち、以下のものも本発明に包含される。 (1)編集部6における指示を制御する行数記号レジス
タは同じ文の原文と訳文を一つずつ保持設定するのでな
く、一つの行数記号レジスタで、文章全体の行数を格納
する。
【0034】(2)スクロールの場合、一文毎になすの
ではなく、いくつもの文や一ページ(表示画面に表示で
きる最大行数)を単位としている。和歌、俳句や漢詩と
その注釈文との対称表示において、和歌等にこれを採用
すると便利であろう。 (3)原文と訳文は日本語、中国語でなく英語とドイツ
語等である。 (4)本発明は二種の性質、性格の異なるしかも相関連
した文章の各種操作の前後を通じて対称表示の保持に意
味があるのであり、翻訳はあくまでも二文章の対称表示
の対象として例示したものである。従って、本装置によ
りなされる処理として、実施例の翻訳に換えて古文の現
代文への注釈、法令の逐条解説、法律の改正に伴う新旧
法文や施行規則の対照表の作成や改正の案文そのものの
検討作業、記号とその意味するところの解説文、国語辞
典の作成、年代と当該年に生じた事件の対照表等の処
理、作成等がなされることをも含む。
【0035】更にまた、翻訳では原文には翻訳者の手が
加えられないのが原則であるが、本発明に言う対称表示
においては、例えば年代と当該年に生じた事件の対照表
作成における年代の表示の変更、「西暦1992年」か
ら「平成4年」へ、「中世代ジェラ紀」から「約二億一
千万年前から約一億四千万年前」及び当該年に生じた事
件の表示の変更、例えば「商標法の改正」を「サービス
マークの登録制度の採用」へのごとく双方を包含し、そ
のいずれの一方の表示の変更であっても、そして勿論双
方の表示の変更であっても対称表示が保持されることを
も包含する。
【0036】(5)文章や文とは、上記(4)にて言及
したごとく日本語や中国語あるいはそれらの一文に限定
されず、道路標識のごとく図や記号をも含む概念であ
る。なお、この際、その表示に必要なスペースは当該図
や記号、そして場合によってはそのまわりの必要な余白
が、ユーザの別途の指示のもと文章の行に換算される。 (6)同じく表示とは、単にCRT等へ眼視的に表示す
るだけでなく、印字手段による記録用紙への印字、他の
表示手段へそのまま対称表示されるようにした上でのフ
ロッピーディスクへの記憶の転写をも含む。
【0037】(7)対称表示とは、我国における法改正
に伴う新旧条文の対称表にみられるごとく、上下対称を
も包含する。また、このためスクロール処理も上下に限
定されず、左右をも含む。 (8)原文と訳文の処理等は同一人によってなされると
は限らないし、また同一作業にも限らない。すなわち、
機械翻訳後の下級地位者による見直し、上級者による見
直し、本印刷開始に先立っての出版業者の校閲、我国に
おける輸出入関係の法文の改正及び外国商社等向けにな
されるその後の英訳等をも包含する。従って、この場合
には1の法改正をもとに新旧法文の和文と英訳文による
対称表示及び新法文の和文と英訳文の対称表示の3種の
対称表示が別個になされえることとなる。また、印刷業
等企業によっては、本願発明に係る二文書表示装置をい
わば多段式に組み込んで、新旧法文の和文英文の対称表
示等に使用してもよい。更には、同じく多段に使用(組
合せ)て、多言語辞書、例えば、日本語、中国語、フラ
ンス語、英語の各対応する単語等が文頭、語頭を揃えて
横方向に平行表示されるようにしてもよい。
【0038】(9)CRTへの二文章の分割表示、文行
数の検出、記憶、スクロールの手法、文章やその行数等
各種の記憶等についてはハード面、ソフト面ともども多
数のものが開発されており、このため採用にあたっては
それらの如何を問わない。具体的には、本発明の一の構
成要素が複数の部品に分割されて製造される、また逆
に、複数の構成要素が一の部品にて製造される、一部は
ハード、一部はソフト等である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、 (1)現状の二文書表示装置に簡単な記憶手段、計算方
法及び判定手段を付加するのみで、表示画面における原
文とその訳文とを常に対称づけることが可能となる。
【0040】(2)ユーザは前編集、後編集と翻訳処理
を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二文書表示装置を機械翻訳に利用
した場合の一実施例のブロック図である。
【図2】上記実施例の処理フロー図である。
【図3】上記実施例の文行数検出手段の処理フロー図で
ある。
【図4】上記実施例の比較部の処理フロー図である。
【図5】上記実施例の編集部の再表示処理フロー図であ
る。
【図6】上記実施例の編集部のスクロール処理フロー図
である。
【図7】上記実施例の原文記憶部及び訳文記憶部の概念
的構成図である。
【図8】上記実施例の原文と訳文の処理に伴う表示の変
化を示す図である。
【図9】従来技術に係る機械翻訳表示装置の概略構成図
である。
【図10】従来技術に係る機械翻訳表示装置の文間制御
部9の処理フロー図である。
【図11】従来技術に係る機械翻訳表示装置のスクロー
ル制御のフロー図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 原文記憶部 3 翻訳部 4 翻訳辞書 5 訳文記憶部 6 編集部 7 文行数記憶手段 8 文行数検出手段 9 比較部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郭 俊桔 台湾タイ・ペイ・シ・ター・アン・チー・ 10628・レン・アイ・ル・サン・トォア ン・136・ハオ・10・ロウ スン・シャ・ ティエン・チ・チ・シュー・カイ・ファ ー・クゥー・フェン・ユウ・シエン・コ ン・スー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原文の記憶部と、その翻訳文の記憶部
    と、表示部と、翻訳者が翻訳作業をなす際に必要な操作
    をなす操作部と、操作部からの翻訳者の指示のもとで翻
    訳をなす翻訳部と、表示部に原文と翻訳文との対称表示
    を制御する編集部とを有する二文書表示装置において、 原文とその訳文の各文章の一文について翻訳を行う前の
    状態での表示に必要な行数を記憶する文行数記憶部と、 一文が新たに翻訳し直された後にその文の表示に必要な
    行数を検出する文行数検出部と、 前記文行数記憶部で記憶されている行数と前記文行数検
    出部で検出された行数とを比較した上でその差を求める
    比較部と、 もし、両者の行数が相違するならばその差を検出した比
    較部からの情報により原文、新たな翻訳終了後の翻訳文
    及び当該翻訳文に後続する新たな翻訳がなされていない
    翻訳文の少なくとも一を必要な行数だけ上方若しくは下
    方又は右方若しくは左方へずらすことにより原文の各文
    と翻訳文のこれに対応した各文の文頭の対称を保持した
    上での表示部への表示を行わせる対称表示保持部とを有
    することを特徴とする二文書表示装置。
JP4112895A 1992-05-01 1992-05-01 二文書表示装置 Pending JPH05307564A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0939378A2 (en) * 1998-02-27 1999-09-01 Hitachi, Ltd. A sequential data display method and apparatus
CN111783393A (zh) * 2020-06-30 2020-10-16 掌阅科技股份有限公司 双语对照阅读时的手写笔记同步方法、设备及存储介质

Cited By (3)

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