JP5935111B1 - 足場用安全帯取付具及び先行手摺用支柱部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送コストの増大を抑制することができ、容易に設置することができると共に、安価に製造すること。【解決手段】足場用安全帯取付具1は、開放溝211を備える管状部21と、管状部21より上方に立設された側壁部222と、側壁部222の開放溝211の上方に設けられた窓穴225と、を備える取付部材2と、管状部21の長手方向及び周方向に沿って移動自在に管状部21に係止可能であると共に窓穴225に挿入可能な係止部31と、係止部31が管状部21に係止した際に管状部21に対して所定間隔を有して対向すると共に安全帯が係合可能な係合部32と、を備える金具3と、を有する。側壁部222は、窓穴225の下方に設けられると共に管状部21の周方向に沿って管状部21上を移動する係止部31が当接する当接部226を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、足場に安全帯を取り付けるために使用される足場用安全帯取付具及びこれを備えた先行手摺用支柱部材に関する。
従来、足場を設置する建設現場では、足場枠と足場で作業する作業者とを安全帯で接続することにより、作業者の安全を守るようにしている。
特許文献1は、安全帯を足場枠に取り付ける足場用安全帯取付具に関し、案内軌条を接続する緊締具を仮設足場用の支柱に締め付けて固定し、作業者に連結してある安全帯の先端に設けた摺動金具を、案内軌条の摺動溝に摺動自在に係止する構成を開示する。
特開2000−336940号公報
しかしながら、特許文献1においては、摺動金具が案内軌条の摺動溝を摺動するために、案内軌条を水平手摺枠に沿って設ける必要があることにより、案内軌条が大きくなるので、案内軌条を輸送する際に輸送コストの増大を招き、案内軌条の設置に手間を要すると共に、案内軌条の製造コストの増大を招くという課題を有する。
本発明の目的は、輸送コストの増大を抑制することができ、容易に設置することができると共に、安価に製造することができる足場用安全帯取付具及び先行手摺用支柱部材を提供することである。
本発明に係る足場用安全帯取付具は、足場に安全帯を取り付けるために使用される足場用安全帯取付具であって、足場用パイプと同軸に前記足場用パイプの先端に取り付けられる管状の管状部と、前記管状部に設けられると共に前記足場を構成する部材に取り付けられる取付板部と、を備える取付部材と、前記管状部の軸方向に沿って移動自在に前記管状部に係止可能な係止部と、前記係止部が前記管状部に係止した際に前記管状部に対して間隔を有して対向すると共に前記安全帯が係合可能な係合部と、を備え、前記管状部に着脱自在に懸架される金具と、を有する。
足場を構成する部材に取付部材を取り付け、足場用パイプと同軸に足場用パイプの先端に管状部を取り付け、管状部に着脱自在に金具を懸架すると共に、金具に安全帯を接続することにより、安全帯を接続した作業者の移動に伴って金具が管状部及び足場用パイプを移動するので、足場用パイプの先端に取り付ける程度の大きさの足場用安全帯取付具を提供できる。
本発明に係る先行手摺用支柱部材は、上層階において足場板を敷設する前に設置される足場用先行手摺に使用されると共に安全帯が取り付けられる先行手摺用支柱部材であって、足場を構成する部材に取り付けられる支柱部と、前記支柱部に設けられると共に前記安全帯が取り付けられる足場用安全帯取付具と、を有し、前記足場用安全帯取付具は、管状の管状部と、前記管状部に設けられて前記支柱部に取り付けられる取付板部と、を備える
取付部材と、前記管状部の軸方向に沿って移動自在に前記管状部に係止可能な係止部と、前記係止部が前記管状部に係止した際に前記管状部に対して間隔を有して対向すると共に前記安全帯が係合可能な係合部と、を備え、前記管状部に着脱自在に懸架される金具と、前記管状部の前記軸方向の端部に回転可能に取り付けられる取付部と、前記足場用先行手摺となる足場用パイプの先端に連結して前記足場用パイプと前記管状部とを同軸に配置させる連結部と、を備える連結部材と、を有する。
足場を構成する部材に支柱部を固定すると共に、一方の連結部材に足場用先行手摺となる足場用パイプの一端を連結し、更に、この足場用パイプの他端を、足場を構成する部材に取り付けていない他の先行手摺用支柱部材の一方の連結部材に連結する。そして、足場用パイプを連結した他の先行手摺用支柱部材の支柱部を上方に持ち上げて、隣の足場を構成する部材に固定する。また、管状部に着脱自在に金具を懸架すると共に、金具に安全帯を接続することにより、安全帯を接続した作業者の移動に伴って金具が管状部及び足場用パイプを移動するので、足場用パイプの先端に取り付ける程度の大きさの足場用安全帯取付具を提供できる。
本発明によれば、輸送コストの増大を抑制することができ、容易に設置することができると共に、安価に製造することができる。
本発明の実施形態1に係る足場用安全帯取付具の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る足場用安全帯取付具の要部の断面図である。 本発明の実施形態1に係る足場用安全帯取付具の金具を除いた状態の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る足場用安全帯取付具の金具を除いた状態の斜視図である。 本発明の実施形態1における組み立て中の足場の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る組立中の足場用安全帯取付具における図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態1に係る組立完了後の足場用安全帯取付具における図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態1に係る足場用安全帯取付具の使用状態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材の正面図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材の側面図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材の要部の側面図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材を建地に取り付けた状態の側面図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材を建地に取り付けた状態の側面図である。 本発明の実施形態2に係る先行手摺用支柱部材を取り付けた足場の側面図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態に係る足場用安全帯取付具及び先行手摺用支柱部材につき、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<足場用安全帯取付具の構成>
本発明の第1の実施形態に係る足場用安全帯取付具1の構成につき、図1から図4を参
照しながら、以下詳細に説明する。
足場用安全帯取付具1は、安全帯を足場に取り付けるために使用される。足場用安全帯取付具1は、取付部材2及び金具3を備えている。
取付部材2は、足場を構成する部材に取り付けられる。取付部材2が取り付けられる足場を構成する部材は、典型的には建地である。取付部材2は、管状部21及び取付板部22を備えている。
管状部21は、管状であり、下方において内部を外部に開放すると共に周方向に沿って形成された開放溝211を備えている。管状部21は、足場用パイプと同軸に足場用パイプの先端に取り付けられる。管状部21に取り付けられる足場用パイプは、典型的には手摺として使用される。
取付板部22は、管状部21から上方に立設される側壁部222と、側壁部222の上端から側方に延設される上壁部223と、上壁部223の延設方向の先端から下方に延設される側壁部224と、により構成されている。
側壁部222は、管状部21の軸方向である前後方向に沿って管状部21と一体に設けられ、側壁部224に対向している。側壁部222には、開放溝211の上方において、板厚方向に貫通した矩形状の窓穴225が設けられている。側壁部222の窓穴225の下方には、後述する金具3の係止部31が当接する当接部226が形成されている。
金具3は、U字状であり、管状部21に対して着脱自在に懸架されると共に、管状部21の軸方向及び管状部21の周方向に移動自在である。金具3は、係止部31及び係合部32を備えている。
係止部31は、内方に突出して管状部21に点接触する突起部311を備えている。係止部31は、突起部311が管状部21に当接することにより、管状部21の軸方向及び管状部21の周方向に沿って移動自在に管状部21に係止可能であると共に、窓穴225に挿入可能な大きさに形成されている。対向する係止部31の間隔は、管状部21の外径よりも小さい。係止部31は、管状部21の周方向に沿って管状部21上を移動した際に、当接部226に当接してそれ以上の周方向への回転を規定される。係止部31は、管状部21から所定距離だけ浮いた状態で管状部21の周方向に沿って移動した際に、窓穴225を貫通する。
係合部32は、係止部31が管状部21に係止した際に管状部21に対して所定間隔を有して対向して、図示しない安全帯のフックが係合可能になる。
<足場用安全帯取付具の取付方法>
本発明の第1の実施形態に係る足場用安全帯取付具1の取付方法につき、図5から図8を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、図5に示すように、足場用安全帯取付具1の取付部材2の側壁部224を、建地4の各々に取り付ける。側壁部224は、クランプ等の取付部材8(図8参照)を用いて建地4に対して取り付けられる。なお、建地4は、所定の間隔を設けて、地面に立設されている。
次に、図5に示すように、隣り合う建地4に取り付けられた取付部材2の管状部21に対して、ジョイント5を介して手摺となる足場用パイプ6を取り付ける。管状部21は、
足場用パイプ6と同一径であるため、ジョイント5を介して足場用パイプ6と接続した際に、足場用パイプ6及び管状部21により凹凸の無い手摺を構成することができる。
次に、金具3の一方の係止部31を開放溝211より管状部21の内部に侵入させると共に、他方の係止部31を窓穴225に貫通させた状態にする。
次に、金具3を後方から見て時計回りに回転させることにより、図6に示すように、窓穴225を貫通していた係止部31が窓穴225から外部に抜け出る。
次に、金具3の両方の係止部31が開放溝211よりも上方に位置するまで金具3を時計回りに回転させた後、金具3に加えていた回転力等の外部からの負荷を取り除くと、図7に示すように、係止部31が管状部21に係止される。この状態において、係合部32は、所定距離Rを有して管状部21と対向する。
図7に示す状態において、金具3は、安全帯7のフック71が係合部32に係合されていないため、所定距離Rだけ上方に移動することが可能である。従って、図7に示す状態では、金具3を上方に移動させて管状部21の周方向に回転させることにより、係止部31を窓穴225に挿入することができると共に係止部31を窓穴225から外部に抜き出すことができる。
次に、図8に示すように、係合部32に対して安全帯7のフック71を係合して、金具3に安全帯7を取り付ける。これにより、足場用安全帯取付具1を介して安全帯7を手摺に取り付けることができる。
安全帯7を取り付けた足場の作業者が足場板上を歩いて移動する際に、作業者の移動に追従して安全帯7を取り付けた金具3が手摺上を移動する。この際、足場用パイプ6及び管状部21により凹凸の無い手摺を構成することができるので、金具3は手摺上を滑らかに移動することができる。また、金具3は、係止部31に設けた突起部311が管状部21と点接触しながら移動する。これにより、金具3と管状部21との接触箇所を最小限にして、金具3を滑らかに移動させることができる。
図8に示す状態において、金具3は、安全帯7のフック71が係合部32に係合されているため、上方に移動することができないか又は上方に僅かしか移動することができない。従って、図8に示す状態において金具3を管状部21の周方向に回転させた場合、係止部31は、管状部21の周方向に回転しながら管状部21上を移動する。この場合、金具3は、係止部31が当接部226に当接してそれ以上の回転方向への移動が規制される。また、係止部31は、窓穴225に挿入されることはない。これより、金具3に安全帯7を取り付けた状態では、取付部材2から金具3を取り外すことができないので、作業者の安全を確保することができる。
ここで、係止部31が管状部21上を移動することには、係止部31が管状部21と接しながら移動すること、及び、係止部31が管状部21から僅かに浮き上がった状態で管状部21と接することなく移動することの両方を含む。当接部226は、係止部31が管状部21から僅かに浮き上がった状態で周方向に回転しても、金具3にフック71が係合している場合には係止部31が当接する高さに形成されている。
なお、取付部材2から金具3を取り外したい場合には、金具3から安全帯7を取り外し、金具3を上方に移動させて管状部21の周方向に回転させて、一方の係止部31を窓穴225に挿入すると共に他方の係止部31を開放溝211から管状部21の内部に侵入させた状態にして、金具3を取付部材2から引き離せばよい。これにより、取付部材2から
金具3を自由に取り外すことができ、使用しない金具3が足場に放置されないようにすることができる。
また、管状部21に足場用パイプ6を取り付けた後に金具3を管状部21に懸架させたが、金具3を管状部21に懸架させた後に管状部21に足場用パイプ6を取り付けてもよい。
このように、本実施形態によれば、足場用パイプ6と同軸に足場用パイプ6の先端に取り付けられる管状の管状部21と、管状部21に設けられると共に足場を構成する部材に取り付けられる取付板部22と、を備える取付部材2と、管状部21の軸方向に沿って移動自在に管状部21に係止可能な係止部31と、係止部31が管状部21に係止した際に管状部21に対して間隔を有して対向すると共に安全帯7が係合可能な係合部32と、を備え、管状部21に着脱自在に懸架される金具3と、を有することにより、輸送コストの増大を抑制することができ、容易に設置することができると共に、安価に製造することができる。
また、本実施形態によれば、管状部21は下方において周方向に沿って形成された内部を外部に開放する開放溝211を備え、係止部31は管状部21の周方向に沿って移動自在であり、取付板部22は管状部21より上方に立設された側壁部222と、側壁部222の開放溝211の上方に設けられると共に板厚方向に貫通して係止部31を挿入可能な窓穴225と、を備え、側壁部222は、窓穴225の下方に設けられると共に周方向に沿って管状部21上を移動する係止部31が当接する当接部226を備えることにより、足場を組み立てた状態において、金具3を容易に管状部21に取り付けたり管状部21から取り外したりすることができると共に、金具3に安全帯7を接続した場合には管状部21から金具3が脱落しないようにして作業者の安全を確保することができる。
また、本実施形態によれば、係止部31は、管状部21に対して点接触することにより、金具3と管状部21との接触箇所を最小限にして、金具3を滑らかに移動させることができる。
また、本実施形態によれば、管状部21は、足場用パイプ6と同一径であることにより、管状部21及び足場用パイプ6により構成した手摺上を安全帯7がスムーズに移動することができる。
また、本実施形態によれば、安全帯7を足場に取り付けるための部材と、足場用パイプを建地4に取り付けるための部材と、を足場用安全帯取付具1で共用することができるので、足場を構成する部材の数を減らすことができ、輸送コストの増大を抑制することができ、足場を容易に組み立てることができると共に、足場を構成する部材のコストを抑制することができる。
なお、本実施形態において、ジョイント5を介して足場用パイプ6と管状部21とを繋ぎ合せたが、ジョイント5を介さずに足場用パイプ6と管状部21とを直接繋ぎ合わせてもよい。
(第2の実施形態)
<先行手摺用支柱部材の構成>
本発明の第2の実施形態に係る先行手摺用支柱部材50の構成につき、図9及び図10を参照しながら、以下詳細に説明する。
先行手摺用支柱部材50は、上層階において足場板を敷設する前に設置される足場用先
行手摺に使用される。
先行手摺用支柱部材50は、支柱部51と、クランプ52と、クランプ53と、足場用安全帯取付具60と、を備えている。
支柱部51は、下端に設けられた平板511と、平板511よりも上方に設けられたフック512と、を備えている。支柱部51は、建地に取り付けられる。
クランプ52は、支柱部51の上端に取り付けられ、支柱部51を建地に固定する。
クランプ53は、支柱部51の下端に取り付けられ、支柱部51を建地に固定する。
足場用安全帯取付具60は、安全帯を足場に取り付けるために使用される。
<足場用安全帯取付具の構成>
本発明の第2の実施形態に係る足場用安全帯取付具60の構成につき、図9から図11を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、図9は、連結部材61が下方に位置している状態を示しており、図10は、連結部材61が管状部621と同軸となる位置にある状態を示している。
なお、足場用安全帯取付具60において、足場用安全帯取付具1と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。
足場用安全帯取付具60は、金具3と、取付部材62と、連結部材63と、を備えている。
取付部材62は、支柱部51に取り付けられている。取付部材62は、取付板部22及び管状部621を備えている。
管状部621は、管状であり、下方側において内部を外部に開放すると共に周方向に沿って形成された開放溝211を備えている。管状部621には、連結部材63を回転自在に保持する軸部622が管状部621の軸方向の両端に設けられている。
側壁部222は、管状部621と一体に形成され、管状部621から上方に立設されている。
連結部材63は、複数設けられ、取付部材62に対して回転可能に取り付けられている。連結部材63は、取付部631と、連結部632と、フランジ部633と、を備えている。
取付部631は、板状であり、軸部622に対して回転可能に取り付けられている。
連結部632は、足場用パイプ6よりも小径である管状に形成されており、図11に示すように、足場用パイプ6の内部に収納されて足場用パイプ6の端部に連結される。連結部632には、図示しない弾性部材により付勢されて外周から突出する係止爪634が設けられている。係止爪634は、足場用パイプ6の係止孔6aに係止される。連結部632に取り付けられる足場用パイプ6は、足場用先行手摺の一部として使用される。
フランジ部633は、取付部631と連結部632との間に設けられ、連結部632よりも大径であると共に、管状部621及び足場用パイプ6と同一径である。
金具3は、U字状であり、管状部621に対して着脱自在に懸架されると共に、管状部621の軸方向及び管状部621の周方向に移動自在である。
係止部31は、管状部621の軸方向及び管状部621の周方向に沿って移動自在に管状部621に係止可能であると共に、窓穴225に挿入可能な大きさに形成されている。対向する係止部31の間隔は、管状部621の外径よりも小さい。係止部31は、管状部621の周方向に沿って管状部621上を移動した際に、当接部226に当接してそれ以上の周方向への回転を規定される。係止部31は、管状部621から所定距離だけ浮いた状態で管状部621の周方向に沿って移動した際に、窓穴225を貫通する。
係合部32は、係止部31が管状部621に係止した際に管状部621に対して所定間隔を有して対向して、図示しない安全帯のフックが係合可能になる。
<足場用先行手摺の取付方法>
本発明の第2の実施形態における足場用先行手摺の取付方法につき、図12から図14を参照しながら、以下に詳細に説明する。
まず、図12に示すように、支柱部51のフック512を建地4の支持部材41に係止すると共にクランプ52及びクランプ53を用いて建地4に対して支柱部51を取り付ける。
次に、図13に示すように、建地4に固定していない別の先行手摺用支柱部材50の一方の連結部材63に足場用パイプ6の一端を連結すると共に、この足場用パイプ6の他端に、図13において矢印S1で示すように、建地4に固定した先行手摺用支柱部材50の一方の連結部材63を連結する。連結部材63と足場用パイプ6とは、連結部材63の係止爪634が足場用パイプ6の内壁による押圧力を受けて弾性変形し、足場用パイプ6の係止孔6aが係止爪634の位置に到達した際に、弾性復帰力により復帰した係止爪634が係止孔6aに係合することにより連結される。
次に、図13において矢印S2で示すように、建地4に固定していない先行手摺用支柱部材50の支柱部51を上方に持ち上げて、上記と同様の手順により支柱部51を隣の建地4に固定する。各建地4に対して上記作業を繰り返すことにより、足場用先行手摺の取付作業が完了する。この際、連結部材63は、管状部621に対して回転するので、支柱部51を容易に上方に持ち上げることができる。
次に、先行手摺用支柱部材50の取付部材2に対して、金具3を取り付ける。なお、この後の作業は、上記第1の実施形態の足場用安全帯取付具1の取付方法における作業と同一であるので、その説明を省略する。
このようにして足場用先行手摺を取り付けた後、図14に示すように、足場板9を取り付ける。
足場板9を取り付けた足場では、図14に示すように、作業者Kは、足場用安全帯取付具60及び足場用パイプ6により構成される手摺に安全帯7を介して接続される。金具3の係止部31は、足場板9上を移動する作業者Kに追従して、足場用安全帯取付具60の管状部621又は足場用パイプ6に係止しながら前後方向に移動する。これにより、作業者Kは、足場板9上を自由に安全に移動して作業を行うことができる。
安全帯7を取り付けた足場の作業者が足場板9上を歩いて移動する際に、作業者の移動
に追従して安全帯7を取り付けた金具3が先行手摺上を移動する。この際、管状部621と足場用パイプ6とは同一径であるため、足場用パイプ6及び管状部621により凹凸の無い先行手摺を構成することができるので、金具3は先行手摺上をスムーズに移動することができる。
なお、管状部621に足場用パイプ6を取り付けた後に金具3を管状部621に懸架させたが、金具3を管状部621に懸架させた後に管状部621に足場用パイプ6を取り付けてもよい。
また、支柱部51を建地4に取り付けた後に金具3を管状部621に懸架させたが、金具3を管状部621に懸架させた後に支柱部51を建地4に取り付けてもよい。
このように、本実施形態によれば、足場を構成する部材に取り付けられる支柱部51と、支柱部51に設けられると共に安全帯7が取り付けられる足場用安全帯取付具60と、を有し、足場用安全帯取付具60は、管状の管状部621と、管状部621に設けられて支柱部51に取り付けられる取付板部22と、を備える取付部材62と、管状部621の軸方向に沿って移動自在に管状部621に係止可能な係止部31と、係止部31が管状部621に係止した際に管状部621に対して間隔を有して対向すると共に安全帯7が係合可能な係合部32と、を備え、管状部621に着脱自在に懸架される金具3と、管状部621の軸方向の端部に回転可能に取り付けられる取付部631と、足場用先行手摺となる足場用パイプ6の先端に連結して足場用パイプ6と管状部621とを同軸に配置させる連結部632と、を備える連結部材63と、を有することにより、輸送コストの増大を抑制することができ、容易に設置することができると共に、安価に製造することができる。
また、本実施形態によれば、管状部621は、下方において周方向に沿って形成された内部を外部に開放する開放溝211を備え、係止部31は、管状部621の周方向に沿って移動自在であり、取付板部22は、管状部621より上方に立設された側壁部222と、側壁部222の開放溝211の上方に設けられると共に板厚方向に貫通して係止部31を挿入可能な窓穴225と、を備え、側壁部222は、窓穴225の下方に設けられると共に管状部621の周方向に沿って管状部621上を移動する係止部31が当接する当接部226を備える、ことにより、足場を組み立てた状態において、金具3を容易に管状部21に取り付けたり管状部21から取り外したりすることができると共に、金具3に安全帯7を接続した場合には管状部621から金具3が脱落しないようにして作業者の安全を確保することができる。
また、本実施形態によれば、係止部31は、管状部21に対して点接触することにより、金具3と管状部21との接触箇所を最小限にして、金具3を滑らかに移動させることができる。
また、本実施形態によれば、管状部621は、足場用パイプ6と同一径であることにより、管状部621及び足場用パイプ6により構成した手摺上を安全帯7がスムーズに移動することができる。
また、本実施形態によれば、安全帯7を足場に取り付けるための部材と、先行手摺となる足場用パイプ6を建地4に取り付けるための部材と、を足場用安全帯取付具60で共用することができるので、足場を構成する部材の数を減らすことができ、輸送コストの増大を抑制することができ、足場を容易に組み立てることができると共に、足場を構成する部材のコストを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、安全帯7を足場に取り付けるための部材と、先行手摺を組
み立てる際に必要となる支柱部材と、を先行手摺用支柱部材50で共用することができるので、足場を構成する部材の数を減らすことができ、輸送コストの増大を抑制することができ、足場を容易に組み立てることができると共に、足場を構成する部材のコストを抑制することができる。
本発明は、部材の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
具体的には、上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、管状部21及び管状部621に開放溝211を設けると共に取付板部22に窓穴225を設けたが、開放溝211及び窓穴225を設けなくてもよい。この場合、管状部21又は管状部621に足場用パイプ6を取り付ける前に、金具3に管状部21又は管状部621を挿入して係止部31を管状部21又は管状部621に係止しておけばよい。
また、上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、取付板部22を側壁部222、上壁部223及び側壁部224により形成したが、管状部21又は管状部621から上方に立設される側壁部222を備えていれば、取付板部22を任意の形状にすることができる。例えば、側壁部222とは別に、管状部21から延設されて建地4に取り付けられる部材を設けてもよい。
また、上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、窓穴225を矩形状にしたが、金具3の係止部31を挿入可能な形状であれば、円形又は三角形等の任意の形状にすることができる。
また、上記第1の実施形態及び第2の実施形態において、金具3をU字状にしたが、管状部21又は管状部621に移動自在に係止可能且つ窓穴225に挿入可能な係止部を備えると共に、管状部21又は管状部621に係止部が係止した際に、管状部21又は管状部621との間に所定距離Rを設けて管状部21又は管状部621に対向する部分を備えていれば、金具をU字状以外の任意の形状にすることができる。
本発明は、安全帯を足場に取り付けるために使用される足場用安全帯取付具及びこれを備えた先行手摺用支柱部材に好適である。
1 足場用安全帯取付具
2 取付部材
3 金具
4 建地
5 ジョイント
6 足場用パイプ
6a 係止孔
7 安全帯
8 取付部材
9 足場板
21 管状部
22 取付板部
31 係止部
32 係合部
41 支持部材
50 先行手摺用支柱部材
51 支柱
60 足場用安全帯取付具
62 取付部材
63 連結部材
71 フック
211 開放溝
222 側壁部
223 上面壁
224 側壁部
225 窓穴
226 当接部
311 突起部
512 フック
621 管状部
622 軸部
631 取付部
632 連結部
633 フランジ部
634 係止爪

Claims (8)

  1. 足場に安全帯を取り付けるために使用される足場用安全帯取付具であって、
    足場用パイプと同軸に前記足場用パイプの先端に取り付けられる管状の管状部と、前記管状部に設けられると共に前記足場を構成する部材に取り付けられる取付板部と、を備える取付部材と、
    前記管状部の軸方向に沿って移動自在に前記管状部に係止可能な係止部と、前記係止部が前記管状部に係止した際に前記管状部に対して間隔を有して対向すると共に前記安全帯が係合可能な係合部と、を備え、前記管状部に着脱自在に懸架される金具と、
    を有することを特徴とする足場用安全帯取付具。
  2. 前記管状部は、
    下方において周方向に沿って形成された内部を外部に開放する開放溝を備え、
    前記係止部は、
    前記周方向に沿って移動自在であり、
    前記取付板部は、
    前記管状部より上方に立設された壁部と、前記壁部の前記開放溝の上方に設けられると共に板厚方向に貫通して前記係止部を挿入可能な窓穴と、を備え、
    前記壁部は、
    前記窓穴の下方に設けられると共に前記周方向に沿って前記管状部上を移動する前記係止部が当接する当接部を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の足場用安全帯取付具。
  3. 前記係止部は、
    前記管状部に対して点接触する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の足場用安全帯取付具。
  4. 前記管状部は、
    前記足場用パイプと同一径である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の足場用安全帯取付具。
  5. 上層階において足場板を敷設する前に設置される足場用先行手摺に使用されると共に安全帯が取り付けられる先行手摺用支柱部材であって、
    足場を構成する部材に取り付けられる支柱部と、
    前記支柱部に設けられると共に前記安全帯が取り付けられる足場用安全帯取付具と、
    を有し、
    前記足場用安全帯取付具は、
    管状の管状部と、前記管状部に設けられて前記支柱部に取り付けられる取付板部と、を備える取付部材と、
    前記管状部の軸方向に沿って移動自在に前記管状部に係止可能な係止部と、前記係止部が前記管状部に係止した際に前記管状部に対して間隔を有して対向すると共に前記安全帯が係合可能な係合部と、を備え、前記管状部に着脱自在に懸架される金具と、
    前記管状部の前記軸方向の端部に回転可能に取り付けられる取付部と、前記足場用先行手摺となる足場用パイプの先端に連結して前記足場用パイプと前記管状部とを同軸に配置させる連結部と、を備える連結部材と、
    を有することを特徴とする先行手摺用支柱部材。
  6. 前記管状部は、
    下方において周方向に沿って形成された内部を外部に開放する開放溝を備え、
    前記係止部は、
    前記周方向に沿って移動自在であり、
    前記取付板部は、
    前記管状部より上方に立設された壁部と、前記壁部の前記開放溝の上方に設けられると共に板厚方向に貫通して前記係止部を挿入可能な窓穴と、を備え、
    前記壁部は、
    前記窓穴の下方に設けられると共に前記周方向に沿って前記管状部上を移動する前記係止部が当接する当接部を備える、
    ことを特徴とする請求項5記載の先行手摺用支柱部材。
  7. 前記係止部は、
    前記管状部に対して点接触する、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の先行手摺用支柱部材。
  8. 前記管状部は、
    前記足場用パイプと同一径である、
    ことを特徴とする請求項5から請求項7の何れかに記載の先行手摺用支柱部材。
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