JPH11247630A - エンジンバルブ駆動用電磁バルブの駆動方法 - Google Patents
エンジンバルブ駆動用電磁バルブの駆動方法Info
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- JPH11247630A JPH11247630A JP10067618A JP6761898A JPH11247630A JP H11247630 A JPH11247630 A JP H11247630A JP 10067618 A JP10067618 A JP 10067618A JP 6761898 A JP6761898 A JP 6761898A JP H11247630 A JPH11247630 A JP H11247630A
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- Electromagnets (AREA)
Abstract
法において、電磁バルブの可動子に永久磁石を配設し、
スプリングの装着を省略して、エンジン回転数に応じて
反発・吸引電流を変化させ、消費電力を節減させること
を課題とする。 【解決手段】 永久磁石36が軸線方向に向けて着磁さ
れ、一方の励磁コイル30に反発電流を流すときに他方の
励磁コイル31に吸引電流を流してエンジンバルブ11を開
位置に移動させる。一方の励磁コイル30に吸引電流を流
すときに他方の励磁コイル31に反発電流を流してエンジ
ンバルブ11を閉位置に移動させる。エンジン回転数に応
じて反発・吸引電流を変化させ、低回転域においては高
回転域よりも電流値を小さくし通電時間を長くした。
Description
石により発生する電磁力によってエンジンの吸排気バル
ブの開閉駆動を行うエンジンバルブ駆動用電磁バルブの
駆動方法に関する。
駆動することが知られている。図6は、従来のエンジン
バルブ駆動用電磁バルブ(例えば、特開平7−8301
2号公報参照)の全体構造の側面断面図である。エンジ
ンのシリンダヘッド10の吸排気通路(吸気通路又は排気
通路)12にポート45が形成され、吸排気弁(吸気弁又は
排気弁)のバルブヘッド14がポート45に向かって往復運
動自在に配設されてエンジンバルブ11が構成されてい
る。シリンダヘッド10に隣接して電磁バルブ1が配設さ
れており、電磁バルブ1の非磁性体製ケース2内の上下
両端部に断面コ字状で環状かつ磁性体製の第1コア3及
び第2コア4が配設されている。第1コア3と第2コア
4との間には磁性体製吸引鉄板からなる可動子7が配置
され、エンジンバルブ11のバルブステム16の先端に可動
子7が固定されている。第1コア3及び第2コア4の溝
には、それぞれ第1励磁コイル5及び第2励磁コイル6
が組み込まれており、ドライバ回路より所定の電流が供
給されると、その電流値に応じた強度の磁界を発生させ
て第1コア3及び第2コア4内に磁界強度に応じた磁束
を流通させる。
発生した磁束は、第1コア3・第2コア4、可動子7及
びそれらの間のエアギャップを通って戻り、エアギャッ
プが磁気回路の一部を形成する。磁性体からなる第1コ
ア3・第2コア4及び可動子7の磁気抵抗は、エアギャ
ップの磁気抵抗と比べ無視できる水準である。そして、
エアギャップの磁気抵抗はギャップ長さの関数であり、
ギャップが小さいほど磁気抵抗は小さく、磁気回路とし
てより安定な状態となる。ドライバ回路から第1励磁コ
イル5・第2励磁コイル6に向けて交互に電流を流す
と、その電流に伴って電磁引力が発生し、可動子7が第
1励磁コイル5又は第2励磁コイル6に向けて交互に引
き寄せられ、エンジンバルブ11の駆動に必要な駆動力を
得ることができる。
もなく、第1励磁コイル5・第2励磁コイル6へ供給す
る電流の切替えのみで可動子7を駆動すると、電流を切
り替えてから可動子7が変位を終了するまでに要する時
間が大幅に変動し、実用的な制御を実現することができ
ない。このため、弁体(バルブヘッド14とバルブステム
16)や可動子7からなる可動系を所定の中立位置に保持
し、この可動系を所定の自由振動で振動させるべくスプ
リングを用いて振動系を構成している。この構成によれ
ば、第1励磁コイル5又は第2励磁コイル6に可動子7
を密着させた状態から電流を遮断すれば、即座に可動子
7は励磁コイルから離間する方向に単振動を開始する。
従って、可動子7を第1励磁コイル5又は第2励磁コイ
ル6に密着保持する時間を制御することで、弁体の開閉
弁周期を精度良く制御することができる。
の間に、中央部を小径とした非線型スプリング8,9が
装着されており、このスプリング8,9のバネ定数は、
変位長が小さい領域で小さく、変位長が大きい領域で大
きい。そのため、中間位置付近では線型スプリングに比
べ生ずるバネ力が小さく駆動に有利であり、またエンジ
ンバルブ11の開閉位置付近ではバネ力が大きい電磁バル
ブ1の応答性を悪化させない。このように可動子7に作
用する電磁引力とスプリング8,9のバネ力が常時整合
し、過剰な電磁引力の発生が排除される。
は、エンジンの回転数が変化しても、常に同じ応答時間
で機械的に作動し、駆動に要する消費電力が変わらず、
消費電力の節減には限界がある。本発明は、エンジンバ
ルブ駆動用電磁バルブの駆動方法において、電磁バルブ
の可動子に永久磁石を配設し、スプリングの装着を省略
して、エンジン回転数に応じて反発・吸引電流を変化さ
せ、消費電力を節減させることを課題とする。
性体製のケース(20)、2個の固定子(23,24) 、2個の励
磁コイル(30,31) 及び強磁性体製の環状中間板(29)から
固定子が構成され、可動鉄心(35)、永久磁石(36)及び可
動鉄心(34)が順次重ねられて可動子(42)が形成され、可
動子(42)がバルブステム(16)の先端部に固定されてお
り、可動子(42)が各固定子(23,24) の円筒部(23B,24B)
の間で軸方向に移動可能状態に支持され、固定子及び可
動子(42)が軸対称に形成され、励磁コイル(30,31) に電
流を流して固定子と可動子(42)とで形成される磁気回路
を励磁し、電磁力によって可動子(42)が軸方向に駆動さ
れ、エンジンバルブの開閉駆動が行われるエンジンバル
ブ駆動用電磁バルブにおいて、永久磁石(36)が軸線方向
に向けて着磁され、一方の励磁コイル(30)に反発電流を
流すときに他方の励磁コイル(31)に吸引電流を流してエ
ンジンバルブを開位置に移動させ、一方の励磁コイル(3
0)に吸引電流を流すときに他方の励磁コイル(31)に反発
電流を流してエンジンバルブを閉位置に移動させ、エン
ジン回転数に応じて反発・吸引電流を変化させ、低回転
域においては高回転域よりも電流値を小さくし通電時間
を長くしたことを第1の構成とする。本発明は、第1の
構成において、エンジンバルブが閉位置及び開位置に位
置するとき、可動子(42)の永久磁石(36)の磁束により磁
気回路が形成され、この磁気回路の励磁によりエンジン
バルブの閉位置及び開位置が保持されることを第2の構
成とする。本発明は、第1及び第2の構成において、可
動子(42)の可動鉄心(34,35) の端面に円筒状突起(34A,3
5A) が形成され、各固定鉄心(23,24) と可動子(42)の可
動鉄心(34,35) との対向面は、一方の対向面の先端部外
面に先細の傾斜面が形成されるとともに、他方の対向面
の先端部内面に先太の傾斜面が形成され、両傾斜面を磁
束が流れることを第3の構成とする。
駆動用電磁バルブの実施の形態の断面図である。図1の
部材のうち図6の従来例と対応する部材には、同一の符
号を付す。エンジンのシリンダヘッド10の吸排気通路
(吸気通路又は排気通路)12のポートにシートリング13
が配設され、吸排気弁(吸気弁又は排気弁)のバルブヘ
ッド14がシートリング13に向かって往復運動自在に配設
されてエンジンバルブ11が構成されている。吸排気弁は
SUH35(JIS)等の耐熱鋼やセラミックス等の非
磁性体材料によって製作され、吸排気弁のバルブステム
16はバルブガイド17に支持されている。
が配設されており、電磁バルブ19の円筒状で強磁性体製
のケース20の下端のフランジ21がシリンダヘッド10に固
定されている。ケース20の軸方向の一端部(上端部)内
面には段付円筒状の第1固定鉄心23の一端側のフランジ
部23Aが固定され、ケース20の軸方向の他端部(下端
部)内面には段付円筒状の第2固定鉄心24の他端側のフ
ランジ部24Aが固定されている。ケース20の上下両端部
に第1環状溝25及び第2環状溝26が形成されており、第
1固定鉄心23のフランジ部23Aの外周部が第1環状溝25
に嵌合され、かつケース20及びフランジ部23Aの上面に
プレート27が固定されて、第1固定鉄心23が連結されて
いる。第2固定鉄心24のフランジ部24Aの外周部が第2
環状溝26に嵌合され、かつケース20及びフランジ部24A
の下面がシリンダヘッド10の表面に当接されて、第2固
定鉄心24が連結されている。第1固定鉄心23の円筒部23
B及び第2固定鉄心24の円筒部24Bはともにケース20の
軸方向の内側に向かって突出しており、円筒部23Bの内
孔は上部が下部よりも大径で、円筒部24Bの内孔は下部
が上部よりも大径である。
央位置に環状中間板29が固定されており、環状中間板29
の内径は第1固定鉄心23の円筒部23Bの外径及び第2固
定鉄心24の円筒部24Bの外径と同径である。図示されて
いるとおり、円筒部23B及び円筒部24Bの突出端は環状
平面である。第1固定鉄心23のフランジ部23Aと環状中
間板29との間に第1励磁コイル30が装着され、第2固定
鉄心24のフランジ部24Aと環状中間板29との間に第2励
磁コイル31が装着されている。このようにしてケース2
0、第1固定鉄心23、第2固定鉄心24、環状中間板29、
第1励磁コイル30及び第2励磁コイル31により電磁バル
ブ19の固定子が構成され、固定子は軸対称に形成されて
いる。
性体製のバルブステム16が非接触状態で挿入され、バル
ブステム16の先端(上端)には小径部33が形成されてい
る。円板状の第1可動鉄心34、永久磁石36及び第2可動
鉄心35が順次重ねられて可動子42が構成され、可動子42
の中心孔がバルブステム16の小径部33に嵌合され、固定
されている。実際には、バルブステム16の小径部33の先
端が可動子42から突出しかつ雄ねじが形成されており、
この小径部33にナットを螺合して固定している。可動子
42は軸対称に形成され、可動子42の外周縁と環状中間板
29の内周縁、第1励磁コイル30の内周縁、第2励磁コイ
ル31の内周縁との間には空隙が存在する。可動子42はバ
ルブステム16とバルブガイド17とによって軸方向に移動
可能状態に支持され、可動子42の上面と第1固定鉄心23
の下端面との間、及び可動子42の下面と第2固定鉄心24
の上端面との間には作用部空隙が存在する。
軸対称な双方向リニアソレノイドとなっており、可動子
42は軸方向にNS極がくるように磁化され、リニアソレ
ノイドバルブを構成している。第1固定鉄心23及び第2
固定鉄心24の軸方向の内側の円筒部23B,24B(可動子
42との対向面)の先端部外面に先細の傾斜面(例えば截
頭円錐形の傾斜面。傾斜角は10〜20度)が形成され
ている。そして、第1可動鉄心34及び第2可動鉄心35の
軸方向の両端面(第1固定鉄心23及び第2固定鉄心24と
の対向面)には円筒状突起34A,35Aがそれぞれ形成さ
れ、円筒状突起34A,35Aの先端部内面に先太の傾斜面
(例えば截頭円錐形の傾斜面。傾斜角は10〜20度)
が形成されている。
第2励磁コイル31は、ともに、巻き方向が互いに逆であ
るように巻かれた一対のコイル30A,30B、31A,31B
を備えたバイファーラ巻にされている。そして、一対の
コイル30A,30B、31A,31Bに対して一方向だけの電
流を流して励磁させる方法(ユニポーラ駆動)で励磁さ
れる。そして、第1励磁コイル30及び第2励磁コイル31
は、一対のコイル30A,30B、31A,31Bのうちの一方
のコイルに通電すると吸引力が発生し、他方のコイルに
通電すると反発力が発生する。なお、第1励磁コイル30
及び第2励磁コイル31を、一本の巻線を同一方向に巻い
たものとし、これらの励磁コイルに双方向の電流を流し
て極性を交番させる励磁方法(パイポーラ駆動方法)で
励磁してもよい。
の上がN極になり下がS極になるように着磁(磁化)さ
れている。そして、永久磁石36の上側に接触する第1可
動鉄心34は、永久磁石36との接触部がS極となり、円筒
状突起34Aの上方部がN極となっている。同様に、永久
磁石36の下側に接触する第2可動鉄心35は、永久磁石36
との接触部がN極となり、円筒状突起35Aの下方部がS
極となっている。永久磁石36の磁束により形成される磁
気回路と同方向の磁気回路が形成されるように、第1励
磁コイル30及び第2励磁コイル31に励磁電流が流れる
と、励磁電流による磁束と永久磁石36の磁束とが加算さ
れて、可動子7に力が作用する。図6の従来の電磁バル
ブの場合よりも、少ない電磁電流で作動し、応答性もよ
い。
可動子42が上方のストローク端にあるときを示し、円筒
部23Bの先端部外面の先細の傾斜面と円筒状突起34Aの
先端部内面の先太の傾斜面とは、ぴったりと嵌合してい
る。この状態のとき、図3(d) ・図4(d) の最も左の波
形で示すように、第1励磁コイル30の他方のコイルに反
発方向通電し、第2励磁コイル31の一方のコイルに吸引
方向通電して、固定子と可動子42とで形成される上下の
磁気回路を励磁する。この励磁により、第1固定鉄心23
の円筒部23Bの先端部がN極となり、環状中間板29の内
側がS極となり、第2固定鉄心24の円筒部24Bの先端部
がN極となる。従って、第1固定鉄心23の円筒部23Bの
先端部のN極と第1可動鉄心34の円筒状突起34Aの上方
部のN極との間には反発力が作用し、第2可動鉄心35の
円筒状突起35Aの下方部のS極と第2固定鉄心24の円筒
部24Bの先端部がN極との間には吸引力が作用する。可
動子42・エンジンバルブ11は開放方向(下方)に向かっ
て急速に移動し、下方のストローク端(エンジンバルブ
11の開放位置)に到達し、永久磁石36の磁束により形成
される磁気回路の励磁により、その位置に保持される。
可動子42が下方のストローク端にあるときを示し、円筒
部24Bの先端部外面の先細の傾斜面と円筒状突起35Aの
先端部内面の先太の傾斜面とは、ぴったりと嵌合してい
る。この状態のとき、図3(d) ・図4(d) の左から2番
目の波形で示すように、第1励磁コイル30の一方のコイ
ルに吸引方向通電し、第2励磁コイル31の他方のコイル
に反発方向通電して、固定子と可動子42とで形成される
上下の磁気回路を励磁する。この励磁により、第1固定
鉄心23の円筒部23Bの先端部がS極となり、環状中間板
29の内側がN極となり、第2固定鉄心24の円筒部24Bの
先端部がS極となる。従って、第1固定鉄心23の円筒部
23Bの先端部のS極と第1可動鉄心34の円筒状突起34A
の上方部のN極との間には吸引力が作用し、第2可動鉄
心35の円筒状突起35Aの下方部のS極と第2固定鉄心24
の円筒部24Bの先端部のS極との間には反発力が作用す
る。可動子42・エンジンバルブ11は閉鎖方向(上方)に
向かって急速に移動し、上方のストローク端(エンジン
バルブ11の全閉位置)に到達して着座し、その位置に保
持される。
図4は低速回転域の通電パターンを示す。図3(b) ・図
4(b) の電磁駆動式のバルブリフトは、図3(a) ・図4
(a)のカム式のバルブリフトに対応するものであり、従
来例は図3(c) ・図4(c) に示すように通電していた。
すなわち、エンジンバルブ11が閉のときには、閉の間中
ずっと第1コイル5に通電し、エンジンバルブ11が開の
ときには、開の間中ずっと第2コイル6に通電してい
た。これに対して、図3(d) ・図4(d) の本発明のコイ
ル通電パターンによれば、前述のとおり、開動作のとき
は所定の短時間だけ第1コイル30に反発方向通電し、第
2コイル31に吸引方向通電する。そして、閉動作のとき
は所定の短時間だけ第1コイル30に吸引方向通電し、第
2コイル31に反発方向通電する。
ンの回転数に応じて反発電流・吸引電流を変化させ、低
回転域においては高回転域よりも電流値を小さくしかつ
通電時間を長くする。エンジンの低回転域では、720
度のクランク角に要する時間が長く、応答を遅らせても
問題がないので、電流値を小さくしかつ通電時間を長く
したのである。消費電力Wは(電流i)2 ×(抵抗R)
×(通電時間t)で表せるので、電流値を小さくしかつ
通電時間を長くしたことにより、消費電力を低減するこ
とができる。図5は、エンジン回転数と消費電力との関
係を示し、二点鎖線の従来例に比べ、電磁バルブの可動
子に永久磁石を配設し、スプリングを省略した永久磁石
タイプは破線で示すように消費電力(エンジンバルブを
開位置及び閉位置に保持する電力等が不要)が少ない。
そして、本発明の実施の形態のように、エンジン回転数
に応じて電流値及び通電時間を変更した場合には、消費
電力が更に少ないことが判明した。
ブの駆動方法では、永久磁石が軸線方向に向けて着磁さ
れ、一方の励磁コイルに反発電流を流すときに他方の励
磁コイルに吸引電流を流してエンジンバルブを開位置に
移動させ、一方の励磁コイルに吸引電流を流すときに他
方の励磁コイルに反発電流を流してエンジンバルブを閉
位置に移動させ、エンジン回転数に応じて反発・吸引電
流を変化させ、低回転域においては高回転域よりも電流
値を小さくし通電時間を長くした。電磁バルブの可動子
に永久磁石を配設し、スプリングの装着を省略したこと
により消費電力が少なくなり、さらにエンジン回転数に
応じて反発・吸引電流を変化させ、低回転域においては
高回転域よりも電流値を小さくし通電時間を長くしたこ
とにより、消費電力が節減されることとなった。
施の形態を示す断面図である。
であり、図2(a) はエンジンバルブの全閉時を示し、図
2(b) はエンジンバルブの全開時を示す。
ーンを示す図である。
ーンを示す図である。
の関係を示す図である。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒状で強磁性体製のケース、2個の固
定鉄心、2個の励磁コイル及び強磁性体製の環状中間板
から固定子が構成され、可動鉄心、永久磁石及び可動鉄
心が順次重ねられて可動子が形成され、可動子がバルブ
ステムの先端部に固定されており、可動子が各固定鉄心
の円筒部の間で軸方向に移動可能状態に支持され、固定
子及び可動子が軸対称に形成され、励磁コイルに電流を
流して固定子と可動子とで形成される磁気回路を励磁
し、電磁力によって可動子が軸方向に駆動され、エンジ
ンバルブの開閉駆動が行われるエンジンバルブ駆動用電
磁バルブにおいて、永久磁石が軸線方向に向けて着磁さ
れ、一方の励磁コイルに反発電流を流すときに他方の励
磁コイルに吸引電流を流してエンジンバルブを開位置に
移動させ、一方の励磁コイルに吸引電流を流すときに他
方の励磁コイルに反発電流を流してエンジンバルブを閉
位置に移動させ、エンジン回転数に応じて反発・吸引電
流を変化させ、低回転域においては高回転域よりも電流
値を小さくし通電時間を長くしたことを特徴とするエン
ジンバルブ駆動用電磁バルブの駆動方法。 - 【請求項2】 エンジンバルブが閉位置及び開位置に位
置するとき、可動子の永久磁石の磁束により磁気回路が
形成され、この磁気回路の励磁によりエンジンバルブの
閉位置及び開位置が保持される請求項1記載のエンジン
バルブ駆動用電磁バルブの駆動方法。 - 【請求項3】 可動子の可動鉄心の端面に円筒状突起が
形成され、各固定鉄心と可動子の可動鉄心との対向面
は、一方の対向面の先端部外面に先細の傾斜面が形成さ
れるとともに、他方の対向面の先端部内面に先太の傾斜
面が形成され、両傾斜面を磁束が流れる請求項1又は2
のエンジンバルブ駆動用電磁バルブの駆動方法。
Priority Applications (3)
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JP06761898A JP3629362B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | エンジンバルブ駆動用電磁バルブの駆動方法 |
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