JP4178276B2 - 搬送用パレット、係止具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主にエンジン等の重量物からなる搬送物で、フランジ部等の係止部を有する搬送物を搬送するための搬送用パレットと、この搬送用パレットに使用し、搬送物のフランジ部をパレットに係止するための係止具に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用のエンジンを輸送する際に使用するパレットとして、樹脂パネルを升形に形成して支持体を構成した物品固定具が提案されている(特許文献1)。この物品固定具では、支持体の縁でエンジンを支持して、エンジンの下面から突出するオイルパン等は支持体内に垂下していた。
【0003】
しかし、エンジンを支持した状態で、搬送した場合、揺れによりエンジンが支持体からずれる場合があった。この物品固定具では、支持したエンジンの固定については考慮されていなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−349033号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
支持体の縁にエンジンの水平方向のフランジを載置していたので、支持体の縁に、フランジを支持体の縁に係止する為の係止具が種々提案されていた。
【0006】
例えば、パレットの基台67の縁に、載置するエンジンのフランジ56の縁を係止した場合、基台67上に係止具60を取り付けし、基台67と係止具67とで、フランジ56を挟みエンジンの移動を規制していた(図9)。
【0007】
この場合、基台67に固定する支持筒61を取り付けし、支持筒61内に、摺動自在でかつバネ66で先端側に付勢した状態で、係止杆64を嵌挿した係止具が提案されている。この係止具60では、通常状態で、係止杆64の先端部で、エンジンのフランジ56の上面を係止して押さえ、エンジンの移動を規制するものであった(図9(a)(c))。この場合、係止を解除する為には、係止杆64の基端側に取り付けたリング65を引き、支持筒61の係止切欠き63からリング65を外し、かつリング65と共に係止杆64を回転させて、支持筒61の縁62にリング65を係止して、係止解除状態を作るものであった(図9(b))。
【0008】
前記従来の係止具では、係止状態で、係止杆64は、係止側にバネ66で付勢されているだけであるので、パレットに与えられた振動や衝撃によりバネ66に抗して、係止杆64が解除側に移動するおそれがあった。従って、不慮に係止が外れるおそれがあった。
【0009】
また、係止解除の際に、回転動作が加わるために、操作性が悪い問題点があった。
【0010】
更に、係止杆64の突出長さ(ストローク)Lを変える為には、係止杆64、支持筒61、バネ66等全体を変えなければならず、汎用性がない問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明では、支持筒内に係止杆を摺動自在に嵌挿すると共に、付勢したストッパーで係止杆を係脱したので、前記問題点を解決した。
【0012】
即ちこの発明は、基台に、係止部を有する搬送物を収容して、前記基台に、前記係止部に係脱する係止具を取り付けてなる搬送装置であって、前記係止具は、基台に固定される支持筒内に、横方向に摺動自在で、かつ先端が前記係止部に係止できる係止杆及び係止杆の摺動を規制するストッパーを有し、該ストッパーが付勢された状態で、前記ストッパーは、付勢された状態で上方に突出して前記係止杆は突出状態を維持して前記係止部と係止でき、前記ストッパーの付勢に抗してストッパーを押圧操作した場合に、前記係止杆を摺動操作して、係止部との係止を解除できる構造とし、前記係止杆の基端側に、前記係止杆の摺動を操作する操作突起を上方に向けて突設し、前記操作突起の上端を、上方位置の前記ストッパーの上端より上方に位置させたことを特徴とする搬送用パレットである。
【0013】
また、他の発明は、搬送物を載置する基台に固定でき、略水平方向に開口した支持筒内に、先端部が係止部を構成する係止杆を摺動自在に設置してなる係止具において、前記係止杆の基端側下面に係止凹部を形成し、前記支持筒の中間部に開口を形成し、該開口内に前記支持筒の軸と略直交する方向に移動するストッパーを、前記開口側に突出するように付勢して配置し、前記ストッパーは、通常位置でその上部が開口から突出して、前記係止杆の係止凹部に係止して、前記係止杆の基端側への移動を規制し、前記ストッパーは、押圧操作した位置で前記係止杆の基端側への移動を可能とし、前記係止杆の基端側に、前記係止杆の摺動を操作する操作突起を上方に向けて突設し、前記操作突起の上端を、上方位置の前記ストッパーの上端より上方に位置させたことを特徴とする重量物の係止具である
【0014】
前記における搬送物の係止部は、一般的には横方向(水平方向)のフランジ部であるが、他の突起状の部分、溝などの凹部等の構造でも本発明を適用でき、形状は任意である。
【0015】
【発明の実施の形態】
パレットの基台47に固定できる支持筒11の筒材5、6内に係止杆27を摺動自在に嵌挿する。支持筒11の開口8内に、係止杆27の軸と直角方向に移動できるストッパー35を嵌挿して係止具42を構成する(図1、図3(a))。ストッパー35はスプリング39で、上方に付勢されているので、通常位置で、ストッパー35の係止片32は、係止杆27の切欠き部18の下面19係止して、操作杆27の基端16側への移動が規制される。従って、係止杆27の先端部がフランジ56の上面に係止して、係止杆27と基台47の上面とでフランジ56が挟持されて、この状態を保つことができる。
【0016】
また、ストッパー35を押圧して下げ(図3(b))、操作突起22を引けば、係止杆27を基端16側に移動させることができ(図3(c))、フランジ56の係止を解除することができる。
【0017】
【実施例1】
図1〜5に基づきこの発明の実施例の係止具42について説明する。係止具42は、支持筒11、係止杆27、ストッパー35から構成される。
【0018】
[1]支持筒11
【0019】
パレットの基台に載置できる水平板2の両側に縦板3、3を立設して、支持枠1を形成する(図2(c))。支持枠1の縦板3、3の上端部間に、2つの筒材(先端側)4、筒材(基端側)5を、その軸を水平方向にして、所定間隔Lを空けて、軸を一致させて固定する。筒材4、5は、上部が円筒形の円筒部6、下部が角筒形の角筒部7となっており、縦板3と角筒部7の外面が当接し、円筒部6が、縦板3の上縁から上方に突出している(図1(a)(b)、図2(a)(c))。
【0020】
また、両筒材4、5間の間隙が、ストッパー用の開口8を形成する。水平板2に、開口8の中心と一致する位置に、上下方向の透孔9を穿設する。筒材5の内下面で、開口側に横方向の係止棒10を固定する。以上のようにして支持筒11を構成する(図1、図2)。
【0021】
[2]係止杆27
【0022】
筒材4、5の円筒部6の内径に対応した外径を有する円柱状の基材14を横方向に配置してなり、先端15側に上下方向の貫通孔17を形成してあり、基端15から中間部にかけての下面を、平面状にした切欠き部(係止凹部)18を形成してあり、中間部に位置する切欠き部18の縁が段差部(係止凹部)20を形成する(図5(a)(b))。
【0023】
また、基端16に上方に向けた操作突起22を取り付ける。操作突起は上端部一側に斜めに切り欠いた斜面23を形成し、上端22aを曲面状に丸めてある。操作突起の下端部は、先端15に向けて屈曲し、切欠き部18の下面19に当接してある(図5(a)(c))。
【0024】
基材14の先端15側で、貫通孔17の周囲を含む部分に、滑り止め防止用の柔軟樹脂材(例えばシリコン系樹脂)からなるキャップ26を被冠して、キャップ26の外側からビス26を貫通孔17に向けて打ち、キャップ26を固定する。以上のようにして、係止杆27を構成する(図5)。
【0025】
[3]ストッパー35
【0026】
天板29の両縁に縦板30、30を連設して、巾L(L<L)の逆U字状の枠材31を形成する(図4(a)、図1(a))。枠材31の両縦板30、30の内面間に、略U字状の係止片32を突設して、ストッパー35を構成する(図4)。
【0027】
[4]係止具42の組立
【0028】
支持筒11の開口8に、ストッパー35を挿入する。係止杆27の基端16側を支持筒11の筒材4内に挿通し、続いて、係止杆27の基端16側をストッパー35の天板29と係止片32の間に挿通し、次に筒材5内を挿通して、係止杆27の基端16を筒材5から突出する。この状態で、係止杆27は、筒材5、6内に嵌挿され、軸方向への摺動及び軸周りの回転ができるが、上下方向、水平方向への移動は規制される。
【0029】
また、係止杆27の基端16に、操作突起22を配置し、ワッシャ37を挿通したボルト38を、操作突起22の透孔25を貫通して、係止杆27(基材14)の基端16の螺孔21に螺合緊結して、係止杆27(基材14)に操作突起22を固定する(図5(d)(a))。
【0030】
係止杆27が最も先端側に突出した位置は、「操作突起22が筒材5の外側の縁に当接した位置」又は「操作突起22の屈曲部24の先端24aが係止棒10に当接した位置」のいずれか一方又は両方で規制され、係止杆27が抜けないようになっている。
【0031】
また、係止杆27の最も基端側の位置は、段差部20が係止棒10に当接した位置で規制される。即ち、係止杆27は、筒材4、5内で、規制された両位置間を摺動移動できるようになっている。
【0032】
続いて、支持筒11の水平板2の上面と、ストッパー35の係止片32の下面34との間にスプリング39を配置する。スプリング39の上端は、ストッパー35の係止片32の下面34中央に固定され、スプリングの下端部は、支持筒11の水平板2の透孔9から上方に向けてねじ込んだ円柱材40に嵌装して移動が規制されている。従って、通常位置で、ストッパー35は、スプリング39により上方に向けて付勢されている。前記において、円柱材40の底面は、透孔9の下縁より上方に位置し、透孔9内に収容されているので、溶接の強度を高められ、作業性も良いが、透孔9の下縁と面一程度とすることもできる(図示していない)。
【0033】
以上のようにして、係止具42を構成する(図1)。
【0034】
この係止具42では、係止杆27のストロークLを長くする場合には(図3(c))、係止杆27の基端16に延長部材を取り付け、延長部材に操作突起22を取り付ければ、容易にストロークを長くできる(図示していない)。
【0035】
[5]他の実施例
【0036】
(1) 前記実施例において、筒材4、5は、上部を円筒部6、下部を角筒部7としたので、支持枠1で挟持して固定(通常は金属製であるので溶接で固定)し易く、係止棒10を取り付けし易く、かつ係止杆27が軸周りに回転しないようにし、安定して摺動できるが、他の形状でも可能である(図示していない)。即ち、前記機能から、少なくとも筒材5は上部を円筒部6、下部を角筒部7とすることが望ましいが、筒材4、5を円柱形又は角柱形等の他の形状とすることもできる(図示していない)。
【0037】
また、前記実施例において、筒材4、5は2つの部材を離して配置したが、1の部材で、中間部に開口8を形成して構成することもできる(図示していない)。
【0038】
また、前記実施例において、支持筒11は、支持枠1、筒材5、6から構成したが、係止杆27を挿通できるように、係止杆の外面に対応した内面形状を有する構造で、中間部にストッパーを嵌挿する開口8を有する構造であれは、任意である(図示していない)。例えば、係止杆27が円柱状で有れば、円筒形の支持筒11とすることができる(図示していない)。
【0039】
(2) また、前記実施例において、係止杆27の基材14は円柱状としたが、角柱状等形状は任意である(図示していない)。
【0040】
(3) また、前記実施例において、開口8を上下方向(略垂直方向)に形成し、ストッパー35及びスプリング39は上下方向(略垂直方向)に移動させたが、横方向(略水平方向)あるいは斜め方向に移動させることもできる(図示していない)。この場合には、対応させて、係止杆27を配置する。
【0041】
【実施例2】
図6〜図8に基づき、前記係止具42を使用したこの発明のパレット52の実施例について説明する。
【0042】
[1]パレット52の構成
【0043】
この発明のパレットで搬送する搬送物55は、ある程度の重量があり、「略水平方向のフランジ」又は「係止杆を挿入できる係止穴」を有する構造であれば、適用できる。本実施例では、水平方向のフランジ56を有するエンジンとした搬送物55で、フランジ56の上方が本体部(エンジン本体)を構成し、フランジ56の下方がオイルパン等の下方突起部58を有する構造である。
【0044】
1つの搬送物55を収容できる収容部46は、載置物55の横方向のフランジ56を載置できる枠状の基台47を有し、基台47の上面で内周側はフランジ56の起伏に応じた段差が形成されている。枠状の基台47の内側に形成される凹部48内に下方突起部58を収容できる。基台47上の所定高さで、平面で対向位置に、2つの係止具42、42を設置して固定してある(図6、図7)。係止具42は、支持枠1の水平板2の下面が基台47に溶接固定されている。また、基台47は、フランジ56が載置される部分に、緩衝材49が配置されている。
【0045】
四隅部に支柱51、51が立設された平面長方形のベース50上に、収容部46を一側に3個、他側にも3個、合計6個を並べて固定して、この発明の搬送用のパレット52を構成する(図8)。支柱51は、ストッパー(図示していない)を外すと、ベース50の縁に沿って折り畳めるように取り付けられており(図7(b)鎖線図示51)、不使用の際には、パレット52を平板状に形成できる。
【0046】
[2]係止具42の作動
【0047】
(1) 係止杆27を先端側に位置させると、スプリング39によりストッパー35は上方に付勢されてるので、ストッパー35の係止片32の上端33が、係止杆27の切欠き部18の下面9に当接し、係止片27が段差部20に当接するので、係止杆27の基端側への移動が規制される(図3(a))。
【0048】
この状態で、フランジ56は、基台47と係止杆27のキャップ26との間に挟まれて、移動が規制される。また、パレット52に多少の振動や衝撃が与えられた場合でも、キャップ26が緩衝材となり、フランジは現位置を保つことができる。
【0049】
また、この状態で、係止具42に落下物があった場合にも、ストッパー35より上方に位置する操作突起22の上端22aに先ず当たり、また斜面23に沿って横にはじかれるので、ストッパー35に落下物が当たることを防止できる。この際、斜面23に落下物が合った際に、係止杆27は多少回転するが、上方に付勢されているストッパー35の係止片32の上端33が切欠き部18の下面19を押圧しているので、現状位置に復帰できる。
【0050】
また、たとえストッパー35に落下物が当たった場合であっても、ストッパー35は、スプリング39により上方に付勢されているので、操作突起22を引いて、係止杆27を基端側に引かない限りフランジの挟持が解除されないので(図3(b))、載置物にずれが生じるおそれは無い。
【0051】
(2) 続いて、載置物55を収容部46から取り外す場合には、ストッパー35をスプリング39に抗して下方に押し下げた状態にすれば(図3(b))、操作突起27を基端側に引くことができ、係止杆27を基端側に移動させることができる(図3(c))。
【0052】
この状態で、係止杆27は、フランジ56の上面から外れ、載置物55を移動できる。また、係止杆27を基端側に強く引いた場合であっても段差部20が係止棒10に当たり、係止杆27が支持筒11の筒材4、5から抜けるおそれがない。
【0053】
【発明の効果】
この発明の係止具では、支持筒内で摺動する係止杆に係止凹部を形成し、支持筒の開口に、上方に付勢され、係止凹部に係止できるストッパーを有する構成としたので、係止杆を先端側に押し込むだけで、載置物のフランジを止めることができるので、止める作業が容易にできる効果がある。
【0054】
また、係止杆を先端側に押し込むだけで、ストッパーで係止杆の戻りが規制されるので、搬送物を搬送中に、パレットに振動や衝撃が与えれても係止杆の係止が解除されることなく安全に搬送できる。更に、係止具に、落下物があり、ストッパーを解除する方向に当たった場合であっても、ストッパーは係止を維持する方向に付勢されているので、ストッパーが容易に解除されることはなく、更にストッパーを解除状態した場合であっても、係止杆を引かない限り、フランジとの係止が解除されないので、この点からも不慮の事故を防止し、安全に搬送できる効果がある。
【0055】
また、係止杆の基端側に操作突起を取り付ければ、係止杆の係止解除操作が容易となり、操作突起の上端をストッパーの上端より上方に位置させれば、落下物による不慮のストッパーの解除を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の係止具の実施例で、係止状態を表し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】(a)は図1(b)のA−A線における断面図、(b)は同じくB−B線における断面図、(c)は同じくC−C線における断面図、
【図3】同じく縦断面図で、(a)は係止状態、(b)はストッパー解除状態、(c)は係止解除状態である。
【図4】係止具に使用するストッパーで(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)のD−D線における断面図、(d)は(b)のE−E線における断面図である。
【図5】係止具に使用する係止杆で、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は(a)のF−F線における断面図、(d)は部品の構成を表す縦断面図である。
【図6】この発明のパレットの一載荷単位で、平面図を表す。
【図7】同じく、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図8】この発明のパレットの全体図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図9】従来例の係止具で、(a)は係止状態の平面図、(b)は解除状態の平面図、(c)は(a)のG−G線における断面図を表す。
【符号の説明】
1 支持枠
4 筒材(先端側)
5 筒材(基端側)
6 円筒部(筒材)
7 角筒部(筒材)
8 開口
9 透孔
10 係止棒
11 支持筒
14 基材
15 先端
16 基端
18 切欠き部(係止凹部)
19 切欠き部の下面
20 段差部(係止凹部)
21 螺孔
22 操作突起
22a 操作突起の上面
23 操作突起の斜面
24 操作突起の屈曲部
24a 操作突起の屈曲部の先端
26 キャップ
27 係止杆
29 天板
29a 天板の上面
31 枠材
32 係止片
33 係止片の上端
34 係止片の下面
35 ストッパー
37 ワシャー
38 ボルト
39 スプリング
40 円柱材
42 係止具
46 収容部
47 基台
48 凹部
50 ベース
51 支柱
52 搬送用のパレット
55 搬送物
56 搬送物のフランジ
57 搬送物の本体部
58 搬送物の下方突起部
60 係止具(従来例)
61 支持筒(従来例)
62 支持筒の縁(従来例)
63 係止切欠き(従来例)
64 係止杆(従来例)
65 リング(従来例)
66 バネ(従来例)

Claims (2)

  1. 基台に、係止部を有する搬送物を収容して、前記基台に、前記係止部に係脱する係止具を取り付けてなる搬送装置であって、
    前記係止具は、基台に固定される支持筒内に、横方向に摺動自在で、かつ先端が前記係止部に係止できる係止杆及び係止杆の摺動を規制するストッパーを有し、該ストッパーが付勢された状態で、前記ストッパーは、付勢された状態で上方に突出して前記係止杆は突出状態を維持して前記係止部と係止でき、前記ストッパーの付勢に抗してストッパーを押圧操作した場合に、前記係止杆を摺動操作して、係止部との係止を解除できる構造とし、
    前記係止杆の基端側に、前記係止杆の摺動を操作する操作突起を上方に向けて突設し、前記操作突起の上端を、上方位置の前記ストッパーの上端より上方に位置させたことを特徴とする搬送用パレット。
  2. 搬送物を載置する基台に固定でき、略水平方向に開口した支持筒内に、先端部が係止部を構成する係止杆を摺動自在に設置してなる係止具において、
    前記係止杆の基端側下面に係止凹部を形成し、前記支持筒の中間部に開口を形成し、該開口内に前記支持筒の軸と略直交する方向に移動するストッパーを、前記開口側に突出するように付勢して配置し、前記ストッパーは、通常位置でその上部が開口から突出して、前記係止杆の係止凹部に係止して、前記係止杆の基端側への移動を規制し、前記ストッパーは、押圧操作した位置で前記係止杆の基端側への移動を可能とし、
    前記係止杆の基端側に、前記係止杆の摺動を操作する操作突起を上方に向けて突設し、前記操作突起の上端を、上方位置の前記ストッパーの上端より上方に位置させたことを特徴とする重量物の係止具。
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