JP3039109U - 温風式こたつ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿度調整が容易に行えてこたつ内の採暖，暖
房が経済的合理的に行えるようにする。 【解決手段】 加湿器５を貫通介在した主ダクト６の基
端側を温風機１の吹出口２側に臨ませると共に同主ダク
ト６の吹出し細孔１０を有する先端側をこたつ枠３内に
通入した温風式こたつを提供するにある。 【効果】 湿度調整が充分容易にでき、きわめて安全で
快適な温風式の採暖，暖房が安全に行える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は温風機を使用してこたつ内の採暖，暖房を行えるようにした温風式こ たつに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、温風機（ファンヒーター）が送風機によって温風を強制的に循環対流さ せて部屋内を暖房させるものであるのに対し、反射型やぐらこたつや、対流型熱 源をこたつなどの電気こたつは、可搬式で、かつ電力電源のためきわめて安全で あり、またサーモスタットで温度調節でき、たいへん重宝である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが上記従来の電気こたつは、消費電力がかさみ、経済性の面での不利は 避けられない。また湿度調整が望めなく、健康上の問題にも問題があった。 本考案は湿度調整が充分容易にできてこたつ内の採暖，暖房を行えるようにし たことを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記課題を解決するためになされたものであって、その要旨とすると ころは、加湿器を貫通介在した温風用の主ダクトの基端側を適宜高さ調節具を介 して温風機の吹出口側に臨ませると共に同主ダクトの吹出し細孔を有する先端側 をこたつ枠内に通入連接してなる温風式こたつである。 次に本考案を以下実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。

【０００５】

【実施例】

先ず１は、吹出口２を有する温風機である。次に６は、加湿器５を貫通介在し た温風用の主ダクトである。そこで該主ダクト６の基端側ダクト６ａ，６ｂ，６ ｃ（可撓曲管７が適宜介入）を適宜高さ調節具８を介して温風機１の吹出口２側 に臨ませると共に同主ダクト６の吹出し細孔１０を有する先端側をこたつ枠３内 に通入連接してなる構造と成した温風式こたつである。なお４は、こたつ枠３に 取付けられた固定板で、該固定板４を貫通して主ダクト６が一体固定されている 。また９は加湿器５である水槽の水入口である。なお１１は高さ調節具８の調節 ねじ、また１２は火の粉を防ぐための金網である。１３は温風機１の吹出口２よ りの距離を制御して過熱を防ぐ棒であって、温風機１とダクト６の間に取付して ある。

【０００６】 （作用） 温風機１の吹出口２から吹出される温風は主ダクト６内を強制送風され加湿器 ５にて適宜加湿されて温風はこたつ枠３内に送入され、採暖，暖房に供される。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の温風式こたつは、温風機を使用してこたつ内の採暖，暖房がきわめて 安全容易に、かつ経済的に行える。 そして特に本考案では加湿調整が充分容易にでき、きわめて安全で快適な温風 式の採暖，暖房が安全に行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案温風式こたつの実施例要部の説明図であ
る。

【図２】本考案の温風式こたつの実施例の一部斜視図で
ある。

【図３】本考案の別の実施例の正面図である。

【図４】本考案の別の実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 温風機 ２ 吹出口 ３ こたつ枠 ４ 固定板 ５ 加湿器 ６ 主ダクト 6a〜6c 基端側ダクト ７ 可撓曲管 ８ 高さ調節具 ９ 水入口 10 吹出し細孔 11 調節ねじ 12 金網 13 制限棒

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 金網２加湿器５を貫通介在した温風用の
   主ダクト６の基端側ダクト６ａ〜を適宜高さ調節具８を
   介して温風機１の吹出口２側に臨ませると共に同主ダク
   ト６の吹出し細孔１０を有する先端側をこたつ枠３内に
   通入連接し、更に温風機１の吹出口２よりの距離を制御
   して過熱を防ぐ制限棒１３を温風機１とダクト６との間
   に取付てなる温風式こたつ。