JP5292495B2 - 足場用幅木 - Google Patents

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本発明は、建築現場等で仮設される足場板の側縁部上に起立姿勢に取り付けられる足場用幅木に関する。
建築現場等における足場板上での高所作業では、作業者の手にしたボルト、ナット、金具類等の種々の施工用物品や工具類、足元に置いた各種資材や用具等を誤って落下させ、事故につながるという危険性が常に付きまとう。そこで、足場板の側縁部上に幅木を取り付けるようにしている。
従来の足場用幅木として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。これは、幅木本体の外面側に、複数のスライドロック金具が、夫々ロックボルトの回動操作によって幅木本体に対し上下にスライドするように取り付けられ、各スライドロック金具は、幅木本体よりも下方に突出する下部に幅木本体の下面と対向するロック片を備え、このロック片と幅木本体の下面との間に足場板の側縁部を嵌め込んだ状態で、スライドロック金具が上方へスライドするようにロックボルトを締め付けることによって、幅木本体が垂直姿勢に固定されるようになっている。
特開2002−227402公報
上記のような従来の足場用幅木では、足場板への幅木本体の取付け及び取外し操作が面倒で手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み、足場板への幅木本体の取付け及び取外しが簡単容易に行える足場用幅木を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、対向する足場用建枠2,2の横材3、3間に掛け渡された足場板1の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体5の両端部には、前記両横材3の互いの対向面側に係止される一対の係止凹部10a,10a、11a,11aを夫々有する端部枠8,9が配設され、一方側の端部枠8は、上端部が幅木本体5に枢着されて、その係止凹部10a,10aが他方側の端部枠9の係止凹部11a,11aとの距離を短縮する後退方向に傾動可能な可動端部枠からなり、常時はバネ13の付勢力を介して幅木本体長手方向と直交する垂直姿勢に保持され、該可動端部枠8をバネ13の付勢力に抗して後退方向に傾動させることによりその係止凹部10a,10aを前記横材3に係止させ、しかる後に再び前記バネ13の付勢力を介して幅木本体長手方向と直交する垂直姿勢に復帰することによって、幅木本体5を足場板1の側縁部上に起立姿勢に固定するようにした足場板用幅木であって、前記幅木本体5は、前端面に断面コ字状の端面キャップ6,7を装着し、前記可動端部枠8は、その上端部が幅木本体5に枢着された枢軸12を介して該可動端部枠8の係止凹部10a,10aを横材3に係止させる垂直姿勢と、該係止凹部10a,10aを横材3から後退させる傾動姿勢との間で傾動可能となっており、該可動端部枠8は、横材3の軸方向に間隔をあけて対向配置される内外両側板a,aと該両側板a,aを連結する連結板bを備えたコ字状枠によって形成され、前記両側板a,aの下端部に前記係止凹部10a,10aを形成すると共に、前記連結板bを前記端面キャップ6,7に対向させた状態で配置し、前記連結板bと端面キャップ6,7を貫通する規制ボルト15とを介して、前記連結板bと端面キャップ6,7との間に圧縮コイルバネ13を設け、可動端部枠8を前記圧縮コイルバネ13に付勢されて前記垂直姿勢に保持するようにしてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の足場板用幅木において、 前記他方側の端部枠は、幅木本体の一端部に固定された固定端部枠からなることを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の足場板用幅木において、前記規制ボルト15に抜け止め用ナット16を取り付け、前記可動端部枠8が前記垂直姿勢から後退方向に一定角度傾動できるが前進方向には前記抜け止め用ナット16に阻止されて傾動できないようにしてあり、しかして前記規制ボルト15と、抜け止めナット16は可動端部枠8の傾動阻止手段16Aを構成してなることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の足場板用幅木において、可動端部枠8を幅木本体5長手方向と直交する垂直姿勢にロックするロック手段22が、可動端部枠8と幅木本体5との間に介設されていることを特徴とする。
請求項5は、請求項4に記載の足場板用幅木において、ロック手段22は、幅木本体5を貫通して軸支される支軸部26と、支軸部26の先端部から幅木本体5の側面に沿うように直角に突出した操作用軸部27と、操作用軸部27の先端部から支軸部26と平行に突出し、垂直姿勢での可動端部枠8側と幅木本体5との重合部分に貫設したロック孔28に対し係脱自在な係止用軸部29と、からなるロックピン24、及びこのロックピン24の支軸部26を常時係止用軸部29がロック孔28に係入するように付勢するバネ25によって構成されることを特徴とする。
請求項6は、請求項1〜5の何れかに記載の足場板用幅木において、各端部枠8,9の一対の係止凹部10a,10a、11a,11aは、足場用建枠2の横材3に係止された足場板1のフックFを挟んでその両側に係止されるようになっていることを特徴としている。
請求項7は、請求項1〜6の何れかに記載の足場板用幅木において、可動端部枠8には、傾動操作するために指を挿入する指挿入穴19が設けられていることを特徴とする。
請求項8は、請求項1〜7のいずれかに記載の足場板用幅木において、各端部枠8,9は両側板a,aとこれらをつなぐ連結板bとで形成されるコ字枠からなるもので、その連結板bが幅木本体5の端面に対向するように取り付けられ、両側板a,aの夫々下端部に夫々係止凹部10a,10a、11a,11aを有する一対の係止片10,10、11,11が形成されていることを特徴とする。
請求項9は、請求項1〜8のいずれかに記載の足場板用幅木において、各端部枠8,9は内外両側板a,aと両側板a,aをつなぐ連結板bとで形成されるコ字枠からなるもので、各端部枠8,9を形成する内外側板a,aの何れか一方aに位置決め孔20が複数設けられ、他方の側板aには、幅木4を横向きにして一方側の端部枠、例えば可動端部枠8どうし及び他方側の端部枠、例えば固定端部枠9どうしが重なるように複数段に積み重ねた時に前記一方の側板aの位置決め孔20に嵌合する位置決め突起21が複数設けられていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、足場用幅木4を足場板1に取り付けるのに、他方側の端部枠9の一対の係止凹部11a,11aを一方の足場用建枠2の横材3に係止した後、反対側の可動端部枠8をバネ13に抗し後退方向に傾動させて、該一方側の可動端部枠8側の係止凹部10aと他方側の端部枠9側の係止凹部11aとの距離を短縮した状態から、この可動端部枠8の一対の係止凹部10a,10aを他方の足場用建枠2の横材3に係止することにより、簡単容易に取り付けることできると共に、各端部枠8,9の各一対の係止凹部10a,10a、11a,11aが横材3に係止するから、幅木本体5を安定よく足場板1の側縁部上に固定させることができる。
また、上記のように他方側の端部枠9の係止凹部11aを横材3に係止させた後、一方側の可動端部枠8側の係止凹部10aを横材3に係止させる時、バネ13の付勢力によって他方側の端部枠9側の係止凹部11aも横材3に係止することになるから、一方側の可動端部枠8側の係止凹部10aと他方側の端部枠9側の係止凹部11aとが互いに反対方向に突っ張りあって、幅木本体5を足場板1の側縁部上に起立姿勢により安定よく固定させることができる。
足場用幅木4を足場板1から取り外す時には、上記した取付時とは逆の順序で、可動端部枠8を後退方向に傾動させて、その係止凹部10aを横材3から外した後、他方側の端部枠9を横材3から外すようにすれば、簡単容易に取り外しを行うことができる。
又、前記幅木本体5は、前端面に断面コ字状の端面キャップ6,7を装着し、前記可動端部枠8は、その上端部が幅木本体5に枢着された枢軸12を介して該可動端部枠8の係止凹部10a,10aを横材3に係止させる垂直姿勢と、該係止凹部10a,10aを横材3から後退させる傾動姿勢との間で傾動可能となっており、該可動端部枠8は、横材3の軸方向に間隔をあけて対向配置される内外両側板a,aと該両側板a,aを連結する連結板bを備えたコ字状枠によって形成され、前記両側板a,aの下端部に前記係止凹部10a,10aを形成すると共に、前記連結板bを前記端面キャップ6,7に対向させた状態で配置し、前記連結板bと端面キャップ6,7を貫通する規制ボルト15とを介して、前記連結板bと端面キャップ6,7との間に圧縮コイルバネ13を設け、可動端部枠8を前記圧縮コイルバネ13に付勢されて前記垂直姿勢に保持するようにしてなるため、可動端部材8の垂直姿勢と傾動姿勢との間の動きを円滑に且つ確実に行わせることができ、しかも構成が簡単である。
請求項2に係る発明によれば、前記他方側の端部枠9は、幅木本体5の一端部に不動状態に固定される固定端部枠9からなるため、当然のことながら一方側の可動端部枠8よりも構成が簡単で製作費が安くつくと共に、両端部枠8,9を横材3,3に係止する際に、先ず固定端部材9を他方の横材3に係止し、しかる後に可動端部枠8を横材3に係止することになるが、可動端部枠8が横材3に弾力的に係止されるのに対し、固定端部枠9は横材3に剛体的に係止されることになり、固定端部枠9の横材3に対する係止力を強くすることができる。
請求項3に係る発明によれば、前記規制ボルト15に抜け止め用ナット16を取り付け、前記可動端部枠8が前記垂直姿勢から後退方向に一定角度傾動できるが前進方向には前記抜け止め用ナット16に阻止されて傾動できないようにしてあり、しかして前記規制ボルト15と、抜け止めナット16は可動端部枠8の傾動阻止手段16Aを構成してなるため、可動端部枠8が前記垂直姿勢から後退方向に一定角度傾動できるが前進方向には前記抜け止め用ナット16に阻止されて傾動できない動きを簡単な構成で確実に達成することができる。
請求項4に係る発明によれば、可動端部枠8を垂直姿勢にロックするロック手段22を可動端部枠8と幅木本体5の間に介設しているため、このロック手段22によって可動端部枠8をロック状態にしておけば、このロック状態では、可動端部枠8が幅木本体5に対し傾動不能に固定されるから、可動端部枠8側に上向きの大きな力が作用しても、可動端部枠8が圧縮コイルバネ13の付勢力に抗し後退方向に傾動して係止凹部10aが横材3から離脱する危険性がない。
請求項5に係る発明によれば、ロック手段22が、支軸部26と、操作用軸部27と、垂直姿勢での可動端部枠8側と幅木本体5との重合部分に貫設したロック孔28に対し係脱自在な係止用軸部29と、からなる鉤形のロックピン24、及びロックピン24の支軸部26を常時係止用軸部29がロック孔28に係入するように付勢するバネ25によって構成されるから、ロック手段22の構造が簡単で製作が容易となる。
請求項6に係る発明によれば、各端部枠8,9の一対の係止凹部10a,10a、11a,11aは、足場用建枠2の横材3に係止された足場板1のフックFを挟んでその両側に係止させる構成であるから、製作にあたって端部枠8,9の下端部の構造が簡単になると共に、各一対の係止凹部10a,10a、11a,11aを横材3に対し安定よく係止させることができ、また幅木4を隣り合わせに連続して取り付ける際に、足場板1のフックFと係止凹部10a,10a、11a,11aとが干渉するようなことがなく、それらを的確に係止させることができる。
請求項7に係る発明によれば、可動端部枠8に指挿入穴19が設けてあるから、手で可動端部枠8を傾動させる時に指を挿入することによって、傾動操作を容易に行うことができる。
請求項8に係る発明によれば、各端部枠8,9が、両側板a,aと連結板bで形成されるコ字枠からなるもので、その連結板bを幅木本体5の端面に対向するように取り付け、両側板a,aの夫々下端部に夫々係止凹部10a,10a、11a,11aを有する一対の係止片10,10、11,11を形成する構成であるため、端部枠8,9の製作が容易で、端部枠8,9への取付けが簡単容易となる。
請求項9に係る発明によれば、コ字枠からなる各端部枠8,9を形成する内外側板a,aの何れか一方aに複数の位置決め孔20を設け、他方の側板aには、幅木4を横向きにして一方側の端部枠、例えば可動端部枠8どうし及び他方側の端部枠、例えば固定端部枠9どうしが重なるように複数段に積み重ねた時に前記一方の側板aの位置決め孔20に嵌合する位置決め突起21を複数設けているから、幅木4をトラックなどで運搬したり、工場などに保管するような時に各幅木4を横向きにして複数段積み重ねる場合に、上下に隣り合う下段側端部枠8,9の位置決め突起21を上段側端部枠8,9の位置決め孔20に嵌合させることにより、幅木4を整列状態に積み重ねできると共に、荷崩れを防止することができる。
(a) は本発明に係る足場板用幅木を幅木本体の外面側から見た正面図、(b) は平面図である。 (a) は図1に示す足場板用幅木の拡大正面図、(b) は底面図、(c) は右側面図である。 (a) は足場板に取り付けた足場板用幅木の可動端部枠部分を幅木本体の内側から見た斜視図、(b) は同足場板用幅木の固定端部枠部分を幅木本体の内側から見た斜視図である。 (a) は本発明に係る足場板用幅木の取付方法を示すもので、幅木本体の外面側から見た正面図、(b) は足場板に隣り合わせに連続して取り付けた足場板用幅木を幅木本体の外面側から見た拡大正面図、(c) は(b) の平面図である。 足場板用幅木を横向きにして複数段積み重ねた状態を示す正面図である。 ロック手段を備えた足場板用幅木の可動端部枠部分を幅木本体の内側から見た斜視図である。 ロック手段を備えた足場板用幅木の可動端部枠部分を幅木本体の外側から見た斜視図である。 (a) はロック手段を備えた足場板用幅木の可動端部枠部分を幅木本体の内側から見た拡大正面図であり、(b) は(a) のX−X線断面図、(c) は(a) のY−Y線断面図である。 (a) 及び(b) はロック手段を備えた足場板用幅木の可動端部枠の作用を示す説明図で、可動端部枠がロック解除された状態を示す。 図9の(a) ,(b) と同じくロック手段を備えた足場板用幅木の可動端部枠の作用を示す説明図で、可動端部枠がロックされた状態を示す。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、足場板1は、図3の(a) ,(b) に示すように、対向する足場用建枠2,2の横材3,3間に掛け渡され、この足場板1の側縁部上に本発明に係る足場用幅木4が起立姿勢に取り付けられている。足場板1の両端部には夫々フックFがその左右端側に突設されている。尚、足場板1のフックFは、フック本体faと落下錠fbとからなる(図4の(b) ,(c) 参照)。
足場用幅木4は、図1及び図2に示すように、内側壁5aと、上壁部5bと、下壁部5cと、上下壁部5b,5cから夫々内向きに突出するフランジ5dとにより断面略C字状に形成されると共に、両端面に断面コ字状の端面キャップ6,7が装着されてなる幅木本体5を有し、この幅木本体5の両端部には端部枠8,9が取り付けられている。
図2及び図3から分かるように、各端部枠8,9は、内外両側板a,aと両側板a,aをつなぐ連結板bとにより形成されるコ字枠からなるもので、その連結板bが幅木本体5の端面側に対向するように取り付けられ、そして両側板a,aの夫々下端部には、足場用建枠2の横材3に係止された足場板のフックFを挟んでその両側に係止される夫々略半円形状係止凹部10a,10a、11a,11aを形成した係止片10,10、11,11が設けられている。
一端側の端部枠8は、図2の(a) ,(b) の夫々左端及び図3の(a) に示されるように、その上端部側が幅木本体5に対し枢軸12により枢着されて、下端部側の係止凹部10a,10aが他端側の端部枠9の係止凹部11a,11aとの距離を短縮する後退方向に傾動可能な可動端部枠で、常時はバネ13を介して幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢に保持されている。
この可動端部枠8の構造につき更に説明すれば、図2の(a) ,(b) から分かるように、コ字枠からなる端部枠8に、これよりも幅の狭いのコ字枠からなる取付枠14を背中合わせ状態にリベット31で固定し、このコ字枠状取付枠14を、幅木本体5の対向端部に対しコ字枠深さ方向の半分程度嵌合した状態で、取付枠14の上端部を枢軸12により幅木本体5の上端部に枢着する。そして、可動端部枠8の連結板b及び取付枠14の上下方向中央部から、幅木本体5に取り付けてある端面キャップ6の上下方向中央部にわたって規制ボルト15を貫通して、その先端部に抜け止め用ナット16を取り付け、前記可動端部枠8が前記垂直姿勢から後退方向に一定角度傾動できるが前進方向には前記抜け止め用ナット16に阻止されて傾動できないようにしてあり、しかして前記規制ボルト15と、抜け止めナット16は可動端部枠8の傾動阻止手段16Aを構成すると共に、このボルト15には取付枠14と端面キャップ6との間に圧縮コイルバネ13を介装し、更にコ字枠状取付枠14の下端部には内外方向に貫通する一定長さの長孔17を、枢軸12を曲率中心とする曲線に沿って設け、この長孔17には幅木本体5側に固定したボルト18を挿通して、端部枠8の傾動範囲を規制すると共に、圧縮コイルバネ13の付勢力によって端部枠8を常時は幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢に保持できるようにし、それにより端部枠8を前記垂直姿勢から後退方向に一定角度範囲傾動できるが、前進方向には傾動できないようにしている。
他端側の端部枠9は、図2の(a) ,(b) の夫々右端及び図3の(b) に示されるように、幅木本体5の端部に固定された固定端部枠である。この固定端部枠9は、幅木本体5の端部に幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢に固定されているだけで、端部枠9自体の構造は可動端部枠8と全く同じであり、従って、図面には同一符号を付して説明を省略する。また固定端部枠9は、幅木本体5の端面に装着された断面コ字状の端面キャップ7に背中合わせ状態にリベット31で固定されている。
また図2の(b) に示すように、幅木本体5の一端側の可動端部枠8と他端側の固定端部枠9とは、幅木本体5の端部に対し互いに前後にずらして取り付けられている。これは、図4の(b) 及び(c) に示すように、幅木4を隣り合わせに連続して取り付ける際に、横材3の同じ個所に係止する可動端部枠8の係止片10と固定端部枠9の係止片11とが干渉することを避けるためである。
また図3の(a) ,(b) 及び図2の(a) に示すように、可動端部枠8を形成する内外一対の側板a,aの夫々下部側には、傾動操作する際に例えば人差指と中指の2本の指を挿入する指挿入穴19,19が上下に設けられている。また図2の(a) に示すように、可動端部枠8の内外側板a,aの一方側、例えば外側の側板aには上部側に上下2つの位置決め孔20,20が設けられ、他方側である内側の側板aには上部側に前記2つの位置決め孔20,20に嵌合する上下2つの位置決め突起21,21が設けられ、固定端部枠9の内外側板a,aの上部側には、可動端部枠8とは内外逆の位置に夫々上下2つの位置決め孔20,20と上下2つの位置決め突起21,21が設けてある。
尚、この実施形態では、図2〜図5に示すように、固定端部枠9にも指挿入穴19が可動コ端部枠8と左右対称位置に設けられているが、そのようにすることにより、可動端部枠8と固定端部枠9とが全く同じ形状となり、それによって製作コストを安くできるからである。
上記のように構成される足場用幅木4を足場板1に取り付けるには、図3の(a) ,(b) 及び図4の(a) に示すように、幅木本体5を持ち上げた状態から足場板1の側縁部上に下ろし、先に固定端部枠9の一対の係止片11,11を一方の横材3と足場板1の先端部との間に挿入して、その係止凹部11a,11aを、既に横材3に係止されている足場板1のフックFを挟むように係止して図3の(b) に示すような状態とした後、反対側の可動端部枠8をバネ13に抗して枢軸12を中心に後退方向に傾動して、図4の(a) に示すように可動端部枠8側の係止凹部10aと固定端部枠9側の係止凹部11aとの距離を短縮した状態から、この可動端部枠8の一対の係止片10,10の係止凹部10a,10aを、図3の(a) に示すように、既に横材3に係止されている足場板1のフックFを挟むように係止することにより、可動端部枠8がバネ13の付勢力で垂直姿勢に復帰して、係止凹部10a,10aを横材3に弾接係止すると共に、固定端部枠9側の係止凹部11a,11aも横材3に弾接係止し、それによって幅木本体5を足場板1の側縁部上に起立姿勢に固定することができる。なお、可動端部枠8は圧縮コイルバネ13或いは板バネ23の付勢力によって可動端部枠8の係止凹部10aを横材3に弾接係止するとなっているが、前述のように、又、図4(a)に示すように、可動端部枠8に一体的に取り付けられたコ字枠状取付枠14の下端部には長孔17を貫設し、これに対応して幅木本体5側に固着したボルト18を長孔17に挿通して、可動端部枠8の傾動範囲を長孔17の一定長さの範囲に規制するようになっているため、可動端部枠8の係止凹部10aは上記長孔17の一定長さの範囲内で横材3に係止するが、それ以上は長孔17の一定長さに規制されて上記係合凹部10aが横材3に弾接的に係止するまでに至らない場合がある。
要するに、取付け時には、先に固定端部枠9の一対の係止凹部11a,11aを一方の足場用建枠2の横材3に係止させてから、反対側の可動端部枠8をバネ13に抗して後退方向に傾動させ、可動端部枠8側の係止凹部10aと固定端部枠9側の係止凹部11aとの距離を短縮した状態から、この可動端部枠8の一対の係止凹部10a,10aを他方の足場用建枠2の横材3に係止すればよいから、簡単容易に取り付けることできると共に、各端部枠8,9の各一対の係止凹部10a,10a、11a,11aが横材3に係止するために幅木本体5を安定よく足場板1の側縁部上に固定することができる。また、足場用幅木4を足場板1から取り外す時は、取付時とは逆の順序で、可動端部枠8を後退方向に傾動して、その係止凹部10aを横材3から外した後、固定端部枠9を横材3から外せばよいから、簡単容易に取り外すことができる。
また、幅木本体4の取付け時には、先に固定端部枠9の係止凹部11aを横材3に係止させた後、可動端部枠8側の係止凹部10aを横材3に係止させると、バネ13の付勢力によって固定端部枠9側の係止凹部11aも横材3に係止することになるから、可動端部枠8側の係止凹部10aと固定端部枠9側の係止凹部11aとが互いに反対方向に突っ張りあって、幅木本体5を足場板1の側縁部上に起立姿勢に強固に固定することができる。
この実施形態では、各端部枠8,9の一対の係止凹部10a,10a、11a,11aは、横材3に係止されている足場板1のフックFを挟んでその両側に係止されるようになっているが、足場板1のフックFを挟むことなく、そのフックFの片側で横材3に係止するようにしてもよい。但し、実施形態のように足場板1のフックFを挟んでその両側に係止させる構成にすれば、端部枠8,9の下端部の構造をコンパクトに形成できると共に、一対の係止凹部10a,10a、11a,11aを横材3に対し安定よく係止でき、また図4の(b) ,(c) に示すように幅木4を隣り合わせに連続して取り付ける際に、足場板1のフックFと係止凹部10a,10a、11a,11aとが干渉するようなことがなく、それらを的確に係止させることができる。
また、各端部枠8,9は両側板a,aと連結板bで形成されるコ字枠からなるもので、その連結板bを幅木本体5の端面に対向するように取り付け、両側板a,aの夫々下端部に夫々略半円形状係止凹部10a,10a、11a,11aを有する一対の係止片10,10、11,11を形成している構成であるため、端部枠8,9の製作が容易で、端部枠8,9への取付けが簡単且つ容易となる。
図5は、足場板用幅木4をトラックなどで運搬したり、工場などに保管するような時に各幅木4を横向きにして複数段積み重ねた状態を示している。この場合、図2の(a) に示されるように、各端部枠8,9を形成する可動端部枠8の内外側板a,aの一方側、例えば外側の側板aには上部側に上下2つの位置決め孔20,20が設けられ、他方側である内側の側板aには上部側に前記2つの位置決め孔20,20に嵌合する上下2つの位置決め突起21,21が設けられ、固定端部枠9の内外側板a,aの上部側には、可動端部枠8とは内外逆の位置に夫々上下2つの位置決め孔20,20と上下2つの位置決め突起21,21が設けてあることから、図5に示すように、上下に隣り合う下段側端部枠8,9の位置決め突起21を上段側端部枠8,9の位置決め孔20に嵌合させることによって、幅木4を整列状態に積み重ねできると共に、荷崩れを防止することができる。
図6〜図9には、可動端部枠8を幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢にロックするロック手段22を備えた足場用幅木4の実施形態を示している。図6はロック手段22を備えた足場用幅木4の可動端部枠8部分を幅木本体5の内側から見た斜視図、図7は図6と同じ可動端部枠8部分を幅木本体4の外側から見た斜視図であり、また図8の(a) はロック手段22を備えた足場用幅木4の可動端部枠8部分を幅木本体5の内側から見た拡大正面図、(b) は(a) のX−X線断面図、(c) は(a) のY−Y線断面図である。
ここに示す可動端部枠8は、図1〜図5により説明した実施形態のものと同じ構造で、内外両側板a,aと連結板bとにより形成されるコ字枠からなり、両側板a,aの夫々下端部には、足場用建枠2の横材3に係止される夫々略半円形状係止凹部10a,10aを形成した係止片10,10が設けられている。そして、図8の(a) 〜(c) に示すように、この可動端部枠8には、これよりも幅の狭いのコ字枠からなる取付枠14を背中合わせ状態にリベット31で固定し、このコ字枠状取付枠14を、幅木本体5の対向端部に対しコ字枠深さ方向の半分程度嵌合した状態で、取付枠14の上端部を枢軸12により幅木本体5の上端部に枢着している。
そしてまた図8の(a) に示すように、コ字枠状取付枠14内には板バネ23を挿入し、この板バネ23の上端部23aを前記枢軸12の上側外周面を接触経由し、該外周面に強く当接させた状態で幅木本体5の上壁部5b内面部に係止させ、その下端部23bを取付枠14の連結板bの内面下端部に弾接させ、更にコ字枠状取付枠14の下端部には、図6及び図7からも分かるように、内外方向に貫通する一定長さの長孔17を、枢軸12を曲率中心とする曲線に沿って設け、この長孔17には幅木本体5側に固定したボルト18を挿通して、可動端部枠8の傾動範囲を規制すると共に、前記板バネ23の付勢力によって端部枠8を常時は幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢に保持できるようにし、それにより端部枠8を前記垂直姿勢から後退方向に一定角度範囲傾動できるが、前進方向には傾動できないようにしている。
上記のような構成の可動端部枠8を幅木本体5の長手方向と直交する垂直姿勢にロックするためのロック手段22は、鉤形状のロックピン24と円錐台形状のコイルバネ25とからなるもので、ロックピン24は、幅木本体5の内側壁5aに設けた軸孔32を貫通して軸支される支軸部26と、この支軸部26の先端部から幅木本体5の内側壁5a外面に沿うように直角に突出した操作用軸部27と、この操作用軸部27の先端部から支軸部26と平行に突出し、垂直姿勢での可動端部枠8側の取付枠14と幅木本体5の内側壁5aとの重合部分に貫設したロック孔28に対し係脱自在な係止用軸部29とによって形成され、そして支軸部26は、上記のように内側壁5aの軸孔32に軸支されると共に、幅木本体5の内側壁5a裏面に取り付けられた台形状ブラケット30の台座部30aの軸孔33に軸支されている。
上記ロックピン24と共にロック手段22を構成する円錐台形状のコイルバネ25は、図8の(a) 〜(c) に示すように、幅木本体5の内側壁5a裏面に取り付けられた台形状ブラケット30の台座部30aとこの台座部30aの軸孔33に挿通支持されたロックピン24の支軸部26の先端部に螺着された取付ナット31との間に介装されていて、係止用軸部29が常時ロック孔28に係入するように支軸部26に付勢力を付与している。
図6〜図8は、可動端部枠8が係止片10の係止凹部10aを足場用建枠2の横材3に係止させて幅木本体5に対し垂直姿勢となった状態でロック手段22によってロックされた状態を示したもので、ロックピン24の係止用軸部29がロック孔28に突入係止されている。このロック状態から、ロックピン24の操作用軸部27をコイルバネ25の付勢力に抗し図6の矢印で示すように手前側に引っ張って、図8の(b) の仮想線図示のように係止用軸部29をロック孔28から抜き出した後、図6の仮想線で示すように支軸部26周りに回転させて、係止用軸部29を取付枠14から離れた幅木本体5の内側壁5a外面に係止させておくことにより、可動端部枠8は、ロック解除されて、上端部の枢軸12を中心に固定端部枠9側の係止凹部11aとの距離を短縮する後退方向に傾動可能な状態となる。
上記した図6〜図8に示すようなロック手段22を備えた可動端部枠8の作用について図9及び図10によって以下に説明すると、図9の(a) は、足場用幅木4の取付けにあたり、ロックピン24の係止用軸部29をロック孔28から抜いて幅木本体5の内側壁5a外面に当て付けることによりロック手段22をロック解除した状態で、横材3の上方より足場用幅木4の可動端部枠8側を下ろして、可動端部枠8の係止片10の係止凹部10aを横材3に係止しようとする状態を示している。このロック解除状態において、可動端部枠8は、垂直姿勢に保持されていて、この垂直姿勢から後退方向には一定角度範囲傾動可能であるが、前進方向には傾動不能である。尚、この足場用幅木4の固定端部枠9については、図1〜図5によって説明したものと全く同じ構造であるため、その作用の説明を省略する。
いま図9の(a) に示すように、係止片10の下端部を横材3の周面上にその中心部より若干手前側に当接させた状態から幅木4の可動端部枠8側を押し下げると、係止片10のの下端部が横材3の周面に沿って滑り落ちながら、この係止片10には横材3から後退する方向の力が作用して、可動端部枠8は、板バネ23の付勢力に抗して図9の(b) に示すように枢軸12を中心に後退方向に傾動し、最終的に係止片10の係止凹部10aが図10に示すような状態で横材3に係止し、幅木本体5を足場板1の側縁部上に起立姿勢に固定することができる。
図10は、係止片10の係止凹部10aが横材3に弾接係止して可動端部枠8が垂直姿勢に保持された状態から、それまで図9の(a) に示すように取付枠14から離れた幅木本体5の内側壁5a外面に当て付けておいたロックピン24の係止用軸部29をロック孔28に突入係止させることによって、ロック手段22をロックした状態を示している。このロック状態では、可動端部枠8が幅木本体5に対し傾動不能に固定されるから、同図に示すように係止片10の係止凹部10aが横材3に係止した状態から係止凹部10aが離脱することがない。
係止片10の係止凹部10aが横材3に止して垂直姿勢となった可動端部枠8は、ロック手段22をロックしなくても、板バネ23により垂直姿勢に保持されて、横材3に対する係止状態が維持されるわけであるが、そのような状態で可動端部枠8側に上向きの大きな力が作用した時に、可動端部枠8が板バネ23の付勢力に抗して後退方向に傾動して、係止凹部10aが横材3から離脱するおそれがあることから、ロック手段22によって可動端部枠8をロックしておくことで、そのような不測の事態を回避することができる。
図6〜図10に示す実施形態の足場用幅木4には可動端部枠8のみを図示しているが、固定端部枠9については図2〜図5によって説明した実施形態の足場用幅木4と同じである。また、図6〜図10に示す実施形態の足場用幅木4において、可動端部枠8それ自体の構造については図2〜図5の可動端部枠8と同じであり、可動端部枠8の内外側板a,aの一方の側板aには上部側に上下2つの位置決め孔20,20が設けられ、他方の側板aには上部側に前記2つの位置決め孔20,20に嵌合する上下2つの位置決め突起21,21が設けられ、固定端部枠9の内外側板a,aの上部側には、可動端部枠8とは内外逆の位置に夫々上下2つの位置決め孔20,20と上下2つの位置決め突起21,21が設けてある。
1 足場板
F 足場板のフック
2 足場用建枠
3 横材
4 足場板用幅木
5 幅木本体
8 可動端部枠(一方側の端部枠)
9 固定端部枠(他方側の端部枠)
10,11 係止片
10a,10a 係止凹部
11a,11a 係止凹部
13 コイルバネ
19 指挿入穴
20 位置決め孔
21 位置決め突起
22 ロック手段
23 板バネ
25 コイルバネ

Claims (9)

  1. 対向する足場用建枠の横材間に掛け渡された足場板の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体の両端部には、前記両横材の互いの対向面側に係止される一対の係止凹部を夫々有する端部枠が配設され、一方側の端部枠は、上端部が幅木本体に枢着されて、その係止凹部が他方側の端部枠の係止凹部との距離を短縮する後退方向に傾動可能な可動端部枠からなり、常時はバネの付勢力によって幅木本体長手方向と直交する垂直姿勢に保持され、該可動端部枠をバネの付勢力に抗して後退方向に傾動させることによりその係止凹部を前記横材に係止させ、しかる後に再び前記バネの付勢力によって幅木本体長手方向と直交する垂直姿勢に復帰することによって、幅木本体を足場板の側縁部上に起立姿勢に固定するようにした足場板用幅木であって、
    前記幅木本体は、前端面に断面コ字状の端面キャップを装着し、前記可動端部枠は、その上端部が幅木本体に枢着された枢軸を介して該可動端部枠の係止凹部を横材に係止させる垂直姿勢と、該係止凹部を横材から後退させる傾動姿勢との間で傾動可能となっており、該可動端部枠は、横材の軸方向に間隔をあけて配置される内外両側板と該両側板を連結する連結板を備えたコ字状枠によって形成され、前記両側板の下端部に前記係止凹部を形成すると共に、前記連結板を前記端面キャップに対向させた状態で配置し、前記連結板と端面キャップを貫通する規制ボルトとを介して、前記連結板と端面キャップとの間に圧縮コイルバネを設け、可動端部枠を前記圧縮コイルバネに付勢されて前記垂直姿勢に保持するようにしてなる足場用幅木。
  2. 前記他方側の端部枠は、幅木本体の一端部に固定された固定端部枠からなることを特徴とする請求項1に記載の足場用幅木。
  3. 前記規制ボルトに抜け止め用ナットを取り付け、前記可動端部枠が前記垂直姿勢から後退方向に一定角度傾動できるが前進方向には前記抜け止め用ナットに阻止されて傾動できないようにし、前記規制ボルトと抜け止めナットは可動端部枠の傾動阻止手段を構成してなる請求項1又は2に記載の足場用幅木。
  4. 可動端部枠を幅木本体長手方向と直交する垂直姿勢にロックするロック手段が、可動端部枠と幅木本体との間に介設されている請求項1〜3の何れかに記載の足場用幅木。
  5. ロック手段は、幅木本体を貫通して軸支される支軸部と、支軸部の先端部から幅木本体の側面に沿うように直角に突出した操作用軸部と、操作用軸部の先端部から支軸部と平行に突出し、垂直姿勢での可動端部枠側と幅木本体との重合部分に貫設したロック孔に対し係脱自在な係止用軸部と、からなるロックピン、及びこのロックピンの支軸部を常時係止用軸部がロック孔に係入するように付勢するバネによって構成される請求項4に記載の足場用幅木。
  6. 各端部枠の一対の係止凹部は、足場用建枠の横材に係止された足場板のフックを挟んでその両側に係止されるようになっている請求項1〜5の何れかに記載の足場板用幅木。
  7. 可動端部枠には、傾転操作するために指を挿入する指挿入穴が設けられている請求項1〜6の何れかに記載の足場板用幅木。
  8. 各端部枠は内外両側板と両側板をつなぐ連結板とで形成されるコ字枠からなるもので、その連結板が幅木本体の端面に対向するように取り付けられ、両側板の夫々下端部に夫々係止凹部を有する一対の係止片が形成されている請求項1〜7の何れかに記載の足場板用幅木。
  9. 各端部枠は内外両側板と両側板をつなぐ連結板とで形成されるコ字枠からなるもので、各端部枠を形成する内外側板の何れか一方に位置決め孔が複数設けられ、他方の側板には、幅木を横向きにして一方側の端部枠どうし及び他方側の端部枠どうしが重なるように複数段に積み重ねた時に前記一方の側板の位置決め孔に嵌合する位置決め突起が複数設けられている請求項請求項1〜8の何れかに記載の足場板用幅木。
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