JP2009019619A - 電磁駆動バルブ装置 - Google Patents

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    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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    • F01L9/20Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
    • F01L9/21Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means actuated by solenoids
    • F01L2009/2105Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means actuated by solenoids comprising two or more coils

Abstract

【課題】内燃機関の吸排気バルブにおいて,バルブスプリングのない電磁駆動バルブ装置を提供する.
【解決手段】 バルブの軸部に永久磁石を固定し,これを取り囲むリング状の電磁コイルによってリニアモータを構成してバルブの開閉を行わせるとともに,該永久磁石とバルブの軸部から一定の距離を離して磁性体を配設することにより,永久磁石と磁性体との間の磁力による吸引力によって,バルブ休止ときのように電磁コイルへの電流供給を行わない場合にもバルブシートへ着座保持できる.また,他方の方法として,バルブの軸部に固定の永久磁石から一定の距離を隔てて,バルブの軸部の永久磁石の磁極と同一磁極の永久磁石を向かい合わせてシリンダヘッドに配設すると,これらの永久磁石間に磁力による反発力が作用し,電磁コイルへの電流供給を行わない場合にもバルブシートへ着座保持できる.
【選択図】図1

Description

本発明は,内燃機関の吸排気バルブを構成するバルブを電磁力で駆動する内燃機関の電磁駆動バルブ装置に関する.
従来,内燃機関の吸排気バルブは電磁コイルに発生する電磁力によって開閉駆動する電磁駆動バルブ装置が知られている.この装置によれば,従来必要とされていた吸排気バルブを開閉駆動するためのカム機構等が不要となる.この電磁駆動バルブ装置を内燃機関に使用すると,吸排気バルブの開閉時期を運転状態に応じて任意に変更することが可能である.
次に,従来の電磁駆動バルブ装置を図3に基づいて説明する.軸部15は、一端に傘部16を有し,その他端には磁性体よりなるリング状のプランジャ17を前記軸部15と同軸上に接続してバルブBを構成し,バルブガイド24によって軸方向に摺動可能に支持されている.電磁コイル18,20を保持するコア19,21は、プランジャ17の上下に所定距離離して配設されている.さらに,コア19,21は中空部を有し,該中空部に前記プランジャ17を介して軸部15を上方に付勢する第1のスプリング22と,前記プランジャ17を介して軸部15を下方に付勢する第2のスプリング23を収容している.スプリング22,23によって構成されるバネ系は,前記プランジャ17が前記コア19,21間の中央に位置するとき,平衡状態となるよう調節される.
上記のように構成された電磁駆動バルブ装置において,下方の電磁コイル18に電流を供給すると,この電磁コイル18を保持するコア19とプランジャ17の間に電磁吸引力が発生し,その結果,バルブBが図3中下方に変位する.逆に,上方の電磁コイル20に電流を供給すると,コア21とプランジャ17の間に電磁吸引力が発生し,前記バルブBは図3中上方に向けて変位することになる.
特許公開平8−232621
従来の電磁駆動バルブ装置では,コアと電磁プランジャ間の距離が長くなると吸引力が著しく低下する.さらに,軸部を上下方向に付勢するスプリングが付設されているため,これに抗して吸引する電磁コイルには大電流を必要とするとともに,装置が大きくなるといった問題がある.
本発明は,このような従来の問題を解決しようとするもので,バルブスプリングの無い電磁駆動バルブ装置を提供することを目的とする.
本発明の請求項1は永久磁石をバルブの軸部に固定し,この永久磁石を取り囲むリング状の電磁コイルによってリニアモータを構成してバルブの開閉を行わせるものである.
電磁コイルに電流を供給すると,フレミングの左手の法則により,バルブの軸部に固定の永久磁石の磁界に対して直角方向の磁力が発生し,電磁コイルの電流方向を切り替えることによって,バルブの開閉を行わせることができる.
一般に,内燃機関の停止とき,あるいはバルブ休止ときには,電磁コイルには電流を供給しない.
本発明の請求項1のみでは,バルブ休止ときのように電磁コイルに電流を供給しない場合には電磁力が発生しないため,バルブ傘部をバルブシートに着座して保持することができない.
そこで,請求項2では,バルブの軸部に固定の永久磁石と,バルブの軸部から一定の距離を離して磁性体を配設すると,永久磁石と磁性体との間に磁力による吸引力が作用し,電磁コイルへの電流供給を行わない場合にもバルブシートへの着座保持が可能になる.
請求項3の方法では,バルブの軸部に固定の永久磁石と,バルブの軸部から一定の距離を隔てて,バルブの軸部の永久磁石の磁極と同一磁極の永久磁石を向かい合わせてシリンダヘッドに配設すると,これらの永久磁石間に磁力による反発力が作用し,電磁コイルへの電流供給を行わない場合にもバルブシートへの着座保持が可能になる.
発明の実施例
本発明の永久磁石1を軸部3に固定する.
軸部3に永久磁石1を非磁性体による締結ナット2にて固定する.
軸部3に固定の永久磁石1の周りを取り囲むリング状の電磁コイル7をシリンダヘッド11に固定配置する.
軸部3に固定の永久磁石1と,リング状の電磁コイル7によってリニアモータを構成して,バルブの開閉を行わせる.
図1に示すように,軸部3に固定の永久磁石1と一定距離を隔てて軸部3から離して磁性体9を配置すると,永久磁石1と磁性体9との間の磁力による吸引力が作用し,バルブ休止中にもかかわらず電力消費なしでバルブAのバルブ傘部4をバルブシート6に着座して保持できる.
また,図2に示すような場合には,軸部3に固定の永久磁石1と一定距離を隔てて軸部3と離して永久磁石10を互いに同一磁極を向かい合わせて配設すると,永久磁石1と永久磁石10との間の磁力による反発力が作用し,バルブ休止中にもかかわらず電力消費なしでバルブAのバルブ傘部4をバルブシート6に着座させて保持できる.
バルブ変位はバルブAの直線運動をバルブ変位センサー12で測定し,これをコントローラ14に入力し,バルブ変位と設定変位とを比較判断して駆動装置13に信号を送って,目的とするバルブ変位となるように電磁コイル7へ電流を与えて制御する.
リング状電磁コイル7を固定する部材には非磁性体8にて構成させる.
発明の効果
軸部に固定の永久磁石の円周とリング状の電磁コイルとの距離は,バルブが運動中でも常に一定のため,バルブ変位位置に関わらず強力な電磁力を発生できる.
本発明によれば、スプリングを使用せずに,内燃機関の停止とき,あるいはバルブ体止ときに,バルブ傘部をバルブシートに着座させることができるとともに,バルブの軸部に固定の永久磁石と,これを取り囲む電磁コイルとによってバルブの開閉を行わせるとことができる.
スプリングを使用しないため,電磁駆動バルブ装置が簡潔となる.
内燃機関では回転数に対して最大トルクまたは最高の熱効率を示す最適な吸排気バルブバルブタイミングが存在する.したがって,本発明を適用することにより,最適な吸排気バルブバルブタイミングを設定できるので,広回転域および広運転域で最大トルクと高熱効率が得られる.
本発明にかかる永久磁石と磁性材間の吸引力を利用してバルブをバルブシートに着座保持する電磁駆動バルブ装置の断面図である. 本発明にかかる永久磁石の反発力を利用してバルブをバルブシートに着座保持する電磁駆動バルブ装置の断面図である. 従来の電磁駆動バルブ装置の実施例を示す断面図である.
符号の説明
1・・・・・・永久磁石
2・・・・・・締結ナット
3・・・・・・軸部
4・・・・・・バルブ傘部
5・・・・・・バルブガイド
6・・・・・・バルブシート
7・・・・・・電磁コイル
8・・・・・・非磁性体
9・・・・・・磁性体
10・・・・・永久磁石
11・・・・・シリンダヘッド
12・・・・・バルブ変位センサー
13・・・・・電磁バルブ駆動装置
14・・・・・コントローラー
15・・・・・軸部
16・・・・・バルブ傘部
17・・・・・プランジャー
18・・・・・電磁コイル
19・・・・・コア
20・・・・・電磁コイル
21・・・・・コア
22・・・・・スプリング
23・・・・・スプリング
24・・・・・バルブガイド

Claims (3)

  1. 本発明は,バルブの軸部に固定した永久磁石と,これを取り囲む電磁コイルによってリニアモータを構成してバルブを駆動させる電磁駆動バルブ装置.
  2. 内燃機関の停止とき,あるいはバルブ休止ときのバルブシートへの着座を保持するため,バルブの軸部に固定した永久磁石との吸引力を発生させる磁性体を,バルブの軸部に固定した永久磁石と距離を隔てて配設することを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動バルブ装置.
  3. 内燃機関の停止とき,あるいはバルブ休止ときのバルブシートへの着座を保持するため,バルブの軸部に固定した永久磁石との反発力を発生させる永久磁石をシリンダヘッドに配設することを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動バルブ装置.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110656995A (zh) * 2019-11-08 2020-01-07 江苏科技大学 一种应用于内燃机的复合式电磁驱动全可变配气机构
CN114439568A (zh) * 2020-11-06 2022-05-06 上海汽车集团股份有限公司 电磁阀、可变气门升程控制系统及可变气门升程控制方法

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