JPH11248205A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

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Publication number
JPH11248205A
JPH11248205A JP4611198A JP4611198A JPH11248205A JP H11248205 A JPH11248205 A JP H11248205A JP 4611198 A JP4611198 A JP 4611198A JP 4611198 A JP4611198 A JP 4611198A JP H11248205 A JPH11248205 A JP H11248205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
humidification
humidity
heater
humidification operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4611198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Watanabe
潔 渡辺
Hiromitsu Itami
啓光 伊丹
Makoto Kurihara
誠 栗原
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP4611198A priority Critical patent/JPH11248205A/ja
Publication of JPH11248205A publication Critical patent/JPH11248205A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適湿度を損なうことなく、快適湿度の範囲
内で長時間加湿を行える加湿運転モードの設定により一
日一回の給水も使用可能で急激な湿度変化にも不快さを
与えない。 【解決手段】 水タンク2と蒸発皿3とヒーター5と制
御装置9からなる加湿器において、連続加湿運転モード
30時の加湿量での快適湿度可能な部屋の大きさに対し
て、同じ大きさの部屋で快適湿度の範囲内で加湿量をヒ
ーター5の通電制御により行い、その加湿量をコントロ
ールした加湿運転モードを設定し、操作部10に加湿運
転モードの設定キー11・12・13を設け、湿度の急
激な変化による加湿運転モードの可変を行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
使用される暖房器具の使用に伴う室内の乾燥を防止する
電熱式等よりなる加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な加湿器は、例えば、図4
に示すように本体ケース1と水タンク2と水を加熱し、
蒸発させる蒸発皿3と加熱され蒸発するスチームを外部
に放出するためのガイド4とこれらを被せるふた5から
なり、本体ケース1内部には蒸発皿3の側面に加熱用の
ヒーター5と部品冷却用のフアン6とモーター7と湿度
を検知する湿度センサー8とこれらの動作をコントロー
ルする制御装置9とから構成されている。
【0003】本体ケース1外部表面には加湿運転モード
を設定する操作部10があり、設定された加湿運転モー
ドに合わせて制御装置9が動作をコントロールする。
【0004】加湿運転モードには、連続して時間当り加
湿量が一定に加湿する連続加湿運転モード、設定湿度に
合わせて加湿運転を行い湿度調節する自動加湿運転モー
ドがあり、操作部10には、連続加湿運転モード設定キ
ーと自動加湿運転モード設定キーとがあるものが知られ
ている。(例えば、特開平9ー178228号公報参
照)また、特開平5ー52392号公報にもあるよう
に、時間当りの加湿量を部屋の大きさや湿度状態に合わ
せて可変できるものが知られている。
【0005】時間当りの加湿量は、蒸発皿3とヒーター
5の消費電力により決まるが、電力の制御や間欠運転の
通電制御による時間当りの加湿量の制御が可能である。
【0006】また、水タンク2の水量は、使い勝手を考
え、連続加湿モード時の時間当りの加湿量の8〜10倍
の量にし、8〜10時間の連続使用で給水がないように
設定してある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成による
加湿器は、実際の使用では、湿度調節による制御運転で
は連続加湿運転時の加湿量より減り、水タンク満水時の
運転時間は長くなり、給水の回数は減ることになる。
【0008】しかし、運転時間が長くなるのは便利そう
に思えるが、外気の湿度状態、室内の暖房状態で自動湿
度運転での制御が変化するため、あと何時間水を交換し
なくてよいのか、が判らないという問題点があつた。
【0009】また、このようにいつ水の交換をして良い
か判らないため、うつかり水を交換しないで数日間放置
してしまい水が腐敗するという問題点もあつた。
【0010】これに対し、水タンクの容量も製品の大き
さの問題などから、電力制御や、通電制御により加湿量
を減らし、約12時間給水しなくても良くする方法や水
タンクの水量を給水時間で割った値を、時間当りの加湿
量とする方法もあるが、12時間という時間も実生活の
中では中途半端であり、タンクの水量から割り出す加湿
量も少なすぎて現実に加湿能力が得られないといつた問
題点があった。
【0011】このような問題点を補うために通常快適湿
度とされる60〜40%にコントロール可能な広さの部
屋において、一日一回の給水で運転可能な加湿量の運転
を行うものもあるが突然の温度変化などによる湿度変化
に対応できないといつた問題点もあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、水タンクとヒータ
ーにより水を蒸発させる加湿皿とヒーターの動作を制御
する制御装置と湿度を検知する湿度センサーと加湿運転
モードを設定する操作部から構成される加湿器におい
て、加湿運転モードに連続加湿運転モードと、制御装置
によりヒーターの通電制御を行い加湿量の少ない弱加湿
運転モードを設け、操作部に連続加湿運転設定キーと弱
加湿運転モード設定キーを設け、さらに湿度センサーに
よる湿度検知が35%以下の時に連続加湿運転モードに
切り替わる低湿度運転モードを設けたものとした。
【0013】また、前記低湿度運転モードでの連続加湿
運転モード時に湿度センサーによる湿度検知が50%以
上の時、弱加湿運転モードに戻るものとした。
【0014】また、前記低湿度運転モードでの連続加湿
運転モード時に湿度センサーによる湿度検知が50%以
上の時、弱加湿運転モードより少ない加湿量の微弱加湿
運転モードになるものとした。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は前記の如く構成したこと
により、連続加湿モードの加湿量時で、日本の冬の外気
温の標準である約5℃、53%を室内で20℃に暖房し
たときに快適湿度とされている60〜40%の上限であ
る60%に可能な部屋の条件は、木造和室で約7畳、プ
レハブ洋室で約12畳となる。
【0016】この広さの部屋を快適湿度の下限である4
0%に保てる加湿量がある。
【0017】この加湿量で加湿運転すれば水タンクの水
量が満水でその24倍であれば、約24時間加湿運転が
可能となる。
【0018】これにより、一日一回の給水でほどほどの
快適湿度を一日中保つことが可能であり、使い勝手が向
上し、快適性も維持できる。
【0019】また、急激な湿度変化により不快湿度であ
る30〜35%になつた時には、加湿量を戻し、湿度変
化に対応する。
【0020】さらに、快適湿度に復帰後は通常の長時間
用の加湿量より少なくした加湿量の運転に戻し、長時間
加湿に対処する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。
【0022】図において、1は本体ケースであり、合成
樹脂製の成形品で内部は、蒸発皿3とヒーター5とフア
ン6とモーター7と湿度センサー8と温度過昇防止装置
20と制御装置9と操作部10とで構成されている。
【0023】本体ケース1には水タンク2と、蒸発皿3
の上部にガイド4が設けられ、上部にふた15が設けら
れ、蒸気の吹出口24が設けられている。
【0024】水タンク2は下に水を入れる口があり、キ
ヤップ16が設けられている。
【0025】キヤップ16の中央部には弁17が設けら
れ、本体ケース1の凸部18に押されて弁17が開閉
し、水タンク2内の水が流出し、蒸発皿3に溜る。
【0026】蒸発皿3の外部には、加湿用のヒーター5
が密着して設けられている。
【0027】ヒーター5の付近には温度過昇防止装置2
0が設けられている。
【0028】モーター7に取付けられたフアン6は、ヒ
ーター5部の冷却や外部に吹き出す蒸気の冷却のため本
体ケース1の貫通穴21を経由し、ガイド4内に風を送
る。
【0029】この風は、本体ケース1と外部の間に設け
られた開口部22を通して外気を取り入れており、そこ
には塵埃を内部に入らないようにフイルター23が設け
られている。
【0030】また、開口部22に付近に外気の湿度を検
知する湿度センサー8が設けられており、制御装置9に
接続されている。
【0031】制御装置9には湿度センサー8の情報等を
処理するマイコンとヒーター5やフアン6の動作を制御
する制御器などにより構成される。
【0032】制御装置9は操作部10と接続されてお
り、操作部10は加湿運転モードの設定、運転状態の表
示ができる。
【0033】加湿運転モードには、ヒーター5が連続し
て通電されている連続加湿運転モード30、湿度センサ
ー8の情報によつてヒーター5の通電を制御する自動加
湿運転モード35、ヒーター5の通電を事前に設定した
制御をし、時間当りの加湿量を制御する加湿量可変運転
等の運転モードとして加湿量を抑えて制御する弱加湿運
転モード31があり、操作部10には、連続加湿運転モ
ード設定キー11と自動加湿運転モード設定キー12お
よび弱加湿運転モード設定キー13があり、それぞれの
キーで設定選択ができる。
【0034】また、設定キーは操作部10にないが、弱
加湿運転モード31で運転中に湿度が35%以下になつ
た時に連続加湿運転モード30になる機能を設けてあ
る。
【0035】さらに、低湿度運転モード32には、湿度
が約50%に回復した時に弱加湿運転モード31と微弱
加湿運転モード33に戻す機能を設けてある。
【0036】次に、前記構成における作用を説明する。
【0037】連続運転時の時間当りの加湿量はヒーター
5の消費電力により決定されるものであるが、適用する
部屋の大きさに合わせて加湿量を設定する。
【0038】通常使用される部屋の大きさを例えば6〜
8畳とすると、加湿量、水タンク2の例として、時間当
りの加湿量は400〜450ml/時間になる。
【0039】適用する部屋の大きさに対する必要加湿量
は冬の東京の平均外気条件である4.7℃気温、60%
湿度の状態で室内を20℃に上げ、快適湿度とされる6
0〜40%に対して60%に保てる加湿量から算出され
る。
【0040】このような加湿量での適用畳数に対して、
40%の湿度に保つことができる加湿量は400〜45
0ml/時間では170〜190ml/時間となる。
【0041】長時間加湿として一日一回の給水に必要な
水タンク2の容量は4.1〜4.5Lとなる。
【0042】水タンク2から流出した水は蒸発皿3内に
蓄えられ、ヒーター5の通電で加熱され、沸騰し、蒸気
になりガイド4内を通過して、吹出口24より吹き出さ
れる。
【0043】この時、本体ケース1の貫通穴21を経由
し、ガイド4内に吹き込みれた風により蒸気は冷却さ
れ、また、吹出口24外部に勢い良く吹き出す。
【0044】操作部10の加湿運転モード設定キーで連
続加湿モード30、自動加湿運転モード35を選択でき
る。連続加湿運転モード30時はヒーター5に連続して
通電され、ヒーター5の消費電力により決まる時間当り
の加湿量で加湿運転を行う。
【0045】この時の加湿量により快適湿度として約6
0%に保てる適用部屋の大きさが決まる。この時の一回
の給水で運転できる時間は約10時間となり水タンク2
の容量で決まる。
【0046】弱加湿運転モード31時は、連続加湿運転
での加湿量に適した部屋の大きさで快適湿度の下限であ
る40%を保つことができる。この時の一回の給水で運
転できる時間は約24時間であり、ほぼ毎日同じ時刻に
給水を行うことができる。
【0047】弱加湿運転モード31は、ヒーター5の消
費電力を合わせる制御を行うか、ヒーター5のON・O
FFにより間欠運転を行い加湿量のコントロールをす
る。
【0048】間欠運転でのOFF時間は、最長でも3分
ぐらいに設定する。
【0049】このパターン等をあらかじめ制御装置9の
マイコンに記憶させ、加湿量制御を行う。室内の湿度が
急激に変動したり、大きく湿度が変化した場合、特に湿
度が35%以下の不快な状態になつた場合は、快適湿度
の基準である50%以上に回復するまでの間、連続加湿
運転モード30に切り替わり、元の弱加湿運転モード3
1に戻る機能を低湿度運転モード32を持つている。
【0050】さらに、低湿度運転モード32は、元の弱
加湿運転モード31では加湿時間が極端に短くなつてし
まう時には、加湿量の少ない微弱加湿運転モード33で
運転し、快適さを損なわず加湿できる。
【0051】
【発明の効果】以上、前述したように本発明によれば、
連続加湿運転モード時の加湿量に対して、加湿量を快適
湿度の範囲内に保てるように制御する弱加湿運転モード
を設定し、その加湿量に合わせた水タンクの水量を確保
することで、快適湿度を損なうことなく加湿運転時間を
長くし、一日一回の給水をも可能にし、給水の煩わしさ
の問題がなく、急激な湿度変化、大きな湿度変化にも不
快さを感じさせない加湿器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器の断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す加湿器の正面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す加湿器の要部平面図で
ある。
【図4】従来の一実施例を示す加湿器の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 2 水タンク 3 蒸発皿 4 ガイド 5 ヒーター 9 制御装置 10 操作部 11 連続加湿運転モード設定キー 13 弱加湿運転モード設定キー 30 連続加湿運転モード 31 弱加湿運転モード 32 低湿度運転モード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水タンク(2)と、ヒーター(5)によ
    り水を蒸発させる蒸発皿(3)と、ヒーター(5)の動
    作を制御する制御装置(9)と、湿度を検知する湿度セ
    ンサー(8)と、加湿運転モードを設定する操作部(1
    0)とから構成される加湿器において、加湿運転モード
    に連続加湿運転モード(30)と、制御装置(9)にヒ
    ーター(5)の通電制御を行い加湿量の少ない弱加湿運
    転モード(31)を設け、操作部(10)に連続加湿運
    転モード設定キー(11)と弱加湿運転モード設定キー
    (13)とを設け、さらに湿度センサー(8)による湿
    度検知が35%以下の時に連続加湿運転モード(30)
    に切り替わる低湿度運転モード(32)を設けたことを
    特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 前記低湿度運転モード(32)での連続
    加湿運転モード(30)時に湿度センサー(8)による
    湿度検知が50%以上の時、弱加湿運転モード(31)
    に戻ることを特徴とする請求項1記載の加湿器。
  3. 【請求項3】 前記低湿度運転モード(32)での連続
    加湿運転モード(30)時に湿度センサー(8)による
    湿度検知が50%以上の時、弱加湿運転モード(31)
    より少ない加湿量の微弱加湿運転モード(33)になる
    ことを特徴とする請求項1記載の加湿器。
JP4611198A 1998-02-27 1998-02-27 加湿器 Pending JPH11248205A (ja)

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JP4611198A JPH11248205A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 加湿器

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JP (1) JPH11248205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10203122B2 (en) 2014-07-04 2019-02-12 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning and ventilation apparatus
JP2021038857A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 ダイニチ工業株式会社 加湿装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10203122B2 (en) 2014-07-04 2019-02-12 Mitsubishi Electric Corporation Air-conditioning and ventilation apparatus
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