JP2725866B2 - ベビーカー及びこれを組み立て及び折り畳む方法 - Google Patents

ベビーカー及びこれを組み立て及び折り畳む方法

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JP2725866B2
JP2725866B2 JP1324459A JP32445989A JP2725866B2 JP 2725866 B2 JP2725866 B2 JP 2725866B2 JP 1324459 A JP1324459 A JP 1324459A JP 32445989 A JP32445989 A JP 32445989A JP 2725866 B2 JP2725866 B2 JP 2725866B2
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猛 宮城
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象印ベビー株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B2205/00Hand-propelled vehicles or sledges being foldable or dismountable when not in use
    • B62B2205/20Catches; Locking or releasing an articulation
    • B62B2205/22Catches; Locking or releasing an articulation remotely controlled, e.g. from the handlebar

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はベビーカーに関し、特に前後方向に折たたみ
可能なベビーカーに関する。
従来の技術 この分野においてはこれまで多種の構造が発表されて
いる(例えば、特開昭60−135,365号、実開昭61−93,36
6号)。
これら従来の構造では折たたみ作業に際しベビーカー
のロック構造をはずず場合、ロック装置が押棒のかなり
低い部分又は、ベビーカーの側方中段に位置しているこ
とが多いため、腰をかがめて操作していた。このため同
一出願人は押棒の上部中央にロック装置を取付け、ロッ
ク操作及びロック解除操作を非常に容易にしたベビーカ
ーを開示した(特開平1−262,252号及び262,253号、特
願昭63−126,254号)。
発明が解決しようとする課題 同一出願人の上記発明は、それまでのロック装置の操
作についての問題を腰を曲げずに手許で容易に達成でき
ることにより完全に解決した。しかしながらこれらのロ
ック装置は手許で回転操作をしその後折たたみ作業を必
要とするため、多少そのロック装置の解除方式に困難が
あった。
さらにこれまでのベビーカーでは折たたんだ後に該ベ
ビーカーを立上げ保持するために特別のスタンドを必要
としていた。そのためそのスタンドが走行時にじゃまに
なったり、買物かごなどの取付けが不便となっていた。
また折たたみ作業及び拡開作業が複雑で、所定の困難
な手順に従わない場合にはそれらの作業が不可能であっ
た。
課題を解決するための手段 そこで本発明はまずロック装置を改良し、単に押込作
業だけでロック解除が完成できるようにした。さらにス
タンドを完全に不用とし、折たたんだときに前輪と後輪
とだけで安全に直立できる構造とした。
また折たたみ及び拡開作業がロックピンの解除のみに
よって簡単に行なえる機構とし、それらの構成及び作業
手順を簡便化した。
作用 ロック装置を二重の押込式とし、作業の安全性を図る
と同時にその作業性の容易化を図った。即ち押ボタンを
押圧している場合にのみ起動部材102の押圧を可能とし
た。これらの動作はいずれも押圧動作であり作業性の向
上が図られている。
また操作装置によってスライダをピンからはずすだけ
で、その後は操作装置の作動の有無に拘わらず所定の作
動が得られる。
実 施 例 第1図は本発明にかかるベビーカーの全体斜視図であ
る。本発明のベビーカーは左右対称をなす構造を有して
いるので以下片側のみについて説明する。本発明のベビ
ーカー20は概括的には、下端に前輪する有する前脚22
と、下端に後輪を有する後脚24と、前脚22及び後脚24の
上端が内部に軸支されている概ね“コ”字形断面をなす
“U"字形のひじかけ26と、該ひじかけ26の両端部が軸支
され下端が後脚24へ衝合している概ね“U"字形をなす押
棒28と、左右の後輪間にかけわたされている横棒30と、
座部32と、背もたれ部34と、押棒28の中央部分にありベ
ビーカー20を組立てたり折たたんだりするときに操作す
る操作装置36と、両前脚22間に支承されている足置台38
と、から成る。
第2図は本件ベビーカーの分解斜視図である。この図
からわかるように本件ベビーカー20は、さらに詳細に
は、座部32の前部の両側と前脚22とを枢支するピン40
と、押棒28の下端に差込んでありそこに軸止めされてい
るケース42と、該ケース42内を滑動するスライダ44と、
該スライダ44をケース42内へ保持するプレート46と、下
端が後脚24へピン48によって軸支され上端がプレート4
6、スライダ44を介してケース42へ軸支され中間に突起5
0が形成されている概ね“く”字形のアーム52と、一端
がスライダ44を介してケース42へ軸支され他端が背もた
れ部34特に背もたれ部のリクライニング機構作動片に軸
支されているレバー54と、を含んでいる。
ケース42は第3〜3c図に詳細に示すように、中央部に
押棒28の下端を収容する孔56を有している。またケース
42の一側にはスライダ44を滑動可能に受入れ溝58が形成
されている。この溝58は中央上部に、スライダ44を案内
するための小さい柱60が設けてあり、この柱60の中央に
ねじ孔62が設けてあり、このねじ孔62へ螺合するねじ63
(第1図)によってレバー54の一端を取付け、かつ押棒
28の下端をそこに固定している。また該ケース42は溝58
の下部に深い切込部64を有している。この切込部64は押
棒受入孔56と連通することができる。さらに該ケース42
の他側には舌状部66が垂下し、組立時に該舌状部66が後
脚24に衝接しこれを抱いている(第1図参照)。またこ
のケース42の中央付近には側方に伸長するフランジ68が
設けてある。このフランジ68にはねじ孔70が設けてあ
り、このねじ孔70にはプレート46を介して背もたれ部34
及び座部32が締具によって取付けてある。
ケース42の溝58内にはスライダ44が収納される。スラ
イダ44は、第4〜4b図に示すように、上部が溝72によっ
て2つに割れている。組立時に該溝72にはケース42の柱
60が位置する。また下端には切欠74が設けてある。この
切欠74は組立時に後脚24の上部ピン76に衝接しベビーカ
ーを拡開保持している。スライダ44の中央部には長孔78
が形成されている。またスライダ44の一面には、該長孔
78の上半分をかこむようにアーチ状の突出部80が形成さ
れている。この突出部80の頂部には切込み82が、またそ
の両側部には突縁84が形成されている。さらにスライダ
44の他面には突起86が設けてある。スライダ44の前記一
面がケース42の溝58内に嵌入し、スライダ44の突出部80
がケース42の切欠部64の中央上部に段部87を介して形成
された凹部88内に配設される。突出部80の切込み82には
第8図に示すような端部にストッパ89を固着した針金90
の下端が受入れられる。該針金90は、ケース42の切込部
64を通り、その上部の孔56へ受入れられた望ましくはパ
イプから成る押棒28の中空部分を通り、柱60のねじ孔62
へ螺合しているねじ63の側部を通って操作装置36まで続
いている。さらにこの突出部80には上端が該ねじ63に接
しているコイルばね65の下端が衝接し、前記ケース42内
で該スライダ44を常時下方へ付勢している。なお該スラ
イダ44の上方移動は突縁84がケース42の段部86へ衝接す
ることによって阻止されている。またスライダ44の溝58
からの抜け出しはプレート46によって完全に阻止されて
いる。さらにばね65による該スライダ44の下向付勢力
は、第5図に示すようにスライダ44の切欠74が後脚24の
ピン76に衝接することにより消勢されている。
第5図に示すように、ピン48によつて後脚24に一端を
枢支されたアーム52の他端に設けた柱片92は、プレート
46の孔を通り、スライダ44の長孔78を通った後、ケース
42の下方の孔94に嵌入するねじ95でそこに枢着される。
このため、スライダ44は、ケース42の溝58内にて、夫々
柱60及び柱片92によって上下方向に案内されている。勿
論上記柱60は、第3及び3c図に示すようにケース42と一
体に形成する以外に、第2図に示すようにスリーブ61に
よって代替できる。柱片92も同様である。
本発明の操作装置36を第6〜9図に示す。主に中空部
材から成る押棒28の上部横行部は公知のように一定間隔
にわたり切取ってあり、両切取端部が操作装置36によっ
て接続してある。この操作装置36は、押棒28を左右から
受入れるパイプ受入部96と、中央に一対の操作片98を受
入れる中央部本体100と、該中央部本体100をおおうカバ
ー101と、該操作片98を中央部本体100及びカバー101内
にて摺動起動する起動部材102と、から成る。パイプ受
入部96には必要に応じ押棒を構成しているパイプ端部が
締具(図示なし)により固着される。パイプ受入部96と
一体をなす中央部本体100には一定間隔をおいて立上げ
た内ねじ付の2本柱104がある。またこれらの柱104と柱
104との間には長溝103が形成されている。また該中央部
本体100に対応した形状を有するカバー101にも、前記長
溝103に対応する位置に同様の長溝105が形成してある。
中央部本体100の柱104,104には概ね“く”字形をした操
作片98の中央部に設けた孔106が嵌入してある。該操作
片98の一端には長孔108が設けられまた他端には孔110が
設けてある。長孔108が設けてある該一端は、孔110が設
けてある他端の約半分の厚みとなるように該一端の片面
が削りとってある。また他方の操作片99の一端の他面も
同様にうすく形成され、これらの操作片98,99を互いに
組合せたときに一個の操作片の厚み分だけのスペースで
一端同士が互いに他方の操作片の一端側へ自由に入り込
めるようになっている(第6図)。しかし勿論これらの
操作片は一方の操作編の一端部に面に平行に後述の溝11
4と同様な長溝を形成し、他方の操作片の一端部をそこ
に滑入する入れ子式に形成することも可能である。また
孔110は上方の切欠112を介して開放されるとともに、該
孔110を有する他端の両面間には溝114が形成されてい
る。これによりこの操作片98,99の他端に設けた孔110内
には端部にストッパ89を固定した針金90が容易に取付け
られるようになっている。第6図からわかるように押棒
の右側スライダから導入された針金90は溝114を介して
左側の操作片98に、同様に左側スライダから導入された
針金90は溝114を介して右側の操作片99に取付けられ
る。左右の操作片98,98の長孔108,108の共通する部分内
にはピン116が挿入されている。このピン116の上下端は
起動部材102の孔118を介して中央部本体100及びカバー1
01の長溝103,105内に収容される。
起動部材102は、中央に針金90が通る溝120を有する両
側壁122と、前記ピン116が通過する孔118を有する前後
壁124,126と、底壁128と、から成り、該前壁124にはさ
らに別の大きい孔130が設けてある。孔130には押ボタン
132が嵌入している。この押ボタン132は、一端を後壁12
6に着座したばね134により常時前壁124側へ付勢されて
いる。このばね力による押ボタン132の前壁124からの抜
出しはフランジ136により防止されている。この外方へ
出ている押ボタンのため起動部材102の底壁128を押して
も押ボタン132がカバー101に当り、通常では起動部材を
操作することはできない。
第10図はベビーカーを第1図に示す組立拡開位置から
第11図に示す最終折たたみ位置に折たたむ場合の途中の
状態を示す。即ち、第1図の組立拡開位置では第12図に
示すようにスライダ44がばね65(第16図参照)によって
下方へ押圧され、該スライダ44の切欠74が後脚24の上部
ピン76へ衝接し後脚24の前脚22方向への折込み及び押棒
28の前方への折込みが阻止されて組立拡開位置が保持さ
れている。
しかして操作装置36を作動すると、折込みが達成でき
る。即ち、第7図で押ボタン132をばね134の弾性力に抗
して起動部材102の内方へ押込み、次いで該押ボタン132
を押込んだまま起動部材102を中央部本体100内へ押込
む。起動部材102が第6図において上方へ移動すること
によりピン116が孔118によって、長溝103,105内を上方
へ移動する。このため左右の操作片98,98は柱104,104の
周りに夫々反時計方向及び時計方向へ回転する。この回
転により、操作片98,98の孔110,110が互いに遠ざかる。
このため、該孔へ保持されている針金90が互いに押棒28
の中央上方部に引寄せられる。スライダ44を常時下方へ
付勢しているばね65の弾性力に抗して針金90が上方へ引
上げられると、スライダ44がケース42内を上方へ移動す
る(第13図)。このため該スライダ44の切欠74が後脚24
の上部ピン76から遊離する。この状態で押棒28を上方へ
持上げると前脚22の下端と後脚24の下端とが互いに接近
すると同時に押棒28がアーム52のピン48及び柱片92上の
ピンを介して回転し、該押棒28の下端が後脚24からはな
れる(第14図)。次いで起動部材102を操作装置36内へ
押込んだまま押棒28を下方へ押下げると、押棒28はアー
ム52のピン48周りを回転すると同時に該アーム52は柱片
92上のねじ95(第1図)周りを回転する。このためねじ
95周りを回動するアーム52に設けた突起50は第17図に破
線で示す軌道を描きながら最終位置まで進む。その後、
起動部材102をはなすと、スライダ44を下方へ強制して
いるばね65によって、操作片98は破線位置から実線位置
へ戻されるとともに該スライダ44の突起86は第17図の実
線位置から破線位置まで降下し、そこで該突起86と突起
50とが係止し、第11図及び第15図の折込位置が得られ
る。この位置ではアーム52が移動不能であり、この位置
からの拡開作業は不可能である。この折込み位置では前
輪及び後輪が並んで地面に配設されるためベビーカーの
直立が保証される。
本発明において起動部材102を作動してスライダ44の
切欠74を上部ピン76から引はなした(第13図)後、押棒
28を幾分上方に持上げたなら、直ちに該起動部材102の
押込みを解放しても同様の作業が達成できる。即ち起動
部材102をはなすとスライダ44は第16図の位置へ戻るが
アーム52の軌道は変化しないので該アーム52上の突起50
は第16図の破線のように進行する。そして該突起50がス
ライダ44の突起86へ衝接すると、アームの突起50がスラ
イダの突起86の円形面又は斜面(以下円形斜面という)
91に沿って該スライダ44をばね65の力に抗して上方へ押
上げながら既定の軌跡を描いて進み最上位置まで至る。
スライダ44は突起50が、突起86の下面を通過した直後に
第16図の実線位置へ前記ばね65の弾性力によって復帰し
折たたみロック位置が得られる。
なお、これらの折たたみ位置からベビーカーを拡開位
置へ組立てるには、単にスライダ44の突起86を、アーム
52の突起50の軌道(第16,17図の破線で示す)からはず
し、該アームが自由に運動できるように、スライダ44を
ケース42内にて上方へ移動させればよい。即ち、このた
めには起動部材102をばね65の力に抗して操作装置36内
へ押込めばよい。こうしてスライダ44の突起86を前記軌
道からはずし押棒28を僅かに引上げると折たたみ作業と
逆に作動してスライダ44の舌状部66が後脚24に衝接す
る。その後起動部材102をはなすとスライダの切欠74が
後脚24の上部ピン76に衝接しベビーカー組立拡開位置の
ロックが達成する。勿論折たたみ作業時に同様に、一担
スライダ44の突起86を、アーム52の突起50の軌跡から逃
がし押棒28を僅かに上方に引上げた後、直ちに起動部材
102をはなしても同様の効果が得られる。なぜならスラ
イダ44の切欠74と反対側の面に形成した円形面又は斜面
45が上部ピン76に衝接した後、該スライダ44の斜面45が
該上部ピン76に沿って移動し、該スライダ44を上方へ逃
がし、斜面45がピン76を越えたときに第12図の位置が得
られるからである。
発明の効果 本発明では操作装置36の起動部材102によってベビー
カーの組立折たたみが迅速かつ簡便に達成できる。起動
部材102は押ボタンを押さないと操作できず誤差動等が
防止でき安全である。押ボタン及び起動部材の操作は片
手で容易に行なえるためその取扱いが簡便である。起動
部材は自動的に初期位置へ戻るので再度の操作が容易で
ある。組立及び折たたみが同一の動作で行なえるので操
作が容易である。折たたみ時の直立は車輪のみにより達
成でき、特別のスタンドは不要なため構造が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベビーカーの組立拡開状態を示す図、
第2図はベビーカーの分解斜視図、第3〜3c図は夫々ケ
ースの正面、背面、側面、上面を示す図、第4〜4b図は
夫々スライダの正面、背面、上面を示す図、第5図は押
棒と後脚との間の関連部品の関係を示す図、第6図は操
作装置の内部を示す図、第7図は第6図のVII−VII矢視
図、第8図は操作片を示す斜視図、第9図は起動部材の
斜視図、第10図は本発明のベビーカーの折たたみ又は組
立の途中状態図、第11図は折たたみ直立図、第12〜15図
は押棒と後脚との間の関連部品の関係図であって夫々組
立拡開時、組立ロック解放時、折たたみ途中時、折たた
み完了時の状態を示す図、第16及び第17図はケース内を
滑動するスライダの突起位置とアームの突起位置との関
係を示す図である。 符号の説明 20:ベビーカー、22:前脚 24:後脚、26:ひじかけ 28:押棒、30:横棒 32:座部、34:背もたれ部 36:操作装置、42:ケース 44:スライダ、50:突起 52:アーム、58:溝 66:舌状部、74:切欠 76:上部ピン、78:長孔 80:突出部、86:突起 90:針金、98:操作片 99:操作片、100:中央部本体 102:起動部材、103:長溝 104:柱、108:長孔 116:ピン、132:押ボタン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前脚22と、後脚24と、これらの脚の上端が
    軸支されているひじ掛け26と、該ひじ掛け26の両端部が
    軸支され組立時に下端が後脚24へ衝合する押棒28と、座
    部32と、背もたれ部34と、押棒28の中央部分にありベビ
    ーカー20を組立てたり折り畳んだりするときに操作する
    操作装置36と、を含んでいる組み立て及び折り畳み自在
    なベビーカー20であって、 押棒28の下端に固定されており組み立て時に後脚24に衝
    接し組み立て状態を維持する舌状部66を有しているケー
    ス42と、 該ケース42内に収容されており、組み立て時に後脚24の
    衝接してベビーカーを拡開保持する切欠部74を下端に有
    しているスライダ44であって、該ケース42に対置する方
    向に突出している突起86を備え、かつ該突起86がその先
    端部に円形斜面91を備え、押棒28の下端方向へ向かって
    ばね65によって付勢され、前記操作装置36を操作するこ
    とにより該ばね65の弾性力に抗して前記ケース42内を押
    棒28の上端方向へ向かって滑動するスライダ44と、 前記ケース42へ固着されており、該スライダ44をケース
    42へ対して滑動可能に保持しスライダ44がケースから離
    脱するのを防止しているプレート46と、 一端が前記ケース42へ枢着され、他端が後脚24へ枢着さ
    れ、中間部に前記スライダ44の突起86と協働する突起50
    を有しているアーム52と、 を有していることを特徴とするベビーカー。
  2. 【請求項2】操作装置36が、スライダ44を押棒28の上端
    方向へ向かって引っ張る一対の針金90と、一端に該針金
    90を保持する孔110を有し他端に長孔108を有しており中
    間部に設けた孔106の周りに回転可能な一対の概ねL字
    形を有している操作片98、99であって該長孔108が他端
    から中間部に向かって延びており、かつこれらの長孔10
    8がピン116によって連結されかつ前記中間部に設けた孔
    106が一定の間隔をおいて配置された柱104、104によっ
    て支持されており、前記ピン116を起動することにより
    該柱104、104の周りに互いに反対方向に回転作動する一
    対の操作片98、99と、該ピン116を前記長孔108、108に
    沿って起動する起動部材102と、から成る請求項1のベ
    ビーカー。
  3. 【請求項3】前脚22と、後脚24と、これらの脚の上端が
    軸支されているひじ掛け26と、該ひじ掛け26の両端部が
    軸支され組立時に下端が後脚24へ衝合する押棒28と、座
    部32と、背もたれ部34と、押棒28の中央部分にありベビ
    ーカー20を組立てたり折り畳んだりするときに操作する
    操作装置36と、を有しており、さらに、 押棒28の下端に固定されており組み立て時に後脚24に衝
    接し組み立て状態を維持する舌状部66を有しているケー
    ス42と、 該ケース42内に収容されており、組み立て時に後脚24に
    衝接してベビーカーを拡開保持する切欠部74を下端に有
    しているスライダ44であって、該ケース42に対置する方
    向に突出している突起86を備え、かつ該突起86がその先
    端部に円形斜面91を備え、押棒28の下端方向へ向かって
    ばね65によって付勢され、前記操作装置36を操作するこ
    とにより該ばね65の弾性力に抗して前記ケース42内を押
    棒28の上端方向へ向かって滑動するスライダ44と、 前記ケース42へ固着されており、該スライダ44をケース
    42へ対して滑動可能に保持しスライダ44がケースから離
    脱するのを防止しているプレート46と、 一端が前記ケース42へ枢着され、他端が後脚24へ枢着さ
    れ、中間部に前記スライダ44の突起86と協働する突起50
    を有しているアーム52と、 を含んでいるベビーカーにおいて、 組立て操作が、スライダ44の突起86を、アーム52の突起
    50の移動軌道からはずし、スライダ44をケース42内にて
    上方へ移動させることにより、又はスライダ44の突起86
    を、アーム52の突起50の移動軌道からはずし押棒28を上
    方へ引き上げ、直ぐに起動部材102を離すことにより、
    達成され、 更に折畳み操作が、操作装置36を操作して該ばね65の弾
    性力に抗して前記スライダ44を押棒28の上方へ向かって
    滑動しスライダ44の下端をピン76から離脱し突起50を所
    定の移動軌跡の最終位置まで移動させた後起動部材102
    を離すことにより、又は操作装置36を操作して前記スラ
    イダ44をピン76から離脱し押棒28を上方へ持ち上げ、直
    ぐに該起動部材102を解放することにより、達成される
    ことを特徴とする、 ベビーカーの組み立て及び折り畳み方法。
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