JPH11241551A - 幼児用保護柵 - Google Patents

幼児用保護柵

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JPH11241551A
JPH11241551A JP4361398A JP4361398A JPH11241551A JP H11241551 A JPH11241551 A JP H11241551A JP 4361398 A JP4361398 A JP 4361398A JP 4361398 A JP4361398 A JP 4361398A JP H11241551 A JPH11241551 A JP H11241551A
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pipe
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infant
fence
lever
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Yuko Takeishi
祐子 竹石
Yasushi Matsuyama
靖 松山
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 柱間の距離の変化に簡単に対応ができ、かつ
取付け作業が容易な幼児用保護柵を提供する。 【解決手段】 通路を画成する両側壁に沿って配置され
る縦枠11,12と、縦枠11,12同士を連結し通路
の床に沿って配置される横枠13とを備え、縦枠のうち
の一方に保護柵本体30を開閉自在に取り付けた幼児用
保護柵において、横枠13は第1パイプ14の内側に第
2パイプ15を差し込んで伸縮自在となるように構成さ
れると共に、第2パイプ15には差込み側の一端に対し
て離接する方向に揺動する楔片が設けられ、この楔片の
先端は、該楔片が第2パイプ15の差込み側の一端に対
して当接する方向に揺動した際に、横枠13の縮みを阻
止するように第1パイプ14の内壁に当接可能となって
おり、さらに、第2パイプ15には、楔片を第2パイプ
15の差込み側の一端に対して離接させる方向に揺動さ
せる一のレバー23が付設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、幼児が通過できな
いように通路に設置する幼児用保護柵に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】幼児用保護柵は、例えば、階段の下り口
等の通路両側に位置する柱(側壁)間に設置される。こ
のような幼児用保護柵は、保護柵本体の水平方向に支持
杆(横枠)を配設し、該支持杆を両柱に突っ張らして柱
に保持される。このような保持方法としては、一般的
に、前記支持杆を2つの棒状部材で伸縮自在に構成し、
その支持杆をリンクによって構成された拡張機構で伸長
させている。
【0003】このような上記構成の拡張機構では、伸長
距離が一義的に決定されてしまうため、保護柵を設置す
る柱間の許容距離が決まってしまう。そこで、前記一方
の棒状部材にさらに棒状部材を摺動可能に配設し、それ
らの摺動域に複数の孔を穿設し、それらの孔を選択して
ピンを差し込み、それによって一方の棒状部材を伸縮さ
せて、柱間の距離の変化に対応させている。したって、
このような従来の幼児用保護柵では、柱間の距離に合わ
せてピン差し込み孔を選択しなくてはならず、その作業
が煩雑であるばかりでなく、ピン差し込み孔のピッチが
大きすぎると、対応できない場合が起こる。
【0004】また、保護柵本体は、一般的に必要に応じ
て開閉できるように一側端を枠体に回動に支持させ、他
側端を枠体に離脱自在に係止させる係止手段を備えてい
る。この係止段が保護柵本体の上部および下部に配設さ
れているものは、保護柵本体が強固に枠体に係止される
ものの、保護柵本体の係止または係止解除に際して、上
部および下部の係止手段を操作しなくてはならず、その
作業が煩雑である。また、係止手段が1か所にしか配設
されていない場合には、保護柵本体が枠体に対して不安
定に支持されるため、保護柵本体に無理な外力が働く
と、保護柵本体を破損する虞れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、柱間の距離の変化に簡単に対応ができ、かつその作
業が容易な幼児用保護柵を提供し、さらに保護柵本体を
枠体に安定して係止でき、しかも係止操作および係止解
除操作が容易な幼児用保護柵を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の幼児用保
護柵は、通路を画成する両側壁に沿って配置される縦枠
と、前記縦枠同士を連結し通路の床に沿って配置される
横枠とを備え、前記縦枠のうちの一方に保護柵本体を開
閉自在に取り付けた幼児用保護柵において、前記横枠は
第1パイプの内側に第2パイプを差し込んで伸縮自在と
なるように構成されると共に、前記第2パイプには差込
み側の一端に対して離接する方向に揺動する楔片が設け
られ、この楔片の先端は、該楔片が前記第2パイプの差
込み側の一端に対して当接する方向に揺動した際に、前
記横枠の縮みを阻止するように前記第1パイプの内壁に
当接可能となっており、さらに、第2パイプには、前記
楔片を前記第2パイプの差込み側の一端に対して離接さ
せる方向に揺動させる一のレバーが付設されていること
を特徴とする。この幼児用保護柵によれば、先ず第1パ
イプと第2パイプから構成される横枠の伸縮を自由に
し、それによって通路を構成する両側壁間の距離よりも
短い長さに横枠を調整し、次いで横枠を伸長させてそれ
らの端部あるいは両縦枠を前記両側壁に圧接させる。こ
れによって幼児用保護柵が設置される。
【0007】請求項2記載の幼児用保護柵は、請求項1
記載の幼児用保護柵において、前記第2パイプの他端に
は該第2パイプに対して入出する方向に動作可能となる
ように当接ブロックが設けられ、この当接ブロックは他
のレバーの操作によって前記両側壁の一方に圧接可能と
なっていることを特徴とする。この幼児用保護柵によれ
ば、当接ブロックがレバーによって動作するようになっ
ているので、簡単に幼児用保護柵を設置できることにな
る。
【0008】請求項3記載の幼児用保護柵は、請求項1
記載の幼児用保護柵において、前記第2パイプの他端に
は該第2パイプに対して入出する方向に動作可能となる
ように当接ブロックが設けられ、この当接ブロックは前
記一のレバーの操作によって前記両側壁の一方に圧接可
能となっていることを特徴とする。この幼児用保護柵に
よれば、当接ブロックがレバーによって動作するように
なっているので、簡単に幼児用保護柵を設置できること
になる。
【0009】請求項4記載の幼児用保護柵は、請求項2
記載の幼児用保護柵において、前記第2パイプに対して
入出する方向に動作可能となるように前記第2パイプの
他端に設けられ前記他のレバーの操作によって動作する
ホルダを有し、このホルダ内には、前記当接ブロックが
該ホルダとは独立に前記第2パイプに対して入出する方
向に動作可能となるように設けられ、この当接ブロック
は、前記ホルダに設けたスプリングによって前記第2パ
イプから突出する方向に付勢され、前記他のレバーの操
作によって前記当接ブロックが前記ホルダおよびスプリ
ングを介して前記両側壁の一方に圧接可能となっている
ことを特徴とする。この幼児用保護柵によれば、当接ブ
ロックは、ホルダおよびスプリングを介して両側壁の一
方に圧接されるので、適度な強さで簡単に幼児用保護柵
を両側壁に取り付けることができると共に、側壁に傷を
付ける虞れがなくなる。
【0010】請求項5記載の幼児用保護柵は、請求項3
記載の幼児用保護柵において、前記第2パイプに対して
入出する方向に動作可能となるように前記第2パイプの
他端に設けられ前記一のレバーの操作によって動作する
ホルダを有し、このホルダ内には、前記当接ブロックが
該ホルダとは独立に前記第2パイプに対して入出する方
向に動作可能となるように設けられ、この当接ブロック
は、前記ホルダに設けたスプリングによって前記第2パ
イプから突出する方向に付勢され、前記一のレバーの操
作によって前記当接ブロックが前記ホルダおよびスプリ
ングを介して前記両側壁の一方に圧接可能となっている
ことを特徴とする。この幼児用保護柵によれば、当接ブ
ロックは、ホルダおよびスプリングを介して両側壁の一
方に圧接されるので、適度な強さで簡単に幼児用保護柵
を両側壁に取り付けることができると共に、側壁に傷を
付ける虞れがなくなる。
【0011】請求項6記載の幼児用保護柵は、請求項3
または5記載の幼児用保護柵において、前記楔片および
前記当接ブロックは前記一のレバーの操作方向に応じて
選択的に動作可能となっていることを特徴とする。この
幼児用保護柵によれば、まず、レバーを一の方向に操作
することにより楔片を動作させて横枠の長さを決め、そ
の後に、レバーを他の方向に操作することにより当接ブ
ロックを動作させて側壁に当接させることができるの
で、簡単に幼児用保護柵を両側壁に取り付けることがで
きる。
【0012】請求項7記載の幼児用保護柵は、請求項1
〜6いずれかに記載の幼児用保護柵において、前記楔片
はラチェット爪となっており、前記第1パイプの内壁に
は前記ラチェット爪と係合するラチェット歯が形成され
ていることを特徴とする。この幼児用保護柵によれば、
楔片をラチェット爪とし、第1パイプの内壁にそのラチ
ェット爪と係合するラチェット歯を設けているので、横
枠の縮みが効果的に阻止されることになる。
【0013】請求項8記載の幼児用保護枠は、請求項1
〜7いずれか記載の幼児用保護柵において、前記保護柵
本体にはアームが付設され、このアームには、前記保護
柵本体を前記縦枠に係止させる第1係止手段と、前記保
護柵本体を前記横枠に係止させる第2係止手段とが連結
され、前記アームの操作によって前記第1係止手段およ
び第2係止手段による前記保護柵本体の係止が行われる
ようになっていることを特徴とする。この幼児用保護柵
によれば、1つのアームの操作によって保護柵本体を第
1係止手段および第2係止手段を介して枠体に簡単かつ
強固に係止することができる。
【0014】請求項9記載の幼児用保護柵は、請求項8
記載の幼児用保護柵において、前記アームは前記保護柵
本体の自由端上部に設けられ、前記第1係止手段は前記
アームに付設された断面コ字状の係合部材を備え、前記
アームを操作して、前記係合部材を前記縦枠に嵌合させ
て係合させるようにしたことを特徴とする。この幼児用
保護柵によれば、係合部材が縦枠を包むように係合する
ので、保護柵本体が縦枠に確実に係止される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
幼児用保護柵の全体を示している。この保護柵では、通
路の側壁の一部を構成する柱A,Aに沿って配置される
縦枠11,12と、通路の床に沿って配置される横枠1
3とによって枠体10が構成されている。横枠13は一
方側の縦枠12に一体に連結された4角形の第1パイプ
14と、該第1パイプ14に摺動自在に差し込まれ、他
方側の縦枠11に一体に連結された4角形の第2パイプ
15とによって構成されている。さらに、第1パイプ1
4内に差し込まれている第2パイプ15の先端には、図
3に示したように、楔片16が揺動自在に配設され、か
つ該楔片16は捩じりコイルスプリング17によってそ
の下端16aが下方に向けて付勢されている。また、第
2パイプ15の反対端には、図4に示したように、筒状
のホルダ18が摺動自在に嵌挿され、該ホルダ18内に
は当接ブロック19がコイルスプリング20を介して摺
動自在に嵌挿されている。また、第2パイプ15の中間
部には、該パイプ15を画成する相対向する側壁に軸2
1が回転自在に貫設され、該軸21にはカム22が固設
され、さらに側壁から外部へ突出した軸21の端部には
レバー23が固設されている。そして、該カム22と上
記楔片16との間と、カム22と上記ホルダ18との間
には、カム22によって作動される作動杆24,25が
それぞれ配設されている。また、第1パイプ14の柱側
端と第2パイプ15の当接ブロック19の柱側端には、
それぞれの柱A,Aに当接した際に、柱Aに傷を付けな
いように、硬質ゴム等の緩衝材26,27が付設されて
いる。
【0016】そして、このように構成された枠体10
は、以下のようにして柱A,A間に保持される。先ず、
図4(a)に示したように、レバー23を矢印方向に倒
すことによって、第1パイプ14と第2パイプ15との
結合を解除する。即ち、レバー23を矢印方向に倒す
と、カム22が作動杆24を図において左方に押出し、
その先端で楔片16の下端16aをスプリング17の付
勢力に抗して上方に移動させる。すると、楔片16の下
端16aの第1パイプ14内壁への食い込みが解除され
るため、第1パイプ14は第2パイプ15から開放さ
れ、伸縮が可能になる。そこで、柱A,A間の距離より
も短めに横枠13の長さを調整する。このようにして枠
体10を柱A,A間に配置する。次いで、レバー23を
図4(b)に示したように、上方へ回動させる。する
と、楔片16はスプリング17の付勢力によって復帰
し、その下端16aが第1パイプ14の内壁に食い込
む。この状態では、第1パイプ14は第2パイプ15の
方向(縮小方向)へは、楔片16の楔効果によって移動
しないが、第1パイプ14の伸長方向へは移動できる。
したがって、第1パイプ14の緩衝材26が柱Aに当接
するまで、第1パイプ14を伸長する。勿論その際に、
第2パイプ15の当接ブロック19の緩衝材27も柱A
に軽く当接させておく。次いで、レバー23を図4
(c)に示したように、矢印方向へ倒す。すると、カム
22によって作動杆25を図において右方へ押出し、そ
の先端でホルダ18を押し出す。ホルダ18が押し出さ
れると、スプリング20を介して当接ブロック19が押
し出され、そのスプリング20の付勢力によって当接ブ
ロック19が柱Aに圧接される。なお、一方の縦枠11
の外側面の上部にはアジャスタねじ60が設けられ、他
方の縦枠12の外側面の上下部には当接パッド61がそ
れぞれ設けられている。そして、前記当接ブロック19
を柱Aに圧接した後に、アジャスタねじ60を回すこと
で枠体10が両側壁A,Aの間に固定される。
【0017】さらに、図1および図2に示した幼児用保
護柵は、保護柵本体30が2枚の板状体31,32によ
って構成され、一方の板状体31に他方の板体32が重
ね合わされ、ガイドブロック33,34によって互いに
挟み込まれるようにしてスライド可能に支持されてい
る。このうち、一方の板状体31は、枠体10の縦枠1
1に回動自在に支持され、他方の板状体32は前記一方
の板状体31に対してスライドし、保護柵本体30の横
幅を変えることができる。なお、保護柵本体30の横幅
を変えた後には、図示しないロック機構によって保護柵
本体30の横幅を固定できるようにしてある。また、他
方の板状体32の柱側端片には箱状のケース35が一体
に配設されている。そして、このケース35内には、図
5および図6に示したように、保護柵本体30の自由端
上部を縦枠12に係止するための上部係止手段(第1係
止手段)36と、保護柵本体30の自由端下部を横枠1
3に係止するための下部係止手段(第2係止手段)37
とが配設されている。
【0018】上部係止手段36は、下端をケース35に
回動自在に支持させたパイプ状アーム38を備えてい
る。このアーム38の上部には、断面がコ字状をした第
1係合部材39が固設され、下端には略3角形状のプレ
ート40が固設されている。さらに、上部係止手段36
は、ケース35の上部隅に縦枠12方向へ突出するロッ
クピン41を備えている。このロックピン41は、ケー
ス35に摺動自在に支持され、縦枠12側端面に硬質ゴ
ム等の緩衝材42が配設されている。そして、このロッ
クピン41の他端はリンク杆43によって上記プレート
40に連係されている。さらに、アーム38には、ロッ
ド44が摺動自在に支持されている。このロッド44の
一端はアーム38から外部に露出して操作釦44aを構
成している。このロッド44の下端には、アーム38と
の間に圧縮スプリング45が配設されており、ロッド4
4は該スプリング45によって上方へ付勢されている。
また、ロッド44の下端部には鉤46が一体に配設さ
れ、該鉤46の先端はアーム38に形成した長孔38a
から外部へ突出されている。一方、ケース35には、該
鉤46に係合するピン47が植設されている。
【0019】下部係止手段37は、ケース35の下部に
第2係合部材48を備えている。この第2係合部材48
は、その下端をケースの下面に臨ませて出没自在に配設
されている。そして、下部に断面がコ字状をした係止部
49を備えている。この第2係合部材48は、リンク杆
50によって上記プレート40に連係され、必要に応じ
て引っ張りスプリング51によって上方へ付勢されてい
る。
【0020】このように構成された保護柵本体30は、
以下のようにして枠体10に係止される。先ず、アーム
38を縦枠12に向けて回動すると、図6に示したよう
に、第1係合部材39が縦枠12の上端に嵌合する。同
時に、プレート40も図において反時計方向に回動さ
れ、リンク杆43を介してロックピン41を突出させ、
その緩衝材42を縦枠12に突き当てる。さらに、プレ
ート40の回動は、リンク杆50を介して第2係合部材
48を下方に突出させ、その係止部49を横枠13に係
合させる。そして、アーム38の鉤46はケース35の
ピン47に係合し、アーム38をその状態にロックす
る。したがって、保護柵本体30の上部は上部係合手段
36によって枠体10に係止され、保護柵本体30の下
部は下部係合手段37によって枠体10に係止される。
【0021】保護柵本体30を開くには、操作釦44a
を操作してロッド44をアーム38内に押し込み、鉤4
6をピン47から離脱させる。そして、アーム38を図
6において時計方向に回動させると、図5に示したよう
に、第1係合部材39は縦枠12から離れ、またロック
ピン41も縦枠12から離れる。同時に第2係合部材4
8も横枠13から離れるので、保護柵本体30の一端は
枠体10から自由になり、したがって、保護柵本体30
を開くことが可能になる。
【0022】なお、上記実施の形態では、楔片16の先
端を第1パイプ14の内壁に食い込ませることによって
第2パイプ15に対する第1パイプ14の縮長を阻止し
ていが、楔片をラチェット爪とするとともに、第1パイ
プ14の内壁にラチェット歯を形成してもよい。このよ
うにすると、ラチェット爪がラチェット歯に噛合するこ
とによって、より確実に第2パイプ15に対する第1パ
イプ14の縮長を阻止することができる。
【0023】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る幼児用保
護柵では、先ず第1パイプと第2パイプから構成される
横枠の伸縮を自由にし、それによって通路を構成する両
側壁間の距離よりも短い長さに横枠を調整し、次いで横
枠を伸長させてそれらの端部あるいは両縦枠を前記両側
壁に圧接させることによって幼児用保護柵が簡単に設置
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る幼児用保護柵を設置した状態で、
保護柵本体を閉成した状態を示した斜視図である。
【図2】本発明に係る幼児用保護柵を設置した状態で、
保護柵本体を開成した状態を示した斜視図である。
【図3】本発明に係る幼児用保護柵の横枠の要部を示し
た部分切欠き分解斜視図である。
【図4】本発明に係る幼児用保護柵の横枠の操作状態を
示した断面図である。
【図5】本発明に係る幼児用保護柵における保護柵本体
を縦枠および横枠に係止するための上部係止手段と下部
係止手段を示したもので、保護柵本体の非係止状態を示
した要部断面図である。
【図6】本発明に係る幼児用保護柵における保護柵本体
を縦枠および横枠に係止するための上部係止手段と下部
係止手段を示したもので、保護柵本体の係止状態を示し
た要部断面図である。
【符号の説明】
10 枠体 11,12 縦枠 13 横枠 14 第1パイプ 15 第2パイプ 16 楔片 18 ホルダ 19 当接ブロック 20 コイルスプリング 23 レバー 30 保護柵本体 36 上部係止手段(第1係止手段) 37 下部係止手段(第2係止手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を画成する両側壁に沿って配置され
    る縦枠と、前記縦枠同士を連結し通路の床に沿って配置
    される横枠とを備え、前記縦枠のうちの一方に保護柵本
    体を開閉自在に取り付けた幼児用保護柵において、前記
    横枠は第1パイプの内側に第2パイプを差し込んで伸縮
    自在となるように構成されると共に、前記第2パイプに
    は差込み側の一端に対して離接する方向に揺動する楔片
    が設けられ、この楔片の先端は、該楔片が前記第2パイ
    プの差込み側の一端に対して当接する方向に揺動した際
    に、前記横枠の縮みを阻止するように前記第1パイプの
    内壁に当接可能となっており、さらに、第2パイプに
    は、前記楔片を前記第2パイプの差込み側の一端に対し
    て離接させる方向に揺動させる一のレバーが付設されて
    いることを特徴とする幼児用保護柵。
  2. 【請求項2】 前記第2パイプの他端には該第2パイプ
    に対して入出する方向に動作可能となるように当接ブロ
    ックが設けられ、この当接ブロックは他のレバーの操作
    によって前記両側壁の一方に圧接可能となっていること
    を特徴とする請求項1記載の幼児用保護柵。
  3. 【請求項3】 前記第2パイプの他端には該第2パイプ
    に対して入出する方向に動作可能となるように当接ブロ
    ックが設けられ、この当接ブロックは前記一のレバーの
    操作によって前記両側壁の一方に圧接可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の幼児用保護柵。
  4. 【請求項4】 前記第2パイプに対して入出する方向に
    動作可能となるように前記第2パイプの他端に設けられ
    前記他のレバーの操作によって動作するホルダを有し、
    このホルダ内には、前記当接ブロックが該ホルダとは独
    立に前記第2パイプに対して入出する方向に動作可能と
    なるように設けられ、この当接ブロックは、前記ホルダ
    に設けたスプリングによって前記第2パイプから突出す
    る方向に付勢され、前記他のレバーの操作によって前記
    当接ブロックが前記ホルダおよびスプリングを介して前
    記両側壁の一方に圧接可能となっていることを特徴とす
    る請求項2記載の幼児用保護柵。
  5. 【請求項5】 前記第2パイプに対して入出する方向に
    動作可能となるように前記第2パイプの他端に設けられ
    前記一のレバーの操作によって動作するホルダを有し、
    このホルダ内には、前記当接ブロックが該ホルダとは独
    立に前記第2パイプに対して入出する方向に動作可能と
    なるように設けられ、この当接ブロックは、前記ホルダ
    に設けたスプリングによって前記第2パイプから突出す
    る方向に付勢され、前記一のレバーの操作によって前記
    当接ブロックが前記ホルダおよびスプリングを介して前
    記両側壁の一方に圧接可能となっていることを特徴とす
    る請求項3記載の幼児用保護柵。
  6. 【請求項6】 前記楔片および前記当接ブロックは前記
    一のレバーの操作方向に応じて選択的に動作可能となっ
    ていることを特徴とする請求項3または5記載の幼児用
    保護柵。
  7. 【請求項7】 前記楔片はラチェット爪となっており、
    前記第1パイプの内壁には前記ラチェット爪と係合する
    ラチェット歯が形成されていることを特徴とする請求項
    1〜6いずれか記載の幼児用保護柵。
  8. 【請求項8】 前記保護柵本体にはアームが付設され、
    このアームには、前記保護柵本体を前記縦枠に係止させ
    る第1係止手段と、前記保護柵本体を前記横枠に係止さ
    せる第2係止手段とが連結され、前記アームの操作によ
    って前記第1係止手段および第2係止手段による前記保
    護柵本体の係止が行われるようになっていることを特徴
    とする請求項1〜7いずれか記載の幼児用保護柵。
  9. 【請求項9】 前記アームは前記保護柵本体の自由端上
    部に設けられ、前記第1係止手段は前記アームに付設さ
    れた断面コ字状の係合部材を備え、前記アームを操作し
    て、前記係合部材を前記縦枠に嵌合させて係合させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項8に記載の幼児用保護
    柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009133160A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Shigeo Ogawa 立設設置体支持装置
JP2020089334A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 アイリスオーヤマ株式会社 フェンス

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