JPH11241636A - 4サイクルエンジンの吸気装置 - Google Patents

4サイクルエンジンの吸気装置

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JPH11241636A
JPH11241636A JP4543698A JP4543698A JPH11241636A JP H11241636 A JPH11241636 A JP H11241636A JP 4543698 A JP4543698 A JP 4543698A JP 4543698 A JP4543698 A JP 4543698A JP H11241636 A JPH11241636 A JP H11241636A
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JP
Japan
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valve
intake
throttle
flow control
opening
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JP4543698A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Yashiro
善伸 矢代
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/109Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps having two or more flaps

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スロットルバルブを吸気弁開口に近づけて配
置した場合でも、無負荷レーシング等のようにスロット
ルバルブを急激に開いた時の失火による運転フィーリン
グの低下を回避できる4サイクルエンジンの吸気装置を
提供する。 【解決手段】 燃焼室に連通する吸気通路17dの途中
にスロットルグリップ23bに連動して開閉するバタフ
ライ式スロットルバルブ20を配設し、該吸気通路17
dのスロットルバルブ上流側又は下流側に燃料を噴射供
給する燃料噴射弁25を備えたた4サイクルエンジン1
の吸気装置において、上記吸気通路17dの上記スロッ
トルバルブ20より上流側に配設され該吸気通路17d
の通路面積を変化させる流量調整弁40と、該流量調整
弁40を開閉駆動するステップモータ(外部駆動機構)
23と、該ステップモータ23を、吸気流量の増加速度
が上記スロットルバルブ20の開速度に応じた吸気流量
の増加速度より緩慢になるよう制御するECU(外部駆
動機構制御手段)24とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4サイクルエンジ
ンの吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンでは高出力化を図る
手段として、従来から吸気弁と排気弁とが共に開いてい
る所謂オーバーラップを大きく設定し、もって吸気弁の
開期間を長くとることにより、高速回転域での吸入空気
量を増加する方法が採用されている。
【0003】上記オーバーラップを大きく設定したエン
ジンの場合、特にアイドリング等の低速回転域において
安定した運転を行うには、空燃比を理論空燃比(λ=
1)よりも高濃度のリッチ状態に制御する必要がある。
【0004】一方、三元触媒を用いて排気ガスを浄化す
るには、理論空燃比で運転することが必要である。従っ
て、O2 センサにより空燃比を理論空燃比にフィードバ
ック制御し、排気ガスの浄化を図るようにしたエンジン
の場合、理論空燃比で安定しして運転できる領域を拡げ
る必要があることから上記オーバーラップを大きくする
のは困難であり、結局高出力化,排気ガス浄化,及び低
燃費を同時に達成するのは困難であるというのが実情で
ある。
【0005】そこで本出願人は、吸気通路の吸気弁開口
からスロットルバルブまでの容積(ポート容積)の行程
容積(気筒毎の排気量)に対する割合(容積比)をでき
るだけ小さく設定することにより、出力性能を低下させ
ることなく、かつ低コストで排気ガスの浄化を図ること
のできる4サイクルエンジンを開発し、先に提案してい
る。
【0006】上記提案に係る4サイクルエンジンでは、
上記容積比を0.15〜0.45と従来のエンジンより
相当小さくする必要があり、これを実現するにはスロッ
トルバルブを吸気弁開口に近づけて配置する必要があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記スロット
ルバルブを吸気弁開口に近づけて配置した場合、吸入空
気量はスロットルバルブの開度に敏感に反応する。その
ため例えば、無負荷状態でスロットルグリップを急激に
開ける無負荷レーシング(空吹かし)を行った場合、吸
入空気量はスロットルバルブ開度に敏感に反応して応答
遅れなく急激に増加するのに対し、燃料はその比重が空
気に比較して大きいことから上記吸入空気量の増加より
遅れて増加することとなり、その結果、上記無負荷レー
シングにおけるスロットル操作の初期において失火が生
じ、運転フィーリングが低下する懸念がある。
【0008】しかも上記提案に係るエンジンでは、スロ
ットルバルブを吸気弁開口側に近づけた結果、燃料噴射
弁は配置スペースの確保が困難等のためにスロットルバ
ルブより上流側に配置する場合が多くなり、このような
配置にした場合には噴射された燃料がスロットルバルブ
の表面や吸気通路の内壁面に付着し易く、この点からも
上記燃料の遅れが顕著となり易い。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、スロットルバルブを吸気弁開口に近づけて配置した
場合でも、無負荷レーシング等のようにスロットルバル
ブを急激に開いた時の失火による運転フィーリングの低
下を回避できる4サイクルエンジンの吸気装置を提供す
ることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、燃焼
室に連通する吸気通路の途中にスロットルグリップに連
動して開閉するバタフライ式スロットルバルブを配設
し、該吸気通路のスロットルバルブ上流側又は下流側に
燃料を噴射供給する燃料噴射弁を備えたた4サイクルエ
ンジンの吸気装置において、上記吸気通路の上記スロッ
トルバルブより上流側に配設され該吸気通路の通路面積
を変化させる流量調整弁と、該流量調整弁の開度を変化
させる外部駆動機構と、該外部駆動機構を、吸気流量の
増加速度が上記スロットルバルブの開速度に応じた吸気
流量の増加速度より緩慢になるよう制御する外部駆動機
構制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、上
記外部駆動機構制御手段は、上記流量調整弁の開速度が
所定の規制値となるように上記外部駆動機構を制御し、
かつエンジン回転数,スロットルバルブ開速度が高い時
の上記流量調整弁の開速度の規制値を低い時の規制値よ
り大きい値とすることを特徴としている。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記外部駆動機構制御手段は、上記流量調整弁が所
定の遅れ時間経過後に開動作を開始し、かつエンジン回
転数,スロットルバルブ開速度が高い時の上記遅れ時間
を低い時の遅れ時間より小さい値とすることを特徴とし
ている。
【0013】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、上記流量調整弁は、弁板の一端側に偏位
した部分に弁軸を固定してなり、該弁軸が上記吸気通路
の壁面寄りに偏位配置されていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、上記流量調整弁は、弁板の一端に弁軸を
固定してなり、該弁軸が上記吸気通路の壁面に接するよ
うに配置されていることを特徴としている。
【0015】請求項6の発明は、請求項1ないし5の何
れかにおいて、上記外部駆動機構は、上記流量調整弁の
弁軸をステップモータにより回転駆動するように構成さ
れていることを特徴としている。
【0016】請求項7の発明は、請求項1ないし5の何
れかにおいて、上記外部駆動機構は、上記流量調整弁を
全開位置に回動付勢するとともに、該流量調整弁を該流
量調整弁とスロットル弁との間の圧力と大気圧との差で
作動するダイヤフラム弁により回動させるように構成さ
れていることを特徴としている。
【0017】請求項8の発明は、請求項7において、上
記流量調整弁の弁板に、該弁板の吸気通路内面に対向す
る外縁部に開口し、弁軸まで延びる負圧導入通路を設
け、該負圧導入通路を弁軸の軸心に設けた負圧導出通路
を介して上記ダイヤフラム弁の負圧室に連通接続したこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、吸気通路
に流量調整弁を設け、該流量調整弁の開度を、吸気流量
の増加速度が上記スロットルバルブの開速度に応じた吸
気流量の増加速度より緩慢になるよう制御するようにし
たので、スロットルバルブを急開した場合、流量調整弁
がスロットルバルブより遅く開く等により吸気通路の抵
抗となってスロットルバルブの急開による吸入空気量の
増加速度を低下させる。従って、上述の無負荷レーシン
グの場合でも空気量が過剰に増加するのが抑制され、結
果的に燃料応答性の遅れが緩和され、これにより失火の
発生を抑制でき、エンジンの運転フィーリングの低下を
回避できる効果がある。
【0019】また上記吸気流量の増加速度を緩慢にする
場合に、請求項2に示すように、エンジン回転数,スロ
ットルバルブ開速度が高い時の上記流量調整弁の開速度
の規制値を低い時の規制値より大きい値とし、あるいは
請求項3に示すように、エンジン回転数,スロットルバ
ルブ開速度が高い時の上記流量調整弁の開動作開始まで
の遅れ時間を低い時の遅れ時間より小さい値としたの
で、エンジンの運転状況に応じた吸気流量の増加抑制が
可能となる。
【0020】請求項4の発明によれば、流量調整弁を、
弁板の一端側に偏位した部分に弁軸を固定してなるもの
とし、該弁軸が上記吸気通路の壁面寄りに偏位するよう
に配置したので、該流量調整弁が全開となった状態での
空気抵抗を弁軸が通路中央に配置されている場合に比較
して軽減できる。
【0021】請求項5の発明によれば、上記流量調整弁
を、弁板の一端に弁軸を固定してなるものとし、該弁軸
が上記吸気通路の壁面に接するように配置したので、流
量調整弁の全開時の空気抵抗をより一層軽減できる。
【0022】請求項6の発明によれば、上記外部駆動機
構を、上記流量調整弁の弁軸をステップモータにより回
転駆動するように構成し、また請求項7の発明によれ
ば、上記外部駆動機構を、上記スロットル弁と流量調整
弁との間の圧力と大気圧との圧力差で作動するダイヤフ
ラム弁により上記流量調整弁を回動させるように構成し
たので、流量調整弁の開度を自由に設定することがで
き、従ってスロットルバルブ急開時の吸気量の増加速度
を所望の特性を示すように調整可能であり、エンジンフ
ィーリングを向上できる。
【0023】請求項8の発明によれば、上記流量調整弁
の弁板と吸気通路内面との対向する部分を流れる吸気流
の負圧をダイヤフラム弁の負圧室に導入するようにした
ので、該流量調整弁の開度に応じて発生する負圧に基づ
いて該流量調整弁の開度を調整することができ、従来の
負圧応動形気化器を備えたエンジンと同様のエンジン回
転フィーリングが得られる。
【0024】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態を添付図面に基
づいて説明する。図1〜図6は請求項1〜3,6の発明
の第1実施形態による4サイクルエンジンの吸気装置を
説明するための図であり、図1は該エンジンを搭載した
自動二輪車の側面図、図2は該エンジンの断面側面図、
図3,図4,図5はそれぞれスロットルボディ部分の平
面図,背面図,断面図、図6はスロットルバルブと流量
調整弁の開動作を説明するための時間−開度特性図であ
る。なお本実施形態において、前後,左右とは、特記な
き限り、車両に着座した状態で見た場合を意味する。
【0025】図において、50は本実施形態に係る自動
二輪車であり、該自動二輪車50はダブルクレードル型
の車体フレーム2の中央部にエンジン1を搭載し、前端
のヘッドパイプ2aで前フォーク51の操向軸を左右操
向自在に軸支し、該前フォーク51の下端で前輪52を
回転自在に軸支するとともに、上端に操向ハンドル53
を固定し、上記車体フレーム2のリヤアームブラケット
2bでリヤアーム54を上下揺動自在に枢支するととも
に、該リヤアーム54の後端で後輪55を軸支し、上記
車体フレーム2の上部に前から順に燃料タンク56,シ
ート57を搭載した概略構造のものである。
【0026】上記エンジン1は、空冷式4サイクル並列
4気筒4バルブエンジンであり、上記車体フレーム2に
クランク軸3を車幅方向に水平に向けて、かつ気筒軸を
僅かに前傾させて搭載されている。該エンジン1は変速
装置を内蔵するクランクケース4の前部上面にシリンダ
ボディ5,シリンダヘッド6,ヘッドカバー7を積層締
結し、上記シリンダボディ5のシリンダボア5a内にピ
ストン8を摺動自在に挿入し、該ピストン8をコンロッ
ド9により上記クランク軸3に連結した概略構造のもの
である。
【0027】また上記シリンダヘッド6のシリンダボデ
ィ5側の合面には4つの燃焼凹部6aが凹設されてお
り、該各燃焼凹部6aの内表面の中心に点火プラグ(図
示せず)の電極が臨んでいる。また上記燃焼凹部6aに
は各気筒当たり2つの吸気弁開口6b及び2つの排気弁
開口6cが上記燃焼凹部6aの周縁に沿って位置するよ
う開口している。該各吸気弁開口6bには吸気弁11
が、各排気弁開口6cには排気弁12がそれぞれ閉方向
に付勢して配置されており、該吸気弁11は吸気カム軸
13により、排気弁12は排気カム軸14によりそれぞ
れ開閉駆動される。
【0028】上記エンジン1の排気系は、上記各気筒の
排気弁開口6cをシリンダヘッド6の前壁側に導出する
排気ポート6dの外部接続口に4本の枝管からなる排気
マニホールド6eを接続し、これに1本の集合管6fを
介して1本のマフラ6gを接続した構造を有しており、
該マフラ6gは後輪55の左側に斜め上方に向けて配置
されている。
【0029】上記エンジン1の吸気系は、上記各気筒の
吸気弁開口6bをシリンダヘッド6の後壁側に導出する
吸気ポート15と、該吸気ポート15の外部接続口15
aにゴム製ジョイント16を介して接続されたスロット
ルボディ17と、該スロットルボディ17に接続され、
エアクリーナボックス18内に開口する吸気ダクト19
とを備えている。上記吸気ポート15,スロットルボデ
ィ17,及び吸気ダクト19は全体として概略直線状を
なすように構成され、かつ略水平方向に向けてに配置さ
れている。
【0030】上記吸気ポート15は、上記外部接続口1
5aに連なる1つの主ポート部15bと該主ポート部1
5bから分岐する2つの分岐ポート部15cとで構成さ
れている。上記外部接続口15aはシリンダヘッド6の
後壁から筒状に若干突出しており、該接続口15aにゴ
ム製リング状の上記ジョイント16を介して上記スロッ
トルボディ17の下流端接続口17aが接続されてお
り、これにより該スロットルボディ17はシリンダヘッ
ド6に支持されている。
【0031】上記各スロットルボディ17には、スロッ
トルバルブ20,及び後述する流量調整弁40が内蔵さ
れており、またその天壁側に燃料噴射弁25が装着され
ている。そして上記各気筒毎に1つずつ設けられた4つ
のスロットルボディ17は、下流端接続口17a側の下
面に配置されたブラケット23a,及び上流端接続口1
7bの上面に配置されたブラケット23bを該各スロッ
トルボディ17にねじ止めすることにより全体として1
つにユニット化されている。
【0032】上記各スロットルバルブ20は、各スロッ
トルボディ17の下流端接続口17a側寄り部分に配設
されており、円形の弁板20aを弁軸20bにボルト締
め固定したものである。上記各気筒用スロットルバルブ
20の各弁軸20bはカム軸方向に水平に向けて配置さ
れスロットルボディ17から外方に突出ており、該突出
部同士が連結機構21aを介して連結されている。な
お、この連結機構21aは各スロットルバルブ20のア
イドリング開度の微調整が可能な構造になっている。
【0033】そして右側端部に配置されたスロットルボ
ディ17の弁軸20bの右方突出端部にはスロットルプ
ーリ23が装着されており、該スロットルプーリ23は
スロットルケーブル23aを介して操向ハンドル53の
右端に装着されたスロットルグリップ23bに連結され
ている。このスロットルグリップ23bの回動操作に同
期して上記各スロットルバルブ20が開閉するようにな
っている。
【0034】また左側端部に配置されたスロットルボデ
ィ17の弁軸20bの左方突出端部には、スロットルバ
ルブ20の開度を検出するためのスロットル開度センサ
22aが接続されており、該スロットル開度センサ22
aは該左側端部のスロットルボディ17にボルト締めに
より着脱可能に取り付けられている。
【0035】上記燃料噴射弁25は上記スロットルボデ
ィ17の天壁の上記スロットルバルブ20より上流側の
直近部分に取り付けられており、該燃料噴射弁25の噴
射ノズル25aは燃料を、全閉位置にあるスロットルバ
ルブ20の上流側の面の上部に衝突させるようにその位
置,噴射孔形状が設定されている。
【0036】また上記燃料噴射弁25の燃料導入孔25
b部分には1本の燃料供給レール26が装着されてい
る。該燃料供給レール26は全気筒の燃料噴射弁に渡る
長さを有する筒体であり、該燃料供給レール26には燃
料供給管を介して燃料ポンプ,燃料タンクが接続されて
いる。
【0037】なお、上記燃料ポンプの吐出側には、燃料
噴射弁25に供給される燃料の圧力を調整する燃料圧力
調整弁が接続されている。この燃料圧力調整弁は、燃料
ポンプから供給された燃料の圧力を制御圧力に応じた圧
力に調整する燃料圧力可変方式のものであり、上記制御
圧力としては、各吸気通路のスロットルバルブ下流側か
ら採取した吸気負圧が採用されている。これにより燃料
噴射弁25の最小噴射量と最大噴射量との比(ダイナミ
ックレンジ)を実質的に大きくしている。
【0038】上記流量調整弁40は、スロットルバルブ
20を急激に開いた時の吸入空気量の急変を緩和するた
めのものであり、バタイフライ方式のものが採用されて
いる。即ち、該流量調整弁40は、各スロットルボディ
17の上流端接続口17b側寄り部分に配設されてお
り、円形の弁板40aを弁軸40bにボルト締め固定し
たものである。上記各気筒用流量調整弁40の各弁軸4
0bはカム軸方向に水平に向けて配置されスロットルボ
ディ17から外方突出ており、該突出部同士が連結機構
21bを介して連結されている。なお、この連結機構2
1bは各流量調整弁40の最小開度の微調整が可能な構
造になっている。
【0039】そして右側端部に配置されたスロットルボ
ディ17の弁軸40bの右方突出端部には、流量調整弁
40の開度を検出するための調整弁開度センサ22bが
連結されており、該調整弁開度センサ22bは該右側端
部のスロットルボディ17にボルト締めにより着脱可能
に取り付けられている。
【0040】また上記左側端部に配置されたスロットル
ボディ17の流量調整弁40の弁軸40bの左方突出端
部には、該流量調整弁40の開度を調整する外部駆動機
構としのステップモータ23が接続されており、該ステ
ップモータ23は左側端部のスロットルボディ17にボ
ルト締めにより着脱可能に取り付けられている。
【0041】本実施形態エンジン1は、燃料噴射量,噴
射時期制御,点火時期制御等を行うとともに、上記ステ
ップモータ23による流量調整弁40の開度制御を行う
うECU24を備えている。このECU24は、上記ス
ロットル開度センサ22a,調整弁開度センサ22bか
らのスロットル開度信号a,調整弁開度信号bが入力さ
れ、流量調整弁40の開度をスロットル開度に対応した
開度とするための調整弁開度制御信号Aを上記ステップ
モータ23に出力する。即ち、図6に示すように、EC
U24は、流量調整弁40の開動作が所定遅れ時間to
が経過後に開始され、所定の開速度となるように上記ス
テップモータ23を制御する外部駆動機構制御手段とし
て機能している。
【0042】上記流量調整弁の開度の制御においては、
スロットルバルブ開度の増加速度(以下、スロットル開
速度と記す)が所定値以上のスロットル急開時には、上
記調整弁40は、スロットルバルブの急開が検出された
後、所定の遅れ時間to 経過後に開動作を開始し、また
調整弁開度の増加速度(以下、調整弁開速度と記す)は
予め設定された規制値に制限される。ここで、上記遅れ
時間to は、エンジン回転数,スロットル開速度に基づ
いて、例えばエンジン回転数,スロットル開速度が大き
いほど短く設定される。また上記調整弁開速度は、エン
ジン回転数,スロットル開速度に基づいて、例えばエン
ジン回転数,スロットル開速度が大きいほど大きく設定
される。なお、上記遅れ時間の設定,調整弁開速度の規
制は、何れか一方又は両方が採用可能である。
【0043】本実施形態装置の動作及び作用効果につい
て説明する。無負荷状態でスロットルバルブ20を急激
に開ける無負荷レーシング(空吹かし)を行った場合、
吸入空気量はスロットルバルブ20の開度に敏感に応答
して急激に増加するのに対し、燃料は空気に比べて重く
慣性が大きいことから応答遅れがあり、上記吸入空気の
増加に遅れて増加することとなり、その結果、上記無負
荷レーシングにおけるスロットル操作の初期において過
剰なリーン状態となって失火が生じ、運転フィーリング
が低下する懸念がある。
【0044】本実施形態では、スロットルバルブ20,
流量調整弁40の開度がそれぞれスロットル開度センサ
22a,調整弁開度センサ22bにより検出され、該検
出信号a,bがECU24に入力される。該ECU24
は、スロットルバルブ20が、全閉状態から所定値以下
のスロットル開速度で開かれた場合、あるいはスロット
ルバルブ20が途中開度から開かれた場合等の通常運転
状態の場合には、調整弁開速度がスロットル開速度と一
致するように上記ステップモータ23を制御する。これ
によりエンジン1は、流量調整弁40を備えない場合と
略同様に支障なく回転することとなる。
【0045】一方、上記ECU24は、スロットルバル
ブ20が、全閉状態から所定値以上のスロットル開速度
で開かれた場合のような無負荷レーシング運転状態の場
合には、流量調整弁40が所定の遅れ時間to 経過後に
開動作を開始し、また該流量調整弁40の開速度が上記
規制値となるように上記ステップモータ23を制御す
る。これにより上記スロットルバルブ20に遅れて流量
調整弁40が開くこととなり、スロットル20の急開に
よる吸入空気量の増加速度が流量調整弁40によって緩
慢にされ、上述の無負荷レーシングの場合でも燃料応答
性の遅れが緩和され、その結果失火の発生を抑制でき、
エンジンの運転フィーリングの低下を回避できる。な
お、上述のように、上記遅れ時間,開速度の規制値は、
エンジン回転数,スロットル開速度に応じた異なる値が
採用され、例えば遅れ時間についてはエンジン回転数,
スロットル開速度が大きいほど小さい値が採用され、開
速度の規制値についてはエンジン回転数,スロットル開
速度が大きいほど大きい値が採用される。
【0046】また本実施形態に係る流量調整弁40の開
速度あるいは開度の規制方式は、トラクションコントロ
ールにも適用されている。即ち、後輪の検出回転数vr
と、エンジン回転数,減速比から演算された予想回転数
vo あるいは前輪回転数vfとの差から後輪が滑ってい
ることが検出された場合には、流量調整弁40の開度を
スロットルバルブ開度より小さくするかあるいは開速度
をスロットルバルブの開速度より遅らせるのである。こ
れによりエンジン出力が絞られ、後輪の空転が回避さ
れ、後輪のグリップが回復する。この構成は、凍結して
いる路面のような低μ路走行,あるいはカーブの旋回走
行時に特に有効である。
【0047】なお、上記実施形態では、流量調整弁がス
ロットルバルブと同様の構造である場合を説明したが、
この流量調整弁として、図7〜図11に示す形状のもの
を採用することができる。なお、図中、図1〜図6と同
一符号は同一又は相当部分を示す。
【0048】図7,図8は請求項4の発明の一実施形態
(第2実施形態)に係る流量調整弁60を示す。該流量
調整弁60は、弁板60aを長円形又は角丸形のものと
し、該弁板60aの天壁側に偏位した部分に弁軸60b
をを固定してなり、該弁軸60bがスロットルボディ
(吸気通路)17の天壁面寄りに偏位するように配置さ
れている。なお、スロットルボディ17の吸気通路17
dの上記流量調整弁60配置位置部分は、上記弁板60
aの形状に合わせた長円形の横断面形状を有している。
【0049】これにより上記流量調整弁60は、全開時
にはスロットルボディ17の天壁側寄りの位置に偏位す
る(図示二点鎖線の位置)こととなり、それだけ吸気抵
抗を軽減できる。即ち、一般に吸気通路を流れる吸気の
流速は、図7に破線で示すように、通路中心部で最大
(vmax)となり、内表面側ほど低速で、上記弁軸60b
部分ではvと低速になる。本実施形態では、流量調整弁
60は全開状態では流速がvと遅い内表面側寄りに位置
するからそれだけ吸気抵抗が小さくなる。
【0050】図9,図10は請求項5の発明の一実施形
態(第3実施形態)に係る流量調整弁70を示す。この
流量調整弁70は、弁板70aを長円形又は角丸形の端
部を切断した如き形状とし、該弁板70aの上記切断さ
れた端部に弁軸70bを固定してなり、該弁軸70bが
上記スロットルボディ17の天壁面に接するように配置
されている。なお、スロットルボディ17の吸気通路1
7dの上記流量調整弁70配置位置部分は、上記弁板7
0bの形状に合わせた横断面形状を有している。
【0051】これにより上記流量調整弁70は、全開時
にはスロットルボディ17の内表面に接するようにな
り、該流量調整弁70が高速回転・高負荷運転域での吸
気抵抗となることはほとんどない。なお、図11に流量
調整弁の配置位置の変形例を示すように、スロットルボ
ディ17の天壁部に流量調整弁70が収容される収容部
17cを段落ちするように形成することも可能であり、
このようにした場合には該流量調整弁70による吸気抵
抗を略完全に無くすことができる。
【0052】また上記各実施形態では、ステップモータ
23により流量調整弁40,60,70を強制開閉する
ようにした場合を説明したが、大気圧とスロットルボデ
ィ17内の流量調整弁40,スロットルバルブ20間の
圧力との差を利用することにより、流量調整弁を強制開
閉することも可能であり、このようにしたのが請求項7
の発明である。
【0053】図12は請求項7の発明の一実施形態(第
4実施形態)を示す。図中、80はダイヤフラム弁であ
り、該弁のケーシング81内はダイヤフラム82により
負圧室81a,大気圧室81bに画成されている。上記
負圧室81aと吸気通路17dの流量調整弁40,スロ
ットルバルブ20間部分とは負圧パイプ83aで連通接
続されており、大気圧室81bは大気に開放されてい
る。また、上記ダイヤフラム82に接続されたピストン
ロッド82aは、上記流量調整弁40の弁軸40bに装
着されたプーリ82bにリンク接続されている。
【0054】そして上記流量調整弁は40は、全開位置
に所定のばね力で付勢されている。この場合、流量調整
弁40自体を全開位置に付勢する方法と、上記ダイヤフ
ラム82を図示左方に付勢する方法の何れでも採用可能
である。本実施形態の場合、流量調整弁40の全開位置
への付勢力の設定如何により、流量調整弁40の開速度
の規制値を設定することとなる。
【0055】図12に実線で示すように、スロットルバ
ルブ20が全閉の状態では、上記ダイヤフラム弁80の
負圧室81aには流量調整弁40,スロットルバルブ2
0間の負圧が導入されており、ダイヤフラム82が右方
に移動し流量調整弁40を上記付勢力に抗して最小開度
(全閉)位置に保持している。
【0056】上記全閉状態からスロットルバルブ20
が、通常のスロットル開速度で開かれた場合には、該ス
ロットル開速度に応じた速度でダイヤフラム弁80の負
圧室81aの負圧が小さくなり、ダイヤフラム82が左
方に移動し、流量調整弁40は付勢力によりスロットル
開速度と同様の速度で開いていく。これによりエンジン
1は、流量調整弁40を備えない場合と略同様に回転す
ることとなる。
【0057】一方、スロットルバルブ20が、全閉状態
から所定値以上のスロットル開速度で急激に開かれた場
合のような無負荷レーシング運転状態では、該スロット
ル開速度より低い速度でダイヤフラム弁80の負圧室8
1aの負圧が小さくなり、ダイヤフラム82はスロット
ル開速度より遅い速度で左方に移動し、流量調整弁40
は上記付勢力によりスロットル開速度より低い速度で開
いていく。
【0058】このようにして上記スロットルバルブ20
に遅れて流量調整弁40が開くこととなり、スロットル
バルブ20の急開による吸入空気量の増加速度が流量調
整弁40によって緩慢にされ、上述の無負荷レーシング
の場合でも燃料応答性の遅れが緩和され、その結果失火
の発生を抑制でき、エンジンの運転フィーリングの低下
を回避できる。
【0059】ここで上記ダイヤフラム弁80の負圧室8
1aに、流量調整弁40又は70の弁板40a又は70
aと吸気通路17dとの開隙間を通る吸気流の負圧を導
入することも可能であり、このようにしたのが請求項8
の発明である。図13は請求項8の発明の一実施形態
(第5実施形態)を示し、弁板40aには負圧導入通路
40cが該弁板40aの外縁に開口するよう形成されて
おり、該負圧導入孔40cは弁軸40bに形成された負
圧導出孔40dを介して負圧パイプ83aに接続されて
いる。これにより該弁板40aの外縁と吸気通路17d
との開口隙間を流れる吸気流の負圧が上記ダイヤフラム
弁80の負圧室81aに導入される。
【0060】本実施形態の場合には、流量調整弁40の
弁板40aと吸気通路17dの壁面との間を流れる吸気
流により発生する負圧に応動させて流量調整弁40を作
動させることができ、従来の負圧応動形気化器を備えた
エンジンと同様のエンジン回転フィーリングを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3,6の発明に係る第1実施形態に
よる吸気装置を備えたサイクルエンジンを搭載した自動
二輪車の左側面図である。
【図2】上記第1実施形態エンジンの断面側面図であ
る。
【図3】上記第1実施形態吸気装置のスロットルボディ
のユニット状態を示す平面模式図である。
【図4】上記第1実施形態吸気装置のスロットルボディ
のユニット状態を示す背面模式図である。
【図5】上記第1実施形態吸気装置のスロットルボディ
の断面側面図(図3のV-V 線断面図) である。
【図6】上記第1実施形態吸気装置のスロットル開度,
流量調整弁開度の関係を示す特性図である。
【図7】請求項4の発明に係る第2実施形態のスロット
ルボディの断面側面図である。
【図8】上記第2実施形態のスロットルボディの断面背
面図(図6のVIII-VIII 線断面図) である。
【図9】請求項5の発明に係る第3実施形態のスロット
ルボディの断面側面図である。
【図10】上記第3実施形態のスロットルボディの断面
背面図(図9のX−X線断面図)である。
【図11】上記第3実施形態のスロットルボディの変形
例を示す断面側面図である。
【図12】請求項7の発明に係る第4実施形態のスロッ
トルボディの断面側面図である。
【図13】請求項8の発明に係る第5実施形態のスロッ
トルボディの断面側面図である。
【符号の説明】
17d 吸気通路 20 スロットルバルブ 23b スロットルグリップ 25 燃料噴射弁 40,60,70 流量調整弁 40a,60a,70a 弁板 40b,60b,70b 弁軸 80 ダイヤフラム弁 82b プーリ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 9/10 F02D 9/10 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室に連通する吸気通路の途中にスロ
    ットルグリップに連動して開閉するバタフライ式スロッ
    トルバルブを配設し、該吸気通路のスロットルバルブ上
    流側又は下流側に燃料を噴射供給する燃料噴射弁を備え
    たた4サイクルエンジンの吸気装置において、上記吸気
    通路の上記スロットルバルブより上流側に配設され該吸
    気通路の通路面積を変化させる流量調整弁と、該流量調
    整弁の開度を変化させる外部駆動機構と、該外部駆動機
    構を、吸気流量の増加速度が上記スロットルバルブの開
    速度に応じた吸気流量の増加速度より緩慢になるよう制
    御する外部駆動機構制御手段とを備えたことを特徴とす
    る4サイクルエンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記外部駆動機構制
    御手段は、上記流量調整弁の開速度が所定の規制値とな
    るように上記外部駆動機構を制御し、かつエンジン回転
    数,スロットルバルブ開速度が高い時の上記流量調整弁
    の開速度の規制値を低い時の規制値より大きい値とする
    ことを特徴とする4サイクルエンジンの給気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、上記外部駆動
    機構制御手段は、上記流量調整弁が所定の遅れ時間経過
    後に開動作を開始し、かつエンジン回転数,スロットル
    バルブ開速度が高い時の上記遅れ時間を低い時の遅れ時
    間より小さい値とすることを特徴とする4サイクルエン
    ジンの給気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、上
    記流量調整弁は、弁板の一端側に偏位した部分に弁軸を
    固定してなり、該弁軸が上記吸気通路の壁面寄りに偏位
    配置されていることを特徴とする4サイクルエンジンの
    吸気装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3の何れかにおてい、上
    記流量調整弁は、弁板の一端に弁軸を固定してなり、該
    弁軸が上記吸気通路の壁面に接するように配置されてい
    ることを特徴とする4サイクルエンジンの吸気装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5の何れかにおいて、上
    記外部駆動機構は、上記流量調整弁の弁軸をステップモ
    ータにより回転駆動するように構成されていることを特
    徴とする4サイクルエンジンの吸気装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5の何れかにおいて、上
    記外部駆動機構は、上記流量調整弁を全開位置に回動付
    勢するとともに、該流量調整弁を該流量調整弁とスロッ
    トル弁との間の圧力と大気圧との差で作動するダイヤフ
    ラム弁により回動させるように構成されていることを特
    徴とする4サイクルエンジンの動弁装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、上記流量調整弁の弁
    板に、該弁板の吸気通路内面に対向する外縁部に開口
    し、弁軸まで延びる負圧導入通路を設け、該負圧導入通
    路を弁軸の軸心に設けた負圧導出通路を介して上記ダイ
    ヤフラム弁の負圧室に連通接続したことを特徴とする4
    サイクルエンジンの動弁装置。
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