JPH089567Y2 - 電気温風機 - Google Patents

電気温風機

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Publication number
JPH089567Y2
JPH089567Y2 JP4668490U JP4668490U JPH089567Y2 JP H089567 Y2 JPH089567 Y2 JP H089567Y2 JP 4668490 U JP4668490 U JP 4668490U JP 4668490 U JP4668490 U JP 4668490U JP H089567 Y2 JPH089567 Y2 JP H089567Y2
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JP
Japan
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temperature coefficient
positive temperature
body case
main body
coefficient thermistor
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JP4668490U
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JPH048043U (ja
Inventor
安彦 内山
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、ヒータに正特性サーミスタを用いた電気温
風機に関する。
(従来の技術) この種電気温風機は、一般的に本体ケース内に、第3
図のグラフに示すように風量の増加とともに消費電力
(発熱量)が増大する特性を有した正特性サーミスタを
ヒータとして使用し、この正特性サーミスタに送風機に
より送風して温風を発生させると共に、空気清浄用のフ
ィルターを本体ケースに着脱自在に取付けて本体ケース
内への塵埃の侵入を防止するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記した電気温風機は、ヒータとしての正特
性サーミスタの定格消費電力を空気清浄用のフィルター
を本体ケースに取付けた正規の使用状態に合わせて設定
しているため、空気清浄用のフィルターを本体ケースか
ら取外して使用された場合には通風抵抗が下がり、その
結果風量が増加して定格消費電力以上の電力を消費する
ことになり、他の電気器具を併用している場合にはヒュ
ーズが飛んでしまう不具合があった。また、発熱量の増
大に伴いヒータとしての正特性サーミスタ付近の温度が
上昇し、正特性サーミスタ付近の部品が過熱して変形す
る恐れがあった。
本考案はこのような、ヒータとして正特性サーミスタ
を用いる電気温風機を定格消費電力以上で運転すること
がなく、安全な電気温風機を提供することを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような問題点を解決するために、本体
ケースと、この本体ケース内に設けられたヒータとして
の正特性サーミスタと、この正特性サーミスタに送風す
る送風機と、前記本体ケースに着脱自在に取付けられた
空気清浄用のフィルターと、このフィルターの前記本体
ケースへの着脱状態を検知する切替スイッチと、前記フ
ィルターの取外し時に前記切替スイッチの検知信号に基
づいて正特性サーミスタの消費電力を定格消費電力以下
に規制する電力規制手段とを設けたものである。
(作用) 本体ケースに空気清浄用のフィルターを取付けた正規
の使用に際しては、正特性サーミスタは定格消費電力で
運転される。また、本体ケースから空気清浄用のフィル
ターを取外しての使用された場合は、フィルターの取外
し動作に基づいて切替スイッチを動作させ電力規制手段
に検知信号を送りヒータとしての正特性サーミスタの消
費電力が定格消費電力以下に規制される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照し
て説明する。
1は縦長箱状に形成された本体ケースで、この本体ケ
ース1内には上下方向に亘って風胴2が設けられてい
る。そして、この風胴2の上部後方にモータ3とファン
4からなる送風機5が設けられている。また、前記風胴
2の下部前面にはヒータとしての多数の通気孔6,6…を
有する正の抵抗温度係数を有するサーミスタ、いわゆる
正特性サーミスタ7が取付けられている。また、前記本
体ケース1の後面下部には空気清浄用のフィルター8が
着脱自在に取付けられていると共に、このフィルター8
の着脱動作に関連して後述する電力規制手段に制御信号
を送る切替スイッチ9が設けられている。10は本体ケー
ス1の上部に設けられた加湿器で、水タンク11と、上部
に蒸気吐出口12を開口した加湿パイプ13と、この加湿パ
イプ13の下部に巻き付けられた発熱線14と、前記水タン
ク11内の水を前記加湿パイプ13に供給する弁体15と、こ
の弁体15と前記加湿パイプ13とを連結する連結パイプ16
とから構成されている。
次に、電気回路について第2図を用いて説明する。17
は電源で、この電源17に電源スイッチ18と前記したヒー
タとしての正特性サーミスタ7との直列回路が形成され
ている。そして、この正特性サーミスタ7に前記した加
湿用の発熱線14が並列に接続されている。19はマイコン
でこのマイコン19の入力側には、前記空気清浄用のフィ
ルター8の着脱動作に関連して後述する電力規制手段に
検知信号を送る切替スイッチ9が接続されると共に、こ
のマイコン19の出力側には前記したモータ3と第1のサ
イリスタ20との直列回路が接続されている。21は電力規
制手段で第2のサイリスタ22と電流制限用の抵抗23との
直列回路から形成され、前記第1のサイリスタ20に並列
に接続されている。
しかして、このように構成された電気温風機の本体ケ
ース1に空気清浄用のフィルター8を取付けた正規の使
用に際しては、第1のサイリスタ20を介してモータ3に
通電され、モータ3は正規の回転数で回転し、正特性サ
ーミスタ7は定格消費電力で運転される。また、本体ケ
ースから空気清浄用のフィルター8を取外して使用され
た場合には吸込む空気の通風抵抗が減少して風量が増す
ことになるが、フィルター8の取外し動作により切替ス
イッチ9が閉成してマイコン19に検知信号を送り、電力
規制手段21を介してモータ3に通電され、モータ3は減
速されて正特性サーミスタ7を通過する風量が減少し、
正特性サーミスタ7の消費電力を定格消費電力以下に規
制して運転される。したがって、他の電気器具を併用し
ているような場合ヒューズが飛んでしまう不具合がな
く、また、ヒータとしての正特性サーミスタ付近の温度
が上昇することがないため、正特性サーミスタ付近の部
品の過熱による変形が防止される。
一方、加湿器10は水タンク11から弁体15を介して加湿
パイプ13の下部に供給された水は発熱線14の発熱によ
り、蒸気化され吐出口12より室内に加湿空気を供給す
る。この際加湿空気は吐出口12と空気清浄用のフィルタ
ー8とが遠い位置に有るため、フィルター8は加湿空気
を吸い込んで湿めらすことがない。
なお、電力規制手段21を第2のサイリスタ22と電流制
限用の抵抗23との直列回路で構成されるもので説明した
が、これに限定されるものではなく例えば、ヒータとし
ての正特性サーミスタ7を強弱2つの正特性サーミスタ
に分割し、フィルター8の取外し時に弱側の正特性サー
ミスタのみに通電されることで消費電力を定格消費電力
以下に規制するようにしても良い。
また、正特性サーミスタ7の通気孔は正特性サーミス
タ7自信に多数の通気孔6,6…を設けたもので説明した
が、正特性サーミスタ7に蛇行状に形成した放熱フィン
を取付けて、この放熱フィンに通風するようにしても良
い。
[考案の効果] 本考案によれば、フィルターの取外し時に切替スイッ
チの検知信号に基づいて正特性サーミスタの消費電力を
定格消費電力以下に規制する電力規制手段とを設けたの
で、他の電気器具を併用している場合ヒューズが飛んで
しまう不具合がなく、また、ヒータとしての正特性サー
ミスタ付近の温度が上昇することがないため、正特性サ
ーミスタ付近の部品の過熱による変形が防止できる効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の電気温風機の一実施例を示すもので第1図
は縦断面図、第2図は電気回路図、第3図は正特性サー
ミスタの風量に対する消費電力の特性を示すグラフであ
る。 1……本体ケース、5……送風機、7……ヒータとして
の正特性サーミスタ、8……空気清浄用のフィルター、
9……切替スイッチ、21……電力規制手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと、この本体ケース内に設けら
    れたヒータとしての正特性サーミスタと、この正特性サ
    ーミスタに送風する送風機と、前記本体ケースに着脱自
    在に取付けられた空気清浄用のフィルターと、このフィ
    ルターの前記本体ケースへの着脱状態を検知する切替ス
    イッチと、前記フィルターの取外し時に前記切替スイッ
    チの検知信号に基づいて正特性サーミスタの消費電力を
    定格消費電力以下に規制する電力規制手段とを設けたこ
    とを特徴とする電気温風機。
JP4668490U 1990-05-01 1990-05-01 電気温風機 Expired - Lifetime JPH089567Y2 (ja)

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JP4668490U JPH089567Y2 (ja) 1990-05-01 1990-05-01 電気温風機

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Publication Number Publication Date
JPH048043U JPH048043U (ja) 1992-01-24
JPH089567Y2 true JPH089567Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31561978

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